JPH02216665A

JPH02216665A - 磁気ディスク装置のスピンドルモータ制御装置

Info

Publication number: JPH02216665A
Application number: JP3648289A
Authority: JP
Inventors: Kotaro Yamamoto; 耕太郎山本
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-02-16
Filing date: 1989-02-16
Publication date: 1990-08-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は磁気ディスク装置におけるスピンドルモータの
制御に用いて好適な磁気ディスク装置のスピンドルモー
タ制御装置に関する。

（従来の技術）磁気ディスク装置において、記録媒体である磁気ディス
クに、正確にデータを書込む、あるいは読出すためには
、磁気ディスクを回転させるスピンドルモータを精度良
く制御することが重要となる。

従来、この種の制御装置としては、スピンドルモータ内
のステータ側にホール素子等のセンサを組込み、モータ
の回転数を検出するといった構造が一般的である。そし
て、モータの回転制御は、コントロール回路に実装され
ている発揚器からの目標回転数を示すクロック信号と、
上述したホール素子からの実際の回転数を示す検出信号
との位相を比較し、その結果をモータにフィードバック
させ、モータの駆動電流を制御するといった方法が取ら
れている。

ところで、近年、磁気ディスク装置の普及により、スピ
ンドルモータの小型化や低価格化が要求されており、こ
のような現状の中で、従来のような方法により、スピン
ドルモータを制御する構成とした際には、このモータに
必ずホール素子等のセンサを内臓する必要があるため、
センサを付加する分、モータの小型化が困難になり、ま
たコストも高くなる。

（発明が解決しようとする課題）上記したように、従来、スピンドルモータの制御におい
て、モータにホール素子等のセンサを内臓する必要があ
ったため、モータの小型化が困難になり、またコストア
ップする等の問題があった。

本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、ホール
素子等のセンサを必要とせずに精度良く制御でき、モー
タの小型化、低価格化を図ることのできる磁気ディスク
装置のスピンドルモータ制御装置を提供することを目的
とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）すなわち、本発明に係る磁気ディスク装置のスピンドル
モータ制御装置は、予め記録媒体の特定のエリアに、周
期的に得られる回転情報を磁気的あるいは光学的に記録
しておき、スピンドルモータの起動により回転する上記
記録媒体から上記回転情報を磁気ヘッドあるいはセンサ
によって検出し、その検出信号と基準信号との位相を比
較し、その結果を上記スピンドルモータにフィードバッ
クして上記スピンドルモータの駆動電流を制御する構成
とした。

（作　用）例えば回転情報を磁気的に記録し、それをデータの書込
み／読出し等を行なう磁気ヘッドで検出する構成とすれ
ば、特に何等かのセンサを設ける必要もなく、上記回転
情報に基づいてスピンドルモータを精度良く制御できる
ものであり、モータの小型化と共にコストダウンが図れ
る。

また、上記回転情報を磁気的あるいは光学的に記録し、
それをセンサによって検出する構成した場合でも、スピ
ンドルモータにはホール素子等のセンサを設ける必要が
ないため、モータを小型化できる。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の一実施例に係る磁気ディ
スク装置のスピンドルモータ制御装置を説明する。

第１図はその構成を示す図であり、記録媒体である磁気
ディスク１１には、通常のデータが記録されている他、
予め特定のエリアに周期的に得られる回転情報が磁気的
に記録されている。この場合、例えばサーボ面サーボ方
式を用いている装置では、そのサーボ面の１周の中に上
記回転情報が等間隔で記録され、また他の方式では、各
セクタのＩＤ（インデックス）フィールド内等に等間隔
に記録される。

この磁気ディスク１１は、スピンドルモータ１２の起動
により回転する。磁気ヘッド１３は、回転する磁気ディ
スク１１に対し、回転情報を含むデータの読出し、およ
びデータの書込みを行なう。回転角検出回路１４は、磁
気ヘッド１３等によって読出された回転情報から磁気デ
ィスク１１の回転角（回転数）を検出し、クロック信号
（検出信号）を出力する。

発振回路１５は、磁気ディスク１１の回転数の基準とな
るクロック信号（基準信号）を出力する。位相比較回路
ＩＢは、回転角検出回路１４、発振回路１５の各クロッ
ク信号の位相を比較し、その結果をモータ制御回路１７
に伝達する。モータ制御回路１７は、位相比較回路１６
での比較結果に応じて、スピンドルモータ１２の駆動電
流を制御し、スピンドルモータ１２を定められた回転数
で回転させる。

次に、同実施例の動作を説明する。

まず、適当な駆動電流でスピンドルモータ１２が起動さ
れ、磁気ディスク１１が回転する。この回転する磁気デ
ィスク１１から磁気ヘッド１３を通じて種々のデータが
読出され、このうち磁気ディスク１１に記録された周期
的に得られる回転情報が回転角検出回路１４に与えられ
る。回転角検出回路１４では、回転情報に基づいて磁気
ディスク１１の回転角（回転数）を検出し、クロック信
号（検出信号）を位相比較回路１Ｂに出力する。位相比
較回路１Ｂにおいて、このクロック信号（検出信号）と
発振回路１５からのクロック信号（基準信号）との位相
が比較され、その結果がモータ制御回路１７に与えられ
る。

これにより、モータ制御回路１７を通じて、磁気ディス
ク１１の実際の回転数と目標回転数の差に応じた適切な
駆動電流がスピンドルモータ１２にフィードバックされ
、スピンドルモータ１２（磁気ディスク１１）は定めら
れた回転数で精度良く回転することになる。

なお、上記実施例の他に、例えば回転情報を光学的検出
可能に記録しておき、光ピツクアップ等のセンサを装置
モジュール内に取付け、このセンサによって光学的に記
録された回転情報を検出する構成としても良く、また磁
気的に記録された回転情報をデータの読出し／書込みに
用いる磁気ヘッド以外のピックアップ等のセンサで検出
しても良い。

このように、第１図に示すように回転情報を磁気的に記
録し、それをデータの書込み／読出し等を行なう磁気ヘ
ッド１３で検出する構成とすれば、特に何等かのセンサ
を設ける必要もなく、上記回転情報に基づいてスピンド
ルモータ１２を精度良く制御できるものであり、スピン
ドルモータ１２の小型化と共にコストダウンが図れる。

また、上記回転情報を磁気的あるいは光学的に記録し、
それをセンサによって検出する構成した場合でも、スピ
ンドルモータ１２にはホール素子等のセンサを設ける必
要がないため、モータを小型化できる。この場合、回転
情報検出用のセンサは、磁気ディスクモジュール内のス
ペースの余裕がある位置に任意に設置しておくことがで
きるため、小型化に差支えることはない。

［発明の効果］以上のように本発明によれば、記録媒体に記録された回
転情報に基づいてスピンドルモータが制御されるため、
ホール素子等のセンサを必要とせずに精度良く制御でき
、モータの小型化、低価格化を図ることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る構成を示す図である。１１・・・磁気ディスク、１２・・・スピンドルモータ
、１３・・・磁気ヘッド、１４・・・回転角検出回路、
１５・・・発振回路、１８・・・位相比較回路、１７・
・・モータ制御回路。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims

【特許請求の範囲】予め特定のエリアに周期的に得られる回転情報が記録さ
れた記録媒体と、この記録媒体を回転させるスピンドルモータと、このス
ピンドルモータの起動により回転する上記記録媒体から
上記回転情報を検出する情報検出手段と、この情報検出手段の検出信号と基準信号との位相を比較
し、その結果を上記スピンドルモータにフィードバック
して上記スピンドルモータの駆動電流を制御するモータ
制御手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装
置のスピンドルモータ制御装置。