JPH02218611A - ニユーモシステイス・カリニイの抑制方法 - Google Patents

ニユーモシステイス・カリニイの抑制方法

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JPH02218611A
JPH02218611A JP1268283A JP26828389A JPH02218611A JP H02218611 A JPH02218611 A JP H02218611A JP 1268283 A JP1268283 A JP 1268283A JP 26828389 A JP26828389 A JP 26828389A JP H02218611 A JPH02218611 A JP H02218611A
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pneumocystis carinii
papulacandin
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JP1268283A
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Dennis M Schmatz
デニス エム.シユマツツ
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Merck and Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ニューモシスティス・カリニイ(Pneumo−cys
tis carinii)は日和見生物であって、広く
蔓延しているが、但し体内防御がくずれてそれが宿主を
攻撃するまでは通常休止状態である0通常それは肺に存
在しており、このためしばしば致死的な肺炎は感染的攻
撃の結果である。しかも、患者から、患者への伝染は同
様の免疫障害患者間で起きる。免疫低下は、血液系免疫
抑制不全の患者、リンパ球増加症の患者、癌化学療法中
の患者及びエイズのもしくは免疫抑制移植をうけた患者
の場合のように細胞性免疫の欠陥と関係がある。エイズ
患者の約半数はP、カリニイ肺炎を起こし、エイズ患者
はこの疾患の最近のケースの大半を占めていた。未治療
のままだと、その疾患は100%致死的である。
現在のP、カリニイ肺炎の治療方法は、トリメトプリム
/スルファメトキサゾール又はペンタミジンである。ト
リメトプリム/スルファメトキサゾール(TMP/SM
Z)による治療は、発疹、肝機能亢進、悪心及び嘔吐、
貧血、クレアチン増加並びに極端な場合にはスチーブン
スΦジョンソン(Stevans−Johnson)症
候群を含めた高レベルの毒性副作用を伴う、TMP/S
MZによる副作用は、エイズ患者において一層多く発生
する。ペンタミジンによる治療も、腎不全、胛前性、低
血糖、血液学的異常及び注射部位における痛みもしくは
膿瘍を含めた高レベルの毒性副作用を伴う、治療に起因
する死亡率は20〜30%に達する。免疫障害患者にお
けるP、カリニイ肺炎の改善された治療方法が非常に要
望されている。
本発明は、パビュラカンジン(Papulacan−d
in)化合物を投与することによる喘乳動物におけるニ
ューモシスティス・カリニイの治療又は予防に関する。
本発明では、ニューモシスティス・カリニイに感染した
又はそれに感染し易い哺乳動物宿主に、治療又は抗感染
量のパピュラカンジン化合物又はその混合物を投与する
。′パピュラカンジン化合物“とは、(1)微生物バピ
ュラリア・スフェロスペルマ(P apularLas
phaerosperma)、特に株NRRL8086
の培養により得られ、以下パビュラカンジン抗生物質と
称される二次代謝産物及び(2)(a)(1)のエーテ
ル類 (b)(1)のエステル類 (c)(1)の水素添加生成物 (d)(2)(c)のエーテル類 (e)(2)(c)のエステル類 (f)(1)のN−アシル−11−アミノ誘導体 からなる(1)の誘導体を意味する。
パビュラカンジン抗生物質並びにそのエーテル類及びエ
ステル類は下記式で示される:上記式中。
Rは J (D)    H−(ID)であ る。
上記式中、塞は結合箇所であり;Gは水素又は低級アル
キルであり;Jは水素又は炭素原子1〜20のアシルで
あるが、但しJ及びGのうち少なくとも一方は水素であ
る。
前記式において、G及びJが水素である場合には、式(
IA)が文献中バビュラカンジンAとして知られる抗生
物質に関する式であり、(IB)がバピュラカンジンB
、(IC)がパピュラカンジンC及び(ID)がバピュ
ラカンジンDに関する。更に、天然抗生物質にはバピュ
ラカンジンEが存在するが、その構造は報告されていな
い。
二次代謝産物の水素添加生成物は、Gが水素又は低級ア
ルキルであり、かつJが水素又は低級アルキルである下
記式(■)で示される: 上記式中、廉は結合箇所であり;G及びJは前記と同義
であるが、但しG及びJのうち少なくとも一方は水素で
なければならない。
これらの二次代謝産物並びにそれらの産生、単離及び同
定については、米国特許第4.278,665号並びに
ジャーナル・オブ・アンチバイオティクス(Journ
al of Anti−biotics)、第30巻、
第4号、第289頁、1977年及び第33巻、第9号
、第967頁、1980年でみられる。バビュラヵンジ
ン抗生物質のエーテル類及びエステル類の製法並びに水
素添加生成物、それらのエステル類及びエーテル類の製
法は前記米国特許第4.278,665号に記載されて
おり、前記特許及び論文での開示は参照のため組込まれ
る。
本発明の範囲内に属するパビュラカンジンA又はBのN
−アシル−11−アミノ誘導体は、下記式(III)で
示されるか、又はアシル基がα−アミノ酸である場合に
はその化合物の酸付加塩である: 上記式中、R”′は水素又はメチルを表し;Aは水素又
はペプチド構造単位として天然に存在するα−アミノ酸
もしくは炭素原子最大7の低級アルカンスルホン酸もし
くは炭素原子最大7の低級アルカン酸のアシル基又は下
記式のアシル基を表す。
上記式中、RNは水素、ホルミル、低級アルコキシカル
ボニル、カルバモイル、とドロキシ低級アルキル又は炭
素原子最大8のヒドロカルビルを表し;“alk”は炭
素原子2〜8を有しかつ2つの窒素原子を最少2最大4
の炭素原子で互いに分離するアルキレン基を表す。
好ましい化合物はイ゛′記式で示されるバビュラカンジ
ン抗生物質である: (A)下記式のバピュラカンジンA: IM これはα−D−グルコビラノース、1,16−アンヒド
ロ−1−C−[2,4−ジヒドロキシ−6−(ヒドロキ
シメチル)フェニル]−4−0−[6−0−(1−オキ
ソ−2,4−デカジェニル)−β−D−ガラクトピラノ
シル] +、3− (7−ヒドロキシ−8,14−ジメ
チル−2,4,8,10−へキサデカテトラエノエート
)のケミカル・アブストラクツ(Chemical A
bstracts)名を有する;(B)下記式のパビュ
ラカンジンB: シル] −t 3− (7−ヒドロキシ−8,14−ジ
メチル−2,4,8,10−へキサデカテトラエノエー
ト)のケミカル・アブストラクツ名を有する; (C)下記式のバビュラカンジンC: H これはα−D−グルコビラノース、1.16−アンヒド
ロ−1−C−[2,4−ジヒドロキシ−6−(ヒドロキ
シメチル)フェニル]−4−0−[6−O−(1−オキ
ソ−2,4−デカジェニル)−β−D−ガラクトピラノ
H これはα−D−グルコビラノース、1.16−アンヒド
ロ−1−C−[2,4−ジヒドロキシ−6−(ヒドロキ
シメチル)フェニル]−4−0−(:6−O−(1−オ
キソ−2,4−デカジェニル)−β−D−ガラクトピラ
ノシル] +、3−(7−ヒドロキシ−8,14−ジメ
チル−2,4,8,10−へキサデカテトラエノエート
)のケミカル・アブストラクツ名を有する; (D)  下記式のパピュラカンジンD:これはα−D
−グルコビラノース、1.16−アンヒドロ−1−C−
[2,4−ジヒドロキシ−6−(ヒドロキシメチル)フ
ェニル]−4−0−[6−0−(1−オキソ−2,4−
デカジェニル)−β−D−ガラクトピラノシル] +、
3− (7−ヒドロキシ−8,14−ジメチル−2,4
,8,10−ヘキサデ。カテトラエノエート)のケミカ
ル・アブストラクツ名を有する; 及び (E)バビュラカンジンE 又はそれらの混合物。
パピュラカンジンA及びパピュラカンジンBが最も好ま
しい。
バビュラカンジン化合物は、低級アルカノール類及びジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトン
等のような他の極性溶媒に易溶性でかつ水、ヘキサンも
しくはベンゼンのような炭化水素及びエーテル類に難溶
性の白色結晶状又は粉末状物質である。
米国特許第4,278,665号で報告されているよう
なパピュラカンジン抗生物質の一部の性質は下記のとお
りである。
バビュラカンジンAは下記物性の白色結晶弱酸性化合物
である: m、p、 171−173℃(分解) U、V、スペクトル(エタノール中) λ、@、  232nm(シ1ルダー)242 n m
 (E IIJIX = 425 )265nm (E
、、x=520) 施光度[01口”=+ao°± 1@(C=0.419
メタノール中) パビュラカンジンBは下記物性の白色粉末酸性化合物で
ある: m、p、193−197℃(分解) U、V、スペクトル(エタノール中) λ、、X 232nm(E=42*OOO)240nm
 (E=42,400) 268nm (E=44,800) 300nm (E=31,200) 施光度[α]。”=+50.0°+1°(C=0.46
メタノール中) バビュラカンジンCは、下記物性の立体異性体であるこ
とが示された白色粉末弱酸性物質である: m、p、140−150℃(分解) U、V、スペクトル(エタノール中) λ□、  232nm 40nm 68nm 97sh 施光度[α]、”=+33°± 1°(メタノノール中
) バビュラカンジンDは下記物性の白色粉末弱酸性物質化
合物である: m、p、127 130℃ U、V、スペクトル(エタノール中) λm、X 230nm(Esmy=340)235nm
 (シ1ルダー) 261nm (E、、X=320) バビュラカンジンEは下記物性の白色粉末弱酸性物質化
合物である: U、V、スペクトル°(エタノール中)λgH1z  
230 n m (E+++mx=270 )237n
m (ショルダー) 267nm (E、、、=soo) 292nm(シ菖ルダー) IR及びNMRスペクトルに関する詳細は、参考のため
組込まれる前記引用特許明細書中でみられる。
バビュラカンジン類は微生物パビュラリア・スフェロス
ペルマ株A32283の培養により産生されるが、この
株はその開示が参考のため組込まれる米国特許第4,2
78,665号で十分に記載されているようにNo、N
RRL8086としてイリノイ州ビオリアの米国農務省
ノザン・リーン1ナル・リサーチ・ラボラトリーズ(N
othern Ragional Re5earchL
 aboratorias)に寄託された。
パビュラカンジン類は、栄養溶液がカンジダ・アルビカ
ンス(Candida albicans)のような適
切な試験生物に対して抗生作用を示すまで、バビュラリ
ア・スフ二ロスペルマが炭素もしくは窒素源及び無機塩
含有栄養水溶液中で培養された場合に形成され、しかる
後活性剤が単離される。
適切な栄養培地は前記特許明細書に十分に記載されてい
る。
培養は、好気的に、約18〜40℃の温度で約2〜5日
間空気又は酸素と共に撹拌しながら行われる。好ましく
は培養は、最初に種培地を調製し、しかる後産生培地を
種培地からの増殖物で接種することにより、数工程で行
われる1種培地は、固体培地上約14日間の増殖で得ら
れた胞子形成菌糸体で液体栄養培地を接種し、それを展
開することによって調製される。
培養後、抗生物質は菌糸体及び培養ブロスの双方から抗
生物質を回収するため、酢酸エチルのような実質上水非
混和性の有機溶媒で未チ過培養ブロスから抽出される。
一方菌糸体は伊去され、菌糸体及び培養ヂ液も別々に抽
出される。
次いで溶媒は抽出液から蒸発させて残渣を得、最初にそ
れを溶媒抽出し、しかる後クロマトグラフィーに付すこ
とにより精製される。
いずれの慣用的吸着剤も使用可能である。シリカゲルも
有利に用いることができ、抗生物質はクロロホルム/メ
タノールを用い極性溶媒の濃度を徐々に高めながら溶離
される。大半の活性剤は5〜20%メタノールの溶離液
中に存在する。
パビュラカンジン類は個々の活性成分に分離しても又は
混合物として用いてもよい、主活性成分はバピュラカン
ジンBである。
更に誘導体も活性成分から製造され、その誘導体も用い
られる。
誘導体の1群は水素添加生成物である。水素添加生成物
は、主として側鎖の完全飽和までの接触水素化によって
得られる化合物である。
誘導体のもう1群はエステル類である。エステル類とは
、アルコール類のヒドロキシル基が、カルボン酸又はチ
オカルボン酸でエステル化された化合物である。エステ
ル化させた酸類には、前記特許明細書に記載されている
ようなアルカン酸類、芳香族又は芳香脂肪族酸類がある
更にもう1つの群はエーテル類である。エーテル類とは
、フェノール基の一方又は双方が低級アルカノール類で
エーテル化された化合物である。
前記誘導体は、常法に従い及び/又は参考のため本明細
書に組込まれる米国特許第4.278,665号に記載
されているように得ることができる。
芳香核が修正された誘導体は、11−アミノパビュラカ
ンジン類のN−アシル誘導体である。N−アシル誘導体
は、最初に11−アミノバビュラカンジンを製造し、し
かる後12位に存在する遊離ヒドロキシル基を慣用的合
成有機法で一時的に保護しなからアシル化することによ
り得られる。11−アミノパピュラカンジンは、12位
に一時的保護基を有するバビュラカンジン誘導体をC,
H,−(S=O)−0−(S=O)−C,H,のような
アリールセレン酸無水物及びヘキサ低級アルキルジシロ
キサンで処理してアリールセレノイミンを得、しかる後
後者を硫化水素のような還元剤で処理することにより製
造される。これら化合物の製法は、参考のため組込まれ
る米国特許第4,374,129号に十分記載されてい
る。
バビュラカンジン群に属しかつ有用と考えられているも
う1つの化合物は、ケチアカンジン(chaetiac
andin)であって、これはバビュラカンジン類がス
ピロケタール形である箇所でオープン配置となっている
。この化合物は下記式で示される: 上記式中 かつ H ある。
ケチアカンジンは、土壌から単離されたモノケチア・ジ
モルホスポラ(Monochaetiadimorph
ospora)の培養によって得られるや発酵、単離及
び物性についてはT、コモリら、ジャーナル・オブ・ア
ンチバイオティクス、第38巻、第4号、第455頁、
1985年及び第38巻、第4号、第544頁、198
5年の論文に十分記載されており、それらの引用は参考
のため組込まれる。
ケチアカンジンの一部の物性は下記のとおりである: 分子式 C1H,,01@ m、P、  128〜132℃(分解)施光度 [α]
0”−1,5±1′″(CI、MaOH)U、V、  
スペクトル(メタノール中)λ、a、  225nm 
(t 32,610)230sh (t32,500) 263nm (ξ39,520) IR%iHNMR及び”CNMRデータは、前記引用文
献中でスペクトルと一緒に詳細にみることができる。
これらの化合物は本発明のプロセスで使用することがで
きる。
本発明のプロセスでは、ニューモシスティス・カリニイ
に感染した対象又はそれに感染し易い免疫障害対象に治
療有効又は抗感染量のバビュラカンジン化合物を投与す
る。
免疫障害患者において治療及び抗感染目的に関するパビ
ュラカンジン化合物の効力は。
免疫抑制ラットにおける試験で調べられる。
免疫障害患者において治療及び抗感染目的に関するバピ
ュラカンジン化合物の推定的効力を調べるために適した
試験は下記方法で行われる。適切な数(好ましくは30
匹又はその倍数)の各々体重的300gの雄性スプラグ
−・ドーリ−(Spragua−Dawley)ラット
は、P、カリニイ感染の進行を誘導するため6週間にわ
たり飲料水にデキサメタシン(2,0+ng/J)を加
えることにより免疫抑制される。
感染を高めるため、ラットは低タンパク質食でも維持さ
れる。7週目の始めに、ラットはラット各10匹の3群
に分けられる。3群すべてが、試験残余期間中飲料水中
のデキサメタシン及び低タンパク質食をうけ続ける。群
工のラットは未処置感染コントロールとじて扱われ、群
■のラットは選択されたバピュラカンジン化合物2 m
 g含有無菌 d −H,00,5rnQで2週間にわ
たり1日2回腹腔内注射され、群■のラットは2週間に
わたり飲料水中のトリメトプリム−スルファメトキサゾ
ール(TMP−5MZ)(TMP208mg及びSMZ
l、040g/J)t”処置されるが、これはP、カリ
ニイ感染の既知療法である。
2週間の処置期間(合計8週間の免疫抑制)の最後に、
動物は殺され、肺組織が取出される。各動物からの肺が
秤量され、しかる機番動物における嚢胞及び寄生虫核の
数を調べるため調製される。
P、カリニイ感染に対して効力を有する化合物で処置さ
れた動物は、肺において嚢胞の不存在及び寄生虫核の数
に関して大きな減少を示す、最も効果的な化合物は、T
MP−8MZで処置された動物でみられる場合よりも優
れた結果を示す。
その試験結果及びヒトに適用されるTMP−8MZに関
する既知投与量範囲から、バビュラカンジン化合物に関
する投与量範囲が決定される。有用な範囲は約1.0〜
20.0■/体重kgである。
本化合物が慣用的医薬配合技術に従い薬学上許容される
担体と共に医薬組成物中に処方された場合には、顕著な
性質が最も効果的に利用される。
本組成物は少なくとも1重量%の活性化合物を含有して
いる0組成物を製造する場合、選択されたバピュラカン
ジン化合物は、通常の薬学上許容される担体のいずれが
と完全に混合される。
本組成物は経口投薬形として製造されることが好ましい
、液体製剤の場合、抗ニューモシスティス剤は水、グリ
コール、油、アルコール等のような液体担体と共に処方
され、カプセル及び錠剤のような固体製剤の場合にはデ
ンプン、糖、カオリン、エチルセルロース、炭酸カルシ
ウム及び炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム、タルク、
ラクトースのような固体担体並びに結合剤、崩壊剤等と
合わせて通常ステアリン酸カルシウムのような滑沢剤と
共に処方される。それらの投与容易性という理由から、
錠剤及びカプセルが最も有利な経口投薬形を代表する。
投与容易性及び用量均一性の面から、本組成物を単位投
薬形として処方することが特に有利である。単位投薬形
の組成物は本発明の一面を形成する。
抗ニューモシスティスパビュラカンジン化合物は注射用
組成物に処方され、必要であれば添加された保存剤と共
にアンプル又は多数回用量容器中で単位投薬形として供
与される0本組成物は水中で0.85%塩化ナトリウム
又は5%デキストロースのような油性又は水性ビヒクル
中懸濁液、溶液又は乳濁液のような形もとることができ
、懸濁、安定及び/又は分散剤のような処方剤を含有し
ていてもよい、緩衝剤及び塩水もしくはグルコースのよ
うな添加剤を等張溶液を得るために加えてもよい、一方
、活性成分は投与前に適切なビヒクルで再l1lllさ
れる粉末形であってもよい。
本明細書及び請求の範囲で用いられる“単位投薬形”と
いう用語は、物理的に別個の単位に関し、各単位は薬学
的担体と共に所望の治療効果を生じるように計算された
既定量の活性成分を含有している。このような単位投薬
形の例としては、錠剤、カプセル、ビル、粉末小包、ウ
ェハー、アンプル又は多数回用量容器中で測定された単
位等がある0本発明の単位投薬形は、通常100〜15
00mgのバビュラカンジン化合物を含有している。
下記実施例は本発明の実施に有用な新規組成物について
説明しているが、但し限定として解釈されるべきではな
い。
去】11N 各々化合物lA300mg含有の圧縮錠剤1000個は
下記処方から製造される:グラム 化合物I A             500デンプ
ン             75〇二塩基性リン酸カ
ルシウム水和物 soo。
ステアリン酸カルシウム       2.5微粉末化
された鎖成分は十分に混合され、10%デンプンペース
トで造粒される。顆粒は乾燥され1錠剤に圧縮される。
大l勇旦 各々化合物lA210mg含有の硬ゼラチンカプセル1
000個は下記処方から製造されるニ ー囮−丘一曳一        グラム化合物I A 
    500 デ  ン  プ  ン               
  250ラクトース            750
タ  ル  り                  
      250ステアリン酸カルシウム     
  10諸成分の均一混合物は、混合によって製造され
る場合には、ツーピース硬ゼラチンカプセルに充填する
ため用いられる。
失直涯立 注射溶液250 m Qは、下記処方を有する常法に従
い製造される: デキストロース         12.5 g水  
                  250mQ化合
物I B            400園g諸成分が
混合され、しかる後使用のために滅菌される。
来l涯且 各々化合物lB500mg含有の圧縮錠剤1000個は
、実施例Aの方法に従い下記処方から製造される。
グラム 化合物I B             500デンプ
ン              75〇二塩基性リン酸
カルシウム水和物 5000ステアリン酸カルシウム 
      2.5去】11臣 各々化合物lB176mg含有のゼラチンカプセル10
00個は下記処方で混合することにより製造され、カプ
セルに充填するために用いられる。
化合物IB デ  ン  ブ  ン ラクトース タルク ステアリン酸カルシウム グラム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、哺乳動物におけるニューモシスティ ス・カリニイ感染の治療又は予防方法であって、 治療又は抗感染量のパピュラカンジン化合 物を投与し、該化合物が、 (1)微生物パピュラリア・スフェロスペ ルマの培養により得られるパピュラカンジ ン抗生物質並びに (2)(a)(1)のエーテル類; (b)(1)のエステル類; (c)(1)の水素添加生成物; (d)(2)(c)のエーテル類; (e)(2)(c)のエステル類;及 び (f)(1)のN−アシル−11−ア ミノ誘導体 から選択されるその誘導体から選択されることを特徴と
    する方法。 2、哺乳動物におけるニューモシスティ ス・カリニイ感染の治療又は予防方法であって、 抗感染量の下記式で示される化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ [上記式中、Rは (A)▲数式、化学式、表等があります▼( I A) (B)▲数式、化学式、表等があります▼( I B) (C)▲数式、化学式、表等があります▼( I C) (D)H−( I D)であり; 上記式中、 *は結合箇所であり; Gは水素又は低級アルキルであり;及び Jは水素又は炭素原子1〜20を含有する アシルであるが、但しJ及びGのうち少なくとも一方は
    水素である] を投与することを特徴とする方法。 3、哺乳動物におけるニューモシスティ ス・カリニイ感染の治療又は予防方法であって、 (A)下記式を有するパピュラカンジンA:▲数式、化
    学式、表等があります▼ (B)下記式を有するパピュラカンジンB:▲数式、化
    学式、表等があります▼ (C)下記式を有するパピュラカンジンC:▲数式、化
    学式、表等があります▼ (D)下記式を有するパピュラカンジンD:▲数式、化
    学式、表等があります▼ 及び (E)パピュラカンジンE 又はそれらの混合物から選択されるパピュラカンジン抗
    生物質であるパピュラカンジン化合物の抗感染量を投与
    することを特徴とする方法。 4、活性剤が約1.0〜20.0mg/体 重kgの用量で投与される、請求項1記載の方法。 5、活性剤が、免疫系障害をもちかつニ ューモシスティス・カリニイに感染した患者に投与され
    る、請求項1記載の方法。 6、活性剤が、免疫系障害をもちかつニ ューモシスティス・カリニイに感染し易い患者に投与さ
    れる、請求項1記載の方法。 7、活性剤が、エイズであってかつニュ ーモシスティス・カリニイに感染した患者に投与される
    、請求項1記載の方法。 8、哺乳動物におけるニューモシスティ ス・カリニイ感染の治療に有用な組成物であって、 単位投薬形中に薬学上許容される担体並び (A)下記式を有するパピュラカンジンA ▲数式、化学式、表等があります▼ 及び (B)下記式を有するパピュラカンジンB:▲数式、化
    学式、表等があります▼ から選択されるパピュラカンジン化合物を含有すること
    を特徴とする組成物。
JP1268283A 1988-10-17 1989-10-17 ニユーモシステイス・カリニイの抑制方法 Pending JPH02218611A (ja)

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US07/259,019 US5089478A (en) 1988-10-17 1988-10-17 Method for the control of pneumocystis carinii
US259,019 1988-10-17

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