JPH02218629A - 電子吸引置換基を含むジフルオロベンゼンの製造法 - Google Patents

電子吸引置換基を含むジフルオロベンゼンの製造法

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JPH02218629A
JPH02218629A JP30493489A JP30493489A JPH02218629A JP H02218629 A JPH02218629 A JP H02218629A JP 30493489 A JP30493489 A JP 30493489A JP 30493489 A JP30493489 A JP 30493489A JP H02218629 A JPH02218629 A JP H02218629A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は相当する環基素化ベンゾニトリル及びペンゾト
リフルオリドからの環部素化ベンゾニトリル及びペンゾ
トリフルオリドの製造法に関する。
さらに特に、本発明は弗素化剤として弗化カリウム(K
F)及び/又は弗化セシウム(CsF)を用いる3、4
−ジフルオロベンゾニトリル及び3,4−ジフルオロベ
ンゾトリフルオリドの製造法に関する。
ジフルオロベンゾニリルオリド及びベンゾニトリルは除
草剤の製造用の有効な中間体である。
例えば、米国特詐第4.642.338号は、広葉作物
の存在下雑草を制御するアリールオキシフェノキシ除草
剤の製造における3、4−ジフルオロベンゾトリフルオ
リドの使用を開示している。同様に、欧州特許出願公開
302.203号は広葉作物及びある種の穀物の存在下
雑草を制御するアリールオキシフェノキシ除草剤の製造
における3、4−ジフルオベンゾニトリルの使用を開示
している。さらに、ベンゾニトリル及びペンゾトリフル
オリドは下式、で示されるように、公知の有機反応によ
り内部変換される。
弗素化芳香族化合物を製造する従来の方法は主に多(の
段階を含むジアゾ化に基づく0例えば、米国特許第4,
642,338号において、下式により示されるように
、(a)4−クロロ−3−二トロベンゾトリフルオリド
をKFと反応させ、(b)ニトロ基をアミンに還元し、
(C)ジアゾ化しフルオロ硼酸塩を形成し、及び(d)
所望の生成物に分解することにより、3.4−ジフルオ
ロベンゾトリフルオリドが製造された。同様の式%式%
) アルカリ金属弗化物の作用により過ハロゲン化芳香族化
合物又は1種以上の電子吸引置tA塞を含む過ハロゲン
化芳香族化合物よりかなり弗素化された芳香族化合物が
製造されるが、この反応は完全にハロゲン化された化合
物の製造に対してのみ重要であり及びハロゲン化が不完
全な芳香族化合物とKFとの間の反応は多くの副反応を
伴ない収率が乏しいと考えられた(例えば、Yokob
sonらの5ynthesis+ 652+ 1976
年10月参照)。
驚くべきことに、この考えに反し、相当する環基素化ペ
ンゾトリフルオリド及びベンゾニトリルに対するKF又
はCsFの作用により良好な収率で不完全な環弗素化ペ
ンゾトリフルオリド及びベンゾニトリルが製造されるこ
とが発見された。本発明は下式、 (上式中、Zは−Ch又は−CNである)の3,4−ジ
フルオロ置換ベンゼンの製造法に関し、この方法は下式
、 ベンゾニリルオリド及びベンゾニトリルの製造を可能に
する。転化はCsF及びずっと安価なKFにより有効に
達成される。
3.4−ジフルオロ置換ベンゼン(下式中の式■)への
3.4−ジクロロ置換ベンゼン(下式中の式■)の転化
は、3−フルオロ−4−クロロ置換ベンゼン及び/又は
3−クロロ−4−フルオロ置換ベンゼンである一弗素交
換した化合物(下式の弐■)の中間体を含む段階プロセ
スである。
(上式中、Xは−F又は−Clであり、Zは前記規定の
ものである) の3.4−ジハロ置換ベンゼンを140〜300 ’C
の温度において500ppm未満の水を含む極性非プロ
トン性溶剤反応媒体中、を動量のKF又はCsFと反応
させ、反応混合物から3.4−ジフルオロ置換ベンゼン
を回収することを含んでなる。
驚くべきことに、本発明は副反応を最小にし良好な収率
で相当する不完全な塩素化ペンゾトリフルオリド及びベ
ンゾニトリルから不完全な弗素化所望により、この反応
は主要な生成物として一弗素交換フルオロクロロ置換ベ
ンゼンが得られるような方法で行なってよい。
KF及びCsFが本発明において用いられる弗素化剤で
あり、市販入手可能な化合物である。実質的に無水物及
び微粉砕KF又はCsFが好ましい。
非晶質又は噴霧乾燥した形状が特に好ましい、実質的に
無水KF及びCsFは、例えば真空中140〜250℃
において数時間乾燥することにより製造される。
3.4−ジクロロベンゾニリルオリド及び3゜4−ジク
ロロベンゾニトリルも市販入手可能な化合物である。
本発明の方法において、反応媒体として極性非プロトン
性稀釈剤が用いられる。好適な極性非プロトン性稀釈剤
はジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルム
アミド(DMF) 、ジメチルアセトアミド(DMA)
 、ヘキサメチル燐酸トリアミン()IMPA)、スル
ホラン、N−メチルピロリジノン(NMP) 、N−シ
クロヘキシルピロリジノン(NCHP)、1 、3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン(DMI) 、1 、3
−ジメチル−3,4,5,6−テトラ、ヒドロ−2−(
IH)ピリミドン(DMTHP) 、及びベンゾニトリ
ルを含む。好ましい稀釈剤はNMP、 DMl、 DM
THP。
DMSO及びスルホランを含む。
所望により、この反応は (a)酸スカベンジヤー、例えばアルカリ金属カーボネ
ート、及び/又は (b)弗素化剤としてKFを用いる場合、相転移触媒 の存在下行ってよい。
本発明の反応は140〜300℃の高温において実質的
に無水条件下で行なわれる。3,4−ジフルオロベンゾ
ニリルオリドに対する好ましい温度範囲は、CsFを用
いる場合175〜275℃であり、KFを用いる場合2
40〜295℃である。3.4−ジフルオロベンゾニト
リルに対する好ましい温度範囲は、CsFを用いる場合
160〜250℃であり、KFを用いる場合220〜2
75℃である。
大気圧から大気圧以上の圧力が典型的に用いられる。C
sFはKFより反応性であり、大気圧で操作することが
最も都合がよい、KFは安価であるがCsFはど反応性
ではなく、しかし大気圧で操作することは可能である。
しかし、KFは好ましい反応温度において密閉反応器内
で稀釈剤、出発物質及び生成物により生じた自然発生圧
力で操作することが時には有利である。そのような圧力
は典型的には、わずかに大気圧以上から約500psi
 (約3450kPA)であり、反応器の体積により異
なる。所望により、反応は形成した生成物を除去できる
よう蒸留カラムを取り付けた好適な形の反応器内で圧力
下行なってよい。
水はこの反応に対し有害であり、実質的に無水反応条件
が好ましい、実質的に無水とは、反応媒体が約500p
pm未満の水を含むことを意味する。好ましくは反応媒
体は約150pptm未満の水を含む。実質的無水条件
は標準乾燥法を用いて得られる。例えば、典型的実験室
反応器は反応体の添加前に真空下極性非プロトン性溶剤
を蒸留することにより乾燥される。所望により、共沸蒸
留による水の除去を助けるため少量(極性非プロトン性
溶剤の5〜10重量パーセント)の非極性溶剤、例えば
芳香族炭化水素(例えばトルエン又はキシレン)を極性
非プロトン性溶剤に加えてよい。反応器システム内の残
留水も弁部蒸留により除去される。
極性非プロトン性溶剤の量は問題ではないが、反応温度
において溶液中に出発物質を保つに十分な溶剤、通常置
換ベンゼン出発物質の重量部あたり2〜25重量部の溶
剤を用いることが有利である。
用いる反応体の相対比は、どんな割合の反応体を用いて
も生成物が形成されるので問題ではない。
しかし、反応は出発物質に存在する交換可能な塩素原子
のモルあたり1モルの弗素化剤の比で反応体を消費する
。例えば、出発物質として3,4−ジクロロベンゾニト
リルにより出発物質のモルあたり2モル当量のKF又は
CsFが消費される。通常出発物質の交換可能な塩素の
モルあたり1.0〜3.0モルのKF又はCsFが用い
られる。
本発明の反応は、典型的には溶剤中反応体の本質的に均
一な分散体を保つに十分な撹拌の存在下行なわれる。
反応速度を高めるため、所望により触媒が用いられる。
好適な触媒は相転移触媒である。触媒は出発物質のモル
あたり0.0001−0.1モルの量で反応混合物に加
えられる。有利にはo、ooi〜0,75モル当量、好
ましくは0.01〜0.05モル当量の触媒が用いられ
る。
相転移触媒は公知の化合物であり、(a)10個以上の
炭素原子を含む第四ホスホニウム塩及び(b)通常クラ
ウンエーテルとして公知の大環状ポリエーテルを含む。
好適なりラウンエーテル触媒は18−クラウン−6;ジ
シクロへキサノー18−クラウン−6;ジベンゾ−18
−クラウン−6;15−クラウン−5を含む。関係する
触媒であるトリス゛(3,6−シオキサーへブチル)ア
ミンも有効である。好適な第四ホスホニウム塩はテトラ
−n−アルキルホスホニウム塩を含む、ホスホニウム塩
の陰イオンはF9であり、これは反応条件下でFθに容
易に転化するあらゆる陰イオン、例えばcle 、 B
re、 I e 、 OH9又ハ0Ace ニ由来する
反応の間発生する又は存在するわずかなHCl又はHF
を消費する又は不活性化するため、所望により酸スキャ
ベンジャ−を本発明の反応において用いてよい、好適な
酸スキャベンジャ−はアルカリ金属カーボネート、例え
ば無水KzCO*及び無水NazCOsを含む、好まし
い酸スキャベンジャ−は無水に2CO2である。酸スキ
ャベンジャ−はベンゾニトリル又はペンゾトリフルオリ
ド出発物質のモルあたり0.001〜0.1モルの量で
反応混合物に加えられる。好ましくは、0.03〜0.
05モル当量が用いられる。
3.4−ジフルオロベンゾニトリル又は3.4−ジフル
オロベンゾニリルオリドは従来の方法、例えば抽出及び
/又は蒸留により反応混合物から回収される。好ましく
は、この生成物は形成された際に反応混合物より除去さ
れる。所望により、生成物を除去した際に反応体化合物
を加えてよい。
生成物は分画蒸留により出発物質及び/又は中間体フル
オロクロロ置換ベンゼンより分離される。
本発明の実施において、反応体の添加速度及び添加順序
のいずれも問題ではない。通常、溶剤及び弗素化剤が適
当な反応容器に加えられ、少量の溶剤を蒸留することに
より乾燥する。次いで出発物質又は前駆体化合物を反応
容器に加える。次いで十分な反応速度を保つに十分な高
温に反応混合物を加熱する。抽出及び/又は蒸留により
反応の終了後反応混合物から生成物を回収する。この他
に、形成した際分画蒸留により反応混合物より生成物を
除去する。この反応において酸スキャベンジャー1非極
性溶剤、又は触媒を用いる場合、これらは有利には反応
容器を乾燥する前に溶剤/弗素他剤混合物に加えられる
以下の例は本発明の詳細な説明するものであり、限定す
るものではない。
以下の例において、弗素化剤は真空オーブン内で150
℃で少なくとも24時間乾燥された。溶剤は水素化カリ
ウムからの蒸留により乾燥された。また、以下の語を用
いる。
DCBCN= 3 、4−ジクロベンゾニトリルDFB
CN= 3 、4−ジフルオロベンゾニトリルPCBC
N =フルオロクロロベンゾニトリルNMP  =N−
メチルピロリジノン D旧 =1.3−ジメチル−2−イミダゾリノンDMT
)IP= 1 、3−ジメチル−3,4,5,6−テト
ラヒドロ−2−(IH)ピリミドン DMSO−ジメチルスルホキシド 班−工 600I11のハステロイ(Hastelloy)C圧
力反応器にKFを28.35 g 、  NMPを15
0d、  DCBCNを20.5 g及びナフタレン(
内部標準)を10.06 g加えた。
反応器を密閉し、圧力テストした。この反応混合物を2
35℃で40時間撹拌した。冷却し反応器をガス抜きし
た後、反応混合物をガスクロマトグラフィーにより分析
した。この分析値は21パーセントのDPBCNの収率
を示した。
fiユ 600 IRlのハステロイ(Hastelloy)C
圧力反応器にKFを18.5 g、スルホランを200
−5DCBCNを20g2テトラフエニルホスホニウム
クロリド(相転移触媒)を2.0g及びナフタレン(内
部標準)を4.03g加えた6反応器を密閉し、圧力テ
ストした。
この反応混合物を225℃で64時間撹拌した。冷却し
反応器をガス抜きした後、反応混合物をガスクロマトグ
ラフィーにより分析した。この分析値は37バーセント
のPCBCNの収率及び15パーセントのDFBCNの
収率を示した。
劃−1 3001dのステンレススチール圧力反応器にKFを3
4.8g (0,6モル)、DMIを120d及びDC
BCNを34.8g (0,2モル)加えた。この反応
器を密閉し、圧力テストした。この反応混合物を250
℃で24時間撹拌した。冷却しガス抜き後、酢酸エチル
による抽出によって生成物を単離した。内部標準として
抽出物に加えたビフェニルによる抽出物のガスクロマト
グラフ分析は14パーセントのPCBCNの収率及び4
6パーセントのDFBCNの収率を示した。
貫−土 25011Nの丸底フラスコに同心チューブ蒸留カラム
、温度計、磁気撹拌機及び窒素パージ付きの蒸留ヘッド
を取り付けた。蒸留カラム及びヘッドを絶縁テープで包
み、それぞれ160℃及び130℃に調節した。フラス
コにKFを34g(0,6モル)、DMTIIPを12
0d及びDCBCNを34.8g (0,2モル)加え
た。この反応混合物を撹拌しなから240℃で23時間
加熱し、留出物を8.71g集めた。温度をさらに2.
25時間245℃に上げ、さらに留出物を集めた。合わ
せた留出物の分析値は、26バーセントのPCBCNの
収率及び39パーセントのDFBCNの収率を示した。
劃−」− DMSO溶剤(155m)及びCsF (50g ; 
0.33モル)を250−の四ロガラス丸底フラスコに
入れた。このフラスコに同心チューブ蒸留カラム、機械
撹拌機及びサーモウェルを取り付けた。フラスコ及び蒸
留システムにN2をみたした。蒸留システムは真空外被
付であった。このシステムを120mmHg(15,8
kPa)の真空下135℃のポット温度で乾燥した。真
空を開放し、N!をみたし及び反応器の温度を160℃
に上げた。Dctlcl’l (10g ; 0.06
モル)を加え、反応温度を160℃に11時間保った。
再び120mniHgの真空にし、DMSO溶剤と共に
生成物を蒸留した。留出物(61,2g)は10.6パ
ーセントDFBCN6.7g(収率80パーセント)含
んでいた。中間体PCBCNは反応混合物中1.5パー
セントであり1.5g(収率17パーセント)であった
五−旦 DMI溶剤(300d)及びKF (70g : 1.
2モル)を500dの四ロガラス丸底フラスコに入れた
。このフラスコに15トレー01dersha−カラム
、機械撹拌機、サーモウェル及び粉末添加漏斗を取り付
けた。N2をフラスコ及び蒸留システムにみたした。
蒸留システムは真空外被付であった。このシステムを1
00mHg (13,3kPa)の真空下160℃のポ
ット温度で乾燥した。約257のDMI及び水を除去し
た。真空を開放し、N2をみたし、粉末添加漏斗を取付
は反応器の温度を220℃に上げた。DCBCN及びF
CBCNの濃度を約5パーセントに保つため出発物質D
CBCN (62g ; 0.36モル)をゆっくり加
えた。生成物DFBCNを蒸留した。留出物はDMI及
びDFBCN 140gであった。留出物のガスクロマ
トグラフィー分析によりDFBCNが25パ一セント3
5g(収率70パーセント)であることが示された。
PCBCN中間体は1パーセント、1.4gであった。
留出物を再蒸留し純粋DFBCNが14g得られた。
■−よ りMI溶剤(300a+1)及びKF (70g ; 
1.2モル)を500dの四ロガラス丸底フラスコに入
れた。このフラスコに15トレー01dersha−カ
ラム、機械撹拌機、サーモウェル及び粉末添加漏斗を取
り付けた。Nzをフラスコ及び蒸留システムにみたした
蒸留システムは真空外被付であった。このシステムを1
00gnHg (13,3kPa)の真空下160℃の
ポット温度で乾燥した。合計25dのDMI及び水を除
去した。真空を開放し、N2をみたし、粉末添加漏斗を
取付は反応器の温度を227℃に上げた。出発物質及び
中間体の濃度を約5パーセントに保つため出発物質DC
BCN (62g ; 0.36モル)をゆっくり加え
た。生成吻叶BCNを蒸留した。留出物、カット#lは
25.8gであり、83パーセント、21.4gDFB
CNを含んでいた。カット#2は52.6gでありDF
BCN 65パーセント、34gであった。  DFB
CNの総モルは(0,3999モル) 80.0パーセ
ントであった。
PCBCN中間体は4.2 g (0,027モル)5
.4%であった。
■−■ 撹拌機、熱源、温度計及び温度調節機、並びに7トレー
、ド1.D、シーブブレー) (Oldershaw)
分画カラムを取り付けた11の三ロフラスコにDMSO
を6001d、乾燥CsFを159.9g (1,05
モル)及びKzCO*(酸スキャベンジャ−)を3g加
えた。このシステムを乾燥するため真空下150mmH
g (20kPa)で約40dの溶剤を蒸留し、次いで
3.4−ジクロロペンゾトリフルオリド(Hooker
 Chemical Co、)を107.5g (0,
5モル)加えた。この混合物を大気圧で177℃に加熱
し、この際蒸留カラムに還流がみられた。ヘッド温度が
約100℃に低下するまで加熱を続け(2時間)、次い
で120℃以下にヘッド温度を保つ速度で引取を開始し
た。5.5時間後、合計20.8gの留出物が集められ
た。分析(g/pc)は15.7 gの3.4−ジフル
オロペンゾトリフルオリド及び4.0gの3−クロロ−
4−フルオロベンゾトリフルオリドの存在を示した。さ
らに19時間この反応混合物を加熱し、29gの留出物
を得た。すべてのフラクションの分析は、合計21.7
gの3.4−ジフルオロペンゾトリフルオリドが製造さ
れたことを示した。
揮発性フラクションの再蒸留により、精製した3、4−
ジフルオロベンゾトリフルオリド、b、p。
102℃並びに中間体3−クロロ−4−フルオロベンゾ
トリフルオリド、b、p、 140℃を得た。
貞−エ 例8記載の装置にDMSOを600d加えた。このシス
テムを乾燥するため約30dのDMSOを蒸留後(大気
圧)、乾燥CsF 228 g (1,5モル)、乾燥
3゜4−ジクロロペンゾトリフルオリド107.5 g
(0,5モル)及びKtCo、を3g加゛えた。この混
合物を撹拌しながら大気圧で180″Cに加熱し、蒸留
ヘッドで還流した。ヘッド温度が110 ’Cに低下し
たら(2時間)、引取を開始した。蒸留を続け、3.4
−ジフルオロペンゾトリフルオリドの形成速度が著しく
低下するまで(13時間)ヘッド温度を120℃以下に
保つよう引取速度を調節した。留出物の分析は3,4−
ジフルオロベンゾトリフルオリドを44.8 g並びに
85 : 15比の3−クロロ−4−フルオロ−及び4
−クロロ−3−フルオロベンゾトリフルオリドを5.4
g回収したことを示した。
貫−刊 例8記載の装置にDMSOを600d加え、大気圧でこ
の物質を30m1蒸留することによりこのシステムを乾
燥した。次いで乾燥CsF 108g (0,71モル
)、約85パーセント3−クロロ−4−フルオロ−及び
15バーセント4−クロロ−3〜フルオロベンゾトリフ
ルオリドの乾燥混合物99.3 g (0,5モル)、
及びに*COs 3 gを加えた。この混合物を撹拌し
ながら大気圧において177〜186℃に加熱し、63
パーセント3.4−ジフルオロペンゾトリフルオリド及
び35パ一セント出発クロロフルオロ誘導体からなる留
出物(28,4g )を106〜120℃のヘッド温度
において4.3時間で集めた。次いでこのシステムを真
空にし、さらに揮発性物質を36.6 g集めた。合わ
せた留出物の分析は3,4−ジフルオロペンゾトリフル
オリドを19.6 g及び出発クロロフルオロペンゾト
リフルオリドを42.1g回収したことを示した。
五−U 例8記戦の装置にスルホランを600d加え、こノシス
テムを乾燥するため約100mmHg (13,3kP
a)を圧力においてこの溶剤を約40R1除去した0次
いで乾燥KFを61g(1,05モル)、乾燥3,4−
ジクロロペンゾトリフルオリドを107.5g (0,
5モル) 、KzCOzを3g及び1B−クラウン−6
エーテルを5 g (0,019モル)加えた。この混
合物を1at11で24時間203〜210℃に加熱し
、次いで圧力を13.3kPaに下げ、残りのペンゾト
リフルオリド誘導体の蒸留を完了した。分析は3.4−
ジフルオロベンゾトリフルオリドを2.2g、3−クロ
ロ−4−フルオロ−及び4−クロロ−3−フルオロベン
ゾトリフルオリドの85 : 15混合物を53.6 
g、並びに出発物質3.4−ジクロロペンゾトリフルオ
リドを16.5 g回収したことを示した。
班−■ 例8記載の装置ニNMP 600d 、  C3F 1
59.9g(1,05モル)及びKtCOs 3gを加
えた。このシステムを乾燥するため大気圧において約2
0−の溶剤を蒸留した。次いで3−クロロ−4−フルオ
ロ−及び4−クロロ−3−フルオロベンゾトリフルオリ
ドの85 : 15混合物を99g加え、大気圧におい
てこの混合物を192’Cに加熱し還流した。ヘッド温
度が110℃に低下したら(1時間)、ヘッド温度を1
25’C以下に保つ速度で蒸留を開始する。19時間後
、反応は幾分低下し、残りの揮発物を除去する。合わせ
た留出物の分析は39.1gの3,4−ジフルオロペン
ゾトリフルオリド及び31gの回収した出発クロロフル
オロペンゾトリフルオリドの存在を示した。
1」這 300m又は600 dのハステロイC圧力反応器のい
ずれかにおいて、圧力下一連の実験を行った。
真空オーブン内で150℃において少なくとも24時間
弗素化剤を乾燥した。水素化カリウムからの蒸留により
溶剤を乾燥した。出発物質、弗素化剤及び稀釈剤を内部
標準として提供される公知の量の1.3−ジエヂルベン
ゼンと共に圧力反応器に入れた。反応器を密閉し、圧力
テストした。示した時間及び温度後、反応器を冷却しガ
ス抜きし及び反応混合物をガスクロマトグラフィーによ
り分析した。この実験の実験条件及び結果を表1に示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (上式中、Zは−CF_3又は−CNである)の3,4
    −ジフルオロ置換ベンゼンの製造法であって、140〜
    300℃の温度において500ppm未満の水を含む極
    性非プロトン性溶剤反応媒体中下式、▲数式、化学式、
    表等があります▼(III) (上式中、Xは−F又は−Clであり、及びZは前記規
    定のものである) の3,4−ジハロ置換ベンゼンを有効量のKF又はCs
    Fと反応させ、反応混合物から3,4−ジフルオロ置換
    ベンゼンを回収することを含んでなる方法。 2、Xが−Clである、請求項1記載の方法。 3、Zが−CNである、請求項1又は2記載の方法。 4、Zが−CF_3である、請求項1又は2記載の方法
    。 5、弗素化剤がKFであり、温度が220〜295℃で
    ある、請求項3記載の方法。 6、弗素化剤がKFであり、温度が240〜275℃で
    ある、請求項4記載の方法。 7、極性非プロトン性溶剤がジメチルスルホキシド、ス
    ルホラン、N−メチルピロリジノン、1,3−ジメチル
    −2−イミダゾリジノン又は1,3−ジメチル−3,4
    ,5,6−テトラヒドロ−2−(1H)ピリミドンであ
    る、前記請求項のいずれか記載の方法。 8、交換可能な−Cl原子あたり1.0〜3.0モル当
    量のKFを用いる、請求項5、6又は7記載の方法。 9、相転移触媒又は酸スキャベンジャーの存在下反応を
    行なう、前記請求項のいずれか記載の方法。 10、密閉反応器中反応混合物により生じた自生圧力に
    おいて反応を行なう、前記請求項のいずれか記載の方法
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