JPH0222375A - 複合ガスケツト - Google Patents

複合ガスケツト

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JPH0222375A
JPH0222375A JP17193788A JP17193788A JPH0222375A JP H0222375 A JPH0222375 A JP H0222375A JP 17193788 A JP17193788 A JP 17193788A JP 17193788 A JP17193788 A JP 17193788A JP H0222375 A JPH0222375 A JP H0222375A
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岳根 平井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複合ガスケットに関するものであり、特に高
温、高圧用に有用で、主として自動車エンジン用として
用いられる複合ガスケットに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の高温高圧用ガスケットとして、爪立て鋼
板あるいはエンボス加工アルミ板等の凹凸付き金属板等
の担体の両面に、ゴムシート、ゴムを結合材とした石綿
シート、膨張黒鉛シート、バーミキュライトに少!i1
のゴムバインダーを加えて形成したシート等のシール基
材を貼り合わせて一体化したものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のガスケットは、それぞれ次に示す様な問題点があ
った。ゴムシートは、耐熱性が低いため、高温での使用
が困難である。ゴムを結合材としたバーミキュライトシ
ートは、ゴムの熱劣化により焼付きを生じ、またシール
性が悪い。膨張黒鉛シートは強度が低く取扱性が悪く、
また、高価である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものである
。すなわち、耐熱性、シール性に優れ、環境汚染の問題
がなく、安価であり、さらに耐油、耐水性に優れた複合
ガスケットを提供しようとするものであり、ポリテトラ
フルオロエチレン樹脂および無機質充填材を必須成分と
するシート基材が、軟質何機体を介して金属担体に一体
化されていることを特徴とする複合ガスケットを提供し
ようとするものである。
本発明におけるシート基材において、ポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂(以下、PTF Eという)としては、
テトラフルオロエチレンのlit独重合体にとどまらず
、熔融流動性を付与するに到らない程度の少量(例えば
、0.5モル%程度以下)の他の共単量体を共重合せし
めて変性されたものも含まれる。かかる共単量体として
は、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロ(アルキ
ルビニルエーテル)、パーフルオロ(アルコキシアルキ
ルビニルエーテル)、トリフルオロエチレン、パーフル
オロアルキルエチレンなどが例示される。また、あまり
に低分子;jl、のものでは液状あるいはゲル状となり
好ましくなく、好ましくは、標準比重から計算される分
子量が103以上の固体を50%以上含むものである。
また、乳化重合により得られたPTF Eがフィブリル
化し易いため好ましい。
また、1!!(木質充填材としては、耐熱性、耐薬品性
に優れた無機質粉末、粉末状無機質繊維またはカーボン
粉末が好ましく採用される。無機質粉末としては、平均
粒径が100μ程度以ドのものが好ましく採用される。
゛[均粒径が大きすぎると、シート基材とした時の表面
平滑性が損なわれ、好ましくない。また、十均拉径の大
きな無機質粉末では、シート基材の緻密性が得られず、
気孔率および気孔径が大きいものとなりシール性が充分
でなくなり好ましくない。また、粒径の大きい硬質の無
機質粉末を用いた場合に、成形時に成形装置を損傷する
ことがあり好ましくない。さらに好ましくは、・1シ均
拉径0.1〜70μ程度の無機質粉末である。また j
jjj機質粉木質粉末、粒径の異なる2種以りを混合使
用すると充填効率が向上し、好ましい。かかる無機質粉
末としては、ケイ素およびアルミニウムを主体とし、マ
グネシウム、鉄、アルカリ土類金属、アルカリ金属など
を含む含水珪酸塩鉱物の粉末である一般に粘土と呼ばれ
る粉末、ワラストナイトなどの天然鉱物粉末、シリカ、
アルミナ、ガラス、酸化チタン、酸化鉄などの酸化物粉
末、硼化ジルコニウム、窒化アルミ、窒化ケイ素、窒化
硼素、炭化ジルコン、炭化ケイ素、炭化タングステンな
どのセラミックス粉末、硫化ニッケル、硫化ジルコニウ
ム、二硫化モリブデンなどの硫化物粉末などが例示され
る。中でも天然鉱物粉末が好ましく採用される。特に、
カオリナイト、ハロイサイト、加水ハロイサイトなどに
代表されるカオリン型の粘土が好ましい。また、粉末状
無機質繊維としては、直径0.1〜30μ程度、特に好
ましくは直径0.5〜15μ程度であり、長さ50〜3
00μ、特に好ましくは70〜200μ程度が好ましく
採用される。かかる粉末状無機質繊維としては、粉末状
カーボン繊維、粉末状ガラス繊維粉末、粉末状アルミナ
繊維、各種粉末状天然鉱物繊維などが例示される。また
、カーボン粉末としては、粒径0.旧〜0.1μ栓度の
ものが好ましく採用される。
また1本発明において、無機質充填材としては、無機質
粉末のqi独もしくは無機質粉末と若1゛弓11の粉末
状無機質繊維およびまたはカーボン粉末の混合物が好ま
しく採用される。無機質粉末を「i1独でまたは無機質
粉末とカーボン粉末の混合物を用いると、シート基材の
低気孔捧を化、小気孔径化が容易となるため好ましい。
また、粉末状無機質繊維を混合使用した場合、粉末状無
機質繊維を混合使用しない場合に比べ、低気孔率化、小
気孔径化が若干難しくなるが、圧縮率の大きなシート基
材となるため。シール而のなじみ性が優れたものとなる
。また、無機質充填材として、粉末状無機質繊維または
カーボン粉末を111独で、または粉末状無機質繊維と
カーボン粉末の混合物を用いると、シート状成形が困雅
になったり、気孔率や気孔径の小さなシート基材が得ら
れ難くなったりするため、このような使用態様は好まし
いとはいえない。jjg機質充填材として、無機質粉末
と粉末状無機質繊維およびまたはカーボン粉末の混合物
を用いる場合の混合割合は、無機質粉末100重;11
部当り粉末状無機質繊維およびまたはカーボン粉末が3
0重量部程度以下とすることが好ましい。粉末状無機質
繊維およびまたはカーボン粉末の割合が大きすぎると、
シート状基材の成形性が悪くなり、また気孔率および平
均気孔径が大きくなるためシール性が悪くなったりシー
トJ、t、材の寿命が小さなものになり、好ましくない
本発明におけるシート基材は、I’l’FEを5重量%
以上、無機質充填材を50重量%以上含(Tすることが
好ましい。PTF Eの量が5重量%よりも小さい場合
には、シート基材としてのシート成形が困難であり、ま
た、成形されたシートも圧縮に対する復元率が小さいも
のとなり、気孔率の小さなシート基材が得られ難くなり
、複合ガスケット用シート基材としての使用に耐え難い
ものとなるため好ましくない。特にPTF Eがio!
fi量%以上含まれることが好ましい。l’TF Eの
量の上限は特に限定されないが、あまりに多くなりすぎ
ると高価なものになり、汎用としての特徴が薄れること
、シート基材の圧縮率が低下することなどから、50重
量%以下、特に40重量%以下とすることが好ましい。
また、無機質充填材の:11が5011 ’I1%より
も小さな場合には、応力緩和率が大きくなり好ましくな
い。また、高価なものとなるため汎用としての利用に適
さなくなることもある。無機質充填材の量が大きくなる
と、応力緩和率が小さくなるが、気孔率および気孔径の
小さく緻密なシート基材を得難くなる。すなわち、シー
ル性が低トし易くなる傾向がある。好ましい無機質充填
材の含有量は60〜90弔t:%、である。
本発明におけるシート基材は、上記 1)TFE、無機
質充填材の他に、合成樹脂、無機質繊維などを含んでい
てもよい。かかる合成樹脂としては、耐熱性、耐油性等
に優れたものが好ましく、例えば、パーフルオロアルコ
キシ樹脂、パーフルオロエチレンプロピレン樹脂などの
フッ素樹脂や、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ボリ
アリールスルホン樹脂などが例示される。
また、無機質繊維としては、アルミナ繊維、カーボン繊
維、ガラス繊維などが例示されるが。
これらは混合あるいはシート基材成形時に砕かれるが、
粉末状に砕かれるものは少なく、大半は比較的長い繊維
としてシート基材中に存在することになる。この様な繊
維が存在する場合には、シート基材の強度が向」二する
が、気孔率および平均気孔径を小さなものにすることが
困難になるため、あまりに多量に入れることは好ましく
ない。無機質繊維の添加jilは、3重!l′L%以下
であることが好ましい。
本発明におけるシート基材おいて、P T F F、は
フィブリル化されており、無機質充填材がそのフィブリ
ル間に存在していることが好ましい。
PTF Eがフィブリル化されていない、または無機質
充填材がPTFEのフィブリル間に存在しない場合には
、シート基材は極めて脆いものとなり、実際の使用には
耐えられないものとなることがあり好ましくない。本発
明におけるシート基材は、PTF Eがフィブリル化さ
れている、すなわち、ミクロ三次元網目構造を形成して
おり、無機質充填材がその三次元網目構造の間に均一・
に分散して存在している、すなわち、無機質充填材がP
TFEのフィブリルにより強固に保持されているため、
シート基材として充分な強度が得られるのである。また
、この様な構造をイー■する本発明のシート基材は、P
TF Eがシート基材全体にわたって均一に存在するた
め、少量のIITFE含有Uにもかかわらず、シート基
材全体にIITFEの優れた撥水、撥油性が発押される
ものである。ずわなち、シート基材ひいては複合ガスケ
ット材が耐油性、耐水性に優れたものとなる。II ’
r F Eは、高剪断力をかけることにより容易にフィ
ブリル化されつるものである。また、I’TFEのフィ
ブリル間に均一に無機質充填材を分散させる方法として
は、フィブリル化されていないP1’FEと無機質充填
材を添加した後、混合と同時または均一・混合後にP’
rFEをフィブリル化する方法などにより容易に達成さ
れる。例えば、所定割合のPTFE粉末と無機質充填材
をナフサなどの加工助剤の存在下または非存在下に例え
ばミキサーなどにより高速攪拌する方法など、高剪断力
下に攪拌混合することにより達成される。また、この混
合物を、シリンダ断面積とノズル部断面積の比の大きな
押出機で押出すなど、さらに高剪断力を加えることによ
り、I’TF Eをより高度にフィブリル化することも
できる。
本発明におけるシート基材は、前述したPTFEフィブ
リル間に無機質充填材を分散させた組成物を、プレス型
あるいはロールなどにより加圧成形、圧延成形など公知
のシート成形法によりX!!J造することができる。特
に製造作業上、連続成形が可能であるロール圧延成形法
が好ましく採用される。
本発明におけるシート基材において、I’TFEは焼成
されていてもよく、未焼成であってもよい。特に高締付
圧で用いられる場合には、焼成されていたほうが好まし
い。PTF Eの焼成は、シト基材の成形後に行なわれ
ることが好ましい。シート基材成形前にI’TF Eを
焼成すると、シト基材の成形が困難になるため好ましく
ない。
本発明における金属担体としては、平板、爪立板、凹凸
付板、メツシュ状開口なイ■する板、金網等種々のもの
が採用可能である。特に、上述のシート状基材との一体
化が容易であり、シート基材の保持性が優れるという点
から、爪q仮、凹凸付板、メツシュ状開口を有する板又
は金網が好ましい。特に、爪立鋼板、エンボス加工アル
ミ板などが好ましく採用される。
また、本発明の複合ガスケットは、上記シート基材と金
属担体が軟質有機体を介して一体化されていることが重
要である。軟質41機体を介してシート基材と金属担体
が一体化されているため、金属担体とシート基材間のリ
ークが防止され、全体として極めて優れたシール性を発
揮する複合ガスケットが得られるのである。ここで、軟
質11機体としては、合成樹脂、合成ゴム、天然ゴムな
どが採用される。好ましくは、JIS X6301のス
プリング式硬さ試験A形で90℃以下である有機体が好
ましく採用される。具体的には、天然ゴム、ブタジェン
スチレンゴム、ブタジェンアクリロニトリルゴム、クロ
ロブレンゴム、ブチルゴム、多硫化ゴム5ウレタンゴム
、シリコーンゴム、へイバロン、アクリルゴム、エチレ
ンプロピレンゴム、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リエチレン、塩化ビニル樹脂などが例示される。
また、軟質有機体は、あまりに厚いものでは応力緩和が
大きくなり、シール性が低下するため好ましくない。通
常、好ましくは1.15μm程度以下の厚さが採用され
る。特に、10μm程度以下の厚さとすることにより、
複合ガスケット使用時に軟質有機体が熱分解、炭化を起
こしてもシール性の低下がほとんど見られないものとな
るため好ましい。また、軟質有機体の厚さはあまりに薄
いものでは、シート基材と金属担体間の漏れ防止が十分
に達成されず、好ましくない。また、実質上あまり薄い
軟質有機体の層の形成は困難である。通常は3μm程度
以1−の11ノさが採用される。軟質有機体は、塗装、
ラミネート専の方法により、金属担体上に密着せしめら
れていることが好ましい。軟質有機体と金属相体間に空
隙があると、良好なシール性が得られなくなり、好まし
くない。軟質有機体と金属担体とを密着せしめる方法と
しては、金属担体表面にあらかじめ表面処理を施し、投
錨効果を発揮させる方法、ブライマー処理法、軟質有機
体中に金属との密着性を向−1ニさせる添加物を添加し
ておく方法などが例示される。表面処理の方法としては
、リン酸鉄系結晶性被膜形成の如き化成処理、エツチン
グ、サンドブラスト等の方法が例示される。特にリン酸
鉄系結晶性被膜は、緻密かつ多孔質であり、薄膜化が容
易であるため、投錨効果に優れ、また表面の(1シ滑性
に優れているため、軟質有機体を密着させた後にもその
表面平滑性が発揮され、シート基材との密着性に優れ、
ひいてはシール性に良好な結果をもたらすため好ましく
採用される。ブライマー処理としては、シラン系カップ
リング剤、チタン系カップリング剤などのカップリング
剤を金属担体表面に塗布しておく方法などがある。また
、軟質有機体被覆用組成物(例えば塗料など)に、カッ
プリング剤を添加して適用しても良い。特に、リン酸鉄
系結晶性被膜が最も好ましく採用される。かかるリン酸
鉄系結晶性被膜は、0.15μm以下であることが好ま
しい。
あまりに厚ずぎると゛ド滑性が得られ難くなり、好まし
くない。
本発明の複合ガスケットは、金属担体表面に表面処理を
施し、あるいは施さずに軟質41機体層を形成せしめた
後、特定のシート基材を圧着して一体化することにより
製造される。軟質何機体層の形成としては、軟質有機体
溶液または塗料への浸漬、スプレー塗装あるいは熱圧着
などフィルムをラミネートする方法、更には、静電粉体
塗装後、溶融せしめて均一な軟質41機体層を形成せし
めるなどの方法が例示される。また、シート基材と金属
担体を圧着せしめる方法は、金属担体とシート基材を積
層した後、ロール、プレスなどにより圧着せしめる。こ
の時には、金属担体上には、軟質有機体の層が形成せし
められているので、金属担体とシート基材は軟質41機
体を介して−・体層せしめられることとなる3、また、
金属担体とシート基材の−・体層において、軟質有機体
が硬化性のものである場合には、゛11硬化あるいは完
全に硬化させた後シート基材を一体化せしめた方が好ま
しい。・体層を行なった後、軟質有機体の硬化を行なう
と、硬化時の収縮により、複合ガスケットに歪み、空隙
が形成され、シール性が低下することがあるため、好ま
しくない。
[作 用] 本発明の複合ガスケットは、シート基材と金属担体の間
に軟質有機体が介在しているため、ガスケット使用時に
シート基材と金属担体の間からの漏れが防止され、優れ
たシール効果が発揮されるものと考えられる。さらに、
金属担体として爪立金属板、凹凸付き金属板、メツシュ
状開[」部を有する金属板、金網などの担体な使用する
と、シート基材の金属担体への密若性が改善され、かつ
、金属担体への強固な係止が可能になる。したがって、
高締付圧で使用しても、シート基材の流れ、はみ出しな
どが防ILされ、優れたシール性が維持されるものであ
る。
また、金属担体表面が化成処理、特にリン酸鉄系結晶性
被膜形成がされていると、投錨効果により軟質有機体が
強固に密着されるため、金属担体と軟質有機体間の漏れ
防止効果が一段と改良され、極めて優れたシール性が発
揮される。
[実施例] 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、かかる実施例により本発明は何ら限定されるものでは
ない。
実施例1 r’TFE粉末(旭フロロポリマー製CI)−1)20
屯量部、カオリナイトクレー(上屋力オリン工業製カタ
ルボ、゛1礼均拉径10μ) 、 Ash・t7o (
甲均粒径0.4μ)ノ混合物:カタルボ: ASF 1
70 =9 : I ) 75!′nj、1部、カーホ
ン扮末(三a 化成製M^−100) 5重量部および
1.1.1 )−リクロロエタン250重量部をミキサ
ーにより20分間攪拌した後ろ過を行なった。ろ過物を
常温で乾燥下。この乾燥物に高粘度有機溶剤(エクソン
製アイソパーM)17重ji1部を添加し、ニーダ−で
10分間攪拌した後15時間熟成した。この熟成物を、
押出品断面寸法105mmで角度40″の円錐部、シリ
ンダー断面積とノズル部断面積の比が15である金型に
tt人し、常温にて圧力40kgf/cm” 、押出速
度120mm/hrで押出し、板状物を得た。この板状
物を外径200mm 、長さ400mmの鉄製2転ロー
ラーにJU:縮化I8、速度1800mm/hrで挿入
し、巾300 mm、厚さ0.5mmの長尺シートを得
た。この長尺シートを300℃で熱風乾燥した後、35
0 ’Cで30分間焼成してシート基材を得た(図中、
符合l)。
5PCC材厚さ0.25mm、穴径1.2mmの丸穴フ
ックの爪立てを(図中、符合2)バーコクリーナーN−
364−3(日本バーカーライジング社製)で脱脂した
後、化成処理液(日本バーカーライジング社製ボンデラ
イト1077)に浸漬して、リン酸鉄系結晶性被膜を形
成した。この爪立鋼板を、第1表に示す組成の軟質有機
体組成物をトルエン/酢酸n−プロピル= 80/20
である溶剤に固形分濃度10重M%となるよう調整した
調整液に5秒間洗清し、風乾後 100℃で30分間加
熱して、厚さ7μの軟質有機体層(図中、符合3)を有
する金属担体な得た(軟質イj機体はJISK6301
スプリング式硬さ試験A形が80°である)。
この軟質何機体層を有する金属担体(図中、符合4)の
両面に上記シート基材を血圧100100O/cm”で
圧着し、厚さ1.2mmの複合ガスケットを得た。
この複合ガスケットを、用いて、IE縮率、復元率、応
力緩和率、耐油性、耐水性、シール性の各試験を行なっ
た結果を第2表に示した。
比較例1として軟質有機体層を形成しない他は実施例1
と同様にして得た複合ガスケット、参考例として石綿系
へラダーガスケットを用いて同様の試験を行なった結果
を示した。
第1表 第2表 *測定器具の耐圧が最大20kgf/cm”でこれ以上
の測定が不能であった。
[発明の効果] 本発明の複合ガスケットは、軟質有機体を介して特定の
シート基材と金属担体が一体化されているため、圧縮率
が高く、シール面のなじみ性が極めて高い。また、軟質
有機体の介在により、シート基材と金属担体との間の漏
れがほぼ完全に防1トされている。したがって、極めて
高いシール性が発揮される。また、シート基材が特定の
組成であるため、耐油性、耐水性が極めて優れかつ環境
汚染の問題がない。更に、本発明の複合ガスケットは、
応力緩和性に優れているため、長期連続使用が可能であ
る。したがってメンテナンス費用などを大幅に削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の複合ガスケットを一部切断した断面
図であり、第2図は同平面図であり、第3図は同斜視図
である6 1・・・シート基材、2・・・爪立て鋼板。 3・・・軟質有機体、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリテトラフルオロエチレン樹脂および無機質充填
    材を必須成分とするシート基材が、軟質有機体を介して
    金属担体に一体化されていることを特徴とする複合ガス
    ケット。 2、軟質有機体が、JISK6301のスプリング式硬
    さ試験A形が90°以下のものである請求項1の複合ガ
    スケット。
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