JPH02217610A - 動圧軸受装置 - Google Patents

動圧軸受装置

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Publication number
JPH02217610A
JPH02217610A JP3905289A JP3905289A JPH02217610A JP H02217610 A JPH02217610 A JP H02217610A JP 3905289 A JP3905289 A JP 3905289A JP 3905289 A JP3905289 A JP 3905289A JP H02217610 A JPH02217610 A JP H02217610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating member
sleeve
bearing device
aluminium alloy
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3905289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Sekizawa
関澤 昌美
Tatsuyoshi Fukuoka
福岡 達喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP3905289A priority Critical patent/JPH02217610A/ja
Publication of JPH02217610A publication Critical patent/JPH02217610A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高速回転部品を支持する動圧軸受袋1に関
するものである。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、回転部材20とこれを支持する固
定部材21の対向面一方に、ヘリングボーン溝やスパイ
ラル溝等の動圧発生溝22を形成した動圧軸受装置は、
回転部材20の高速回転時に、動圧発生溝22のポンプ
作用により、回転部材20と固定部材21との間に流体
が送り込まれ、その流体膜によって回転部材20が支持
されるため、回転精度が高(、また、騒音や振動の発生
もきわめて少ないという利点がある。
このため、上記動圧軸受装置は、音響映像機器や情報事
務機器の回転部品の軸受装置として広く用いられている
レーザビームプリンタでは、ポリゴンミラーの軸受装置
として、上記動圧軸受装置を用い、その動圧軸受装置の
回転部材20にポリゴンミラーを取付けて高速回転させ
るようにしている。このとき、ポリゴンミラーの回転数
が低い場合には、記録密度が低くなり、画質も悪くなる
ため、普通、ポリゴンミラーを毎分1万回転以上の高速
で回転させるようにしており、近年では、より高画質の
ものを得ようとして、上記ミラーをより高速回転させよ
うとしている。
一般に、動圧軸受装置においては、回転部材20と固定
部材21の線膨張係数が異なると、モータの発熱等によ
る温度変化によって、回転部材20と固定部材21間に
設けられたラジアル軸受すきま23が変化し、それに伴
って軸受性能が低下するため、回転部材20と固定部材
21は同じ材質のものから形成されている。
従来の軸受装置においては、回転部材20および固定部
材21を鋼やステンレス鋼で形成しており、また、起動
時や停止時の接触摩耗を少なくするため、回転部材20
と固定部材21の対向面を熱処理して硬度を高め、ある
いは、耐摩耗性の金属被膜を設けるようにしている。
〔発明が解決しようとする!題〕
−19に、回転部材20の回転速度を次第に高めていく
と、回転部材20の不つり合いによる同期振動により、
回転部材20の振れが増大し、回転精度の低下や軸受面
に焼付きが生しる。このように、回転部材が動的に不安
定になり、横方向に大きく振れるときの速度、所謂危険
速度は、回転部材の質量が大きい程低い、このため、回
転部材は、危険速度に達する範囲内において回転させる
ようにしている。
ところで、従来の動圧軸受装置においては、回転部材2
0が鋼やステンレス鋼によって形成されているため、質
量が重く、レーザビームプリンタ内に組込んで使用した
場合の回転部材20の最高使用回転数は、25.000
〜30.00Orpmが限度であった。
この発明は上記の点に鑑み、動圧軸受装置を構成する回
転部材の危険速度の向上を図り、上記回転部材をきわめ
て高速で回転させることを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、この発明においては、回
転部材とこれを支持する固定部材のそれぞれをアルミ合
金より形成した構成を採用したのである。
そして、耐摩耗性の向上を図る目的から、回転部材と固
定部材の対向面それぞれに、耐摩耗性を有する異なった
金属被膜を形成した構成を採用したのである。
〔作用〕
上記のように、回転部材をアルミ合金で形成したことに
より、その回転部材の軽量化を図ることができるため、
回転部分の同期振動による危険速度を使用回転数よりも
十分に高くすることができる。
〔実施例] 以下、この発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
第1回は、この発明に係る動圧軸受装置をレーザビーム
プリンタのポリゴンミラーの軸受装置として使用した例
を示す。
上記動圧軸受装置において、回転部材としてのスリーブ
1は、支持板2に下部が支持された固定部材としての軸
3の外側に挿入されており、その軸3とスリーブ1との
間に軸受すきま4が設けられている。
軸3の外周面には動圧発生溝5が形成され、上記スリー
ブ1が高速回転すると、その動圧発生溝5のポンプ作用
によって軸受すきま4に流体が送り込まれる。このよう
な動圧発生溝5は、スリーブ1の内周面にも形成しても
よく、あるいは、軸3の外周面に代えて、スリーブ1の
内周面にのみ形成してもよい。
上記スリーブ1の外周上部にはポリゴンミラー6が取付
けられている。また、スリーブ1の外周下部には、モー
タロータ7が固定され、そのモータロータ7とでモータ
を形成するモータステータ8が、支持板2に下部がねじ
止めされたケースSの内側下部に支持されている。
ケース9の外周一部には、上記ポリゴンミラー6と同一
の高さに窓10が設けられ、その窓10からポリゴンミ
ラー6の外周にレーザが照射される。
前記ケース9の上板下面、スリーブ1の上端および軸3
の上端には、それぞれ同極の永久磁石M1、Mt、Ms
が同軸上に取付けられ、その永久磁石M、、M、 、M
、の相互間の反発する磁力によってスリーブ1は軸方向
に非接触の状態で保持され上記スリーブ1は、アルミ合
金から形成され、その内周面には耐摩耗性を有する金属
被膜11が設けられている。一方、軸3もアルミ合金か
ら形成され、その外周面に耐摩耗性を有する金属被膜1
2が形成されている。ここで、スリーブ1に形成した金
属被膜11と軸3に形成した金属被膜12が同質のもの
であると、かじりや焼付きを起こし易いという問題があ
るため、異質の金属被膜11.12を設けるようにして
いる。
実施例の場合は、スリーブ1の内周面にニッケルメッキ
から成る金属被膜11を形成し、軸3の外周面にクロム
メツキから成る金属破膜12を設けているが、スリーブ
1にクロムメツキを施し、軸3にニッケルメッキを施し
てもよい。
上記のように、スリーブ1をアルミ合金で形成したこと
により、そのスリーブ1やポリゴンミラー6を含む回転
体の重量の軽量化を図ることができる。このため、回転
体の同期振動による危険速度を使用回転数よりも十分高
くすることができる。
一般に、回転体の危険速度は、軸受剛性値を用いること
によって計算することができる。そこで、鋼とアルミ合
金を素材として第2図に示すような回転体の2つのモデ
ルを作り、30.00Orpmにおける軸受剛性値を用
いて各モデルの危険速度を計算すると、表1で示す結果
を得ることができた。
表  1 上記の表1から明らかなように、アルミ合金から成る回
転体の危険速度は、鋼から成る回転体の危険速度より略
30%アップする。
なお、第3図に示すモデルのD1=20mmSDz=2
2間、d =14mm、 L =50mn+、t、1=
5mm、L2=15mである。
また、スリーブ1および軸3のそれぞれを同材質のもの
で形成したので、モータの発熱等によって温度変化が生
じた場合でも、スリーブ1および軸3は同様に熱膨張す
るため、軸受すきま4を一定に保つことができ、軸受性
能が低下するのを防止することができる。
動圧軸受装置においては、スリーブ1の回転初期および
停止時に、スリーブ1と軸3とが接触し、その接触によ
って摩耗が生じるが、スリーブ1と軸3の対向面に耐摩
耗性を有する表面被膜を形成しであるため、両部品の摩
耗を防止することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明においては、回転部材をアルミ
合金で形成して軽量化を図るようにしたので、回転体の
同期振動による危険速度を使用回転数よりも十分高くす
ることができ、上記回転部材をきわめて高速度で回転さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る動圧軸受装置の使用例を示す
断面図、第2図は同上の回転部材の危険速度を計算する
ために作ったモデルの断面図、第3図は従来の動圧軸受
装置の断面図である。 1・・・・・・スリーブ、 3・・・・・・軸、 5・・・・・・動圧発生溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転部材とこれを支持する固定部材の対向面にお
    ける少なくとも一方に動圧発生溝を形成した動圧軸受装
    置において、前記回転部材と固定部材のそれぞれをアル
    ミ合金で形成したことを特徴とする動圧軸受装置。
  2. (2)回転部材と固定部材の対向面それぞれに、耐摩耗
    性を有する異なった金属被膜を形成した請求項(1)記
    載の動圧軸受装置。
JP3905289A 1989-02-17 1989-02-17 動圧軸受装置 Pending JPH02217610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3905289A JPH02217610A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 動圧軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3905289A JPH02217610A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 動圧軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02217610A true JPH02217610A (ja) 1990-08-30

Family

ID=12542359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3905289A Pending JPH02217610A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 動圧軸受装置

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JP (1) JPH02217610A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05149326A (ja) * 1991-11-22 1993-06-15 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 動圧軸受装置
US5448121A (en) * 1992-11-30 1995-09-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Pneumatic and magnetic bearing type motor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05149326A (ja) * 1991-11-22 1993-06-15 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 動圧軸受装置
US5448121A (en) * 1992-11-30 1995-09-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Pneumatic and magnetic bearing type motor

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