JPH02217695A - フロート弁 - Google Patents
フロート弁Info
- Publication number
- JPH02217695A JPH02217695A JP3700789A JP3700789A JPH02217695A JP H02217695 A JPH02217695 A JP H02217695A JP 3700789 A JP3700789 A JP 3700789A JP 3700789 A JP3700789 A JP 3700789A JP H02217695 A JPH02217695 A JP H02217695A
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- JP
- Japan
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- valve
- float
- lever
- outlet
- valve chamber
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- Granted
Links
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
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- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- Float Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は気体と液体の比重差を利用して、開放又は密閉
のフロートで弁手段を駆動し、気液混合系から一方の流
体を自動的に排出するフロート弁の構造に関する。
のフロートで弁手段を駆動し、気液混合系から一方の流
体を自動的に排出するフロート弁の構造に関する。
上記フロート弁は、気体と液体が混在する系から気体ま
たは液体の一方を選択的に自動的に排出するときに用い
る。蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するスチ
ームトラップ、圧縮空気配管系に発生する凝縮水を自動
的に排出するエアートラップ、水配管系に混在する空気
を自動的に排出するエアーベント等である。
たは液体の一方を選択的に自動的に排出するときに用い
る。蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するスチ
ームトラップ、圧縮空気配管系に発生する凝縮水を自動
的に排出するエアートラップ、水配管系に混在する空気
を自動的に排出するエアーベント等である。
比重の小さい気体は比重の大きい液体の上方に位置する
。液面は液体と気体の量的割合の変化に応じて上下動す
る。フロートはこれに作用する浮力と自重の釣合いで液
面に浮き、液面と共に上下に運動する。フロート弁はこ
れらの自然法則を利用したもので、弁室に於いて気液を
分離し、弁室の上部あるいは下部に弁口を配置し、弁室
内に収容したフロートの上下運動で弁手段を駆動して弁
口を開閉し、一方の流体を選択的に自動的に排出するも
のである。
。液面は液体と気体の量的割合の変化に応じて上下動す
る。フロートはこれに作用する浮力と自重の釣合いで液
面に浮き、液面と共に上下に運動する。フロート弁はこ
れらの自然法則を利用したもので、弁室に於いて気液を
分離し、弁室の上部あるいは下部に弁口を配置し、弁室
内に収容したフロートの上下運動で弁手段を駆動して弁
口を開閉し、一方の流体を選択的に自動的に排出するも
のである。
従来の技術
従来のフロート弁は、弁ケーシングで入口と弁室と出口
を形成し、弁室と出口を連通する単一の弁口を形成し、
レバーの一端にフロートを取り付け、レバーの他端を支
点として弁室に取り付け、支点の近くに上記弁口を開閉
する単一の弁体を取り付けたものである。おるいは、レ
バーの一端にフロートを取り付け、レバーの他端に上記
弁口を開閉する単一の弁体を取り付け、弁体の近くを支
点として弁室に取り付けたものである。
を形成し、弁室と出口を連通する単一の弁口を形成し、
レバーの一端にフロートを取り付け、レバーの他端を支
点として弁室に取り付け、支点の近くに上記弁口を開閉
する単一の弁体を取り付けたものである。おるいは、レ
バーの一端にフロートを取り付け、レバーの他端に上記
弁口を開閉する単一の弁体を取り付け、弁体の近くを支
点として弁室に取り付けたものである。
本発明が解決しようとする課題
上記のものに於いて、排出容量を大きくするためには、
弁口面積を大きくすれば良いが、それに伴って閉弁力も
増大し、限界があった。そこで、フロートを大きくして
浮力や自重を大きくしたり、レバーを長くして弁体に作
用する浮力や自重の拡大比を大きくすると、ケーシング
が大きくなってしまう問題があった。
弁口面積を大きくすれば良いが、それに伴って閉弁力も
増大し、限界があった。そこで、フロートを大きくして
浮力や自重を大きくしたり、レバーを長くして弁体に作
用する浮力や自重の拡大比を大きくすると、ケーシング
が大きくなってしまう問題があった。
従って、本発明の技術的課題は、フロートを大きくした
りレバーを長くぜずに排出容量を大きくすることである
。
りレバーを長くぜずに排出容量を大きくすることである
。
課題を解決するための手段
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術
的手段は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、
弁室と出口を連通する複数の弁口を形成し、弁室内にフ
ロートを自由状態で配置し、上記複数の弁口を順々に開
弁する複数の弁体をレバーに取り付け、上記レバーをフ
ロートの開弁方向の変位に対して鋭角に傾斜せしめて弁
室に取り付けた、ものである。
的手段は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、
弁室と出口を連通する複数の弁口を形成し、弁室内にフ
ロートを自由状態で配置し、上記複数の弁口を順々に開
弁する複数の弁体をレバーに取り付け、上記レバーをフ
ロートの開弁方向の変位に対して鋭角に傾斜せしめて弁
室に取り付けた、ものである。
作用
上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁室内に自由状態で配置したフロートは弁室内の液面と
共に上下に変位する。浮上おるいは降下して開弁方向に
変位するフロートはレバーに当接する。フロートの開弁
方向の変位に対してレバーは鋭角に傾斜せしめているの
で、フロートの浮力あるいは自重がレバーに対して模力
として働く。
共に上下に変位する。浮上おるいは降下して開弁方向に
変位するフロートはレバーに当接する。フロートの開弁
方向の変位に対してレバーは鋭角に傾斜せしめているの
で、フロートの浮力あるいは自重がレバーに対して模力
として働く。
従って、同じ大きざのフロート、同じ長さのレバーを用
いたものであっても、開弁力を大きくすることができ、
大きな弁口を開けることができる。
いたものであっても、開弁力を大きくすることができ、
大きな弁口を開けることができる。
一つの弁口が開けられた後は、弁口前後の圧力差が小さ
くなるので、後に開けられる弁口はど開けやすくなり、
また、後に開弁操作される弁体はと大ぎな模力が作用す
るので、その分弁口を大きくすることが可能である。
くなるので、後に開けられる弁口はど開けやすくなり、
また、後に開弁操作される弁体はと大ぎな模力が作用す
るので、その分弁口を大きくすることが可能である。
発明の効果
本発明は下記の特有の効果を生じる。
上記のように、本発明によれば、検力を用いているので
開弁力を大きくすることができる。また、複数の弁口を
順々に開けるようにしているので、排出容量はそれぞれ
の弁口面積の和となり増大できる。特に、後に開弁操作
される弁体はと大きな検力が作用するので、その分弁口
を大きくすることが可能である。
開弁力を大きくすることができる。また、複数の弁口を
順々に開けるようにしているので、排出容量はそれぞれ
の弁口面積の和となり増大できる。特に、後に開弁操作
される弁体はと大きな検力が作用するので、その分弁口
を大きくすることが可能である。
実施例
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(第
1図参照)。
1図参照)。
本実施例は密閉フロート式スチームトラップに適用した
ものである。
ものである。
本体1にM2をポル1へ(図示せず)で締結して内部に
弁室4を有する弁ケーシングを形成する。
弁室4を有する弁ケーシングを形成する。
本体1と蓋2の間にはガスケット5を介在せしめて両者
の気密を保つ。
の気密を保つ。
蓋2の上部に入口6を、下部に出ロアを形成する。入口
6は弁室4の上部に連通し、蒸気使用機器(図示せず)
等に接続して、復水を弁室4内に導入する。蓋2の下部
に弁座部材8を接合する。
6は弁室4の上部に連通し、蒸気使用機器(図示せず)
等に接続して、復水を弁室4内に導入する。蓋2の下部
に弁座部材8を接合する。
弁座部材8には第1弁口3と第2弁口9を形成している
。第1弁口3と第2弁口9を通して弁室4と出ロアを連
通し、弁室4の復水を出ロアに導き出す。入口6と出ロ
アは水平方向に開口し、それぞれ配管用の雌ねじを形成
している。
。第1弁口3と第2弁口9を通して弁室4と出ロアを連
通し、弁室4の復水を出ロアに導き出す。入口6と出ロ
アは水平方向に開口し、それぞれ配管用の雌ねじを形成
している。
弁室4にステンレス鋼薄板で作った中空の球形フロート
11を自由状態で収容する。フロート11は弁室4に溜
る復水に浮き、液面と共に浮上降下する。
11を自由状態で収容する。フロート11は弁室4に溜
る復水に浮き、液面と共に浮上降下する。
蓋2にレバー取付部材12を取り付ける。レバー取付部
材12にレバー13をピン14で取り付ける。レバー1
3はピン14を支点にして回転できる。レバー13に第
1弁口3を開閉する第1弁体15をスナップリング20
で固定して取り付ける。また、第2弁口9を開閉する第
2弁体21を7ランジ22で遊びを設けて取り付ける。
材12にレバー13をピン14で取り付ける。レバー1
3はピン14を支点にして回転できる。レバー13に第
1弁口3を開閉する第1弁体15をスナップリング20
で固定して取り付ける。また、第2弁口9を開閉する第
2弁体21を7ランジ22で遊びを設けて取り付ける。
レバー13の上部は鉛直線からαの角度でフロート11
の斜上方に延びている。弁室4の側壁16(第1図で左
側)は鉛直方向に延びている。参照番号17はフロー1
〜11を上下方向に案内するリアで市り、紙面の手前側
と合計2箇所形成され、フロート11との間に僅かな隙
間が形成されている。
の斜上方に延びている。弁室4の側壁16(第1図で左
側)は鉛直方向に延びている。参照番号17はフロー1
〜11を上下方向に案内するリアで市り、紙面の手前側
と合計2箇所形成され、フロート11との間に僅かな隙
間が形成されている。
上記スチームトラップの作動は次の通りでおる。
入口6は蒸気使用機器等の復水発生箇所に接続する。復
水と蒸気が弁室4に流入し、復水が下部に蒸気が上部に
分離して溜る。フロート11は弁室4内の液面の上昇と
共に浮上し、レバー13と側壁]6に当接する。更に液
面が上昇するとフロートの浮力が大きくなり、浮力が検
力として、レバー13に作用する。この検力により、レ
バー13が開弁方向(第1図で時計回り方向)に回転し
、先ず、第1弁体15が第1弁口3を開く。更にレバー
13が開弁方向に回転すると、第2弁体21が第2弁口
9を開く。弁室4の復水は第1弁口3と第2弁口9から
出ロアに排出される。排出により液面が下がると、それ
と共にフロート11が降下し、フローj〜の降下と共に
レバー13が閉弁方向に回転して第1弁体15が第1弁
口3を、第2弁体21が第2弁口9を塞ぎ、蒸気の流出
を防ぐ。
水と蒸気が弁室4に流入し、復水が下部に蒸気が上部に
分離して溜る。フロート11は弁室4内の液面の上昇と
共に浮上し、レバー13と側壁]6に当接する。更に液
面が上昇するとフロートの浮力が大きくなり、浮力が検
力として、レバー13に作用する。この検力により、レ
バー13が開弁方向(第1図で時計回り方向)に回転し
、先ず、第1弁体15が第1弁口3を開く。更にレバー
13が開弁方向に回転すると、第2弁体21が第2弁口
9を開く。弁室4の復水は第1弁口3と第2弁口9から
出ロアに排出される。排出により液面が下がると、それ
と共にフロート11が降下し、フローj〜の降下と共に
レバー13が閉弁方向に回転して第1弁体15が第1弁
口3を、第2弁体21が第2弁口9を塞ぎ、蒸気の流出
を防ぐ。
この様な動作を自動的に繰り返して行う。
第1図は本発明のフロート弁の実施例の密閉フロート式
スチームi・ラップの断面図である。 1:本体 2:蓋 3:第1弁口 4:弁室 6:入口 7:出口 9;第2弁口 11:フロート 13ニレバー 15;第1弁体 21:第2弁体
スチームi・ラップの断面図である。 1:本体 2:蓋 3:第1弁口 4:弁室 6:入口 7:出口 9;第2弁口 11:フロート 13ニレバー 15;第1弁体 21:第2弁体
Claims (1)
- 1、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室と
出口を連通する複数の弁口を形成し、弁室内にフロート
を自由状態で配置し、上記複数の弁口を順々に開弁する
複数の弁体をレバーに取り付け、上記レバーをフロート
の開弁方向の変位に対して鋭角に傾斜せしめて弁室に取
り付けた、フロート弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3700789A JPH06100317B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | フロート弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3700789A JPH06100317B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | フロート弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217695A true JPH02217695A (ja) | 1990-08-30 |
JPH06100317B2 JPH06100317B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=12485638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3700789A Expired - Lifetime JPH06100317B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | フロート弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06100317B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010506100A (ja) * | 2006-04-17 | 2010-02-25 | スパイラックス マーシャル ピーブイティー. リミテッド | スチームトラップ |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP3700789A patent/JPH06100317B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010506100A (ja) * | 2006-04-17 | 2010-02-25 | スパイラックス マーシャル ピーブイティー. リミテッド | スチームトラップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06100317B2 (ja) | 1994-12-12 |
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