JPH02225222A - シート材給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、画像形成装置に紙等のシート材を給送するシ
ート材給送装置に係り、詳しくはトレイのシート材積載
面の摩擦状態を改善したシート材給送装置に関する。

（ロ）従来の技術 第１２図は従来の画像形成装置における給紙装置の要部
を示す。装置の突当板２９に沿って、トレイ３０が図示
しないチェーン装置により昇降される。そして、トレイ
３０の突当板２９側の端部３０ａか一段低く形成されて
いて、この端部３０ａにシート材１０と同等またはやや
大きい摩擦係数を有する摩擦部材２ｏかトレイ３０の土
面とほぼ面一に貼着されている。そして、トレイ３０が
上昇し、シート材給送位置において、装置−Ｅ部に設け
られた給送ローラ１５により、最上部のシート材１０が
一枚づつ給送される。

ここで、シート材１０の給送の現像を説明すると、第１
３図及び第１４図に示ずようにローラ１５の押圧力をＦ
とし、シート材１０の第一枚目上面とローラ１５との摩
擦係数なμＲＰ％シート材１０の第一枚目と第２枚目、
第２枚目と第３枚目との間の摩擦係数をμＰ１２　＋μ
ｐ２３とし、シート材１０とトレイ３０との間の摩擦係
数をμＰＲとすると、 μＰＭ＞　μ　１２句μＰ２３　〉μＰＴ即ち、ローラ
１５とシート材１０との間の摩擦係数はシート材１０間
のＲ擦係数より大きく、シート材１０とトレイ３０との
間は一般にシート材１０間の摩擦係数より小さい。

従って、第１３図において、第一枚目のシート材１０に
は、μＭＰＸ　Ｆ　−μＰＩ２　Ｘ　Ｆ　＞　Ｏ、第２
枚目のシート材１０には、μＰ１２ＸＦ−μＰ□、ＸＦ
舛０の力か作用し第１枚目のシート材１０が給送される
が、第２枚目のシート材１０は給送されず、重送か起こ
らない。

ところか、第１４図においては、第２枚目のシート材１
０には、μＰ１２ＸＦ−μ２アＸＦ＞Ｏの力か作用する
ので、第１枚目のシート材１０に追従して、第２枚目の
シート材１０も給送され重送が発生ずる。

上述の重送を防止するために、通常摩擦係数がシニト材
１０と同等またはやや大きい鷹擦部材２０を端部３０ａ
に、前記したように貼着している。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、トレイ３を下降させて、第１５図に示す
ように、シート材積載位置で、多数のシート材１０の束
をトレイ３０の上面を滑らせて積載しようとするとき、
束の下面のシート材１０か貼着された摩擦部材２０に引
掛り、第１６図に示すように、傷付けられることがある
ばかりでなく、その上のシート材】０か斜行したり、給
送されないというような事故が発生ずるという問題かあ
った。

そこで、トレイのシート材積載面に設けられた摩擦部材
に触れないように案内するガイド部材を設けて、シート
材積載面へのシート材の積載を容易かつ確実に行なうこ
とができるシート材給送装置を提供することを目的とす
るものである。

（−、）　　課題を解決するための手段本発明は上述事
情に鑑みなされたものであって、例えは、第１図を参照
して示すと、上部に給送ローラ（１５）を設け、シート
材の積載位置にＦ降して該シート材（１０）を積載し、
上昇して最１−位置の前記シート材（ｌＯ）を−枚づつ
１７Ｉ記給送ローラ１１５）により給送される昇降可能
な１〜レイ（２）を：没け、ｉＦｉ　ＴｒＱ　ｕ　送０
−ラ（１５）　ノＬ方の鳳ｌ・レイ（２）のシート材積
載面（３）に該シート材（１，Ｏ）と同等もしくはやや
大きい摩擦係数を有する摩擦部材（２０）を取付しづて
なるシート材給送装置（１）において、前記トレイ（２
）か前記シート材積載位置に下降したときに、前記シー
ト材積載面（３）から突出し、前記シート材（１０）を
前記摩擦部材（２０）に接触しないように案内するガイ
ド部材（２１）を設けてなることを特徴とする。

（ホ）　作用 以上の構成に基づき、トレイ（２）がシート材積載位置
に降下したときに、ガイド部材（２１）かシート材積載
面（３）に突出し、積載されたシート材（１０）の束が
摩擦部材（２１）に接触しないようにガイド部材（２１
）により案内される。

なお、カッコ内の符号は、同等＋１１成を限定するもの
ではない。

（へ）実施例 以下、図面に沿って本発明の実施例について説明する。

先づ、第１実施例を第１Ｖ４乃至第６図を参照して説明
する。第５図はシート材給送装置１の正面図であり、第
６図は第５図のＡ−Ａ断「ＩＩ側面図である。３はｌ・
レイ２のシート材積載面てあり、シート材積載面３の両
側に側板５　ａ　、　５　ｂが設けられ、側板５ａにガ
イド板６か取付けられ、側板５ｂに水平部材７か取付け
られ、この水平部材７に仕切板９が横方向に移動自在に
取付けられ、積載されたシート材１０かガイド根６．什
切板９及び装置１に設けられた突当板１１に仕切られ、
チェーン装′１１１．２によりトレイ２か昇降するよう
になっており、このチェーン装置１２かモータ１３によ
り駆動されるようになっている。また、−上部にシート
材１０を一枚づつ給送する給送ローラ１５が設けられ、
給送されたシート材１０はガイド１６を経て搬送ローラ
１７により所要装置内に排出されるようになっている。

なお、前記トレイ２はシート材積載位置まで下降して、
シート材１０か積載され、シート材１０の給送位置まで
上昇してシート材１０か一枚づつ給送ローラ１５により
給送されるようにチェーン装置１２により駆動されるよ
うになっている。また１９はシート材１０を積載時開閉
するカバーである。

そして、更に詳細に説明すると、第１図乃至第３図に示
すように、トレイ２のシート材積載面３における給送ロ
ーラ１５の下方側端部３ａが他部より少し低く形成され
、この端部３ａにシート材１０の移動方向に向いて複数
個のスリット３ｂが形成され、この端部３ａにスリット
３ｂを避けて、シート状かつ櫛形で、摩擦係数かシート
材１０と同等またはやや大きい摩擦部材２ｏがその上面
を他のシート材積載面３の高さにほぼ合わせるように貼
着されている。

また、装置′！？１の底面１ａにおける給送ローラ１５
の下方に、シート材１０の進行方向に高さが漸増する比
較的摩擦係数の少ないガイド部材２１が設けられ、トレ
イ３がシート積載位置に下降したときに、ガイド部材２
１の一部か前記スリット３ｂを貫通して突出するように
なっている。

本実施例は以上のように構成されているので、トレイ２
がシート材給送位置に上昇して、シート材１０を給送す
る際、最上位置のシート材１０が一枚づつ給送され、最
後の一枚のシート材１０も、前記摩擦部材２０の摩擦係
数がシート材１０と同等またはやや大きい程度であるの
で、摩擦係数の大きい給送ローラ１５に引かれて円滑に
給送される。

また、トレイ２がシート材積載位置に下降して、多数の
シート材１０の束をトレイ２のシート材積載面３上を滑
らせながら載置する際、第４図に示すように、前記ガイ
ド部材２１が摩擦部材２０上に突出しているため、シー
ト材１０の束の下面は突出している摩擦係数の少ない突
出部材２１の」二部を滑って円滑にシート材積載面３上
に載置される。

次に、第２実施例を第７図乃至第１１図を参照して説明
する。第８図に示すように、トレイ２のシート材積載面
３の一段低い端部３ａに近接して軸溝３０かシート材１
０の移動方向に対直交して形成され、この軸溝３Ｃに軸
２２が埋没して設けられ、この軸端か第９図に示すよう
に、シート材積載面の両側面に設けた支え２３により支
持され（かしめて固定してもよい）、シーｌ−材１０の
移動方向を向く角孔２５がシート材積載面３とその端部
３ａに亘って形成され、軸２２に枢支されて、角孔２５
内を回動できる摩擦係数の小さいソフタ板２６が水平位
置において、上面が前記摩擦部材２０及びシート材積載
面３に而−になるように設けられ、また、第１０図に示
すように、リフタ板２６の端部はシート材積載面３より
一段低い端部３ａに係止されるようにしてもよい、そし
て、リンク板２６のほぼ中央部下方に突出部材２７が装
置１の底面１ａに取付けられ、第１１図に示すように、
トレイ２がシート材積載位置に下降した際には、リフタ
板２６かある程度突き上げられるようになっている。

従って、シート材積載位置にトレイ２か下降し、シート
材１０を積載するときには、リフタ板２６が北方に持ち
上げられ、第１１図に示すように、シート材１０の束を
その下面によりシート材積載面３を滑らせて積載する。

この際、シート材１０の束は摩擦係数の小さいリフタ板
２６上を滑りながら上方に曲げられ、摩擦部材２０に摺
擦することもなく、円滑にシート積載面３に載置される
。

また、トレイ３が上昇してシート材１０を給送するとき
には、第１０図に示ずようにリフタ板２６は摩擦部材２
６と面一になりシート材給送作業は円滑に行なわれる。

（ト）発明の効果 以上、説明したように本発明によると、トレイ（３）が
シー１〜材積載位置に下降したときに、ガイド部材（２
１）がシート材積載面（３）に突出し、シート材（１０
）の束を摩擦部材（２０）に接触しないように案内する
ので、シート材（１０）が摩擦部材（２０）引掛かるこ
となく、シート材（１０）の束の下面を傷つけたり、下
面の上のシート材（１０）が斜行したり、給送できなく
なるというような事故を防止できて、容易かつ確実にシ
ート材（１０）をトレイ（３）に積載することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の拡大断面図、第２図はト
レイがシート積載位置に下降している状態を示す拡大断
面図、第３図はトレイの平面図、第４図は作用説明図、
第５図は装置全体の正面図、第６図は第５図のＡ−Ａ断
面側面図、第７図は第２実施例のトレイな示す平面図、
第８図は第７図のＣ−Ｃ断面図、第９図は第７図のＤ祖
国、第１０図は第７図のＢ−Ｂ断面図、第１１図はトレ
イがシート積載位置に下降した状態を示すＢ−Ｂ断面図
、第１２図乃至第１６図は従来例を示し、第１２図は側
面図、第１３図乃至第１６図は説明図である。 １・・・シート材給送装置 ３・・・シート材積載面 １５・・・給送ローラ ２１・・・ガイド部材 ２・・・トレイ １０・・・シート材 ２０・・・摩擦部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上部に給送ローラを設け、シート材の積載位置に下
   降して該シート材を積載し、上昇して最上位置の前記シ
   ート材を一枚づつ前記給送ローラにより給送する昇降可
   能なトレイを設け、前記給送ローラの下方の該トレイの
   シート材積載面に該シート材と同等もしくはやや大きい
   摩擦係数を有する摩擦部材を取付けてなるシート材給送
   装置において、 前記トレイが前記シート材積載位置に下降 したときに、前記シート材積載面から突出 し、前記シート材を前記摩擦部材に接触しないように案
   内するガイド部材を設けてなる、ことを特徴とするシー
   ト材給送装置。