JPH06217986A - 超音波治療装置 - Google Patents

超音波治療装置

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JPH06217986A
JPH06217986A JP5013597A JP1359793A JPH06217986A JP H06217986 A JPH06217986 A JP H06217986A JP 5013597 A JP5013597 A JP 5013597A JP 1359793 A JP1359793 A JP 1359793A JP H06217986 A JPH06217986 A JP H06217986A
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JP
Japan
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ultrasonic
calculus
images
focus
shock wave
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Application number
JP5013597A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Okazaki
清 岡崎
Yasuhiro Kanetani
康弘 金谷
Nobuyuki Iwama
信行 岩間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、呼吸等により結石が焦点から
外れたときの無駄な時間を無くし、健全部位への誤照射
の問題を無くすることが可能な衝撃波結石破砕治療装置
の如き超音波治療装置を提供することにある。 【構成】焦点位置に収束される衝撃波を発生する衝撃波
発生部100と、異なる位置の複数の超音波断層像を実
質的に同時に取得する超音波画像取得部300と、この
超音波画像取得部300より取得された前記超音波断層
像の所定の特徴を抽出し該特徴の前記複数の超音波断層
像間での移動量を算出し、該算出された前記特徴の移動
量に対応して前記焦点を移動させる移動部130とを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝撃波結石破砕治療装
置や連続波温熱治療装置の如き超音波治療装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波治療装置として、腎臓結石
や胆石を体外から衝撃波を集束させて破砕治療する衝撃
波結石破砕治療装置が一般に普及してきている。この装
置による衝撃波を用いる治療方法は、外科的手術なしで
治療を行なえることから、外来治療としても実施され始
めている。また、超音波治療装置として、癌組織を体外
から連続波を集束させて温熱治療する連続波温熱治療装
置も使用されるに至っている。
【0003】しかし、このような超音波治療装置、とり
わけ衝撃波結石破砕治療装置は、手軽に治療が行なえる
反面、生体に与える副作用も問題となっており、これを
解決するためにいくつかの工夫がなされている。以下、
図面を参照し、衝撃波結石破砕治療装置を例にして説明
する。
【0004】図11は、従来の衝撃波結石破砕治療装置
の例を示す構成図である。図11において、球形の破砕
用ピエゾ素子部1に接続されたパルサ13に、切替スイ
ッチ24を介して高電圧電源14を接続し、該ピエゾ素
子部1に高電圧パルスを加えることにより、球形の破砕
用ピエゾ素子部1において幾何学的に定まる焦点10
に、衝撃波を発生し、該焦点10に位置している結石C
Aを破砕する。
【0005】一方、ピエゾ素子部1に低圧電源15が接
続されたときには、弱い超音波パルスがピエゾ素子部1
から照射され、焦点10の付近からの反射波が再びピエ
ゾ素子部1で受信され、レシーバ16へ送られる。この
場合、結石CAは、周囲の軟部組織と比べ、音響インピ
ーダンスが高いため、強い反射波が受信される。これを
利用し、エコーレベル判定回路17は、強い反射波が受
信されたときのみ焦点10に結石CAがあると判断し、
切替スイッチ24を高圧電源14に切替え、衝撃波パル
スを発生し、結石CAを破砕するものである。なお、符
号3は、超音波イメージング用のセクタプローブであ
り、該セクタプローブ3は、断層像検出回路18により
送受信駆動されると共に断層像を収集し、これをCRT
ディスプレイ23に表示する。
【0006】しかしながら、結石CAは、呼吸すること
により約3cm移動してしまい、数mmの衝撃波焦点1
0の大きさから外れてしまう。最も長く停止している呼
気終末ときの位置に結石CAを一致させても、約50%
の時間は結石CAから焦点10が外れている。従って、
50%の時間は、無駄な時間として費やされ、効率の良
い治療が行なえなかった。また、健全部位への誤照射の
問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、呼吸等により患部が焦点から外れたときの無駄な時
間を無くし、健全部位への誤照射の問題を無くすること
が可能な超音波治療装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明の超音波治療装置は、焦点位置に収束される治療
のための超音波を発生する超音波発生手段と、異なる位
置の複数の超音波断層像を実質的に同時に取得する超音
波画像取得手段と、この超音波画像取得手段により取得
された前記超音波断層像の所定の特徴を抽出し該特徴の
前記複数の超音波断層像間での移動量を算出し該算出さ
れた前記特徴の移動量に対応して前記焦点を移動させる
移動手段とを具備してなる。
【0009】また、本発明の超音波治療装置は、被検体
の患部に超音波を照射することにより該患部を治療する
超音波治療装置において、実質的に同時に少なくとも3
つの超音波画像を収集するための超音波プローブを具備
する。
【0010】
【作用】上記の如く構成された本発明の超音波治療装置
によれば、異なる位置の複数の超音波断層像を実質的に
同時に取得することができるので、患部の移動を適格に
把握し得、これにより移動手段は、焦点を患部に一致す
るように動かすことができ、患部の追尾動作が実現さ
れ、呼吸等により患部が焦点から外れたときの無駄な時
間を無くし、健全部位への誤照射の問題を無くすること
が可能なる。
【0011】
【実施例】以下に図面を参照し、本発明の実施例を衝撃
波結石破砕治療装置を例に詳細に説明する。
【0012】図1に示すように、本実施例の衝撃波結石
破砕治療装置は、アプリケータ100と、治療系200
と、イメージング系300とからなる。すなわち、アプ
リケータ100においては、球形の破砕用ピエゾ素子部
110の略中央部に棒状のイメージングプローブ120
が設けられている。アプリケータ100は、アプリケー
タ移動機構130により図示しない生体に対して移動可
能であり、またイメージングプローブ120は、プロー
ブ移動機構140により球形の破砕用ピエゾ素子部11
0に対して移動可能である。アプリケータ移動機構13
0及びプローブ移動機構140は、イメージング系30
0の後述する制御系340により制御される。
【0013】治療系200は、パルサ210と、切替ス
イッチ220と、高圧電源230と、低圧電源240
と、レーシバ250と、エコーレベル判定回路260と
からなる。すなわち、ピエゾ素子部110へ電圧パルス
を供給するパルサ210は、切替スイッチ220によ
り、高圧電源230又は低圧電源240に切替接続され
得る。ここで、ピエゾ素子部110が高圧電源230に
接続されたときは、破砕用の高電圧パルスをピエゾ素子
部110に加え、衝撃波を焦点に発生する。また、ピエ
ゾ素子部110が低電圧電源240に接続されたときに
は、衝撃波にはならない程度の弱い超音波パルスが焦点
に発生する。結石は、周囲の軟部組織と比べ音響インピ
ーダンスが大きいため、その表面での反射が大きい。従
って、焦点に結石が一致している場合には、弱い超音波
パルスを照射したとき、結石から軟部組織と比べて大き
な反射波が返ってくる。この反射波を検出することによ
りその大きさから結石が焦点に一致しているかどうかを
判断することができる。なお、この治療系200は、公
知のエコートリガ法を実施することができる。このエコ
ートリガ法は、パルサ210を低圧電源240により駆
動することにより、ピエゾ素子部110から探索超音波
を生体に照射し、その反射波をピエゾ素子部110によ
り受波し、その反射波の強度により結石が焦点領域に存
在するか否かを知り、存在する場合には高圧電源230
によりパルサ210を駆動し、ピエゾ素子部110から
強力超音波を照射し、存在しない場合には照射停止する
ものである。
【0014】レシーバ250は、弱い超音波を照射した
ときの焦点付近からの反射波を検出し、エコーレベル判
定回路260により、焦点付近から反射された反射波が
結石の反射であるか否かを判定する。この場合、反射波
が、結石からの反射であると判定した場合には切替スイ
ッチ220を高圧電源230に接続し、反射波が、結石
からの反射でないと判断した場合には、切替スイッチ2
20は、低圧電源240に接続されたままとする。切替
スイッチ220は、通常は低圧電源240に接続されて
おり、弱い超音波パルスを照射し、焦点に結石が一致し
て大きな反射波が返ってきた場合にエコーレベル判定回
路260の切替信号で高圧電源に接続される。
【0015】弱い超音波パルスは、10回毎秒程度の比
較的速い周期で照射され、結石の焦点一致の有無を判定
する。これに対し、破砕用の衝撃波パルスは、1秒間に
1回程度の周期で照射し、結石を破砕する。弱い超音波
パルスの周期と、衝撃波パルスの周期とは同期されるこ
とにより、切替スイッチ220の切替タイミングが制御
されている。
【0016】イメーシジンゲ系300は、送受信部31
0と、画像処理部320と、モニタ330と、制御系3
40とからなる。送受信部310は、イメージングプロ
ーブ120からの情報により生体内の断層像を検出し、
複数枚の画像を記憶できる容量を持つ画像メモリ320
Aを有する画像処理部320へ送る。モニタ330は画
像処理部320の画像メモリ320Aの内容、つまり実
質的に同時に取得した異なる位置の複数の画像を一括表
示する。画像処理部320の画像メモリ320Aは、複
数の画像を記憶でき、イメージングプローブ3のスキャ
ン位置に対して記憶されている。ここで、イメージング
プローブ120の詳細について、図2及び図3を参照し
て説明する。すなわち、図2に示すように、プローブ1
20の先端部に、第1の振動子部120A1 ,第2の振
動子部120A2 ,第3の振動子部120A3 が、僅か
の距離を置き配置されている。各振動子部は、多数の電
気音響変換素子を1次元配列した構成となっている。ま
た各振動子部は、同時又は実質的に同時に電子走査によ
る送受信駆動されるようになっている。なお、各振動子
部の送受信駆動のための構成は、図4に一例が示され、
図5に他の例が示されており、これらについては後述す
る。図2に示すプローブ120は、各振動子部が同時又
は実質的に同時に電子走査による送受信駆動がなされる
ことにより、同時刻又は実質的に同時刻の異なる位置の
断層像UI11,UI12,UI13が得られる。
【0017】一方、図3に示すように、プローブ120
-1は、その先端部に、マトリックス配列振動子部120
Bが配置されている。このマトリックス配列振動子部1
20Bは、1次元配列振動子部を多数列配置したものと
等価であり、マトリックス・アレー・プローブと称され
るものである。このような構成のプローブ120-1によ
っても図2に示したプローブ120と同様に、各列の振
動子部は、同時又は実質的に同時に電子走査による送受
信駆動され得る。そして、各振動子部の送受信駆動のた
めの構成は、図4及び図5に示されるものを採用するこ
とができる。この図3に示すプローブ120-1は、各振
動子部が同時又は実質的に同時に電子走査による送受信
駆動がなされることにより、同時刻又は実質的に同時刻
の異なる位置の断層像UI21,UI22,UI23が得られ
る。
【0018】次に、図4及び図5を参照して図2又は図
3に示された各振動子部の送受信駆動のための構成につ
いて説明する。すなわち、図4に示される各振動子部の
送受信駆動のための構成においては、プローブ120に
接続される送受信部310を、第1の振動子部120A
1 に接続される第1の送受信部310A1 と、第2の振
動子部120A2 に接続される第2の送受信部310A
2 と、第3の振動子部120A3 に接続される第3の送
受信部310A3 とから構成する。この構成は、振動子
部毎に送受信部を設けるものである。これに対し、図4
に示される各振動子部の送受信駆動のための構成におい
ては、振動子部毎に送受信部を設けることはしないで、
一つの送受信部310を設け、マルチプレクサ310B
により、第1の振動子部120A1 又は第2の振動子部
120A2 又は第3の振動子部120A3 を選択的に送
受信部310に接続するものである。この構成において
は、異なる一の3枚の断層像は、物理的に同一時刻のも
のではなく、実質的に同一時刻のものになり得る。
【0019】次に、図6及び図7を参照し、本実施例の
モニタ330における表示例を説明する。すなわち、図
6に示すように、モニタ330の画面330Aには、上
段には時刻t1 における同時又は実質的に同時に取得し
た3枚の断層像TI11,TI12,TI13が横一列に表示
され、中断には時刻t2 における3枚の断層像TI21,
TI22,TI23が横一列に表示され、下段には時刻t3
における3枚の断層像TI31,TI32,TI33が表示さ
れる。従って、画面330Aの横方向には、異なる位置
の画像が表示され、また縦方向には異なる時間の画像が
表示される。そして、関心領域ROIの時間変化に伴う
移動を追尾することができる。
【0020】また、図7に示すように、モニタ330の
画面330Aに、同時又は実質的に同時に取得した3枚
の断層像TIをほぼ同一位置に表示し、関心領域ROI
の移動を確認するようにしても良い。
【0021】画像処理部320は、画像メモリ320A
の画像情報の関心領域を各スキャン面毎に前の画像と順
次比較し、移動方向を算出する。対象となる結石は表面
の強いエコーと、後方のシャドーで特徴的に抽出される
ため、この強いエコーとシャドーとのパターン認識によ
り結石がどの方向に移動したかを検出できる。最初の位
置合わせときに、結石の吸収性移動の方向がイメージン
グプローブ120のスキャン面と一致するようにイメー
ジングプローブ120を回転させておくことにより、比
較対象画像の数が制限され、高速なスキャンが可能とな
る。また、スキャン面が一致したら、イメージングプロ
ーブ120の揺動回転角度を小さくする又は停止するこ
とによりさらに高速なスキャンが可能となる。移動方向
の検出結果に基づき、アプリケータ移動機構130によ
りアプリケータをX・Y・Zに移動させて、焦点位置に
結石が一致するよう制御する。画像を取り込み、これら
画像を順次比較して、アプリケータ100を移動させる
ことにより、結石が吸収で動いた場所に焦点を、所定の
手順に従い追尾移動できる。
【0022】この追尾動作の一例について図8を参照し
て説明する。すなわち、図8において、ステップ401
として、結石が焦点位置に一致するように、アプリケー
タ100特にアプリケータ移動機構130を調整する。
これは、モニタ330の画面330Aに表示された、例
えば、図2に示す画像UI11,UI12,,UI13のいず
れかに、結石が描出されるように設定する。
【0023】次に、ステップ402として、医師等の操
作により画面330Aに表示された画像上で、結石の座
標P(X,Y,Z)を指定する。この結石座標の指定
は、医師等が自身で座標データをキー入力するしても良
いし、画面上にカーソルを設定することにより座標デー
タを自動入力するようにしても良い。また、装置にパタ
ーン認識のためのソフトウェアを装備して、当該ソフト
ウェアにより結石位置を自動指定するようにしても良
い。このステップ402にて、自動追尾治療ルーチンを
起動するためのスイッチをONする。このスイッチがオ
ンすることにより、以下に述べる自動追尾治療ルーチン
がスタートする。
【0024】ステップ403として、エコートリガ法を
実施する。このエコートリガ法は、既述したように、図
1におけるパルサ210を低圧電源240により駆動す
ることにより、ピエゾ素子部110から探索超音波を生
体に照射し、その反射波をピエゾ素子部110により受
波し、その反射波の強度により結石が焦点領域に存在す
るか否かを知り、存在する場合には高圧電源230によ
りパルサ210を駆動し、ピエゾ素子部110から強力
超音波を照射し、存在しない場合には照射停止するもの
である。
【0025】次に、ステップ404として、当初の時刻
からΔt(約30msec)経過後の3枚の画像を表示し、
ステップ405として、このときの結石の位置座標P´
(X+ΔX,Y+ΔY,Z+ΔY)を計測する。
【0026】次に、ステップ406として、アプリケー
タ移動機構130によりアプリケータをΔ´X分(ΔX
とΔZとから計算され、平行移動と回転移動とが合成さ
れた移動分)移動し、その後にΔY分移動する。
【0027】次に、ステップ407として、複数の素子
からなるピエゾ素子部110に関し、Δ´Z分(ΔXと
ΔZとから計算される。)分、各素子の励振に係る遅延
時間を変更して、衝撃波焦点について電子走査する。ま
た焦域マーカである関心領域ROIも移動する。
【0028】次に、ステップ408として、衝撃波の照
射に関し、予め定めている照射数を超えているか否かを
チェックし、その後に、ステップ409として、衝撃波
照射停止信号をチェックし、このルーチンを終える。
【0029】次に、図9及び図10を参照して本発明の
結石治療装置に使用するイメージングプローブの他の例
を説明する。すなわち、図9に示すように、平坦面と、
この平坦面利の両側に第1傾斜面及び第2傾斜面とを形
成したプローブ棒120-1があり、前記平坦面、第1傾
斜面、第2傾斜面にそれぞれ2次元配列振動子部12C
1 、2次元配列振動子部12C2 、2次元配列振動子部
12C3 をそれぞれ配置する。このような構成のイメー
ジングプローブによれば、図10に示すように、中心の
画像UI31に対して所定角度θだけ傾いた画像UI32、
UI33を得ることができ、同時に3枚の異なる位置の断
層像を得ることができる。
【0030】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、上記実施例における強力超音波パルスを発生する
手段に代えて連続波超音波を発生する手段を具備する連
続波温熱治療装置にも適用可能である。この他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるもの
である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の超音波治療装置
は、治療のための超音波を発生する超音波発生手段と、
異なる位置の複数の超音波断層像を実質的に同時に取得
する超音波画像取得手段と、この超音波画像取得手段に
より取得された前記超音波断層像の所定の特徴を抽出し
該特徴の前記複数の超音波断層像間での移動量を算出し
該算出された前記特徴の移動量に対応して前記焦点を移
動させる移動手段とを具備し、また、被検体の患部に超
音波を照射することにより該患部を治療する超音波治療
装置において、実質的に同時に少なくとも3つの超音波
画像を収集するための超音波プローブを具備する。
【0032】このように構成された本発明の超音波治療
装置によれば、異なる位置の複数の超音波断層像を実質
的に同時に取得することができるので、患部の移動を適
格に把握し得、これにより移動手段は、焦点を患部に一
致するように動かすことができ、患部の追尾動作が実現
される。
【0033】よって、本発明によれば、呼吸等により患
部が焦点から外れたときの無駄な時間を無くし、健全部
位への誤照射の問題を無くすることが可能な超音波治療
装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衝撃波結石破砕治療装置の一実施
例を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるイメージングプローブの一例
の部分斜視図。
【図3】同実施例におけるイメージングプローブの他の
例の部分斜視図。
【図4】同実施例における振動子部及び送受信部の一例
の詳細なブロック図。
【図5】同実施例における振動子部及び送受信部の他の
例の詳細なブロック図。
【図6】同実施例における表示の一例を示す図。
【図7】同実施例における表示の他の例を示す図。
【図8】同実施例における追尾シーケンスの一例を示す
流れ図。
【図9】本発明の他の実施例のイメージングプローブの
部分斜視図。
【図10】図9における側面図。
【図11】従来の衝撃波結石破砕治療装置を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
100…アプリケータ、110…ピエゾ素子部、120
…イメージングプローブ、130…アプリケータ移動機
構、140…プローブ移動機構、200…治療系、21
0…パルサ、220…切替スイッチ、230…高圧電
源、240…低圧電源、250…レシーバ、260…エ
コーレベル判定回路、300…イメージング系、310
…送受信部、320…画像処理部、320A…メモリ、
330…モニタ、340…制御系、341…自動追尾制
御部、342…走査制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦点位置に収束される治療のための超音波
    を発生する超音波発生手段と、異なる位置の複数の超音
    波断層像を実質的に同時に取得する超音波画像取得手段
    と、この超音波画像取得手段により取得された前記超音
    波断層像の所定の特徴を抽出し該特徴の前記複数の超音
    波断層像間での移動量を算出し該算出された前記特徴の
    移動量に対応して前記焦点を移動させる移動手段とを具
    備してなる超音波治療装置。
  2. 【請求項2】被検体の患部に超音波を照射することによ
    り該患部を治療する超音波治療装置において、実質的に
    同時に少なくとも3つの超音波画像を収集するための超
    音波プローブを具備する超音波治療装置。
JP5013597A 1993-01-29 1993-01-29 超音波治療装置 Pending JPH06217986A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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