JPH02224227A - 金属シリサイドの成膜方法 - Google Patents

金属シリサイドの成膜方法

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JPH02224227A
JPH02224227A JP4426889A JP4426889A JPH02224227A JP H02224227 A JPH02224227 A JP H02224227A JP 4426889 A JP4426889 A JP 4426889A JP 4426889 A JP4426889 A JP 4426889A JP H02224227 A JPH02224227 A JP H02224227A
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cvd apparatus
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序に従って本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 従来技術 発明が解決しようとする問題点[第2図]問題点を解決
するための手段 作用 実施例[第1図] 発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明はCVD装置、特に形成する成長膜の膜厚をより
均一になるようにした新規なCVD装置に関する。
CB、発明の概要) 本発明は、CVD装置において、 形成する成長膜の膜厚をより均一にするため、被処理基
体近傍に触媒を配置したものである。
(C,従来技術) 素子の微細化に伴いMOSトランジスタのゲート電極と
して多結晶シリコンよ、りも抵抗値を低くすることので
きるタングステンポリサイド膜が用いられる傾向が生じ
ている。タングステンポリサイド膜は多結晶シリコン膜
上にタングステシリサイドWSix膜を形成してなるも
のであり、このタングステンシリサイドWSix膜はC
VDにより形成される。そして、タングステンシリサイ
ド膜のCVDによる形成は、通常、反応ガスとしてS 
I H4を用い、360℃の温度で行われる。
ところが、近年、反応ガスとしてWF。
+ S i H2Cl mを用い、600℃程度の温度
でタングステンシリサイドWSix膜を形成する技術が
注目され始めている。というのは、このように形成する
とタングステンシリサイドWS i x膜の密着性が良
好で、ステップカバレッジが良く、しかもフッ素F含有
量も少ない(数十分の1に減少する)からである。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第2図] ところが、反応ガスとしてW F s + S I H
@C1jを用いた場合には、タングステンシリサイドW
Six膜の膜厚及び膜質が不均一になり、更にはシート
抵抗も不均一になるという問題に直面する。このことは
1988年秋季応用物理学会予稿集第581頁、第58
2頁(講演ナンバー4p−A−5,4p−A−6)にお
いても紹介されている。
かかる問題はタングステンシリサイド WSix膜の成長の初期の段階における反応の強さ(激
しさ)が半導体ウェハ内で不均一になるため起きる。
そこで、本願発明者が反応の強さが半導体ウェハ内で不
均一になる原因を追究したところ、半導体ウェハへのタ
ングステンシリサイドWSix膜のCVDを行う前に装
置内面にコーティングしたタングステシリサイドWSi
xが触媒として作用し、半導体ウニ八周縁部上における
気相成長反応を中央部上における気相成長反応よりも強
く(謂わば激しく)することが判明した。この点につい
て詳しく説明すると次のとおりである。
半導体ウェハ表面にCVD膜を形成する場合にはCVD
膜への不純物の混入を防止するため、予め装置内面に形
成しようとするCVD膜と同じ材質の膜をコーティング
しておくのが普通である。
従って、そのコーティングを終え半導体基板をサセプタ
上に配置してCVDを開始したときは第2図に示すよう
な状態になる。同図において、aはサセプタ、bはサセ
プタaの表面に予めコーティングされたタングステンシ
リサイドWSix膜、Cは半導体ウェハである。
そして、そのタングステンシリサイド WSixl1ibは反応ガスWFa +5iHi C1
aを用いたタングステンシリサイドWS i x膜の成
長反応に対してその反応を促進させる触媒として作用し
てしまう。つまり、タングステンシリサイドWSixは
その反応を促進する触媒としての性質を有しているので
ある。そのため、タングステンシリサイドWSixを成
長させる反応は半導体ウェハCの中央部上よりも周縁部
上の方が激しい。というのは、コーティングされたタン
グステンシリサイドWSix膜すのうちの半導体ウェハ
C周辺にあたる部分dが触媒として作用して半導体ウェ
ハCの周縁部d上における反応を促進させるからである
。それに対して半導体ウェハCの中央部はそのタングス
テンシリサイド膜dから遠いので反応が促進せしめられ
ないのであり、従って、周縁部との間に膜厚、更には膜
質の差が生じることになるのである。
本願発明者はこのように問題の発生する原因を突き止め
たうえで更に問題を解決する手段を追究した結果本発明
を完成するに至ったものである。
しかして、本発明は、形成する成長膜の膜厚をより均一
にすることのできる新規なCVD装置を提供することを
目的とする。
(E、問題点を解決するための手段) 本発明CVD装置は上記問題点を解決するため、被処理
基体近傍に触媒を配置してなることを特徴とする特 (F、作用) 本発明CVD装置によれば、被処理基体近傍に触媒を配
置したので、被処理基体の周辺に存在するコーテイング
膜の触媒作用により促進せしめられたところの被処理基
体周縁部上における気相成長反応と同程度の激しさの反
応をその配置した触媒により被処理基体中央部上におい
ても生ぜしめることができ、延いては反応の激しさを被
処理基体全面に渡って均一にすることができる。従って
、形成する成長膜の膜厚、更には膜質をより均一にする
ことができる。
(G、実施例)[第1図] 以下、本発明CVD装置を図示実施例に従って詳細に説
明する。
第1図は本発明CVD装置の一つの実施例を示す断面図
である。同図において1は反応室、2は水冷チャックで
、反応室1の天井の中央部に形成された孔に嵌合されて
いる。3はチャック1の上部に取り付けられたクォーツ
ウィンドウ、4は該クォーツウィンドウ3の上側に配置
された加熱用ハロゲンランプ、5は上記チャック2の下
端部に配置された半導体ウェハで、CVD膜が形成され
る側の面を下向きにされてウェハクランパ6によってク
ランプされている。
7はガスミックス室で、反応室lの底板中央部に形成さ
れた孔を介して反応室1と連通されており、該ガスミッ
クス室7の底板中央部にはガス供給管8が嵌合されてい
る。そして、該ガス供給管8によって下側から反応室1
内に上向きに反応ガス(本例ではW F e + S 
I H2C1z )が供給される。9は反応室1の底板
中央部の上記孔の周縁に上向きに嵌合されたガスダクト
である。
lOはタングステンWからなるグリッド(格子)状の触
媒で、CVD膜を形成すべき面を下向きにした上記半導
体基板5の稍下側にその面と対向するように配置されて
いる。このようにタングステンWからなるグリッド状の
触媒1oが設けられていることが本CVD装置の従来の
CVD装置に対する特長点となっている。
このような本CVD装置によれば、タングステンWから
なる触媒10が反応ガスWF。
+ S iH2C12によりタングステンシリサイドW
Six膜を形成する気相成長反応に対しての触媒になる
ので、半導体ウェハ5表面全面にわたって反応が−様な
強さで起きるようにできる。というのは、本CVD装置
によりCVDを行う場合においても予めCVD装置内面
にタングステンシリサイドWSix膜をコーティングし
ておくので、若し触媒10がないと仮定した場合には半
導体ウェハ5の周縁部がそのタングステンシリサイドW
Six膜に近(なりその触媒作用により該周縁部上にお
いては中央部上においてより激しい反応が生じ、タング
ステンシリサイドws t x膜の膜厚には半導体ウニ
八周縁部で厚く、中央部で薄くなる傾向の面内不均一が
生じるのである。しかし、本CVD装置には触媒10が
あるので、半導体ウェハ5の中央部も触媒に近(なり、
半導体ウェハ5の全面において均一な強さく激しさ)を
もって反応が生じるようにすることができるのである。
これは、単に膜厚の面内均一性を高めるだけでなく、膜
質の面内均一性を高める要因ともなる。
尚、タングステンWからなる触媒10をグリッド状にす
るのは、反応ガスの流れが所望通りになることの妨げに
ならないようにする為である。
尚、タングステンからなるグリッド状の触媒10に電流
を流すことにより該触媒10自身の温度を高め、それに
により触媒能力を高めることができる。そして、その電
流値をコントロールすることにより触媒能力のコントロ
ールをすることができる。この触媒能力はタングステン
シリサイドWSix膜の成長速度、膜質を左右するので
、触媒能力のコントロールにより成長速度、膜質をコン
トロールすることができるのである。
ところで、タングステンからなる触媒10の温度が60
0℃以上になると触媒lO自身にもタングステンシリサ
イドWSixが堆積する。しかし、タングステンシリサ
イドW S i xもWF。
+ S i HzC1□によりWSix膜を成長させる
反応に対して触媒として機能し得るので、本発明の効果
が失われることはない。
尚、上記実施例においては、タングステンWからなる触
媒10がグリッド(格子)状に形成されていたが、これ
は反応ガスの流れを所望通りにすることの妨げにならな
いようにするためである。
従って、タングステンWをグリッド状ではな(例えば平
板状にしても所望通りのガスの流れが得られる場合には
、グリッド状にすることは必要ではない。即ち、触媒の
形状は格子状に限定されるものではなく、第1図に示し
たCVD装置はあくまで本発明の一実施例にすぎないも
のである。
また、触媒機能さえあればタングステンWに代えて他の
材質ものを用いて触媒10としても良い。一般に、金属
であれば触媒としての働きをする。
このように、本発明CVD装置には種々の変形例が考え
られ得る。
以上に述べたように、本発明CVD装置は、被処理基体
近傍に触媒を配置してなることを特徴とするものである
従って、本発明CVD装置によれば、被処理基体近傍に
触媒を配置したので、被処理基体の周辺に存在するコー
テイング膜の触媒作用により促進されるところの被処理
基体周縁部上における気相成長反応と同程度の激しさの
反応をその触媒により被処理基体中央部上においても生
ぜしめることができ、反応の激しさを被処理基体全面に
渡って均一にすることができる。従って、形成する成長
膜の膜厚、そして膜質なより均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明CVD装置の一つの実施例を示す断面図
、第2図は発明が解決しようとする問題点を説明するた
めの断面図である。 (H,発明の効果) 符号の説明 5・・・被処理基体、 10・・・触媒。 芙廃ρ臆示引折面図 第1図 ro!M中を説明でろための断面図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理基体近傍に触媒が配置されてなることを特
    徴とするCVD装置
  2. (2)触媒がグリッド状に形成されてなることを特徴と
    する請求項(1)に記載の CVD装置
  3. (3)グリッド状の触媒に加熱電流を流すようにされて
    なることを特徴とする請求項(2)記載のCVD装置
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495270A (ja) * 1972-04-29 1974-01-17
JPS642598A (en) * 1987-06-26 1989-01-06 Iatron Lab Inc Method for measuring calcium
JPS6417868A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Anelva Corp Apparatus and method for forming film

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