JPH02221636A - ガスタービンエンジンの始動制御装置 - Google Patents

ガスタービンエンジンの始動制御装置

Info

Publication number
JPH02221636A
JPH02221636A JP4268289A JP4268289A JPH02221636A JP H02221636 A JPH02221636 A JP H02221636A JP 4268289 A JP4268289 A JP 4268289A JP 4268289 A JP4268289 A JP 4268289A JP H02221636 A JPH02221636 A JP H02221636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fuel
fuel ratio
ignition
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4268289A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Imashiro
今城 実
Hiroyuki Suzuki
大志 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP4268289A priority Critical patent/JPH02221636A/ja
Publication of JPH02221636A publication Critical patent/JPH02221636A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ガスタービンエンジンにおいて、燃焼器内
混合気の空燃比に応じて点火装置を制御する始動制御装
置に関する。
従来の技術 一般的なガスタービンエンジンは、基本的には、燃焼ガ
スエネルギを利用して大気を圧縮するコンプレッサと、
このコンプレッサから与えられた圧縮空気を燃料の燃焼
によって加熱し、高温ガスを発生させる燃焼器と、ここ
で発生した高温ガスのエネルギを機械的仕事に変換する
出力タービンとから大略構成されている。
第5図は、一般的なガスタービンエンジンの燃焼器1周
辺の構成を示している。
燃焼器Iは、有底円筒状をなす外筒2と内筒3とから構
成され、かつ両者間に適宜な空間1aを保った状態に重
ねられている。燃焼器lの底部中央には、燃料を微粒化
して噴射供給する燃料噴射弁4が内筒3内に向けて設け
られている。この燃料噴射弁4と燃料タンク5とを接続
した燃料供給通路15には、燃料ポンプ6が介装されて
おり、かつこの燃料ポンプ6下流側に、燃料流量つまり
燃料供給量を可変制御する燃料制御弁7が介装されてい
る。この燃料制御弁7は、制御回路9からの一定周期の
パルス信号によって駆動され、かつそのONデユーティ
比の制御によって流層制御がなされるものである。そし
て燃料制御弁7の下流側と上流側とを連通ずるようにリ
ターン通路16が設けられ、ここに所定圧力で開く圧力
調整弁8が配設されている。
また12は、上記燃焼器1へ圧縮空気を供給するコンプ
レッサであり、その圧縮空気は外筒2と内筒3との間の
空間1aを通して内筒3内へ噴出する。このコンプレッ
サ12は、図示せぬコンプレッサ駆動用タービンの出力
によって駆動されるようになっており、かつ始動時に自
立運転に至るまではスタータモータ11により駆動され
る構成となっている。尚、上記燃料ポンプ6も、上記コ
ンプレッサI2と一体に駆動される。
また燃焼器lの底部寄りの位置に、混合気の点火を行う
点火栓13が内筒3内に臨むように設けられている。1
4は、制御回路9からの制御信号に基づいて上記点火栓
13に点火エネルギを供給する点火回路、IOは電源を
示している。
上記のように構成されたガスタービンエンジンにおいて
は、その始動時には、例えば特開昭51−130714
号公報に記載されているように、運転者のメインスイッ
チの投入後、スタータモータ11の起動や点火が所定の
順序で自動的になされるシーケンス制御が行われるよう
になっている。
第6図は、従来の始動時の作動を示すタイムチャートで
あって、メインスイッチの投入に伴ってスタータモータ
11が作動開始し、これによってコンプレッサ12と燃
料ポンプ6とが起動する。
このときには、燃料制御弁7によって燃料供給が停止さ
れているが、コンプレッサ12回転数が連続燃焼可能な
回転数に達し、かつ燃料圧力が所定の燃料噴射圧力に達
した時点で燃焼器1への燃料噴射が開始される。また、
この噴射開始と同時に点火回路14が起動され、点火栓
13による点火が開始される。尚、この点火ならびにス
タータモータ11の作動は、コンプレッサ12の回転数
が自立運転可能な回転数に上昇するまで継続される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来のガスタービンエンジン
の始動制御装置にあっては、燃料の噴射開始と同時に点
火が開始されるようになっていたため、点火栓I3近傍
の混合気が着火可能な空燃比となっていない段階でも、
点火火花が連続的に発生することになり、点火栓13お
よび点火回路14の耐久性が著しく低下してしまう。ま
た点火エネルギによるバッテリ電力の消費がそれだけ大
きくなり、この消耗したバッテリによってスタータモー
タ11を駆動することになるので、コンプレッサ12の
回転の立ち上がりが悪くなる、という問題点があった。
課題を解決するための手段 そこで、この発明は、第1図に示すように、燃焼ガスに
よって駆動され、かつ燃焼器Aに圧縮空気を供給するコ
ンプレッサBと、始動時に上記コンプレッサBを駆動す
るスタータモータCと、燃焼器Aに燃料を供給する燃料
供給装置りと、始動時に作動して燃焼器A内の混合気に
点火する点火装置Eとを備えてなるガスタービンエンジ
ンの始動制御装置において、空気、燃料の供給開始後に
上記燃焼器A内の混合気の空燃比が最適空燃比になった
ことを検出もしくは推定する空燃比判定手段Fと、上記
点火装置Eの点火開始を、上記最適空燃比となるまで遅
延させる遅延手段Gとを設けたことを特徴としている。
作用 始動時にはスタータモータCによってコンプレッサBが
駆動されて、燃焼器Aに圧縮空気が供給され、かつこれ
とともに燃料供給装置りにより燃料供給が開始される。
この空気および燃料の供給開始からある程度の時間が経
過すると、燃焼器A内の混合気の空燃比が着火に最適な
空燃比となるので、その時点で点火装置Eによる点火が
開始される。上記の空燃比は、適宜なセンサで直接に検
出するようにしても良く、あるいは空気供給量の立ち上
がり特性と燃料供給量の立ち上がり特性等から推定する
こともできる。
実施例 第2図は、この発明の一実施例を示している。
尚、この実施例においては、ガスタービンエンジンとし
ての基本的構成は前述した従来のものと同様であるので
、同一部分に同一符号を付し、重複する説明は省略する
すなわち、外筒2と内筒3とからなる燃焼器1に燃料噴
射弁4および点火栓■3が装着されているとともに、上
記点火栓13の近傍に、最適空燃比の検出を行うギャッ
プセンサ21が配設されている。このギャップセンサ2
1は、一対の針状の電極を微小間隙を保った状態に配設
したものであって、ギャップセンサ回路22によって両
電極間に数キロボルト程度の高電圧が加えられている。
従って、電極間の混合気が所定の空燃比になると絶縁状
態が破壊されて電極間が導通し、これによって所定空燃
比に達したことが検出されるのである。
また制御回路9は、例えばマイクロコンピュータシステ
ムから構成されるものであり、機能的にみれば、燃料制
御弁7を制御する燃料制御部9a、点火回路I4を制御
する点火制御部9b、スタータモータ11を制御するス
タータモータ制御部9Cとを有しており、かつこれらの
ほかに、上記ギャップセンサ回路22からの信号によっ
て最適空燃比になったことを検出する空燃比検出部9d
を有している。そして、上記点火制御部9bは、この空
燃比検出部9dが最適空燃比を検出したときに点火信号
の出力を開始するようになっている。
第3図は、この実施例の始動時の作動を示すタイムチャ
ートであって、図示せぬメインスイッチが投入されると
、スタータモータ11が直ちに作動開始する。これによ
ってコンプレッサI2と燃料ポンプ6とが起動し、燃料
圧力および空気流1が図示するような特性で上昇して行
く。このメインスイッチ投入時には燃料制御弁7によっ
て燃料供給が停止されているが、その後、コンプレッサ
12回転数が連続燃焼可能な回転数に達し、かつ燃料圧
力が所定の燃料噴射圧力に達した時点で燃料噴射が開始
される。
この噴射開始によって燃焼器1内には混合気が形成され
始める。やがて点火栓13近傍の空燃比が、着火および
火炎伝播に達した最適空燃比になると、上述したように
、ギャップセンサ21によって所定空燃比であることが
検出され、これに基づいて点火回路I4が起動される。
すなわち、点火栓13から点火火花が連続的に放出され
、混合気の点火が行われる。この点火は、例えば一定時
間あるいはコンプレッサ11回転数に基づいて着火が確
認された時点まで継続される。またスタータモータ!■
の作動は、コンプレッサI2の回転数が自立運転可能な
回転数に上昇するまで継続される。
尚、例えば所定時間経過してもコンプレッサ11の回転
数が所定値まで上昇しない場合には点火失敗と判断され
、一連のシーケンスが再度繰り返される。
次に第4図は、ギャップセンサ2Iを具備しない実施例
を示す。これは、点火栓13近傍の空燃比の変化を、燃
料噴射量の立ち上がり特性と空気流量の立ち上がり特性
とから推定するようにしたものである。
すなわち、始動開始後の燃料噴射1の立ち上がり特性と
空気流量の立ち上がり特性は既知であるから、両者の関
係から定まる空燃比と経過時間との関係が、予め制御回
路9内に空燃比マツプ9eとして与えられている。そし
て、制御回路9内のタイマによって始動開始からの経過
時間を計測するとともに、これに対応した空燃比を空燃
比マツプ9eから検索し、この推定空燃比が最適空燃比
となった時点で点火を開始するのである。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係るガスター
ビンエンジ。ンの始動制御装置によれば、燃焼器内の混
合気が最適空燃比に達したときに点火が開始されるので
、点火放電期間が従来のものよりも短縮され、点火栓電
極部の消耗が抑制されるとともに、点火回路の耐久性向
上が図れる。また点火エネルギによるバッテリの電力消
費が少なくなるので、スタータモータを一層大きなエネ
ルギで駆動でき、コンプレッサ等の回転数上昇が図れる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示すクレーム対応図、第2図
はこの発明に係る始動制御装置の一実施例を示す構成説
明図、第3図はその始動時の作動を示すタイムチャート
、第4図はこの発明の他の実施例を示す構成説明図、第
5図は従来装置の構成を示す構成説明図、第6図は従来
の始動時の作動を示すタイムチャートである。 A・・・燃焼器、B・・・コンプレッサ、C・・・スタ
ータモータ、D・・・燃料供給装置、E・・・点火装置
、F・・空燃比判定手段、G・・・遅延手段。 外36

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃焼ガスによって駆動され、かつ燃焼器に圧縮空
    気を供給するコンプレッサと、始動時に上記コンプレッ
    サを駆動するスタータモータと、燃焼器に燃料を供給す
    る燃料供給装置と、始動時に作動して燃焼器内の混合気
    に点火する点火装置とを備えてなるガスタービンエンジ
    ンの始動制御装置において、空気、燃料の供給開始後に
    上記燃焼器内の混合気の空燃比が最適空燃比になったこ
    とを検出もしくは推定する空燃比判定手段と、上記点火
    装置の点火開始を、上記最適空燃比となるまで遅延させ
    る遅延手段とを設けたことを特徴とするガスタービンエ
    ンジンの始動制御装置。
JP4268289A 1989-02-22 1989-02-22 ガスタービンエンジンの始動制御装置 Pending JPH02221636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268289A JPH02221636A (ja) 1989-02-22 1989-02-22 ガスタービンエンジンの始動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268289A JPH02221636A (ja) 1989-02-22 1989-02-22 ガスタービンエンジンの始動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02221636A true JPH02221636A (ja) 1990-09-04

Family

ID=12642802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4268289A Pending JPH02221636A (ja) 1989-02-22 1989-02-22 ガスタービンエンジンの始動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02221636A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168957A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Hitachi Ltd 2軸式ガスタービンと、2軸式ガスタービン用の燃焼器の予混合燃焼開始方法
JP2013044263A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Niigata Power Systems Co Ltd ガスタービンの燃料制御方法及び燃料制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168957A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Hitachi Ltd 2軸式ガスタービンと、2軸式ガスタービン用の燃焼器の予混合燃焼開始方法
JP2013044263A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Niigata Power Systems Co Ltd ガスタービンの燃料制御方法及び燃料制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4621599A (en) Method and apparatus for operating direct injection type internal combustion engine
US8104444B2 (en) Pre-chamber igniter having RF-aided spark initiation
JP2008303841A (ja) 内燃機関及び内燃機関の制御装置
US20090107437A1 (en) RF igniter having integral pre-combustion chamber
JP3672805B2 (ja) パイロット着火ガスエンジンの起動装置
US5377440A (en) Flame starting unit for a combustion device
US6176216B1 (en) Ignition control for fuel direct injection type engine
JP2006316715A (ja) 副室式内燃機関
US20040237538A1 (en) Gas turbine apparatus and a starting method thereof
JP6942885B2 (ja) 内燃機関用制御装置
JP2002061556A (ja) ガソリンエンジン
JPH02221636A (ja) ガスタービンエンジンの始動制御装置
JP2010242739A (ja) ガスエンジンのための点火システム、当該点火システムを備えるガスエンジンおよび当該ガスエンジンを駆動する方法
US11466657B2 (en) Control device for internal combustion engine
KR100302786B1 (ko) 냉시동시점화제어방법
JP3820032B2 (ja) パイロット着火ガスエンジン
JP3695954B2 (ja) 火花点火式筒内直噴型内燃機関の制御装置
JP2014084747A (ja) 火花点火式内燃機関の制御装置
JPH0514565U (ja) 筒内噴射式内燃機関の点火制御装置
JPH02218870A (ja) 内燃機関用点火装置
JPS6052311B2 (ja) 内燃機関のプラズマ点火装置
JPS6245976A (ja) デイ−ゼルエンジンの加熱制御装置
JPS58138268A (ja) デイ−ゼル機関の着火装置
JPS5857076A (ja) デイ−ゼル機関の始動補助装置
KR100302373B1 (ko) 연료분사량에따른엔진의점화제어장치