JPH02214149A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH02214149A
JPH02214149A JP1033573A JP3357389A JPH02214149A JP H02214149 A JPH02214149 A JP H02214149A JP 1033573 A JP1033573 A JP 1033573A JP 3357389 A JP3357389 A JP 3357389A JP H02214149 A JPH02214149 A JP H02214149A
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JP
Japan
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voltage
memory cell
circuit
power supply
generation circuit
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Application number
JP1033573A
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English (en)
Inventor
Goro Kitsukawa
橘川 五郎
Noriyuki Honma
本間 紀之
Kiyoo Ito
清男 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は半導体記憶装置に関わり、特にスタティックメ
モリの情報保持特性の安定化のための回路に関する。
【従来の技術1 第2図はアイニスニスシーシー ダイジェスト・オブ・
テクニカル・ペーパーズ(ISSCCDigest  
of  Technical  Papers)、pp
、236〜237.Feb、1980に記載された従来
のCMOSスタティックメモリのメモリセルまわりの回
路である。 この図で破線で囲んで示したC、8、C11、Cn1、
C0がメモリセルであり、同様に破線で囲んで示したC
Aはn行Xm列のメモリセルよりなるメモリセルアレー
である。各メモリセルは4個のnM○SトランジスタM
工0、M工2、M工□、M工、と2個の高抵抗RHいR
H2よりなる。情報保持用MOSトランジスタ M工1
、M1□は互いのゲート、ドレインを交差接続し高抵抗
RH工、R+□に接続する。 選択用MOSトランジスタ M工3、M工、はメモリセ
ルとデータ線D1、D工とのあいだで信号の授受を行う
ためにある。 WD工〜WDnは行デコーダ・ワードドライバであり、
W工〜Wnがワード線である。M工5、Mi、は各デー
タ線対の負荷抵抗であり、M1□、M iBは列選択用
MOSトランジスタである。YSL−YS。 は列選択信号線であり、CD、CDは共通データ線であ
る。 ワード線W工が選択状態(W工:High)、W〜W、
が非選択状態(W2〜Wn:Low)とする。 この時ワード線W1に接続されるメモリセルC□、〜C
よ、が選択され、各メモリセルの情報に応じて各データ
線の一方からメモリセルに向かって続出し電流が流れ、
各データ線対には続出し信号電圧を生じる。YS工が選
択状態の時、Dよ、D工の読出し信号電圧が共通データ
線対CD、CDに伝わり、後段回路を動作させる。書込
み時は、書込みたい情報を共通データ線対CD、CDか
ら選択データ線対D工、D□に送り選択メモリセルの電
位を強制的に反転させる。各メモリセルの端子HP、L
Pは保持電流供給端子である。通常HPには正側電g電
圧Vccを、LPには負側電源電圧Vss(GND)を
印加する。 RH□、Ru□は数百ギガΩ程度の高抵抗なので情報保
持時には微小電流しか流れない。メモリセル非選択時の
M工1、Ml、のドレイン電位のうち高電位Vc工、低
電位vcoは各々Vcc、Vssとなる。メモリセル選
択時にはV自はVccのままであるが、Vcoはデータ
線から読出し電流が流れ込むのでVssより上昇する。 ここで着目すべき点はこの回路構成では端子I(Pには
メモリセル選択時、非選択時ともに微小電流しか流れな
いことである。 (発明が解決しようとする課題) 上記従来回路では、非選択時のメモリセルの保持電圧V
s=Vc1.  Vcaは電源電圧Vccとなる。 通常、メモリセルアレーと周辺回路には電g電圧Vcc
として5v程度を印加して動作させるが、停電時、ある
いはこのメモリを用いた装置を携帯時に、このメモリの
記憶情報を電池でバックアップする場合が生じるので、
メモリセルアレーには電池から必要な電圧を印加し記憶
情報を保持する。 この場合附ソフトエラー特性など記憶情報の安定性を維
持するには電池を多数直列接続してメモリセルの保持電
圧を上げるか、あるいはメモリセルの内部ノードに静電
容量を付加しメモリセル内部ノードの蓄積電荷を増加す
る必要がある。前者の場合、電池の数が増加しユーザの
負担が増える。 また後者の場合はプロセスの工程が増したりセル面積が
増加し製造コストが増加する。 第3図は別のスタティックメモリの従来例である。これ
は応用物理学会主催の1984年国際固体素子・材料コ
ンファレンスのダイジェスト・オブ・テクニカル・ペー
パーズ pp、233〜236に記載されたB1CMO
Sメモリセルとバイポーラのワードドライバを組合せた
スタティックメモリの回路例である。 この図では1ワードドライバと1行のメモリセルのみを
示し、その他の回路は省略した。またECLインタフェ
ースを想定した電源電圧構成(GN D + V EE
 )とした。ワードドライバはバイポーラのカレントス
イッチとグーリン1−ンエミツタフオロワを用いている
ので高速にワード線を駆動できる。メモリセルはCMO
3のフリップフロップで情報を保持し、バイポーラのエ
ミッタフォロワでデータ線り工、D□を高速に駆動でき
る。したがって、この方式では第2図の従来例に比べ集
積度は劣るが読出し速度がより高速になる。 しかしこのワードドライバを用いるとワード線信号の選
択時の高電位は一2VBEであり、非選択時の低電位は
さらにこれより1v程度低い。したがってメモリセルの
非選択時の保持電圧はVEE=−1)程度に低下し、先
に述べた耐ソフトエラー特性などの記憶安定性が通常動
作時においてさえ劣化する。 第4図はスタティックメモリの保持電圧VMとソフトエ
ラー特性の関係の例である。VHの1vの変化に対しソ
フトエラー率は約2桁変化する。 したがって記憶安定性を高めるためにはVMを高めるこ
とが必要である。 本発明の目的は、外部電源電圧あるいは温度などの動作
条件に依存しにくく、安定に情報を記憶するスタティッ
クメモリを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 上記の目的は、スタティックメモリと同一半導体チップ
上に高電圧発生回路を設け、電源電圧より高い出力電圧
を発生させ、この出力電圧を上記メモリセルアレーの保
持電流供給端子(HP、LP)の一方または両方に印加
することにより達成できる。高電圧発生回路は後述する
ようなコンデンサ、ダイオードを組合せた回路にパルス
信号を印加するいわゆるチャージポンプ形の昇圧回路を
用いればよい、この出力電圧は、さらに温度および外部
電源電圧による変動を補償する手段を設けることにより
安定化することもできる。
【作用1 本構成によれば、上記高電圧は外部電源電圧に律則され
ることがなく、高電圧発生回路の構成により任意の電圧
を発生できるので、スタティックメモリの記憶安定性あ
るいは動作速度の観点がら最適の電圧に選ぶことができ
る。 (実施例] 以下本発明を実施例を用いて詳しく説明する。 第1図は本発明のチップ構成を示す第1の実施例である
。ここでCAはメモリセルアレーでPCは入カバソファ
、デコーダ、センス回路、出力バッファ等の周辺回路、
HVGは高電圧発生回路を示す。外部電源電圧V cc
、 V ssは例えば各々5v、OvでありPC,HV
G回路はこの電圧で動作させる。 本発明ではHVGにより外部電源電圧Vccより高いか
、Vssより低い電圧を発生する。第1図でのHVGの
出力電圧V srHはVccより高い電圧であり、これ
をCAの一方の保持電流供給端子HPに印加する。CA
の他方の保持電流供給端子LPにはVssを印加する。 ここで保持電流供給端子HP、LPの位置は第2図、第
3図に示したものと同じであり、さらにあとで第6図の
メモリセル回路にもHP、LP端子を示す。 高電圧発生回路HVCiの負荷電流供給能力はそれほど
大きくないので(1mA程度)、本構成ではワード線が
選択されてもHPに流れ込む電流が増加しないCAの回
路構成が望ましい。この意味では第2図の構成が好適で
ある。なぜなら第2図で1ビツトのメモリセルの保持電
流はpA程度であるのでメガビット級のスタティックメ
モリを構成しても総保持電流はμA程度だからである。 第2図の端子HPにVccではなくこれより高いVST
Hを印珈する。こうして外部電源電圧Vcc、Vssは
従来のままでも、メモリセルの保持電圧VM(フリップ
フロップのゲート間電圧)が増加し、スタティックメモ
リの記憶安定性を向上できる。またこのVST)lをワ
ードドライバにも供給し高いワード線電圧でメモリセル
を即動し読出し、書き込み速度を速めることも可能であ
る。 第5図は本発明の別のチップ構成を示す第2の実施例で
ある。第1図と異なり、本構成ではHVG回路でVss
より低い電圧VSTLを発生し、これをCAの一方の保
持電流供給端子LPに印加する。 他方の保持電流供給端子HPにはVccを印加する。 低電圧発生回路HVGの負荷電流供給能力はそれほど大
きくないので(1mA程度)、本構成ではワード線が選
択されてもLPから流れ出す電流が増加しないCAの回
路構成が望ましい。この意味では第3図の構成が好適で
ある。第3図の端子LPにVssではなくこれより低い
vsrムを印加する。 こうして外部電源電圧V cc、 V ssは従来のま
までも、メモリセルの保持電圧VMが増加し、スタティ
ックメモリの記憶安定性を向上できる。 さらに端子LPにVSTLを印加すると読出し速度の高
速化にも有効である。すなわち第3図のメモリセルを構
成する9MOsトランジスタのソース・ゲート間電圧が
増すのでワード線を立ちあげたときのベース電流が増し
エミッタフォロワの高速化につながる。また入出力端子
のアンダシュート特性を改善するためチ)プ基板に負の
基板電圧を印加する場合には、VSTLを基板電圧と共
用することも可能である。 第6図(a)〜(e)はさまざまなメモリセルに本発明
を適用した実施例である。また第7図にはこれらのメモ
リセルを駆動するためのワードドライバの例としてCM
O3,B iCMOSドライバを示した。ワードドライ
バには第3図のようなバイポーラ回路を用いてもよい。 第6図(a)は第2図の従来回路に用いた高抵抗負荷形
メモリセルであり、本発明では端子HPにはV STH
を、端子LPにはVssを印加する。ワード線Wにはワ
ードドライバからのパルス電圧を印加する。 同図(b)は6MO8形メモリセルであり、同図(a)
と同様な電圧を印加する。(b)の保持電流は(a)よ
りさらに少ないため高電圧発生回路の電流供給能力はさ
らに小さくてもよい。 同図(c)は高抵抗、pMOsトランジスタ、バイポー
ラトランジスタからなるB1CMOSメモリセルであり
端子LPにVssより低い電圧VstLを印加する。ワ
ード線Wが端子HPを兼ねる。 保持電流はワード線からメモリセルを通り端子LPに流
れる。ワード線の非選択時にはワード線電位は低い。 例えば第7図(a)、(b)のようなワードドライバを
用いた時ワード線の低電位はほぼ負側電源電圧Vssと
なるので端子L I−’にVssより低い電圧を印加す
る必要がある。また、たとえ第3図のようなバイポーラ
ワードドライバを用いたとしても、ワード線の低電位は
Vccより低いので、Vssとの電位差が小さくなる。 そこで端子LPにVssより低い電圧V STLを印加
し、メモリセルの保持電圧を増加させることが出来る。 なお第6図(c)のメモリセルでは、ワード線の選択時
および非選択時とも、端子LPに流れる電流は小さいの
で、V STLを発生するための高電圧発生回路の電流
供給能力は小さくて済む(この点は後述する第6図(d
)、(e)の実施例でも同様)。 VSTLを外部印加電圧Vssより低くすれば先に述べ
たようにメモリセルの保持電圧VMを高めることによる
記憶情報の安定化と、メモリセル内pMOSトランジス
タのソース・ゲート間電圧増加による読出し高速化に寄
与できる。 第6図(d)は第3図の従来例で用いたB1CMOSメ
モリセルであり第6図(c)と同様に端子LPに高電圧
発生回路からの低電圧VSTLを印加する。 第6図(e)はダイオード結合形CMOSメモリセルで
ありやはり端子LPに高電圧発生回路の出力電圧VST
Lを印加する。VSTLを外部印加電圧Vssより低く
すれば先に述べたようにメモリセルの保持電圧を高める
ことによる記憶情報の安定化と、pMoSトランジスタ
のソース・ゲート間電圧増加による読出し高速化に寄与
できる。 以上の第6図(c)〜(e)に示した実施例は、いずれ
もワード線が保持電流供給端子HPを兼ねるメモリセル
回路形式であるので、ワード線の電位により保持電圧が
変化する。特にワード線非選択時にはワード線電位が低
下するので保持電圧が低下する。こうした時本発明の効
果は大きい。 第8図(a)〜(c)は第6図の一連のメモリセルに供
給する電位関係を示すものである。 第8図(a)はメモリセルの端子HPにVccより高い
電圧V STHを、端子LPにはVssを印加する場合
である。同図(b)はメモリセルの端子HPにはVcc
を、端子LPにはVSSより低い電圧VSTLを印加す
る場合である。同図(c)は端子HP、LPともに高電
圧V 5TH1低電圧V STLを印加する場合である
。この第8図(c)の電位関係も第6図(a)、(b)
のメモリセルに用いることができる。但しワード線選択
時に、端子LPから比較的大きな電流が流れ出すのでV
 STLが変動する可能性があるのでVSTL発生回路
の電流供給能力を増加させる必要がある。 次に高電圧VST)1発生回路、低電圧V STL発生
回路の具体的な構成例について述べる。 第9図が高電圧v!TH発生回路である。この回路はよ
く知られたチャージポンプ形の昇圧回路である。oSC
はリングオシレータ等で作る。ΦosCはその出力パル
スである。Φoscの振幅はVccまたはそれ以下であ
る。 破線内の回路ブロックかに工(k、=O,1,2・・・
・・・)段あり、ΦO8Cの振幅がVccであり、MO
Sダイオードのスレッショルド電圧をVthとすると、
出力電圧VST)Iは理想的には (ki + 2 ) X (Vcc−Vth)となる、
たとえばVcc=5V、Vth=0.6V、k1=1と
するとVSTH:13.2Vが得られる。 またVcc=1.5V、Vth=0.6V、に□=3と
するとVSTH= 4 、5 Vが得られる。実際には
昇圧回路の効率が100%ではないのでVSTHは低く
なる。しかしこのようにして回路ブロックの段数に1を
適当に選べばVccより高い任意の電圧値を得ることが
できる。 第10図が低電圧Vsrム発生回路である。この回路も
チャージポンプ形の昇圧回路である。 破線内の回路ブロックかに2段(k、=O11,2・・
・・・・)とすると、この回路の出力電圧VSTLは。 (kz+ l) X (Vth−Vcc) +Vthと
なる。たとえばVcc=5V、Vih=0.6V、k2
=0とするとVST!、ニー3.8Vが得られる。 またVcc=1.5V、Vth=0.6V、に、=3と
するとVsr+、=−3,OVが得られる。実際には昇
圧回路の効率が100%ではないのでVSTLは高くな
る。しかし回路ブロックの段数に2を適当に選べばVs
sより低い任意の電圧値を得ることができる。 以上に述べた第9図、第10図は高電圧V srH発生
回路、低電圧VsTL発生回路のほんの1例でありこの
他にさまざまのチャージポンプ回路がある。また特願昭
60−161467に記載されるように、メモリの待機
時と動作時で負荷電流旺動能力を変化させ、待機時には
低電力で高電圧VstHあるいはvstt、を発生し、
動作時には駆動能力をあげることにより高電圧VST)
1.あるいは低電圧VSTLが負荷電流の変化によって
は変動しないようにすることもできる。 以上に述べた高電圧V sro発生回路、低電圧VsT
し発生回路ではメモリの外部印加電圧Vccが変化する
とこれに応じてV STH,V STLは変化してしま
う。Vccが高くなりあまりにも高い電圧がメモリセル
にかかるとメモリセルの構成素子の耐圧を超え素子を破
壊したり、素子の信頼性を損なうことがある。これを防
ぐための一つの方法は高電圧発生回路の出力にクランプ
回路を付加することである。第11図はクランプ回路の
構成例である。 同図(a)はm1個のMOSダイオードでvsTHをク
ランプするものでVSTHはm、XVthより高くなら
ない。ダイオードにはバイポーラダイオードをもちいて
もよい。 同図(b)はバイポーラトランジスタと抵抗でクランプ
回路を構成したものでVSTHは(1+R。 / R1) X VIEより高くならない。 同図(c)はツェナーダイオードを用いたクランプ回路
でツェナーダイオードのオン電圧VzとするとVST)
lはVzより高くならない。 これらの回路を用いればVSTHが一定値以上にならな
いようにすることができるが、高電圧発生回路は動作し
続けるのでその消費電流がむだになる。そこでVSTH
が一定値を超えると高電圧発生回路のチャージポンピン
グ動作を停止させる方法が考えられる。 第12図はこのためのO8C発生回路の構成例であり、
この出力Φoscを第9図あるいは第10図のように高
電圧発生回路に供給する。第12図でVretは基準電
圧である。VSTHがV ret 十V th+2VB
Eより高くなるとリングオシレータの発振ループを断ち
切り、リングオシレータとチャージポンピング回路の電
流消費をおさえる。VSTHがVren+Vth+2V
BEより低くなると再びIJ ングオシレータが発振し
チャージポンピング回路を動作させVSTHを昇圧する
。したがってVSTHはVrax + V th + 
2 V aa(7)電位に落ち着<(Vapはバイポー
ラダイオードのペースエミッタ間電圧、VthはpMO
sのスレッショルド電圧)、なお検出回路の構成、ある
いはVreiの電位変更により任意のV STHの電位
を発生することができることは明らかである。 次に本発明を電池バックアップ動作のスタティックメモ
リに適用し、電池からの供給電圧より高い電圧をメモリ
セルに印加する例を示す。電池の電圧は通常1.2〜1
.5vと低いので従来はこれを複数個直列に接続して使
用していたが本発明により1個の電池で情報保持させる
ことができる。 第13図がその実施例である。本実施例では通常動作時
、電池バックアップ動作時ともに高電圧発生回路HVG
の出力電圧VSTHをメモリセルに印加する。ここでV
cpは通常動作時の外部電源電圧、vCBは補助用電源
電圧であり、Vccがチップ印加の正側fIl源電圧電
圧る。Dl、D2は両電源切り換え用ダイオードである
。通常動作時はではVcp>VcBなのでD2がオン、
D2がオフとなり周辺回路PCと高電圧発生回路HVG
がvcp基準で動作する。Vcpが印加されなかったり
、あるいはVcpが低下したときVcp<Vcaとなる
のでDlがオフ、D2がオンとなり周辺回路PCはもは
や動作せず、高電圧発生回路HVGはVca基準で動作
しVSTH電位を発生する。第11図、第12図で述べ
た手段を用いればVcp、 Vcsの如何にかかかわら
ずVsTof!!位は一定にできる。 第14図は電池バックアップ動作のスタティックメモリ
に適用した別の実施例である。第13図と異なる点は、
本実施例では電池バックアップ時のみ高電圧発生回路H
V Gを動作させ、通常動作時はHVGを動作させずV
ccを端子HPに印加することである。このためにHV
G回路はVccが高い時には動作しないようにしておく
か、あるいはその発生電圧V s t Hが通常動作時
のVccより低くしておく。こうして通常動作時はメモ
リセルの端子HPにはVcc基準の電圧を印加するとと
もに、HVGの動作を停止させ、無4駄な消費電力の発
生を防ぐものである。 この時のメモリセルへの印加電圧例を第15図に示した
。同図(a)は通常動作時、(b)は電池バックアップ
時である。 通常動作時はメモリセルの端子HPにVccからダイオ
ードD、による電位降下した電位Vcc−VBEをその
まま印加し、電池バックアップ時は補助用電源電圧VC
BからHVG回路によりV STHを作り端子HPにV
STH−VBEを印加する。こうしてたとえVcaが低
くてもこれより高いVST)lを作り、メモリセルの安
定動作に必要な保持電圧Vにを確保することができる。 以上の実施例では本発明をスタティックメモリに適用し
た場合を示してきた。しかし場合によってはチップ内に
スタティックメモリ以外の、メモリ(DRAM、ROM
等)、論理回路、マイクロコンピュータ等を有する場合
がある。こうした場合にも、スタティックメモリの部分
には本発明をそのまま適用することができる。 また実施例ではTTLインタフェースを想定して説明し
たが、ECLインタフェースにも容易に応用することが
できる。この場合は、実施例中のVccをGNDに、V
ssをVEE (岬−5,2Vあるいは−4,5V)に
置き換えればよい。 【発明の効果】 本発明によればチップ内に設けた高電圧発生回路により
外部の電源電圧より高い電圧をつくり、これをメモリセ
ルに印加するので、外部電源電圧は従来と同じにしたま
までメモリセルの記憶情報の安定化に寄与できる。こう
した構成は特に外部電源電圧の低い電池バックアップ動
作時に効果が大きい。また将来、外部電源電圧が低下し
、Vccが1〜2vになっても本発明によりメモリセル
の情報保持電圧はそれに限定されず記憶安定性あるいは
動作速度の観点から自由に設定できる。したがって蓄積
容量を増すためのメモリセル面積の増加や、高濃度Nを
作るためのプロセス工程追加が不要なので製造コスト上
有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のチップ構成を示す模式的平
面図、第2図、耐3図は従来例の回路図、第4図はスタ
ティックメモリのソフトエラー特性の一例を示す特性図
、第5図は本発明の別の実施例のチップ構成を示す模式
的平面図、第6図は種々のメモリセルへの本発明の適用
実施例を示す回路図、第7図は既知のワードドライバの
一例を示す回路図、第8図は本発明の実施例によるメモ
リセルへの印加電圧を示す電位図、第9図、第10図は
高電圧発生回路の実施例を示す回路図、第11図は電圧
クランプ回路の構成例を示す回路図、第12図は電圧検
出回路付き発振回路の構成例を示す回路図、第13図、
第14図は本発明の他の実施例のチップ構成を示す模式
的平面図、第15図は第14図の実施例のメモリセルへ
の印加電圧を示す電位図である。 符号の説明 CA・・・メモリセルアレー、PC・・・周辺回路、H
VG・・・高電圧発生回路、VSTH・・・高電圧、V
STL・・・低電圧、Vcl・・・メモリセル内高位側
ゲート電圧Vc。 ・・・メモリセル内低位側ゲート電圧VM・・・メモリ
セル保持電圧、Vに=vcニーV Co V CC・・
・チップ印加正側電源電圧、Vss・・・チップ印加負
側電源電圧、Vcp・・・動作時用電源電圧、Vca・
・・補助用電源電圧、HP・・・メモリセル正側保持電
流供給端子、LP・・・メモリセル負側保持電流供給端
子、W・・・ワード線。 DD・・・データ線 V、ブ  (Vン V、g 7語 あ 図 (又) (b) (り 第 1/ 図 CL) (ζ) 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、メモリセルの情報保持電流供給端子の少なくとも1
    部に、チップに供給した正側電源電圧より高い電圧、も
    しくは負側電源電圧より低い電圧を、チップ内に設けた
    高電圧発生回路を用いて印加することを特徴とする半導
    体記憶装置。 2、該高電圧または該低電圧がチップに供給した電源電
    圧にほぼ依存しない電圧であることを特徴とする特許請
    求範囲第1項記載の半導体記憶装置。 3、同一チップ内に、チップに印加した正側電源電圧よ
    り高い電圧、もしくは負側電源電圧より低い電圧を発生
    するための高電圧発生回路を有するスタティックメモリ
    。 4、電池バックアップ時はチップに印加した正側電源電
    圧より高い電圧、もしくは負側電源電圧より低い電圧を
    、メモリセルの情報保持電流供給端子の少なくとも1部
    に印加したスタティックメモリ。 5、メモリセルへの印加電圧の少なくとも1部に、周辺
    回路へ印加する正側電源電圧より高い電圧、もしくは負
    側電源電圧より低い電圧を用いることを特徴とするスタ
    ティックメモリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079367A1 (en) * 2002-03-15 2003-09-25 Nec Electronics Corporation Semiconductor memory device and control method of semiconductor memory device
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