JPH02122485A - ヘッド駆動装置 - Google Patents

ヘッド駆動装置

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JPH02122485A
JPH02122485A JP27687388A JP27687388A JPH02122485A JP H02122485 A JPH02122485 A JP H02122485A JP 27687388 A JP27687388 A JP 27687388A JP 27687388 A JP27687388 A JP 27687388A JP H02122485 A JPH02122485 A JP H02122485A
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスクに記録されたトラック上に磁気
ヘッドを位置させるATF (AUTOTRACK  
FEED)装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近のビデオ技術の発展に伴い、様々な映像分野でその
記録方式が注目されている。例えば電子スチルビデオ(
SV)は50枚分の映像信号を円盤状の磁気ディスクに
同心円状に記録するように決められている。
このような磁気シートに記録された信号を再生するため
には、通常磁気ヘッドを再生しようとする記録トラック
へとステッピングモータを使用して移動し、さらにその
記録トラックに正確に位置させるようATFが行われる
。従来行われていたATF動作は、例えば第6図(a)
のフローチャートに示すように、磁気ヘッドから再生さ
れた出力RF倍信号レベルを比較しながら再生出ヵが最
大となるように磁気ヘッドを記録トラック位置へ移動制
御していた(第6図(b)参照)。
即ち、ATF動作スタート後、再生RF侶号のエンベロ
ープレベル番サンプリングしく5tep101)、最初
のサンプリングであればヘッドをディスク外周側へとス
テップモータの阜位穆動量にて1ステツプ分穆動しく5
tep102)、そのエンベロープレベルをメモリに記
憶して(step106)、5teplo1に戻る。ま
た5tep102で最初のサンプリングでなければ、5
tep104へと進んで、サンプリングしたエンベロー
プレベルをメモリに記憶されている前回のエンベロープ
レベルと比較し、前回のエンベロープレベルを上回って
いたらヘッドを移動して来た方向にさらに1ステツプ移
動し、そのエンベロープレベルをメモリに記憶して5t
eplに戻る。
また、5tep104で今回のエンベロープレベルが前
回のエンベロープレベルを下回っていた場合には5te
p107へと移行して、ヘッドが最初の位置より外周側
に位置しているか否かが判別され、もし外周側であれば
、5tep108へと進んでディスク内周側へとステッ
プモータで2ステツプ移動し、5teplo1へと戻る
5tep107においてヘッドが最初の位置より内周側
であった場合は5tep109へと進んでヘッドを移動
して来た方向と逆方向に1ステツプ移動してヘッドの移
動すなわちATF動作を終了する。
この動作を具体的に説明する。同図(b)に示すように
、記録トラックに対してヘッドが外周側にはずれた図中
aの位置にあった場合よりスタートする。この位置にお
ける再生RF侶号のエンベロープレベルを記憶しておき
、ヘッドをl5TEP外周側へとステップモータで穆勅
したb位ffiにおけるエンベロープレベルと比較する
。この場合、トラックずれがさらに大きくなるので、エ
ンベロープレベルは低下する。エンベロープレベルが低
下した場合は、今移動した方向と逆方向すなわち磁気デ
ィスクの内周側に2ステップ送り(C位置)、さらにエ
ンベロープレベルを前回の値と比較しながらより大きく
なる方へとヘッドを送り、再び小さくなったところで(
C位置)1ステツプ逆に戻してATF動作を終了する(
f位置)。これによってヘッドを記録トラック上へと位
置制御することがで縫る。
この動作はヘッドの移動が磁気ディスクの外周方向にも
内周方向にも正確に誤差なく応答して行われるものとし
たものである。
〔発明が解決しようとしている問題点〕しかしながら、
−船釣に磁気ヘッドはステッピングモータからギヤなど
メカ的部分を介して移動させられるため、その間メカ的
な遊び等によるヒステリシスが発生する。又、そのヒス
テリシスは周囲温度や摩耗などの影響で変化する。この
ヒステリシスが大きい場合(1ステツプ程度)、ATF
は、第6図(C)に示す様に外周側から磁気ヘッドを送
って来た場合、図中g位置からATFがスタートすると
すると、まず外周側に送る。ところがヒステリシスが1
ステツプあるとすると、h位置のようにほとんど動かず
、エンベロープレベルの比較ができず、j位置のところ
でATFを完了してしまい、磁気ヘッドを記録トラック
上に正確に位置させることができないことがある。
又、ATFでは再生RF信号レベル(エンベロープレベ
ル)が最大のところに磁気ヘッドを送るような制御をす
るが、ステッピングモータで送るような場合、その止ま
る位置はデジタル的な位置となるため、実際のエンベロ
ープレベルが最大となる位置より理論的に最大で1/2
ステツプ誤差を生じる。そしてこれに上述したヒステリ
シスが加わると、従来の方法(第6図(a)のフローチ
ャート)では、ATF中にエンベロープレベルのピーク
を越えたところで、ヘッドを1ステツプ逆方向に移動さ
せるだけ(ステップ109)なのでその移動した位置と
ピークの位置との誤差は1/2ステップ+ヒステリシス
分となってしまう。この誤差はトラック幅60μm、ガ
ートバンド40μmの記録トラックに記録、再生を行う
電子スチルビデオでは許容限界を越える値であり、きわ
めて大きな問題となっているものであった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述した問題点を解決することを目的としてな
されたもので、その特徴とする・ところは、記録媒体上
の記録トラックに対し所定の駆動量を単位として段階的
に移動されるヘッド手段と、前記ヘッドの再生信号レベ
ルを検出する検出手段と、前記検出手段の出力が最大と
なる方向に前記ヘッドを移動すべくこれを制御する制御
手段と、前記制御手段は前記ヘッドの移動方向を反転し
たとき、前記ヘッドを前記駆動量を単位として2段階以
上反転方向に移動し、その各位置における前記検出手段
の出力にもとづいて前記ヘッドの停止位置を決定するよ
うに構成し、前記ヘッド位置とそのヘッド駆動手段の駆
動位置との間に誤差があっても、ヘッドの記録トラック
に対する位置を正確に制御できるようにしたヘッド駆動
装置である。
〔実施例〕
以下本発明ヘッド駆動装置を各図に示す一実施例につい
て詳細に説明する。第1図はそのブロック図で、1は6
n気デイスク、2は磁気ヘッド、3は磁気シートを回転
させるモータ、4は磁気ヘッド1から得られた再生信号
を増幅するプリアンプ、5はプリアンプ4の出力信号に
復調、デイエンファシス等の信号処理を行う信号処理部
、6は磁気ヘッド1から得られた再生RF信号のエンベ
ロープレベルを検出するエンベロープレベル検出部、7
は記録トラックに対する磁気ヘッド1のずれを検出して
補正用制御信号を出力する制御部、8は磁気ヘッド1を
9勤させるヘッド移動機構を含むヘッド駆動部、9はモ
ータ3を予め決められた一定速度で回転させるモータ駆
動部、1oは制御部7内のメモリ、11は制御部7にヘ
ッドのアクセスするトラックを指示する操作部である。
また、Slは磁気ヘッド1から出力された再生RF信号
、S2はSlを増幅した信号、s3は信号処理部5より
出力された映像信号、s4はエンベロープ検出部6によ
って検出された再生RF信号レベル、S5はヘッド位置
制御信号、s6は磁気ディスク回転用のモータ駆動信号
である。
第2図は磁気ヘッド2を移動させる装置を示した図で、
21はヘッド移動用のステッピングモータ、22はステ
ッピングモータ駆動回路、23は磁気ヘッド2を磁気デ
ィスクの半径方向に移動するヘッド移動機構、S21は
ステッピングそ一タ駆動信号である。したがって、モー
タ駆動部9によってモータ3を駆動して磁気ディスク1
を所定の速度で回転し、磁気ヘッド2を磁気ディスク上
の記録トラックへとアクセスすることにより、その記録
トラックに記録された信号を再生し、プリアンプ4.信
号処理部5を介して映像信号s3を出力して図示しない
モニタデイスプレィ等に供給することができる。
一方、プリアンプ4の再生RF出力信号s2はエンベロ
ープレベル検出部6に供給され、そのエンベロープレベ
ルS4が制御部7へと供給され、ヘッド位置に応じたエ
ンベロープレベルの変化がら後述するATF動作の制御
フローにしたがってヘッド駆動部8を制御し、ヘッド2
のトラックに対する位置を制御する。
また、操作部11によっ゛C制御部7に再生しようとす
る記録トラックを指示することにより、ヘッド2をその
指令に応じたトラックへと移動することができる。
次に本発明の具体的なヘッド位置制御動作について説明
する。第3図はそのフローチャートである。ヘッド移動
機構を動作してヘッドを再生しようとするトラックへ移
送すると、通常磁気ヘッド2は規格で定められた浸酸的
なトラック位置(絶対トラック位置)へと送られる。そ
してその位置からATFをスタートさせる。ステッピン
グモータ21の最小送り単位の1ステツプずつ磁気ヘッ
ド2を送りながら再生RF出力レベルを比較してそのレ
ベルの大きくなる方向にヘッドを移動しながらヘッド位
置制御動作を行う。
尚、第3図のフローチャートで説明するが、本発明のA
TF制御アルゴリズムによれば、ATF動作開始後最初
の1ステップのヘッド送りを、そのトラックへとヘッド
を移動してきた方向と同方向としている。
この理由は次の通りである。上述したようにヘッド送り
機構23、ステッピングモータ21を含むヘッド送り系
にあそびやバックラッシュ等に起因するヒステリシスが
ある場合、同方向に送っている際には一定のステップ量
でヘッド送りを行えるが、方向を反転して逆方向に送っ
た場合にはその逆方向のヘッド送りステップ数に相当す
る距離を完全に送りきることができない。したがってヒ
ステリシスのウィンドウの幅が1ステップ程度あると、
ヘッド送り方向を逆転しても、ヘッドは1ステップ分は
ほとんど移動せず、ATF動作の誤動作となる。したが
って最初の1ステップ送りを誤差の生じない同方向とし
たものである。
一方、第4図は記録トラックに対し、磁気ヘッド2をA
TF動作したときのヘッドの移動位置及び各位置におけ
るエンベロープレベルの時間的変化を図示したものであ
り、同図(a)はヒステリシスがなく理想的な場合、同
図(b)はヒステリシスが大きい(1ステップ程度ある
いはそれ以上)場合の状態をそれぞれ示すものである。
以下第3図に示すフローチャートに沿って、且つ第4図
を同時に参照しながらATF動作を説明する。
第3図は本発明におけるヘッド駆動装置の制御動作を説
明するためのフローチャートである。
まず、第4図(a)に示すように、ヘッド移動機構に前
述のヒステリシス等がなく、ヘッド移動用ステッピング
モータ21の駆動が正確にヘッドの位置変化に現われる
理想的な場合における動作を説明する。
再生しようとするトラックへと磁気ヘッド2がヘッド駆
動部8によフて移動され、ATF動作がスタートする。
いま第4図(a)に示すように、ヘッド2がaで示す機
械的トラック位置にディスク内周側より移動されたとす
る。
まず磁気ヘッドの初期位置すなわちa位置において再生
エンベロープレベルをサンプリングしく5tepl)、
制御部7内のアキュムレータまたは一時記憶用のレジス
タ等に取り込む。そしてヘッドのエンベロープレベルが
最後に極大値となったことを検出したときONにセット
される山越えフラグのON、OFFが調べられる(st
ep2)が、ATF動作開始時は、山越えフラグはリセ
ットされてOFFになっているので、ここでの判定はN
Oとなる。続いて5tep1におけるサンプリングがA
TF動作開始後始めてか否かが調べられ(step3)
、最初のサンプリングであれば、ヘッド2を送って来た
方向すなわち外周側へとステッピングモータ21の1単
位送りステップ(以下1ステツプ)移送して、図中す位
置へと移動する(stap5)。モして5teptでサ
ンプリングしたa位置におけるエンベロープレベルを制
御部7内のメモリ1oに記憶しく5tep6)、5te
plへと戻ってb位置におけるエンベロープレベルをサ
ンプリングする。まだ極大値を検出していないので、山
越えフラグはOFFであり(step2)、今回は最初
のサンプリングではないので5tep3はN。
判定となり、        メモリ1o内のa位置に
おけるエンベロープレベルとb位置におけるエンベロー
プレベルとを比較する(step4)。b位置における
エンベロープレベルが移動前のエンベロープレベルより
大きくなっていれば5tep5へと進んでさらに同方向
へとヘッドを移動するが、344図(a)に示すように
、b位置では移動前のa位置よりエンベロープレベルが
低下しているので、5tep4はNo判定となり、s 
t e p =1=O−7へと進む。5tep7ではエ
ンベロープのサンプリングがATFスタート後2回目で
あるので、YES判定となり、5teploに進んで、
いままでヘッド2を送って来た方向と逆の方向へとヘッ
ド2をステッピングモータ21の1ステップ分戻し、図
中C位置へと移動する。続いて5tep6にジャンプし
て現在サンプリングされているb位置におけるエンベロ
ープレベルをメモリ10内に記憶し、5teplに戻っ
てC位置におけるエンベロープレベルをサンプリングす
る。5tep2で山越えフラグOFF、5tep3で最
初のサンプリングではない旨の判定を受け5tep4で
メモリ10内に、記憶されているb位置すなわち前のエ
ンベロープレベルとC位置のエンベロープレベルが比較
される。第4図(a)ではb位置よりC位置の方がより
オントラック状態であり、エンベロープレベルは上昇し
ており、5tep4はYES判定となる。5tap5で
ヘッド2を移動方向すなわち内周方向へと1ステツプ移
送してd位置へと移動し、現在サンプリングされている
エンベロープレベルの最新の値すなわちC位置のエンベ
ロープレベルをメモリ10に記憶し、再び5teplへ
と復帰してd位置におけるエンベロープレベルをサンプ
リングする。
5tep2,5tap3をともにNo判定で通過し、5
tep4でd位置におけるエンベロープレベルとメモリ
10内の前のC位置におけるエンベロープレベルとを比
較してエンベロープレベルが前回より上昇していれば、
5tep5.5tep6でさらに移動方向にヘッド2を
1ステツプ穆送してC位置となし、d位置のエンベロー
プレベルをメモリ10内に記憶する。再び5teplに
戻り、上述と同様のフローを繰り返し、前回のエンベロ
ープレベルより今回のエンベロープレベルが小さくなり
、5tep4でNo判定が出るまで、ヘッド2を同方向
に1ステツプづつ移送する。
上述のフローを繰り返し、5tep4で、第4図(a)
のf位置のエンベロープレベルとメモリ10に記憶され
ているC位置のエンベロープレベルを比較したところで
、前回のエンベロープレベル以下となると、5tep≠
毒7へと移行して2回目のサンプリングか否かが判定さ
れ、続いて5tep8でステッピングモータ21の駆動
ステップ上で見たスタート位置か否かが判定される。f
位置にヘッド2が位置しているので、いずれの5tep
もNo判定となる。
5tep9ではエンベロープの上昇する方向にヘッド2
を移送してエンベロープレベルが低下したので、極大値
すなわちエンベロープレベルのピーク値を通過したため
、山越えフラグがONにセットされ、5teploでヘ
ッド2を移送して来た方向と逆方向に再びステッピング
モータ21の1ステツプ分移送する。これによってヘッ
ド2は第4図(a)中g位置となり、5tep6に戻っ
てこのときサンプリングされていたf位置におケルエン
ベロープレベルをメモリ10内に記憶し、5taplへ
と復帰する。5taplでg位置におけるサンプリング
を行った後、山越えフラグがONにセットされているの
で、5tep2からsteρ16へとジャンプし、ヘッ
ド2を移動して来た方向にさらにステッピングモータ2
1で1ステツプ移送してh位置へと移動し、5tep1
7でh位置におけるエンベロープレベルをサンプリング
する。モして5tep18でその前のメモリ10内のf
位置におけるエンベロープレベルと比較し、f位置のエ
ンベロープレベルを下回っていれば5tep20で移動
して来た方向と逆方向にステッピングモータ21で1ス
テツプ戻してi位置へと移動し、5tep19で山越え
フラグをOFFにしてATF制御を終了する。
尚、フローの5tepl 18で前回のエンベロープレ
ベルを上回っていた場合にはその位置でヘッド2の位置
を停止する。
上述の制御動作で注目すべきは、フローの最後の5te
p18における比較である。第4図(a)は理想的なヘ
ッド移動機構を示したので、ヘッド位置はa位置−1位
置というように移動してオントラックとなるが、実際に
は後述するように必ずヘッド移動機構に大小の差はあっ
ても、ヒステリシスが存在するためステッピングモータ
21の相励磁を見たヘッド送り位置と実際のヘッド移動
位置との間には誤差を生じている。したがって上述のフ
ローにおいて、5tepキ18ではf位置でエンベロー
プのピーク値の通過を検出した後、次に1ステツプ戻し
たg位置が理論通り完全にオントラックしていると判断
せず、ざらにも1ステツプ戻してh位置へと移動し、そ
のエンベロープレベルをf位置と比較している。すなわ
ちf>hであれば、h位置はよりトラックを外れている
ため、移動前のg位置が最良として1ステツブ戻してi
位置でオントラックと判断し、f<hであれば、f位置
からg位置へとヘッド2を移動したときヒステリシスで
ヘッドが実際には移動していなかったと判断してh位置
を最良と判断するものである。
さて、本発明の構成、動作について理解を容易とするた
め、上述のヘッド送り用ステッピングモータ21とヘッ
ド2の実際の送り位置のずれがステッピングモータの1
ステツプ程ある場合について、第4図(b)を参照しな
がら上述の第3図のATFの制御フローを説明する。
ヘッドが再生しようとするトラックに対し、ディスク内
周側より移送され、その機械的移動位置が第4図(b)
においてC′位置であったとする。ヘッドが現在移動し
ている方向に対してはヒステリシスによる位置ずれは現
われず、6動方向が反転したとき大きく影響する。
5teplにおいてa 位置のエンベロープをサンプリ
ングした後、5tep2,5tep3でNo、YES判
定の後、5tep5でヘッド2をb′位置へと移動し、
a′位置のエンベロープレベルをメモリ10に記憶して
5teplに戻り、b位置のエンベロープレベルをサン
プリングする。5tep2.5tep3でそれぞれNo
判定の後5tep4でa′位置とb′位置におけるエン
ベロープレベルを比較し、b′位置ではエンベロープレ
ベルが低下しているはずであるから、5tep7に移行
し、上述と同様にYES判定の後5teploでヘッド
2の移送方向を反転してステッピングモータの1ステツ
プ分逆方向に移動する。ここでヒステリシスがなければ
、第4図(a)のC位置へと移動するはずであるが、ヒ
ステリシスがあるため、ヘッド2の実際の6動位置は第
4図(b)におけるC′位置に示すように、実際にはb
′位置よりほとんど移動しない。
5tep8でb′位置のエンベロープレベルをメモリ1
0に記憶して5teplでC′位置におけるエンベロー
プレベルをサンプリングする。5tep2,5tep3
でNo判定の後、5tep4でb’位置とC′位置のエ
ンベロープレベルを比較する。ここでは、大小関係はど
うなるか不明であるが、いまエンベロープレベルが同じ
であったとすると、5tep4の判定はNOとなり、5
tep7へと移行する。5tep7ではNo判定で、5
tep8へと進む。5tep8の5TART位置とは、
ATF動作を開始した位置に相当するステッピングモー
タ21の回転位置を意味するものであって実際のヘッド
位置ではない、したがってステッピングモータ21の相
励磁から見た場合a′から1ステップ送った後1ステツ
プ戻しているから、C′位置におけるステッピングモー
タ21の回転位置は5TART位置(=a  位置)で
あり、5tep8の判定はYESとなり5tepHへと
分岐する。
5tepl 1ではヘッドを6動方向にステッピングモ
ータ21で1ステツプ移動する。これによってヘッド2
はd′位置へと移動される。続いてC′位置におけるエ
ンベロープレベルをメモリ10に記憶し、s’tep1
3でd′位置のエンベロープレベルをサンプリングし、
5tep14でメモリ10内の前のC′位置のエンベロ
ープレベルと比較する。この結果はd′位置の方がより
オントラックでエンベロープレベルは高くなり、判定は
YESで、5teplへと復帰する。
5teplではd′位置のエンベロープレベルのサンプ
リングが再度行われる。このサンプリングについては、
制御フローの説明の簡略化上このようにしたが、d′位
置におけるエンベロープレベルサンプリングは5tep
13ですでに行われているので、5teplのサンプリ
ングは省略して5tep2へと復帰してもよい。
5tep2.3で夫々No判定の後、5tep拳牟4で
C’位置とd′位置のエンベロープレベルが比較され、
第4図(b)に示されているように d 1位置のエン
ベロープレベルが大であれば、5tep4でYES判定
となり、5tep5.5tep6に進んで、エンベロー
プレベルが高くなる方向にヘッド2を1ステツプづつ移
送して再びエンベロープレベルが低下するまで、5te
pl〜5tep6のフローを繰り返す(途中省略)。
この繰り返し動作により、5tep5でヘッド2がg′
位置へと移動され、5tep6でその時点でサンプリン
グされていたf′位置のエンベロープレベルをメモリ1
0内に記憶し、5tep1でg′位置のエンベロープレ
ベルのサンプリングを行い、5tep2.3でNo判定
の後、5tep4でf′位置とg′位置のエンベロープ
レベルの比較が行われる。第4図(b)の例では、g′
位置の方がオフトラックとなってそのエンベロープレベ
ルが低下しているので、5tep7へと移行し、5te
p7,5tep8でともにNo判定の後、5tep9で
エンベロープレベルのピークを通過したことを示す山越
えフラグがONにセットされる。そして5teploで
ヘッド2の移送方向を反転してステッピングモータ21
で1ステップ分戻すが、ここで再びヘッド移動機構のも
つがたによるヒステリシスの影響が現われ、実際のヘッ
ド2の移動位置はg′位置とほぼ同じh′位置となる。
続いて5tep6でf′位置のエンベロープレベルをメ
モリ10に記憶して5teplへ戻り、h′位置のエン
ベロープレベルをサンプリングして5tep2へと進む
5tep2で山越えフラグがONにセットされているこ
とが判定され、5tep16へと移行する。5tep1
6でヘッド2の移動方向に1ステップ送って第4図(b
)のi′位置へと移動し、5tep17でそのi′位置
のエンベロープレベルをサンプリングし、5tep18
でその時点のメモリ10内のg′位置のエンベロープレ
ベルと比較する。すなわちこの例でも、前述の第4図(
、a)の場合と同様に、g′位置とh′位置を比較せず
、さらにもう1ステツプ戻したi′位置をg′位置と比
較し、第4図(b)から明らかなように、g’ <i’
 ならそのまま5tep19で山越えフラグをOFFに
リセットしてATF勅作の制御フローを終了する。また
、5tep18でg  >i’ であれば、ヒステリシ
スが実際にはもっと小さかフた場合で、g′位置が実際
にはそれほどオフトラックしておらず、ざらにh′i′
と2ステップ戻すことによってオフトラック量が大きく
なってしまったことを意味するので、5tep20でヘ
ッド2を1ステツプ戻してh′の位置にしてATF動作
を終了する。
以上、ヒステリシスがない第4図(a)の場合とヒステ
リシスが約1ステツプ分ある第4図(b)の場合に分け
て説明したが、いずれの場合も、ヘッド2の再生エンベ
ロープレベルがピーク値を通過してオントラックからオ
フトラックへと移行したとき、1ステツプヘツドを戻し
た位置ともう1ステツプ戻した位置の再生エンベロープ
レベルの大きい方の位置にヘッド2の位置を決定するよ
うにしたので、ヘッド移動機構にがた等によるヒステリ
シスがあっても、従来のようにATF動作に誤動作を生
じることなく、常に確実にヘッド2をトラックに対して
最良位置に設定することができる。
以上のように、第4図(a)、(b)に示すようにヘッ
ドを移動することにより各図のエンベロープレベルのグ
ラフから明らかなように再生エンベロープレベルが最大
となる位置にヘッドが追い込まれて行く様子がわかる。
尚、第4図(b)において、C′位置からd′位置へと
移動したとき、上述のフローチャートの5tep14で
C′位置とd′位置におけるエンベロープレベルを比較
して、d′位置のエンベロープレベルがC′位置のエン
ベロープレベルより下回っていた場合は、実際はb′位
置からC位置へと移動させた際、ヒステリシスが小さく
、オントラックとなるまで移動し、d′へと移動したこ
とによって、かえってオフトラックとなってしまった状
態を示している。したがってここでエンベロープレベル
はピーク値を通過したことにより、5tep15で山越
えフラグがオンにセットされ、5tep21で再びヘッ
ド移送方向を反転してC′位置側へと1ステツプ穆送し
た後5tep6に8行し、d′位置のエンベロープレベ
ルをメモリ10内に記憶し、5teplでd′位置のエ
ンベロープサンプリング、5tep3でYES判定を得
た後、5tep16で送って来た方′向にさらに1ステ
ツプ移動し、エンベロープレベルをサンプリングする(
stepl))。
5tep18でこの移動前後のエンベロープレベルの変
化を判定し、レベルの大きかった方の位置にヘッド2を
移動してフローを終了する。すなわち上述の動作と全く
同様にエンベロープレベルがピーク値を通過した後ヘツ
ドを1ステツプ戻した位置と2ステップ戻した位置とで
エンベロープレベルの大きい方にヘッド位置を設定する
ことにより、ヘッド2とステッピングモータ21との間
にヒステリシス等があって正確に移動しない装置であっ
ても、その影響を受けずに確実にヘッドを最良のオント
ラック位置へと移動させることができる。
次に本発明のATF誤差精度について説明する。第5図
に示すように磁気ヘッド1はエンベロープが最大となる
ような位置を検出するためa→b−Cと1ステツプずつ
送られる。従来例ではC位置まで送った後、進んで来た
方向とは逆方向に1ステップ送りd位置で止まり、AT
Fを終了してしまう。ここで1ステツプ移動距離を1、
ヒステリシスをτとするとピーク位置からd位置までの
距離は最大 となり、ヒステリシス分だけピーク位置から離れてしま
うことがある。
本発明では、さらに1ステップe位置に送り、C位置と
d位置のエンベロープレベルの大小比較を行いd位置の
方がレベルが大きければC位置からC位置へと送られて
来た方向とは逆の方向に送り、又C位置の方が大きけれ
ばC位置で止めてATFを終了するようにしている。
第5図で、b位置を基準にしてピーク位置p(bからp
までの距離をρとする)が士−U (−ステップ)の範
囲にあるとする(外周側が+、内周側が−とする)。
すると、p位置からd位置までの距離はρ + で ・・・ (2) C位置からp位置までの距離は 1− (ρ+τ)          ・・・ (3)
ここでC位置とd位置の中間点がピーク位置pよりも大
きければATFはeで終了し、小さければ1ステツプ戻
してbで終了する。
C位置とd位置の中間点はb位置から の時のピーク位置pからeまでの距離は(3)式してb
の位置へ行フてATFを終了するからピーク位置pから
bまでの距離はρすなわちとなる。
(5)式(6) 式から、 本発明による ATF誤差精度は士−1、すなわち絶対値で−ステップ
以内になり、従来の装置に比較して大幅にヘッド位置決
め精度を向上させることができる(ただし、ヒステリシ
スτは1ステツプ1以下であるものとする)。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明におけるヘッド駆動装置に
よればATF動作中磁気へ°ラドの移動方向を反転させ
たとき、その反転方向に単位移動量で2ステップ戻しそ
れらの各ヘッド位置でのエンベロープレベルを比較して
ヘッド停止位置を決定するように構成したので、ATF
動作が誤動作せず、しかもATF誤差精度を1/2ステ
ツプ以下とすることができ、ヘッド移動機構にヒステリ
シス等があってヘッド駆動用の駆動源の動きと実際のヘ
ッド位置との間にずれが生じていても、この影響を受け
ることなく正確にヘッドを記録トラック上に位置させる
ことができる。
尚、上述の実施例によれば、本発明のヘッド駆動装置を
磁気ディスク装置に適用した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、光学ピックアップを用
いる装置等種々の方式に通用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるヘッド駆動装置の実施例のブロ
ック図、 第2図は本発明のヘッド移動機構の構成を示す図、 第3図は本発明の実施例におけるATFIII作を説明
するためのフローチャート、 第4図は本発明の実施例におけるATF動作による記録
トラックに対するヘッド位置の関係を示す図、 第5図は本発明の実施例のATF動作における誤差を説
明するための図、 第6図は従来例の動作を示すフローチャート及び記録ト
ラックに対するヘッド位置の関係を示す図である。 肯−一 フヒP口 r?+fi (し)1−ステ115スデ囁−−−−41(C)ごステ
115ステ文士し14合 で

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録媒体上の記録トラックに対し所定の駆動量を単位と
    して段階的に移動されるヘッド手段と、 前記ヘッドの再生信号レベルを検出する検出手段と、 前記検出手段の出力が最大となる方向に前記ヘッドを移
    動すべくこれを制御する制御手段と、 前記制御手段は前記ヘッドの移動方向を反転したとき、
    前記ヘッドを前記駆動量を単位として2段階以上反転方
    向に移動し、その各位置における前記検出手段の出力に
    もとづいて前記ヘッドの停止位置を決定するように構成
    されていることを特徴とするヘッド駆動装置。
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