JPH02215452A - 結石破砕装置 - Google Patents

結石破砕装置

Info

Publication number
JPH02215452A
JPH02215452A JP1037638A JP3763889A JPH02215452A JP H02215452 A JPH02215452 A JP H02215452A JP 1037638 A JP1037638 A JP 1037638A JP 3763889 A JP3763889 A JP 3763889A JP H02215452 A JPH02215452 A JP H02215452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
element group
piezo element
low
shock wave
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1037638A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Aida
聡 相田
Nobuyuki Iwama
信行 岩間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1037638A priority Critical patent/JPH02215452A/ja
Priority to DE69018853T priority patent/DE69018853T2/de
Priority to EP90301723A priority patent/EP0383629B1/en
Publication of JPH02215452A publication Critical patent/JPH02215452A/ja
Priority to US07/704,845 priority patent/US5076277A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/225Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves
    • A61B17/2256Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves with means for locating or checking the concrement, e.g. X-ray apparatus, imaging means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は衝撃波を用いて結石を破砕治療する結石破砕
装置に係り、特に衝撃波源にピエゾ素子を用いた結石破
砕装置に関する。
(従来の技術) 近年、腎臓結石その他の結石を手術によることなく除去
する方法として、体外より衝撃波を体内の結石部位に集
束させて結石を破砕する方法が提案され、広く用いられ
るようになってきた。しかしながら、この方法は手術に
比較して患者への侵襲は少ないとは言え、衝撃波源の焦
点が結石部位から外れ正常組織に衝撃波が集束すると、
正常組織への副作用はまぬがれない。実際、患者の呼吸
性移動や体動などにより、結石部位が衝撃波源の焦点か
ら外れることはしばしばある。
このような問題を解決するため、特にピエゾ素子を衝撃
波源に用いた結石破砕装置において、特開昭H−498
43号公報に記載されているように、結石破砕用のピエ
ゾ素子を介して衝撃波と同一集束状態の低圧力超音波を
体内に照射し、焦点近傍からの反射波の強度から衝撃波
源の焦点と結石部位との一致状況を判定するようにした
ものが知られている。この方法によれば、焦点と結石部
位とが一致した場合にのみ衝撃波を照射することにより
、呼吸性移動などによる誤照射を防止することが可能と
なる。
一般に、結石破砕用の衝撃波の発生に用いられるピエゾ
素子は、焦点において600kbar〜1 kbar程
度の超高圧力が得られるように正確に凹面状に配置され
、径方向の半値幅で2〜4 mm程度と極度に集束され
た圧力分布を形成する。この結石破砕用の衝撃波と同程
度に集束された低圧力の超音波をモデル結石である第4
図(a)に示す球状ターゲットに照射し、゛その反射波
強度のピーク値の分布を測定した結果を第4図(b)に
示す。球状ターゲットとしては直径7m11の活性アル
ミナ球を用いた。
第4図(b)は、この球状ターゲットを焦点の深さで中
心軸に垂直方向に移動させた時の反射波強度のピーク値
をプロットしたものである。この場合、第4図(b)の
反射波強度分布における半値幅は4關となり、ターゲッ
ト直径の57%となる。
ここで、上述した従来技術において、反射波強度が例え
ば半値幅における強度以上になった時に衝撃波源の焦点
が結石部位に一致したと判定して衝撃波を照射するもの
とすると、結石に対して直径の57%程度の部分のみし
か衝撃波を照射できず、結石の端部には衝撃波を照射で
きないことが予想される。
(発明が解決しようとする課題) このように単純に衝撃波より圧力を低くした超音波を用
いて結石部位と衝撃波源の焦点との一致を検出し、それ
に基づいて衝撃波の照射を制御する方法では、結石の端
部に焦点が位置している場合は反射波強度が低くなるこ
とにより、結石部位と衝撃波源の焦点との一致を検出で
きず衝撃波を照射しないため、結石全体に衝撃波を照射
することができないという問題があった。
本発明は結石以外の部位に衝撃波を照射することなく、
結石全体に効果的に衝撃波を照射することができる結石
破砕装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は結石破砕のための衝撃波より低圧力で且つ衝撃
波の焦点圧力分布より広い焦点圧力分布を有する低圧力
超音波を発生する低圧力超音波発生手段を設け、患者体
内からの低圧力超音波の反射波を受信し、その反射波の
強度が所定の閾値以上になったとき衝撃波発生手段を起
動するようにしたものである。
より具体的には複数のピエゾ素子を所定形状に配列した
ピエゾ素子群を衝撃波発生源に用いた場合、ピエゾ素子
群から所定の焦点圧力分布を有する結石破砕のための衝
撃波が発生されるようにピエゾ素子群を高電圧パルスに
よって駆動する第1の駆動手段と、ピエゾ素子群から衝
撃波より低圧力で且つ衝撃波の焦点圧力分布より広い焦
点圧力分布を有する低圧力超音波が発生されるようにピ
エゾ素子群の少なくとも一部を低電圧パルスによって駆
動する第2の駆動手段と、患者体内からの低圧力超音波
の反射波をピエゾ素子群を介して受信する受信手段と、
受信された反射波の強度が所定の閾値以上になったとき
第1の駆動手段を起動する手段とを有する。
ピエゾ素子群は例えば複数のピエゾ素子を同心円状に配
列して構成され、第2の駆動手段は例えば内周部のピエ
ゾ素子群のみを駆動するか、またはピエゾ素子群の各ピ
エゾ素子を所定の時間差で駆動することによって、広い
焦点圧力分布を有すや低圧力超音波を発生させる。
(作 用) 焦点圧力分布が結石破砕のための衝撃波の分布より広い
分布を有する低圧力超音波を用いて結石部位と焦点との
一致を判定すると、焦点が結石の端部に一致している場
合でも反射波強度が閾値以上となって衝撃波が発生され
ることにより、結石のほぼ全体に衝撃波が照射される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る結石破砕装置の構
成を示したものである。同図において、治療用アプリケ
ータ1は複数のリング状ピエゾ素子を同心円状に配列し
、超音波送受面が凹面をなすように全体として球殻状に
配置したピエゾ素子群2と、このピエゾ素子群2の中心
に挿入配置されたイメージング用超音波プローブ3によ
って構成されている。このアプリケータ1は図に示すよ
うに患者4の体内の結石5を破砕治療すべく、図示しな
い可撓性の氷袋を介して患者4に当接されている。
イメージング用超音波プローブ3は、軸方向及び軸回り
の方向に移動可能に構成されている。イメージング装置
6はイメージング用超音波プローブ3を介して患者4の
体内に超音波を送信し、反射波を受信することにより、
超音波Bモード像を図示しないデイスプレィ上に表示す
る。オペレータ(医師など)はこのBモード像を観察し
ながら、ピエゾ素子群2の焦点を結石5に一致するよう
に移動させる。
ピエゾ素子群2はこの例ではそれぞれ独立に駆動できる
内周部2aと外周部2bとに分割されており、それぞれ
バルサ(パルス発生手段)7a27bに接続されている
。バルサ7a、7bはシーケンスコントローラ8からの
制御により駆動される。バルサ7a、7bの電源入力端
子には、シーケンスコントローラ8により制御される切
換スイッチ9を介して高電圧電源10及び低電圧電源1
1が選択的に接続される。
ピエゾ素子群2の内周部2aは、受信回路12にも接続
されている。受信回路12はピエゾ素子群2の内周部2
aで受信された患者4の体内からの反射波のうち焦点の
近傍からの信号のみをシーケンスコントローラ8からの
タイムゲート信号により抽出し、増幅及び検波する。こ
の受信回路12の出力信号はレベル検出回路13に入力
され、そのレベルすなわち反射波強度が検出される。レ
ベル検出回路13の出力信号はシーケンスコントローラ
8に入力される。
第2図はバルサ7a、7bの一つの構成を詳細に示した
ものである。同図において、電源入力端子21は電荷蓄
積用コンデンサ22の一端に接続されるとともに、イン
ダクタ23を介してスイッチング・トランジスタ24の
コレクタとカップリングコンデンサ26の一端に接続さ
れ、カップリングコンデンサ26の他端はダンピング抵
抗27の一端及び出力端子28に接続されている。コン
デンサ22の他端とトランジスタ24のエミッタ及びダ
ンピング抵抗27の他端は接地されている。
トランジスタ24のベースは制御入力端子25を介して
第1図のシーケンスコントローラ8に接続lされている
シーケンスコントローラ8から制御入力端子25を介し
てトランジスタ24のベースに制御パルスが入力され、
トランジスタ25がオン状態になると、それまでコンデ
ンサ22に蓄えられていた電荷がインダクタ23及びト
ランジスタ24を介して放電され、出力端子28の電位
が徐々に負方向に上昇する。次いで、トランジスタ24
がオフ状態になると、インダクタ23の逆起電力が生じ
るため、出力端子28の電位は正方向に増大する。この
場合、インダクタ23のインダクタンス値をピエゾ素子
の共振周波数に同調するように合わせ、かつ制御入力端
子25に供給する制御パルスのパルス幅を共振周波数の
1/2に合わせる。この結果、出力端子28にはp−p
値で高電圧電源10または低電圧電源11の電圧のほぼ
2倍のパルス電圧が発生される。
次に、本実施例の動作を第3図のタイムチャートを参照
して説明する。切換スイッチ9は通常は低電圧電源11
をバルサ7a、7bに接続している。この状態でまずシ
ーケンスコントローラ8からバルサ7aに対して、第3
図(a)に示す制御パルスが1個供給される。これによ
りバルサ7aから第3図(e)に示す低電圧パルスが発
生され、この低電圧パルスがピエゾ素子群2の内周部2
aに供給されることにより、例えば10bar程度の微
弱な超音波(低圧力超音波)が患者4の体内に照射され
る。
この低圧力超音波の照射により体内で反射された反射波
はピエゾ素子群2で受信され、内周部2aで受信された
反射波が受信回路12に入力される。受信回路12はシ
ーケンスコントローラ8からの第3図(d)に示すタイ
ムゲート信号により、ピエゾ素子群2の焦点の近傍から
の反射波の成分のみを抽出して増幅・検波を行ない、そ
のピーク値を保持することにより、第3図(e)に示す
出力信号を発生する。受信回路12の出力信号はレベル
検出回路13に入力され、所定の閾値Vthと比較され
る。
結石5は患者4の体内の他の軟部組織と異なり、音響イ
ンピーダンスが高いので、結石5からの反射波の強度は
大゛きい。このため受信回路12の出力信号レベルは閾
値vthよりも大きくなり、レベル検出回路13の出力
は例えば高レベルとなる。
これに対し、呼吸などにより結石5がピエゾ素子群2の
焦点から外れた場合には、体内からの反射波がほとんど
返ってこないため、受信回路12の出力信号レベルは閾
値vthより小さくなり、レベル検出回路13の出力は
例えば低レベルとなる。
レベル検出回路13の出力はシーケンスコーントローラ
8に入力される。
シーケンスコントローラ8はレベル検出回路13の出力
が高レベルになると、すなわち反射波強度がVthで決
まる閾値以上になると、焦点と結石5の部位とが一致し
たと判断して、第3図(「)に示すように切換スイッチ
9への切換制御信号を一定時間の開極性反転させる。こ
れにより切換スイッチ9は高定電圧電源10をパルサ7
a、7bに接続する。また、これと同時にシーケンスコ
ントローラ8はパルサ7a及びパルサ7bに対して第3
図(a)(b)に示す3個の制御パルスをそれぞれ供給
する。この結果、パルサ7a、7bからは第3図(g)
に示す高電圧パルスの列が発生され、この高電圧パルス
がピエゾ素子群2の内周部2a及び外周部2bに供給さ
れることにより、強力な衝撃波が発生されて結石5に照
射される。
レベル検出回路13の出力が低レベルの時、すなわち反
射波強度が閾値に満たない場合は、シーケンスコントロ
ーラ8から切換スイッチ9への切換制御信号が出力され
ないため、高電圧パルスは出力されない。そして、再度
パルサ7aが駆動されて低圧力超音波が照射されること
により、同様の動作が繰返される。
上記実施例においては、ピエゾ素子群2の焦点と結石5
の部位との一致を検出するための低圧力超音波を発生す
るのに用いられる部分が内周部2aであり、その最大直
径は結石破砕用の衝撃波を発生するのに用いられる部分
(内周部2a及び外周部2b)の最大直径のほぼ1/2
となっているため、低圧力超音波の焦点圧力分布は、衝
撃波の焦点圧力分布より径方向にほぼ2倍に広がる。
第5図はこの様子を示したもので、(a)は低圧力超音
波が照射されるモデル結石としての球状ターゲット(例
えば直径71mのアルミナ球)のサイズを示し、(b)
はこのターゲットに低圧力超音波を照射した時の反射波
強度のピーク値の径方向における分布を測定した結果を
示している。第5図(b)に示すように、反射波強度分
布における半値幅は第5図(a)に示す球状ターゲット
の直径とほぼ同じとなる。従って、レベル検出回路13
における閾値vthを半値幅における反射波強度に対応
する値に設定しておけば、結石5の端部に焦点が一致し
ている場合でも反射波強度が閾値以上となり衝撃波が発
生されるため、結石のほぼ全体に衝撃波が照射され、効
果的に結石破砕を行なうことができる。
また、本実施例ではパルサ7a、7bの前に切換スイッ
チ9を設け、高電圧電源10と低電圧電源11とを切換
えて接続することで、パルサ7a。
7bから昇圧された高電圧パルス及び低電圧パルスを選
択的に発生させる構成としたことにより、切換スイッチ
9で扱う電圧及び電流が小さくて済み、小型のスイッチ
を使用できるばかりでなく、パルサの数(ピエゾ素子の
数)が増えても切換スイッチは一つでよいので、構成が
簡単となる。
さらに、本実施例では第2図に示したように高電圧電源
10または低電圧電源11から切換スイッチ9を介して
パルサ7a、7bに常時電流を供給してコンデンサ22
に電荷を蓄えておき、トランジスタ24のオンによりコ
ンデンサ22の電荷を放電させて昇圧されたパルスを発
生するため、電源10.11の電流容量を小さくでき、
電源の小型化ガ(可能となる。
第6図は本発明の第2の実施例を示したもので、ピエゾ
素子群30は図の例では5個のリング状ピエゾ素子31
〜35を同心円状に配列して構成されており、各ピエゾ
素子31〜35に第2図と同様の構成のパルサ41〜4
5がそれぞれ個別に接続されている。この場合、結石破
砕のための衝撃波を発生する時は、パルサ41〜45が
切換スイッチ9を介して高電圧電源10に接続されると
ともに、シーケンスコントローラ8からパルサ41〜4
5に同時に制御パルスが供給される。
一方、結石5の部位とピエゾ素子群30の焦点との一致
を検出するための低圧力超音波を発生する時は、パルサ
41〜45が切換スイッチ9を介して低電圧電源11に
接続されると共に、シーケンスコントローラ8からパル
サ41〜45に制御パルスがそれぞれ相対的に時間差を
もって供給されることにより、ピエゾ素子31〜35に
は時間差をもって高電圧パルスが印加される。
ここで、ピエゾ素子31〜35に高電圧パルスを印加す
る際の時間差は、焦点での超音波の集束状態が広がるよ
うに設定される。ピエゾ素子配列を駆動する場合、それ
ぞれのピエゾ素子の駆動タイミングに時間差を付けるこ
とによって、放射される超音波の集束状態を変化できる
ことは超音波診断装置等で知られている。この技術を利
用してシーケンスコントローラ8からバルサ41〜45
への制御パルスに所定の時間差を与えることにより、低
圧力超音波の焦点圧力分布を衝撃波のそれより広げるこ
とができる。
ピエゾ素子31〜35でそれぞれ受信された反射波は、
好ましくはピエゾ素子31〜35から放射された低圧力
超音波が受けた時間差と同じ時間差を遅延回路50で受
けた後、先の実施例と同様に受信回路12に入力され、
レベル検出回路13で閾値Vthと比較されることによ
って反射波強度が閾値以上かどうかが判定される。そし
て、反射波強度が閾値以上になると、シーケンスコント
ローラ8からバルサ41〜45に同時に制御パルスが供
給されると共に、バルサ41〜45に切換スイッチ9を
介して高電圧電源10が接続されることによって、バル
サ41〜45から高電圧パルスが出力され、ピエゾ素子
31〜35から衝撃波が発生される。
第7図は本発明の他の実施例を示したもので、第1図に
おける切換スイッチ9及び低電圧電源11を除去し、高
電圧電源10をバルサ7a。
7bに直接接続している。ピエゾ素子群2はこの例では
第1図の場合と同様に、それぞれ独立に駆動できる内周
部2aと外周部2bとに分割されており、それぞれバル
サ7a、7bに接続されているが、内周部2aは例えば
第8図に示すように、円周方向に複数個(図の例では8
個)に分割されている。そして、バルサ7aは内周部2
aのうち図に斜線で示す部分のみに接続され、バルサ7
bは内周部2aの全ての部分と外周部2bに接続されて
いる。また、受信回路12も内周部2aのうちの斜線部
分のみに接続されている。
この実施例においては、バルサ7aから発生されたパル
ス電圧はピエゾ素子群2の内周部2aの斜線部分のみに
印加されるため、パルス電圧の電圧が高くとも、発生さ
れる超音波は低圧力となり、またその最大直径が結石破
砕用の衝撃波を発生するのに用いられる部分内周部2a
及び外周部2bの最大直径より小さくなっている。従っ
て、電源としでは高電圧電源10のみを用意しながら、
焦点と結石5の部位との一致を検出するための低圧力超
音波を発生することができ、しかもその低圧力超音波の
焦点圧力分布は、衝撃波の焦点圧力分布より大きくなり
、所期の目的を達成することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。例えば第1図ではピエゾ素子群2を内周部2
aと外周部2bとに二分割したが、更に多数に分割し、
内周側の数個のピエゾ素子に同時にまたは時間差をもっ
て低電圧パルスを印加することにより、ピエゾ素子群の
焦点と結石部位との一致を検出するための低圧力超音波
を放射させる構成としてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、焦点圧力分布が衝撃波のそれより広い
低圧力超音波により衝撃波源の焦点と結石部位との一致
を判定することによって、結石周囲の正常組織に誤照射
をすることなく、結石全体に衝撃波を照射することが可
能となり、副作用の低減と破砕効果の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る結石破砕装置の構
成を示すブロック図、第2図は第1図におけるバルサの
詳細な構成を示す回路図、第3図は第1図の動作を説明
するためのタイムチャーと、第4図(a) (b)は従
来技術によるモデル結石である球ターゲットとターゲッ
トからの反射波強度のピーク値の分布を示す図、第5図
(a)(b)は第1図の実施例による球ターゲットとタ
ーゲットからの反射波強度のピーク値の分布を示す図、
第6図は本発明の第2の実施例に係る結石破砕装置の構
成を示すブロック図、第7図は本発明の第3の実施例に
係る結石破砕装置の構成を示すブロック図、第8図は第
7図におけるピエゾ素子群の概略構成を示す正面図であ
る。 である。 1・・・治療用アプリケータ 2.30・・・ピエゾ素子群 3・・・イメージング用超音波プローブ4・・・患者 5・・・結石 6・・・イメージング装置 7 a 、  7 b s 41〜45・・・パルサ(
パルス発生手段) 8・・・シーケンスコントローラ 9・・・切換スイッチ 10・・・高電圧電源 11・・・低電圧電源 12・・・受信回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピエゾ素子群を用いて結石破砕のための所定の焦
    点圧力分布を有する衝撃波を発生する衝撃波発生手段と
    、 前記ピエゾ素子群の少なくとも一部を用いて前記衝撃波
    より低圧力で且つ衝撃波の焦点圧力分布より広い焦点圧
    力分布を有する低圧力超音波を発生する低圧力超音波発
    生手段と、 患者体内からの前記低圧力超音波の反射波を受信する受
    信手段と、 この手段により受信された反射波の強度が所定の閾値以
    上になったとき前記衝撃波発生手段を起動する手段とを
    備えたことを特徴とする結石破砕装置。
  2. (2)複数のピエゾ素子を所定の形状に配列して構成さ
    れたピエゾ素子群と、 このピエゾ素子群から所定の焦点圧力分布を有する結石
    破砕のための衝撃波が発生されるようにピエゾ素子群を
    高電圧パルスによって駆動する第1の駆動手段と、 前記ピエゾ素子群から前記衝撃波より低圧力で且つ衝撃
    波の焦点圧力分布より広い焦点圧力分布を有する低圧力
    超音波が発生されるようにピエゾ素子群の少なくとも一
    部を低電圧パルスによって駆動する第2の駆動手段と、 患者体内からの前記低圧力超音波の反射波を前記ピエゾ
    素子群を介して受信する受信手段と、この手段により受
    信された反射波の強度が所定の閾値以上になったとき前
    記第1の駆動手段を起動する手段とを備えたことを特徴
    とする結石破砕装置。
  3. (3)前記ピエゾ素子群は複数のピエゾ素子を同心円状
    に配列して構成されたものであり、前記第2の駆動手段
    はピエゾ素子群の内周部のみを駆動することにより、衝
    撃波より低圧力で且つ衝撃波の焦点圧力分布より広い焦
    点圧力分布を有する低圧力超音波を発生せしめるもので
    ある請求項2記載の結石破砕装置。
  4. (4)前記ピエゾ素子群は複数のピエゾ素子を同心円状
    に配列して構成されたものであり、前記第2の駆動手段
    はピエゾ素子群の各ピエゾ素子を所定の時間差をもって
    駆動することにより、衝撃波より低圧力で且つ衝撃波の
    焦点圧力分布より広い焦点圧力分布を有する低圧力超音
    波を発生せしめるものである請求項2記載の結石破砕装
    置。
  5. (5)複数のピエゾ素子を所定の形状に配列して構成さ
    れたピエゾ素子群と、 このピエゾ素子群から結石破砕のための衝撃波が発生さ
    れるようにピエゾ素子群を高電圧パルスによって駆動す
    る第1の駆動モードと、前記ピエゾ素子群から前記衝撃
    波より低圧力の低圧力超音波が発生されるようにピエゾ
    素子群の少なくとも一部を低電圧パルスによって駆動す
    る第2の駆動モードとを有する駆動手段と、 患者体内からの前記低圧力超音波の反射波を前記ピエゾ
    素子群を介して受信する受信手段と、この手段により受
    信された反射波の強度が所定の閾値以上になったとき前
    記第1の駆動手段を起動する手段とを備え、 前記駆動手段は、前記ピエゾ素子群に接続されたパルス
    発生手段と、高電圧電源と、低電圧電源と、前記第1の
    動作モードにおいては前記高電圧電源を前記パルス発生
    手段に接続し、前記第2の動作モードにおいては前記低
    電圧電源を前記パルス発生手段に接続する切換手段とを
    備えたことを特徴とする結石破砕装置。
JP1037638A 1989-02-17 1989-02-17 結石破砕装置 Pending JPH02215452A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037638A JPH02215452A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 結石破砕装置
DE69018853T DE69018853T2 (de) 1989-02-17 1990-02-16 Vorrichtung zum Zerstören von Konkrementen.
EP90301723A EP0383629B1 (en) 1989-02-17 1990-02-16 Calculus destroying apparatus
US07/704,845 US5076277A (en) 1989-02-17 1991-05-20 Calculus destroying apparatus using feedback from a low pressure echo for positioning

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037638A JPH02215452A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 結石破砕装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02215452A true JPH02215452A (ja) 1990-08-28

Family

ID=12503191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1037638A Pending JPH02215452A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 結石破砕装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5076277A (ja)
EP (1) EP0383629B1 (ja)
JP (1) JPH02215452A (ja)
DE (1) DE69018853T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138150A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Shimadzu Corp レーザー結石破砕装置
JP2006087602A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Toshiba Corp 超音波診断装置
JP2006314559A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Olympus Medical Systems Corp 超音波診断用カプセル

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2950582B2 (ja) * 1990-05-31 1999-09-20 株式会社東芝 結石破砕装置
DE69104551T2 (de) * 1990-05-31 1995-05-24 Toshiba Kawasaki Kk Vorrichtung für Lithotripsie.
JPH04117957A (ja) * 1990-09-10 1992-04-17 Toshiba Corp 結石破砕装置
US5358466A (en) * 1991-04-15 1994-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for destroying a calculus
DE4119524C2 (de) * 1991-06-13 1998-08-20 Siemens Ag Vorrichtung zur Behandlung von Knochenleiden mittels akustischer Wellen
JPH05277127A (ja) * 1992-04-02 1993-10-26 Toshiba Corp 結石破砕装置
DE4213586C2 (de) * 1992-04-24 1995-01-19 Siemens Ag Therapieeinrichtung zur Behandlung mit fokussierten akustischen Wellen
US6334846B1 (en) * 1995-03-31 2002-01-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasound therapeutic apparatus
DE69634714T2 (de) * 1995-03-31 2006-01-19 Kabushiki Kaisha Toshiba, Kawasaki Therapeutisches Ultraschallgerät
JP2003512103A (ja) * 1999-10-18 2003-04-02 フォーカス サージェリー,インコーポレイテッド 分割ビーム変換器
JP2004180997A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Olympus Corp 内視鏡下砕石装置
DE10260594B4 (de) * 2002-12-23 2012-06-06 Dornier Medtech Systems Gmbh Vorrichtung zum extrakorporalen Erzeugen von fokussierten Stoßwellen
US20050038361A1 (en) * 2003-08-14 2005-02-17 Duke University Apparatus for improved shock-wave lithotripsy (SWL) using a piezoelectric annular array (PEAA) shock-wave generator in combination with a primary shock wave source
JP2007117668A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Toshiba Corp 超音波プローブおよび超音波診断装置
FR2903316B1 (fr) * 2006-07-05 2009-06-26 Edap S A Sonde de therapie et appareil de therapie incluant une telle sonde
KR100884568B1 (ko) 2008-08-21 2009-02-19 한국솔타(주) 충격파 생성장치의 진동구 및 이의 제조방법
DE202018106840U1 (de) * 2017-11-30 2019-03-08 Medical Technologies Cz A.S. Stoßwellenvorrichtung

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3119295A1 (de) * 1981-05-14 1982-12-16 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Einrichtung zum zerstoeren von konkrementen in koerperhoehlen
EP0196139B1 (en) * 1982-07-21 1993-01-20 Technicare Corporation Dual aperture ultrasonic transducer probe assembly
DE3319871A1 (de) * 1983-06-01 1984-12-06 Richard Wolf Gmbh, 7134 Knittlingen Piezoelektrischer wandler zur zerstoerung von konkrementen im koerperinnern
US4537074A (en) * 1983-09-12 1985-08-27 Technicare Corporation Annular array ultrasonic transducers
FR2556582B1 (fr) * 1983-12-14 1986-12-19 Dory Jacques Appareil a impulsions ultrasonores destine a la destruction des calculs
US4917095A (en) * 1985-11-18 1990-04-17 Indianapolis Center For Advanced Research, Inc. Ultrasound location and therapy method and apparatus for calculi in the body
DE3543867C3 (de) * 1985-12-12 1994-10-06 Wolf Gmbh Richard Vorrichtung zur räumlichen Ortung und zur Zerstörung von Konkrementen in Körperhöhlen
US4803995A (en) * 1986-06-27 1989-02-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasonic lithotrity apparatus
DE3732131A1 (de) * 1987-09-24 1989-04-06 Wolf Gmbh Richard Fokussierender ultraschallwandler

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138150A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Shimadzu Corp レーザー結石破砕装置
JP2006087602A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Toshiba Corp 超音波診断装置
JP2006314559A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Olympus Medical Systems Corp 超音波診断用カプセル

Also Published As

Publication number Publication date
EP0383629B1 (en) 1995-04-26
DE69018853T2 (de) 1995-08-24
US5076277A (en) 1991-12-31
EP0383629A1 (en) 1990-08-22
DE69018853D1 (de) 1995-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02215452A (ja) 結石破砕装置
JP5863654B2 (ja) 治療および画像処理超音波変換器用のマイクロマニピュレータ制御アーム
US5582578A (en) Method for the comminution of concretions
US6419648B1 (en) Systems and methods for reducing secondary hot spots in a phased array focused ultrasound system
JP2694992B2 (ja) 結石破砕装置
WO2020011130A1 (zh) 组合波治疗设备及治疗系统
US7416535B1 (en) Neoplastic cell destruction device and method utilizing low frequency sound waves to disrupt or displace cellular materials
JP2578250B2 (ja) 超音波処置装置
EP0385001B1 (en) An apparatus and method for disintegrating calculus
JP3644644B2 (ja) 超音波治療装置
US5215091A (en) Lithotrity apparatus having a missed-shot preventive function
US20120022374A1 (en) Pulse wave generator
JPH0824268A (ja) 衝撃波治療装置及び温熱治療装置
WO2021229999A1 (ja) カテーテル及びカテーテルシステム
JPH06217986A (ja) 超音波治療装置
JPH04117957A (ja) 結石破砕装置
JP3145084B2 (ja) 超音波治療装置
JPH02289244A (ja) 負圧力弾性波を用いた柔軟構造局在化破壊装置
Mishriki et al. Choosing a powerful lithotriptor
JP3015440B2 (ja) 衝撃波治療装置及び温熱治療装置
JP2645132B2 (ja) 治療装置
JPH0710262B2 (ja) 超音波治療装置
JPH0678930A (ja) 超音波治療装置
JPH04338462A (ja) 超音波治療装置
Bohris et al. A new integrated ultrasound system for shockwave lithotripsy