JPH0222435A - 耐熱チタン合金 - Google Patents
耐熱チタン合金Info
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- JPH0222435A JPH0222435A JP17202588A JP17202588A JPH0222435A JP H0222435 A JPH0222435 A JP H0222435A JP 17202588 A JP17202588 A JP 17202588A JP 17202588 A JP17202588 A JP 17202588A JP H0222435 A JPH0222435 A JP H0222435A
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- 239000010936 titanium Substances 0.000 claims abstract description 10
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、耐熱チタン合金、特に、高温強度およびク
リープ強度に優れた耐熱チタン合金に関するものである
。
リープ強度に優れた耐熱チタン合金に関するものである
。
チタン合金は軽くて強靭な機械的性質を有し、特に、4
50℃程度までの温度域において高い比強度(強度/密
度)を示すことから、航空機用ジェットエンジン材料と
して近年盛んに用いられている。チタン合金の中で、最
も一般に用いられているのはTi−6Al−4V合金で
あるが、この合金の使用可能温度範囲はせいぜい300
℃程度までである。この合金の耐熱性を高めた合金とし
て、Ti −62428合金がUSパテント3,833
,363 に開示されている。
50℃程度までの温度域において高い比強度(強度/密
度)を示すことから、航空機用ジェットエンジン材料と
して近年盛んに用いられている。チタン合金の中で、最
も一般に用いられているのはTi−6Al−4V合金で
あるが、この合金の使用可能温度範囲はせいぜい300
℃程度までである。この合金の耐熱性を高めた合金とし
て、Ti −62428合金がUSパテント3,833
,363 に開示されている。
ジェットエンジン用チタン合金に要求される特性には、
高温強度、耐クリープ特性、耐酸化性などがあり、また
製造上、優れた鍛造性および溶接性も求められる。Ti
−62428合金は、Slを添加することによシ生じる
コットレル効果によシ転位運動を抑え、高温強度やクリ
ープ強度を上昇させている。しかじながら、Siは高温
強度の小さいβ相安定化元素であるため、その効果は5
50℃程度の温度域までであった。
高温強度、耐クリープ特性、耐酸化性などがあり、また
製造上、優れた鍛造性および溶接性も求められる。Ti
−62428合金は、Slを添加することによシ生じる
コットレル効果によシ転位運動を抑え、高温強度やクリ
ープ強度を上昇させている。しかじながら、Siは高温
強度の小さいβ相安定化元素であるため、その効果は5
50℃程度の温度域までであった。
そのため、これらのチタン合金も、航空機の高速度化を
目的とした高効率ジェットエンジンの開発の点からは十
分とは言えず、更に高温特性に優れた耐熱チタン合金の
開発が望まれている。
目的とした高効率ジェットエンジンの開発の点からは十
分とは言えず、更に高温特性に優れた耐熱チタン合金の
開発が望まれている。
そこで、この発明の目的は、上記従来の合金よりも高温
強度およびクリープ強度に優れた耐熱チタン合金を提供
することにある。
強度およびクリープ強度に優れた耐熱チタン合金を提供
することにある。
この発明は、yt:s、5から6.5%、Sn : 1
.5から3.0%、Zr : 0.γからs、ot16
、Mo:0.3から3.0%、Si:0.15超から0
.50%、c : 0.04からo、30%、O:0.
16チ以下(以上重量%)、残9 : Tiおよび不可
避不純物からなυ、且つ、M−二十−竺一:6.5から
8.0重量%を満足する3に とに特徴を有するものである。
.5から3.0%、Zr : 0.γからs、ot16
、Mo:0.3から3.0%、Si:0.15超から0
.50%、c : 0.04からo、30%、O:0.
16チ以下(以上重量%)、残9 : Tiおよび不可
避不純物からなυ、且つ、M−二十−竺一:6.5から
8.0重量%を満足する3に とに特徴を有するものである。
次に、この発明において成分組成を上記範囲に限定した
理由について説明する。
理由について説明する。
M:Mは、α+βの二相組織を得るだめのα相安定化元
素として添加され、且つ強度上昇に寄与する。しかし、
含有量が5.5チ未満では、目的とする引張強さ(特に
高温強度)およびクリープ強度が得られず、一方、含有
量が6.5チを超えると、Tiとの間に脆化相であるα
2相(Ti3A1りが析出して、機械的性質(特に延性
)を劣化させる。従って、この発明においては、Mの添
加量を5.5から6.5重量%の範囲に限定した。
素として添加され、且つ強度上昇に寄与する。しかし、
含有量が5.5チ未満では、目的とする引張強さ(特に
高温強度)およびクリープ強度が得られず、一方、含有
量が6.5チを超えると、Tiとの間に脆化相であるα
2相(Ti3A1りが析出して、機械的性質(特に延性
)を劣化させる。従って、この発明においては、Mの添
加量を5.5から6.5重量%の範囲に限定した。
Sn: Snは、中性元素としてα相およびβ相の両方
に固溶し、強度上昇に寄与する。しかし、含有量が1.
54未満では、目的とする強度が得られず、一方、含有
量が3.0%を超えると、密度が犬きくなシ、高比強度
であるというチタン合金の長所が損なわれ、しかも、T
iとの間に脆化相であるα2相(Ti3Aりが析出して
、機械的性質(特に延性)を劣化させる。従つて、この
発明においては、Snの添加量を1.5から3.0重量
%の範囲内に限定した。
に固溶し、強度上昇に寄与する。しかし、含有量が1.
54未満では、目的とする強度が得られず、一方、含有
量が3.0%を超えると、密度が犬きくなシ、高比強度
であるというチタン合金の長所が損なわれ、しかも、T
iとの間に脆化相であるα2相(Ti3Aりが析出して
、機械的性質(特に延性)を劣化させる。従つて、この
発明においては、Snの添加量を1.5から3.0重量
%の範囲内に限定した。
Zr: Zrは、中性元素としてα相およびβ相の両方
に固溶し、強度上昇に寄与する。しかし、含有量が0.
7%未満では、目的とする強度が得られず、一方、含有
量が5.o%を超えると、クリープ強度の小さいβ相の
体積率が大きくなり、クリープ強度が低下する。従って
、この発明においては、Zrの添加量を0.7から5.
0重量%の範囲内に限定した。
に固溶し、強度上昇に寄与する。しかし、含有量が0.
7%未満では、目的とする強度が得られず、一方、含有
量が5.o%を超えると、クリープ強度の小さいβ相の
体積率が大きくなり、クリープ強度が低下する。従って
、この発明においては、Zrの添加量を0.7から5.
0重量%の範囲内に限定した。
Mo:Moは、β相安定化元素として添加され、強度上
昇、特に室温強度の上昇に寄与する。しかし、含有量が
0.3チ未満では、目的とする強度が得られず、一方、
含有量が3.0%を超えると、Zrの添加の場合と同様
、高温強度やクリープ強度を低下させる。従って、この
発明においては、Moの添加量を0.3から3.0重量
%の範囲内に限定した。
昇、特に室温強度の上昇に寄与する。しかし、含有量が
0.3チ未満では、目的とする強度が得られず、一方、
含有量が3.0%を超えると、Zrの添加の場合と同様
、高温強度やクリープ強度を低下させる。従って、この
発明においては、Moの添加量を0.3から3.0重量
%の範囲内に限定した。
8i:8iは、高温時の転位運動をコットレル効果によ
υ抑え、高温強度やクリープ強度の上昇に寄与する。し
かし、含有量が0.15%以下では、目的とする強度が
得られず、一方、含有量が0.5096を超えると、T
iと81との化合物(Ti5 !3i3等)を形成し、
延性等の機械的性質を劣化させ、しかも、550 ’(
:以上の温度域において高温強度やクリープ強度の低下
をもたらす。
υ抑え、高温強度やクリープ強度の上昇に寄与する。し
かし、含有量が0.15%以下では、目的とする強度が
得られず、一方、含有量が0.5096を超えると、T
iと81との化合物(Ti5 !3i3等)を形成し、
延性等の機械的性質を劣化させ、しかも、550 ’(
:以上の温度域において高温強度やクリープ強度の低下
をもたらす。
従って、この発明においては、slの添加量を0.15
超から0.50重量%の範囲内に限定した。
超から0.50重量%の範囲内に限定した。
C:Cは、主にα相に固溶し、室温の強度上昇のみなら
ず、高温強度とクリープ強度の上昇に寄与する。しかし
ながら、含有量が0.04%未満では、目的とする強度
が得られず、一方、含有量が0.30%を超えるとチタ
ンの炭化物が析出して、延性を損なう。従って、この発
明においては、Cの添加量を0.04から0.30重量
%の範囲内に限定した。
ず、高温強度とクリープ強度の上昇に寄与する。しかし
ながら、含有量が0.04%未満では、目的とする強度
が得られず、一方、含有量が0.30%を超えるとチタ
ンの炭化物が析出して、延性を損なう。従って、この発
明においては、Cの添加量を0.04から0.30重量
%の範囲内に限定した。
0:0は、主にα相に固溶し、室温の強度上昇のみなら
ず、高温強度とクリープ強度の上昇に寄与する。しかし
ながら、含有量が0.16%を超えると延性が低下する
。従って、この発明においては、0の添加量を0.16
重量%以下に限定した。
ず、高温強度とクリープ強度の上昇に寄与する。しかし
ながら、含有量が0.16%を超えると延性が低下する
。従って、この発明においては、0の添加量を0.16
重量%以下に限定した。
AP、+Sn 、 Zr 二6.5から8.0重量%に
限定したのは、次の理由による。即ち、これはチタン合
金のアルミ当量と呼ばれ、この値が8%を超えると、T
i3AR等の金属間化合物が生成し、延性を損なうので
好ましくない。また、この値が6.5チ未満では、室温
強度、高温強度およびクリープ強度が小さくなる。従っ
て、この発明においては、前記アルミ当量を6.5から
8.0重量%の範囲内に限定した。
限定したのは、次の理由による。即ち、これはチタン合
金のアルミ当量と呼ばれ、この値が8%を超えると、T
i3AR等の金属間化合物が生成し、延性を損なうので
好ましくない。また、この値が6.5チ未満では、室温
強度、高温強度およびクリープ強度が小さくなる。従っ
て、この発明においては、前記アルミ当量を6.5から
8.0重量%の範囲内に限定した。
アルゴンガス雰囲気アーク溶解炉によって、チタン合金
からなるインゴットを溶製した。このインゴットを、熱
間鍛造した後、熱間圧延して、厚さ7嘘の複数枚の板材
を調製した。この際、β晶の粗大化を防ぐために、熱間
圧延時の加熱は、β変態点を30℃下回る温度で実施し
た。次いで、これらの板材を、β変態点を15〜30℃
下回る温度にて30分間焼鈍し、この後、空冷し、さら
に600℃にて8時間の時効処理を行い、供試材を得だ
。本発明チタン合金の成分組成および室温引張試験の結
果を第1表に示し、高温引張試験およびクリープ試験の
結果を第3表に示す。また、従来チタン合金、比較チタ
ン合金の成分組成および室温引張試験の結果を第2表に
示し、高温引張試験およびクリープ試験の結果を第4表
に示す。
からなるインゴットを溶製した。このインゴットを、熱
間鍛造した後、熱間圧延して、厚さ7嘘の複数枚の板材
を調製した。この際、β晶の粗大化を防ぐために、熱間
圧延時の加熱は、β変態点を30℃下回る温度で実施し
た。次いで、これらの板材を、β変態点を15〜30℃
下回る温度にて30分間焼鈍し、この後、空冷し、さら
に600℃にて8時間の時効処理を行い、供試材を得だ
。本発明チタン合金の成分組成および室温引張試験の結
果を第1表に示し、高温引張試験およびクリープ試験の
結果を第3表に示す。また、従来チタン合金、比較チタ
ン合金の成分組成および室温引張試験の結果を第2表に
示し、高温引張試験およびクリープ試験の結果を第4表
に示す。
ただし、比較チタン合金16,17.22および26は
、室温引張シ試験時の伸びが10%未満と小さく、実用
に耐えないため、高温引張り試験及びクリープ試験を実
施しなかった。第3表および第4表に示す高温引張試験
は、600’(:、においておこなったものである。ま
た、同表中の最小クリープ速度(チ/hr )は、温度
600℃、応力17.6に7f/−において行ったクリ
ープ試験の時間−伸び曲線から求めたものである。高温
引張試験およびクリープ試験は、大気中で実施した。
、室温引張シ試験時の伸びが10%未満と小さく、実用
に耐えないため、高温引張り試験及びクリープ試験を実
施しなかった。第3表および第4表に示す高温引張試験
は、600’(:、においておこなったものである。ま
た、同表中の最小クリープ速度(チ/hr )は、温度
600℃、応力17.6に7f/−において行ったクリ
ープ試験の時間−伸び曲線から求めたものである。高温
引張試験およびクリープ試験は、大気中で実施した。
第
表
第
表
第3表から明らかなように、本発明チタン合金は、60
0°Cにおける高温引張強度が68 Kyf/mA以上
と大きく、しかも、600℃、応力17.6Kp f/
−における最小クリープ速度が、0.05\ % / h r以下と小さく、比較チタン合金および従
来チタン合金Ti−6/Vt−4V 、 Ti−6Al
!−28n−4Zr−2Moと比較して非常に優れてい
る。また、本発明チタン合金は、室温においても9c+
KB/−以上の大きな引張強さと10チ以上の大きな伸
びとを合わせ持っており、室温から高温までの広い温度
範囲において、非常に優れた機械的性質を有しているこ
とがわかる。
0°Cにおける高温引張強度が68 Kyf/mA以上
と大きく、しかも、600℃、応力17.6Kp f/
−における最小クリープ速度が、0.05\ % / h r以下と小さく、比較チタン合金および従
来チタン合金Ti−6/Vt−4V 、 Ti−6Al
!−28n−4Zr−2Moと比較して非常に優れてい
る。また、本発明チタン合金は、室温においても9c+
KB/−以上の大きな引張強さと10チ以上の大きな伸
びとを合わせ持っており、室温から高温までの広い温度
範囲において、非常に優れた機械的性質を有しているこ
とがわかる。
第1図に、C含有量(重量%)と、温度600°C1応
力17. a Kqt/−のクリープ試験における最小
クリープ速度との関係を示す。第1図において、曲線に
おける実線の部分lは、本発明チタン合金の実験値をプ
ロットした部分を示し、点線の部分2は、比較チタン合
金の実験値をプロットした部分を示し、△印3は従来チ
タン合金の実験値をプロットした点を示す。
力17. a Kqt/−のクリープ試験における最小
クリープ速度との関係を示す。第1図において、曲線に
おける実線の部分lは、本発明チタン合金の実験値をプ
ロットした部分を示し、点線の部分2は、比較チタン合
金の実験値をプロットした部分を示し、△印3は従来チ
タン合金の実験値をプロットした点を示す。
第1図から明らかなように、C含有量が0.04〜0.
30重i%の範囲で0.05%/hr以下の最小クリー
プ速度の値を示しており、その範囲に満たないC含有量
では、最小クリープ速度が大きい。
30重i%の範囲で0.05%/hr以下の最小クリー
プ速度の値を示しており、その範囲に満たないC含有量
では、最小クリープ速度が大きい。
一方、C含有量をその範囲を超えて添加すると、最小ク
リープ速度は良くならず、第2表かられかるように室温
における延性が5.0チと非常に劣化する。
リープ速度は良くならず、第2表かられかるように室温
における延性が5.0チと非常に劣化する。
これらのことから、C含有量が0.04〜0.30重量
%の範囲内において、優れた機械的性質、即ち、優れた
室温強度、高温強度およびクリープ強度が得られること
が明らかとなった。
%の範囲内において、優れた機械的性質、即ち、優れた
室温強度、高温強度およびクリープ強度が得られること
が明らかとなった。
以上説明したように、この発明によれば、C含有量を0
.04〜0.30重量%の範囲内に限定することによっ
て、室温から高温までの広い温度範囲において、大きな
引張強度およびクリープ強度を得ることができるといっ
た有用な効果がもたらされる。
.04〜0.30重量%の範囲内に限定することによっ
て、室温から高温までの広い温度範囲において、大きな
引張強度およびクリープ強度を得ることができるといっ
た有用な効果がもたらされる。
第1図は、本発明チタン合金、比較チタン合金、そして
従来チタン合金に関して、最小クリープ速度とC含有量
との関係を示すグラフである。 第1図
従来チタン合金に関して、最小クリープ速度とC含有量
との関係を示すグラフである。 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Al:5.5から6.5%、 Sn:1.5から3.0%、 Zr:0.7から5.0%、 Mo:0.3から3.0%、 Si:0.15超から0.50%、 C:0.04から0.30%、 O:0.16%以下(以上重量%)、 残り:Tiおよび不可避不純物 からなり、且つ、 Al+(Sn/3)+(Zr/6):6.5から8.0
重量%を満足することを特徴とする耐熱チタン合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17202588A JPH0222435A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 耐熱チタン合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17202588A JPH0222435A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 耐熱チタン合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222435A true JPH0222435A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15934127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17202588A Pending JPH0222435A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 耐熱チタン合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222435A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004019286A1 (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | 紙葉類鑑別装置 |
JP2009041065A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Nippon Steel Corp | 高温疲労強度および耐クリープ性に優れた耐熱部材用チタン合金 |
JP2009531546A (ja) * | 2006-03-30 | 2009-09-03 | スネクマ | チタン合金で作製された熱機械部品の熱処理方法および製造方法と、これらの方法から得られる熱機械部品 |
WO2011105620A1 (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-01 | 新日本製鐵株式会社 | 耐熱性に優れたチタン合金製自動車用エンジンバルブ |
WO2012108319A1 (ja) | 2011-02-10 | 2012-08-16 | 新日本製鐵株式会社 | 疲労強度に優れた耐摩耗性チタン合金部材 |
WO2023028140A1 (en) * | 2021-08-24 | 2023-03-02 | Titanium Metals Corporation | Alpha-beta ti alloy with improved high temperature properties |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP17202588A patent/JPH0222435A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004019286A1 (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | 紙葉類鑑別装置 |
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WO2011105620A1 (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-01 | 新日本製鐵株式会社 | 耐熱性に優れたチタン合金製自動車用エンジンバルブ |
JP2011179375A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Nippon Steel Corp | 耐熱性に優れたチタン合金製自動車用エンジンバルブ |
WO2012108319A1 (ja) | 2011-02-10 | 2012-08-16 | 新日本製鐵株式会社 | 疲労強度に優れた耐摩耗性チタン合金部材 |
WO2023028140A1 (en) * | 2021-08-24 | 2023-03-02 | Titanium Metals Corporation | Alpha-beta ti alloy with improved high temperature properties |
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