JPH0222512A - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

アブソリュートエンコーダ

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JPH0222512A
JPH0222512A JP63171922A JP17192288A JPH0222512A JP H0222512 A JPH0222512 A JP H0222512A JP 63171922 A JP63171922 A JP 63171922A JP 17192288 A JP17192288 A JP 17192288A JP H0222512 A JPH0222512 A JP H0222512A
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JP
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track
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bit
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JP63171922A
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Tetsuo Hattori
徹夫 服部
Yasushi Ono
康 大野
Yasushi Kaneda
安司 金田
Shoji Ishizaka
石坂 祥司
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はアブソリュートエンコーダに関するものである
[従来の技術] 従来、アブソリュートエンコーダとして、例えば特開昭
57−175211号公報または実開昭60−1529
16号公報に示されているように、符号板上のアブソリ
ュートパターンを1トラツクにし、このトラック長さ方
向に複数の検出器を配列して、各検出器の出力の組合せ
コードによフて絶対位置を検出する磁気式または光学式
のアブソリュートエンコーダが知られている。
[発明が解決しようとする課題] 前述の従来のアブソリュートエンコーダでは、磁気式と
光学式とを問わず、そのアブソリュートパターンの二進
ビット0.1の読み取りのために複数の非接触検出器を
トラック上に配列するが、この配列の検出器相互の間隔
にはトラックのアブソリュートパターンに対応した高い
寸法精度が要求され、従ってエンコーダの組立と調整が
極めて難しい作業となる問題点を含んでいる。
従ってこの発明の課題は、前述の問題点を解決して、複
数の検出器をトラックに沿って所定間隔で複数配列する
必要を無くし、トラック上の−箇所てアブソリュートパ
ターンを検出することによりアブソリュートコード信号
を取り出すことができるようにしたアブソリュートエン
コーダを得ることにある。
[課題を解決するための手段] この発明のアブソリュートエンコーダは、アブソリュー
トパターンを有するトラックを設けた符号板と、この符
号板に対して前記トラックの長平方向に相対移動可能な
前記パターンの読み取り用の検出器とを備えたものにお
いて、 前記検出器から出力される直列データを所定ビット数の
並列データに変換する直列・並列データ変換手段を設け
たことによって前述の課題を達成したものである。
[作 用] この発明のアブソリュートエンコーダでは、符号板と検
出器との相対移動に伴って前記検出器がアブソリュート
パターンの二進ビット0.1の読み取り結果を直列デー
タとして出力すると、この直列データは前記変換手段に
順次取り込まれ、それに同期した変換動作によって、所
定ビット数の並列データに順次変換されて出力される。
例えば符号板のアブソリュートパターンが4ビツトのア
ブソリュートコードからなる場合、例えば4ビツトシリ
アルイン・パラレルアウトのシフトレジスタなどの直列
・並列データ変換手段によって検出器からの直列データ
が4ビツトの並列データにビット単位で順次変換され、
単一の検出器からの直列データ出力によってアブソリュ
ートコード信号を取り出せるようになっている。
直列・並列データ変換手段の動作は検出器からの直列デ
ータ信号に同期して行なわれるが、そのための同期信号
は、例えば符号板に一定ピッチのインクリメンタルパタ
ーンを設けておいてその検出信号から得ればよく、また
符号板と検出器の相対移動が常に定速であるような場合
には、所定周波数の発振器を用いたクロックパルス発生
器の出力を前記同期信号に用いればよい。
この発明の実施例を図面と共に説明すれば以下の通りで
ある。
[実施例] 第1図(a)(b)は、検出器に磁気抵抗効果素子(M
agnetoresistive Element;以
下MR素子という)を用いた磁気式アブソリュートエン
コーダの場合の本発明の一実施例を示すものであり、同
図(a)は円盤型符号板の模式平面図、また同図(b)
は前記円盤型符号板に着磁されたアブソリュートパター
ン信号を読み取るMR素子センサの配置を示す模式平面
図である。
51図(a)において、符号板1にはその回転軸心3を
中心とする三本の円形のトラック2a。
2b、2cが同心円状に設定されている。
ここでトラック2a、2bはアブソリュートパターンを
有するトラックであり、この実施例では相補的なダブル
トラックを用いて検出器の読み取りのS/N比を向上し
た場合を例示しているが、勿論、−本のアブソリュート
パターントラックによるものであってもよい。
第1の円形トラック2a上には、円周を16分割(1ビ
ツト分がπ/8ラジアンに相当)した16ビツト(N=
4)のアブソリュートパターンが着磁ビット6a〜6d
と未着磁ビット7a〜7dによって形成されている。
第1図(a)の第1の円形トラック2 aにおいて12
時の位置から時計方向へ順にビット構成を説明すると、
未着磁ビット7aは連続した四つの「O」ビット、着磁
ビット6aは連続した二つの「1」ビット、未着磁ビッ
ト7bは単一の「O」ビット、着磁ビット6bは単一の
「1」ビット、未着磁ビット7cは単一の「OJビット
、着磁ビット6cは連続した四つのrl」ビット、未着
磁ビット7cは連続した二つの「0」ビット、そして着
磁ビット6dは単一の「1」ビットと現すことができ、
従ってこのパターンのアブソリュートコードは、 rOOOOllololllloolJということにな
る。
第2の円形トラック2b上にも、円周を16分割(1ビ
ツト分がπ/8ラジアンに相当)した16ビツト(N=
4)のアブソリュートパターンが着磁ビット6e〜6h
と未着磁ビット78〜7hによって同様に形成されてい
るが、このアブソリュートパターンは第1のトラックの
アブソリュートパターンの丁度反転パターンになってお
り、従ってこのパターンのアブソリュートコードは、r
l 111001010000110Jということにな
る。
前記各着磁ビット6a〜6hは、1ビツトの長さ寸法(
角度範囲)をλ、着磁ビットのビット数をnとするとき
、トラック長手方向に2n千1個の交互に極性の異なる
着磁区画(S、N)を隣接配列して構成されており、し
かも磁場分布を対称的にするために、前記配列の始端と
終端の着磁区画のトラック長手方向の長さ寸法をλ/4
に実質的に等しく、これらの間に挟まれた中間の着磁区
画のトラック長手方向の長さ寸法をλ/2に実質的に等
しくしである。例えば、着磁ビット6aではn=2であ
るから合計五つの着磁区画(NSNSN)が−列に並び
、始端と終端の二つの着磁区画(N、N)はトラック長
手方向に夫々λ/4の長さ、中間の三つの着磁区間(S
、N、S)は夫々λ/2の長さを有している。ここで、
λは1ビツト分の長さ寸法であって、第1図の実施例で
はN=4であるから、符号板1の円形トラック上では角
度範囲にして360/16=2’2.5度(7?:/8
ラジアン)に相当する。
一番内側の第3のトラック2Cは前述の同期信号を得る
ためのインクリメンタルパターンを有するものであり、
このトラック2C上には、丁度1ビツトの長さ寸法(角
度範囲)λに相当する16個の着磁区画N、Sが交互に
極性を換えて配列され、全周を16分割したインクリメ
ンタルパターンとなっている。
検出器10は、第1図(b)に、示すように符号板1の
トラック2a、2bのアブソリュートパターン読み取り
用のMR素子センサila、llbとトラック2Cのイ
ンクリメンタルパターン読み取り用のMR素子センサI
lcとを有し、鎖線で示したように符号板1と対置され
て、回転軸心3を中心とする両者間の相対回転に伴ない
、センサ11aが第1の円形トラック2aの着磁ビット
によるアブソリュートパターンを読み取ると同時にセン
サflbが第2の円形トラック2bの反転アブソリュー
トパターンを読み取り、その時の同期信号を得るべくセ
ンサlieが第3の円形トラック2c上のインクリメン
タルパターンを読み取るものである。
個々のMR素子センサについて、第2図にはセンサll
a、llb、llcの構成が示されている。第2図に示
すように、第1のトラック2aのためのMR素子センサ
llaは、トラック長手方向にλ/4の間隔をあけた二
本の細い並行なMR素子15a、15bからなり、同様
に第2のトラック2bのためのMR素子センサllbも
トラック長手方向にλ/4の間隔をあけた二本の細い並
行なMR素子15c、15dからなっている。これに対
して第3のトラック2CのためのMR素子センサllc
は、トラック長手方向にλ/2の間隔をあけた二本の細
い並行なMR素子15e5fからなる。この場合、セン
サ11a、11bでMR素子同士がトラック長手方向に
関して位置ずれなく揃えられているが、これは第1図(
a)に示すように、両トラック2a、2bが周方向に位
相差τで併設されているからであり、これらトラック同
士が成る位相差で周方向にずれて設けられている場合に
は、センサllaとflbの配置も対応する位相差でず
らせばよい。またこのことはもう一つのセンサlieに
ついても言えることである。
前記アブソリュートパターン読み取り用のMR素子15
a〜+5dは、第2図に示すように、5aと15c、1
5bと15dがそれぞれ組にされて直列接続され、両直
列接続バスで電流の向きが互いに逆になるように、直流
電神端子17.20間でブリッジ回路を形成し、その信
号出力端子18.19間に検出出力を生しるように構成
しである。第2図には例として両トラックの着磁ビット
ロa、6fが添画されており、着磁ビット6aの終端の
着磁区画16ae及び着磁ビット6fの始端の着磁区画
16faと終端の着磁区画16fCの各々の長さ寸法は
共に前記MR素子15a。
15b間または+5c、15d間の間隔寸法と同じλ/
4であり、両着磁ビットのその他の中間の着磁区画(1
6ac、16ad、16fbなど)の長さ寸法はλ/2
である。
また、インクリメンタルパターン読み取り用のMR素子
15e、15fは、第2図に示すように前記直流電源端
子17.20間で直列接続されており、同様に前記直流
電源端子間にて直列接続された固定抵抗12a、12b
と共にブリッジ回路を構成して、各直列接続バスの中間
接続点を信号出力端子13.14に接続している。
MR素子は、水平磁場がかかると磁界の極性に拘らずそ
の強度に応じて自身の電気抵抗値を低下させる。従って
検出器10と符号板1との相対移動によって第2図のア
ブソリュートパターン読み取り用のセンサの出力端子1
8.19に生じる信号は次のようになる。
例えばMR素子15aに着磁ビットからの水平磁場がか
かると、MR素子15aの抵抗値が小さくなるから出力
端子18の電位が上昇し、MR素子15bに磁場がかか
ると出力端子19の電位が低下する。また、MR素子1
5cに磁場がかかると出力端子18の電位が低下し、M
R素子15dに11場がかかると出力端子19の電位が
上昇するようになる。両トラックのパターンは相補的で
あり、また両センサ共に一対のMR素子間の間隔はλ/
4であるので、出力端子18と19とでは振幅波形が丁
度上下対称となり、両出力間の位相のずれはλを360
度とすると90度の位相差に相当する。
また、インクリメンタルパターン読み取り用のセンサの
出力端子13.14に生じる信号は次の通りである。
即ち、一方のMR素子15eに水平磁場がかかるとその
抵抗値が小さくなるから出力端子13の電位が上昇し、
他方のMR素子15fに水平磁場がかかるとその抵抗値
が小さくなるから出力端子13の電位が低下する。一方
、出力端子14の電位は固定抵抗12a、12bによっ
て直流電源端子17,10間の中間の所定電位に固定さ
れている。
両MR素子15e、15f間の間隔寸法は、インクリメ
ンタルパターンの各着磁区間の長さ寸法λの丁度半分の
λ/2であるから、MR素子15e、15fの一方が最
大抵抗値のと咎に他方は最低抵抗値となり、従って符号
板lと検出器10との相対移動によって出力端子13.
14間にはインクリメンタルパターンのトラック2Cに
沿った水平磁場分布に対応して変化する信号出力が得ら
れる。
第3図には前記検出器10の検出出力を処理するための
信号処理回路の一例が示され、第4図には符号板1のト
ラック2a、2bに形成された相補的なアブソリュート
パターンおよびトラック2Cに形成されたインクリメン
タルパターンの各着磁ビットによるトラックに沿った水
平磁場パターンと前記信号処理回路の各部波形の例が示
されている。
検出器10において、MR素子センサ11a。
ttbの一方の出力端子18は信号処理回路21の入力
端子22に接続され、他方の出力端子19は入力端子2
3辷接続されている。
符号板1のトラック2aに形成されたアブソリュートパ
ターンの着磁ビットによる磁場パターンは第4図(a)
に示す通りであり、これと相補的なトラック2bに形成
された反転パターンの着磁ビットによる磁場パターンは
第4図(b)に示す通りである。これを各々λ/4の間
隔をあけた二本のMR素子からなるセンサlla、ll
bで相対走査すると、出力端子18には第4図(d)に
示すような脈流パルス状の信号が現われ、もう−方の出
力端子19には第4図(e)に示すような相補的な脈流
パルス状の信号が現われる。両出力端子18.19に現
われる信号を信号処理回路21の差動アンプ24に入力
して差動増幅すると、差動アンプ24の出力端25には
第4図(f)に示す通りのほぼ矩形波状の信号が得られ
る。この信号のパルス立上りと立下がりは、パルス幅に
関係なく一定の急峻なものとなる。そこでこの信号をコ
ンパレータ26によって成る一定の比較レベルで矩形波
に変換すると、コンパレータ26の出力端には第4図(
g)に示すような矩形波信号が得られる。この矩形波信
号は符号板1のアブソリュートパターンの読み取り結果
の直列データであり、この直列データはシフトレジスタ
28のシリアルインプット端子に入力される。
一方、符号板1のトラック2cに形成されたインクリメ
ンタルパターンの水平磁場パターンは第4図(C)に示
す通りてあり、これをλ/2の間隔をあけた二本のMR
素子15e、+5fからなるセンサIlcで相対走査す
ると、センサticの出力端子13.14間には水平磁
場パターンに対応した波形の脈流パルス状の信号が現わ
れるから、これを同様にパルス波形の整形処理をして、
ワンショットマルチバイブレータ29のトリガ入力端に
人力する。このようにして、ワンショットマルチバイブ
レータ29から、第4図(h)に示すような符号板1の
一周につき16分割されたビット対応のクロックパルス
を取り出し、これをシフトレジスタ28にシフトクロッ
クとして人力する。
この場合、好ましくは第4図(g)(h)に示されるよ
うに、クロックパルスがシフトレジスタ28への直列デ
ータ入力の最小ビット構成単位のパルス幅のほぼ中央の
時点に同期して生じるようにする。これはコンパレータ
26からの直列データの取り込みのタイミングを第4図
(g)に示す矩形波の立上り・立下がりの近くに選ぶと
誤った内容のデータがシフトレジスタ28に取り込まれ
る恐れが多くなるからであり、このようなタイミングの
退定はアブソリュートパターンのトラック2a、2bと
その検出器+1a、Ilbの組合せに対してインクリメ
ンタルパターンのトラック2Cとその検出器lieの組
合せの配置上の位相差を適当に設定することで容易に実
現可能である。
シフトレジスタ28は、以上のようなりロックパルスの
到来の度にシリアルインプット端子に入力されている前
記直列データを1ビツトづつ取り込み、内部ステージに
順次シフトさせながら格納する。このシフトレジスタ2
8は4ビツトのものであるから4ステージを備え、従っ
て各ステージのパラレルアウトプット端子27b、27
c、27dには、前記クロックパルスのタイミングで4
ビツトの並列データ出力が得られ、このようにして四つ
の出力端子27a〜27dから符号板1のπ/8ラジア
ンの回転角度毎にro、IJの組合せの異なる4桁の2
進コ一ド信号が得られるようになっている。
前記シフトレジスタ28への直列データ人力とシフトレ
ジスタ28の変換動作によって出力端子27a、27b
、27c、27dに現われる並列データ出力との関係を
図示すると第5図の通りである。この場合、固定された
検出器1oに対して符号板1が第1図(b)に矢印で示
すように反時計方向に回転しているものとする。この実
施例では、前述したようにN=4であるから、アブソリ
ュートコートは2N=16ビツトであり、第1図(b)
に示したように、符号板1の円周方向へ隣接する4ビツ
トを1ビツトづつシフトさせた場合に、前記隣接する4
ビツトに符号板1の一回転に互って同しro、IJの組
合せのコード信号か生じないようにトラック2上のアブ
ソリュートパターンの配列(アブソリュートコード)が
定められており、これは前述した通り、rooooII
101111001Jである。
従って出力端子27aを2°、27bを2′27cを2
2,27dを23に割り当てると、相対回転角度π/8
ラジアン毎に異なる内容の4ヒツトのアブソリュート信
号が得られ、第5図にはそれぞれのアブソリュート信号
に対応する子穴進数が右側に出力値として添え書きされ
ている。これから解るように、第5図の隣接4ビット分
のコード信号をそのまま数値化すれば16の子穴進数と
なり、またこれは符号板1を一回転した場合に一箇所と
して同し数値となっておらず、従ってアブソリュートエ
ンコーダが構成されていることが解る。
アブソリュートパターンの配列の決定は次のようにして
行なう。
即ち、ビット数が少ないときは順次試行錯誤的に行なっ
てもよいが、ビット数が多くなるとコンピュータで演算
させる必要がある。
前述の4ビツトの場合で説明すると、例えば各ビットが
「0」の場合は必ずあるから、先ず4つの「0」の連続
ro、O,O,OJを考える。モして「0」が5つ連続
すると同じ組合せが生じてしまうことになるから、「0
」が4つ続いた後には必ず「1」がくると考える。この
ようにして順次「Oノか「lJかを追加していき、4つ
ずつの区切りで1ビツトずつシフトしたときに同じ内容
の組合せが生じないようにすればよい。
このようにしてコンピュータに演算させた結果を第6図
(a)(b)(c)(d)に示す。
第6図(a)は5ビツト、即ちN=5の場合のアブソリ
ュートコードであり、第6図(b)は6ビツト、即ちN
=6の場合のアブソリュートコードであり、第6図(C
)は8ビツト、即ちN=8の場合のアブソリュートコー
ドであり、そして第6図(C)は10ビツト、即ちN=
10の場合のアブソリュートコードである。
第6図(b)(c)(d)のアブソリュートコードは、
行の末尾のビットがその次(下)の行の先頭のビットに
つながって一連のものとして構成される。
これら第6図のアブソリュートコードをロータリーエン
コーダに用いる場合には、最下行の最後のビットが第1
行の先頭のビットにつながって無端状に連続するように
する。
このようなアブソリュートコードによれば1トラツクで
アブソリュートパターンが実現できるので、所謂インク
リメンタル型のエンコーダと大きさが殆ど変わらないア
ブソリュートエンコーダを得ることが可能である。
以上は磁気式アブソリュートエンコーダの例であるが、
第7図乃至第9図は光学式アブソリュートエンコーダの
実施例を示している。
第7図(a)において、符号板101には不透明部分と
透明部分とでro、IJのビットを構成してなる前述と
同様のアブソリュートパターンを設けたトラック102
aと、−周分を16等分して各分割領域を不透明部分と
透明部分とに交互に繰り返してインクリメンタルパター
ンとしたトラック102cとが併設されている。符号板
101には、第7図(b)に示すように符号板を挟んで
対向する光@ 105 aと光電センサ104a、およ
び光源105Cと光電センサ104Cが検出器として組
み合わされ、符号板101とこれら検出器とは回転軸心
103を中心とする相対回転を行なう。この検出器は、
トラック102aを読み取るための単一の光電センサ1
04aと、トラック102cを読み取るための単一の光
電センサ104cからなり、これらの相対配置関係につ
いては前述の磁気式アブソリュートエンコーダの実施例
の場合とほぼ同様である。
第8図には前記各光電センサ104a、104Cの検出
出力を処理するための信号処理回路の一例が示されてい
る。すなわち、光電センサ104aの検出出力はパルス
整形回路126aによって波形整形されて矩形波信号か
らなるアブソリュートパターンの直列データとなり、シ
フトレジスタ128のシリアルインプット端子に入力さ
れる。
一方、光電センサ104C検出出力は、同様にパルス整
形回路126Cによって波形整形されたのち、ワンショ
ットマルチバイブレータ129のトリガ人力となる。こ
こで第9図にはパルス整形回路126aの出力である直
列データの矩形波信号(126a)と、もう一つのパル
ス整形回路126Cの出力である前記トリガ信号(12
6C)との信号波形が示されている。第9図に示したよ
うに、トリガ信号(126c)の立上りと立下がりのタ
イミングは、矩形波イス号(126a)の最小ビット単
位のパルス幅の略中央となるようになっており、シフト
レジスタ128での読み取り誤差を少なくしているのは
前述の例と同様である。
ワンショットマルチバイブレータ129は前記トリガ信
号(126c)の立上りと立下がりの両方でそれぞれパ
ルス出力を生じ、これかシフトレジスタ128のシフト
クロックとなる。このようにしてシフトレジスタ128
のバラ1ノルアウトプツト端子である4つの出力端子1
27a〜127dには前述と同様な4ビツトの二進コー
ト信号が得られることは述べるまでもない。
尚、以上に述べた実施例では、回転位置を読み取るため
のロータリーエンコーダを主に説明したが、本発明は直
線位置を読み取るためのリニアエンコーダにも適用でき
、その場合には、検出器と相対移動する符号板に前述の
ようなアブソリュートパターンを相対移動方向に沿って
直線的に形成すればよい。またクロックパルスを得るた
めに符号板にインクリメンタルパターンのト・ラックを
併設した場合を例に挙げたが、符号板と検出器の相対移
動が常に一定速度で行なわれるようなエンコーダの場合
には、信号処理回路中に一定周波数のクロックパルス発
振器をもたせることにより、インクリメンタルパターン
のトラックとその検出系を省くことができる。
[発明の効果] 以上に述へたように、この発明によれば、符号板のアブ
ソリュートパターンをトラックの一箇所で検出器によっ
て読み取り、得られた直列データを順次所定ビット数の
並列データに変換して出力するから、アブソリュートパ
ターンの読み取りにそのトラックに沿って複数の検出器
を所定間隔で配列する必要がなく、したがって従来のよ
うに検出器の位相差を配列間隔の位置調整で行なう必要
もないから、組立調整の容易なアブソリュートエンコー
ダをt是イ共することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例に係るha気式アブ
ソリュートエンコーダの円盤型符号板の模式平面図、同
図(b)は前記円盤型符号板に着磁されたアブソリュー
トパターンを読み取るMR素子センサからなる検出器を
示す模式平面図、第2図は前図のMR素子センサの構成
を示す説明図、第3図は前記検出器の検出出力を処理す
るための信号処理回路の一例を示す回路図、第4図(a
)〜(h)は符号板のトラックに形成されたアブソリュ
ートパターンンおよびインクリメンタルバターの着磁区
分による水平磁場パターンと前記信号処理回路の各全波
形を示す線図、第5図はこの発明の一実Bf&例に係る
アブソリュートエンコーダの読み取りデータの直列・並
列データ変換の様子を示す説明図、第6図は異なるビッ
ト数のアブソリュート信号を得るためのアブソリュート
パターンを決定するアブソリュートコードの幾つかの例
を示す説明図、第7図(a)はこの発明の別の実施例に
係る光学式アブソリュートエンコーダの円盤型符号板の
模式平面図、同図(b)は前図の矢印へ方自からみた正
面図、第8図は前図の光電センサの検出出力を処理する
ための信号処理回路の一例を示す回路図、第9図は波形
整形後のアブソリュートパターンおよびインクリメンタ
ルパターンの読み取りデータの矩形波の波形を示す線図
である。 (主要部分の符号の説明) 1           ・ 符号4反2a、2b:t
−ラック(アブソリュート)2C゛トラツク(インクリ
メンタル) 3 回転軸心 10:検出器 6a〜6h:着磁ビット 7a〜7h、未着磁ビット 11 a〜e : M R素子センサ 12a、b:固定抵抗 13.14:出力端子(インクリメンタル)15a 〜
f:MR素子 17 +訓電源端子 18.19:出力端子 2〇 −側電源端子 21 信号処理回路 26:コンパレータ 28:シフトレジスタ ワンショットマルヂバイプレータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アブソリュートパターンを有するトラックを設けた符号
    板と、この符号板に対して前記トラックの長手方向に相
    対移動可能な検出器とを備えたアブソリュートエンコー
    ダにおいて、 前記検出器から出力される直列データを所定ビット数の
    並列データに変換する直列・並列データ変換手段を設け
    たことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
JP63171922A 1988-07-12 1988-07-12 アブソリュートエンコーダ Pending JPH0222512A (ja)

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