JPH02214564A - ウエブ塗布装置 - Google Patents
ウエブ塗布装置Info
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- JPH02214564A JPH02214564A JP3343989A JP3343989A JPH02214564A JP H02214564 A JPH02214564 A JP H02214564A JP 3343989 A JP3343989 A JP 3343989A JP 3343989 A JP3343989 A JP 3343989A JP H02214564 A JPH02214564 A JP H02214564A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C9/00—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
- B05C9/04—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying liquid or other fluent material to opposite sides of the work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/007—Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C9/00—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
- B05C9/06—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はウェブ（帯状可撓性支持体）を浮上支持して
塗布液を極めて均一な膜厚に塗−布する装置に関するも
のである。
塗布液を極めて均一な膜厚に塗−布する装置に関するも
のである。
更に詳しくは、写真感光材料等のウェブの塗布面とは反
対側の面を、浮上支持しながら連続状に走行させて１種
または２種以上の塗布液を塗布する装置に関し、特に連
続的な両面塗布を行うのに適したウェブ塗布装置に関す
るものである。
対側の面を、浮上支持しながら連続状に走行させて１種
または２種以上の塗布液を塗布する装置に関し、特に連
続的な両面塗布を行うのに適したウェブ塗布装置に関す
るものである。
従来、ウェブの両面塗布技術としては、種々の手段、方
法が知られている。
法が知られている。
例えば、
■ウェブの片面に塗布し、これをゲル化した後、ゲル化
した面を直接支持ロールに接触させて、反対面に連続し
て塗布する方法（特公昭 ４８−４４１７１号） ■無数の小孔もしくはスリットを有するロール曲面から
気体を噴出してウェブを浮上させ、塗布機（コーター）
の先端をウェブに押しつけて塗布する方法（特公昭 ４
９−１７８５３号）などが知られている。
した面を直接支持ロールに接触させて、反対面に連続し
て塗布する方法（特公昭 ４８−４４１７１号） ■無数の小孔もしくはスリットを有するロール曲面から
気体を噴出してウェブを浮上させ、塗布機（コーター）
の先端をウェブに押しつけて塗布する方法（特公昭 ４
９−１７８５３号）などが知られている。
しかし、上記従来技術では、
■ゲル化した面を支持する支持ロール上にわずかな塵埃
やキズがあっても、ゲル化した塗布面は乱されてしまう
し、ロール上に塗布層の一部が付着残存しても同様であ
り、メンテナンスが極めて困難である。
やキズがあっても、ゲル化した塗布面は乱されてしまう
し、ロール上に塗布層の一部が付着残存しても同様であ
り、メンテナンスが極めて困難である。
■支持ロールの周速度がウェブの搬送速度とわずかでも
ずれれば、やはりゲル化した塗布層は太き（乱される。
ずれれば、やはりゲル化した塗布層は太き（乱される。
又、特公昭４９−１７８５３号公報に記載の技術では、
■ウェブの巾が大きくなるとウェブの中手方向の浮き重
着が大きくなり、塗布機先端をウェブに均等に押しつけ
ることができないので、ウェブ全面にわたって均一な塗
布層を得ることは難しい。
■ウェブの巾が大きくなるとウェブの中手方向の浮き重
着が大きくなり、塗布機先端をウェブに均等に押しつけ
ることができないので、ウェブ全面にわたって均一な塗
布層を得ることは難しい。
■塗布機の前後でウェブの振動を抑える配慮がなされて
いないため、塗布ムラを発生し易い。
いないため、塗布ムラを発生し易い。
■塗布機を押しつけるという方法であるため写真感光材
料の塗布に一般的に用いられるスライドホッパー等のビ
ード塗布法を適用できないという欠点がある。
料の塗布に一般的に用いられるスライドホッパー等のビ
ード塗布法を適用できないという欠点がある。
このため、本発明者等は先に、連続的に走行するウェブ
を挟んで、互いにほぼ対向する位置に気体噴出器と減圧
チャンバ付きコーターを配設し、該気体噴出器から前記
ウェブに向かって気体を噴出することにより、前記ウェ
ブを浮上支持しながら前記コーターにより塗布液の塗布
を行う塗布方法とその装置を提案し、実用に供してきた
（特願昭５６−１７５８０１号）。
を挟んで、互いにほぼ対向する位置に気体噴出器と減圧
チャンバ付きコーターを配設し、該気体噴出器から前記
ウェブに向かって気体を噴出することにより、前記ウェ
ブを浮上支持しながら前記コーターにより塗布液の塗布
を行う塗布方法とその装置を提案し、実用に供してきた
（特願昭５６−１７５８０１号）。
しかしながら、上記従来のウェブ塗布装置では第４図示
の如く減圧チャンバ８内の減圧領域に対応する気体噴出
器１１のウェブ抱き面１１ａの前後境界領域で、ウェブ
の浮上量が低下してウェブ変形部３Ｃが生じ、該部分が
ウェブ抱き面に接触する事故が発生することがあった。
の如く減圧チャンバ８内の減圧領域に対応する気体噴出
器１１のウェブ抱き面１１ａの前後境界領域で、ウェブ
の浮上量が低下してウェブ変形部３Ｃが生じ、該部分が
ウェブ抱き面に接触する事故が発生することがあった。
即ち、気体噴出器１１に浮上支持されたウェブは通常、
ウェブ抱き面１１ａとの距離を一定量以上に保ちつつ回
り込んで走行する。ところが、減圧チャンバ８の減圧領
域に対応するウェブ抱き面の前後境界領域では、減圧チ
ャンバの減圧領域での背圧（ウェブとウェブ抱き面間の
静圧）が、他の部分の背圧より小さくなるため、ウェブ
とウェブ抱き面の間に閉じ込められた高静圧気体が減圧
チャンバ内の減圧領域へと流入する現象が発生する。こ
の結果、前記境界領域での高静圧気体の滞留量が急減し
てウェブ浮上量が減少し、ウェブのウェブ抱き面への接
触する事故を引き起こすこととなる。
ウェブ抱き面１１ａとの距離を一定量以上に保ちつつ回
り込んで走行する。ところが、減圧チャンバ８の減圧領
域に対応するウェブ抱き面の前後境界領域では、減圧チ
ャンバの減圧領域での背圧（ウェブとウェブ抱き面間の
静圧）が、他の部分の背圧より小さくなるため、ウェブ
とウェブ抱き面の間に閉じ込められた高静圧気体が減圧
チャンバ内の減圧領域へと流入する現象が発生する。こ
の結果、前記境界領域での高静圧気体の滞留量が急減し
てウェブ浮上量が減少し、ウェブのウェブ抱き面への接
触する事故を引き起こすこととなる。
この発明は上記の点に鑑み、前記境界領域におけるウェ
ブの浮上量を一定量以上に維持して接触事故を防止でき
るウェブ塗布装置を提供することを目的としている。
ブの浮上量を一定量以上に維持して接触事故を防止でき
るウェブ塗布装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、この発明は連続的に走行す
るウェブを挟んで、互いにほぼ対向する位置に気体噴出
器と減圧チャンバ付きコーターを配設し、該気体噴出器
のウェブ抱き面から気体を噴出して前記ウェブを浮上支
持しながら塗布を行うウェブ塗布装置において、前記減
圧チャンバの減圧領域に対応するウェブ抱き面の前後境
界領域が、他のウェブ抱き面領域より大きな噴出量を持
たせ、該領域におけるウェブの浮上量を一定量以上に維
持できるように構成したものである。
るウェブを挟んで、互いにほぼ対向する位置に気体噴出
器と減圧チャンバ付きコーターを配設し、該気体噴出器
のウェブ抱き面から気体を噴出して前記ウェブを浮上支
持しながら塗布を行うウェブ塗布装置において、前記減
圧チャンバの減圧領域に対応するウェブ抱き面の前後境
界領域が、他のウェブ抱き面領域より大きな噴出量を持
たせ、該領域におけるウェブの浮上量を一定量以上に維
持できるように構成したものである。
以下、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
第１図は本願ウェブ塗布装置の全体構成を示す縦断面図
、第２図は気体噴出器と第二コーター近傍の斜視図、第
３図は多孔質体を使って気体噴出器を構成した場合の説
明図である。
、第２図は気体噴出器と第二コーター近傍の斜視図、第
３図は多孔質体を使って気体噴出器を構成した場合の説
明図である。
図において、１は第一コーター、２は第二コーターで、
該第−および第二コーター１．２はウェブ３の導入部Ｄ
１と導出部Ｄ２にそれぞれこの順序で設けられている。
該第−および第二コーター１．２はウェブ３の導入部Ｄ
１と導出部Ｄ２にそれぞれこの順序で設けられている。
該コーター１．２は各々湧出スリット１ａ、１ｂおよび
２ａ、２ｂを備え、該湧出スリン）ｌａ、ｌｂおよび２
ａ、２ｂから湧出する塗布液りによって、二層塗布を行
えるようになっている。即ち、第一コーターｌは導入部
Ｄ１付近でウェブ３の表面３ａに、第二コーター２は導
出部Ｄｔ付近でウェブ３の裏面３ｂに塗布液りをそれぞ
れ塗布し、ウェブ３の両面塗布を実現できるように構成
されている。
２ａ、２ｂを備え、該湧出スリン）ｌａ、ｌｂおよび２
ａ、２ｂから湧出する塗布液りによって、二層塗布を行
えるようになっている。即ち、第一コーターｌは導入部
Ｄ１付近でウェブ３の表面３ａに、第二コーター２は導
出部Ｄｔ付近でウェブ３の裏面３ｂに塗布液りをそれぞ
れ塗布し、ウェブ３の両面塗布を実現できるように構成
されている。
前記ウェブ３は補助ローラ４に接触支持されて導入部り
、に搬入された後、主ローラ５に接触支持されて回り込
み、前記第一コーター１の近傍を通過時、該コーター１
で表面３ａに塗布され、冷風ゾーン６へと搬送されるよ
うになっている。
、に搬入された後、主ローラ５に接触支持されて回り込
み、前記第一コーター１の近傍を通過時、該コーター１
で表面３ａに塗布され、冷風ゾーン６へと搬送されるよ
うになっている。
７．８は減圧チャンバで、該減圧チャンバ７゜８は各コ
ーター１．２の塗布液りからなるビード（コーターから
ウェブ表面に架橋された状態の塗布液）を適宜吸引して
、塗布液りのウェブ表面への転移を安定化するためのも
のである。該減圧チャンバ７．８のうち、一方のチャン
バ７は第一コーター１のビードギャップＢＩの下側、他
方のチャンバ８は第二コーター２のビードギャップＢｚ
の下側にそれぞれ設けられている。
ーター１．２の塗布液りからなるビード（コーターから
ウェブ表面に架橋された状態の塗布液）を適宜吸引して
、塗布液りのウェブ表面への転移を安定化するためのも
のである。該減圧チャンバ７．８のうち、一方のチャン
バ７は第一コーター１のビードギャップＢＩの下側、他
方のチャンバ８は第二コーター２のビードギャップＢｚ
の下側にそれぞれ設けられている。
前記冷風ゾーン６はウェブ３の表面３ａに塗られた塗布
液りを冷却してゲル化を促進するためのもので、ウェブ
３の裏面３ｂ（未塗布面）を接触支持することで冷却し
ながら搬送する搬送ローラ群９と、ウェブ３の表面３ａ
（既塗布面）に冷風を当てて冷却する小孔（または）ス
リット群ＩＯを備えている。この冷風ゾーン６内の温度
は塗布条件（塗布液りの温度、塗膜の厚さ、塗布速度な
ど）やウェブ走行条件（ウェブ温度、ウェブ厚、ウェブ
走行速度など）にもよるが、通常、冷風ゾーン６を出て
第二コーター２に搬送される時のウェブ３の温度が１０
°Ｃ前後となるよう調整されている。
液りを冷却してゲル化を促進するためのもので、ウェブ
３の裏面３ｂ（未塗布面）を接触支持することで冷却し
ながら搬送する搬送ローラ群９と、ウェブ３の表面３ａ
（既塗布面）に冷風を当てて冷却する小孔（または）ス
リット群ＩＯを備えている。この冷風ゾーン６内の温度
は塗布条件（塗布液りの温度、塗膜の厚さ、塗布速度な
ど）やウェブ走行条件（ウェブ温度、ウェブ厚、ウェブ
走行速度など）にもよるが、通常、冷風ゾーン６を出て
第二コーター２に搬送される時のウェブ３の温度が１０
°Ｃ前後となるよう調整されている。
１１は気体噴出器で、該気体噴出器１１はウェブ３を浮
上支持してその表面３ａ（既塗布面）保護しなからウェ
ブ３を第二コーター２の近傍で回り込ませ、裏面３ｂ（
未塗布面）に塗布液りを塗布するためのものである。即
ち、気体噴出器１１の外殻のウェブ抱き面１１ａは滑ら
かな円筒面からなり、その表面部に多数設けられた微小
気体噴出孔Ｆから噴出器１１内の気体をウェブ３の表面
３ａに向けて噴出し、コーター２による塗布を行いなが
らウェブ３を浮上搬送できるようになっている。該ウェ
ブ抱き面１１ａに対向する非つェブ抱き面１１ｂは円筒
面になっている必要はなく、微小気体噴出孔Ｆを備えて
いなくてもよい。
上支持してその表面３ａ（既塗布面）保護しなからウェ
ブ３を第二コーター２の近傍で回り込ませ、裏面３ｂ（
未塗布面）に塗布液りを塗布するためのものである。即
ち、気体噴出器１１の外殻のウェブ抱き面１１ａは滑ら
かな円筒面からなり、その表面部に多数設けられた微小
気体噴出孔Ｆから噴出器１１内の気体をウェブ３の表面
３ａに向けて噴出し、コーター２による塗布を行いなが
らウェブ３を浮上搬送できるようになっている。該ウェ
ブ抱き面１１ａに対向する非つェブ抱き面１１ｂは円筒
面になっている必要はなく、微小気体噴出孔Ｆを備えて
いなくてもよい。
前記ウェブ抱き面１１ａにおいて、減圧チャンバ８の減
圧領域に対応する抱き面の前後境界領域１１ｃは、他の
領域より大きな気体噴出量（単位面積当たり）を有して
いる。
圧領域に対応する抱き面の前後境界領域１１ｃは、他の
領域より大きな気体噴出量（単位面積当たり）を有して
いる。
即ち、該境界領域１１ｃでは気体噴出孔Ｆの穿設密度を
増すか、その径を大きくするなどして噴出量を他のウェ
ブ抱き面領域より大きくし、ウェブとウェブ抱き面との
間の気体滞留量の減小に伴うウェブ３の浮上量低下を防
止できるようになっている。該境界領域１１ｃの噴出量
は、ウェブ走行条件（ウェブ厚、ウェブ走行速度など）
や塗布条件（塗布膜厚、塗布粘度など）にもよるが、ウ
ェブ抱き面１１ａの単位面積当たりの噴出量（通常は２
ＯＮｍｊ！／ｍ ｉ ｎ−ｃｍ”以下）に対し、２〜
５倍以上とするのが望ましい。また、噴出量を増加させ
る部分は必ずしも該境界領域ｌｉｅに限らず、それより
も減圧領域から遠い部分とすることも可能である。この
場合、噴出量の多い部分が塗布位置から遠ざかるため、
塗布位置でのベース振動が低減されることがあり、均一
な塗布層を得るためには有利な場合がある。
増すか、その径を大きくするなどして噴出量を他のウェ
ブ抱き面領域より大きくし、ウェブとウェブ抱き面との
間の気体滞留量の減小に伴うウェブ３の浮上量低下を防
止できるようになっている。該境界領域１１ｃの噴出量
は、ウェブ走行条件（ウェブ厚、ウェブ走行速度など）
や塗布条件（塗布膜厚、塗布粘度など）にもよるが、ウ
ェブ抱き面１１ａの単位面積当たりの噴出量（通常は２
ＯＮｍｊ！／ｍ ｉ ｎ−ｃｍ”以下）に対し、２〜
５倍以上とするのが望ましい。また、噴出量を増加させ
る部分は必ずしも該境界領域ｌｉｅに限らず、それより
も減圧領域から遠い部分とすることも可能である。この
場合、噴出量の多い部分が塗布位置から遠ざかるため、
塗布位置でのベース振動が低減されることがあり、均一
な塗布層を得るためには有利な場合がある。
ここで浮上支持に用いる気体としては、Ｎ２ガス、空気
等、安全上問題のないものであれば何でもよいが、最も
一般的には空気である。
等、安全上問題のないものであれば何でもよいが、最も
一般的には空気である。
浮上支持部において反対面に塗布された被塗布ウェブは
その後、図示しない冷風ゾーンにおいて無接触の状態で
両面に冷風を当てながら塗布層をゲル化した後、無接触
乾燥ゾーンへ搬送されて行くが、この無接触でのゲル化
する部分あるいは無接触乾燥ゾーンにおいて、被塗布ウ
ェブが走行方向に垂直な方向に変動（又は振動）しても
、浮上支持部において吸収されて伝播せず、均一な塗布
が可能であるようになっている。
その後、図示しない冷風ゾーンにおいて無接触の状態で
両面に冷風を当てながら塗布層をゲル化した後、無接触
乾燥ゾーンへ搬送されて行くが、この無接触でのゲル化
する部分あるいは無接触乾燥ゾーンにおいて、被塗布ウ
ェブが走行方向に垂直な方向に変動（又は振動）しても
、浮上支持部において吸収されて伝播せず、均一な塗布
が可能であるようになっている。
しかして、両面未塗布のウェブ３は補助ローラ４に接触
支持されて導入部り、に搬入され、主ローラ５に接触支
持されながら第一コーター１の近傍を回り込み、湧出ス
リット１ａ、１ｂから湧出される塗布液りによって表面
３ａに二層塗布される。
支持されて導入部り、に搬入され、主ローラ５に接触支
持されながら第一コーター１の近傍を回り込み、湧出ス
リット１ａ、１ｂから湧出される塗布液りによって表面
３ａに二層塗布される。
次に、ウェブ３は冷風ゾーン６内で小孔群１０からの冷
風を受けながら搬送ローラ９で接触支持搬送されて１０
°Ｃ前後にまで冷却され、気体噴出器１１へと搬送され
る。気体噴出器１１のウェブ抱き面１１ａの噴出孔Ｆか
ら噴出される気体に既塗布状態の表面３ａを浮上支持さ
れたウェブ３は第二コーター２によって裏面３ｂが塗布
される。
風を受けながら搬送ローラ９で接触支持搬送されて１０
°Ｃ前後にまで冷却され、気体噴出器１１へと搬送され
る。気体噴出器１１のウェブ抱き面１１ａの噴出孔Ｆか
ら噴出される気体に既塗布状態の表面３ａを浮上支持さ
れたウェブ３は第二コーター２によって裏面３ｂが塗布
される。
この時、減圧チャンバ８の減圧領域に対応するウェブ抱
き面１１ａの前後境界領域１１ｃではウェブとウェブ抱
き面間の高静圧気体が減圧チャンバ８の減圧領域内に流
入する現象が発生するが、該境界領域１１ｃの気体噴出
量は他の領域より大きくなっているため、流出による滞
留量低下は一定量以内に抑えられ、前後境界領域１１ｃ
の浮上量低下も一定範囲内に維持される。このため、塗
布条件は一定に維持されてウェブの接触事故も起きるこ
となく、両面を均一塗布されたウェブ３は導出部Ｄ２か
ら導出され、冷却・乾燥工程へと搬送され両面塗布工程
が終了する。
き面１１ａの前後境界領域１１ｃではウェブとウェブ抱
き面間の高静圧気体が減圧チャンバ８の減圧領域内に流
入する現象が発生するが、該境界領域１１ｃの気体噴出
量は他の領域より大きくなっているため、流出による滞
留量低下は一定量以内に抑えられ、前後境界領域１１ｃ
の浮上量低下も一定範囲内に維持される。このため、塗
布条件は一定に維持されてウェブの接触事故も起きるこ
となく、両面を均一塗布されたウェブ３は導出部Ｄ２か
ら導出され、冷却・乾燥工程へと搬送され両面塗布工程
が終了する。
なお、この発明で使用する被塗布ウェブとしては、ポリ
エチレンテレフタレート、三酢酸セルロース等のプラス
チックフィルム、ペーパー等写真感光材料用ウェブ等を
使用することができる。
エチレンテレフタレート、三酢酸セルロース等のプラス
チックフィルム、ペーパー等写真感光材料用ウェブ等を
使用することができる。
また、浮上支持部での曲面を構成する材質には特に制約
はなく中空部の内圧に耐え得るものであれば何でもよい
が、表面にハードクロムメツキを施した真ちゅう鋼ある
いはステンレス鋼が望ましく、この場合のように貫通孔
を設ける際には穴あけ加工の容易さを考えるとベークラ
イトあるいはアクリル樹脂等のプラスチック材料も用い
ることができる。
はなく中空部の内圧に耐え得るものであれば何でもよい
が、表面にハードクロムメツキを施した真ちゅう鋼ある
いはステンレス鋼が望ましく、この場合のように貫通孔
を設ける際には穴あけ加工の容易さを考えるとベークラ
イトあるいはアクリル樹脂等のプラスチック材料も用い
ることができる。
また、この発明を実施するに当たっては、浮上支持部に
おいてゲル化された塗布層に気体が衝突するが、該塗布
層がこの気体の動圧により乱されないようにするため、
浮上支持部に進入する直前の該塗布層の温度を１０°Ｃ
程度まで冷却して塗布層のゲル強度を上げておくことが
望ましい。
おいてゲル化された塗布層に気体が衝突するが、該塗布
層がこの気体の動圧により乱されないようにするため、
浮上支持部に進入する直前の該塗布層の温度を１０°Ｃ
程度まで冷却して塗布層のゲル強度を上げておくことが
望ましい。
以上、実施例について説明したが、この発明の実施例は
これに限定されず、気体噴出器としては浮上支持部にお
いてその外表面としてウェブとの間隙に高静圧を保つた
め連続した曲面を有し、該曲面から気体が噴出可能であ
り、かつ、この発明の条件さえ満足すればどんなもので
もよい。
これに限定されず、気体噴出器としては浮上支持部にお
いてその外表面としてウェブとの間隙に高静圧を保つた
め連続した曲面を有し、該曲面から気体が噴出可能であ
り、かつ、この発明の条件さえ満足すればどんなもので
もよい。
即ち、外形がロール状であったり、気体を気体噴出器の
内部から外部へ通過させる部分が貫通孔であったりする
必要はなく、他の構成の気体噴出器を配した塗布装置で
もよい０例えば、気体噴出器の形としては、半円筒形で
も楕円筒形でもよいし、浮上支持部のみ外表面に曲率を
もたせ、他は平面で構成された様な形でもよい。
内部から外部へ通過させる部分が貫通孔であったりする
必要はなく、他の構成の気体噴出器を配した塗布装置で
もよい０例えば、気体噴出器の形としては、半円筒形で
も楕円筒形でもよいし、浮上支持部のみ外表面に曲率を
もたせ、他は平面で構成された様な形でもよい。
一方、気体噴出器内部に供給された気体を外部へと通過
させる部分は、気体を通過させるとともに、圧力損失を
与えることが大きな役割であるから貫通孔の断面形状は
丸穴でも多角形の穴でもよいし、焼結金属性等の多孔質
体Ｐによって浮上支持部の気体噴出器外殻を構成するよ
うな形式でもよい（第３図）。
させる部分は、気体を通過させるとともに、圧力損失を
与えることが大きな役割であるから貫通孔の断面形状は
丸穴でも多角形の穴でもよいし、焼結金属性等の多孔質
体Ｐによって浮上支持部の気体噴出器外殻を構成するよ
うな形式でもよい（第３図）。
さらに、気体噴出器を中空とせずに、その気体入口から
浮上支持部における外表面に至るまですべてを前記の様
な多孔質体によって構成することも可能である。この場
合、前記前後境界領域に相当する部分を他の領域より通
気性の高い多孔質で構成することはもちろんである。
浮上支持部における外表面に至るまですべてを前記の様
な多孔質体によって構成することも可能である。この場
合、前記前後境界領域に相当する部分を他の領域より通
気性の高い多孔質で構成することはもちろんである。
以上の如く、この発明は連続的に走行するウェブを挾ん
で、互いにほぼ対向する位置に気体噴出器と減圧チャン
バ付きコーターを配設し、該気体噴出器のウェブ抱き面
から気体を噴出して前記ウェブを浮上支持しながら塗布
を行うウェブ塗布装置において、前記減圧チャンバの減
圧領域に対応するウェブ抱き面の前後境界領域が、他の
ウェブ抱き面領域より大きな噴出量を持つように構成し
たことを特徴としているため、該境界領域におけるウェ
ブの浮上量は静圧気体の流出にかかわらず一定量以上に
維持される。このため、減圧チャンバの近傍におけるウ
ェブのウェブ抱き面への接触がほぼ完全に解消され、塗
布工程の安定化と塗布品質の向上に抜群の効果を奏する
ものである。
で、互いにほぼ対向する位置に気体噴出器と減圧チャン
バ付きコーターを配設し、該気体噴出器のウェブ抱き面
から気体を噴出して前記ウェブを浮上支持しながら塗布
を行うウェブ塗布装置において、前記減圧チャンバの減
圧領域に対応するウェブ抱き面の前後境界領域が、他の
ウェブ抱き面領域より大きな噴出量を持つように構成し
たことを特徴としているため、該境界領域におけるウェ
ブの浮上量は静圧気体の流出にかかわらず一定量以上に
維持される。このため、減圧チャンバの近傍におけるウ
ェブのウェブ抱き面への接触がほぼ完全に解消され、塗
布工程の安定化と塗布品質の向上に抜群の効果を奏する
ものである。
第１図は本願ウェブ塗布装置の全体構成を示す縦断面図
、第２図は気体噴出器と第二コーター近傍の斜視図、第
３図は多孔質体を使って気体噴出器を構成した場合の説
明図、第４図は従来装置の気体噴出器とコーター近傍の
縦断面図である。 ■・−・第一コーター ２・−第二コーター ３−・ウェブ ３ａ−ウェブ表面 ３ｂ−ウェブ裏面 ４−補助ローラ ５−主ローラ ６−冷風ゾーン ７、 ８−−一減圧チャンバ ９・−搬送ローラ群 １〇−小孔群 １１−気体噴出器 １１ａ−・・ウェブ抱き面 １１ｂ−非つニブ抱き面 １１ ｃ−前後境界領域 り、−導入部 Ｄ２−導出部 Ｂ＋ Ｂｚ’−−−ビードギャップ塗布液 Ｆ −気体噴出孔 ニ カ 株式会社
、第２図は気体噴出器と第二コーター近傍の斜視図、第
３図は多孔質体を使って気体噴出器を構成した場合の説
明図、第４図は従来装置の気体噴出器とコーター近傍の
縦断面図である。 ■・−・第一コーター ２・−第二コーター ３−・ウェブ ３ａ−ウェブ表面 ３ｂ−ウェブ裏面 ４−補助ローラ ５−主ローラ ６−冷風ゾーン ７、 ８−−一減圧チャンバ ９・−搬送ローラ群 １〇−小孔群 １１−気体噴出器 １１ａ−・・ウェブ抱き面 １１ｂ−非つニブ抱き面 １１ ｃ−前後境界領域 り、−導入部 Ｄ２−導出部 Ｂ＋ Ｂｚ’−−−ビードギャップ塗布液 Ｆ −気体噴出孔 ニ カ 株式会社
Claims (1)
- 連続的に走行するウェブを挟んで、互いにほぼ対向する
位置に気体噴出器と減圧チャンバ付きコーターを配設し
、該気体噴出器のウェブ抱き面から気体を噴出して前記
ウェブを浮上支持しながら塗布を行うウェブ塗布装置に
おいて、前記減圧チャンバの減圧領域に対応するウェブ
抱き面の前後境界領域が、他のウェブ抱き面領域より大
きな噴出量を持つように構成したことを特徴とするウェ
ブ塗布装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1033439A JP2724400B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | ウエブ塗布装置 |
| US07/426,435 US5136966A (en) | 1988-10-28 | 1989-10-25 | Web coating apparatus |
| DE68924321T DE68924321T2 (de) | 1988-10-28 | 1989-10-27 | Beschichtungsvorrichtung für Gewebe. |
| EP89311090A EP0366481B1 (en) | 1988-10-28 | 1989-10-27 | Web coating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1033439A JP2724400B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | ウエブ塗布装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02214564A true JPH02214564A (ja) | 1990-08-27 |
| JP2724400B2 JP2724400B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12386569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1033439A Expired - Fee Related JP2724400B2 (ja) | 1988-10-28 | 1989-02-13 | ウエブ塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2724400B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2347832A1 (en) | 2010-01-20 | 2011-07-27 | Chugai Ro Co., Ltd. | Double side coating device |
| EP2420325A2 (en) | 2010-08-16 | 2012-02-22 | Chugai Ro Co., Ltd. | Double side coating device |
| JP5799181B1 (ja) * | 2015-01-07 | 2015-10-21 | 住友化学株式会社 | 有機電子素子の製造方法 |
| CN110880605A (zh) * | 2018-09-04 | 2020-03-13 | 丰田自动车株式会社 | 气体扩散层的制造方法以及制造装置 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1033439A patent/JP2724400B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2347832A1 (en) | 2010-01-20 | 2011-07-27 | Chugai Ro Co., Ltd. | Double side coating device |
| US8714103B2 (en) | 2010-01-20 | 2014-05-06 | Chugai Ro Co., Ltd. | Double side coating device |
| EP2420325A2 (en) | 2010-08-16 | 2012-02-22 | Chugai Ro Co., Ltd. | Double side coating device |
| KR20120016587A (ko) | 2010-08-16 | 2012-02-24 | 쥬가이로 고교 가부시키가이샤 | 양면 도공 장치 |
| JP5799181B1 (ja) * | 2015-01-07 | 2015-10-21 | 住友化学株式会社 | 有機電子素子の製造方法 |
| US10319909B2 (en) | 2015-01-07 | 2019-06-11 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Method for manufacturing organic electronic element |
| CN110880605A (zh) * | 2018-09-04 | 2020-03-13 | 丰田自动车株式会社 | 气体扩散层的制造方法以及制造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2724400B2 (ja) | 1998-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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