JPH057589A - 超音波治療装置および超音波トランスポンダ - Google Patents
超音波治療装置および超音波トランスポンダInfo
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- JPH057589A JPH057589A JP16561791A JP16561791A JPH057589A JP H057589 A JPH057589 A JP H057589A JP 16561791 A JP16561791 A JP 16561791A JP 16561791 A JP16561791 A JP 16561791A JP H057589 A JPH057589 A JP H057589A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波トランスポンダで示される治療対象を
明確に把握して治療用超音波の集束点を治療対象に対し
て確実に一致させることが出来、しかも治療対象にのみ
治療用超音波を照射するよう制御できる機能を有する超
音波治療装置を提供することを目的とする。 【構成】 患者体内の治療対象5に体外から治療用超音
波を照射する超音波アプリケータ9と、患者体内の超音
波画像を得る超音波画像装置10と、患者体内に挿入さ
れるカテーテル3およびその先端部に設置された超音波
トランスデューサ4a,4bからなり、治療対象の位置
情報を得てCRTディスプレイ26に超音波画像と共に
表示させる超音波トランスポンダと、超音波トランスポ
ンダからの位置情報を用いて治療用アプリケータ9を制
御するコントローラ20を有する超音波治療装置。
明確に把握して治療用超音波の集束点を治療対象に対し
て確実に一致させることが出来、しかも治療対象にのみ
治療用超音波を照射するよう制御できる機能を有する超
音波治療装置を提供することを目的とする。 【構成】 患者体内の治療対象5に体外から治療用超音
波を照射する超音波アプリケータ9と、患者体内の超音
波画像を得る超音波画像装置10と、患者体内に挿入さ
れるカテーテル3およびその先端部に設置された超音波
トランスデューサ4a,4bからなり、治療対象の位置
情報を得てCRTディスプレイ26に超音波画像と共に
表示させる超音波トランスポンダと、超音波トランスポ
ンダからの位置情報を用いて治療用アプリケータ9を制
御するコントローラ20を有する超音波治療装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の体外で発生させ
た超音波を体内の結石その他の治療対象に照射すること
によって治療を行う超音波治療装置および超音波トラン
スポンダに関する。
た超音波を体内の結石その他の治療対象に照射すること
によって治療を行う超音波治療装置および超音波トラン
スポンダに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波を用いた多くの治療装置が
開発されてきている。例えば強力な超音波(衝撃波)を
用いた結石破砕装置や、連続波あるいはバースト波を用
いた温熱治療(ハイパーサーミア)装置等は既に臨床に
実用されている。
開発されてきている。例えば強力な超音波(衝撃波)を
用いた結石破砕装置や、連続波あるいはバースト波を用
いた温熱治療(ハイパーサーミア)装置等は既に臨床に
実用されている。
【0003】このような治療装置において最も重要な問
題は、いかに患部すなわち治療対象のみに超音波のエネ
ルギを集中させ、周囲の正常組織にダメージを与えずに
治療できるかにある。それが達成されれば、最も効率的
にかつ安全に治療を行うことができる。このためには、
治療対象の位置を正確かつ連続的に把握する必要があ
る。従来の超音波治療装置においては、超音波画像装置
を用いて超音波断層像で治療対象をモニタし、治療用超
音波発生源の位置決めを行う方法が用いられてきた(例
えば特開昭60−145131)。この方法はX線像を
用いる方法に比較して被爆の問題がなく、連続モニタが
可能であるという利点を有する。
題は、いかに患部すなわち治療対象のみに超音波のエネ
ルギを集中させ、周囲の正常組織にダメージを与えずに
治療できるかにある。それが達成されれば、最も効率的
にかつ安全に治療を行うことができる。このためには、
治療対象の位置を正確かつ連続的に把握する必要があ
る。従来の超音波治療装置においては、超音波画像装置
を用いて超音波断層像で治療対象をモニタし、治療用超
音波発生源の位置決めを行う方法が用いられてきた(例
えば特開昭60−145131)。この方法はX線像を
用いる方法に比較して被爆の問題がなく、連続モニタが
可能であるという利点を有する。
【0004】また、超音波断層像で良く治療対象を判定
出来ない場合は、超音波トランスポンダと呼ばれるカテ
ーテル型補助具を用いて判別を容易にしようとする試み
もなされている。この方法を図7を用いて説明する。同
図において、生体101内の例えば尿管102に、先端
部に超音波トランスジューサ104を有するカテーテル
103が挿入されている。生体101の体表面に置かれ
たプローブ105からカテーテル103の先端部付近に
向けて超音波ビームを放射すると、この超音波ビームは
超音波トランスジューサ104により受信される。この
受信信号はアンプ106で増幅され、さらに波形整形器
107により矩形波に整形された後、駆動回路108に
供給される。この駆動回路108によって超音波トラン
スジューサ104が駆動され、ほぼ無指向性の超音波が
放射される。この超音波トランスデューサ104からの
超音波は、超音波プローブ105で受信される。従っ
て、画像用超音波ビームがカテーテル103の先端で強
力に反射したエコー信号がプローブ105で受信された
のと同様の状況になる。
出来ない場合は、超音波トランスポンダと呼ばれるカテ
ーテル型補助具を用いて判別を容易にしようとする試み
もなされている。この方法を図7を用いて説明する。同
図において、生体101内の例えば尿管102に、先端
部に超音波トランスジューサ104を有するカテーテル
103が挿入されている。生体101の体表面に置かれ
たプローブ105からカテーテル103の先端部付近に
向けて超音波ビームを放射すると、この超音波ビームは
超音波トランスジューサ104により受信される。この
受信信号はアンプ106で増幅され、さらに波形整形器
107により矩形波に整形された後、駆動回路108に
供給される。この駆動回路108によって超音波トラン
スジューサ104が駆動され、ほぼ無指向性の超音波が
放射される。この超音波トランスデューサ104からの
超音波は、超音波プローブ105で受信される。従っ
て、画像用超音波ビームがカテーテル103の先端で強
力に反射したエコー信号がプローブ105で受信された
のと同様の状況になる。
【0005】超音波プローブ105の出力信号に含まれ
る超音波トランスデューサ104からの超音波信号は、
他の生体組織からのエコー信号と共に送受信器109お
よび画像メモリ110を経てCRTディスプレイ111
上に超音波画像上の輝点として表示される。このため、
もしカテーテル103の先端を結石に接触した状態にし
ておけば、通常のBモードでは見え難い結石でも、その
位置が超音波画像上に輝点として表示されるので、カテ
ーテル103の先端を示す輝点と治療用超音波の集束点
とを一致させることで、治療用超音波照射源の位置決め
を行うことができる。
る超音波トランスデューサ104からの超音波信号は、
他の生体組織からのエコー信号と共に送受信器109お
よび画像メモリ110を経てCRTディスプレイ111
上に超音波画像上の輝点として表示される。このため、
もしカテーテル103の先端を結石に接触した状態にし
ておけば、通常のBモードでは見え難い結石でも、その
位置が超音波画像上に輝点として表示されるので、カテ
ーテル103の先端を示す輝点と治療用超音波の集束点
とを一致させることで、治療用超音波照射源の位置決め
を行うことができる。
【0006】しかしながら、このような超音波トランス
ポンダを用いて治療する場合においても、腸管ガス等の
超音波の反射強度の高い組織が結石の周囲に多くある時
は、必ずしもカテーテル103の先端を明確に確認する
ことが容易ではなかった。また、治療用超音波の集束点
とカテーテル103の先端位置とを正確に一致させるこ
とが出来たとしても、治療中の結石の動きに対しては操
作者が注意深い照射制御を行わなければならず、常に誤
照射を防止する事は難しかった。
ポンダを用いて治療する場合においても、腸管ガス等の
超音波の反射強度の高い組織が結石の周囲に多くある時
は、必ずしもカテーテル103の先端を明確に確認する
ことが容易ではなかった。また、治療用超音波の集束点
とカテーテル103の先端位置とを正確に一致させるこ
とが出来たとしても、治療中の結石の動きに対しては操
作者が注意深い照射制御を行わなければならず、常に誤
照射を防止する事は難しかった。
【0007】そこで、特に結石破砕装置においては、上
記超音波トランスポンダ機能とは別に、自動的に治療用
超音波の照射をコントロールするために誤照射防止機能
が提案されている(特開昭63−5736)。これは衝
撃波照射直前に衝撃波照射用の圧電素子から弱い超音波
を照射し、集束領域からの反射波の強度により結石の存
在を確認して、衝撃波の発射をコントロールする方法で
ある。
記超音波トランスポンダ機能とは別に、自動的に治療用
超音波の照射をコントロールするために誤照射防止機能
が提案されている(特開昭63−5736)。これは衝
撃波照射直前に衝撃波照射用の圧電素子から弱い超音波
を照射し、集束領域からの反射波の強度により結石の存
在を確認して、衝撃波の発射をコントロールする方法で
ある。
【0008】この方法により結石周囲への衝撃波の誤照
射は激減されるが、それでも完璧とはいえない。例えば
結石の種類や深さあるいは周囲の状況等によっては、結
石から十分な反射強度が得られず、はっきり結石と判定
できない場合があり、特にガス、骨などの多くの強反射
体が存在する場合は、結石の位置を一意に決定すること
が出来ない。
射は激減されるが、それでも完璧とはいえない。例えば
結石の種類や深さあるいは周囲の状況等によっては、結
石から十分な反射強度が得られず、はっきり結石と判定
できない場合があり、特にガス、骨などの多くの強反射
体が存在する場合は、結石の位置を一意に決定すること
が出来ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の超音波治療装置においては超音波トランスポンダを用
いた場合、超音波反射強度の高い組織が治療対象の周囲
にあると、カテーテル先端を明確に確認することが難し
く、また一旦治療用超音波の集束点とカテーテル先端と
を正確に一致させても、治療中に治療対象が動くと治療
用超音波を誤照射するおそれがあった。
の超音波治療装置においては超音波トランスポンダを用
いた場合、超音波反射強度の高い組織が治療対象の周囲
にあると、カテーテル先端を明確に確認することが難し
く、また一旦治療用超音波の集束点とカテーテル先端と
を正確に一致させても、治療中に治療対象が動くと治療
用超音波を誤照射するおそれがあった。
【0010】一方、治療用超音波照射直前に弱い超音波
を照射し、集束領域からの反射波の強度により治療対象
を確認して治療用超音波の照射をコントロールすること
により、治療用超音波の誤照射を防止する方法は、治療
対象の種類や深さあるいは周囲の状況等によっては、治
療対象を明確に判定できず、誤照射を確実に防止できな
い場合があった。
を照射し、集束領域からの反射波の強度により治療対象
を確認して治療用超音波の照射をコントロールすること
により、治療用超音波の誤照射を防止する方法は、治療
対象の種類や深さあるいは周囲の状況等によっては、治
療対象を明確に判定できず、誤照射を確実に防止できな
い場合があった。
【0011】本発明の目的は、超音波トランスポンダに
よって示される治療対象を明確に把握して治療用超音波
の集束点を治療対象に対して確実に一致させることが出
来、しかも該治療対象にのみ治療用超音波を照射するよ
う制御できる機能を有する超音波治療装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、治療対象の位置をより
明確に認識させることができる超音波トランスポンダを
提供することにある。
よって示される治療対象を明確に把握して治療用超音波
の集束点を治療対象に対して確実に一致させることが出
来、しかも該治療対象にのみ治療用超音波を照射するよ
う制御できる機能を有する超音波治療装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、治療対象の位置をより
明確に認識させることができる超音波トランスポンダを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る超音波治療装置は患者体内の治療対象
に体外から治療用超音波を照射する超音波照射手段と、
患者体内に超音波ビームを照射しその反射波を受信して
超音波画像を得る超音波画像装置と、患者体内に挿入さ
れるカテーテルと、このカテーテルの所定位置に設置さ
れ、該所定位置の位置情報を得る少なくとも一つの超音
波トランスデューサと、この超音波トランスデューサに
より得られた位置情報を超音波画像上に重畳して表示す
る表示手段と、超音波トランスデューサにより得られた
位置情報を用いて治療用超音波照射手段を制御する制御
手段とを具備することを特徴とする。
め、本発明に係る超音波治療装置は患者体内の治療対象
に体外から治療用超音波を照射する超音波照射手段と、
患者体内に超音波ビームを照射しその反射波を受信して
超音波画像を得る超音波画像装置と、患者体内に挿入さ
れるカテーテルと、このカテーテルの所定位置に設置さ
れ、該所定位置の位置情報を得る少なくとも一つの超音
波トランスデューサと、この超音波トランスデューサに
より得られた位置情報を超音波画像上に重畳して表示す
る表示手段と、超音波トランスデューサにより得られた
位置情報を用いて治療用超音波照射手段を制御する制御
手段とを具備することを特徴とする。
【0013】本発明に係る超音波トランスポンダは、カ
テーテルと、このカテーテルの所定位置に設置された共
振周波数の異なる第1および第2の超音波トランスデュ
ーサと、トリガ信号が供給されることにより第1の超音
波トランスデューサを駆動する駆動手段と、第2の超音
波トランスデューサの出力信号を波形整形して前記トリ
ガ信号を得る波形整形手段とを具備することを特徴とす
る。
テーテルと、このカテーテルの所定位置に設置された共
振周波数の異なる第1および第2の超音波トランスデュ
ーサと、トリガ信号が供給されることにより第1の超音
波トランスデューサを駆動する駆動手段と、第2の超音
波トランスデューサの出力信号を波形整形して前記トリ
ガ信号を得る波形整形手段とを具備することを特徴とす
る。
【0014】また、本発明に係る他の超音波トランスポ
ンダは、カテーテルと、このカテーテルの所定位置に設
置された少なくとも一つの超音波トランスデューサと、
トリガ信号が供給されることにより超音波トランスデュ
ーサを駆動する駆動手段と、超音波トランスデューサの
出力信号を波形整形する波形整形手段と、この波形整形
手段の出力信号を分周して前記トリガ信号を得る分周手
段とを具備することを特徴とする。
ンダは、カテーテルと、このカテーテルの所定位置に設
置された少なくとも一つの超音波トランスデューサと、
トリガ信号が供給されることにより超音波トランスデュ
ーサを駆動する駆動手段と、超音波トランスデューサの
出力信号を波形整形する波形整形手段と、この波形整形
手段の出力信号を分周して前記トリガ信号を得る分周手
段とを具備することを特徴とする。
【0015】
【作用】体外から超音波を照射して治療を行う場合、で
きるだけ治療対象にのみ超音波を照射するために、超音
波画像装置を用いて治療用超音波の集束点と治療対象の
位置関係を確認しながら位置合わせを行う。
きるだけ治療対象にのみ超音波を照射するために、超音
波画像装置を用いて治療用超音波の集束点と治療対象の
位置関係を確認しながら位置合わせを行う。
【0016】治療対象が超音波画像上ではっきりと確認
できない場合は、治療対象近傍まで超音波トランスポン
ダが挿入される。このトランスポンダは、カテーテルの
所定位置例えば先端部に、超音波を受信または送受信す
る少なくとも一つの超音波トランスジューサが取り付け
られており、該超音波トランスデューサの位置情報を発
生する。この位置情報は超音波画像装置に与えられ、超
音波画像上に重畳して表示される。従って、操作者はそ
の位置情報の画像をガイドに、治療対象に対して治療用
超音波の集束点を一致させる事が出来る。
できない場合は、治療対象近傍まで超音波トランスポン
ダが挿入される。このトランスポンダは、カテーテルの
所定位置例えば先端部に、超音波を受信または送受信す
る少なくとも一つの超音波トランスジューサが取り付け
られており、該超音波トランスデューサの位置情報を発
生する。この位置情報は超音波画像装置に与えられ、超
音波画像上に重畳して表示される。従って、操作者はそ
の位置情報の画像をガイドに、治療対象に対して治療用
超音波の集束点を一致させる事が出来る。
【0017】さらに、このトランスポンダからの位置情
報を用いて治療用超音波が正しく治療対象に到達してい
るかが判断され、それに基づき治療用超音波の照射がコ
ントロールされることにより、治療対象以外の部位への
治療用超音波の照射が最小限に抑えられ、副作用の低減
と治療効率の向上を図る事が可能となる。
報を用いて治療用超音波が正しく治療対象に到達してい
るかが判断され、それに基づき治療用超音波の照射がコ
ントロールされることにより、治療対象以外の部位への
治療用超音波の照射が最小限に抑えられ、副作用の低減
と治療効率の向上を図る事が可能となる。
【0018】また、本発明の超音波トランスポンダは共
振周波数の異なる2つの超音波トランスデューサを備え
ているため、例えば第1の超音波トランスデューサの共
振周波数をある周波数に選び、第2の超音波トランスデ
ューサの共振周波数を超音波画像装置の超音波プローブ
の共振周波数と同じに選べば、第1の超音波トランスデ
ューサからの超音波を超音波プローブで受信して超音波
トランスデューサの位置情報とすることで、位置情報を
超音波画像を得るための反射波と分離することができ
る。
振周波数の異なる2つの超音波トランスデューサを備え
ているため、例えば第1の超音波トランスデューサの共
振周波数をある周波数に選び、第2の超音波トランスデ
ューサの共振周波数を超音波画像装置の超音波プローブ
の共振周波数と同じに選べば、第1の超音波トランスデ
ューサからの超音波を超音波プローブで受信して超音波
トランスデューサの位置情報とすることで、位置情報を
超音波画像を得るための反射波と分離することができ
る。
【0019】さらに、本発明の超音波トランスポンダは
超音波トランスデューサの出力信号を例えば矩形波に波
形整形し、これを分周して超音波トランスデューサのト
リガ信号を得ることにより、超音波トランスデューサに
超音波画像装置の超音波プローブからの超音波ビームが
分周率で決まる一定回数当る毎に超音波トランスデュー
サか駆動される。従って、この超音波トランスデューサ
の位置情報は超音波画像上で点滅することになり、超音
波トランスデューサの位置、すなわち治療対象の位置を
より明確に認識することができる。
超音波トランスデューサの出力信号を例えば矩形波に波
形整形し、これを分周して超音波トランスデューサのト
リガ信号を得ることにより、超音波トランスデューサに
超音波画像装置の超音波プローブからの超音波ビームが
分周率で決まる一定回数当る毎に超音波トランスデュー
サか駆動される。従って、この超音波トランスデューサ
の位置情報は超音波画像上で点滅することになり、超音
波トランスデューサの位置、すなわち治療対象の位置を
より明確に認識することができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る超音波治療
装置の構成を示す図である。
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る超音波治療
装置の構成を示す図である。
【0021】この実施例は、尿管結石を破砕治療する場
合の例を示しており、患者1の尿管2内に、カテーテル
3が挿入されている。カテーテル3の先端部には、共振
周波数の異なる2つの超音波トランスジューサ4a,4
bが設置されている。各共振周波数は例えば第1の超音
波トランスデューサ4aのそれは5MHz、第2の超音
波トランスデューサ4bのそれは3.5MHz、という
組合せが考えられる。両超音波トランスデューサ4a,
4bは、結石(以下、治療対象という)5に近接した個
所に位置している。
合の例を示しており、患者1の尿管2内に、カテーテル
3が挿入されている。カテーテル3の先端部には、共振
周波数の異なる2つの超音波トランスジューサ4a,4
bが設置されている。各共振周波数は例えば第1の超音
波トランスデューサ4aのそれは5MHz、第2の超音
波トランスデューサ4bのそれは3.5MHz、という
組合せが考えられる。両超音波トランスデューサ4a,
4bは、結石(以下、治療対象という)5に近接した個
所に位置している。
【0022】第2の超音波トランスデューサ4bはアン
プ6の入力に接続され、アンプ6の出力は波形整形器7
の入力に接続されている。波形整形器7の出力は駆動回
路8の入力に接続され、駆動回路8の出力は第1の超音
波トランスデューサ4aに接続されている。カテーテル
3、超音波トランスデューサ4a,4b、アンプ6、波
形整形器7および駆動回路8は、超音波トランスポンダ
を構成する。このトランスポンダにおいては、トランス
デューサ4bで超音波が受信されると、この受信信号が
アンプ6で増幅され、波形整形器7で矩形波に整形され
た後、駆動回路8に供給され、この駆動回路8によって
トランスジューサ4aが駆動され、ほぼ無指向性の超音
波が放射される。
プ6の入力に接続され、アンプ6の出力は波形整形器7
の入力に接続されている。波形整形器7の出力は駆動回
路8の入力に接続され、駆動回路8の出力は第1の超音
波トランスデューサ4aに接続されている。カテーテル
3、超音波トランスデューサ4a,4b、アンプ6、波
形整形器7および駆動回路8は、超音波トランスポンダ
を構成する。このトランスポンダにおいては、トランス
デューサ4bで超音波が受信されると、この受信信号が
アンプ6で増幅され、波形整形器7で矩形波に整形され
た後、駆動回路8に供給され、この駆動回路8によって
トランスジューサ4aが駆動され、ほぼ無指向性の超音
波が放射される。
【0023】一方、患者1の治療対象5上に位置して治
療用アプリケータ9が設けられている。このアプリケー
タ9は、例えば球殻状に構成された圧電素子とその前面
に配置されて患者1の体表面に接触される水袋からな
り、高電圧駆動回路19によって駆動され、強力な超音
波を治療対象5に向けて照射する。治療用アプリケータ
9には、超音波画像装置10の超音波プローブ11が取
り付けられている。
療用アプリケータ9が設けられている。このアプリケー
タ9は、例えば球殻状に構成された圧電素子とその前面
に配置されて患者1の体表面に接触される水袋からな
り、高電圧駆動回路19によって駆動され、強力な超音
波を治療対象5に向けて照射する。治療用アプリケータ
9には、超音波画像装置10の超音波プローブ11が取
り付けられている。
【0024】超音波画像装置10は、超音波プローブ1
1、送信回路12、ハイパスフィルタ13、ローパスフ
ィルタ14、受信回路15,16、A/D変換器17、
コントローラ20、画像メモリ21〜23、D/A変換
器25およびCRTディスプレイ26からなる。超音波
プローブ11は例えば図の紙面に垂直方向に複数の圧電
素子が配列された1次元アレイからなり、送信回路12
からの信号により駆動され、例えば3.5MHzの超音
波ビームを患者1の体内に発射すると共に、体内からの
反射波および超音波トランスデューサ4aからの超音波
を受信する。相対位置検出器18は、治療用アプリケー
タ9と超音波プローブ11との相対位置を検出するもの
であり、例えばポテンショメータにより構成される。
1、送信回路12、ハイパスフィルタ13、ローパスフ
ィルタ14、受信回路15,16、A/D変換器17、
コントローラ20、画像メモリ21〜23、D/A変換
器25およびCRTディスプレイ26からなる。超音波
プローブ11は例えば図の紙面に垂直方向に複数の圧電
素子が配列された1次元アレイからなり、送信回路12
からの信号により駆動され、例えば3.5MHzの超音
波ビームを患者1の体内に発射すると共に、体内からの
反射波および超音波トランスデューサ4aからの超音波
を受信する。相対位置検出器18は、治療用アプリケー
タ9と超音波プローブ11との相対位置を検出するもの
であり、例えばポテンショメータにより構成される。
【0025】ハイパスフィルタ13は超音波トランスデ
ューサ4aからの超音波信号を検出するためのもので、
その中心周波数は例えば5MHzに設定される。ローパ
スフィルタ14は超音波プローブ11からの超音波ビー
ムによる反射波信号を検出するためのもので、その中心
周波数は例えば3.5MHzに設定される。
ューサ4aからの超音波信号を検出するためのもので、
その中心周波数は例えば5MHzに設定される。ローパ
スフィルタ14は超音波プローブ11からの超音波ビー
ムによる反射波信号を検出するためのもので、その中心
周波数は例えば3.5MHzに設定される。
【0026】受信回路15,16はそれぞれフィルタ1
3,14の出力信号を増幅および検波する。A/D変換
器17は受信回路15,16の出力信号および相対位置
検出器18の出力信号をそれぞれディジタル化し画像デ
ータを出力する。これらの画像データは、コントローラ
20の制御下で画像メモリ21〜23にそれぞれ書き込
まれる。画像メモリ21〜23内の画像データは、コン
トローラ20の制御下で読出され、D/A変換器25で
アナログ信号に変換された後、CRTディスプレイ26
に供給されることにより、患者1の体内の超音波画像
(Bモード像)が表示される。
3,14の出力信号を増幅および検波する。A/D変換
器17は受信回路15,16の出力信号および相対位置
検出器18の出力信号をそれぞれディジタル化し画像デ
ータを出力する。これらの画像データは、コントローラ
20の制御下で画像メモリ21〜23にそれぞれ書き込
まれる。画像メモリ21〜23内の画像データは、コン
トローラ20の制御下で読出され、D/A変換器25で
アナログ信号に変換された後、CRTディスプレイ26
に供給されることにより、患者1の体内の超音波画像
(Bモード像)が表示される。
【0027】演算回路24は、コントローラ20を介し
て入力される画像メモリ21からの画像データ(受信回
路15の出力信号)と画像メモリ23からの画像データ
(相対位置検出器18の出力信号)との相関演算を行っ
て相関係数を求め、その相関係数がある設定値を越えた
場合は治療対象5と治療用アプリケータ9の集束点とが
ほぼ一致したと判定して、一致判定信号をコントローラ
20に供給する。コントローラ20は、この一致判定信
号を受けると高電圧駆動回路19にトリガ信号を供給す
る。
て入力される画像メモリ21からの画像データ(受信回
路15の出力信号)と画像メモリ23からの画像データ
(相対位置検出器18の出力信号)との相関演算を行っ
て相関係数を求め、その相関係数がある設定値を越えた
場合は治療対象5と治療用アプリケータ9の集束点とが
ほぼ一致したと判定して、一致判定信号をコントローラ
20に供給する。コントローラ20は、この一致判定信
号を受けると高電圧駆動回路19にトリガ信号を供給す
る。
【0028】次に、本実施例の動作を説明する。患者1
の体表面に置かれた超音波プローブ11から、カテーテ
ル3の先端部付近に向けて超音波ビームが放射される。
ここで、超音波プローブ11から放射される超音波ビー
ムの中心周波数(超音波プローブ11を構成する圧電素
子の共振周波数)は3.5MHzとする。この超音波ビ
ームは、共振周波数が3.5MHzの超音波トランスジ
ューサ4bで受信される。この受信信号はアンプ6で増
幅され、波形整形器7により矩形波に整形された後、駆
動回路8に供給される。そして、5MHzの高周波パル
スを発生する駆動回路8によって共振周波数が5MHz
の超音波トランスジューサ4aが駆動され、5MHzの
ほぼ無指向性の超音波が放射される。
の体表面に置かれた超音波プローブ11から、カテーテ
ル3の先端部付近に向けて超音波ビームが放射される。
ここで、超音波プローブ11から放射される超音波ビー
ムの中心周波数(超音波プローブ11を構成する圧電素
子の共振周波数)は3.5MHzとする。この超音波ビ
ームは、共振周波数が3.5MHzの超音波トランスジ
ューサ4bで受信される。この受信信号はアンプ6で増
幅され、波形整形器7により矩形波に整形された後、駆
動回路8に供給される。そして、5MHzの高周波パル
スを発生する駆動回路8によって共振周波数が5MHz
の超音波トランスジューサ4aが駆動され、5MHzの
ほぼ無指向性の超音波が放射される。
【0029】超音波トランスデューサ4aから放射され
た超音波は、超音波プローブ11で患者1の体内の各所
から反射して戻ってくる反射波と共に受信され、電気信
号として出力される。この超音波プローブ11の出力信
号は、ハイパスフィルタ13およびローパスフィルタ1
4により、5MHzを中心とする周波数成分と3.5M
Hzを中心とする周波数成分とに分離される。フィルタ
13,14の出力信号は、それぞれ受信回路15,16
で増幅および検波された後、A/D変換器17によりデ
ィジタル化されて画像データとなり、画像データ画像メ
モリ21,22に書き込まれる。
た超音波は、超音波プローブ11で患者1の体内の各所
から反射して戻ってくる反射波と共に受信され、電気信
号として出力される。この超音波プローブ11の出力信
号は、ハイパスフィルタ13およびローパスフィルタ1
4により、5MHzを中心とする周波数成分と3.5M
Hzを中心とする周波数成分とに分離される。フィルタ
13,14の出力信号は、それぞれ受信回路15,16
で増幅および検波された後、A/D変換器17によりデ
ィジタル化されて画像データとなり、画像データ画像メ
モリ21,22に書き込まれる。
【0030】画像メモリ22内の3.5MHz成分の画
像データは、D/A変換器25を介してCRTディスプ
レイ26上で図2に示すような通常のBモード像として
表示される。一方、画像メモリ21内の超音波トランス
デューサ4aからの情報である5MHz成分の画像デー
タは、Bモード像と輝度または色を異ならせてCRTデ
ィスプレイ26上でBモード像に重畳され、図2に示す
ようにカテーテル3の先端位置を示す輝点28として表
示される。これにより、操作者はより明確にカテーテル
3の先端位置を把握することが出来る。
像データは、D/A変換器25を介してCRTディスプ
レイ26上で図2に示すような通常のBモード像として
表示される。一方、画像メモリ21内の超音波トランス
デューサ4aからの情報である5MHz成分の画像デー
タは、Bモード像と輝度または色を異ならせてCRTデ
ィスプレイ26上でBモード像に重畳され、図2に示す
ようにカテーテル3の先端位置を示す輝点28として表
示される。これにより、操作者はより明確にカテーテル
3の先端位置を把握することが出来る。
【0031】次に、治療モードにおいては、超音波プロ
ーブ11と治療用アプリケータ9の相対位置を変えなが
ら、治療用超音波の集束点と超音波画像上の治療対象位
置を一致させる必要がある。以下、この位置決めの方法
について述べる。
ーブ11と治療用アプリケータ9の相対位置を変えなが
ら、治療用超音波の集束点と超音波画像上の治療対象位
置を一致させる必要がある。以下、この位置決めの方法
について述べる。
【0032】ポテンショメータ等で構成された相対位置
検出器18は、超音波プローブ11と治療用アプリケー
タ9との相対位置を常時検出している。この相対位置検
出器18の検出出力は、A/D変換器17を介して画像
メモリ23に画像データとして書き込まれる。この画像
メモリ23内の画像データに基づいて、CRTディスプ
レイ26上で図2に示すように、治療用アプリケータ1
9からの治療用超音波の集束点を示す集束点マーカ29
がBモード像に重畳して表示される。操作者は、この集
束点マーカ29とカテーテル3の先端位置を示す輝点2
8とを一致させてから、図示しないスイッチを操作して
治療モードを開始する。
検出器18は、超音波プローブ11と治療用アプリケー
タ9との相対位置を常時検出している。この相対位置検
出器18の検出出力は、A/D変換器17を介して画像
メモリ23に画像データとして書き込まれる。この画像
メモリ23内の画像データに基づいて、CRTディスプ
レイ26上で図2に示すように、治療用アプリケータ1
9からの治療用超音波の集束点を示す集束点マーカ29
がBモード像に重畳して表示される。操作者は、この集
束点マーカ29とカテーテル3の先端位置を示す輝点2
8とを一致させてから、図示しないスイッチを操作して
治療モードを開始する。
【0033】治療モードでは、演算回路24が画像メモ
リ21内の4MHz成分の画像データと画像メモリ23
内の画像データとの相関演算を行って相関係数を求め
る。この処理は、両画像データで示される2つの領域の
重なり部分の面積、つまり一致度を求めることに相当す
る。そして、こうして求められた相関係数を予め定めた
設定値と比較して、設定値を越えると治療対象5と治療
用アプリケータ9の焦点(治療用超音波の集束点)とが
ほぼ一致したものと判定し、一致判定信号をコントロー
ラ20に供給する。これによりコントローラ20から高
電圧駆動回路19にトリガ信号が供給され、高電圧駆動
回路19から治療用アプリケータ9の圧電素子に高電圧
パルスが印加されることにより、治療対象5に向けて治
療用超音波(衝撃波または強力な超音波)が発射され
る。
リ21内の4MHz成分の画像データと画像メモリ23
内の画像データとの相関演算を行って相関係数を求め
る。この処理は、両画像データで示される2つの領域の
重なり部分の面積、つまり一致度を求めることに相当す
る。そして、こうして求められた相関係数を予め定めた
設定値と比較して、設定値を越えると治療対象5と治療
用アプリケータ9の焦点(治療用超音波の集束点)とが
ほぼ一致したものと判定し、一致判定信号をコントロー
ラ20に供給する。これによりコントローラ20から高
電圧駆動回路19にトリガ信号が供給され、高電圧駆動
回路19から治療用アプリケータ9の圧電素子に高電圧
パルスが印加されることにより、治療対象5に向けて治
療用超音波(衝撃波または強力な超音波)が発射され
る。
【0034】一方、上記相関係数が設定値に達しない場
合、つまり治療対象5と治療用アプリケータ9の焦点が
不一致の場合は、コントローラ20から高電圧駆動回路
19にトリガ信号は供給されず、治療用超音波は発射さ
れないので、治療対象5の周囲の正常組織に損傷を与え
ずに済む。
合、つまり治療対象5と治療用アプリケータ9の焦点が
不一致の場合は、コントローラ20から高電圧駆動回路
19にトリガ信号は供給されず、治療用超音波は発射さ
れないので、治療対象5の周囲の正常組織に損傷を与え
ずに済む。
【0035】なお、上記実施例においては超音波トラン
スポンダとしてアクティブタイプを用いたが、パッシブ
タイプを用いても同様に実施することができる。パッシ
ブタイプの超音波トランスポンダは通常単一の超音波ト
ランスデューサを持ち、超音波画像装置の超音波プロー
ブからの超音波ビームを受信して位置情報を得る。この
位置情報を上記実施例における超音波プローブ11の出
力信号に含まれる超音波トランスデューサ4aからの位
置情報と同様に用いて、CRTディスプレイ26上に位
置情報を表示したり、演算回路24での相関演算に供し
たりすることができる。
スポンダとしてアクティブタイプを用いたが、パッシブ
タイプを用いても同様に実施することができる。パッシ
ブタイプの超音波トランスポンダは通常単一の超音波ト
ランスデューサを持ち、超音波画像装置の超音波プロー
ブからの超音波ビームを受信して位置情報を得る。この
位置情報を上記実施例における超音波プローブ11の出
力信号に含まれる超音波トランスデューサ4aからの位
置情報と同様に用いて、CRTディスプレイ26上に位
置情報を表示したり、演算回路24での相関演算に供し
たりすることができる。
【0036】また、上記実施例において超音波トランス
ポンダに用いた超音波トランスジューサ4a,4bは、
例えば特願平2−67947に記載された様な2種類の
共振周波数を有する単一トランスジューサであっても構
わない。要するに、トランスデューサ4a,4bは別々
に構成されたものでもよいし、一体に構成されたもので
もよい。超音波プローブ11についても、2種類の共振
周波数を有するものの方が受信感度が向上するため望ま
しい。
ポンダに用いた超音波トランスジューサ4a,4bは、
例えば特願平2−67947に記載された様な2種類の
共振周波数を有する単一トランスジューサであっても構
わない。要するに、トランスデューサ4a,4bは別々
に構成されたものでもよいし、一体に構成されたもので
もよい。超音波プローブ11についても、2種類の共振
周波数を有するものの方が受信感度が向上するため望ま
しい。
【0037】次に、図3を参照して本発明の第2の実施
例を説明する。同図において、図1と共通の部分には同
一符号を付して詳細な説明を省略する。本実施例では超
音波画像装置において、超音波画像を得るために特開昭
57−185840に示されるような2次元アレイによ
る超音波プローブ31を用いている。また、送信回路3
2および受信回路35,36は、遅延時間が制御可能な
遅延回路を内蔵しており、コントローラ20からの制御
信号S0〜S2により遅延時間が制御される。これによ
り受信回路35,26からは、3次元の反射波情報が得
られる。また、相対位位置検出器38も超音波プローブ
11と治療用アプリケータ9との相対位置を3次元の位
置情報として得る。これら受信回路35,36および相
対位置検出器38からの3次元情報は、A/D変換器1
7を経て3次元画像メモリ41〜43に3次元画像デー
タとして蓄えられる。
例を説明する。同図において、図1と共通の部分には同
一符号を付して詳細な説明を省略する。本実施例では超
音波画像装置において、超音波画像を得るために特開昭
57−185840に示されるような2次元アレイによ
る超音波プローブ31を用いている。また、送信回路3
2および受信回路35,36は、遅延時間が制御可能な
遅延回路を内蔵しており、コントローラ20からの制御
信号S0〜S2により遅延時間が制御される。これによ
り受信回路35,26からは、3次元の反射波情報が得
られる。また、相対位位置検出器38も超音波プローブ
11と治療用アプリケータ9との相対位置を3次元の位
置情報として得る。これら受信回路35,36および相
対位置検出器38からの3次元情報は、A/D変換器1
7を経て3次元画像メモリ41〜43に3次元画像デー
タとして蓄えられる。
【0038】一方、演算回路44はコントローラ40を
介して入力される画像メモリ41からの画像データ(受
信回路35の出力信号)と画像メモリ33からの画像デ
ータ(相対位置検出器38の出力信号)との相関演算を
行って相関係数を求め、その相関係数がある設定値を越
えた場合は治療対象5と治療用アプリケータ9の焦点と
がほぼ一致したと判定して、一致判定信号をコントロー
ラ20に供給する。コントローラ20は、この一致判定
信号を受けると高電圧駆動回路19にトリガ信号を供給
する。
介して入力される画像メモリ41からの画像データ(受
信回路35の出力信号)と画像メモリ33からの画像デ
ータ(相対位置検出器38の出力信号)との相関演算を
行って相関係数を求め、その相関係数がある設定値を越
えた場合は治療対象5と治療用アプリケータ9の焦点と
がほぼ一致したと判定して、一致判定信号をコントロー
ラ20に供給する。コントローラ20は、この一致判定
信号を受けると高電圧駆動回路19にトリガ信号を供給
する。
【0039】さらに、演算回路44は上記相関演算結果
により治療対象5と治療用アプリケータ9の焦点との位
置ずれのベクトル量、即ちずれ量およびずれの方向を算
出する。この位置ずれのベクトル量のデータがコントロ
ーラ40を介してアプリケータ位置制御器45に送られ
る。アプリケータ位置制御器45は、このデータに基づ
き治療対象5と治療用アプリケータ9の集束点とが一致
するようにアプリケータ9の姿勢を物理的に制御する。
このように本実施例では、治療用アプリケータ9の位置
制御も自動的に行うことができ、治療効率が向上する。
により治療対象5と治療用アプリケータ9の焦点との位
置ずれのベクトル量、即ちずれ量およびずれの方向を算
出する。この位置ずれのベクトル量のデータがコントロ
ーラ40を介してアプリケータ位置制御器45に送られ
る。アプリケータ位置制御器45は、このデータに基づ
き治療対象5と治療用アプリケータ9の集束点とが一致
するようにアプリケータ9の姿勢を物理的に制御する。
このように本実施例では、治療用アプリケータ9の位置
制御も自動的に行うことができ、治療効率が向上する。
【0040】なお、上記実施例では3次元画像データを
得るために、2次元アレイの超音波プローブ31を用い
たが、通常のBモード用である1次元アレイの超音波プ
ローブローブを機械的にスキャンして3次元画像データ
を得る方法でも良い。
得るために、2次元アレイの超音波プローブ31を用い
たが、通常のBモード用である1次元アレイの超音波プ
ローブローブを機械的にスキャンして3次元画像データ
を得る方法でも良い。
【0041】また、治療用超音波を放射するアプリケー
タ9に関しても、例えば米国特許第4,526,168
号に記載されているように2次元アレイの圧電素子を用
い、その高電圧駆動回路19の遅延時間制御により、機
械的に姿勢を変えることなく焦点の位置を変える事が可
能である。この時、相対位置検出器38はポテンショメ
ータのような機械的な変位を検出するものでは無く、ア
プリケータ9を構成する2次元アレイの遅延時間から演
算により求める事になり、またアプリケータ位置制御器
38も電子的に高電圧駆動回路19の遅延時間制御を行
うことで焦点位置を制御する構成とすればよい。
タ9に関しても、例えば米国特許第4,526,168
号に記載されているように2次元アレイの圧電素子を用
い、その高電圧駆動回路19の遅延時間制御により、機
械的に姿勢を変えることなく焦点の位置を変える事が可
能である。この時、相対位置検出器38はポテンショメ
ータのような機械的な変位を検出するものでは無く、ア
プリケータ9を構成する2次元アレイの遅延時間から演
算により求める事になり、またアプリケータ位置制御器
38も電子的に高電圧駆動回路19の遅延時間制御を行
うことで焦点位置を制御する構成とすればよい。
【0042】図4は、本発明の第3の実施例を示す図で
ある。この実施例では、図1の演算回路24に代えて比
較回路27を用いている点が図1の実施例と異なる。こ
の比較回路27には超音波トランスポンダのアンプ6の
出力信号が入力される。
ある。この実施例では、図1の演算回路24に代えて比
較回路27を用いている点が図1の実施例と異なる。こ
の比較回路27には超音波トランスポンダのアンプ6の
出力信号が入力される。
【0043】治療開始時、まず高電圧駆動回路19から
弱い駆動パルスが発せられ、治療用アプリケータ9から
は患者1の体内組織を損傷しない程度の微弱な超音波パ
ルスが放射される。この超音波はトランスポンダの超音
波トランスジューサ4bで受信され、アンプ6で増幅あ
るいは減衰された後、比較回路27でその受信強度が予
め設定された閾値と比較される。ここで、受信強度が閾
値より大きければカテーテル3の先端部と治療用超音波
の集束点が一致していると判断され、コントローラ20
を介して高電圧駆動回路19に制御パルスが出される。
この制御パルスが供給されると、高電圧駆動回路19は
駆動電圧を治療レベルまで上昇させ、アプリケータ9か
ら治療用超音波を1パルスあるいは数パルス発射する。
以上の動作を治療用超音波パルス発射タイミング毎に行
うことで、トランスポンダで示される治療対象以外の部
位への誤照射が防止できる。
弱い駆動パルスが発せられ、治療用アプリケータ9から
は患者1の体内組織を損傷しない程度の微弱な超音波パ
ルスが放射される。この超音波はトランスポンダの超音
波トランスジューサ4bで受信され、アンプ6で増幅あ
るいは減衰された後、比較回路27でその受信強度が予
め設定された閾値と比較される。ここで、受信強度が閾
値より大きければカテーテル3の先端部と治療用超音波
の集束点が一致していると判断され、コントローラ20
を介して高電圧駆動回路19に制御パルスが出される。
この制御パルスが供給されると、高電圧駆動回路19は
駆動電圧を治療レベルまで上昇させ、アプリケータ9か
ら治療用超音波を1パルスあるいは数パルス発射する。
以上の動作を治療用超音波パルス発射タイミング毎に行
うことで、トランスポンダで示される治療対象以外の部
位への誤照射が防止できる。
【0044】なお、上記実施例では比較回路27での比
較に供される受信信号を超音波トランスポンダのトラン
スジューサ4bで得たが、他の超音波トランスデューサ
を用いてもよい。
較に供される受信信号を超音波トランスポンダのトラン
スジューサ4bで得たが、他の超音波トランスデューサ
を用いてもよい。
【0045】また、上記実施例では治療用超音波をパル
スとしたが、バースト波を用いるタイプでも同様に使用
できる。さらに、温熱治療装置のような連続波を用いた
治療装置でも、以下の動作をさせる事により、図4とほ
ぼ同一構成で同様の効果を得る事が出来る。
スとしたが、バースト波を用いるタイプでも同様に使用
できる。さらに、温熱治療装置のような連続波を用いた
治療装置でも、以下の動作をさせる事により、図4とほ
ぼ同一構成で同様の効果を得る事が出来る。
【0046】治療開始時には、まず弱い連続超音波を発
射する。この超音波を上記実施例と同様にトランスジュ
ーサ4bで受信して、その受信強度を比較回路27で第
1の閾値と比較する。ここで、受信強度が第1の閾値よ
り大きければ、コントローラ20から高電圧駆動回路1
9へ制御パルスを出し、治療用の強力な連続超音波に切
り替える。この治療用超音波も同様に受信され、受信強
度が比較回路27で予め設定された第2の閾値と比較さ
れる。ここで、受信強度が所定時間(例えば2秒間)連
続して第2の閾値より小さければ、治療開始時のモード
に戻り弱い連続超音波に切り替えるようにする。
射する。この超音波を上記実施例と同様にトランスジュ
ーサ4bで受信して、その受信強度を比較回路27で第
1の閾値と比較する。ここで、受信強度が第1の閾値よ
り大きければ、コントローラ20から高電圧駆動回路1
9へ制御パルスを出し、治療用の強力な連続超音波に切
り替える。この治療用超音波も同様に受信され、受信強
度が比較回路27で予め設定された第2の閾値と比較さ
れる。ここで、受信強度が所定時間(例えば2秒間)連
続して第2の閾値より小さければ、治療開始時のモード
に戻り弱い連続超音波に切り替えるようにする。
【0047】図5は本発明の第4の実施例であり、図1
の構成にアップダウンカウンタ51が追加されると共
に、演算回路24がサブトラクション回路52に置き換
えられている。アップダウンカウンタ51は波形整形器
7の出力に接続され、パルスが入力される度に所定数
(例えば3)から1づつカウンチ値が減って行き、0に
なったところで駆動回路8にパルスを出力してから自己
リセットしてカウント値を所定数に戻す。すなわち、ア
ップダウンカウンタ51は1/3分周回路として用いら
れている。
の構成にアップダウンカウンタ51が追加されると共
に、演算回路24がサブトラクション回路52に置き換
えられている。アップダウンカウンタ51は波形整形器
7の出力に接続され、パルスが入力される度に所定数
(例えば3)から1づつカウンチ値が減って行き、0に
なったところで駆動回路8にパルスを出力してから自己
リセットしてカウント値を所定数に戻す。すなわち、ア
ップダウンカウンタ51は1/3分周回路として用いら
れている。
【0048】従来では画像用の超音波ビームがカテーテ
ルの先端に当たる度に超音波トランスジューサから超音
波パルスを送信していたが、本実施例では画像用超音波
ビームが3回当たる度に1回だけ超音波パルスを送信す
ることになる。従って、超音波画像上ではトランスジュ
ーサ4bの位置で輝点が点滅するようになる。このた
め、たとえ周囲に類似の高エコー体が存在しても、容易
にカテーテル3の先端位置の位置情報を正確に認識する
事が出来る。
ルの先端に当たる度に超音波トランスジューサから超音
波パルスを送信していたが、本実施例では画像用超音波
ビームが3回当たる度に1回だけ超音波パルスを送信す
ることになる。従って、超音波画像上ではトランスジュ
ーサ4bの位置で輝点が点滅するようになる。このた
め、たとえ周囲に類似の高エコー体が存在しても、容易
にカテーテル3の先端位置の位置情報を正確に認識する
事が出来る。
【0049】また、この実施例では駆動回路8からパル
スを出すタイミング情報がサブトラクション回路52に
送られる。サブトラクション回路52は、このタイミン
グにより、超音波トランスデューサ4aから超音波パル
スが送信された画像と、その直後あるいは直前の画像デ
ータを画像メモリ21,22から読み込むと、両画像デ
ータを引き算する。これにより画像メモリ21からのト
ランスポンダによる画像データのみが得られ、これを次
の画面に重畳して表示することで治療対象の位置が明瞭
に表わされる。この実施例では、超音波トランスポンダ
に2つの超音波トランスデューサ4a,4bを用いてい
るが、超音波トランスデューサは一つでもよく、その場
合フィルタ13、受信回路14および画像メモリ21も
なくとも良い。図6は、図5中の超音波トランスポンダ
のみを示した図である。この超音波トランスポンダは、
従来の超音波画像装置と組み合わせて使用してもよい。
スを出すタイミング情報がサブトラクション回路52に
送られる。サブトラクション回路52は、このタイミン
グにより、超音波トランスデューサ4aから超音波パル
スが送信された画像と、その直後あるいは直前の画像デ
ータを画像メモリ21,22から読み込むと、両画像デ
ータを引き算する。これにより画像メモリ21からのト
ランスポンダによる画像データのみが得られ、これを次
の画面に重畳して表示することで治療対象の位置が明瞭
に表わされる。この実施例では、超音波トランスポンダ
に2つの超音波トランスデューサ4a,4bを用いてい
るが、超音波トランスデューサは一つでもよく、その場
合フィルタ13、受信回路14および画像メモリ21も
なくとも良い。図6は、図5中の超音波トランスポンダ
のみを示した図である。この超音波トランスポンダは、
従来の超音波画像装置と組み合わせて使用してもよい。
【0050】以上の実施例において、治療用超音波は全
て集束点を有する様に記述したが、狭い集束点ではなく
ある広さを持つ領域(集束領域)に照射するタイプでも
構わない。
て集束点を有する様に記述したが、狭い集束点ではなく
ある広さを持つ領域(集束領域)に照射するタイプでも
構わない。
【0051】また、上記の実施例では結石破砕を目的と
する超音波治療装置について述べたが、これ以外の超音
波を用いた種々の治療装置、例えばハイパサーミアや血
栓溶解装置などにも本発明を適用することが可能であ
る。その他、本発明は種々変形して実施することができ
る。
する超音波治療装置について述べたが、これ以外の超音
波を用いた種々の治療装置、例えばハイパサーミアや血
栓溶解装置などにも本発明を適用することが可能であ
る。その他、本発明は種々変形して実施することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によればトラ
ンスポンダで示される治療対象の位置を明確に把握して
治療用超音波の集束領域を確実に一致させることが出
来、しかも治療対象にのみに治療用超音波を照射する事
が出来、安全性と治療効率が向上する。
ンスポンダで示される治療対象の位置を明確に把握して
治療用超音波の集束領域を確実に一致させることが出
来、しかも治療対象にのみに治療用超音波を照射する事
が出来、安全性と治療効率が向上する。
【図1】 本発明の第1の実施例に係る超音波治療装置
の構成図
の構成図
【図2】 同実施例におけるCRTディスプレイ上の表
示例を示す図
示例を示す図
【図3】 本発明の第2の実施例に係る超音波治療装置
の構成図
の構成図
【図4】 本発明の第3の実施例に係る超音波治療装置
の構成図
の構成図
【図5】 本発明の第4の実施例に係る超音波治療装置
の構成図
の構成図
【図6】 本発明の第5の実施例に係る超音波トランス
ポンダの構成図
ポンダの構成図
【図7】 従来の超音波トランスポンダを示す図
1…患者 2…尿管
3…カテーテル 4a,4b,4…超音
波トランスデューサ 5…治療対象 6…アンプ 7…波形整形器 8…駆動回路 9…治療用アプリケータ 10…超音波画像装置 11…超音波プローブ 12…送信回路 13…ハイパスフィルタ 14…ローパスフィル
タ 15,16…受信回路 17…A/D変換器 18…相対位置検出器 19…高電圧駆動回路 20…コントローラ 21〜23…画像メモ
リ 24…演算回路 25…D/A変換器 26…CRTディスプレイ 27…比較回路 32…送信回路 35,36…受信回路 38…3次元相対位置検出器 40…コントローラ 41〜43…3次元画像メモリ 44…演算回路 51…アップダウンカウンタ 52…サブトラクショ
ン回路
波トランスデューサ 5…治療対象 6…アンプ 7…波形整形器 8…駆動回路 9…治療用アプリケータ 10…超音波画像装置 11…超音波プローブ 12…送信回路 13…ハイパスフィルタ 14…ローパスフィル
タ 15,16…受信回路 17…A/D変換器 18…相対位置検出器 19…高電圧駆動回路 20…コントローラ 21〜23…画像メモ
リ 24…演算回路 25…D/A変換器 26…CRTディスプレイ 27…比較回路 32…送信回路 35,36…受信回路 38…3次元相対位置検出器 40…コントローラ 41〜43…3次元画像メモリ 44…演算回路 51…アップダウンカウンタ 52…サブトラクショ
ン回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 橋本 新一
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝総合研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】患者体内の治療対象に体外から治療用超音
波を照射する超音波照射手段と、 患者体内に超音波ビームを照射しその反射波を受信して
超音波画像を得る超音波画像装置と、 患者体内に挿入されるカテーテルと、 このカテーテルの所定位置に設置され、該所定位置の位
置情報を得る少なくとも一つの超音波トランスデューサ
と、 この超音波トランスデューサにより得られた位置情報を
前記超音波画像上に重畳して表示する表示手段と、 前記超音波トランスデューサにより得られた位置情報を
用いて前記治療用超音波照射手段を制御する制御手段と を具備すること特徴とする超音波治療装置。 - 【請求項2】カテーテルと、 このカテーテルの所定位置に設置された共振周波数の異
なる第1および第2の超音波トランスデューサと、 トリガ信号が供給されることにより前記第1の超音波ト
ランスデューサを駆動する駆動手段と、 前記第2の超音波トランスデューサの出力信号を波形整
形して前記トリガ信号を得る波形整形手段と を具備することを特徴とする超音波トランスポンダ。 - 【請求項3】カテーテルと、 このカテーテル所定位置に設置された少なくとも一つの
超音波トランスデューサと、 トリガ信号が供給されることにより前記超音波トランス
デューサを駆動する駆動手段と、 前記超音波トランスデューサの出力信号を波形整形する
波形整形手段と、 この波形整形手段の出力信号を分周して前記トリガ信号
を得る分周手段と を具備することを特徴とする超音波トランスポンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16561791A JPH057589A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 超音波治療装置および超音波トランスポンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16561791A JPH057589A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 超音波治療装置および超音波トランスポンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057589A true JPH057589A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15815772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16561791A Pending JPH057589A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 超音波治療装置および超音波トランスポンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057589A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016523168A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-08-08 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ハイライトシステム及び判定方法 |
JP2016523651A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-08-12 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | リアルタイムでビームパターンを較正するための超音波画像への形状導入 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP16561791A patent/JPH057589A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016523168A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-08-08 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ハイライトシステム及び判定方法 |
JP2016523651A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-08-12 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | リアルタイムでビームパターンを較正するための超音波画像への形状導入 |
US10548563B2 (en) | 2013-06-28 | 2020-02-04 | Koninklijke Philips N.V. | Acoustic highlighting of interventional instruments |
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