JPH02224754A - レゼクトスコープ装置 - Google Patents

レゼクトスコープ装置

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JPH02224754A
JPH02224754A JP1049041A JP4904189A JPH02224754A JP H02224754 A JPH02224754 A JP H02224754A JP 1049041 A JP1049041 A JP 1049041A JP 4904189 A JP4904189 A JP 4904189A JP H02224754 A JPH02224754 A JP H02224754A
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electrode
section
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tube
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Shinichi Nishigaki
西垣 晋一
Kitoshi Sakashita
坂下 清登志
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気安全性の高いレゼクトスコープ装置に関
する。
[従来技術および発明が解決しようとする課題]近年、
体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体腔内臓
器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネル内に挿
通した処置具を用いて各種治療処置の出来る内視鏡装置
が広く利用されている。
前記内視a装置には、前立腺、子宮内腔、尿管内、腎孟
内等を、切除する高周波内視鏡装置がある。
この高周波内視m装置の一つに例えば、実開昭6O−1
49616Q公報に示されるように、尿道から膀胱内に
挿入し、切除用電極に高周波電流を通電することによっ
て、前立腺の切除等の処置ができるように構成されたレ
ゼクトスコープ装置がある。
一般に、レゼクトスコープ装置は体腔内に挿入される中
空のシースと、このシース後端側に着脱自在に装着され
るスライダを有する操作部と、この操作部の後端側から
着脱自在に装着されるll!察用スコープ(光学視管)
とからなり、体腔内組織切除用で先端が二叉に分岐され
てループ状にされた電極を前記シース先端から突没でき
るようにしである。操作部にはスコープを挿通するため
の金属製の案内管が設けられており、この案内管は、操
作部のシース接続部より前方に突出し、シース内に挿入
されると共に、シース接続部より後方ではその外周に前
記スライダが前後に摺動可能に設けられている。シース
内には前記電極を挿通案内する電極挿通管が案内管に併
設されており、この電極挿通管に挿通された電極は、更
に、前記スライダの電極挿入孔へと挿入され、スライダ
内の電気接点に固定される。そして、病変部に電極を当
て、高周波lidを流しながらスライダを前後に移動さ
せてやれば電極の前後動に伴って病変部を切除または凝
固することができる。
ところで、シース外径は体腔内に挿入するので体腔側の
侵帳を少なくする為に、極力細くする必要がある。
一方、シース挿入部内には、病変部を観察する為の光学
視管をも挿入する必要があり、II寮性能を確保するた
めには、光学視管径が太いほど有利である。又、シース
挿入部内を管路としてi1!流液を体腔内に送水するが
、きれいな視野を確保する為には充分な送水を行なう必
要があり、極力太きな潅流液用の空間を用意する必要が
ある。このような事情によりシース内に挿入される電極
の外径もtill杓をうけ、そのため電極の絶縁被覆を
十分に厚くできずに、高周波電流を流した際に絶縁被覆
の絶縁破壊が起こることがしばしばある。
電極の絶縁被覆に、絶縁破壊が起こると、従来のレゼク
トスコープ装置では、絶縁破壊部近傍の金b@の導電性
部材を伝わってレゼクトスコープ装置の外装部に出てい
る導電性部材から、患者やvfI名に電流が漏れてしま
う。
又、たとえ絶縁破壊が起こらないにしても、高周波M流
(通常数100kHz)を用いているので、シース内を
挿通されている電極の被覆部材が直流的には十分な絶縁
状態であっても、薬品による消毒等が繰り返されると高
周波的には絶縁性が低下することが十分起こり得る。こ
のように高周波電流が長される電極とシースとの絶縁が
低下すると、シースが挿入される患者の体腔内壁側に高
周波電流が流れることになり、十分な安全性を確保でき
なくなる。
又、切除用電極がシース内を挿通される場合、電極が屈
曲しているとシース内壁面に接触することも起こり得る
。この場合被覆部材によって直流的には絶縁が保持され
ても、高周波的には微小容量を通してシース側に漏れて
しまうことが起こり得る。
尚、患者や術者への漏れ電流を防止する目的で、本出願
人によって例えば特願昭63−231869号で操作部
の案内管を絶縁部材で形成したものや操作部の接続部を
絶縁部材で形成たもの。或いは特願昭60−29291
9号のように、シース外套管の挿入部の内径又は外径の
少なくとも一方にセラミック層を設けているものが提案
されている。
しかし、上記の技術ではレゼクトスコープシステムのシ
ース及び操作部のどこかに、金属等の導電部材が患者及
び術者の接触する可能性の有る部品に使用されていた。
このため、前述したような高周波的微小容量による漏れ
電流や、電極の絶縁被覆部の高周波絶縁性の低下による
漏れ電流や、電極の絶縁被覆部の絶縁破壊による漏れ電
流を、患者や術者に全く漏れないようにすることはでき
ず、さらに問題なのは、上記のように各部をばらばらに
部分的に絶縁材で作っても、一部に金属等の導電性部材
が使用されていると、その導電性部材に他の絶縁部材を
さけて漏れ電流が集中し、そこに患者や術者が接触する
と、電流密度が大きくなり、火傷、ショック等が発生し
やすくなり、かえって危険になることが考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、レゼク
トスコープ装とを用いての手術の際に患者や術者がシー
ス外套管や操作部の金属等の導電部材に接触することに
よる漏れ電流を防止して、火傷、電気ショック等の危険
のない電気安全性の高いレゼクトスコープ装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決する手段および作用] 本発明のレゼクトスコープ装置は、高周波電波を用いて
体腔内の組織を切除または凝固する電極と、少なくとも
電極を挿通する中空管部が電気絶縁部材で形成されたシ
ースと、電極を体外から操作可能であって、電極をシー
スと共に包囲する電気絶縁材料形成された操作部とを備
えたものである。
本発明のシースは少なくとも電極を挿通する中空管部が
電気絶縁部材によって形成され、更に、操作部が電気絶
縁部材によって形成されている。
電極はシースと操作部によって包囲される。
[実施例] 第1図ないし第16図は本発明の第1実施例に係り、第
1図はしぜクトスコープ装置の全体の外観図、第2図は
電気絶縁材料で形成された案内管を有する操作部の外観
図、第3図は操作部の断面図、第4図は第3図のA−A
’’向断面図、第5図は第3図の8−8′方方向面図、
第6図は操作部内に設けられた電極の説明図、第7図は
第6図のc−c’’向断面図、第8図は電極の説明図、
第9図はシース内に設けられた電極の正面図、第10図
はシースとマンドリンとを組合わせたシースの外観図、
第11図はシースとマンドリンとを組合わせた断面図、
第12図は第11図のD−D方向断面図、第13図は第
11図のE−E’’向断面図、第14図は第12図のF
−F’方方向面面図第15図はシースの各部品の分解組
立て図、第16図はシースのカム溝部の説明図である。
本実施例のレゼクトスコープ装置1は、シース2と、こ
のシース2の後方に着脱自在に装着された操作部3と、
この操作部3の後方からシース2内に挿通される観察用
の光学視管4と、前記操作部3からシース2内に挿通さ
れる電極5とを備えている。
上記光学?l管4は、操作部3からシース2の中空管部
2aへ挿入される図示しない挿入部と手元部6とからな
っている。この挿入部内には、ライトガイド及びIl!
光学系が内挿されており、手元部6の側部には、このラ
イトガイドに照明光を供給するライトガイド接続部7が
設けられている。
更に、手元部6の後端部には図示しないライトガイドに
よって伝送された照明光によって照明され、図示しない
観察光学系によって伝送された被写体像を観察するアイ
ピース8が設けられている。
第2図に示すように、本実施例では電極部9とコード部
10と操作部3とが一体で形成されている。
操作部3は電極部9とコード部10とが一体に形成され
ている電極5と、光学視管4を挿入する光学視管挿入8
1111と、前記電極5を前後方向にスライドさせるス
ライダ部12と操作部本体13とを備えている。
更に、前記コード部10の後端部に設けられた硬性部1
4は図示しない高周波電源と電気的及び機械的に接続さ
れるプラグ15に着脱自在に固定されるようになってい
る。このプラグ15の電気絶縁材料によって円柱状に形
成された把持部16の端面には前記硬性部14を挿入す
る接続孔17が設けられており、更に周壁面には挿入さ
れた硬性部14を固定するねじ18が螺入されている。
第3図において、操作部3を構成する操作部本体13の
前方にはシース接続81119が形成されており、この
シース接続部19の前部には前方に細径となるようなテ
ーバ部20が設けられている。
このテーバ部20の後方には、ビン21が径方向に突設
されており、このビン21と前記テーバ部20によって
シース2と水密状態で着脱自在に接続できるようになっ
ている。
シース接続部19の後方には略正方形の新面形状のカバ
ー22が延設されており、このカバー22の下部には長
手方向に溝部23が設けられている。この溝部23の後
部には光学視管接続部24が設けられている。更に、シ
ース接続部19と溝部23との間には下方に向かって操
作部3を片手で保持した場合に中指及び薬指が掛けられ
るよう下指掛け25が、そしてカバー22の上部には上
方に向かって人差し指が掛けられる上指掛け26が突設
されている。前記溝部23内にはシース接続部19側よ
り後方に向けてばね軸27が延設されており、このばね
軸27にはコイルばね28゛が巻きつけられるようにし
て外装されている。なお、シース接続部19とテーバ部
20とビン21と力バー22と下指掛け25と上指掛け
26及びばね軸27は電気絶縁部材であるプラスチック
で形成されモールド部品として一体で成型されている。
また、溝部23内のばね@27の下方には前記シース接
続部19を貫通したプラスチック等の電気絶縁材料で形
成された案内管29がばね軸27に対して平行に設けら
れており、この案内管29の後端面は前記光学視管接続
部24に設けられた光学視管挿入孔30に内嵌されてい
る。そして、案内管29の管路と光学視管挿入孔30と
が連通ずるようになっている。この光学視管挿入孔30
の内周にはOリング31がOリング押え32によって固
定されており、光学視管挿入孔30より光学視管4を水
密に保持した状態で案内管29に挿通し光学視管4先端
部を操作部3の先端部へと導くことができるようになっ
ている。
前記溝部23内にはスライダ部12が設けられている。
このスライダtjS12は電気絶縁部材であるプラスチ
ックで形成されたスライダ前部34とスライダ後部35
とからなり、このスライダ前部34とスライダ後部35
の上部形状は溝部23内を移動自在なように溝部23の
内部形状と同形状をしている。このスライダ前部34に
はばね孔36が貫通し、このばね孔36に連通するよう
にしてスライダ後部35に軸孔37が貫通している。
更に、このばね孔36及び軸孔37の下部には案内管用
孔38がスライダ前部34とスライダ後部35とを貫通
するようにして設けられている。前記軸孔37およびば
ね孔36には前記ばね軸27が挿通されており、前記コ
イルばね28はスライダ前部34に設けられたばね孔3
6に挿通されて、スライダ後部35の前端面を押江する
ように付勢されている。また、案内管用孔38に挿通さ
れた案内管29はスライダ部12を摺動自在に支持して
いる。
前記スライダ前部34の後端面には孔39,39が設け
られており、この後端面に対向するスライダ後部35の
前端面には孔39.39に対応する位置にスナツプフィ
ツト40.40が突設されており、このスナツプフィツ
ト40.40と孔39.39とを係合することによりス
ライダ前部34とスライダ後部35とが一体化されてい
る。
更に、スライダ後部35の後端面からは操作部3を片手
で保持した場合、親指を掛けることのできる親指掛け4
1が延設されている。この親指掛け41は前方へ親指で
押されることにより前記コイルばね28の付勢力に抗し
てスライダ部12を前方に摺動させることができ、親指
の力を抜けばコイルばね28の付勢力によりスライダ部
12は光学視管接続部24の前端面に当接するようにな
っている。
前記光学視管接続部24の後端面であって光学視管挿入
孔30の上方には光学視管4の接続ビン42を挿入する
ビン孔43が設けられており、光学視管接続部24内に
設けられた空間44内に貫通するようになっている。こ
の空間44内にはビン孔43の前方で長手方向に対して
略直角にピアノ線45が架設されており、接続ビン42
をビン孔43に挿入すると接続ビン42に設けられた溝
36とピアノ線45とが係合し、光学視管4を操作部3
に着脱自在に接続するようになっている。
尚、第6図に示ずようにスライダ部12の溝部23内で
の移動けが調整できるように光学視管接続部24の後端
面よりねじ47が螺入されており、先端部が溝部23内
に突出してスライダ部12の後端面と当接するようにな
っている。
第6図及び第7図において、前記電極5の電極部9は前
記案内管29の下部°両脇に設けられたガイドバイブ4
8を挿通されて保持されており、シース接続部19を摺
動自在に貫通した後にスライダ部12内で下方に折曲げ
られるようになっている。電極部9は第8図のようにス
テンレスバイブ49内に電流を流すワイヤ50が挿通さ
れており、更にステンレスバイブ49の周囲をテフロン
チューブ51で電気絶縁被覆されている。電極部9の前
端部は案内管29の前端より左右から前方に突出するよ
うにへっており、電気絶縁部からワイヤ50が露出する
ようになっている。この露出したワイヤ50は高周波通
電時に体内組織を切除するようにシース2の内径より若
干小さい外径のループ状のループ52を形成している。
電極部9はシース接続部19に設けられた挿通孔53.
53及び挿通孔53に連通するOリング孔54.54に
挿通されている。各0リング孔54にはOリング押え5
5によって固定されたOリング56が設けられており、
電極部9が前後方向にWIllJする際に水密を保つよ
うになっている。電極部9は更にスライダ前部34に設
けられた電極孔57.57を挿通された後にスライダ前
部34とスライダ後部35との当接面に設けられた空間
58.58内で下方に折曲げられてスライダ前部34と
スライダ後部35との当接面に設けられた溝59.59
に尋かれる。電極部9の一方の端部は溝59内で第8図
に示すようにプラスチックスティック60によって密閉
されている。また、電極5の他方の端部は、rR59か
らスライダ前部34とスライダ後部35との当接面に設
けられた空間61内でコード部10の前部と電気的に接
続された状態で加締めバイブロ2にて圧着接続され、更
に加締めバイブロ2の周囲を熱収縮チューブ63によっ
て電気絶縁被覆されている。空間61の下部にはクラン
プ64がコード部10に巻き付けてあり、コード部10
が下方に抜は落ちないようになっている。
第10図は、シース2と、前記シース2が尿道内に円滑
に入るようにシース2の先端開口部を塞ぐためのマンド
リン65とを組合わせた状態を示す図である。
第11図ないし第14図に示すように、マンドリン65
は、シース2の中空管部2aの内径と略等しい外径を有
し、その先端付近が円く形成された先端部67と、手元
側にあるつまみ部68と、前記先端部67とつまみ部6
8とを保持接続している枠部69とより構成されている
。また、シース2は中空管部2aとシース本体70とか
ら構成されている。
前記つまみ部68の先端部付近にはシース本体部70の
手元付近に設けられている操作部接続部71のテーパ孔
72に嵌合させる為のテーバ部73と、左右両側面には
径方向に突出した接続ビン74a、74a1下方側面に
は同様に径方向に突出した位置決めビン74bとが設け
られており、操作部接続部71に形成されている接続溝
75a。
75a及び位置決め溝75bに、それぞれ対応して係入
できるようになっている。これら先端部67、つまみ部
68、枠部69、接続ビン74a1位置決めビン74b
はプラスチック等の電気絶縁部材により一体成形されて
おり、従来の金属製の場合より大幅に安く製造すること
ができる。
なお、つまみ部68の前端面は中空部76が前方に向け
て開口して設けられており、テーバ部73の肉厚を薄く
するように形成されている。これはプラスチックで成形
した際のひけ等を防止し、テーバ部73の寸法精度を向
上させると共に、つまみ部68を操作部接続部71に、
押し込んだ際に操作部接続部71側のテーパ孔72につ
まみ部68のテーバ部73が接触し、さらにテーバ部7
3が内径方向に撓むことができる°為°に、テーパ孔7
2とテーバ部73との密着性が良くなり水密性が向上す
るという効果がある。
シース2は、前記中空管部2aとこの中空管部2aの手
元側に連通する筒状に形成された前記シース本体部70
と、シース本体部70の先端側外周面に回動自在に遊嵌
された回転コック78と、シース本体部70の手元側外
周面を覆うように接続され、マンドリン65の接続ビン
74a、74aを着脱自在に接続する為のくの字形に形
成されたカム溝79a、79aを有するカム溝環80と
、カム溝環80の外周面を覆うカバー81とによって構
成されている。
そして、これら中空管部2aと、シース本体部70と、
回転コック78とカム溝環80及びカバー81はすべて
電気絶縁部材であるプラスチックにより形成されている
体腔内に挿入可能な外径を有する中空管路2aは、中空
管路2a内に挿入した電極5へ通電して病変部を切除や
凝固する際に生じる発熱に対しても充分な耐熱性を有す
るエポキシ樹脂等の絶縁部材より成り、電極5を手元側
いっばいに引き込んだ場合に、電極5を含む操作部3の
光学視管挿入部11を完全に覆えるように延設されてい
る。
中空管路2aの手元側に接着等により固定されたシース
本体部70の先端側外周には、先端側から中央部に向か
って小径?!!S91、中間径部87、大径部84と、
3段階に外径が大きくなるように形成されており、大径
tg384の周壁にはOリング溝83が、中間径部87
の周壁にはシース本体部70内の本体空間部85aに貫
通している送水孔86が、小径部91の周壁にはスナツ
プフィツト凹部90が設けられている。
シース本体部70の大径部84から、小径部91までを
覆うように形成されている回転コック78の外周壁中央
部には図示しない送水ポンプよりの送水チューブのルア
0ツク雄側口金を接続するルアロック雌側口金77が突
設されており、送水孔93aが穿設されている。一方、
回転コック78の内周部には、その手元側から先端側に
向けてシース本体部70の大径部84と略同−の内径を
有し、大径部84及び中間径部87を覆い、前記送水孔
93aと連通する開孔部93bを有する第1内周部92
と、中間径部87と略同−内径を有し、小径部91の手
元側を覆っている第2内周部94と、小径部91と略同
−内径を有し、前記スナツプフィツト凹部90に対応し
た位置にスナツプフィツト凸部89を有する第3内周部
88とが設けられている。
そして、回転コック78は、スナツプフィツト凸部89
とシース本体部70のスナツプフィツト四部90とを係
合することで、シース本体部70に対して回動自在かつ
着脱自在に接続されている。
又、中間径部87と第1内周部92によって、送水溝9
5が形成され、小径部91と第2内周部94によって、
0リング溝96が形成されている。
このOリング溝96と前記Oリング溝83にそれぞれO
リング97.0リング98がはめ込まれており、送水孔
93aよりの流体を本体空間部85aへと導くと共に、
送水溝95からの水漏れを防止している。
第15図に示すように、回転コック78の中心軸に対す
る直角方向断面は外周部が左右方向の径が短く、上下方
向の径が長い、路長円形に形成されている。このように
路長円形に形成したので、外周部を者で把持し易くなり
回動を行い易くすることができる。従来、回転コックは
中心軸に対する直角方向断面が円形になっていたために
、コックの間開を行うために回転コックをシース本体に
対して回転させる際に、回転コック外周部に指の掛かる
所がなく回しにくい、あるいは指の掛かる所がないので
ルアロックコック雌側口金に指を掛けて回してしまい、
ルアロックコック雌側口金の根元に大きな負荷がかかり
折れてしまうという問題点が有ったので、それを解決で
きるという効果がある。
尚、上述のように、回転コック78は、シース本体部7
0に対して、スナツプフィツト凹部90とスナツプフィ
ツト凸部89とを係合することで、着脱自在に接続され
ている為に、例えば回転コック78やメアロック雌側口
金77が使用中に破損したり、0リング97や0リング
98が切れた場合には、極めて容易に交換でき、又、組
立ても容易に行える。
シース本体部70の大径部84手元側には連続して軸に
対して直角方向に張出したフランジ99が設けられ、こ
のフランジ99の外周の一部には更に、外周方向に突出
し、かつ手元側へ突出した中空孔100を有する指掛け
つまみ101が設けられている。
尚、7ランジ99の先端側壁面には、回転コック78の
手元側端面が当接しており、フランジ99の外径は、回
転コック78の外径よりも若干大きく形成されている。
一方、フランジ99の手元側壁面の外周近傍には、中心
軸にほぼ平行に突出したスナツプフィツト爪102,1
02と、板ばね82の一方の端部に設けられた巻き付は
部103を嵌合させる為のばねビン104が突設されて
いる。
シース本体部70の7ランジ99に連続する手元側外周
は、小径部91と略同径の細径に形成さられ、板ばね8
2を収容するスペースを形成しており、さらに手元側に
はマンドリン65の接続ビン74a、74a及び位置決
めビン74bを収容する手元側端に開口した中心軸に平
行に形成されている接続溝758.75a及び位置決め
溝75bを有する操作部接続部71が連設されている。
前記操作部接続部71内に形成された中央空間al$8
5bはマンドリン65のつまみ部68の接続ビン74a
、74a及び位置決めビン74bの設けられている外周
部85Cに外嵌し、この外周部85cより若干大きな内
径を有している。この中央空間部85bに連続してマン
ドリン65のテーバ部73に対応した前記テーパ孔72
が設けられ、これに続いて電極5及びループ52を含む
操作部3の光学視管挿入部11を、十分な余裕をもって
挿入通過させることのできる内径を有する前記本体空間
部85aが設けられており、ざらに先端付近で中空管部
2aの内部へと、ループ52等を操作部接続部71の内
部から中空管部2aへ挿入する際に引掛かるような段差
がないように連設されている。
前記カム溝環80には、操作部接続部71の外周と同一
の内径を有し、カムW479aが設けられた筒状のカム
部105と、フランジ99の外径と同一外径を有し、ス
ナツプフィツト爪102の根元側のばねカバー支持部1
06の外径と同一あるいは若干大きな内径を有するばね
カバ一部10,7a及びこれらカム部105とばねカバ
一部107aとを接続する中心軸に対して垂直な壁部1
07bが設けられている。ばねカバ一部107aの周壁
であって側壁107b付近には、外周から内周へ貫通し
て、円周方向に長径を有するように略長円形に形成され
たスナツプフィツト孔108,108が2ケ所ばねカバ
一部107aの中心軸に対して対称に設けられ、カム溝
環80の内部であって、壁部107bの先端側面には中
心軸に対して略平行にシース本体部70側にばねビン1
09が突設されている。
シース本体部70とカム溝環80と板ばね82とは、板
ばね82の片端の巻き付は部103をシース本体部70
のばねビン104に嵌め込み、板ばね82の他の片端に
設けられたフック部110をカム溝環80のばねビン1
09に係止することで固定されている。この場合、シー
ス本体部70のスナツプフィツト爪102の先端部にば
ねカバー支持部106の外周面より径方向へ突出してい
る係止部111.111がカム溝環80のスナツプフィ
ツト孔108に係合し接続されるようになっている。
上記のように、板ばね82、シース本体部70のばねビ
ン104、カム溝環80のばねビン109を構成したの
で、従来のように板ばねの片端部をシース本体に対して
ねじ等で螺合接着固定することなく、組立てや、取りは
ずし交換が極めて容易に行なえるという効果がある。
第14図に示すように、板ばね82は、シース本体ff
170に対してカム溝環80を時計回り方向に回動する
ように付勢されており、スナツプフィツト爪102.1
02の係止5I1111,111がが略長円形をしたス
ナツプフィツト孔108.108の周方向(長径方向)
の一方の端面に当たることとで、カム溝環80の回転動
作をiI4制している。板ばね82を付勢させるように
して、ばねカバ一部107aをシース本体部70に対し
て反時計回り方向に回転させても、係止BBl11.1
11がスナツプフィツト孔108.108の周方向(長
径方向)の他方の端面に当たりばねカバ一部107aの
回動動作を規υ1している。
すなわち、ばねカバー1078はスナップスイット孔1
08の長径のgJ:!囲で回動するようになっており、
このスナツプフィツト爪102とスナツプフィツト孔1
08とはシース本体部70とカム溝環80とをスナツプ
フィツト固定すると同時にシース本体部70に対するカ
ム溝環80の回動動作を規制する役割もはたしている。
又、上述のように、シース本体部70とカム溝環80と
は、スナツプフィツト爪102,102とスナツプフィ
ツト孔108,108との係合で接続されているが、こ
の接続はスナツプフィツト爪102の係止部111とば
ねカバー支持部106とのなす段差がスナツプフィツト
孔108の縁に係合しているために単純にシース本体部
70とカム溝環80とを中心軸方向に引離そうとしても
容易に取りはずすことはできない。
しかし、カム溝f180からカバー81を取りはずした
状態で、例えばドライバー等の細径の工具をスナツプフ
ィツト孔108,108に挿入し、スナツプフィツト爪
102.102の係止部111.111を内径方向へ押
し込むことによって、係合状態を解除でき、シース本体
部70とカム溝環80とを容易に取りはずすことができ
る。
前記カバー81は、シース本体部70の7ランジ99の
外径及びカム溝環80のばねカバ一部107aの外径と
同一の内径を有するスナツプフィツトカバ一部112と
、スナツプフィツトカバー部112の周壁から外径方向
に突出した中空孔115を有する指掛けつまみ部113
と、カム部105の外径と同一の内径を有し、中心軸に
対して直角方向の断面が第13図に示すように略長円形
である、スナツプフィツトカバ一部112の手元側に連
設されたカム溝カバ一部114とより構成されている。
前記カム部105の壁部107b近傍の外周には、スナ
ツプフィツト凸部116が環設され、これと対応するカ
バー81のカム溝カバ一部114の内径にスナツプフィ
ツト凹部121が設けられている。ばねカバ一部107
aの手元側端部に大切欠部117と大切欠部117より
切欠ぎ深さの小さい小切欠部118とが中心軸に対して
対称の位置に設けられており、スナツプフィツトカバー
部112の内周壁には館記大切欠部117と対応する位
置に大突出部119が、前記小切欠部118に対応する
位置に小突出部120が各々設けられている。
前記スナツプフィツト凸部116とスナツプフィツト凹
部121が係合することで、着脱自在に接続され、又、
大切欠部118と大突出部119とが係合することで、
カム溝環80とカバー81とは互いに回転することなく
、又、組立て時に回転位置をまちがえることなく、極め
て容易に着脱自在に接続できる。
第1図に示すように、シース2と操作部3とを接続した
時にカム溝カバ一部114は、その上側外径部122が
操作部本体13の上指掛け26の根元付近から先端側へ
中心軸に平行に連設された指置き部123と、はぼ同一
の高さとなるように形成されている。このように形成し
たので術者が操作部3を把持するために、人差し指を上
指掛け26及び指置き部123に、中指と薬指と小指と
を下指掛け25に、親指を親指掛け41に掛けた際に、
従来のレゼクトスコープ装置では、上側外径部122と
指置き部123とが高さがちがい段差ができていたため
に、手術操作中に人差し指が段差に落ちてしまい、手術
操作が行ない難いという点を解決できる。
カム溝環80は板ばね82の付勢力によって時計回り方
向に回動され、第16図に示すように、カム溝798.
79aが操作部接続部71の接続溝75a、75aとそ
の深部でほぼ一致する状態に常に維持されている。
第16図に示すように、カム*79aを形成する一方の
側面は該カム溝79aの幅を小さくするように他方の側
面側に向けて突出する2つの斜面79b、79cからな
っている。これら2つの斜面79b、79cは互いに逆
方向に傾斜し、接続y′175aの入口付近の溝幅を小
さくするよう(塞ぐよう)突出している。したがって、
マンドリン65をその先端部67側から操作部接続部7
1に挿入すると、マンドリン65の接続ビン74aは前
記斜面79bに当接する状態になる。そして、前記斜面
79bを板ばね82の付勢力に抗して押すと、カム溝環
80は回動し、該斜面79bを越えて接続ビン74aを
接続溝75aとカムyi79aの深部側に押込むことが
できる。
この押込みによって接続ビン74aが斜面79bを越え
ると板ばね82の付勢力によってカム溝環80は時計方
向に回動し、その際接続ビン74aは他方の斜面79C
を滑り、接続溝75aとカム溝79aの最深部に収納さ
れる。
この状態では、接続ビン748は急勾配の斜面79cに
当接し、後方への抜けが防止されたロック状態に保持さ
れる。又、この状態ではマンドリン65のつまみ部68
のテーパ部73とシース本体部70のテーバ孔72とが
密着した状態になり水密が保たれる。
一方、装着状態のマンドリン65を取りはずす場合には
、シース本体部70の指掛けつまみ101と、カム溝1
180に接続されたカバー81の指掛けつまみ113と
に指をかけて、つまみ板ばね82の付勢力に抗して、カ
ム溝環80を反時計方向に回動させると接続ビン748
.74aの後部側にあって該接続ビン74a、74aを
ロックしている斜面79c、79cはカム溝環80と共
に回動退避し、ロックは解除されマンドリン65を簡単
に引き抜く事ができる。
上記のように構成されたレゼクトスコープ装置1を使用
する場合は第10図に示すようにシース2にマンドリン
65を挿入接続した状態でマンドリン65の先端部67
及びシース2の中空管部2aを患者の体腔内に挿入後、
マンドリン65をシース2から抜去し、かわりに操作部
3及び光学視管4を第1図に示すようにシース2へ挿入
接続した上で、術者の親指を親指掛け41とスライダ後
部35とがなす空間に入れ、人差し指を上指掛け26及
び指置き部123に掛け、中指と薬指と小指とを下指掛
け25に掛けてスライダ部12を前進させる。
スライダ部12に固定された電極5はスライダ部12の
前進と共に前進し、電極5の前端部に設けられたループ
52がシース2の中空管部2aの前端部より突出する。
そして、光学視管4によって観察を行ないながら患部を
ループ52と中空管部2aの前端部との闇に位置させ、
図示しない高周波電源より電極供給する。この後にスラ
イダ部12の押込みを解除する。スライダ部12はコイ
ルばね28の付勢力によって後方に後退し、これに伴っ
て前記ループ52も後退するために前記病変部を中空管
部2aの前端部とループ52との間で挾み込むことがで
きる。ループ52には高周波電流が供給されており、挾
み込んだ病変部を焼切ることができる。
以のように本実施例では、高周波電流が通電される電極
5の先端側は電気絶縁部材で形成されたシース2の中空
管部2aで包囲され、手元側に行くに従って連続的に同
じく電気絶縁部材で形成されたシース本体部70で囲わ
れ、さらに操作部3の電気絶縁部材で形成されたシース
接続部19内を貫通した後に同じく電気絶縁部材で形成
されたカバー22で覆われ、カバー22内に収納されて
いるやはり電気絶縁部材で形成されたスライダ前部34
及びスライダ後部35により挟み込まれ、スライダ部1
2内でコード部10へと接続されている。つまり、電極
5は全長に渡って中空管部2a1シ一ス本体部70.シ
ース接続部19、カバー22、スライダ部12等のシー
ス2御呼び操作部3の電気接続部材で形成された部品に
より囲むか覆われている。
したがって、高周波の流れる電極と患者または術者を完
全に電気的に分離可能となり、電極の絶縁被覆部材等に
、絶縁破壊が発生した際に、操作部やシースの導電性部
材を通して流れてくる電流が患者や術者に流れて火傷を
負ったり、電気ショックを起こしたりすることを防止で
き、安全に手術が行える。
なお、本実施例では電気絶縁部材としてプラスチックを
使用したが、セラミック等を用いてもよい。
第17図ないし第20図は、本発明は第2実施例に係り
、第17図はシースの断面図、第18図は第17図のG
−G’方向断面図、第19図はシースの分解組立て図、
第20図は左右両側面にローレフトの付いた回転コック
を示す図である。
本実施例では、第1実施例のレゼクトスコープ装置1の
うち、シース2の構成を変えであるのみであり、操作部
3、光学視管4、マンドリン65は第1実施例と同様で
ある。
第17図ないし第19図に示すように、シース130は
第1実施例のシース2とほぼ同様に中空管部131と、
この中空管部131に連通する筒状に形成されたシース
本体部132と、シース本体部132の先端側外周面を
覆うように接続され、図示しない送水チューブのルアロ
ック雄側口金を接続する為のルアロック雌側口金133
を有する回転コック134と、マンドリン65の接続ビ
ン74a、74aを押し込む為のくの字形に形成された
カムW4135,135を有するカム溝環136と、該
カム溝環136を手元側に収納接続しており、シース本
体部132の手元側外周面を覆うように接続されたカバ
ー137とによって構成されている。そして、第1実施
例と同様にシース本体部132と回転コック134とカ
ム溝環136とカバー137とは、合成樹脂等の電気絶
縁部材により形成されている。
体腔内に挿入可能な外径を有する中空管路131は、中
空管路131内に挿入した電極5へ通電して病変部を切
除や凝固する際に生じる発熱に対しても十分な耐熱性を
有する例えば、ポリニーデルイシドや、ポリイシド、ポ
リアシドイシド等の耐熱性樹脂よりなり、電極5を手元
側いっばいに引き込んだ時に電極5を含む操作部3の光
学視管挿入部11を完全に覆えるように延設されている
中空管部131の手元側に接着等により固定された、シ
ース本体部132の外周壁の先端から中央付近にかけて
は同一外径をした回転コック接続部139が設けられて
おり、接続部139の外周には、先端付近側から順にス
ナツプフィツト凹部143、次にOリング溝142、次
に本体空間部140に貫通している送水孔141と、送
水孔141の円周上には送水溝174、その手元側には
Oリング溝142が設けられている。回転コック134
の空間部144は回転コック接続部139の外径と路内
−の内径を有し、その中央付近にはルアロック雌側口金
133に連通している送水孔145と、先端付近には回
転コック接続部139のスナツプフィツト凹部143と
対応する位置にスナツプフィツト凸部146が設けられ
ており、回転コック134はスナツプフィツト凸部14
6とスナツプフィツト凹部143とを係合することで、
シース本体部132に対して着脱自在に接続されている
0リング溝142.142にはOリング147゜147
がはめ込まれており、送水孔145からの流体を送水孔
141を通って本体空間部140へと導くと共に送水溝
174からの水漏れを防止している。
このように構成されている為に、第1実施例のシース2
と同様に例えば回転コック134やルアロック雌側口金
133が使用中に破損したり0リング147,147が
切れた場合には、極めて容易に交換でき、又組立ても容
易であるという効果がある。
シース本体部132には、その中央付近に回転コック接
続部139の手元側に連続して中心軸に対して直角方向
に張出した7ランジ148が突出され、フランジ148
には、ざらにその外周部から手元側へ円筒状に形成され
たスナツプフィツトカバ一部149と、スナツプフィツ
トカバ一部149の外周壁から径方向へ突出した指掛け
つまみ部150が形成されている。尚、フランジ148
の外周及びスナツプフィツトカバ一部149外周の外径
は、回転コック134の外径よりも若干大きく形成され
ており、フランジ148の先端側壁面は、回転コック1
34の手元側端面が当接している。
一方、スナツプフィツトカバ一部149の空間部151
のフランジ148手元側壁面には、中心軸にほぼ平行に
ばねビン152が突設され、更に、スナツプフィツトカ
バ一部149の外周壁から、空間部151ヘスナツプフ
ィツト孔153.153が貫通している。このスナツプ
フィツト孔153.153はフランジ148手元側壁面
付近において、長径を円周方向に位置するような略長円
形に形成されており、互いに中心軸に関して対称に設け
られている。
シース本体部132のスナツプフィツトカバー部149
の空間部151より手元側端面まで連続する手元側外周
は、回転コック接続部139と路内−の外径を有しCお
り、その手元側付近にはマンドリン65の接続ビン74
a、74a及び位置決めビン74bを収容する手元側端
に開口した中心軸に平行に形成されている接続溝156
,156及び位置決め満157を右する操作部接続部1
54が連設されている。
シース本体部132の本体空間部140は、その手元側
にマンドリン65の外周部85cより若干大きい内径で
ある空間部154aを有しており、これに連続してマン
ドリン65のテーバ部73に対応したテーパ孔155が
設けられ、これに続いて電極5及びループ52を含む操
作部3の光学視管挿入部11を、十分な余裕をもって挿
入通過させることのできる内径を有する中央空間部14
0aが設けられている。さらに先端付近で中空管部13
1の内部へと、ループ52等を操作部接続部154の内
部から中空管部131へ挿入する際に引掛かるような段
差がないように連設されている。
カバー137の先端側外周には、スナツプフィツトカバ
一部149の内径と同一の外径を有するカバ一連結部1
37aが有り、カバー137の先端側端面からは、カバ
一連結部137aの外周と同一外径を有するスナツプフ
ィツトカバー支持部159.159と、その先端から径
方向へ突出した係止部160.160とより構成されて
いるスナツプフィツト爪158,158が中心軸に関し
て対称に2ケ所に突設され、カバー137の先端側端面
の外周からやや内径に近い位置に、中心軸に対して平行
にシース本体132方向へ突出したばねビン161が設
けられている。
カバー137の内周部は、先端側から手元側にかけて、
3段階に内径が大きくなるように形成され、先端側の第
1内周部165は、操作部接続部154の外周と同一の
内径を有し、中央付近の第2内周部166は第1内周部
165よりその内径が若干大きく、手元側の第3内周部
167は第2内周部166よりざらに大きな内径を有し
、第3内周部167の下側の中央からやや先端側にビン
170を挿入する為の外周から径方向に貫通したビン孔
168を有する。
カバー137の外周部には、カバ一連結部137aの手
元側に、スナツプフィツトカバ一部149の手元側端面
を当接させる為の該スナツプフィツトカバ一部149の
外周と同一外径を有する突き当てフランジ137bが設
けられており、このカバー137の外周上部の中央付近
から手元側端面にかけて突き当てフランジ137bから
連続してひさし状に手元側に張出した円弧状の張出し部
164が設けられている。カバー137の手元側外周壁
であって、張出し部164が設けられていない部位であ
る左側面斜め下の突き当てフランジ137bから手元側
付近にかけて、径方向へ突出した指掛けつまみ部163
が設けられている。
前記カム溝環136の内径は、操作部接続部154の外
周と同一であり、外径はカバー137のiT3内周部1
67の内径と同一となっている。カム溝環136の手元
側端面にはくの字形に形成された前記カムill!13
5.135が左右に中心軸に関して対称に設けられ、そ
の下側面にはカバー137の第3内周部167のビン孔
168に対応した位置にビン170を挿入する為のビン
孔169が径方向に設けられている。
カム溝環136は、カバー137の第3内周部167に
挿入収納され、ビン孔168,169の位置を合わせ、
ビン170を挿入し、接着等の手段で固定することにと
よって、カバー137に固定接続される。
カム溝環136を上記のように一体化したカバー137
は、カバー137のスナツプフィツト爪158.158
の係止部160.160がシース本体部132のスナツ
プフィツトカバ一部149のスナツプフィツト孔153
.153に係合することによって、シース本体部132
とスナツプフィツト接続される。
板ばね138は、その両端がフック状に形成されたフッ
ク部162.162を有しでおり、スナツプフィツトカ
バ一部149の空間部151に板ばね138を入れ、フ
ック部162.162をシース本体部132のばねビン
152とカバー137のばねビン161に掛けることで
容易に取り付けることができ、第17図に示すようにカ
バー137はシース本体部132に対して常に反時計回
りに付勢されている。
尚、カバー137の第1内周部165と第2内周部16
6との段差と、カム溝環136の先端側端面とにより成
形される溝166aには0リング171が嵌合され、カ
ム溝135からカム溝環136の外周と、第3内周部1
67とのすき間を通ってくる水等の液体が、スナツプフ
ィツトカバー部149の空間部151へ漏れるのを防止
している。
又、カバー137に設けられた張出し部164は、その
上面がシース130と操作部3とを組合わせた際に、操
作部3の指置き部123とほぼ同じ高さになるように形
成されている。
このように形成したので、第1実施例と同様に術者が操
作部3を把持Jるために、人差し指を上指掛け26及び
指置き部123に、中指と薬指と小指とを下指掛け25
に、親指を親指掛け41に掛けた際に、従来のレゼクト
スコープ装置では、張出し部164と指置き部123と
の高さがちがい段差ができていたために、人差し指がそ
の段差に手術操作中に落らてしまい、手術操作が行ない
難いという点を解決できる。
回転コック134の外周面側面には、凹部172.17
2が設けられており、ここに指を掛けることで、回転コ
ック134を容易に回転させることができる。
この四部172には第20図のように、ローレット17
3を入れても良いし、回転コック134の外周は指が掛
けやすいように異形をしておれば他の形でも良い。
第1実施例と同様にシース・本体部132とカバー13
7とは、スナツプフィツト爪158,158とスナツプ
フィツト孔153,153との係合で接続されているが
、この接続はスナツプフィツト爪158の係止部160
とスナツプフィツトカバー支持1159とのな1段差が
スナツプフィツト孔153の縁に係止されているために
単純にシース本体部132とカバー137とを中心軸方
向に引離しても容易に取りはずすことはできない。
しかし、例えばドライバー等の細径の工具をスナツプフ
ィツト孔153,153に挿入し、スナツプフィツト爪
158.158の係止部160゜160を内径方向へ押
し込むことによって、スナツプフィツトを解除でき、シ
ース本体部132とカバー137とを容易に取りはず寸
ことができる。
このように、シース本体部132とカバー137とはス
ナツプフィツトによって容易に着脱自在である為、板ば
ね138等の交換を極めて容易に行なえる。又、組立て
が極めて容易に行なえることは言うまでもない。
第18図に示Jように、板ばね138は、シース本体部
132に対してカバー137に反時計回り方向の回転力
を付勢されており、スナツプフィツト爪158.158
の係止部160.160が略長円形のスナツプフィツト
孔153.153の周方向(長径方向)の一方の端面に
当たることでカバー137の回転動作を規制している。
板ばね138の付勢力に逆らって、カバー137をシー
ス本体部132に対して時計回り方向に回転させても、
係止部160.160がスナツプフィツト孔153.1
53の周方向(長径方向)の他方の端面に当たりカバー
137の回転動作を規制している。
りなわら、カバー137はスナツプフィツト孔153の
長径の範囲で回動するようになっており、このスナツプ
フィツト爪158とスナツプフィツト孔153とは、シ
ース本体部132とカバー137とをスナップフィン1
〜固定すると同時にシース本体部132に対するカバー
137の回転動作を規制する役割も果している。
カム溝環136はカバー137に一体接続されることに
より板ばね138によって反時計回り方向に付勢され、
この場合第17図に示すように、カム溝135,135
は操作部接続部154の接続溝156.156とその深
部でほぼ一致する状態にある。
第17図に示すように、カム溝溝135を形成する一方
の側面は該カム溝135の幅を小さくするように他方の
側面側に向けて突出する2つの斜面135a、135b
からなっている。
これら2つの斜面135a、135bは互いに逆方向に
傾斜し、接続溝156の入口付近の溝幅を小さくするよ
う(塞ぐよう)突出している。したがってマンドリン6
5をその先端部67側から操作部接続部154に挿入す
ると、マンドリン65の接続ビン74aは前記斜面13
5aに当接する状態になる。
前記斜面135aを板ばね138の付勢力に抗して押す
と、カム溝環136はカバー137に連動して回動し、
該斜面135a、135aを越えて接続ビン748.7
4aを接続溝156.156とカム111135.13
5の深部側に押込むことができる。
この押込みによって接続ビン74a、74aが斜面13
5a、135aを越えると板ばね138の付勢力によっ
てカム溝環136はカバー137に連動して時計方向に
回動し、その際接続ビン74a、74aは他方の斜面1
35b、135bを滑り、接R溝156,156とカム
溝135.135の最深部に収納される。
この状態では、接続ビン74a、74aは急勾配の斜面
135b、135bに当接し、後方への抜けが防止され
たロック状態に保持される。又、この状態ではマンドリ
ン65のつまみ部68のテーパ部73とシース本体部1
32のテーバ部155とが密着した状態になり水密が保
たれる。
一方、装着状態のマンドリン65を取りはずす場合には
、シース本体部132の指掛けつまみ150と、カム溝
環136に接続されたカバー137の指掛けつまみ部1
63とに指をかけて、つまみことによって板ばね138
の付勢力に抗して、カム溝環136をカバー137に連
動して時計方向に回転させると、接続ビン74a、74
aの後部側にあって該接続ビン74a、74aをロック
している斜面135b、135bはカム溝環136と共
に回動退避し、ロックは解除されマンドリン65を簡単
に引き抜く事ができる。
操作部3のシース130に対する接続、抜去も上記と同
様に行なうことができる。
その他の構成、作用および効果は第1実施例と同様であ
る。
第21図ないし第29図は本発明の第3実施例に係り、
第21図はプラスチックで形成された操作部全体の斜?
JI図、第22図は操作部に電極及びシースを組合わせ
た状態のレゼクトスコープ装置の断面図、第23図は第
22図の1−1’方方向面図、第24図は第22図のJ
−J’’向断面図、第25図は第24図のに−に’方向
断面図、第26図は操作部後部の主要部材の分解組立て
図、第27図は第22図のL−1’方方向面図、第28
図は光学視管の斜視図、第29図はシースの他の実施例
である。
本実施例のシース200の中空管部201の内情202
及び操作部251のスライダ263は、プラスチック等
の電気絶縁部材によって形成されている。
又、操作部251の本体252は、シース接続部253
と指掛け254とこの指掛け254の後方に延設された
補強部255を一体としてプラスチック等の電気絶縁部
材によって形成されたものである。
本実施例のレゼクトスコープ装置250は、シース20
0と、このシース200の後端に連結固定される操作部
251と、この操作部251の後方より挿入される光学
視管4とシース200内に挿入され、操作部251に接
続されている電極203とから構成されている。
前記操作部251の本体252は、前部に前記シース2
00を着脱・自在に連結するシース接続部253が外周
に金属製の接続ビン205,205を水平方向に向けて
左右に突出するようにして設けられており、このシース
接続部253には案内管256が前部をシース200に
挿通されるようにして設置プられている。この案内管2
56はシース接続部253を貫通して、後方に延設され
ている。また、シース接続1253の上下方向には指掛
け254が突設されており、この指掛け2,54の後方
には補強部255,255が前記案内v1256を挾み
込むようにして延設されている。また、この案内管25
6は補強部255の間に突出している部分をプラスチッ
ク等の電気絶縁材料で形成された絶縁パイプ257 ′
r−被覆されている。更に、シース接続部253より前
方の案内管256には電極挿通管258が併設されてい
る。
前記シース接続部253には電極挿通孔259が設けら
れており、この電極挿通孔259の前部には電極挿通管
258の内部を通過してきた電極203を電極挿通孔2
59へ誘導するガイド260が形成されている。また、
電極挿通孔259の後部内周壁には電極203挿入時の
水密を保つOリング261がスナツプフィツト等により
内嵌されたOリング押え262によって固定されている
前記案内管256を被覆する絶縁パイプ257は絶縁部
材により形成されたスライダ263に設けられた案内管
挿通孔275を挿通され、これによってスライダ263
は前後方向に摺動自在に設けられている。このスライダ
263の内部には第24図に示すように円柱状のMff
i受け264が側方から挿入されている。この電極受け
264の先端部にはすり割りが設けられたすり割り孔2
64aが設けられており、このすり割り孔264aにス
ライダ263の上部より挿入された細長の固定ビ、ン2
65を圧入することによりM極少け264をスライダ2
63に固定している。また、固定ビン265の頭部には
ねじ部が螺設されており、スライダ263の上部に固着
された電極コード接続部266に螺入されている。これ
により電極受け264と電極コード接続部266との電
気的接続が行なわれるようになっている。また、電極コ
ード接続部266は電気絶縁材料からなるキャップ26
7によって外部に露iしないようになっている。
前記スライダ263の前端面には前記電極受け264を
貫通する電極挿入孔269が設けられており、この電極
挿入孔269の後端部には、この電極挿入孔269内を
挿入された電極203の端部を突き当てて位置決めする
位置決めビン270が設けられている。また、電極受け
264の中心軸には止めねじ271が螺入されており、
この止めねじ271の先端部で電極203の後端部20
4を締付けて固定するようになっている。この止めねじ
271の頭部には絶縁材料によって形成されたつまみ2
72が固着され、この固着部を補強するためにビン27
3が挿入されている。前記電極受け264のつまみ27
2とスライダ263との間には電気絶縁材料によって形
成されたキャップ267が設けられている。
更に、スライダ263の下部にはプラスチック等で形成
された指掛はリング274がスナツプフィツト式で回動
自在に設けられている。
なお、補強部255.255の間隔はスライダ263の
幅より若干大きくなっており、また、上部は第24図に
示すように折曲げてリブ276を形成して曲げ剛性を高
めている。
ステンレス等の金属で成形された光学視管接続部材27
7には前記絶縁パイプ257が挿入された光学視管挿入
孔278が設けられており、この光学視管挿入孔278
には後方より光学視管4が挿入されるようになっている
。この挿入孔278の内周面には光学視管4挿入時の水
密を保つためにOリング279がナツト280によって
固定されており、更に前記絶縁パイプ257と挿入孔2
78との間の水密を保つOリング281が設けられてい
る。
第26図において、光学視管接続部材277のスライダ
側の端部には電気絶縁材料で口字形に形成された絶縁プ
レート283が設けられている。
光学視管接続部材277の横幅は補強板255゜255
の間隔と同様に形成されており、その両側面には長円形
の突起部284が設けられている。
補強部、255,255の後端部には段部286aによ
って細径に形成された接続部28.6.が設けられてお
り、この接続部286には前記突起部284が嵌合でき
る長円形の嵌合孔287が設けられている。この嵌合孔
287に突起部284を嵌入する揚台は補強部255,
255の弾性を利用して外方に押し広げるようにして行
う。
光学視管接続部材277を補強部255.255に取付
けた後、補強部255の接続部286に電気絶縁材料で
形成されたリング288を嵌合し、ねじ289を突起部
284のねじ孔285に螺入し固定】る。これによって
補強部255.255は外方には広がらなくなるために
光学視管接続部材277が補強部255.255に固定
、される。
第27図及び第28図において、光学視管4の接続機構
を説明する。
前記光学視管接続部材277の後端面には接続ビン挿入
孔290が前方に向けて設けられており、この接続ビン
挿入孔290に対して直角に孔291が貫通している。
この孔291と挿入孔290とが連通ずる部位の孔29
1の内径は孔291の外側の内径よりやや小さくなって
おり、外側から挿入された金属球292,292がこの
部位で一部を接続ビン孔290内に突出した状態で待機
するようになっている。この金属球292.292は孔
291に挿入され、孔291に螺入されたねじ291a
、291aで付勢されたコイルばね293.293によ
って固定されている。
一方、光学視管4の手元部6の前端面には前方に接続ビ
ン42が突設されている。この接続ビン42は光学視管
4の挿入部295を前記光学視管挿入孔278に挿入す
ると、前記接続ビン挿入孔290に挿入される。接続ビ
ン42の先端部には周回状に溝46が設けられており、
この溝46に前記コイルばね293.293に付勢され
た金属球292.292が係入して操作部251と光学
視管4とを連結固定づるようになっている。
第22図において、指掛け254とスライダ263には
リンク板299,299が設けられており、このリンク
板299と指掛け254との接続部位及びリンク板29
9とスライダ263との接続部位は、止めビン300に
すり割りビン301を圧入して、回動自在に取付けられ
ている。なお、この止めビン300及びJり割りピン3
01は金属製あるいはプラスチック製の電気絶縁材料で
あっても良い。
前記リンク板299,299はビン302によってHい
に回動自在に連結されていると共に、このビン302に
はねじりばね303が設けられている。スライダ263
にはこのリンク板299゜299とねじりばね303の
働きによって操作部251の後方で待機するように付勢
されている。
すなわち、指掛はリング274に親指を入れて、他の指
を指掛け254に掛けた状態で、親指を前方に押し出し
てやればスライダ263は前方に移動し、親指の力を緩
めてやればねじりばね303の付勢力によってスライダ
263は後方に戻るようになっている。
シース200の本体310は本体310の手元側外周に
設けられたカムリング311及び本体310の手元側内
周に設けられたテーバ部312によって、操作部251
のシース接続部253に対して着脱自在に連結する。又
、本体310先端側外周には、送水コック313付の送
水口314が突設されている。
さらに本体310先端には光学視管4、電極5を体腔内
に導くよう中空管部201が連設されており、この中空
管部201は、内側を中空のプラスチック等の電気絶縁
部材で形成された内管202と、この内管202を保護
する為の金属製の外管315が内管202の全長にわた
って覆うことにより構成されている。なお、プラスチッ
ク製の内管202を補強する為に、外管315の代わり
に第29図のように内管202の内側に金属製の補強管
319を設けてもよい。
電44203は操作部251の電極挿通管258の前端
部から挿入され、ガイド260を経てシース接続部25
3の電極挿通孔259及びOリング261を負通し、そ
の後端がスライダ263及び電極受け268に設けられ
た電極挿入孔269に位置決めビン270に突き当るま
で挿入され、止めねじ271の先端部により電極受け2
68に固定されるようになっている。一方、電極203
の前端部にはシース200の内管202の内径より僅か
に小さい内径で円弧状にルーフ316が形成され、電極
受け268と電気的に導通されている。
なお、電極203はループ316及び電極受、け268
に挿入される後端部204以外は絶縁被覆されている。
以上のようにN極203は絶縁部材により形成されてい
るシース200の内管202及びそれに近接している同
じく絶縁部材により形成されている操作部251のシー
ス接続部253で囲まれており、さらにシース接続部2
53の両側より突出している絶縁部材よりなる補強部2
55にて両側を覆われ、電極203の後端部204も絶
縁部材よりなるスライダ263に完全に収納されている
ので、全長にわたって絶縁部材により外方に対して包囲
され保護されることになる。
作用は第1実施例と同様である。
本実施例では電極203が破損した場合にスライダ26
3のつまみ272を回すことにより容易に゛電極203
を交換できる。
その他の効果は第1実施例と同様である。
第30図ないし第35図は本発明の第4実施例に係り、
第30図は案内管と本体とが一体に成型された操作部の
全体の説明図、第31図は操作部の断面図、第32図は
シースと操作部とを組合わせた状態における操作部内の
電極の説明図、第33図は第32図のM−M’方方向面
面図第34図は第32図のN−N’’向断面図、第35
図は電極の説明図である。
本実施例は案内管に電極挿通孔を設け、この案内管と本
体とを一体で形成したものである。
本実施例の操作部320はプラスチック等の電気絶縁材
料によって案内管321と共に一体成型されている。こ
の案内管321には長手方向に光学視管挿入孔322が
設けられて、この光学視管挿入322の下部両脇に第3
3図のように電極挿通孔323.323が併設されてい
る。この電極挿通孔323,323には電極部324が
導通されており、シース接続部19を貫通してスライダ
部324に至るようになっている。電極部324はプラ
スチック等の電気絶縁材料によって形成されたスライダ
前部326とスライダ後部327との間に設けられた空
間58.58内で下方に折曲げられる。電極部324の
一方の端部は空間58からスライダ前部326とスライ
ダ後部327との間に設けられた溝59に至るようにな
つCいる。
また、電“極部324の他方の端部は空間58からスラ
イダ前部326とスライダ後部327との間に設けられ
た溝328を経てスライダ部325の外部に露出するよ
うになっている。この露出した電極f!5324の端部
は第35図のようにワイヤ50に金1111のプラグ3
30が導通した状態で接続されており、コード部331
の他方の端部に設けられたコネクタ332と着脱自在に
接続できるようになっている。
その他の構成は第1実施例の操作部3と同様である。
本実施例のシース335の中空管部336は金属製の中
空バイブ337と、その先端に連設されたプラスチック
等の耐熱電気絶縁部材によって形成されたビー9338
より構成されており、ビーク338は電極部324の先
端のループ52から操作部320の電極挿入孔323の
先端付近までを覆うよう設けられている。
その他の構成は第3実施例と同様である。
第36図は本発明の第5実施例に係り、シースの断面図
である。
本実施例では、第1実施例のレゼクトスコープ装置1の
うちシース2が異なるのみであり、操作部3、光学視管
4、マンドリン65は第1実施例と同様である。
本実施例の(持続潅流式)シース350は送水と排水と
を同時に行なえるよう外シース351と内シース352
より構成されている。
内シース352の本体353の手元側外周壁には操作部
3のシース接続部19を着脱自在に接続可能なカムリン
グ354が設けられており、内周壁にはテーパ部355
が設けられている。また、本体353の中央付近外周に
は送水コック313を有する送水口314が突設され、
先端側外周には外シース351の本体356の手元側外
壁及び内壁に設けられたカムリング357及びOリング
358に対して着脱自在に接続可能なように外シース接
続部359が設けられている。本体353はプラスチッ
ク等の電気絶縁部材により形成されていると共に、本体
353先端側に連設されている中空管部360も同じく
プラスチック等の電気絶縁部材により形成され、光学視
管4、電極5等を挿入可能な管路を形成している。
外シース351の本体356の中央外周には排水コツク
361を有する排水孔362が穿設されており、先端側
には内シース352の中空管部360を囲むように外管
363が連設されている。
外管363の先端内径は中空管部360の外径と路間−
で空間364を閉塞し、それより手元側内径は排水が流
れるだけの空間364が確保できるよう中空管部360
の外径より十分大きくなっている。また、外管363先
端外周には空間364に貫通している排水孔365が複
数設けられている。
以上のように本実施例では、送水口314よりの送水は
中空管部360の中を通って体腔内に尋かれると同時に
、排水孔365より空間364を通って排水口362よ
り排水されるので、常に潅流を行なうことができ、視野
を常にきれいにできる。
その他の効果は第1実施例と同様である。
[発明の効果1 以上述べたように本発明よれば、操作部及びシースを構
成Jる電気絶縁部材により、電極を全長にわたって囲む
か又は覆ったので、へ周波の流れる電極と患者又は術者
を完全に電気的に分離可能となり、電極の絶縁被覆部材
等に、絶縁破壊が発生した際に、操作部やシースの導電
性部材を通して漏れてくる電流が患者や術者に流れて火
傷を負ったり、電気ショックを起こしたりすることを防
止でき、安全に手術が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第16図は本発明の第1実施例に係り、第
1図はレゼクトスコープ装置の全体の外観図、第2図は
電気絶縁材料で形成された案内管を有する操作部の外観
図、第3図は操作部の断面図、第4図は第3図のA−Δ
′方向断面図、第5図は第3図のB−B′方向断面図、
第6図は操作部に設けられた電極の説明図、第7図は第
6図のC−C一方向断面図、第8図は電極の説明図、第
9図はシース内に設けられた電極の正面図、第10図は
シースとマンドリンとを組み合せたシースの外観図、第
11図はシースとマンドリンとを組合せた断面図、第1
2図は第11図のD−D ′方向断面図、第13図は第
11図のE−E′方向断面図、第14図は第12図のF
−F=方向断面図、第15図はシースの各部品の分解組
立て図、第16図はシースのカム溝部の説明図、第17
図ないし第20図は、本発明は第2実施例に係り、第1
7図はシースの断面図、第18図は第17図のG−G’
方向断面図、第19図はシースの分解組立て図、第20
図は左右両側面にローレフトの付いた回転コックを示す
図、第21図ないし第29図は本発明の第3実施例に係
り、第21図はプラスチックで形成された操作部全体の
斜視図、第22図は操作部に電極及びシースを組合わせ
た状態のレゼクトスコープ装置の断面図、第23図は第
22図のI−I’方向断面図、第24図は第22図のJ
−J’方向断面図、第25図は第24図のに−に’方向
断面図、第26図は操作部後部の主要部材の分解組立て
図、第27図は第22図のし−L′方向所面図、第28
図は光・学視管の斜視図、第29図はシースの変型例、
第30図ないし第35図は本発明の第4実施例に係り、
第30図は案内管と本体とが一体に成型された操作部の
全体の説明図、第31図は操作部の断面図、第32図は
シースと操作部とを組合わせた状態における操作部内の
電極の説明図、第33図は第32図のMM′方向断面図
、第34図は第32図のN−N’方向断面図、第35図
は電極の説明図、第36図は本発明の第5実施例に係り
、シースの断面図である。 1・・・レゼクトスコ 2・・・シース 3・・・操作部 5・・・電極 プ装置 2a・・・中空管部 4・・・光学視管 隨1o図 第13図 第14図 第16図 +53 !26図 1%27図 第四図 手続?mm叢書自発)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高周波電流を用いて体腔内の組織を切除または凝固する
    電極と、 少なくとも前記電極を挿通する中空管部が電気絶縁部材
    で形成されたシースと、 前記電極を体外から操作可能であつて、該電極を前記シ
    ースと共に包囲する電気絶縁部材で形成された操作部と
    、 を備えたことを特徴とするレゼクトスコープ装置。
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