JPS6245976A - デイ−ゼルエンジンの加熱制御装置 - Google Patents

デイ−ゼルエンジンの加熱制御装置

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JPS6245976A
JPS6245976A JP18619785A JP18619785A JPS6245976A JP S6245976 A JPS6245976 A JP S6245976A JP 18619785 A JP18619785 A JP 18619785A JP 18619785 A JP18619785 A JP 18619785A JP S6245976 A JPS6245976 A JP S6245976A
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JP
Japan
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engine
glow
current
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glow plug
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JP18619785A
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English (en)
Inventor
Kiyonori Nagato
清則 長門
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディーゼルエンジンにおける始動の促進及び
始動後の燃焼の安定化を図るべく行われるグロープラグ
による加熱を制御する、ディーゼルエンジンの加熱制御
装置に関する。
(従来の技術) 一般に、予燃焼室や渦流室等の副燃焼室を備えたディー
ゼルエンジンにあっては、燃焼室の周壁面積が大となり
、従って、冷却面積が大とされることになるので、燃焼
室内における圧縮空気温度の低下が生じ易く、斯かる燃
焼室内における圧縮空気温度の低下は、特に、エンジン
がアイドリング運転状態等の比較的低い回転域で作動し
ている状態において顕著なものとなる。従って、ディー
ゼルエンジンがアイドリング運転状態等の比較的低い回
転域で作動している状態においては、燃焼室内における
圧縮空気温度が充分に高められず、そのため、エンジン
は失火を生じ易い不安定な燃焼状態で作動することにな
り、振動及びそれに伴う騒音を生じるという問題がある
このため、例えば、特開昭59−213950号公報に
も記載されている如く、ディーゼルエンジンの燃焼室に
グロープラグを臨設して、燃焼室内における圧縮空気温
度を高めるようになすことが知られている。このような
グロープラグが配設されたディーゼルエンジンにあって
は、圧縮空気温度が低いエンジンの始動前において、グ
ロープラグに電流供給を行って発熱させ、それにより燃
焼室内の圧縮空気温度を高めてエンジンの始動性を促進
する、いわゆる、プリグロー制御が行われ、さらに、エ
ンジンの始動後においても、エンジンがアイドリング運
転状態等の比較的低い回転域で作動している状態におい
て、グロープラグへの電流供給を続行して、燃焼の安定
化を図る、いわゆる、アフターグロー制御が行われる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の如くのグロープラグが配設された
エンジンに関連してのプリグロー制御及びアフターグロ
ー制御卸におけるグロープラグへの電流供給は、エンジ
ンの始動時及びその後の低回転作動時においては、エン
ジンにより駆動されるオルタネータ等の発電機による発
電動作が充分でないので、バッテリに対する依存度が高
いものとなる。このため、例えば、寒冷地等において、
ディーゼルエンジンが始動された後比較的長時間に亙っ
てアイドリング運転状態におかれ、アフターグロー制御
が長時間行われる場合には、グロープラグにおいて比較
的大なる電力が消費される状態で、バッテリからグロー
プラグへの電流供給が長時間継続され、その結果、バッ
テリが過度の放電状態となってしまうという虞がある。
斯かる点に泥み、本発明は、グロープラグが配設された
ディーゼルエンジンに適用されて、当該ディーゼルエン
ジンが比較的長時間に亙ってアイドリング運転状態にお
かれ、アフターグロー制御が長時間継続される場合等に
おいても、グロープラグにおける消費電力を比較的小と
することができ、それによって、グロープラグに発熱電
流を供給するバッテリが過度の放電状態となる事態をま
ねく虞を低減することができる、ディーゼルエンジンの
力■熱制御装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係るディーゼルエン
ジンの加熱制御装置は、燃焼室に配設されたグロープラ
グに発熱電流を供給するためのバッテリを含む電流供給
手段と、エンジンのアイドリング運転状態を検出するア
イドリング運転状態検出手段と、エンジンにおけるクラ
ンク角を検出するクランク角検出手段と、グロープラグ
に対する電流供給手段からの発熱電流の供給制御を行う
通電期間制御手段とを備えて構成される。そして、通電
期間制御手段は、アイドリング運転状態検出手段からの
検出出力が得られているもとで、クランク角検出手段か
らのクランク角に応じた検出出力に基づいてエンジンの
各作動サイクル毎に定められる所定の期間に電流供給手
段からの発熱電流をグロープラグに供給するものとされ
、例えば、上述の所定の期間を、エンジンの各作動サイ
クルにおける着火前の期間内に設定する。
(作 用) 上述の如くの構成とされた本発明に係るディーゼルエン
ジンの加熱制御装置にあっては、アイドリング運転状態
検出手段によってエンジンがアイドリング運転状態にあ
ることが検出されるとき、通電期間制御手段によって、
クランク角検出手段からのクランク角に応じた検出出力
に基づき、例えば、エンジンの各作動サイクルにおける
着火前の期間内に設定される所定の期間毎に、グロープ
ラグに電流供給手段からの発熱電流が断続的に供給され
て、グロープラグによる加熱が行われる。
このように、アフターグロー制御において、グロープラ
グに対する電流供給手段からの発熱電流の間歇的な供給
がなされることにより、グロープラグにおける消費電力
が比較的小とされ、その結果、電流供給手段に含まれる
バッテリが過度の放電状態に陥る虞が低減される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は、本発明に係るディーゼルエンジンの加熱制御
装置の一例を等価回路構成図をもって概略的に示し、第
2図は、第1図に示される例が適用されたディーゼルエ
ンジンの燃焼室及びその周辺部を示す。
第2図に示されるディーゼルエンジンの燃焼室は、シリ
ンダブロック4.シリンダヘッド6、ピストン8.吸気
バルブ10及び排気バルブ(図には表されていない)で
包囲される主燃焼室12と、この主燃焼室12に噴孔1
4を介して連通せしめられる渦流室(副燃焼室)16と
で構成されている。渦流室16は、シリンダヘッド6に
設けられた燃料噴射ノズル増付孔に取り付けられた燃料
噴射ノズル18の噴射口が臨むようにされるとともに、
シリンダヘッド6に設けられたグロープラグ挿入孔に取
り付けられたグロープラグ20の発熱部21が臨むよう
にされている。このグロープラグ20の発熱部21は、
例えば、セラミックス性の鞘の中にヒートワイヤが封じ
込まれた、いわゆる、シーズドタイプと呼ばれるものと
され、ヒートワイヤに電流が供給されて発熱し、エンジ
ンの始動前及び始動後のアイドリング運転状態における
加熱を行う。
そして、斯かるグロープラグ20によるエンジンの始動
前及び始動後のアイドリング運転状態における加熱動作
の制御、即ち、プリグロー制御及びアフターグロー制御
が、第1図で示される本発明に係るディーゼルエンジン
の加熱制御装置の一例によって行われる。なお、第2図
に示される燃焼室及びその周辺部は、4気筒のディーゼ
ルエンジンにおける1つの気筒におけるものであり、従
って、第1図に示される例が適用されたディーゼルエン
ジンには4個のグロープラグ20が配設されており、こ
れら4個のグロープラグ20は、第1図においてはグロ
ープラグ20a、20b、20C及び20dとして表さ
れている。
第1図に示される例においては、負極が接地されたバッ
テリ22の正極が、ヒユーズ24.エンジンスイッチ2
6及びヒユーズ30を介してプリグロー制御部32の入
力端に接続され、また、ヒユーズ24を介して電源回路
部28の入力端に接続され、さらに、ヒユーズ24を介
してアフターグロー制御部64の入力端に接続されてい
る。プリグロー制御部32の出力端は、リレー34を構
成する励磁コイル36を介して接地されており、また、
ブリグロー制御部32には、端子37からエンジンが始
動状態に移行されたことを示す始動信号Ssが供給され
る。そして、プリグロー制御部32は、エンジンスイッ
チ26が第1図において実線で示されるオフ状態から破
線で示されるオン状態にされたときから、その後、エン
ジンが始動状態に移行して始動信号Ssが供給されるま
での間、励磁コイル36に所定レベルの励磁電流を供給
する動作を行う。
一方、電源回路部28の出力端は、励磁コイル36とと
もにリレー34を構成する、4つの常開スイッチ38 
a、  38 b、  38 c及び38dの夫々の一
端に接続されている。これら常開スイッチ38a〜38
dの夫々の他端は、一端が接地された4つのグロープラ
グ20a、20b、20c及び20dの内部に夫々配設
されたヒートワイヤの他端に接続されている。
また、電源回路部28の出力端は、リレー49゜50.
51及び52を夫々構成する常開スイッチ4.1,42
.43及び44の一端にも接続されており、これら常開
スイッチ41〜44の他端は、夫々電流制限抵抗53,
54.55及び56を介して、グロープラグ20a〜2
0dの夫々の内部に配設されたヒートワイヤの他端に接
続されている。リレー49〜52の夫々は、常開スイッ
チ41〜44の夫々に加えて励磁コイル45.46゜4
7及び48を有しており、これら励磁コイル45〜48
の一端はアフターグロー制御部64の出力端に接続され
ており、また、他端は接地されている。
アフターグロー制御部64には、アイドリング運転状態
検出手段66からの、エンジンがアイドリング運転状態
にあることを示す検出信号Sa、及び、クランク角検出
手段68からの、エンジン作動時におけるピストン8の
クランク角に応じた検出信号Scが供給されるようにな
されており、アフターグロー制御部64は、アイドリン
グ運転状態検出手段66からの検出信号Saが得られる
とき、即ち、エンジンがアイドリング運転状態にあると
きにおいて、クランク角検出手段68からの検出信号S
cに基づいて定められるエンジンの各作動サイクルにお
ける所定の期間毎に、リレー49〜52の励磁コイル4
5〜48に励磁電流を供給する動作を行う。さらに、ア
フターグロー制御部64には、4つのグロープラグ20
a〜20dのうちの一つ、例えば、グロープラグ20a
に関連して配された温度センサ70からの、作動中のグ
ロープラグ20a〜20dの温度に応じた検出信号St
が供給される。
斯かる構成のもとに、第2図に示される如くの燃焼室が
4つの気筒の夫々に設けられたディーゼルエンジンが始
動せしめられるに際しては、先ず、エンジンスイッチ2
6が、第1図に実線で示されるオフ状態から破線で示さ
れるオン状態をとるものとされる。これにより、バッテ
リ22がらの電流が、ヒユーズ24.エンジンスイッチ
26.ヒユーズ30及びプリグロー制御部32を介して
リレー34の励磁コイル36を流れる状態がとられ、こ
のとき、プリグロー制御部32がこの電流を所定レベル
をとるものに制御し、励磁コイル36に対する励磁電流
の供給動作を行う。励磁コイル36に励磁電流が供給さ
れることによりリレー34を構成する常開スイッチ38
a〜38dが閉状態(オン状態)とされ、電源回路部2
8がらの電流が常開スイッチ38a〜38dを通じてグ
ロープラグ20a〜2ndの夫々に内蔵されたヒートワ
イヤに加熱電流として継続的に供給される。これにより
、グロープラグ20a〜2ndが発熱状態とされ、プリ
グロー制御状態がとられる。
プリグロー制御状態がとられて始動の促進が図られたデ
ィーゼルエンジンが始動してアイドリング運転状態に移
行すると、アイドリング運転状態検出手段66からの検
出信号Saがアフターグロー制御部64に供給されると
ともに、クランク角検出手段68からのクランク角に応
じた検出信号SCがアフターグロー制御部64に供給さ
れる。
これら検出信号Sa及びScを受けるアフターグロー制
御部64は、検出信号Scに基づいてエンジンの各作動
サイクルにおける所定の期間、例えば、各作動サイクル
期間T内における着火前の吸気行程が開始される上死点
時点から始まる所定時間長の期間を通電期間tとして設
定し、この通電期間を毎にリレー49〜52の夫々の励
磁コイル45〜48に、バッテリ22からヒユーズ24
を介して流れる電流に基づく励磁電流を供給する。
斯かる態様で励磁コイル45〜48に励磁電流が間歇的
に供給されることによりリレー49〜52の夫々を構成
する常開スイッチ41〜44が閉状態(オン状態)とさ
れ、電源回路部28からの電流が常開スイッチ41〜4
4及び電流制限抵抗53〜56を介してグロープラグ2
02〜20dの夫々に内蔵されたヒートワイヤに発熱電
流として間歇的に供給される。これにより、アフターグ
ロー制御状態が開始される。このとき、通電期間tが各
作動サイクル期間T内における着火前の吸気行程が開始
される上死点時点から始まる所定時間長の期間とされる
ことにより、アフターグロー制御による燃焼室の加熱が
より効果的に行われることになる。
一方、ディーゼルエンジンが始動することにより、始動
信号Ssが端子37からプリグロー制御部32に供給さ
れ、それにより、プリグロー制御部32が励磁コイル3
6に対する励磁電流の供給動作を停止する。即ち、プリ
グロー制御が終了せしめられるのであり、これに代わっ
て、アフターグロー制御が行われる状態になる。
このようにしてプリグロー制御及びアフターグロー制御
が行われる状態において、電源回路部28は、バッテリ
22からの電圧(12ボルト:12V)に基づいて所定
値、例えば、9ボルト(9V)の安定化された電源電圧
を形成し、それをリレー34もしくはリレー49〜52
を通じてグロ−プラグ20a〜2ndに印加してグロー
プラグ20a〜20dに発熱電流を供給する。即ち、電
源回路部28は、バッテリ22と共に、グロープラグ2
0a〜2ndに対する電流供給手段を形成しているので
ある。また、アフターグロー制御時においては、アフタ
ーグロー制御部64及びリレー49〜52が、グロープ
ラグ20a〜20dに発熱電流の供給が供給される通電
期間tを間歇的に定める通電期間制御手段を構成してい
ることになる。
上述の如くにして、ディーゼルエンジンがアイドリング
運転状態にあってアフターグロー制御が行われているも
とにおいては、グロープラグ20a〜20dの夫々には
、電源回路部28から得られる、例えば、9■の電源電
圧が、対応する電流制限抵抗53〜56の夫々を介して
通電期間を毎に印加され、それによってグロープラグ2
0a〜20dの夫々に内蔵されたヒートワイヤには、第
3図Aに示される如く、各作動サイクル期間T内におけ
る着火前の吸気行程が開始される上死点時点から始まる
所定時間長の期間である通電期間を毎に、所定レベルの
発熱電流が間歇的に供給される。そして、グロープラグ
20a〜20dの夫々に内蔵されたヒートワイヤは発熱
電流が供給される毎に発熱し、グロープラグ20a〜2
0dの夫々の温度は、第3図Bに示される如く、通電期
間tにおいて上昇し、隣合う2つの通電期間tの間の非
i1)電期間において降下する状態が繰り返されるもの
となる。この場合、第3図Bに示される状態においては
、通電期間tにおける温度上昇に比して非通電期間にお
ける温度降下が小となるように1lll電期間tの時間
長が設定されており、従って、グロープラグ20a〜2
ndの夫々の温度は次第に上昇していく。エンジンがア
イドリング運転状態にある場合には、回転数が略一定に
保たれて各作動サイクル期間Tの時間長は略一定、例え
ば、146 ミリ秒(146ms)となり、この例では
、上述の如くにグロープラグ20a〜20dの夫々の温
度が次第に上昇していく状態においては、通電期間tの
時間長が、例えば、59m5に選定される。
1に のように、9■の電源電圧が用いられ、各作動サイクル
期間Tにおいて59m5の通電期fln を毎にグロー
プラグ20a〜20dの夫々の発熱電流が供給されるも
のとされたアフターグロー制御のもとにおけるグロープ
ラグ20a〜2ndの夫々の温度上昇の実験結果は、巨
視的に第4図において実線で示される如くに得られた。
この実験結果は、グロープラグ20a〜20dの夫々の
温度を500°Cから800’ Cに上昇せしめた場合
のものである。斯かる上述の例のもとでのグロープラグ
20a〜20dの夫々の温度上昇特性に対して、従来の
アフターグロー制御のもとにおける各グロープラグの温
度上昇特性は、巨視的に第4図において一点鎖線で示さ
れる如く示される。従来のアフターグロー制御のもとに
おいては、例えば、5゜3■の電源電圧が電流制限抵抗
を介して各グロープラグに連続的に印加され、それに基
づき、各グロープラグに内蔵されたヒートワイヤには所
定レベルの発熱電流が連続的に供給されることになる。
この第4図に実線及び一点鎖線で示される温度上昇特性
からして、上述の例のもとでのアフターグロー制御によ
り、従来のアフターグロー制御のもとで得られるグロー
プラグに対する温度上昇効果、即ち、エンジンの燃焼室
内における加熱効果と同等の加熱効果が得られることが
理解される。
このように、従来のアフターグロー制御のもとで得られ
るエンジンの燃焼室内における加熱効果と同等の加熱効
果が得られる上述の例のもとてのアフターグロー制御が
行われる場合において、電流制限抵抗53〜56の夫々
とそれに対応するグロープラグ20a〜20dの夫々と
における各作動サイクル期間T内での消費電力Wは、グ
ロープラグ20a〜20d夫々を間歇的に流れる発熱電
流の値(一定)を■とすると、 W=I・9・59/146  となる。
斯かる各作動サイクル期間T内での消費電力Wに対して
、従来のアフターグロー制御のもとでの各電流制限抵抗
と対応する各グロープラグとにおける各作動サイクル期
間T内での消費電力Wpは、従来のアフターグロー制御
時においては、5.3■の電源電圧のもとに各グロープ
ラグに内蔵されたヒートワイヤに所定レベルの発熱電流
が連続的に供給されるので、斯かる発熱電流の値(一定
)を上述の例の場合と同様にIとして、 Wp=I・5.3 となる。
従って、(W / W p )  ・l OO#6B、
6% となる。このように、Jl ’31Gの例のもと
におけるアフターグロー制御においては、従来のアフタ
ーグロー制御により得られるエンジンの燃焼室内におけ
る加熱効果と同等の加熱効果を、電流制限抵抗53〜5
6及びグロープラグ20a〜2ndにおける各作動サイ
クル期間T内での消費電力を従来のアフターグロー制御
のもとにおける対応する消費電力の約68.6%に低減
させたもとで得ることができるのである。
そして、上述の例においては、アフターグロー制御部6
4が、グロープラグ20a〜20dの温度が所定値Tw
、例えば、800°Cに達すると、グロープラグ20a
〜20dの温度をその所定値Tw、即ち、800°Cに
維持する制御動作を行うものとされている。このため、
アフターグロー制御部64は、温度センサ70から供給
される検出信号Stが、グロープラグ20aの温度が所
定値TW(800°C)に達したことを示すものとなる
と、エンジンの各作動サイクル期間Tにおけるiff+
電期間tを、各作動サイクル期間T内における着火前の
吸気行程が開始される上死点時点から始まる期間であっ
て)m電照間tより短い期間とされる通電期間t”に変
更する。このjm電朋期間゛は、例えば、iff+電朋
間t期間9m5とされるのに対して40m5に選定され
る。これにより、第3図C及びDに示される如く、グロ
ープラグ20a〜20dの夫々に内蔵されたヒートワイ
ヤには、グロープラグ20a〜20dの温度が所定(1
)jT w、例えば、800°Cに達するまでは、各作
動サイクル期間T内における着火前の吸気行程が開始さ
れる上死点時点から始まるill電朋間期間に所定レベ
ルの発熱電流が間歇的に供給され、グロープラグ20a
〜20dの温度が所定値Twに達したjソ後には、各作
動サイクル期間T内における着火前の吸気行程が開始さ
れる」−死点時点から始まる通電期間t′毎に所定レベ
ルの発熱電流が間歇的に供給される。そして、グロープ
ラグ20a〜20dの夫々に内蔵されたヒートワイヤは
通電期間t°毎に発熱電流が供給される状態にあっては
、その通電期間t°毎の発熱により、グロープラグ20
a〜20dの夫々の温度が、第3図において微視的に示
され、第4図において巨視的に示される如く、所定値T
w、例えば、800°Cに維持される。
斯かるグロープラグ20a〜20dの夫々の温度が、例
えば、800°Cとされる所定値Twに維持される状態
においては、電流制限抵抗53〜56の夫々とそれに対
応するグロープラグ20a〜20dの夫々とにおける各
作動サイクル期間T内での消費電力W゛は、 w’ −r・9・40/146  となって、一層低減
されることになる。
このようにして、本例においては、ディーゼルエンジン
のアイドリング運転時に、グロープラグ208〜20d
の夫々及びそれらに接続される電流制限抵抗53〜56
における消費電力が低減されたもとで、エンジンの燃焼
室が効果的に加熱されるアフターグロー制御が行われる
のである。
(発明の効果) 以−トの説明から明らかな如く、本発明に係るディーゼ
ルエンジンの加熱制御装置によれば、グロープラグが配
設されたディーゼルエンジンに適用されて、そのアイド
リング運転状態時に、グロープラグへの発熱電流の供給
が各作動サイクルにおける所定の期間毎に間歇的に行わ
れてアフターグロー制御がなされ、それにより、ディー
ゼルエンジンが比較的長時間に互ってアイドリング運転
状態におかれてアフターグロー制御が長時間継続される
場合等においても、グロープラグにおける消費電力を比
較的小とでき、その結果、グロープラグに発熱電流を供
給する電流供給手段に含まれるものとなるバッテリが過
度の放電状態となる事態をまねく虞を低減することがで
きる。
そして、アフターグロー制御中においてグロープラグへ
の発熱電流が供給される期間が、ディーゼルエンジンの
各作動サイクルにおける着火前の期間内に設定される場
合には、アフターグロー制御による燃焼室におL−Jる
加熱がよ幻効果的に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディーゼルエンジンの加熱制御装
置の一例を示す等価回路構成図、第2図は第1図に示さ
れる例が適用されたディーゼルエンジンの燃焼室及びそ
の周辺部を示す概略構成図、第3図A−D及び第4図は
第1図に示される例の動作説明に供される特性図である
。 図中、12は主燃焼室、16は渦流室、20及び20a
〜20dはグロープラグ、22はバッテリ、28は電源
回路部、49〜52はリレー、64はアフターグロー制
御部、66はアイドリング運転状態検出手段、68はク
ランク角検出手段である。 特許出願人   マツダ株式会社 12:主燃焼室 16−渦;九室 2o:グローブラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃焼室に配設されたグロープラグに発熱電流を供
    給するためのバッテリを含む電流供給手段と、エンジン
    がアイドリング運転状態にあることを検出して検出出力
    を送出するアイドリング運転状態検出手段と、上記エン
    ジンにおけるクランク角を検出してそれに応じた検出出
    力を送出するクランク角検出手段と、上記アイドリング
    運転状態検出手段からの検出出力が得られているとき、
    上記クランク角検出手段からの検出出力に基づいて上記
    エンジンの各作動サイクル毎に定められる所定の期間に
    、上記電流供給手段からの発熱電流を上記グロープラグ
    に供給する通電期間制御手段とを備えて構成されたディ
    ーゼルエンジンの加熱制御装置。
  2. (2)上記通電期間制御手段は、上記所定の期間を上記
    エンジンの各作動サイクルにおける着火前の期間内に設
    定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデ
    ィーゼルエンジンの加熱制御装置。
JP18619785A 1985-08-24 1985-08-24 デイ−ゼルエンジンの加熱制御装置 Pending JPS6245976A (ja)

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JP (1) JPS6245976A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0277836U (ja) * 1988-12-02 1990-06-14
JP2007292063A (ja) * 2006-03-29 2007-11-08 Ngk Spark Plug Co Ltd グロープラグ通電制御装置
JP2011069328A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Isuzu Motors Ltd アフターグロー制御方法

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