JPH02218Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02218Y2 JPH02218Y2 JP813083U JP813083U JPH02218Y2 JP H02218 Y2 JPH02218 Y2 JP H02218Y2 JP 813083 U JP813083 U JP 813083U JP 813083 U JP813083 U JP 813083U JP H02218 Y2 JPH02218 Y2 JP H02218Y2
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- JP
- Japan
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- reed switch
- pachinko machine
- coil
- magnetic field
- magnet
- Prior art date
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- Expired
Links
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、磁石を用いてのパチンコ機の不正
操作を検出する装置に関する。
操作を検出する装置に関する。
パチンコ機の不正操作の一つとして、盤のガラ
ス前面より磁石を用いてパチンコ玉の動きを規制
し、不正にセーフ玉を得ようとする行為がある。
ス前面より磁石を用いてパチンコ玉の動きを規制
し、不正にセーフ玉を得ようとする行為がある。
このような不正行為を防止するために従来、
種々の装置が開発されており、なかでも、磁気を
感じたらブザーを吹鳴して報知するものがある
が、この場合には不正行為が磁石を穏したりする
こともあつて種々のトラブルの原因となりやす
い。
種々の装置が開発されており、なかでも、磁気を
感じたらブザーを吹鳴して報知するものがある
が、この場合には不正行為が磁石を穏したりする
こともあつて種々のトラブルの原因となりやす
い。
そこで本出願人より、パチンコ機前面に強力な
磁気が存在するときは、これを感知すると共に、
玉打機の作動を停止することにより、不正行為を
防止するようにしたものが提案されている(実願
昭57−156146号(実開昭59−61084号)等)。
磁気が存在するときは、これを感知すると共に、
玉打機の作動を停止することにより、不正行為を
防止するようにしたものが提案されている(実願
昭57−156146号(実開昭59−61084号)等)。
これを第1図〜第3図に基づいて説明すると、
1はパチンコ機前面のガラス、2は木製のパネル
盤、3はパチンコ玉を案内する釘、4はパチンコ
機の裏側の各種機器裏装置である。
1はパチンコ機前面のガラス、2は木製のパネル
盤、3はパチンコ玉を案内する釘、4はパチンコ
機の裏側の各種機器裏装置である。
パネル盤2の一部には、センサ取付穴5が裏側
から設けられ、このセンサ取付穴5に磁気検出手
段として、磁気を感知すると接点がONになるリ
ードスイツチ6が挿入配置されている。
から設けられ、このセンサ取付穴5に磁気検出手
段として、磁気を感知すると接点がONになるリ
ードスイツチ6が挿入配置されている。
リードスイツチ6は、この場合上記のようにで
きるだけ前面のガラス1に近づけることが好まし
いが、パネル盤2が比較的短期間のうちに交換さ
れることが多いので、機器裏装置4の一部に配置
することもある。
きるだけ前面のガラス1に近づけることが好まし
いが、パネル盤2が比較的短期間のうちに交換さ
れることが多いので、機器裏装置4の一部に配置
することもある。
そして、リードスイツチ6の感度を高めるため
に、リードスイツチ6の近傍に小さな補助(永
久)磁石7が設置され、予めリードスイツチ6の
ON方向にバイアス磁界がかけられる。
に、リードスイツチ6の近傍に小さな補助(永
久)磁石7が設置され、予めリードスイツチ6の
ON方向にバイアス磁界がかけられる。
したがつて、補助磁石7以外からわずかな磁気
が加わるだけで、すぐにリードスイツチ6がON
になるようにしている。
が加わるだけで、すぐにリードスイツチ6がON
になるようにしている。
そして、リードスイツチ6がONになると導通
するトランジスタ8を設け、このトランジスタ8
を介してリレー9の常閉接点96を開閉する。
するトランジスタ8を設け、このトランジスタ8
を介してリレー9の常閉接点96を開閉する。
接点96の玉打機(駆動モータ)10の電源回
路11に挿入され、この接点96がOFFになつ
たときは、玉打機10の作動スイツチ12がON
状態であつても通電が遮断される。なお、13,
14はコンデンサである。
路11に挿入され、この接点96がOFFになつ
たときは、玉打機10の作動スイツチ12がON
状態であつても通電が遮断される。なお、13,
14はコンデンサである。
これにより、パチンコ機の前面ガラス1に磁石
が近づくと、磁気を感知すると共に、玉の打出し
動作を停止して不正行為を防止するのである。
が近づくと、磁気を感知すると共に、玉の打出し
動作を停止して不正行為を防止するのである。
しかしながら、このようにリードスイツチ6の
近傍に永久磁石7を設置し、バイアス磁界をかけ
ておくと、検出感度は良くなるが、ヒステリシス
現象により、リードスイツチ6が一度ONになつ
たあとガラス1前面の磁気を取除いても元の状態
にもどらなくなるということがあつた。
近傍に永久磁石7を設置し、バイアス磁界をかけ
ておくと、検出感度は良くなるが、ヒステリシス
現象により、リードスイツチ6が一度ONになつ
たあとガラス1前面の磁気を取除いても元の状態
にもどらなくなるということがあつた。
また、永久磁石7による磁界は一定であるた
め、例えばリードスイツチ1前面の磁石がN極で
あればリードスイツチ6はONするが、反対にS
極だと全く作動しないという問題があつた。
め、例えばリードスイツチ1前面の磁石がN極で
あればリードスイツチ6はONするが、反対にS
極だと全く作動しないという問題があつた。
この考案は、このような問題点を解消し、リー
ドスイツチの検出感度を高めると共に、その応答
信頼性を向上することを目的としている。
ドスイツチの検出感度を高めると共に、その応答
信頼性を向上することを目的としている。
そのためにこの考案は、リードスイツチの周囲
にコイルを配設し、このコイルに所定の交流電流
を流す電気回路を設け、交番磁界をかけることに
より、ヒステリシスによる影響を排除し、極性の
違いによる応答不能を解消して、リードスイツチ
の良好な作動を確保する。
にコイルを配設し、このコイルに所定の交流電流
を流す電気回路を設け、交番磁界をかけることに
より、ヒステリシスによる影響を排除し、極性の
違いによる応答不能を解消して、リードスイツチ
の良好な作動を確保する。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第4図はこの考案の実施例を示す構成図で、6
は磁気検出手段として、所定値以上の磁気を感知
すると接点がONになるリードスイツチである。
は磁気検出手段として、所定値以上の磁気を感知
すると接点がONになるリードスイツチである。
リードスイツチ6は前述したようにパネル盤2
の裏側に設けたセンサ取付穴5あるいは機器裏装
置4の一部に設置され(第1図参照)、その周囲
にコイル13が配設される。
の裏側に設けたセンサ取付穴5あるいは機器裏装
置4の一部に設置され(第1図参照)、その周囲
にコイル13が配設される。
コイル13は円筒形のボビン14に電線が巻か
れ、その磁心(ボビン中心線)にリードスイツチ
6が位置するように設置される。この場合、リー
ドスイツチ6をボビン14に一体的に取付けても
良い。
れ、その磁心(ボビン中心線)にリードスイツチ
6が位置するように設置される。この場合、リー
ドスイツチ6をボビン14に一体的に取付けても
良い。
そして、コイル13は可変抵抗15を介してコ
イル13に所定の交流電流を供給する電気回路1
6に接続される。
イル13に所定の交流電流を供給する電気回路1
6に接続される。
このコイル13への供給電流および電圧は比較
的小さく、可変抵抗15により調整可能となつて
いる。これにより、リードスイツチ6の周囲に交
互に方向の異なる磁界つまり交番磁界をかける。
的小さく、可変抵抗15により調整可能となつて
いる。これにより、リードスイツチ6の周囲に交
互に方向の異なる磁界つまり交番磁界をかける。
そして、この交番磁界の強さは、リードスイツ
チ6が作動(ON)する磁気強さより若干弱いレ
ベルに設定され、即ち交番磁界のみでリードスイ
ツチ6が作動することはなく、交番磁界にさらに
いくらかでも磁気が加わつたときに、リードスイ
ツチ6がONになるように感度が調整される。
チ6が作動(ON)する磁気強さより若干弱いレ
ベルに設定され、即ち交番磁界のみでリードスイ
ツチ6が作動することはなく、交番磁界にさらに
いくらかでも磁気が加わつたときに、リードスイ
ツチ6がONになるように感度が調整される。
なお、リードスイツチ6は前記第3図に示すよ
うな制御回路に接続され、ONになつたとき例え
ば玉打機10の電源回路11を遮断して、玉打を
停止させるようにしている。また、このときラン
プやブザー等を作動させることもある。
うな制御回路に接続され、ONになつたとき例え
ば玉打機10の電源回路11を遮断して、玉打を
停止させるようにしている。また、このときラン
プやブザー等を作動させることもある。
このように構成したので、パチンコ機の前面ガ
ラス1に磁石を近づけたとたんに、リードスイツ
チ6はONに切換わり、磁気検出感度が著しく高
められる。
ラス1に磁石を近づけたとたんに、リードスイツ
チ6はONに切換わり、磁気検出感度が著しく高
められる。
そして、リードスイツチ6のまわりに交番磁界
をかけたので、従来例のように極性の違いによつ
てリードスイツチ6が作動しなくなることはな
く、良好な応答性が得られる。
をかけたので、従来例のように極性の違いによつ
てリードスイツチ6が作動しなくなることはな
く、良好な応答性が得られる。
また、交番磁界により、ヒステリシス現象を起
こす心配はなく、残留磁気に基づくリードスイツ
チ6の作動不良は防止され、この結果作動信頼性
の十分な向上が図れる。
こす心配はなく、残留磁気に基づくリードスイツ
チ6の作動不良は防止され、この結果作動信頼性
の十分な向上が図れる。
なお、本実施例をパチンコ機に適用する場合、
適当な間隔をおいて複数設置すれば、より高い磁
気検出能力を得ることが可能である。
適当な間隔をおいて複数設置すれば、より高い磁
気検出能力を得ることが可能である。
以上のように本考案によれば、リードスイツチ
のまわりに交番磁界をかけたので、磁気検出感度
が十分に高められ、リードスイツチのすぐれた応
答性、作動性を確保でき、不正行為を確実に検出
できるという効果がある。
のまわりに交番磁界をかけたので、磁気検出感度
が十分に高められ、リードスイツチのすぐれた応
答性、作動性を確保でき、不正行為を確実に検出
できるという効果がある。
第1図、第2図は従来例の構成断面図と要部構
成図、第3図はその制御回路図、第4図は本考案
の実施例を示す要部構成図である。 1……ガラス、2……パネル盤、6……リード
スイツチ、10……玉打機、13……コイル、1
5……可変抵抗、16……電気回路。
成図、第3図はその制御回路図、第4図は本考案
の実施例を示す要部構成図である。 1……ガラス、2……パネル盤、6……リード
スイツチ、10……玉打機、13……コイル、1
5……可変抵抗、16……電気回路。
Claims (1)
- パチンコ機の盤内に磁気により作動するリード
スイツチを配設し、この作動に伴い磁石による不
正操作を検出するようにしたパチンコ機の不正操
作検出装置において、前記リードスイツチの周囲
にコイルを配設し、このコイルに所定の交流電流
を流す電気回路を設けたことを特徴とするパチン
コ機の不正操作検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP813083U JPS59114184U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | パチンコ機の不正操作検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP813083U JPS59114184U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | パチンコ機の不正操作検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59114184U JPS59114184U (ja) | 1984-08-01 |
JPH02218Y2 true JPH02218Y2 (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=30139623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP813083U Granted JPS59114184U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | パチンコ機の不正操作検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59114184U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5381430B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2014-01-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP5381432B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2014-01-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP5381431B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2014-01-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1983
- 1983-01-24 JP JP813083U patent/JPS59114184U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59114184U (ja) | 1984-08-01 |
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