JPH01179400A - 静電気帯電防止と電磁波シールド機能を備えた建材 - Google Patents
静電気帯電防止と電磁波シールド機能を備えた建材Info
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- JPH01179400A JPH01179400A JP62336133A JP33613387A JPH01179400A JP H01179400 A JPH01179400 A JP H01179400A JP 62336133 A JP62336133 A JP 62336133A JP 33613387 A JP33613387 A JP 33613387A JP H01179400 A JPH01179400 A JP H01179400A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は工場、事務所、一般家屋の部屋の天井材、床
材、側壁材、間仕切材、壁装材等の建材に関するもので
ある。
材、側壁材、間仕切材、壁装材等の建材に関するもので
ある。
(従来の技術)
近年、工場施設、事務所、一般家屋の部屋内におけるパ
ーソナルコンピュータやワードプロセッサーなど、エレ
クトロニクス技術の発展に伴う各種電子機器の導入は、
これら電子機器より発生する電磁波ノイズの発生による
電波障害、静電気帯電発生等々と合わせた周囲の電波障
害、機器機械設備の誤作動となる。その原因は最近の電
子機器はデジタル技術を使用するケースが多く、デジタ
ル信号は広範囲な周波数にわたる妨害波たる電磁波を発
生させるからである。
ーソナルコンピュータやワードプロセッサーなど、エレ
クトロニクス技術の発展に伴う各種電子機器の導入は、
これら電子機器より発生する電磁波ノイズの発生による
電波障害、静電気帯電発生等々と合わせた周囲の電波障
害、機器機械設備の誤作動となる。その原因は最近の電
子機器はデジタル技術を使用するケースが多く、デジタ
ル信号は広範囲な周波数にわたる妨害波たる電磁波を発
生させるからである。
一方、機械設備、電子機器等の静電気発生帯電材の使用
は、電磁波の漏洩による機器への悪影響ばかりでなく、
設置設備機械、電子機器への従事者の人体の機能障害の
原因とされている。
は、電磁波の漏洩による機器への悪影響ばかりでなく、
設置設備機械、電子機器への従事者の人体の機能障害の
原因とされている。
またこのような静電気帯電は、合成樹脂等を含む新建材
の大量の使用により、増々生じる傾向にあり、これら建
材のダスト等の汚染の著しい発生を伴っている。
の大量の使用により、増々生じる傾向にあり、これら建
材のダスト等の汚染の著しい発生を伴っている。
そこでこれら建材にカーボン、金属粉等を塗装、又は付
着せしめ、アースを取っている。
着せしめ、アースを取っている。
また電子機器、食品、医薬品の製造工場、取扱い場所に
おけるダスト発生防止には、クリーンルーム設置という
高額設備資本の投資が求められている。
おけるダスト発生防止には、クリーンルーム設置という
高額設備資本の投資が求められている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上述の如く、建材にカーボン、金属粉等を
付着せしめてアースするものは、静電気帯電防止の機能
を有するだけのものであり、電子機器等から生じる電磁
波に対する機能は備わっていない。しかもいちいちアー
スを取らなければならない。
付着せしめてアースするものは、静電気帯電防止の機能
を有するだけのものであり、電子機器等から生じる電磁
波に対する機能は備わっていない。しかもいちいちアー
スを取らなければならない。
また静電気やダスト対策としてのクリーンルームは高性
能フィルター、高性能空調設備によって解決されている
が、根本的な解決をみていないのが現状である。これら
のクリーンルーム等の施設は温度、湿度の調整によって
精密度に管理されているが、カビ、細菌、ウィルスの発
生が度々見られる。 このような発布は、高性能フィル
ター中心の設備管理に主眼のあるクリーンルーム構造で
は解決を見ない。このことはガス性分の中にカビ、細菌
、ウィルスが入り込んでいるためである。
能フィルター、高性能空調設備によって解決されている
が、根本的な解決をみていないのが現状である。これら
のクリーンルーム等の施設は温度、湿度の調整によって
精密度に管理されているが、カビ、細菌、ウィルスの発
生が度々見られる。 このような発布は、高性能フィル
ター中心の設備管理に主眼のあるクリーンルーム構造で
は解決を見ない。このことはガス性分の中にカビ、細菌
、ウィルスが入り込んでいるためである。
従って、これら諸問題を解決する方法を一つの建材に構
造機能として兼ね備えたものはない。
造機能として兼ね備えたものはない。
(課題を解決するための手段)
そこでこの発明は建材の少なくとも一側面部に、特殊導
電性繊維系又は粉末の混入した層を設けたもので、具体
的には、建材の中に特殊導電性繊維系又は粉末を混入す
るか、この特殊導電性繊維系又は粉末を混合した合成樹
脂液を建材の表面に吹き付け、粘着させた層を設けるか
、或いは特殊導電性繊維系又は粉末を混入させた織布、
不織布又は紙を貼着又は蒸着させる。そしてこの発明の
特殊導電性繊維系又は粉末の混入したプラスチックス又
は布の等から成る層の体積固有抵抗を約6゜8.5X1
0”Ω・■の半導体構造としている。またこの発明の特
殊導電性繊維系又は粉末のプラスチックスや布等から成
る層の混入率は約、5%以上であり、厚さでは3m以上
である。
電性繊維系又は粉末の混入した層を設けたもので、具体
的には、建材の中に特殊導電性繊維系又は粉末を混入す
るか、この特殊導電性繊維系又は粉末を混合した合成樹
脂液を建材の表面に吹き付け、粘着させた層を設けるか
、或いは特殊導電性繊維系又は粉末を混入させた織布、
不織布又は紙を貼着又は蒸着させる。そしてこの発明の
特殊導電性繊維系又は粉末の混入したプラスチックス又
は布の等から成る層の体積固有抵抗を約6゜8.5X1
0”Ω・■の半導体構造としている。またこの発明の特
殊導電性繊維系又は粉末のプラスチックスや布等から成
る層の混入率は約、5%以上であり、厚さでは3m以上
である。
(作 用)
この発明の特殊導電性繊維系又は粉体を混入した層は半
導体構造であるが、空気中のイオンの作用によって導体
に変化し、導体としての働きを成し、この建材の当該層
を有する面に静電気が帯電したり、流れ込んだりした場
合、静電気はコロナ放電等の空中放電を行い、瞬時に消
去される。従ってアースを取る必要がない。
導体構造であるが、空気中のイオンの作用によって導体
に変化し、導体としての働きを成し、この建材の当該層
を有する面に静電気が帯電したり、流れ込んだりした場
合、静電気はコロナ放電等の空中放電を行い、瞬時に消
去される。従ってアースを取る必要がない。
またこの建材に電磁波が当った場合、特殊導電性繊維系
又は粉末が混入した半導体構造の層により反射するだけ
でなく当該電磁波を吸収することによって反射波を減衰
する。従ってこの建材により密封空間を形成した場合、
内部で生じた電磁波を外部に漏洩するおそれがなくまた
外部からの電磁波に対しても上記層により反射し、シー
ルド効果を有する。
又は粉末が混入した半導体構造の層により反射するだけ
でなく当該電磁波を吸収することによって反射波を減衰
する。従ってこの建材により密封空間を形成した場合、
内部で生じた電磁波を外部に漏洩するおそれがなくまた
外部からの電磁波に対しても上記層により反射し、シー
ルド効果を有する。
(実施例)
以下この発明の実施例を図について説明する。
第1図は石こうボード1内に特殊導電性繊維系又は粉末
を50〜100%混合せしめたものである。第2図のも
のは板又は合成樹脂のボード2の一側面に、特殊導電性
繊維系又は粉末を混入した合成樹脂、織布又は不織布か
ら成るシートを粘着するか又は特殊導電性繊維系又は粉
末を混合した合成樹脂液を塗布して成る、特殊導電性繊
維糸または粉末を混合した層3を設けたものである。
を50〜100%混合せしめたものである。第2図のも
のは板又は合成樹脂のボード2の一側面に、特殊導電性
繊維系又は粉末を混入した合成樹脂、織布又は不織布か
ら成るシートを粘着するか又は特殊導電性繊維系又は粉
末を混合した合成樹脂液を塗布して成る、特殊導電性繊
維糸または粉末を混合した層3を設けたものである。
また第3図は板又は合成樹脂のボード2の両側面に上記
層3を夫々設けたものである。
層3を夫々設けたものである。
また第4図は合板4とクロス製壁装材5との間に特殊導
電性繊維系又は粉末を混入した層6を挟着したサンドイ
ンチ構造の建材である。この様に上記層6をサンドイッ
チ構造にしても、壁装材5がある程度薄いものであれば
上記層6は空中放電による静電気の除去及び電磁波の反
射、吸収を行うものである。
電性繊維系又は粉末を混入した層6を挟着したサンドイ
ンチ構造の建材である。この様に上記層6をサンドイッ
チ構造にしても、壁装材5がある程度薄いものであれば
上記層6は空中放電による静電気の除去及び電磁波の反
射、吸収を行うものである。
これらの上記実施例のボード1は床材、天井板材、側壁
材、壁装材又は間仕切材であったりする。
材、壁装材又は間仕切材であったりする。
また第5図及び第6図は上記ボード1,2を天井材、床
材、側壁材に用いてシールドルーム7を夫々構成したも
のである。
材、側壁材に用いてシールドルーム7を夫々構成したも
のである。
(発明の効果)
この発明は以上の構成であり、特殊導電性繊維系又は粉
末を混入した層により電磁波を反射するとともにこれを
吸収し、減衰せしめるものであり、従ってこの発明の建
材で囲んだ部屋をつくれば、シールドルームが得られ、
内部で生じた電磁波は外部に漏洩するおそれがなく、か
つ外部の電磁波は反射せしめる。これによりこのシール
ドルームに入れた電子機器等が電磁波による影響を受け
ない。また上記層に生じた又は付近に生じた静電気は空
中放電により瞬時に除電され、シールドルーム内又はこ
の建材に接近して設けた電子機器等の静電気による誤動
作やIC回路の破壊のおそれがない。
末を混入した層により電磁波を反射するとともにこれを
吸収し、減衰せしめるものであり、従ってこの発明の建
材で囲んだ部屋をつくれば、シールドルームが得られ、
内部で生じた電磁波は外部に漏洩するおそれがなく、か
つ外部の電磁波は反射せしめる。これによりこのシール
ドルームに入れた電子機器等が電磁波による影響を受け
ない。また上記層に生じた又は付近に生じた静電気は空
中放電により瞬時に除電され、シールドルーム内又はこ
の建材に接近して設けた電子機器等の静電気による誤動
作やIC回路の破壊のおそれがない。
また静電気がこの建材に帯電しないため、ホコリやチリ
が付着しにくく、例え付着しても落ちやすい。またこの
様に上記層の特殊導電性糸又は粉末が電磁波を吸収し、
静電気を空中放電して、空気中のチリやホコリをイオン
分解するため、電磁波や静電気による人体の機能障害等
をおこすおそれがないばかりでなく、健康によい。さら
に上記層のイオン変換作用により建材付近の臭いが脱臭
されると共にかびや細菌やウィルスの発生をも抑える効
果を有している6 さらにこの発明は既存の建材に、特殊導電性糸又は粉末
を混入した層を塗布又は貼りあわせるだけでも成形でき
るため、製造が極めて容易で経済的である。
が付着しにくく、例え付着しても落ちやすい。またこの
様に上記層の特殊導電性糸又は粉末が電磁波を吸収し、
静電気を空中放電して、空気中のチリやホコリをイオン
分解するため、電磁波や静電気による人体の機能障害等
をおこすおそれがないばかりでなく、健康によい。さら
に上記層のイオン変換作用により建材付近の臭いが脱臭
されると共にかびや細菌やウィルスの発生をも抑える効
果を有している6 さらにこの発明は既存の建材に、特殊導電性糸又は粉末
を混入した層を塗布又は貼りあわせるだけでも成形でき
るため、製造が極めて容易で経済的である。
第1図乃至第4図は夫々この発明の建材の斜視図、第5
図及び第6図は夫々この発明の建材を用いたシールドル
ームの断面図である。 なお図中1は石こうボード、2は板又は合成樹脂のボー
ド、3は特殊導電性繊維系又は粉末を混入した層、7は
シールドルームである。
図及び第6図は夫々この発明の建材を用いたシールドル
ームの断面図である。 なお図中1は石こうボード、2は板又は合成樹脂のボー
ド、3は特殊導電性繊維系又は粉末を混入した層、7は
シールドルームである。
Claims (1)
- 少なくとも一側面部に、特殊導電性繊維系又は粉末の混
入した層を設けたことを特徴とする、静電気帯電防止と
電磁波シールド機能を備えた建材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62336133A JPH01179400A (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 静電気帯電防止と電磁波シールド機能を備えた建材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62336133A JPH01179400A (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 静電気帯電防止と電磁波シールド機能を備えた建材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179400A true JPH01179400A (ja) | 1989-07-17 |
Family
ID=18296039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62336133A Pending JPH01179400A (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 静電気帯電防止と電磁波シールド機能を備えた建材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01179400A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01207545A (ja) * | 1988-02-13 | 1989-08-21 | Ig Tech Res Inc | 構築物 |
WO1999025936A1 (fr) * | 1997-11-13 | 1999-05-27 | Yoshino Gypsum Co., Ltd. | Plaque decorative |
JP2012131961A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Daikyo Kenki Co Ltd | 静電気吸収帯電放電剤及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60206091A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-17 | 鍛治 勇 | 電磁波シ−ルド性構造物 |
JPS61235146A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-20 | タイホ−工業株式会社 | 静電気防止用導電性積層体組成物 |
-
1987
- 1987-12-30 JP JP62336133A patent/JPH01179400A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60206091A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-17 | 鍛治 勇 | 電磁波シ−ルド性構造物 |
JPS61235146A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-20 | タイホ−工業株式会社 | 静電気防止用導電性積層体組成物 |
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JP2012131961A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Daikyo Kenki Co Ltd | 静電気吸収帯電放電剤及びその製造方法 |
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