JPH0972340A - 動圧軸受装置 - Google Patents
動圧軸受装置Info
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- JPH0972340A JPH0972340A JP25192095A JP25192095A JPH0972340A JP H0972340 A JPH0972340 A JP H0972340A JP 25192095 A JP25192095 A JP 25192095A JP 25192095 A JP25192095 A JP 25192095A JP H0972340 A JPH0972340 A JP H0972340A
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸受の長寿命化を図りつつ、製造工程数を低
減して低コスト化を図る。 【解決手段】 回転部材30及び固定部材32の少なく
とも一方を、成形による寸法精度が高精度となる樹脂成
形品で構成し、ブランク加工を不要にすると共に該樹脂
成形品の軸受摺動面33に潤滑性樹脂層34を形成して
仕上げ切削加工を行っても潤滑性樹脂層34が片削りさ
れないように構成し、しかも防錆処理が必要ない樹脂成
形品を用いることによってアロジン処理を不要にするよ
うに構成してなるもの。
減して低コスト化を図る。 【解決手段】 回転部材30及び固定部材32の少なく
とも一方を、成形による寸法精度が高精度となる樹脂成
形品で構成し、ブランク加工を不要にすると共に該樹脂
成形品の軸受摺動面33に潤滑性樹脂層34を形成して
仕上げ切削加工を行っても潤滑性樹脂層34が片削りさ
れないように構成し、しかも防錆処理が必要ない樹脂成
形品を用いることによってアロジン処理を不要にするよ
うに構成してなるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動圧軸受装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】ポリゴンミラー駆動用モータやハードデ
ィスク駆動モータ等は、高精度且つ高速回転が要求され
ることから、空気或いはオイル等の流体を利用した動圧
軸受装置が用いられつつある。この動圧軸受装置を用い
た装置例として、例えば図1に示されているようなポリ
ゴンミラー駆動用モータがある。この図1に示されたポ
リゴンミラー駆動用モータは、デジタルコピー、レーザ
プリンタ等におけるレーザスキャナーを構成するもので
あって、10000〜30000RPM程度の高速回転
をするため、軸受には非接触で回転支持可能な空気動圧
軸受等が用いられている。
ィスク駆動モータ等は、高精度且つ高速回転が要求され
ることから、空気或いはオイル等の流体を利用した動圧
軸受装置が用いられつつある。この動圧軸受装置を用い
た装置例として、例えば図1に示されているようなポリ
ゴンミラー駆動用モータがある。この図1に示されたポ
リゴンミラー駆動用モータは、デジタルコピー、レーザ
プリンタ等におけるレーザスキャナーを構成するもので
あって、10000〜30000RPM程度の高速回転
をするため、軸受には非接触で回転支持可能な空気動圧
軸受等が用いられている。
【0003】すなわち、図1において、ベース8にネジ
止め固定された軸受(固定部材)5内に、数μm〜十数
μmの隙間を隔ててロータ(回転部材)2が挿入されて
おり、当該ロータ2の外周面14に形成されたスパイラ
ル溝15と軸受5の内周面とで構成される空気動圧軸受
4によって上記ロータ2が高速回転可能に支承される構
成になされている。さらに上記ベース8の中央柱状部の
外周には、駆動コイル9が嵌合固定されており、その駆
動コイル9に周対向するようにして、駆動用の磁気回路
をつくる環状マグネット10が配置されている。この環
状マグネット10は、上記ロータ2の内部に鉄製のヨー
ク19を介して配置されており、上記駆動コイル9と共
にモータ駆動部を構成している。
止め固定された軸受(固定部材)5内に、数μm〜十数
μmの隙間を隔ててロータ(回転部材)2が挿入されて
おり、当該ロータ2の外周面14に形成されたスパイラ
ル溝15と軸受5の内周面とで構成される空気動圧軸受
4によって上記ロータ2が高速回転可能に支承される構
成になされている。さらに上記ベース8の中央柱状部の
外周には、駆動コイル9が嵌合固定されており、その駆
動コイル9に周対向するようにして、駆動用の磁気回路
をつくる環状マグネット10が配置されている。この環
状マグネット10は、上記ロータ2の内部に鉄製のヨー
ク19を介して配置されており、上記駆動コイル9と共
にモータ駆動部を構成している。
【0004】また上記ロータ2の先端部(図示上端部)
には凸部13が設けられており、この凸部13に対して
ポリゴンミラー1が嵌合されている。このポリゴンミラ
ー1上には、波形ばね17を介してバランスプレート1
6が同軸に載置されており、そのバランスプレート16
側から差し込まれた固定ネジ18がロータ2の凸部13
に螺着されることによってポリゴンミラー1の固定が行
われている。
には凸部13が設けられており、この凸部13に対して
ポリゴンミラー1が嵌合されている。このポリゴンミラ
ー1上には、波形ばね17を介してバランスプレート1
6が同軸に載置されており、そのバランスプレート16
側から差し込まれた固定ネジ18がロータ2の凸部13
に螺着されることによってポリゴンミラー1の固定が行
われている。
【0005】さらに上記ベース8の中央柱状部の上部外
周及びバランスプレート16の内周には、一対の環状マ
グネット11,12が周対向するように取り付けられて
いる。これらの各環状マグネット11,12には、軸方
向に極性を逆にして着磁が行われており、これによって
磁気スラスト軸受が構成されている。
周及びバランスプレート16の内周には、一対の環状マ
グネット11,12が周対向するように取り付けられて
いる。これらの各環状マグネット11,12には、軸方
向に極性を逆にして着磁が行われており、これによって
磁気スラスト軸受が構成されている。
【0006】そして、上記軸受(固定部材)5、ロータ
(回転部材)2はアルミニウム材等の金属より形成さ
れ、軸受表面(金属動圧面)には樹脂層が塗装(コーテ
ィング)されており、起動停止時の摩耗を防止すると共
に大きな外乱による接触事故においても軸受の機能を損
ねることなく長寿命化を可能にするようになされてい
る。
(回転部材)2はアルミニウム材等の金属より形成さ
れ、軸受表面(金属動圧面)には樹脂層が塗装(コーテ
ィング)されており、起動停止時の摩耗を防止すると共
に大きな外乱による接触事故においても軸受の機能を損
ねることなく長寿命化を可能にするようになされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記軸受5
は、鍛造(アルミ鍛造)によって成形がなされているこ
とから、この鍛造成形によって所定の寸法精度をだすこ
とは困難である。すなわち、この鍛造成形品の軸受表面
に樹脂層を塗装した後に所定の寸法精度となるように仕
上げ切削加工を行うと、樹脂層に片削りが生じ場合によ
っては樹脂層がなくなる箇所が発生し、上述したよう
に、起動停止時に摩耗が生じると共に大きな外乱による
接触事故において軸受の機能が損ねられて長寿命化が図
れない畏れがある。
は、鍛造(アルミ鍛造)によって成形がなされているこ
とから、この鍛造成形によって所定の寸法精度をだすこ
とは困難である。すなわち、この鍛造成形品の軸受表面
に樹脂層を塗装した後に所定の寸法精度となるように仕
上げ切削加工を行うと、樹脂層に片削りが生じ場合によ
っては樹脂層がなくなる箇所が発生し、上述したよう
に、起動停止時に摩耗が生じると共に大きな外乱による
接触事故において軸受の機能が損ねられて長寿命化が図
れない畏れがある。
【0008】従って、上記動圧軸受装置の製造にあって
は、鍛造によって大枠の形のブロックを成形し、このブ
ロックを所定の寸法精度となるように所謂ブランク加工
を施し、このブランク加工が施された軸受表面に上記樹
脂層を塗装した後に、所定の寸法精度となるように仕上
げ切削加工を行うようにしている。
は、鍛造によって大枠の形のブロックを成形し、このブ
ロックを所定の寸法精度となるように所謂ブランク加工
を施し、このブランク加工が施された軸受表面に上記樹
脂層を塗装した後に、所定の寸法精度となるように仕上
げ切削加工を行うようにしている。
【0009】また、上記軸受5にあっては、ブランク加
工を施した後に軸受表面に所謂梨地処理(化学処理)を
施して軸受表面を粗くすることによって、当該軸受表面
に対する樹脂層の密着力の向上を図るようにしている。
工を施した後に軸受表面に所謂梨地処理(化学処理)を
施して軸受表面を粗くすることによって、当該軸受表面
に対する樹脂層の密着力の向上を図るようにしている。
【0010】さらにまた、上記軸受5にあっては、梨地
処理を施した後に所謂アロジン処理を施してアルミ材の
防錆を図るようにしている。
処理を施した後に所謂アロジン処理を施してアルミ材の
防錆を図るようにしている。
【0011】このように、上記動圧軸受装置において
は、製造工程数が多く、低コスト化が図れないといった
問題があった。
は、製造工程数が多く、低コスト化が図れないといった
問題があった。
【0012】そこで本発明は、軸受の長寿命化を図りつ
つ、製造工程数が低減され低コスト化が図られる動圧軸
受装置を提供することを目的とする。
つ、製造工程数が低減され低コスト化が図られる動圧軸
受装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の動圧軸受装置は、回転部材と固定部材と
の間の動圧作用によって前記回転部材を回転自在に支承
する動圧軸受装置において、前記回転部材及び前記固定
部材の少なくとも一方を樹脂成形品で構成すると共に、
この樹脂成形品の軸受摺動面に潤滑性樹脂層を形成した
ことを特徴としている。
に、請求項1の動圧軸受装置は、回転部材と固定部材と
の間の動圧作用によって前記回転部材を回転自在に支承
する動圧軸受装置において、前記回転部材及び前記固定
部材の少なくとも一方を樹脂成形品で構成すると共に、
この樹脂成形品の軸受摺動面に潤滑性樹脂層を形成した
ことを特徴としている。
【0014】このような請求項1における動圧軸受装置
によれば、樹脂成形品は、成形による寸法精度が高精度
となるから、ブランク加工が不要にされると共に該樹脂
成形品の軸受摺動面に潤滑性樹脂層を形成して仕上げ切
削加工を行っても潤滑性樹脂層が片削りされることはな
い。また、樹脂成形品には防錆処理が必要ないことか
ら、アロジン処理が不要にされる。さらにまた、樹脂成
形品は金属材に比して軽量であることから、この樹脂成
形品を回転部材にすれば、さらなる高速回転に対応され
得る。
によれば、樹脂成形品は、成形による寸法精度が高精度
となるから、ブランク加工が不要にされると共に該樹脂
成形品の軸受摺動面に潤滑性樹脂層を形成して仕上げ切
削加工を行っても潤滑性樹脂層が片削りされることはな
い。また、樹脂成形品には防錆処理が必要ないことか
ら、アロジン処理が不要にされる。さらにまた、樹脂成
形品は金属材に比して軽量であることから、この樹脂成
形品を回転部材にすれば、さらなる高速回転に対応され
得る。
【0015】この時、潤滑性樹脂層としては種々のもの
を採用できるが、請求項5に記載のように、例えばポリ
アミドイミドとポリ四弗化エチレンを主成分とする塗装
膜を採用できる。
を採用できるが、請求項5に記載のように、例えばポリ
アミドイミドとポリ四弗化エチレンを主成分とする塗装
膜を採用できる。
【0016】上記目的を達成するために、請求項2の動
圧軸受装置は、請求項1に加えて、樹脂成形品を、無機
フィラーを充填した樹脂成形品とし、この無機フィラー
を、該無機フィラーを充填した樹脂成形品の熱膨張係数
が軸受摺動面を構成する相手側の熱膨張係数とほぼ同等
となるように充填したことを特徴としている。
圧軸受装置は、請求項1に加えて、樹脂成形品を、無機
フィラーを充填した樹脂成形品とし、この無機フィラー
を、該無機フィラーを充填した樹脂成形品の熱膨張係数
が軸受摺動面を構成する相手側の熱膨張係数とほぼ同等
となるように充填したことを特徴としている。
【0017】このような請求項2における動圧軸受装置
によれば、樹脂成形品に充填される無機フィラーによっ
て、固定部材と回転部材の熱膨張係数がほぼ同等にされ
る。従って、発熱時における軸受隙間の変動はなく、例
えば軸受隙間が設定値より小さくなって軸受ロスが増大
したり焼き付いたり、設定値より大きくなって動圧力が
低下するといった問題が生じることはない。
によれば、樹脂成形品に充填される無機フィラーによっ
て、固定部材と回転部材の熱膨張係数がほぼ同等にされ
る。従って、発熱時における軸受隙間の変動はなく、例
えば軸受隙間が設定値より小さくなって軸受ロスが増大
したり焼き付いたり、設定値より大きくなって動圧力が
低下するといった問題が生じることはない。
【0018】この時、樹脂成形品としては種々のものを
採用できるが、請求項4に記載のように、例えば熱可塑
性樹脂または熱硬化性樹脂の何れかを採用できる。ま
た、無機フィラーとしても種々のものを採用できるが、
請求項4に記載のように、カーボン材またはガラス材を
採用できる。
採用できるが、請求項4に記載のように、例えば熱可塑
性樹脂または熱硬化性樹脂の何れかを採用できる。ま
た、無機フィラーとしても種々のものを採用できるが、
請求項4に記載のように、カーボン材またはガラス材を
採用できる。
【0019】上記目的を達成するために、請求項3の動
圧軸受装置は、請求項1に加えて、樹脂成形品を成形す
る金型に、梨地処理を施したことを特徴としている。
圧軸受装置は、請求項1に加えて、樹脂成形品を成形す
る金型に、梨地処理を施したことを特徴としている。
【0020】このような請求項3における動圧軸受装置
によれば、樹脂成形品を成形する金型に梨地処理が施さ
れていると、この金型によって成形される個々の軸受に
一々梨地処理を施す必要がなくなる。
によれば、樹脂成形品を成形する金型に梨地処理が施さ
れていると、この金型によって成形される個々の軸受に
一々梨地処理を施す必要がなくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の適用形態としては図
1におけるポリゴンミラー駆動用モータがあるが、当該
モータの全体構造は従来技術の欄で既に説明したので省
略することとし、以下、本発明の要部に関する実施形態
を説明する。
基づいて詳細に説明する。本発明の適用形態としては図
1におけるポリゴンミラー駆動用モータがあるが、当該
モータの全体構造は従来技術の欄で既に説明したので省
略することとし、以下、本発明の要部に関する実施形態
を説明する。
【0022】図2に示されている動圧軸受装置は軸回転
型の空気動圧軸受装置であって、固定部材としての軸受
(ステータ)32に対し、回転部材としてのロータ30
が、空気動圧により回転自在に支承されるように構成さ
れている。すなわち、上記ロータ30の外周面及び軸受
32の内周面によって動圧軸受35が構成された状態と
なっている。
型の空気動圧軸受装置であって、固定部材としての軸受
(ステータ)32に対し、回転部材としてのロータ30
が、空気動圧により回転自在に支承されるように構成さ
れている。すなわち、上記ロータ30の外周面及び軸受
32の内周面によって動圧軸受35が構成された状態と
なっている。
【0023】ロータ30は、例えばアルミニウムまたは
アルミニウム合金より形成されており、当該ロータ30
の外周面(軸受摺動面)にはSiCメッキが施されてい
ると共に動圧発生用の溝31が切削加工により形成され
ている。
アルミニウム合金より形成されており、当該ロータ30
の外周面(軸受摺動面)にはSiCメッキが施されてい
ると共に動圧発生用の溝31が切削加工により形成され
ている。
【0024】軸受32は、例えばポリカーボネート等の
熱可塑性樹脂よりなる樹脂成形品であり、当該軸受32
の内周面(軸受摺動面)33には、潤滑性樹脂層として
例えばポリアミドイミドとポリ四弗化エチレン(PTF
E)を主成分とする塗装膜34が形成されている。
熱可塑性樹脂よりなる樹脂成形品であり、当該軸受32
の内周面(軸受摺動面)33には、潤滑性樹脂層として
例えばポリアミドイミドとポリ四弗化エチレン(PTF
E)を主成分とする塗装膜34が形成されている。
【0025】上記樹脂成形品としての軸受32には、無
機フィラーとしての例えばガラスファイバーが所定量充
填されている。この充填量は、ガラスファイバーを充填
した樹脂成形品の熱膨張係数が動圧軸受35を構成する
相手部材、すなわちアルミニウムまたはアルミニウム合
金の熱膨張係数とほぼ同等となるような充填量となって
いる。
機フィラーとしての例えばガラスファイバーが所定量充
填されている。この充填量は、ガラスファイバーを充填
した樹脂成形品の熱膨張係数が動圧軸受35を構成する
相手部材、すなわちアルミニウムまたはアルミニウム合
金の熱膨張係数とほぼ同等となるような充填量となって
いる。
【0026】すなわち、この軸受32を得るにあたって
は、先ずポリカーボネートにガラスファイバーを例えば
30%充填して(この30%の充填によって樹脂成形品
の熱膨張係数がアルミニウムまたはアルミニウム合金の
熱膨張係数とほぼ同等となる)軸受ブランクを樹脂成形
の一実施形態としての例えばインジェクション成形す
る。このインジェクション成形による成形品の寸法精度
が高精度となるのは周知の通りである。
は、先ずポリカーボネートにガラスファイバーを例えば
30%充填して(この30%の充填によって樹脂成形品
の熱膨張係数がアルミニウムまたはアルミニウム合金の
熱膨張係数とほぼ同等となる)軸受ブランクを樹脂成形
の一実施形態としての例えばインジェクション成形す
る。このインジェクション成形による成形品の寸法精度
が高精度となるのは周知の通りである。
【0027】この時、インジェクション成形する金型に
は、軸受摺動面33に対応する部位に梨地処理が施され
ており、従って個々のインジェクション成形品には梨地
処理がそれぞれ施されることになる。
は、軸受摺動面33に対応する部位に梨地処理が施され
ており、従って個々のインジェクション成形品には梨地
処理がそれぞれ施されることになる。
【0028】次いで、このインジェクション成形され軸
受摺動面33に梨地処理が施された軸受ブランクの当該
軸受摺動面33に、ポリアミドイミドとポリ四弗化エチ
レンを主成分とする潤滑塗装膜34を形成し、該潤滑塗
装膜34の硬化後に所定の寸法精度となるように当該潤
滑塗装膜34の仕上げ切削加工を行う。斯くの如くし
て、高精度な軸受寸法の軸受32が得られることにな
る。
受摺動面33に梨地処理が施された軸受ブランクの当該
軸受摺動面33に、ポリアミドイミドとポリ四弗化エチ
レンを主成分とする潤滑塗装膜34を形成し、該潤滑塗
装膜34の硬化後に所定の寸法精度となるように当該潤
滑塗装膜34の仕上げ切削加工を行う。斯くの如くし
て、高精度な軸受寸法の軸受32が得られることにな
る。
【0029】このように、本実施形態においては、軸受
32を、成形による寸法精度が高精度となるインジェク
ション成形品で構成し、ブランク加工を不要にすると共
に該インジェクション成形品の軸受摺動面33に潤滑性
樹脂層34を形成して仕上げ切削加工を行っても潤滑性
樹脂層34が片削りされないように構成しているので、
動圧軸受35の長寿命化を図りつつ、製造工程数を低減
できるようになっており低コスト化を図ることが可能と
なっている。
32を、成形による寸法精度が高精度となるインジェク
ション成形品で構成し、ブランク加工を不要にすると共
に該インジェクション成形品の軸受摺動面33に潤滑性
樹脂層34を形成して仕上げ切削加工を行っても潤滑性
樹脂層34が片削りされないように構成しているので、
動圧軸受35の長寿命化を図りつつ、製造工程数を低減
できるようになっており低コスト化を図ることが可能と
なっている。
【0030】また、防錆処理が必要ないインジェクショ
ン成形品を用い、アロジン処理を不要にするように構成
しているので、製造工程数をさらに低減できるようにな
っており低コスト化をさらに図ることが可能となってい
る。
ン成形品を用い、アロジン処理を不要にするように構成
しているので、製造工程数をさらに低減できるようにな
っており低コスト化をさらに図ることが可能となってい
る。
【0031】また、インジェクション成形品に充填する
ガラスファイバーによって、このガラスファイバーが充
填されたインジェクション成形品とロータ30を構成す
るアルミニウムまたはアルミニウム合金の熱膨張係数を
ほぼ同等にし、発熱時(モータ駆動時)における軸受隙
間の変動をなくして、例えば軸受隙間が設定値より小さ
くなって軸受ロスが増大したり焼き付いたり、設定値よ
り大きくなって動圧力が低下するといった問題が生じな
いように構成しているので、信頼性を高めることが可能
となっている。
ガラスファイバーによって、このガラスファイバーが充
填されたインジェクション成形品とロータ30を構成す
るアルミニウムまたはアルミニウム合金の熱膨張係数を
ほぼ同等にし、発熱時(モータ駆動時)における軸受隙
間の変動をなくして、例えば軸受隙間が設定値より小さ
くなって軸受ロスが増大したり焼き付いたり、設定値よ
り大きくなって動圧力が低下するといった問題が生じな
いように構成しているので、信頼性を高めることが可能
となっている。
【0032】また、インジェクション成形品を成形する
金型に梨地処理を施し、この金型によって成形される個
々の軸受32に一々梨地処理を施す必要がないように構
成しているので、製造工程数をさらに低減できるように
なっており低コスト化をさらに図ることが可能となって
いる。
金型に梨地処理を施し、この金型によって成形される個
々の軸受32に一々梨地処理を施す必要がないように構
成しているので、製造工程数をさらに低減できるように
なっており低コスト化をさらに図ることが可能となって
いる。
【0033】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記実施形態においては、成形品の寸法精度を高
精度とするのにインジェクション成形を採用している
が、インジェクション成形に限定されるものではなく、
他の樹脂成形によっても高精度が得られるというのはい
うまでもない。
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記実施形態においては、成形品の寸法精度を高
精度とするのにインジェクション成形を採用している
が、インジェクション成形に限定されるものではなく、
他の樹脂成形によっても高精度が得られるというのはい
うまでもない。
【0034】また、上記実施形態においては、軸受32
を、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂としているが、
エポキシ等の熱硬化性樹脂としても良く、要は80°C
〜120°C程度の高温であっても熱変形を起こさない
樹脂であれば何でも良い。
を、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂としているが、
エポキシ等の熱硬化性樹脂としても良く、要は80°C
〜120°C程度の高温であっても熱変形を起こさない
樹脂であれば何でも良い。
【0035】また、上記実施形態においては、無機フィ
ラーをガラスファイバーとしているが、カーボンファイ
バーとしても良く、さらにまた球状またはテトラポット
状のフィラーとしても良い。
ラーをガラスファイバーとしているが、カーボンファイ
バーとしても良く、さらにまた球状またはテトラポット
状のフィラーとしても良い。
【0036】また、上記実施形態においては、ロータ3
0をアルミ材等の金属材とし、軸受32を樹脂成形品と
しているが、ロータ30を樹脂成形品とし、軸受32を
アルミ材等の金属材としても良く、また両方共樹脂成形
品としても良い。なお、ロータ30を樹脂成形品とした
場合には、当該樹脂成形品はアルミ材等の金属材に比し
て軽量であることから、さらなる高速回転が期待できる
ようになり、性能をさらに向上することが可能となる。
0をアルミ材等の金属材とし、軸受32を樹脂成形品と
しているが、ロータ30を樹脂成形品とし、軸受32を
アルミ材等の金属材としても良く、また両方共樹脂成形
品としても良い。なお、ロータ30を樹脂成形品とした
場合には、当該樹脂成形品はアルミ材等の金属材に比し
て軽量であることから、さらなる高速回転が期待できる
ようになり、性能をさらに向上することが可能となる。
【0037】また、上記実施形態においては、無機フィ
ラーとしてのガラスファイバーを30%充填するように
しているが、この充填量に限定されるものではなく、要
は樹脂成形品に充填する無機フィラーの充填量によっ
て、ロータ30と軸受32の熱膨張係数をほぼ同等にで
きれば良い。因に、無機フィラーの充填量が多すぎると
樹脂成形がし難くなる。
ラーとしてのガラスファイバーを30%充填するように
しているが、この充填量に限定されるものではなく、要
は樹脂成形品に充填する無機フィラーの充填量によっ
て、ロータ30と軸受32の熱膨張係数をほぼ同等にで
きれば良い。因に、無機フィラーの充填量が多すぎると
樹脂成形がし難くなる。
【0038】また、上記実施形態の動圧軸受装置を、ポ
リゴンミラー以外の磁気ディスク、光ディスク等の各種
回転板を回転駆動するための装置、空気以外のオイル等
の流体を用いた装置、軸固定型の装置、さらにはモータ
以外の装置に対しても同様に適用することが可能であ
る。
リゴンミラー以外の磁気ディスク、光ディスク等の各種
回転板を回転駆動するための装置、空気以外のオイル等
の流体を用いた装置、軸固定型の装置、さらにはモータ
以外の装置に対しても同様に適用することが可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の動圧軸受
装置によれば、回転部材及び固定部材の少なくとも一方
を、成形による寸法精度が高精度となる樹脂成形品で構
成し、ブランク加工を不要にすると共に該樹脂成形品の
軸受摺動面に潤滑性樹脂層を形成して仕上げ切削加工を
行っても潤滑性樹脂層が片削りされないように構成した
ものであるから、軸受の長寿命化を図りつつ、製造工程
数を低減でき低コスト化を図ることが可能となる。ま
た、防錆処理が必要ない樹脂成形品を用い、アロジン処
理を不要にするように構成したものであるから、製造工
程数をさらに低減でき低コスト化をさらに図ることが可
能となる。また、該樹脂成形品を回転部材にすれば、当
該樹脂成形品は金属材に比して軽量であるから、さらな
る高速回転に対応でき、性能を向上することも可能とな
る。
装置によれば、回転部材及び固定部材の少なくとも一方
を、成形による寸法精度が高精度となる樹脂成形品で構
成し、ブランク加工を不要にすると共に該樹脂成形品の
軸受摺動面に潤滑性樹脂層を形成して仕上げ切削加工を
行っても潤滑性樹脂層が片削りされないように構成した
ものであるから、軸受の長寿命化を図りつつ、製造工程
数を低減でき低コスト化を図ることが可能となる。ま
た、防錆処理が必要ない樹脂成形品を用い、アロジン処
理を不要にするように構成したものであるから、製造工
程数をさらに低減でき低コスト化をさらに図ることが可
能となる。また、該樹脂成形品を回転部材にすれば、当
該樹脂成形品は金属材に比して軽量であるから、さらな
る高速回転に対応でき、性能を向上することも可能とな
る。
【0040】この時、潤滑性樹脂層としては種々のもの
を採用できるが、請求項5に記載のように、例えばポリ
アミドイミドとポリ四弗化エチレンを主成分とする塗装
膜を採用できる。
を採用できるが、請求項5に記載のように、例えばポリ
アミドイミドとポリ四弗化エチレンを主成分とする塗装
膜を採用できる。
【0041】また、請求項2の動圧軸受装置によれば、
請求項1に加えて、樹脂成形品に充填する無機フィラー
によって、固定部材と回転部材の熱膨張係数をほぼ同等
にし、発熱時における軸受隙間の変動をなくして、例え
ば軸受隙間が設定値より小さくなって軸受ロスが増大し
たり焼き付いたり、設定値より大きくなって動圧力が低
下するといった問題が生じないように構成したものであ
るから、請求項1の効果に加えて信頼性を高めることが
可能となる。
請求項1に加えて、樹脂成形品に充填する無機フィラー
によって、固定部材と回転部材の熱膨張係数をほぼ同等
にし、発熱時における軸受隙間の変動をなくして、例え
ば軸受隙間が設定値より小さくなって軸受ロスが増大し
たり焼き付いたり、設定値より大きくなって動圧力が低
下するといった問題が生じないように構成したものであ
るから、請求項1の効果に加えて信頼性を高めることが
可能となる。
【0042】この時、樹脂成形品としては種々のものを
採用できるが、請求項4に記載のように、例えば熱可塑
性樹脂または熱硬化性樹脂の何れかを採用できる。ま
た、無機フィラーとしても種々のものを採用できるが、
請求項4に記載のように、カーボン材またはガラス材を
採用できる。
採用できるが、請求項4に記載のように、例えば熱可塑
性樹脂または熱硬化性樹脂の何れかを採用できる。ま
た、無機フィラーとしても種々のものを採用できるが、
請求項4に記載のように、カーボン材またはガラス材を
採用できる。
【0043】また、請求項3の動圧軸受装置によれば、
請求項1に加えて、樹脂成形品を成形する金型に梨地処
理を施し、この金型によって成形される個々の軸受に一
々梨地処理を施す必要がないように構成したものである
から、請求項1の効果に加えて製造工程数をさらに低減
でき低コスト化をさらに図ることが可能となる。
請求項1に加えて、樹脂成形品を成形する金型に梨地処
理を施し、この金型によって成形される個々の軸受に一
々梨地処理を施す必要がないように構成したものである
から、請求項1の効果に加えて製造工程数をさらに低減
でき低コスト化をさらに図ることが可能となる。
【図1】本発明を適用した空気動圧軸受型のモータを表
した半横断面説明図である。
した半横断面説明図である。
【図2】本発明の一実施形態における要部を抽出して表
した分解説明図である。
した分解説明図である。
30 回転部材 32 固定部材 33 樹脂成形品の軸受摺動面 34 潤滑性樹脂層 35 動圧軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 博徳 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地 株式会社 三協精機製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 回転部材と固定部材との間の動圧作用に
よって前記回転部材を回転自在に支承する動圧軸受装置
において、 前記回転部材及び前記固定部材の少なくとも一方を樹脂
成形品で構成すると共に、 この樹脂成形品の軸受摺動面に潤滑性樹脂層を形成した
ことを特徴とする動圧軸受装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の動圧軸受装置において、 樹脂成形品は、無機フィラーを充填した樹脂成形品であ
り、 この無機フィラーは、該無機フィラーを充填した樹脂成
形品の熱膨張係数が軸受摺動面を構成する相手側の熱膨
張係数とほぼ同等となるように充填されていることを特
徴とする動圧軸受装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の動圧軸受装置において、 樹脂成形品を成形する金型に、梨地処理が施されている
ことを特徴とする動圧軸受装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の動圧軸受装置において、 樹脂成形品を構成する樹脂は、熱可塑性樹脂または熱硬
化性樹脂の何れかであり、 無機フィラーは、カーボン材またはガラス材であること
を特徴とする動圧軸受装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の動圧軸受装置において、 潤滑性樹脂層は、ポリアミドイミドとポリ四弗化エチレ
ンを主成分とする塗装膜であることを特徴とする動圧軸
受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25192095A JPH0972340A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 動圧軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25192095A JPH0972340A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 動圧軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972340A true JPH0972340A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17229940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25192095A Pending JPH0972340A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 動圧軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0972340A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000002299A (ja) * | 1998-04-22 | 2000-01-07 | Rohs Voigt Patentverwertungs Gmbh | 捩じり振動減衰装置およびこの装置の製造方法 |
WO2007029510A1 (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Ntn Corporation | 動圧溝の形成方法 |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP25192095A patent/JPH0972340A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000002299A (ja) * | 1998-04-22 | 2000-01-07 | Rohs Voigt Patentverwertungs Gmbh | 捩じり振動減衰装置およびこの装置の製造方法 |
WO2007029510A1 (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Ntn Corporation | 動圧溝の形成方法 |
JP2007069393A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Ntn Corp | 動圧溝の形成方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001204 |