JPH02215349A - 米菓の製造方法 - Google Patents

米菓の製造方法

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JPH02215349A
JPH02215349A JP1037916A JP3791689A JPH02215349A JP H02215349 A JPH02215349 A JP H02215349A JP 1037916 A JP1037916 A JP 1037916A JP 3791689 A JP3791689 A JP 3791689A JP H02215349 A JPH02215349 A JP H02215349A
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JP
Japan
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small pieces
rice cake
microwave
rice
raw material
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JP1037916A
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Hirobumi Miyamoto
博文 宮本
Yozo Konishi
小西 陽造
Isao Kanbara
神原 績
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Ezaki Glico Co Ltd
Original Assignee
Ezaki Glico Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 産業上の利用分野 本発明は、エキストルーダ−、マイクロ波加熱及び通常
のオーブン加熱を組合せることにより、短時間で品質の
よい米菓を収得する方法にかかわるものである。
■ 従来の技術と本発明が解決しようとしている課題 米菓には梗米菓、糎米菓とがあり、夫々その製法はやや
興るが、いずれもその製造に長時間を要するのが難点で
あった。たとえば、梗米菓の場合は、梗米粉を蒸練し餅
状にしたものを板状に延ばし、型抜き機で打抜き、予備
乾燥する。大よそ水分20%程度に熱風乾燥したら生地
内水分の均等化をはかるため「ねかせ」と称して1mで
10〜20時間放置後、再度乾燥し、水分10〜12%
程度になったらこれを焼成して製品とするのである。こ
の梗米菓製造には「ねかせ」工程の他、長時間を要する
。一方、糟米栗の場合、穀粒を蒸煮し餅搗機により餅と
なし、棒状又は板状に大まかに成型した後、冷却・硬化
する。この冷却には通常2〜5℃で2〜3日を要する。
硬化後これを、適室形状に切断・成形し、ついで水分2
0%前後まで温風で乾燥し、最後に焼成するのであるが
、これとて製品製造には長時間を要する欠点がある。
かかる米菓製造においては焼成前の生地水分の調整が肝
要であり、たとえば水分が不均一のまま、つまり「ねか
せ」工程を省くと、焼成された米菓はひび割れたり折損
したりして著しく商品価値を損することとなる。
なお、米菓製造にエキストルーダ−を用いた例もあるが
、これらにも種々難点がある。たとえば、エキストルー
ダ−膨化押出成形によると表面が粗になるため、これを
更に蒸煮して改質する方法(特公昭61−9016号)
では、なる程表面は可成りよくなっているが、内部組織
の膨化が過度のものとなっており、米菓としての食感の
ないものとなっている。また、蒸HRの代用としてエキ
ストルーダ−を用いて餅生地を製造する方法(特開昭6
2−294038号)では製造所要時間の短縮には殆ん
ど貢献しない。
米菓製造にマイクロ波を利用した技術も散見される(特
公昭46−1’5665号、特公昭58−47’134
号等)が、−殻内にマイクロ波を利用すると膨化が大き
すぎ、その組織・食感上、米菓とは異質のものとなる傾
向が強いと共に、マイクロ波照射に供される餅生地その
ものの製造には長時間を要し、生産性が悪い。
■ 課題解決の手段 本発明では、梗米、端末を主原料とし、これに必要に応
じて他の穀粉、糖類、油脂、蛋白質、乳化剤、水、その
他を使い、エキストルーダ−を通し、マイクロ波照射後
、通常のオープンにて仕上げ焼成するものである。以下
、本発明を詳述する。
使用する穀類としては、梗米、1米及びその粉砕物であ
る梗米粉、濡米粉を単独に又は任意に両者混合したもの
を主原料とし、これに必要に応じてコーンスターチ、コ
ーンミール、ばれいしょでん粉、小麦粉等の穀粉を併用
する。
糖類は格別、その種類を問わず使用できる。たとえば、
砂糖、麦芽糖、乳糖、ぶどう糖、果糖、水飴、異性化糖
等の他、ソルビット、マルナット、キシリット、還元で
ん粉加水分解物等の糖アルコールの如きである。使用量
は穀類全量の10%以下、好ましくは3%以下程度でよ
い。
油脂も通常の食用油脂、たとえば液状油、硬化油、ショ
ートニング、バター、マーガリン等が使用され、その使
用量についても格別制限がないが通常は穀類重量の大よ
そ10%0%以下程すればよい。
その他、乳化剤、蛋白質、各種調味料等を必要に応じて
使用する。その種類については格別制限はない。
エキスト肪−ダーは、中軸型又は2軸型に代表される多
軸型のいずれも使用できる。
使用するマイクロ波とは、通常のもの、つまり波長約3
0メガヘルツ〜300ギガヘルツのものをいうが、我が
国においては法律上の使用制限があって、現在は915
メガヘルツと2450メガヘルツの2種のみが許可され
ており、本発明においても実用上はこの2種に限定され
る。
なお、通常のオーブンは電気、ガス等の熱源如何を問わ
ず、又はマイクロ波寄りの波長をもつ遠赤外線を使用し
てもよい。
本発明は、上記素材、要素を使って実施される。
すなわち、上記諸原料を配合・混合し、エキストルーダ
−に供給する。この際、水は上記諸原料と同時又はこれ
らと混合の上、エキストルーダ−に供給してもよいし、
又は別途、諸原料供給後、圧送・供給してもよい。エキ
ストルーダ−では原料混合物を加熱し、殊に温度的11
0〜150℃に加熱する。従って、エキストルーダ−は
発生した水蒸気により加圧状態となる。エキストルーダ
−より出るときは生地の水分は比較的多く低発泡物とな
るよう、殊に水分が10〜15%程度(低発泡物の常温
における測定値)で見かけ比重が約0゜21〜0.75
となるよう、加熱・加圧の度合を調整する。押出された
低発泡物は、適宜の手段により、所望の大きさのものに
切断し、小片とし、次いでこれにマイクロ波を照射し、
低発泡物の内部を加熱・膨化し、生地の水分を約3%に
する。
たとえば波長2450メガヘルツのマイクロ波で140
0W・約30秒照射する。最後に通常のオープンにて生
地表面を焼成して焼色と香りをつけ、製品とする。たと
えば、通常のオープンで300℃・30秒前後処理する
とよい。なお、更に常法に従い調味料等による味つけや
のり巻き等の工程を施してもよい。また、マイクロ波の
照射とオープンによる焼成とは、同時に行ってもよい。
■ 作用 本発明ではエキストルーダ−では低発泡物とし、比較的
生地水分も多いまま押し出している。このように低発泡
物とするため、水分蒸散による米菓風味の逸散が少なく
、風味が維持される。そのようなものをマイクロ波によ
り内部から加熱し膨化させるため、理由不詳ながら膨化
度は余り大きくならず、気泡膜は緻密でうすいものとな
り、つれて内部はさくさくした軽い感触の及び表面は硬
目の感触の組織をもつものであり、それは米菓の感触に
非常に近いものとなる。そして、最後にオープン処理に
より生地水分を減少させると共に表面の焼色・香味を発
現させるのである。
■ 実施例 例1 エクストルーダーに梗米粉を6009/分の速度で連続
的に供給し、かつ生地水分が21〜28%になるように
加水しつづけ、120℃・400rpmで加熱・混練処
理した。これを径4mmX6穴のダイより押し出し、そ
の断面径が5〜10闇の低発泡物とした。これを長さ3
0〜50rIMに切断したのち、2450メガヘルツの
マイクロ波1400Wで30秒間照射した後、通常の電
気オープンで300℃・30秒間焼成した。得られたも
のは、米菓風の組織・風味・香りを有するものであった
例2 2軸エキストルーダ−に端末粉を500g/分の速度で
連続的に供給し、かつ生地水分が21〜28%になるよ
う加水しつつ120℃・400rpmで加熱・混練した
。これを[10闇X[1゜9市×4穴ツタイカら横12
〜15Il#Ix縦4〜7關の大きさの低発泡物として
押し出した。これを長さ30〜50Mに切断した後、2
450メガヘルツのマイクロ波1400W・30秒間照
射し、生地内部を膨化させた。最後に通常のオープンで
300℃・30秒間焼成した。得られたものはやはり米
菓風の組織・風味・香りを有するおいしいものであった
■ 発明の効果 本発明方法によれば、従来、3日程要していた米菓の製
造が殆んど10分以内程度ですむこととなり、大幅に製
造工程・時間が改善される。得られたものは表面は硬く
、内部気泡は小さく多数であるため緻密な組織でありな
がら軽い食感をもつ従来のおかきと同様な組織・食感・
風味をもっている。これに比して従来のようにエキスト
ルーダ−で高発泡させてしまったものは、米菓とは異な
ったスナック風の風味をもっており、本願の目的を達し
えないものである。
その理由は不詳ながら以下が推定される。
エキストルーダ−のみで米菓をえようとするとどうして
も高気泡化したものとなり、でん粉膜も破壊されて内容
のでん粉が溶出してしまうせいが、製品を食すると歯に
粘着しやすいものとなる。それに反して、本発明では低
気泡化のせいがでん粉膜も余り破壊されないようであり
、つれて食味時に歯に粘着してしまうようなこともない
更に、本発明の低発泡エキストルーダ−処理によると、
収得物の表面は比較的硬いためにその外形が割合に整っ
たものとなる。従来のように高発泡エキストルーダ−処
理を施すと本発明のような外形の整ったものとならず不
整形なものとが崩れやすいものとなる。従って、本発明
によると従来法ではえられなかった多様な所望の外形を
もつものが収得される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粳米、糯米又はそれらの混合物を主原料とした米
    菓原料をエクストルーダーにて加熱加圧処理して低発泡
    押出し物を得、これを切断して小片としたものをマイク
    ロ波を照射して加熱後、さらに通常のオープンにより加
    熱、焼成することを特徴とする米菓の製造方法。
  2. (2)エクストルーダーにおける加熱温度が約110〜
    150℃であることを特徴とする特許請求の範囲の1記
    載の米菓の製造方法。
  3. (3)低発泡押出し物の水分が常温において約10〜1
    5%、見かけ比重が約0.21〜0.75であることを
    特徴とする特許請求の範囲の1記載の米菓の製造方法。
JP1037916A 1989-02-17 1989-02-17 米菓の製造方法 Granted JPH02215349A (ja)

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JP1037916A JPH02215349A (ja) 1989-02-17 1989-02-17 米菓の製造方法

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JPH02215349A true JPH02215349A (ja) 1990-08-28
JPH0556935B2 JPH0556935B2 (ja) 1993-08-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015164418A (ja) * 2014-02-05 2015-09-17 株式会社おやつカンパニー 米形スナック菓子の製造方法、成形スナック菓子の製造方法

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JPS50107168A (ja) * 1974-02-04 1975-08-23
JPS5115670A (ja) * 1974-07-24 1976-02-07 Oyama Tetsukosho Kk
JPS61205443A (ja) * 1985-03-08 1986-09-11 Kikkoman Corp 米菓の製造法
JPS6255067A (ja) * 1985-08-22 1987-03-10 Tech Res Assoc Extru Cook Food Ind 二軸型エクストル−ダを利用した可食性生地の製造方法及び装置

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