JPH02223587A - カルバペネム誘導体 - Google Patents

カルバペネム誘導体

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JPH02223587A
JPH02223587A JP1289441A JP28944189A JPH02223587A JP H02223587 A JPH02223587 A JP H02223587A JP 1289441 A JP1289441 A JP 1289441A JP 28944189 A JP28944189 A JP 28944189A JP H02223587 A JPH02223587 A JP H02223587A
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真 竹村
Toshiyuki Nishi
敏之 西
Hiroshi Suzaki
浩 洲崎
Yohei Ishida
洋平 石田
Hiroko Koda
甲田 浩子
Takeshi Hayano
早野 健
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、2位に二環性複素環チオ基を、1位にアルキ
ル基をもつカルバペネム誘導体I及びその塩に関するも
のである。
〈従来の技術〉 従来から広く使用されている有力な抗生物質には抗菌ス
ペクトルの広いペニシリン、セファロスポリン系抗生物
質がある。これらは各種感染症に対し優れた効果を発揮
してぎた。しかし、有効な抗菌剤が次々に使用されるた
め病原菌の耐性株を生じ、このため新しい抗菌剤の必要
が絶えず生じる。即ち、上記ペニシリン、セファロスポ
リン系抗生物質でも、耐性菌の出現のため抗菌スペクト
ル、抗菌活性、体内動態あるいは安全性などの面で、必
ずしも満足度は高くない。
チェナマイシンはカルバペネム誘導体の一種で(特開昭
51−73191号)、ペニシリン、セファロスポリン
系抗生物質の耐性菌に対しても感受性を示し、広い抗菌
スペクトルを有する。このものの発見以来、カルバペネ
ム誘導体の合成研究および類似の骨格を持つ化合物の合
成研究が盛んに行われている。しかし、従来公知のカル
バペネム系、ペネム系抗生物質は物理化学的に不安定で
あり、腎臓のデヒドロペプチダーゼなどにより分解を受
は易く、医薬品として評価の高い化合物は得られていな
い。
〈発明が解決しようとする問題点さ 感染症の治療には抗生物質が有効であるが、方で耐性菌
の出現という問題があり、これは広い抗菌スペクトルを
有するものとして多用されてきたペニシリン、セファロ
スポリン系抗生物質についても例外ではなく、耐性菌の
出現に伴い抗菌スペクトルなどの点で問題となっている
本発明の目的は広い抗菌スペクトルを有し、ペニシリン
、セファロスポリン系抗生物質の耐性菌に対しても感受
性を示し、しかも物理化学的性質においても有利な新し
い抗生物質を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 本研究者らは鋭意研究を重ねた結果、次の一般式■を有
するカルバペネム84体は、ダラム陽性菌、陰性菌に対
して強力な抗菌活性を示し、また偏性嫌気性菌に対して
も高活性を示し、更に、ペニシリン、セファロスポリン
耐性菌にも高い感受性を示す等、極めて広い抗菌スペク
トルを有することを見いだした。更に、本発明のカルバ
ペネム誘導体は物理化学的安定性にも優れ、また腎臓の
デヒドロペプチダーゼ■、β−ラクタメース等による酵
素分解も受けにくい等、抗菌薬として有用性が高いこと
を見いだし本発明を完成した。
即ち、本発明は一般式1 [上記式中、 (() R+は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ
低級アルキル基または保護されたヒドロキシ低級アルキ
ル基、 (ロ) COOR2はカルボキシル基、カルボキシレー
トアニオンまたは保護されたカルボキシル基、(八) 
R3は低級アルキル基、 (ニ) R4は以下の一般式で示される置換または無置
換の二環性複素環基、 (式中、語基の部分構造である は五員環または六員環の窒素含有複素環を意味し、該窒
素含有複素環としては酸素、硫黄及び窒素から選ばれた
1〜4個の複素原子を含有する飽和または不飽和複素環
を意味する。
ここにおいてR5は: 水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルバメー
ト基、アルコキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、ウレ
イド基、アルキルチオ基、スルフェニル基、スルフィニ
ル基、スルホンアミド基、カルバモイル基、シアノ基、
ニトロ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドロキシカル
バモイル基、チオカルバモイル基、トリフルオロメチル
基、イミノ基、 ・場合により置換されたC、−C6アルキル・場合によ
り置換されたC2−C6アルケニル・場合により置換さ
れたC2−C,アルキニル・場合により置換されたCs
−Ceシクロアルキル・場合により置換されたC3−C
,シクロアルケニル・場合により置換されたヘテロシク
リル・場合により置換されたヘテロシクリルC,−C,
アルキル ・場合により置換されたヘテロシクリルll:2  C
aアルケニル ・場合により置換されたヘテロシクリルC,−C,アル
キニル ・場合により置換されたC3Caシクロアルキリデン ・場合により置換されたC3  C8へテロシフリリデ
ン ・場合により置換されたアリール から選ばれる一種の基を表す) また、基R5上の置換基は、独立に以下の群:・ハロゲ
ン原子、 ・ヒドロキシル基、 ・アルコキシ基、 ・カルバモイルオキシ基、 ・場合により1個または2個のC,−C6アルキル基、
アリール基またはへテロアリール基によって窒素におい
て置換されたカルバモイルオキシ基 ・アミノ基、 ・場合により1個または2個のC,−C,アルキル基、
アリール基またはへテロアリール基によって窒素におい
て置換されたカルバモイルオキシ基、 ・場合により3個のC,−C,アルキル基により置換さ
れたアルキルアンモニオ基、 ・アシルアミノ基、 ・場合により1個のC,−C,アルキル基、アリール基
またはへテロアリール基によって窒素において置換され
たアシルアミノ基、 ・ホルミルアミノ基 ・ウレイド基、 ・場合により1個−4個のC,−C,アルキル基、アリ
ール基またはへテロアリール基によって窒素において置
換されたウレイド基、 ・アルキルチオ基、スルフェニル基、スルフィニル基、 ・スルファモイル基、 ・場合により1個−2個のC,−C,アルキル基、アリ
ール基またはへテロアリール基によって窒素において置
換されたスルファモイル基、・スルフィナモイル基、 ・場合により1個−2個のClCaアルキル基、アリー
ル基またはへテロアリール基によって窒素において置換
されたスルフィナモイル基、・カルバモイル基、 ・場合により1個−2個のC+  Caアルキル基、ア
リール基またはヘテロアリール基によって窒素において
置換されたカルバモイル基、 ・シアノ基、 ニトロ基、 ・アミジノ基、 ・場合により1個−2泪のC,−[:、アルキル基、ア
リール基またはへテロアリール基によ)て窒素において
置換されたアミジノ基、 ・グアニジノ基、 ・場合により1個−2個のC,−C,アルキル基、アリ
ール基またはヘテロアリール基によって窒素において置
換されたグアニジノ基、 ・ヒドロキシカルバモイル基、 ・場合により1個のC+  Caアルキル基、アリール
基またはへテロアリール基によりて窒素において置換さ
れたヒドロキシカルバモイル基、・チオカルバモイル基
、 ・場合により1個−2個のC,−C6アルキル基、アリ
ール基またはへテロアリール基によって窒素において置
換されたチオカルバモイル基、・トリフルオロメチル基
、 ・アルコキシイミノ基、 ・場合により置換されたC、−C,アルコキシカルボニ
ル基、 ・場合により置換されたC、−C,アルキルカルボニル
オキシ基、 からなる群から選ばれる一種である。
またR6は下記から独立的に運ばれる。
R5に関し上記で定義されている基(R5及びR5は同
でも異っていてもよい)]を有するカルバペネム誘導体
及びその薬理上許容される塩に関するものである。
前記一般式Iにおいて、好適なカルバペネム誘導体は以
下のような置換基R+ 、 R2、R3及びR4を有す
るものである。
まずR1としてはヒドロキシル基を有することもあるメ
チル基、エチル基、ロープロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基等のC+  C6アルキル基または水素原
子が挙げられる。
R2としては水素原子またはメチル、エチル、イソブチ
ル、第三級ブチル等の炭素数1−6個を有する直鎖状若
しくは分岐鎖状低級アルキル基、メトキシメチル、メト
キシエチル等のC,−C,アルコキシC,−C,アルキ
ル基、ピバロイルオキシメチル基等のC+  Ca脂肪
族アシルオキシメチル基、フタリジル基または本発明の
化合物の製造に際して、カルボキシル基の保護基を兼ね
、温和な条件下で容易に除去し得るエステル残基として
、例えば0−ニトロベンジル、p−ニトロベンジル、ベ
ンズヒドリル若しくは2−ナフチルメチル基等のアラル
キル基、アリル基、またはトリメチルシリル等のC1−
C6アルキルシリル基等が挙げられる。
また、C00Fhはカルボキシレートアニオンである場
合もあり、これは本発明の化合物の置換基R4の状態に
依存して、カルバペネム3位のカルボキシル基がその対
イオンとしてのカルボキシレートアニオンの形で存在す
る場合を意味する。例えばR4が四級化窒素含有複素環
である場合、カルボキシル基はその対イオンとしてのカ
ルボキシレートアニオンの形で存在し、また本発明の化
合物が強酸との塩である場合、すなわち四級化窒素の対
イオンが強酸のアニオンである場合、R2は水素原子の
状態で存在することもあり、いわゆるベタイン化合物の
特性を有しており、このような一般式■の酸付加塩は以
下の如く記載することもできる。
(式中、×−は酸のアニオンを意味する。)更にR4が
塩基性基である場合、本発明の化合物がおかれている環
境(pi()により、 COOR2はカルボキシル基の
場合とカルボキシレートアニオンの場合のいずれかの状
態にあり、これはいわゆるアミノ酸のような双性イオン
(Zwitter ton)構造で存在する場合を意味
し、一般式■の化合物はこのような双性イオン構造の化
合物をも包含するものである。
R3としてはメチル、エチル、プロピル等の炭素数1〜
6個を有する直鎖状若しくは分岐鎮状低級アルキル基、
メトキシメチル、メトキシエチル等C1Caアルコキシ
C+  C6アルキル基、アミノメチル基、アシルアミ
ノメチル基等が挙げられる。
本発明のカルバペネム誘導体において、好適な置換基R
4の例としては以下のものが包含される。
置換基R4が以下の式: (ただし、X、Y、Zは窒素または炭素であり、R5及
びR6は上記定義通りである) で示されるものから選ばれるような誘導体であり、この
場合、R5、R6としては以下の群から選ばれる一種で
あることが好ましい。
H,−OH,−CL、  −C2H5,−Nl2. −
CONH2゜−Co2H,−CN、  −F、  −R
1,−5CHs、  −0CON)12゜−NHCOC
82Nlb、   −Nl(COCONH2−5OCH
3゜ −CH2CONH2゜ CH2CミCH1−CH2CN CH2CONHCt13 CH2C41208゜ CI(2C82F −(:82F。
本発明において好ましいカルバペネム誘導体は、以下に
示すような二環性複素環基(R4)を有するものである
なお、本発明においてR4が不斉炭素原子を有する場合
には立体異性体が存在する。例えば、不斉炭素原子が1
個の場合、2種の立体異性体が生ずるが、以下の記載に
おいては一方を「異性体A」他方を「異性体B」と便宜
上記述した。
一般式Iにおいて、5位の炭素原子の立体配置は天然の
チェナマイシンに対応するR配置が好適である。すなわ
ち5位の炭素原子に結合した水素原子はα配置であるの
がよい(註、チェナマイシンは1位が水素置換であるた
め5位はS配置となる。)。また好適なR1としては水
素原子及び1−ヒドロキシエチル基が挙げられる。特に
好適な例としては1−ヒドロキシエチル基の結合する6
位炭素原子の立体配置がS配置であり、ヒドロキシル基
の置換する8位炭素原子の立体配置がR配置のものが挙
げられる。また、R3の好適なものとしては低級アルキ
ル基が挙げられ、特に好適な例としては、メチル基であ
る。この際生ずる1位の不斉炭素原子の立体配置はR配
置のものがよい。
更に詳しく態様を示せば、特に好適なR3としては、水
素原子またはアニオン荷電であり、代謝されうるエステ
ル残基の好ましい例としてはピバロイルオキシメチル基
、フタリジル基、アセトキシカルボニルオキシメチル基
が挙げられる。また、般式Iの化合物の合成に際し、カ
ルボキシル基の保護基として好適なエステル残基はp−
ニトロベンジル基、アリル基等が挙げられる。
なお、本発明の化合物及び中間体のあるものは互変異性
体の構造をとることも考えられる。本明細書ではこれら
を一種類の構造式で表すが、これは限定を意味するもの
ではない。
好適なR4としては以下に例示するような二環性複素環
基を挙げることが出来る。
で示される各誘導体である。
前記した一般式Iの化合物の薬理学的に許容される塩は
、カルボン酸無毒性塩、例えば、ナトリウム、カリウム
、アルミニウム、マグネシウム等の金属塩、アンモニウ
ム塩及びブロカイン、トリエチルアミン、ベンジルアミ
ンとの塩及びペニシリン類、セファロスポリン類の塩形
成に用いられる他のアミン類等の無毒性のアミン類との
塩を包含する。特に好適な塩としてはナトリウム塩、カ
リウム塩を挙げることができる。
本発明のカルバペネム誘導体には塩基性基が存在するの
で、医薬として許容される酸付加塩、例えば塩酸、臭化
水素酸、リン酸、硫酸等の鉱酸あるいは酢酸、クエン酸
、コハク酸、アスコルビン酸、メタンスルホン酸等有機
酸との塩類とすることもできる。
特に好適な塩としては、塩酸塩、硫酸塩を挙げることが
できる。また、式■の化合物は種々の溶媒和したもので
も良く、例えば水和物も本発明の範囲に含まれる。
本発明の化合物は慣用される製剤用担体、安定化剤、溶
解補助剤、賦形剤を用いて通常の方法で製剤とすること
ができる。
投与は錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒剤等の経口投与あ
るいは静注、筋注剤、坐剤等の非経口投与のいずれであ
っても良い。投与量は通常成人1日250B〜3000
mgであり、これを数回に分割投与するが、年令、性別
、症状により適宜増減することができる。
本発明の化合物Iは、下記の反応式で例示する方法によ
って製造することができる。
第1工程: 公知の方法(特開昭58−26887)及びそれに準す
る方法で合成できる一般式I+ (式中、R1は前記と
同し、R2は前記エステル残基、R7は有機基、例えば
アルキル基、好ましくはメチル、エチル、n−プロピル
、イソプロピル基等のアルキル基;フェニル、ナフチル
基等のアリール基;2−アシルアミノエチル基、2−ア
シルアミノビニル基:ベンジル、メチルベンジル、フェ
ネチル基等のアルキル基)で示されるカルバペネム誘導
体を、適当な溶媒中で酸化剤、例えば過安息香酸、m−
クロロ過安息香酸、過酢酸、過酸化水素、二酸化セレン
、オゾン又はメタ過ヨード酸ナトリウム等、好適には、
m−クロロ過安息香酸で酸化するとスルホキシド体II
+が高収率で得られる。ここに得られるスルホキシド体
は立体異性体の混合物であるが、分離することなく好適
に次の第2工程の反応に使用することができる。
本反応に用いられる反応溶媒としては、ジクロロメタン
、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類
、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセトン
、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸、ピリジン、
N、N−ジメチルホルムアミド(以下、DMFと略記す
る)、水及びリン酸緩衝液等の反応原料や生成物に支障
をきたさない溶媒(混合溶媒も含む)が好適に用いられ
る。
反応温度は一50℃〜50℃、好適には一り0℃〜室温
の緩和な温度条件が有利である。
反応時間は5分〜4時間、通常は30分〜1時間で十分
である。
第2工程: 本工程は、上述の如く得られたスルホキシド体IIIと
チオール体■(式中、R4は前記定義通りである)、ま
たはその酸付加塩若しくは反応性誘導体との置換反応で
ある。
本反応に用いられる反応溶媒としては、メタノール、エ
タノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類、 DMF、アセトアミド、DMSO
、テトラヒドロフラン(以下、TIIFと略記する)、
アセトニトリル、ヘキサメチルホスホトリアミト、水等
の反応原料や生成物に支障をきたさない溶媒(混合溶媒
も含む)が好適に用いられる。
反応温度は一り0℃〜室温、特に−30℃〜0℃が好適
である。
反応時間は通常15分〜2時間、特に30分〜2時間が
好適である。
一般式■のチオール体は塩基と共存させると反応性に富
み、良好に反応が進行するが、塩基はなくともよい。使
用可能な塩基としてはトリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等のアルキルアミン類、1.8−ジアザ
ビシクロ[5,4,01−7−ウンデセン(以下、DB
Uと略記する)、N−メチルモルホリン等の脂環状アミ
ン類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム等の無機塩基、カリウム t−ブト
キサイド、ナトリウムメトキサイド等の金属アルコラー
ド類、ナトリウムアミド等が挙げられ、ジイソプロピル
エチルアミン、DBUが好適に使用される。
−1Qst式+Vのチオール化合物の反応性誘導体の例
としでは、一般式: MS−R4(式中、 Mはアルカ
リ金属であり、R4は前記定義通りである)で表される
チオレート化合物が挙げられる。この置換反応では一般
式■のチオール化合物は、通常スルホキシド体■の1〜
3当量、特に1〜2当量で使用することが好適であり、
また塩基はチオール化合物IVと当量で使用することが
好ましい。ただし、チオール化合物■が酸付加塩である
場合は、付加されている酸を中和するに必要な量の塩基
を更に加えることにより良好な結果を得る事ができる。
上述の反応において生成する置換成績体は通常の後処理
により単離される。
第3工程: 上述の置換反応成績体に保護基がある場合は、所望によ
り保護基を除去できる。保護基の除去法としては、水素
添加による還元的分解、化学的還元、そして酸、塩基又
は酵素を用いた加水分解による方法等が挙げられる。
般式■において、置換基R2はエステル残基であり、p
−ニトロベンジル基、ベンズヒドリル基若しくは2−ナ
フチルメチル基等である場合には、パラジウム担持炭素
、酸化白金その他の公知の金属触媒を用いて接触還元し
て脱保護し、一般式1でCOO1hがカルボキシル基又
はカルボキシレートアニオンであるカルバペネム誘導体
とすることができる。
この反応溶媒としてはジオキサン、 T)IF、水、緩
衝液(混合溶媒をも含む)を用い、好適には含水THF
、含水ジオキサン、リン酸緩衝液とTI(Fとの混合溶
媒等であり、1−4気圧の水素圧下にて、0℃〜50℃
、好適には10℃〜30℃で、30分〜16時間、好適
には10分〜1時間反応することにより、一般式■でC
OOR2がカルボキシル基又はカルボキシレートアニオ
ンである目的のカルバペネム誘導体を得ることができる
また、一般式■のR2がp−ニトロベンジル基である場
合には、TI(F、ジオキサン等の水溶性有機溶媒中で
塩化アンモニウム水溶液と鉄粉とを反応させることで、
更に、R2がアリル基である場合にはTHF、メチレン
クロリド等の非プロトン性溶媒中にて、テトラキストリ
フェニルホスフィンパラジウム(0)、トリフェニルホ
スフィンおよび2−エチルヘキサン酸と反応させること
により、更に、R2が2.2.2−トリクロロエチル基
である場合には亜鉛未還元による脱保護にて、各々一般
式IのCOOR2がカルボキシル基若しくはカルボキシ
レートアニオンである目的化合物を得ることができる。
上述の第2工程における置換成績体はその物性によって
は単離精製しにくいものがあり、一般式IのCOOR2
がカルボキシル基若しくはカルボキシレートアニオンで
ある化合物の製造を目的とする場合には、中間の置換成
績体を単離することなく同一反応容器中で、若しくは簡
単な通常の後処理を施した後、保護基を脱離することに
より良好な結果が得られる場合がある。これは、特に大
量の目的物を製造する際には、緊雑な作業もなく、収率
、品質の点でも優れた簡便な方法である。
般式■の目的化合物は通常の単離手段、即ち抽出後、濃
縮し、さらに必要により再結晶、再沈澱、クロマトグラ
フィー等によって精製することができる。また、一般式
Iの化合物は結晶化することによって高純度のものが得
られ、この目的のために塩とすることで好ましい結果が
得られる。
その際、塩としては必ずしも無毒性酸付加塩である必要
はなく、毒性のある塩として結晶化し、精製の後酸を除
去するか、若しくは薬理上許容される塩に変換して目的
化合物を純度良く得ることができる。
体内で代謝されるエステル類を製造するには、ペニシリ
ン類やセファロスポリン類における方法に準じ、一般式
1のCOOR2のR2としてあらかじめ入れておくか、
またはカルボキシル基あるいはカルボキシレートアニオ
ンの化合物をエステル化すればよい。
実施例 以下、実施例及び参考例に従って本発明の化合物の製造
方法をより具体的に説明する。しかしながら、本発明の
範囲は以下の実施例により何等制限されない。なお、以
下の実施例及び参考例の構造式において以下の略号を使
用する。:ル)チオ]−8−(1−ヒドロキシエチル)
−1−メチルPNB  ニ ーCH20NO2 実施例1 (xR,ss、6s、aR)−2−[(6,7−シヒド
ロー5H−ピロロ−(1、2−clイミダゾール−7−
イル)チオ]−8−(1−ヒドロキシエチル)−1−メ
チル−1−カル7(ペン−2−エム−3−カルボン酸の
製造: (1)p−ニトロベンジル(IR,5S、65.8R)
−2−[(6,7−シヒドロー5H−ピロロ[1,2−
C]lイミダゾール7−イ1−カルバベン−2−エム−
3−カルボキシレートの合成: p−ニトロベンジル(IR,5S、6S、8R)−6−
(1−ヒドロキシエチル)−2−フェニルスルフィニル
−1−メチル−1−カルバベン−2−エム−3−カルボ
キシレート357mgをTHF 2mlアセトニトリル
2ml、 DMSO0,5IIllの混液に溶解し、−
35℃に冷却攪拌下6.7−シヒドロー7−メルカブト
ー5H−ピロロ[1、2−cl イミダゾール200m
gのTHF 2ml、  アセトニトリル2ml溶ン夜
及びジイソプロピルエチルアミン 1.6mlを加え、
同温にて120分攪拌した。反応液にヘキサンを加え、
上澄液を傾瀉して除去し、更にエーテルにて洗浄し、残
渣をシリカゲル5gを用いたカラムクロマトグラフィー
にて精製し、クロロホルム−メタノール (97:3)
の部分より標記化合物を150mg得た。
’ H−NMRδ(CDCl2)  : 1.20−1
.44 (6H,m) 。
2.60−3.40(41(、ml、 3.90−4.
50(4H,m)。
4.70−4.90(LH,m)、  5.20 an
d 5.52(each  IH,each  d、J
−15Hz)。
6.92(IH,br s)、7.52(IH,s)。
7J8  and  8.24(each  2H,e
ach  d、J−9Hz)(2)  (IR,5S、
65,8R)−2−[(6,7−ジヒドロ−5日−ピロ
ロ[1,2−c]イミダゾール−7−イル)チオコー8
−(1−ヒドロキシエチル)−1−メチル−1−カルバ
ベン−2−ニムー3−カルボン酸の合成: (1)で得た化合物230I[1gをT)IF 20m
1及び水2001の混液に溶かし、重曹28B及び10
!k Pd−C200mgを加え4 atomで15分
間、水素雰囲気下で還元反応に付した。触媒を濾去し、
濾液及び洗液を減圧濃縮し、濃縮液をダイヤイオン)I
P−20(20x 300 mm)のカラムクロマトグ
ラフィーで精製した。水で溶出された最初の画分100
m1を除去し、次いで水及び5%F THF−水での溶
出部分を合わせ、減圧濃縮し、高速液体クロマトグラフ
ィー()IPLC)[担体:ヌクレオシル (Nucl
eosil) 7G、、 (10x300m111)、
溶媒=396アセトニトリルー水、流速=5ml/分]
にて精製し、目的物を含む保持時間12.1分、13,
4分の画分をそれぞれ分取し、凍結乾燥すると黄淡色粉
末の異性体へ、Bが得られた。収量。
異性体へ14mg、異性体813mg 異性体八二 UVλmax (H2O) nm : 300’ H−
NMRδ(D20) : 1.295  (3H,d、
 J−7,HIz) 。
IJ2(3H,d、 J−6,4Hz)、 2.62−
2.66(1)1. m)。
3.11−3.1B(18,m)、 3.43−3.5
0(2H,m)。
4.17−4.29(4H,ml、 4.80(HOD
)。
4.83−4.85(LH,m)、 6.93(11(
、br s)。
7.73(IH,’ s)。
HPLC保持時間(分):12.1 [opt、c条件二上記に同じコ 異性体B: UVλmax (H2O) nm : 300’ H−
NMRδ([120) :1.185 (3H,d、 
J−7,21(z) 。
1.325(3)1. d、 J・6.4Hz)、 2
.57−2.61DH,m)3.13−3.17(IH
,m)、 3.41−3.48(21(、m)。
4.18−441(4H,m)、 4.80(ROD)
6.86(IH,br s)、 7.71(IH,5)
HPLC保持時間(分):13.4 [)IPLc条件二条件上上記] 実施例2 (]R,5SJS、8R)−2−[(6,7−ジヒドロ
−5トビロロ[1,2−c] イミダゾール−6−イル
)チオコー6−(l−ヒドロキシエチル)−1−メチル
−1−カルバベン−2−エム−3−カルボン酸の製造: (1) p−二トロベンジル(IR,55,65,8R
)−2−[(6,7−シヒドロー5H−ピロロ[1,2
−c]コイミダゾール6−イル)チオ]−6−(1−ヒ
ドロキシエチル)−1−メチル1−カルバベン−2−エ
ム−3−カルボキシレートの合成・ p−ニトロベンジル(IR,55,6S、8R)−6−
(1−ヒドロキシエチル)−2−フェニルスルフィニル
−1−メチル−1−カルバベン−2−エム−3−カルボ
キシレート471mgをTHF 3ml、アセトニトリ
ル3m1.DMSOO15mlの混液に溶解し、−50
’Cに冷却攪拌下6,7−シヒドロー6−メルカブトー
5H−ピロロ[1,2−c] イミダゾール762のg
のTHF 3ml、アセトニトリル3IIll溶液を加
え、−30t〜−40tにて4時間攪拌した。
反応液に石油エーテルを加え、上澄液を傾瀉して除去し
、更にイソプロピルエーテル、エーテルにて洗浄し、残
渣をシリカゲル10gを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し、クロロポルム−メタノール(92:8)の流
分より、標記化合物を得た。
IH−NMRδ(CDCIs)  : 1.20−1.
4(6H,m) 。
2.7−4.6 (98,m) 。
5.27 and 5..5B(each IH,ea
ch d、 J=15Hz)。
6.7−6.9(IH,br s)、 7.5−7.6
(IH,br s)。
7.86 and 8.43(each 2H,eac
h d、 J=9Hz)。
(2)  (IR,55,65,8R)−2−[(6,
7−シヒドロー58−ピロロ[1、2−cコイミダゾー
ル−6−イル)チオ]−6−(1−ヒドロキシエチル)
−1−メチル−1−カルバベン−2−エム−3−カルボ
ン酸の合成: (1)で得た化合物350mgをT)IF 15m1及
び木15m1の混液に溶かし、重曹70mg及びIHP
d−C250mgを加え3.4 atomで10分間、
水素雰囲気下で還元反応に付した。触媒を濾去し、濾液
及び洗液を減圧濃縮し、濃縮液をダイヤイオンHP−2
0(20x300mm)のカラムクロマトグラフィーで
精製した。
水で溶出された最初の画分100m1を除去し、次いで
水及び5J THF−水での溶出部分を合わせ、減圧濃
縮し、高速液体クロマトグラフィー(HPLC) [担
体:ヌクレオシル(Nucleosil) 7C+a 
(IOX 300mm)、溶媒: 12!6.Zタノー
ルー水、流速: 6ml/分]にて精製し、目的物を含
む保持時間7分、9分の画分をそれぞれ分取し、凍結乾
燥すると淡黄色粉末の異性体A、 Bが得られた。収量
:異性体A 22mg、異性体8 29mg 異性体A: UVλmax ()120) nm : 300’ H
−NMRδ(D20) : 1.27(3H,d、 J
−7,2Hz) 。
1.33(3H,d、 J〜5.4)1z) 、 3.
13 (1)1. dd。
J−16,7,2,4Hz)。
3.45(1)1.  dt、  J−IB、7. 7
.1Hz)。
3.50−3.57 (2)1.  m) 、  4.
25−4.31 (2H,m) 。
4.35(II、  dd、  J−12,7,3,2
Hz)。
4.60−4.63 (IH,m) 、  4.72−
4.75 (IH,m) 。
4.80(HOD)、  7.21(IH,d、 J−
1,41(z)。
8.64(IH,5) 1(PLC保持時間(分)ニア )IPLC条件:上記に同じ] 異性体B: UVλmax (H2O) nm : 300’ H−
NMRδ(D20):1.28(3H,d、 J−7,
2Hz)。
1.33(3H,d、 J・6.4)1z)。
3.05(IH,dd、 J−15,9,4,8Hz)
3.44(IH,dt、 J−16,7,7,111z
)。
3.51−3.58(2)1. m)、 4.25−4
.34(28,m)。
4.36(1)1. dd、 J−12,7,3,2)
1z)。
4.60−4.65 (IH,m) 4.72(IH,dd、 、I’12.7.6.3t(
z)。
4.80 (HOD) 、 7.23 (IH,s) 
8.62(18,s) 1(PLC保持時間(分)=9 [HPLC条件二上記に同じ] 実施例3 (IR,5S、65,8R)−2−[(6,7−シヒド
ロー5H−ピロロ[1,♀−a]イミダゾール−6−イ
ル)チオ]−8−(1−ヒドロキシエチル)−ニーメチ
ル−1−カルバベン−2−エム−3−カルボン酸の製造
: (1) p−=トロヘンシル(IR,5S、6S、8R
)−2−[(6,7−シヒドロー5H−ピロロ[1,2
−a]イミダゾール−6−イル)チオ]−8−(1−ヒ
ドロキシエチル)−1−メチルl−カルバベン−2−エ
ム−3−カルボキシレートの合成・ p−=トロヘンシル(IR,5S、6S、8R1−6−
ヒF ロキシエチル)−2−フェニルスルフィニル−1
−メチル−1カルバベン−2−エム−3−カルボキシレ
ート 471mgをTHF 5ml、DMSO0,5m
lの混液に溶解し、−50’Cに冷却攪拌下6.7−シ
ヒドロー6−メルカブトー5H−ピロロ[1、2−a]
イミダゾール28oIIIg及びジイソプロピルエチル
アミン0.174tn+を加え、−30”C〜−40’
Cにて30分間攪拌した。反応液に石油エーテルを加え
、上澄液を傾瀉して除去し、更にイソプロピルエーテル
、エーテルにて洗浄し、残渣をシリカゲル8.5gを用
いたカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−
メタノール (93ニア)の流分より、標記化合物を得
た。収量297mg’ )I−NMRδ(CDC13)
 : 1.30(3H,d、 J−6Hz) 。
1.38(3H,d、 J−5Hz)、 2.6−3.
6(4H,m)。
3.6−4.6(5H,m)、 5.35(2H,AB
 q、 J−14)1z)6.89(LH,S)、 7
.(15(IH,S)。
7.61 and 8.19(each 2L eac
h d、 J−9Hz)(2)  oR,55,85,
8R)−2−r(5,7−シヒドロー5H−ピロロ[1
,2−a]イミダゾール−6−イル)チオ3−6− (
1−ヒドロキシエチル)−1〜メチル−1−カルバベン
−2−エム−3−カルボン酸の合成: (1)で得た化合物297鱈をTHF 7ml及び水1
2+nlの混液に懸濁し、重曹51mg及び10七Pd
−C120mgを加え4 atomで10分間、水素雰
囲気下で還元反応に付した。触媒を濾去し、濾液及び洗
液を減圧濃縮し、濃縮液をダイヤイオンHP−20(2
0X200mm)のカラムクロマトグラフィーで精製し
た。水で溶出された最初の画分50m1を除去し、次い
で水及び5!k THF−水での溶出部分を合わせ、減
圧濃縮し、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)[
担体:ヌクレオシル(Nucleo−sil) 7C+
a (20x300mm)、溶媒: 詰アセトニトリル
ー水、流速−6,5ml/分コにて精製し、目的物を含
む保持時間7分、8分の画分をそれぞれ分取し、凍結乾
燥すると淡黄色粉末の異性体A、Bが得られた。収量:
異性体A 22+++g、異性体826mg異性体A: UVλmax (H2O) nm : 297’ )I
−NMRδ(D20) : 1.29 (31(、d、
 J−7,2Hz) 。
1.33(3H,d、 J−6,4Hz)2.92(I
H,dd、  J−4,0,17,5Hz)。
3.35−3.45(IH,m)、  3.45−3.
55(2H,m)。
4.12(IL  dd、 J−3,2,11,1Hz
) 。
4.25−4.35(2H,m)、 4.50−4.6
5(2H,m)。
4.80()IOD)、 7.14(LH,s)、 7
.17(IH,5)HPLC保持時間(分)ニア [HPlf:条件二上記に同しコ 異性体B: UVλmax (H2O) r+m : 299’ l
(−NMRδ(D20) : 1.27 (3H,d、
 J−7,2Hz) 。
1.33(3H,d、 J−6,ulz)。
3.02(IH,dd、 J−4,0,17,5Hz)
3.35−3.45(IL m)、 3.45−3.5
5(2L m)。
4.07(IN、 dd、 J−3,2,11,1Hz
)。
4.25−4.35 (2H,m) 、 4.5O−4
y65 (2H,m) 。
4.80(HOD)、  7.14(E、 s)、 7
.20(11(、s)。
HPLC保持時間(分)=8 [HPLC条件二上記に同じ] 実施例4 (IR,5S、65,8R)−2−[(6,7−シヒド
ロー5H−ピロロー[2,1−c]−1,2,4−トリ
アゾール−6−イル)チオ]−6−(l−ヒドロキシエ
チル)−1−メチル−1−カルバベン2−エム−3−カ
ルボン酸の製造: p−=トロヘンシル(IR,55,65,8R)−6−
[(1−ヒF ロキシエチル)−2−フェニルスルフィ
ニル−1−メチル1−カルバベン−2−エム−3−カル
ボキシレート471mgをTHF 8ml、アセトニト
リル4+nl、 DMSO4mlの混液に溶解し、−5
0t:に冷却攪拌下6ツージヒドロ−6−メルカブトー
5日−ピロロ[2,1−c]−1,2,4トリアゾール
トリフロロメタンスルホネート 545mg及びジイソ
プロピルエチルアミン0.75m1を加え、−30℃〜
−40℃にて30分間攪拌した。反応液にエーテルを加
え、上澄液を傾瀉して除去し、更にイソプロピルエーテ
ル、エーテルにて洗浄し、残渣をTHF 5ml及びp
i(7のリン酸緩衝液5mlの混液に溶かし、10!k
 Pd−C350mgを加え4 atom テ15分間
、水素罪囲気下で還元反応に付した。
触媒を濾去し、濾液及び洗液を減圧濃縮し、濃縮液をダ
イヤイオンHP−20(20x 200mm)のカラム
クロマトグラフィーで精製した。水で溶出された最初の
両分50m1を除去し、次いで水及び5*THF−水で
溶出部分を合わせ、減圧濃縮し、高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC) [担体:ヌクレオシル(Nucl
eosil) 7[+a’ (20X 300mm)、
溶媒:xo96アセトニトリルー水、流速:12m1/
分コにて精製し、目的物を含む保持時間7分、8分の画
分を各々分取し、凍結、乾燥すると淡黄色粉末の異性体
A、Bが得られた。収量:異性体A 2[img、異性
体89mg。
異性体A: UVλmay (H2O) nm : 298’H−N
MRδ(H2O) : 1.25 (3H,d、 J−
7,2)1z) 。
1.33(3)1. d、 J−6,4Hz)、 2.
94 (1)1. dd。
J−4,0,17,3Hz)、 3.38−3.45(
28,m)3.49(IH,dd、J−2,4,5,6
Hz)。
3.84(IH,dd、J−4,8,11,9Hz)。
4.26−4.30(2)1.m)。
4.34(IH,dd、J−8,0,11,9Hz)。
4.61−4.64(IH,m)、4.80(HOD)
)IPL[:保持時間(分)二8 [HPLC条件二上記に同しコ 異性体B: UVλmax (H2O) nm : 298’H−N
MRδ(H2O): 1.27(3H,d、 J−7,
2Hz)。
1.33(3)1. d、 J・6.4Hz) 。
2.86(Ill、  dd、  Jシ4.7. 15
.7Hz)。
3.38−3.43 (2H,m) 。
3.51(1)!、 dd、 J−2,4,6,3)1
z)。
3.86(1)1. dd、 J−4,0,11,1)
12)4.27−4.34(3H,m)、 4.58−
4.85(1)1. m)。
4.80 ()IOD) )IPLC保持時間(分):11 [HP L C条件:上記に同じ] 〈発明の効果〉 本発明のカルバペネム誘導体は、物理化学的安定性に優
れた化合物であるとともにダラム陽性菌、例えば、S2
アウレウス、S、スミス、S、エビデルミゾイス、 5
6500、 Str、ピオゲネス、 G−38、Str
、ミチス、 lID885、Str、フェカリス、 A
TにC19433等及びダラム陰性菌、例えば、E、コ
リ、 NIHJ、 S、フレキシネリ、2a 5503
、Sal 、エンテリチディス、 lID604、H,
アルベイ、 IID 978、C,フロインデイ。
11D 976、Pr、ブルガリス、 08601、P
r、ミラビリス。
IFO3849、K 、 ニー ユーモニエ、Type
 1、Ent、クロアカニ、 03402、Ent、エ
ロゲネス、 ATCC8329、Ser。
マルセッセンス、 10100、Y、エンテロコリチカ
Te 591、A、フェカリス、 ATCC19108
、PS、 エルギノーザ、 32233等の広範囲の好
気性菌に対して強い抗菌活性を示し、更にB、フラジリ
ス、PA−2−11、F、ニュークリエイタム、 IP
P 143、C,ベルフリンジェンス、22、C,ディ
フィシル、 GAI−0547等の個性嫌気性菌に対し
ても強い抗菌活性を示し、抗菌剤として有用であり、人
及び家畜の医薬として安全に使用され、また魚類にも用
いることができる。
本発明の化合物は飼料の防腐、医療用機器等の殺菌剤と
しても使用できる。
本発明によって得られる化合物のうちのいくつかのもの
の抗菌活性を次表に示す。比較化合物としてMX−07
87が表に含まれる。
最少阻止濃度(MIG。
被験菌 E、 コリ NIHJ Ent、  クロアカニ 03400 Ser、  マルヤッtンス 10104Ps、  エ
ルギノーザ 32233 S、  ?フレウス 209P C1ディフィシル GAI−0747 μg/ml) 化合物1 化合物2 <  0.10    <  0.10<0.10<0
.10 < 0.10   < 0.10 6.25   8.25 <  0.10    <  0.103.13   
  1.58 化合物1 化合物2 :実施例2の化合物(異性体B) :実施例3の化合物(異性体B) MK−0787 0,20 0,78 1,56 1,56 <  0.10 50.0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次式 I の化合物、及びその塩、特に生理学上許容
    される塩、並びに異性体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ I [上記式中、 (イ)R_1は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ
    低級アルキル基または保護されたヒドロキシ低級アルキ
    ル基、 (ロ)COOR_2はカルボキシル基、カルボキシレー
    トアニオンまたは保護されたカルボキシル基、(ハ)R
    _3は低級アルキル基、 (ニ)R_4は以下の一般式で示される置換または無置
    換の二環性複素環基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、該基の部分構造である ▲数式、化学式、表等があります▼ は五員環または六員環の窒素含有複素環を意味し、該窒
    素含有複素環としては酸素、硫黄及び窒素から選ばれた
    1〜4個の複素原子を含有する飽和または不飽和複素環
    。 ここにおいてR_5は: 水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルバメー
    ト基、アルコキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、ウレ
    イド基、アルキルチオ基、スルフェニル基、スルフィニ
    ル基、スルホンアミド基、カルバモイル基、シアノ基、
    ニトロ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドロキシカル
    バモイル基、チオカルバモイル基、トリフルオロメチル
    基、イミノ基、 ・場合により置換されたC_1−C_6アルキル・場合
    により置換されたC_2−C_6アルケニル・場合によ
    り置換されたC_2−C_6アルキニル・場合により置
    換されたC_3−C_6シクロアルキル・場合により置
    換されたC_3−C_6シクロアルケニル・場合により
    置換されたヘテロシクリル ・場合により置換されたヘテロシクリルC_1−C_6
    アルキル ・場合により置換されたヘテロシクリルC_2−C_6
    アルケニル ・場合により置換されたヘテロシクリルC_2−C_6
    アルキニル ・場合により置換されたC_3−C_6シクロアルキリ
    デン ・場合により置換されたC_3−C_6ヘテロシクリリ
    デン ・場合により置換されたアリール から選ばれる一種の基を表す) また、基R_5上の置換基は、独立に以下の群:・ハロ
    ゲン原子、 ・ヒドロキシル基、 ・アルコキシ基、 ・カルバモイルオキシ基、 ・場合により1個または2個のC_1−C_6アルキル
    基、アリール基またはヘテロアリール基によって窒素に
    おいて置換されたカルバモイルオキシ基 ・アミノ基、 ・場合により1個または2個のC_1−C_6アルキル
    基、アリール基またはヘテロアリール基によって窒素に
    おいて置換されたカルバモイルオキシ基、 ・場合により3個のC_1−C_6アルキル基により置
    換されたアルキルアンモニオ基、 ・アシルアミノ基、 ・場合により1個のC_1−C_6アルキル基、アリー
    ル基またはヘテロアリール基によって窒素において置換
    されたアシルアミノ基、 ・ホルミルアミノ基 ・ウレイド基、 ・場合により1個〜4個のC_1−C_6アルキル基、
    アリール基またはヘテロアリール基によって窒素におい
    て置換されたウレイド基、 ・アルキルチオ基、スルフェニル基、スルフィニル基、 ・スルファモイル基、 ・場合により1個〜2個のC_1−C_6アルキル基、
    アリール基またはヘテロアリール基によって窒素におい
    て置換されたスルファモイル基、 ・スルフィナモイル基、 ・場合により1個〜2個のC_1−C_6アルキル基、
    アリール基またはヘテロアリール基によって窒素におい
    て置換されたスルフィナモイル基、 ・カルバモイル基、 ・場合により1個〜2個のC_1−C_6アルキル基、
    アリール基またはヘテロアリール基によって窒素におい
    て置換されたカルバモイル基、 ・シアノ基、 ・ニトロ基、 ・アミジノ基、 ・場合により1個〜2個のC_1−C_6アルキル基、
    アリール基またはヘテロアリール基によって窒素におい
    て置換されたアミジノ基、 ・グアニジノ基、 ・場合により1個〜2個のC_1−C_6アルキル基、
    アリール基またはヘテロアリール基によつて窒素におい
    て置換されたグアニジノ基、 ・ヒドロキシカルバモイル基、 ・場合により1個のC_1−C_6アルキル基、アリー
    ル基またはヘテロアリール基によって窒素において置換
    されたヒドロキシカルバモイル基、 ・チオカルバモイル基、 ・場合により1個〜2個のC_1−C_6アルキル基、
    アリール基またはヘテロアリール基によって窒素におい
    て置換されたチオカルバモイル基、 ・トリフルオロメチル基、 ・アルコキシイミノ基、 ・場合により置換されたC_1−C_6アルコキシカル
    ボニル基、 ・場合により置換されたC_1−C_6アルキルカルボ
    ニルオキシ基、 からなる群から選ばれる一種である。 またR_6は下記から独立的に選ばれる。 R_5に関し上記で定義されている基(R_5及びR_
    6は同一でも異っていてもよい)] 2)前記置換基R_1が1−ヒドロキシエチル基である
    ことを特徴とする請求項1)記載の化合物。 3)(1R、5S、6S、8R)−6−(1−ヒドロキ
    シエチル)−1−メチルカルバペネム誘導体である請求
    項2)記載の化合物。 4)上記R_4が ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼and▲数式、化学
    式、表等があります▼ (ただし、R_5、R_6は前記の定義の通りである。 )からなる群から選ばれる1種であることを特徴とする
    請求項3)記載の化合物。 5)一般式 I a: ▲数式、化学式、表等があります▼ I a (ただし、R_2は水素原子またはCOOR_2として
    カルボキシレートアニオンを表し、R_5、R_6は水
    素原子、−CH_3、−CH_2OH、−CONH_2
    、−CONHMeまたは−CONMe_2を表す) で示される請求項1)記載の化合物。 6)一般式 I b: ▲数式、化学式、表等があります▼ I a (ただし、R_2、R_5、R_6は前記の定義の通り
    である。)で示される請求項1)記載の化合物。 7)一般式 I c: ▲数式、化学式、表等があります▼ I c (ただし、R_2、R_5、R_6は前記の定義の通り
    である。)で示される請求項1)記載の化合物。 8)一般式 I d: ▲数式、化学式、表等があります▼ I d (ただし、R_2、R_5、R_6は前記の定義の通り
    である。)で示される請求項1)記載の化合物。 9)一般式 I e: ▲数式、化学式、表等があります▼ I e (ただし、R_2、R_5、R_6は前記の定義の通り
    である。)で示される請求項1)記載の化合物。 10)一般式 I f: ▲数式、化学式、表等があります▼ I f (ただし、R_2、R_5、R_6は前記の定義の通り
    である。)で示される請求項1)記載の化合物。
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