JPH0221636B2 - - Google Patents

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JPH0221636B2
JPH0221636B2 JP57159877A JP15987782A JPH0221636B2 JP H0221636 B2 JPH0221636 B2 JP H0221636B2 JP 57159877 A JP57159877 A JP 57159877A JP 15987782 A JP15987782 A JP 15987782A JP H0221636 B2 JPH0221636 B2 JP H0221636B2
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JP
Japan
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car
signal
time
door
outputs
Prior art date
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JP57159877A
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English (en)
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JPS5949695A (ja
Inventor
Osamu Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5949695A publication Critical patent/JPS5949695A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、エレベータのかご内に人が閉じ込
められたことを検知して所定の場所へ通報する非
常通報装置に関するものである。
公共住宅に設置されたエレベータは昼夜の別な
く使用されている。このようなエレベータの稼動
状況に対して、エレベータを含めた公共住宅の管
理は通常昼間だけであつて、夜間は管理者不在の
状態となるものである。このため、万一、深夜に
エレベータが故障し、かごに乗客が閉じ込められ
たとすると、外部との連絡をとりにくいため、救
助は通常遅れ勝ちであつた。
そこで、最近、エレベータが故障した場合、エ
レベータから乗客の救出を担当する場所、例え
ば、エレベータの保守会社へ直接通報する非常通
報装置が使用されるようになつた。
上記非常通報装置では、かごに乗客が閉じ込め
られていない単なる故障の場合と、閉じ込められ
ている故障(以下、かんずめ故障という)の場合
とを峻別して通報している。そして、通報を受け
た保守会社では、かんずめ故障の場合は昼夜の別
なく直ちに係員を出動させて乗客の救助に当らせ
るように対応している。
ところで、上記非常通報装置による「かんずめ
故障」の検知は、エレベータの制御回路から故障
状態を検知し、この故障状態が所定時間(通常1
分間)以上継続していて、かつ、かご内に設けら
れた非常呼びボタンが押されたとき、初めて「か
んずめ故障」とするものであつた。ここで、上記
所定時間が設けられているのは、このような非常
通報装置は通常無停電電源で構成されているの
で、例えば、瞬時停電によつてエレベータが短時
間故障状態を呈した後、自動復帰して正常に稼動
するというような場合の上記短時間故障に対する
通報を避けるために有効な手段として設けられた
ものである。
このため、上記所定時間が経過する前に非常呼
びボタンが押されても何ら功を奏することはな
い。そこで、実際にかんずめ故障が発生した場合
かご内の乗客は、非常呼びボタンを上記所定時間
が経過するまで押し続けるか、又は、上記所定時
間の経過を俟つて押さなければならなかつた。こ
のように、非常呼びボタンを操作するのに制約が
あることは、かご内に閉じ込められて気が動転し
ている乗客にとつては実に煩わしいことで、上記
所定時間の経過前であるにもかかわらず、非常呼
びボタンさえ操作すれば、エレベータの保守会社
へ通報されるものと誤解されるという不具合があ
つた。
この発明は上記不具合点に鑑みなされたもので
あり、エレベータの出入口を開閉する戸が戸開不
能状態となり、人が閉じ込められて所定時間が経
過したとき、外部へ非常通報をする場合に、在人
検知を記憶手段で記憶するようにして、上記所定
時間の経過前に在人検知がなされたとしても外部
へ非常通報がなされて、上記所定時間に煩わされ
ることのない非常通報装置を提供することを目的
とするものである。
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示
す。
まず、第1図において、1は昇降路、2はこの
昇降路1を昇降するかご、3はこのかご2の出入
口を開閉するかごの戸、4はかご2内に設けられ
たかご操作盤、5はこのかご操作盤4に設けられ
た非常呼びボタン、6はかご2の行先きを指令す
るかご呼びボタン、7は一端がかご2に結合され
た主索、8は昇降路1の直上に設けられた機械
室、9はこの機械室8に設置されたエレベータの
制御盤、10は同じく機械室8に設置され、主索
7が巻き掛けられた巻上機、10aは主索7を昇
降路1の側部へ案内するそらせ車、11は主索7
の他端に連結されたつり合おもり、12a〜12
dはそれぞれ1階〜4階、13a〜13dはそれ
ぞれ各階12a〜12dと昇降路1とを連絡する
乗場出入口、14a〜14dはこれらの乗場出入
口13a〜13dを開閉する乗場の戸である。
次に、第2図において、図中、第1図と同一符
号は同一又は相当部分を示し、21はかご呼びボ
タン6の操作を介してかご呼びを登録して信号H
を出力するかご呼び登録回路、22はかご2を昇
降させるかご運転回路で、信号Hが出力されてい
るときかご2が昇降中であることを意味する。2
3はかご呼び登録回路及びかご運転回路22の出
力がいずれも信号Hのときに信号Hを出力する
AND素子、24はかごの戸3を制御する戸制御
回路で、かごの戸3及び乗場の戸14a〜14d
が開いたとき信号Hを出力するものである。25
はセツト端子SにAND素子23が接続され、リ
セツト端子Rに戸制御回路24が接続され、出力
端子Qにセツト端子Sの信号と同極性の信号を出
力するフリツプフロツプ素子(以下FF素子とい
う)、26は反転端子にかご運転回路22が接続
され、非反転端子にFF素子25の出力端子Qが
接続されたAND素子、20はかご呼び登録回路
21、かご運転回路22、AND素子23、戸制
御回路24、FF素子25及びAND素子26から
なる戸開不能検知手段で、かご呼びのある状態で
かご2が一旦運転された後停止し、かごの戸3及
び乗場の戸14a〜14dが開かなかつたとき信
号Hを出力するものである。27はAND素子2
6の出力が信号Lから信号Hに変化してから1分
経過後に初めて信号Hを出力する長時間タイマか
らなるタイマ手段、28はAND素子26の出力
が信号Lから信号Hに変化してから2秒経過後に
初めて信号Hを出力する短時間タイマ、5はかご
2内の乗客によつて操作されて信号Hを出力する
非常呼びボタンからなる在人検知手段、29は短
時間タイマ28と非常呼びボタン5とが接続され
たAND素子、30はこのAND素子29の出力が
信号Lから信号Hに変つた時点から1分間信号H
を出力し続ける単安定素子(以下SS素子という)
からなる記憶手段、31は長時間タイマ27と
SS素子30とが接続されたAND素子、32はセ
ツト端子SにAND素子31が接続され、リセツ
ト端子Rにリセツトボタン32aが接続され、出
力端子Qにセツト端子Sの信号と同極性の信号を
出力するFF素子、33はFF素子32が信号Hを
出力したとき作動して自動ダイヤルする通信手段
で、局交換機34及び電話回線を介して保守会社
35の電話へ接続されると共に、予め録音された
テープメツセージを保守会社へ流すものである。
上記のとおり構成された非常通報装置におい
て、まず、平常運転の場合を第3図に基づいて述
べると、今、かご2は2階12bに停止してかご
の戸3及び乗場の戸14bを共に開いているとす
る。このとき乗客がかご2に乗り込んで3階12
cへのかご呼びボタン6を時刻t0のときに押した
とすると、かご呼び登録回路21は信号Hを出力
する。次にかごの戸3及び乗場の戸14bが時刻
t1で閉じると戸制御回路24の出力は信号Hから
信号Lとなる。時刻t2でかご運転回路22が信号
Hを出力してかご2が上昇し始める。AND素子
23はかご呼び登録回路21の信号H及びかご運
転回路22の信号Hによつて信号Hを出力する。
FF素子25はこのAND素子23の信号Hによつ
てセツトされて時刻t2で信号Hを出力する。かご
呼び登録回路21はかご2が3階12cへ到達す
る少し手前の時刻t3で信号Lとなる。かご2は時
刻t4で3階12cへ到着し、かご運転回路22の
出力は信号Lとなる。続いて時刻t5でかごの戸3
及び乗場の戸14cが開いて戸制御回路24は時
刻t5で信号Hを出力する。FF素子25は戸制御
回路24の信号Hによつてリセツトされて信号L
を出力する。したがつて、AND素子26は時刻
t4で信号Hを出力し、長時間タイマ27に時限を
カウントさせる。しかし、FF素子25が時刻t5
で信号LになるのでAND素子26も信号Lとな
つて長時間タイマ27は時限のカウントを中止す
る。したがつて、通信手段33は作動しないので
保守会社へ通報されることはない。
3階12cで利用者がかご2に乗り込んで4階
12dへのかご呼びボタン6を時刻t6で押したと
すると、上記2階12bから3階12cへ上昇す
る場合と同様にしてかご呼び登録回路21は信号
Hを出力し、かごの戸3及び乗場の戸14cが時
刻t7で閉じると戸制御回路24は信号Hから信号
Lに変わる。時刻t8でかご運転回路22の出力が
信号Hを出力してFF素子25の出力を信号Hに
すると同時にかご2は上昇を始め、以下、2階1
2bから3階12cへの場合と同様である。
次に、かんずめ故障が発生した場合を第4図に
基づいて述べると、今、かご2は2階12bに停
止していてかごの戸3及び乗場の戸14bを共に
開いているとする。このとき乗客がかご2に乗り
込んで3階12bへのかご呼びボタン6を時刻t0
で押したとすると、上記平常運転の場合と同様に
してかご呼び登録回路21は信号Hを出力し、時
刻t1でかごの戸3及び乗場の戸14bが閉じて戸
制御回路24は信号Lを出力する。時刻t2でかご
運転回路22の出力が信号Hになり、AND素子
23を介してFF素子25の出力も信号Hになつ
てかご2が上昇する。途中、時刻t21でかご2が
第1図に2点鎖線で示す位置で停止してかご2内
に乗客が閉じ込められたとする。かご運転回路2
2の出力は時刻t21で信号Lとなり、AND素子2
6は信号Hを出力する。そして、長時間タイマ2
7及び短時間タイマ28の時限をカウントさせ
る。短時間タイマ28は2秒後の時刻t22で信号
Hを出力し、長時間タイマ29は1分後の時刻24
で信号Hを出力する。非常呼びボタン5が時刻
t22〜t24の間の時刻t23で押されて信号Hを出力し
たとすると、SS素子30はAND素子29を介し
て信号Hが入力されて1分間信号Hを出力し続け
る。やがて時刻t21から1分間が経過した時刻t24
で長時間タイマ27が信号Hを出力するとAND
素子31を介してFF素子32がセツトされて信
号Hを出力する。SS素子30は時刻t23から1分
間経過した時刻t25で信号Lとなり、AND素子3
1も信号Lとなるが、FF素子32は信号Hを出
力し続ける。この信号Hによつて通信手段33が
作動して局交換機34を介して保守会社35へか
んずめ故障である旨の通報をするものである。係
員が派遣されてかご2から乗客が救出され、故障
原因が除去されるとリセツトボタン32aが押さ
れてFF素子32の出力を信号Lにし、平常状態
に戻す。
上記実施例によれば、SS素子30を設けて非
常呼びボタン5が操作されたことを記憶するよう
にしたので、戸開不能検知手段20が戸開不能を
検知してから長時間タイマ27が作動する前に非
常呼びボタン5が操作されたとしても通信手段3
3を作動させることができる。このため、上記時
間タイマ27の時限に煩わされることなく非常呼
びボタン5を操作でき、かつ、エレベータの保守
会社へかんずめ故障を通報できるものである。
なお、在人検知手段は非常呼びボタン5とした
が、特にこれに限定されるものではなく、かご内
に設けられた各種の操作ボタンのうち少なくとも
一つが操作されたことを検知する手段によつても
代替できるものである。
また、上記実施例では通信手段33は電話回線
に接続されるとしたが、有線、光フアイバー及び
無線を使用してもよい。
更にまた、通報する場所はエレベータの保守会
社35に限られるものではなく、ビルのオーナ、
管理会社、警察署及び消防署でもよく、まだ、ビ
ル内に管理人がいる場合は、その場所へ通報する
ようにしてもよい。
更にまた、上記実施例では通信手段33は予め
録音されたメツセージを保守会社へ流すものとし
たが、かご2と保守会社35との直接通話を可能
とするものであつても上記実施例と同様の機能を
有するものである。
この発明は以上述べたように、所定時間エレベ
ータの戸開不能が継続したときに通報する非常通
報装置において、上記戸開不能が生じた後に乗客
が操作ボタンを操作したとき、この操作信号を所
定時間記憶しておき、この操作信号と、戸開不能
が所定時間継続したことを条件に所定の場所へ通
報するようにしたものである。
このため、乗客は、戸開不能を故障として検出
するための上記所定時間にとらわれることなく、
戸開不能の発生を察知したならば随時に操作ボタ
ンを押せば在人検知がなされ、上記所定時間の経
過を俟つて非常通報がされるので、操作のタイミ
ングに煩わされることがなく異常時における乗客
の極普通の行動によつて通報がなされるという効
果を奏する。
また、戸開不能が発生した後のボタン操作を検
知して在人検知をするようにしたので、戸開不能
が発生したときにかご内に人の居いる確率は極め
て高く、救出隊が無駄に出向くことがなくなると
いう効果も併有する。
更に、仮に在人検知がされていても一時的な戸
開不能であつて、所定時間内に正常に復帰した場
合には、何ら通報されない。このことも救出隊の
無駄な出動を省くという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示
し、第1図は昇降路の縦断面図、第2図は電気回
路のブロツク図、第3図及び第4図は動作説明図
である。 図において、2はかご、3はかごの戸、5は非
常呼びボタン、14a〜14dは乗場の戸、20
は戸開不能検知手段、27はタイマ手段、5は非
常呼びボタン(在人検知手段)、30は記憶手段、
33は通信手段、35は保守会社(所定の場所)
である。なお、各図面中、同一符号は同一又は相
当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エレベータのかごの出入口を開閉する戸が戸
    開不能状態のとき作動する戸開不能検知手段、こ
    の戸開不能検知手段の作動が所定時間継続したこ
    とを計時して作動するタイマ手段、上記戸開不能
    検知手段の作動しているときに上記かご内に設け
    られた操作ボタンの操作を検知する在人検知手
    段、この在人検知手段の上記検知信号を少なくと
    も上記所定時間記憶する記憶手段、この記憶手段
    による上記検知信号と上記タイマ手段の作動信号
    の同時入力により作動して所定の場所へ非常通報
    をする通信手段を備えた非常通報装置。
JP15987782A 1982-09-14 1982-09-14 非常通報装置 Granted JPS5949695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15987782A JPS5949695A (ja) 1982-09-14 1982-09-14 非常通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15987782A JPS5949695A (ja) 1982-09-14 1982-09-14 非常通報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5949695A JPS5949695A (ja) 1984-03-22
JPH0221636B2 true JPH0221636B2 (ja) 1990-05-15

Family

ID=15703150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15987782A Granted JPS5949695A (ja) 1982-09-14 1982-09-14 非常通報装置

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JP (1) JPS5949695A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657951A (en) * 1979-10-16 1981-05-20 Nittan Co Ltd Ionization smoke detector

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5655278U (ja) * 1979-09-05 1981-05-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657951A (en) * 1979-10-16 1981-05-20 Nittan Co Ltd Ionization smoke detector

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JPS5949695A (ja) 1984-03-22

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