JPH0221700A - 静電気発生防止と電磁波ノイズ進入防止機能を備えた電子機器 - Google Patents

静電気発生防止と電磁波ノイズ進入防止機能を備えた電子機器

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JPH0221700A
JPH0221700A JP33613287A JP33613287A JPH0221700A JP H0221700 A JPH0221700 A JP H0221700A JP 33613287 A JP33613287 A JP 33613287A JP 33613287 A JP33613287 A JP 33613287A JP H0221700 A JPH0221700 A JP H0221700A
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JP
Japan
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electronic equipment
conductive fibers
static electricity
layer
conductor
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Pending
Application number
JP33613287A
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English (en)
Inventor
Hisashi Yabe
矢部 久
Teruo Shimada
島田 輝夫
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SOOKEN KK
Original Assignee
SOOKEN KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0221700A publication Critical patent/JPH0221700A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は静電気発生防止と電磁波ノイズ進入防止機能
を備えた、パーソナルコンピュータ、マイコン、ワード
プロセッサー、ファクシミリ、大型コンピュータ、その
他の各種電子機器に関するものである。
(従来の技術) 近年のパーソナルコンピュータやワードプロセッサーな
ど、エレクトロニクスの技術の発展に伴い各種電子機器
がオフィスは勿論のこと一般家庭にまで使用されろよう
になってきた。一方電子機器のハウジングは従来金属性
がほとんどであったが、最近は軽量化、量産性、コスト
、デザインなど種々の而からプラスチックスを使用する
場合が多くなった。しかし最近の電子機器はデジタル技
術を使用するケースが多く、デジタル信号は広範囲な周
波数にわたる妨害波を発生する。プラスチックス製のハ
ウジングは絶縁性であるためにこの妨害波を通してしま
う。そのためにこれらの電子機器より漏れ出した妨害波
の強度によっては他のラジオ、テレビ、電子機器等に障
害を与える問題が発生した。
またこの妨害波たる電磁波によって生ずるノイズは電子
機器に従事する人間の病的生理代謝機能障害の発生原因
であるとの研究結果が発表されて対策が急務とされてい
る。
この電磁波対策としては発生源から根本的に妨害波を減
少する回路設計、実装設計での対策や回路基板の発生部
位のみを鉄板でカバーする等の対策が採れているが、こ
れらの対策で防ぎきれない場合にハウジングのシールド
対策が行われている。
この工法と構造としてはハウジング内面に導電性塗装を
施したり、金ノρ(Fr’+テープを貼付ける方法が多
い。
また上述の如く電子機器のハウジングがプラスチックス
製である場合が多く、プラスチックスの絶縁性により摩
擦帯電や剥離帯電が多く、またこれを取扱う人体から静
電気が流れ込む場合が多い。
この静電気は人体に対して不快感を与えるだけでなく、
電子機器の誤動作やIC回路の破壊、さらには火災を引
き起こす原因にもなる。
これを防ぐには接触摩擦する物体に導電性を付与し、ア
ースすればよいが、導電性のレベルは体積固有抵抗ρ=
10s〜109Ω・lであれば効果があるとされている
が電子機器の場合は通常カーボン系導電性塗料(ρ=1
00〜10−2Ω・a=)などを用いかつこれにアース
をとっている。
(発明が解決しようとする課題) 」−記電磁波対策としてハウジング内向に導電性塗装を
施すものは信頼性、コストの面で充分に満足できないも
のであり、また金属箔テープによる方法は任意の形状に
加工できない欠点を有している。
またこのような自由加工を特徴とした電子機器のハウジ
ングを導電化すると電磁波の一部はオーム損失により吸
収されるが、その大部分は反射することによって透過を
防いでいる。従って内部で発する不要電磁波は機器内に
閉じこめられる。それ故機器内部における回路間の干渉
が起き易くなると同時にシールドの充分でないコネクタ
ーやケーブルからのノイズの漏洩をきたす場合がある。
一方′市源トランスから漏れる強い磁束によってに R
’1’デイスプレィの画像が振れ動くことがあるがこの
ような磁気ノイズに対しては6′1.透磁率の材料を用
いて大部分の磁束がシールド材中を通るようにする。こ
こで素材の導電性が高ければ透過する磁界のロスが大き
くなり、シールド効果が上がる。磁気シールドは吸収損
失が大きいため材厚の厚い方が有利である。ところがパ
ーマロイ等の高透磁率材料は粉体で薄く得られることが
多いが、焼結成形後、透磁率を同腹するため高温で処理
し歪を除いて用いられるので、用途は磁気ヘッドなど小
型部品に限られる。
また静電気対策として金属1、カーボン等の良電体乃至
は導体をハウジング内面に設けてこれにアースを取るこ
とで静電気を除電しているが、現在市販の導体製製品は
他の導体に接触しているときは一児除電されているよう
に見えるが、当該導体から離すとほとんど冗のイIF電
電位に戻り、除電効果がない。
この様に電子機器から発生する電磁波や静電気に対する
有効な対策がないのが現状であり、このため機器の小型
軽量化、経済性をも制限しているのが実情である。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明は電子機器内の回路部品相互間又は回路
部品と筐体との間及び当該電子機器の接続ケーブルの導
体外周に、特殊導電性繊維系又は粉末を入れたプラスチ
ックス又は布から成る層を介在せしめたものであり、具
体的には上記プラスチックス又は41から成る層を回路
基板にラミネートし、部品間にこのプラスチックス又は
布から成る層を介在させたり、筐体の内側にこのプラス
チックスフィルム又は布の層を添わせるが又は筐体を成
すプラスチックス等の構造物の中に特殊導電性繊維系又
は−布を混入させる。また電子機器の接続ケーブルのシ
ールドにおいて導体の外周に特殊導電性繊維系又は粉末
を混入した特殊導電性プラスチックスのフィルムを巻き
付けるが、シールド層に導電性繊維糸を編製するが、導
電性繊維糸を混入した織糸又は不織布等によってシール
ド層を被覆する。この接続ケーブルとは当該電子機器に
導入される又はH出される゛電源ケーブルその他の信号
ケーブルを1゛1゛う。そしてこの発明の特殊導電性繊
維系又は粉末の42人したプラスチックス又は織布、不
織布等のイ11から成る層の体積固有抵抗を約5.85
X102Ω・(7)の半導体構造としている。またこの
発明の特殊導電性繊維系又は粉末のプラスチックスや布
から成る層への混入率は約5%以上であり、厚さでは3
nf11以上である。
(作 用) この発明の特殊導電性繊維系又は粉体を混入したプラス
チックスやプラスチックスフィルム又は布から成る層は
半導体構造であるが、空気中のイオンの作用によって導
体に変化し、導体としての働きを成し、電子機器の内外
に帯電したり流れ込んだりした静電気はコロナ放′市等
の空中放電をして瞬時に消去される。従ってアースを取
る必要がない。
また電子機器の筐体内で発生した不要電磁波は筐体内側
に設けられた特殊導電性繊維系又は粉末が混入した半導
体構造の層により反射するだけでなく当該電磁波を吸収
することによって反射波を減衰する。また外部からの電
磁波に対しては」二記層により反射し、シールド効果を
有する。
(実施例) 以下この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の概略説明図を示し、電子機器の筐体
1内の回路基板2を、特殊導電性繊維系又は粉末を混入
したプラスチックス層3で包囲し。
かつ各回路基板2,2間にも上記構成のプラスチックス
層3′を介在させる。またこれらの電子機器の箱体1.
1間の接続ケーブル4の導体5の外周には電磁波ノイズ
及び静電気の漏洩を防止するため二重にシールド層を被
覆している。即ち、第1図及び第4図に示す如く、導体
5の外周には特殊導電性繊維系又は粉末を混入した不織
布又は特殊I4電性繊維糸を混紡又は交織したイ1フか
ら成るシールド層6を設け、かつこのシールド層6の外
周には特殊導電性繊維系又は粉末を混入したプラスチッ
クスフィルムから成るシールド層7を被覆している。
第2図はこの発明をプリント基板に設けた分解斜視図を
示し、プリント基板8の絶縁材9の上に回路部品10が
設けられているが、このプリント基板8と同形の特殊導
電性繊維系又は粉末を混入したプラスチックスフィルム
11をプリント基板8にラミネートする。このフィルム
11の、プリント法抜8上の回路部品10及び導体に相
応する箇所には絶縁材12が設けられ、従ってこのプリ
ント基板8の回路部品10間の絶縁性は保たれる。
第3図はこの発明を施した電子機器を示し、電子機器の
筺体13は特殊I電性繊維糸又、は粉末を混入したプラ
スチックスから成るか又は筐体13の内側面全面には特
殊導電性繊維系又は粉末を混入したプラスチックスフィ
ルムを貼着している。
またキーボード14も上記筐体13と同様の構成として
いる。またこれらの筐体13及びキーボード14の接合
部分15は特殊導電性繊維系又は粉末を混入したシール
材を用いて粘着している。さらに信号ケーブル16及び
電源ケーブル17は導線のシールド層に特殊導電性繊維
系又はこれを交織して成る織布、又は特殊導電性繊維系
又は粉末を混入した不織布を用いる。
次にこの発明の静電気除電効果を他の従来品と比較した
測定結果を数表に示す。
この表から分かるように、この発明の特殊導電性繊維糸
をポリエステルに混入した場合の除電後の電荷には10
0Vと極めて小さい。
静電−を除電効果測定表 (発明の効果) この発明は以上の構成であり、*r−機器に帯電した静
電気は瞬時に除電されるため電子機器に作業者が触れて
も静電気によるショックを受けることなく、また静電気
帯電の除電によって人体の機能障害を起すこともなくな
る。−カヤ子機器内のIC回路等は破壊されず、誤動作
を起すおそれもない。しかもアースを不用とするため電
子機器の設置場所を選ばず、どこにでも設置できる。さ
らにこの発明はコロナ放電による放電効果が優れている
ため、基板間又は回路部品と筐体間を狭小にすることが
できるために機器全体の小型、軽量化が1能となる。そ
れ故経済的効果が期待できる。
また電子機器内で発生した電磁波は筐体内に設けた特殊
導電性繊維系又は粉末を混入したプラスチックス又は布
等の層によって反射し、かつこれを吸収しつつ反射波を
減衰させるため、機器内部の回路部品等に悪影響を及ぼ
すおそれがなく、また電子機器外部に漏洩するおそれが
ない、またさらに外部の電磁波は当該筐体で反射し、内
部の機器が誤動作したりするおそれがない。
またこの様に上記層の特殊導電性糸又は粉末が電磁波を
吸収し、静電気を空中放電して、空気中のチリやホコリ
をイオン分解するため、電磁波や静電気による人体の機
能障害等を起こす虞れが無いばかりでなく健康に良い。
またこの発明は電子機器等が内蔵されている機器につい
ても広く応用できることは勿論である。
4、回向のI′111°111−な説明第1図はこの発
明の概略も1v成図、第2図はこの発明をプリント基板
にラミネートする分解斜視図、第3図はこの発明を施し
た電子機器の斜視図、第4図はこの発明の接続ケーブル
の拡大断面図である。
なお図中1は筐体、2は[01路基板、3は特殊導電性
繊維系又は粉末を混入したプラスチックス層、4は接続
ケーブル、6はシールド層、7は特殊導電性繊維系又は
粉末を混入したプラスチックスフィルムから成るシール
ド層、8はプリントJ1(扱、10は回路部品、11は
特殊導電性繊維系又は粉末をdシ人したプラスチックス
ンイル11、J2は絶縁材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  電子機器内の回路部品相互間又は回路部品と筐体との
    間及び当該電子機器の接続ケーブルの導体外周に、特殊
    導電性繊維系又は粉末を混入したプラスチックス又は布
    から成る層を介在せしめることを特徴とする、静電気発
    生防止と電磁波ノイズ進入防止機能を備えた電子機器。
JP33613287A 1987-12-30 1987-12-30 静電気発生防止と電磁波ノイズ進入防止機能を備えた電子機器 Pending JPH0221700A (ja)

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