JPH02217871A - 原像を複写するための版型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、帯電されたインキ剤が静電電界を用いて被印
刷体の上へ転写される形式の、原像を複写するための版
型に関する。

従来技術 この種の版型はドイツ連邦共和国特許出願公報第１９５
７４０３号に示されている。この場合この版型は実質的
に誘電体（Ｄｉｅｌｅｋｔｖｉｋｕｍ　）から構成され
ており、この誘電体に電極が配属されている。イオン源
と、像に応じて制御可能な光学装置とを用いて、版型の
表面に電荷像が形成され、この電荷像の上に、帯電され
たトナー粒子が電荷像に応じて取り出される。印刷材と
の接触においてトナーが版型から印刷材へ転写される。

版型の電荷はトナーの取り出しの際に中和されるため、
印刷の前ごとに版型を新たに制御する必要がある、即ち
電荷像を新たに形成する必要がある。

発明の解決すべき問題点 本発明の課題は、前述の冑頭の版型を、従来技術に比較
して、版型の制御が少くとも、同じ像の個々の印刷工程
の間は必要とされないように、改善することである。

問題点を解決するための手段 この課題は本発明により請求項１の特徴部分の構成によ
り解決されている。

発明の利点 電荷像の形成のために強誘電体材料を用いることにより
、次のことが達成される、即ちひとたび形成された電荷
像は１つの像荷の転写全体に対して、中間制御過程を実
施する必要なく、保持されることである。−回制御され
た版型はインキ装置の通過の際にトナーを取り出してこ
れを印刷材へ送出する。この場合、電荷像は保持される
。

別の従来技術 ドイツ連邦共和国特許公開公報第６６５５７５８号に印
刷機への強誘電体材料（ｆｅｒｒｏｅｌｅｋｔｒｉｓｃ
ｂｅｎＭａｔθｒｉａｌ）の採用が示されている。しか
しこの場合、電界は使用されない。この公知の装置はオ
イルインキおよび湿式剤による通常のオフセット印刷を
対象としたものである。この公知の方法の場合、強誘電
体材料の種々異なる強さに分極された個所が、オイルお
よび水に対する種々異なる親和性を有するという特性が
利用される。

発明の別の利点 これとは反対に本発明は帯電されたトナー粒子を用いる
印刷法を対象とする。この場合、１つの作業工程におい
て多色印刷が可能となることが、著しく効果的に示され
た。強誘電体材料は著しく狭い領域において異なる極性
で帯電される。そのため異なる極性で帯電された粒子を
有する２つのインキを使用する場合、即ち一方のインキ
が正に帯電され他方のインキが負に帯電されている場合
、一つの印刷工程により同時に２つのインキを付着でき
る。そのためカラー印刷の場合、よりわずかな印刷作業
工程数しか必要とされない。

この版型は、乾燥しているトナーに対しても搬送剤とし
ての湿った溶媒中に含まれるトナーに対しても、適する
。本発明の別の利点は、本発明による版型は凹版印刷に
対しても適することである。この目的で版型は本発明に
よれば、耐摩もう性の基体から構成され、この基体の、
印刷のために設けられている表面が凹版印刷セルを有す
るようにし、このセルの底部を強誘電体の材料から構成
したのである。

この種の版型は有利に制御装置と接続されており、この
制御装置によりインキセルの底部が、所層の像点のグレ
ートーンに応じて、異なる強さに分極される。オートタ
イプ形式のスクリ−れるセルの個数が変化される。この
目的のために正と負の分極化が必要とされる。

セル 有利に、印刷インキを収容すべきくヘヘはインキのない
領域とは反対の極性で分極される。

制御の後にセルが、流体トナーにより、即ち帯電された
トナー粒子を有する搬送流体により充たされる。続いて
セル上を掻くドクターまたはロールが、分極されたセル
底部に作用する電界に、対向電極のように作用する。そ
のためセル底部とドクターとの間の空間において強い電
界が発生し、この電界が分極化に応じてトナー粒子をセ
ル底部にまたはドクターに堆積する。そのためセルにお
けるインク−またはトナー量の制御が行なわれる。その
ため像に応じて充てんされたセルのインキは通常の凹版
印刷技術にシダ じて印刷材の上へ転蝋される。

掻き落としによるインキ制御の改善は、ドクターを帯電
させるかまたは相応の高い電位へ接続することにより、
行なわれる。

その他の例えば静電方式の平板印刷法に対しては、版型
が印刷材と接触する表面において、強誘電体の層を有す
るようにする。この版型に、クス状に制御される。この
場合、各々の像点が、所属のグレートーンに応じて強く
または弱く分極されるか、またはオートタイプ形式のス
クリーン化の形式で分極される。このようにして形成さ
れた電荷像は乾燥トナー用のインキブラシと接触され、
この場合、点状に多量のまたは少量のインキが版型表面
へ転送される。インキ階調の形成された版型表面と印刷
材および対向電極との接触の際にインキが印刷材へ転送
される。

乾燥したトナーではなく溶媒流体中に懸濁され九トナー
（液体トナー）を使用することもできる。

本発明による版型は次のように使用することもできる、
即ち電荷像の上へ付着されるトナーを熱、圧力または化
学的な付加反応により版型へ固定することができる。こ
の場合、固定されたトナーは像に応じた疎水性の領域と
してオイルインキの収容のために用いられる。トナーの
ない領域は親水性である。この方法において本発明の版
型は公知の版型に比較して、固定されたインキ領域が、
版型の新たな制御を行なうことなく、再生できる利点を
有する。−層長い印刷時間の場合は、固定されたトナー
が部分的に流失することがある、即ち疎水性の領域を時
おり再生する必要がある。誘電体の層を有する公知の版
型の場合は、インキ領域の再生のために版型を新たに制
御する必要がある。これに対して本発明の版型は公知の
装置に比較して、版型上のトナー領域の再生のために新
たな制御を必要としない利点を有する。

実施例の説明 次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図に、導電材料から成る中空の支持体１１を有する
シリンダ状の版型１０が示されている。この支持体の表
面は強誘電体材料から成る層１２を含む。通常の制御ユ
ニット１３に結合された印刷ヘッド１４および、電極と
して構成される支持体１１を用いて、強誘電体の層１２
が、電荷像１５を形成するために相応に制御される。こ
のことは、誘電体層の制御のために用いられる方法と同
様に行なうことができる。

この電荷像は強誘電体材料１２の、正に分極されたスク
リーン点と、負に分極されたスフＩＪ。

ン点と、中性のスクリーン点との和から形成される。表
面に形成された電荷は、分極の際のこの材料の強誘電体
領域の整列により固定されて、正電荷と負電荷から成る
二重層を形成する。これらの電荷は、強い外部電界また
は高い温度によってのみ、分離できる。表面が、帯電さ
れたトナー粒子に接触する時に、電荷像の中和は行なわ
れない即ち電荷の移動が行なわれない。強誘電体材料の
分極化がそのまま保持される。この場合この分極化は、
これが制御ユニット１３により別の電荷像に変更される
まで、保持される。

中性の個所１６はインキトナーが付着せず他方、正の点
は負に帯電されたトナー粒子を吸引し、負の点は正に帯
電された粒子を吸引する。

版型１０の上に密に並んで形成される互に逆の極性の分
極の構成は、２つの異なるインキを、一方のインキを正
に帯電させ他方のインクを負に帯電させることにより、
取り出せる構成を提供する。

第２図は２つのトナー容器１７および１８の配置を示す
。この場合、一方の容器１０は例えば正に帯電された黄
色のトナーを内部に有し、第２のトナー１８は負に帯電
される赤いトナー１２０表面へ運び寄せられて、ここで
インキ粒子が、形成された電荷像１５に応じて版型１０
に付着されたままになる。

最後に第６図に示されているように、取り出されたイン
キトナーは印刷材２１との接触の際にこの印刷材の上へ
転送され、さらに加熱源２２を用いてこの上へ固定され
る。この場合、印刷工程において同時に２つのインキが
付着される。この構成により、多色印刷の場合、１つの
像に対して、通常の方法に比較して半分の印刷工程しか
必要とされなくなる。

一種類のインキしか用いられない場合は、強誘電体の層
の分極は、全面がプラスまたはマイ迄れｔこと ナスによ　行なわれる、即ち中性の個所１６は形成され
ない。種々異なるグレートーンは、種々異なる電界の強
さにより形成され、これにより、吸引されるべきインキ
はその量が変化できる。あるいは種々異なる大きさのか
つ飽和するまで分極されるスクリーン点を有するオート
タイプ形式のスクリーン化により、種々異なるグレート
ーンが形成できる。乾いたトナーではなく、搬送流体中
に浮遊される帯電トナー粒子を用いることもできる。

第４図〜第６図に示されている第２実施例には、プレー
ト状の凹版の版型が示されている。

この凹版の版型は耐摩もう性の金属またはセラミックの
基板３０から、構成されている。この版型は表面にスク
リーン状に設けられる印刷セル３１を含み、その底部は
それぞれ強誘電体層３２を有する。前述の説明と同様に
セル３１の中の個々の強誘電体層３２は像に応じて制御
される。続いてセル３１が流体のトナー３３で満たされ
る。第５図に示されている様にトナー粒子はセル中で例
えば正に帯電されており、他方、強誘電体材料３２の表
面は強くまたは弱く負に分極されている。余分な流体３
３はドクタ３４を用いて擦り取られる。同時にドクタ３
４は負て、セル３１が通過される際に同時に相応の量の
粒子をセルから引き出すことを可能とする。

その後にセルの中に、所属の強誘電体材料３２の各々の
電解の強さにそれぞれ相応する量のインキ色素が残る。

残されたインキ粒子の量が最終的に所望のグレートーン
に相応する。最後に、このようにして調量されたインキ
量が印刷材本発明による版型は印刷機に対しても、他の
複写機たとえばコピー装置に対しても適用される。

発明の効果 本発明により、残留する電荷像により静電方式で作動さ
れる版型が提供される。この種の電荷像は持続性を有す
るだけでなく、異なる極性で帯電される２つのインキを
１つの印刷工程において同時に転写することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第６図は第１実施例による方法の順序
を示す横面図、第４図、第５図、第６図は第２実施例の
方法の順序を示す横面図である。 １０・・・版型、１１・・・中空の支持体、１２・・・
強誘電体の層、１３・・・制御ユニット、１４・・・印
刷ヘッド、１５・・・電荷像、１６・・・中性の個所、
１７．１８・・・トナー容器、１９．２０・・・ブラシ
、２２・・・加熱源、３１・・・印刷セル、３２・・・
強誘電体層、３３・・・液体のトナー　３４・・・ドク
ター図面の浄書（内容に変更なし） 手 続 補 正 書 （方式） ％式％ 事件の表示 平成　１　年　特許頼　第　２６６３８４号発明の名称 属僚を複写するための版型 ３゜ 補正をする者 事件との関係　特許出願人 平成 年 １月３０ 日（発送日） ６゜ 補正の対象

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、帯電されたインキ剤が静電電界を用いて被印刷体の
   上へ転写される形式の、原像を複写するための版型にお
   いて、 版型の、インク剤を転写する層（１２）が強誘電体材料
   から構成されていることを特徴とする原像を複写するた
   めの版型。 ２、版型（１０）が支持体（１１）から構成されており
   、該支持体の少なくとも１つの表面（１２）が強誘電体
   材料により被覆されている請求項１記載の版型。 ３、版型が耐摩もう性材料から成る基体（３０）から構
   成されており、該基体は片側に凹版インキセルを含むよ
   うにし、さらに該インキセルの底部が強誘電体材料（３
   ２）から構成されている請求項１記載の版型。 ４、版型に制御ユニット（１３′、１４′）が配属され
   ており、該制御ユニットによりインキセル（３１）の強
   誘電体層（３２）がそれぞれ異なる強さに分極されるよ
   うにした請求項３記載の版型。