JPH0221353B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221353B2 JPH0221353B2 JP59279051A JP27905184A JPH0221353B2 JP H0221353 B2 JPH0221353 B2 JP H0221353B2 JP 59279051 A JP59279051 A JP 59279051A JP 27905184 A JP27905184 A JP 27905184A JP H0221353 B2 JPH0221353 B2 JP H0221353B2
- Authority
- JP
- Japan
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- joined
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- joint
- sectors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000004927 fusion Effects 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 210000000569 greater omentum Anatomy 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は核融合装置又は核融合実験装置の真
空容器に関するもので、特に複数のセクターを互
に接合してトーラス形の真空容器に形成する場合
の接合部の構造の改良に関するものである。
空容器に関するもので、特に複数のセクターを互
に接合してトーラス形の真空容器に形成する場合
の接合部の構造の改良に関するものである。
トーラス形の真空容器は第1図にその全形を示
しているように、ドーナツ形の真空容器1は測定
用の真空排気用等の多数のポート2を有し、第2
図に示すように、内壁3と外壁4とを有する二重
壁構造になつている。通常第2図の方向を大半
径方向、θ方向を小半径方向としているが、図は
=一定の面の断面図である。
しているように、ドーナツ形の真空容器1は測定
用の真空排気用等の多数のポート2を有し、第2
図に示すように、内壁3と外壁4とを有する二重
壁構造になつている。通常第2図の方向を大半
径方向、θ方向を小半径方向としているが、図は
=一定の面の断面図である。
一体ものの真空容器を作る時、プラズマの閉込
め及び真空容器に働く電磁力に耐え得るなどの条
件のため容器の壁を二重にして、内壁3と外壁4
との間に、容器を力学的に強固にするため等の理
由で、内部リブ5(第2〜4図)を設けている。
真空容器の完全なトーラスを作るためには、真空
容器の外側にコイル等を設けるなどのために、複
数個のセクターを互に接合することによつて形成
しなければならない。従つて、従来は、二重構造
の壁も接合部においては、第3及び4図に示すよ
うに、一重構造にする必要があつた。すなわち、
接合部は一重の壁部分6とし、この一重の壁部分
6同士を接合し(接合部7)なければならなかつ
た。これは例えば溶接する時に完全トーラスのた
め外側から作業ができないので、二重壁構造であ
ると内壁同士、また外壁同士をうまく溶接できな
いからであつた。
め及び真空容器に働く電磁力に耐え得るなどの条
件のため容器の壁を二重にして、内壁3と外壁4
との間に、容器を力学的に強固にするため等の理
由で、内部リブ5(第2〜4図)を設けている。
真空容器の完全なトーラスを作るためには、真空
容器の外側にコイル等を設けるなどのために、複
数個のセクターを互に接合することによつて形成
しなければならない。従つて、従来は、二重構造
の壁も接合部においては、第3及び4図に示すよ
うに、一重構造にする必要があつた。すなわち、
接合部は一重の壁部分6とし、この一重の壁部分
6同士を接合し(接合部7)なければならなかつ
た。これは例えば溶接する時に完全トーラスのた
め外側から作業ができないので、二重壁構造であ
ると内壁同士、また外壁同士をうまく溶接できな
いからであつた。
従来の真空容器は以上のように、接合部におい
ては一重構造の壁となつていたため、真空容器全
体を見ると、電磁気学上一様になつていない欠点
があつた。このため、外部のコイルによつて発生
する磁場が真空容器を横切る時、接合部とその他
の部分とでは、発生するうず電流の大きさ、パタ
ーン等が異なり、それによつて、誤差磁場が発生
し、プラズマ閉込めに悪影響を及ぼす欠点があつ
た。
ては一重構造の壁となつていたため、真空容器全
体を見ると、電磁気学上一様になつていない欠点
があつた。このため、外部のコイルによつて発生
する磁場が真空容器を横切る時、接合部とその他
の部分とでは、発生するうず電流の大きさ、パタ
ーン等が異なり、それによつて、誤差磁場が発生
し、プラズマ閉込めに悪影響を及ぼす欠点があつ
た。
この発明は、上記のような従来のものの欠点に
かんがみてなされたもので、セクター同士の接合
部においても二重壁構造を保つたままで、しかも
接合作業の作業性のよい真空容器を提供すること
を目的とし、真空容器のセクターは互に接合され
る2つのうち一方のセクターは接合部に内壁と外
壁との間を接続する断面壁を備え、内、外壁とも
この断面壁で終つている構成であり、他方のセク
ターは接合部に内壁端が外壁端より接合相手方向
に突出している内壁及び外壁を持つた構造であつ
て、2つのセクターは内壁同士が直接接合され、
外壁同士は当て板を介して接合されることによつ
て、真空容器が接合部においても他部分と同様の
二重壁構造を持つようにし得、真空容器は電磁気
学的に一様な構造となつて、発生する誤差磁場が
小さく、プラズマ閉込め性能がよくなる効果があ
り、接合作業が容易になり接合が確実に行なわれ
る効果もある。
かんがみてなされたもので、セクター同士の接合
部においても二重壁構造を保つたままで、しかも
接合作業の作業性のよい真空容器を提供すること
を目的とし、真空容器のセクターは互に接合され
る2つのうち一方のセクターは接合部に内壁と外
壁との間を接続する断面壁を備え、内、外壁とも
この断面壁で終つている構成であり、他方のセク
ターは接合部に内壁端が外壁端より接合相手方向
に突出している内壁及び外壁を持つた構造であつ
て、2つのセクターは内壁同士が直接接合され、
外壁同士は当て板を介して接合されることによつ
て、真空容器が接合部においても他部分と同様の
二重壁構造を持つようにし得、真空容器は電磁気
学的に一様な構造となつて、発生する誤差磁場が
小さく、プラズマ閉込め性能がよくなる効果があ
り、接合作業が容易になり接合が確実に行なわれ
る効果もある。
以下、図示する実施例に関して、この発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
この発明においては、第5図に示すように、真
空容器の接合される2つのセクターのうち一方の
セクター1aはその接合部において内壁3及び外
壁4が断面壁8に終つていて、断面壁8は外壁4
及び内壁3の端に両端が接続されている。また、
接合される相手方の他方のセクター1bはその接
合部において、内壁3の端が外壁4の端より相手
方すなわちセクター1aに向つて延出している構
造の内壁及び外壁を備えている。真空容器セクタ
ーはこのように接合部でも二重壁構造となつてい
るので、内壁3と外壁4との間に内部リブ5があ
ること従来と同様である。このように構成されて
いるので、接合に当つて、内壁3同士は直接接合
できるが、外壁4同士は当て板9を介して接合す
る。
空容器の接合される2つのセクターのうち一方の
セクター1aはその接合部において内壁3及び外
壁4が断面壁8に終つていて、断面壁8は外壁4
及び内壁3の端に両端が接続されている。また、
接合される相手方の他方のセクター1bはその接
合部において、内壁3の端が外壁4の端より相手
方すなわちセクター1aに向つて延出している構
造の内壁及び外壁を備えている。真空容器セクタ
ーはこのように接合部でも二重壁構造となつてい
るので、内壁3と外壁4との間に内部リブ5があ
ること従来と同様である。このように構成されて
いるので、接合に当つて、内壁3同士は直接接合
できるが、外壁4同士は当て板9を介して接合す
る。
セクター接合部の接合手順を説明する。第5図
に示すように、一方のセクター1aの内、外壁は
接合部で、同じ長さに終つているが、他方のセク
ター1bの接合部では内壁3が相手方に延出して
いるので、第5図で太線矢印で示すように2つの
セクター1a,1bを近付けると内壁3同士は当
接する。第6図に示すように、当接した内壁3同
士を当接した部分10でレーザービーム11等を
利用して、斜め方向から溶接等で接合する。内壁
の接合が完了したら、第5図の太線矢印のように
当て板9を接合部に持ち来たし、第7図に示すよ
うに、外壁4同士を橋渡すように外壁間に当て、
レーザービーム11等を利用して、当て板9と外
壁4の接した箇所12,12を溶接等で接合し、
完全な真空容器を形成しうる。
に示すように、一方のセクター1aの内、外壁は
接合部で、同じ長さに終つているが、他方のセク
ター1bの接合部では内壁3が相手方に延出して
いるので、第5図で太線矢印で示すように2つの
セクター1a,1bを近付けると内壁3同士は当
接する。第6図に示すように、当接した内壁3同
士を当接した部分10でレーザービーム11等を
利用して、斜め方向から溶接等で接合する。内壁
の接合が完了したら、第5図の太線矢印のように
当て板9を接合部に持ち来たし、第7図に示すよ
うに、外壁4同士を橋渡すように外壁間に当て、
レーザービーム11等を利用して、当て板9と外
壁4の接した箇所12,12を溶接等で接合し、
完全な真空容器を形成しうる。
当て板9は一枚を示しているが、組立てをし易
くするため、分割されていてもよい。
くするため、分割されていてもよい。
また、上記実施例では、内部リブ5をダンボー
ル紙とよく似た構造として示しているが、通常の
ハネカム等の構造でもよい。また接合にはレーザ
ービームの他電子ビーム溶接や、TIG,MIG溶
接等を使用しうる。真空容器の形状はトーラス形
以外のものでもよい。
ル紙とよく似た構造として示しているが、通常の
ハネカム等の構造でもよい。また接合にはレーザ
ービームの他電子ビーム溶接や、TIG,MIG溶
接等を使用しうる。真空容器の形状はトーラス形
以外のものでもよい。
以上のように、この発明によれば、真空容器は
セクターの接合部においても二重壁構造となつて
いるので、接合部においても、電磁気学上の一様
性が保たれ、これによつて発生する誤差磁場が小
さく、プラズマ閉込めによい効果を奏する。また
接合作業はすべて外側から容易に行なうことがで
きるので、内壁の接合が完全で、超真空保持が確
実になる効果もある。また片側のセクターは二重
壁構造に断面壁を備えているので組立て作業が簡
単になるとともに、リークテスト等を各セクター
で行ないやすくなる効果もある。
セクターの接合部においても二重壁構造となつて
いるので、接合部においても、電磁気学上の一様
性が保たれ、これによつて発生する誤差磁場が小
さく、プラズマ閉込めによい効果を奏する。また
接合作業はすべて外側から容易に行なうことがで
きるので、内壁の接合が完全で、超真空保持が確
実になる効果もある。また片側のセクターは二重
壁構造に断面壁を備えているので組立て作業が簡
単になるとともに、リークテスト等を各セクター
で行ないやすくなる効果もある。
第1図は核融合装置のトーラス形真空容器の外
観を略示する斜視図、第2図は真空容器を=一
定の面で切つて示した断面図、第3図は従来の真
空容器のセクター接合部を示すZ=0の面におけ
る部分断面図、第4図は第3図の円内の部分を
示す拡大部分断面図、第5図はこの発明による真
空容器の一実施例のセクター接合部の接合前の状
態を示す断面図、第6図は内壁の接合状態を示す
断面図、第7図は当て板を用いた外壁の接合状態
を示す断面図である。 1…真空容器、1a,1b…真空容器セクタ
ー、2…ポート、3…内壁、4…外壁、5…内部
リブ、6…一重の壁部分、7…接合部、8…断面
壁、9…当て板、10…内壁同士の当接する部
分、11…レーザービーム、12…当て板と外壁
との接した箇所。なお、各図中、同一符号は同一
又は相当部分を示す。
観を略示する斜視図、第2図は真空容器を=一
定の面で切つて示した断面図、第3図は従来の真
空容器のセクター接合部を示すZ=0の面におけ
る部分断面図、第4図は第3図の円内の部分を
示す拡大部分断面図、第5図はこの発明による真
空容器の一実施例のセクター接合部の接合前の状
態を示す断面図、第6図は内壁の接合状態を示す
断面図、第7図は当て板を用いた外壁の接合状態
を示す断面図である。 1…真空容器、1a,1b…真空容器セクタ
ー、2…ポート、3…内壁、4…外壁、5…内部
リブ、6…一重の壁部分、7…接合部、8…断面
壁、9…当て板、10…内壁同士の当接する部
分、11…レーザービーム、12…当て板と外壁
との接した箇所。なお、各図中、同一符号は同一
又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 内壁と外壁とを有する二重壁構造で、複数個の
セクターが互に接合されてなる核融合装置の真空
容器において、接合される2つのセクターのうち
一方のセクターは接合部に内壁と外壁との間に結
合される断面壁を備えて内外壁がこの断面壁で終
つており、他方のセクターは接合部に内壁端が外
壁端より接合相手方に向つて延出している内壁及
び外壁を備え、2つのセクターの内壁同士は直接
接合され、外壁同士は当て板を介して接合されて
いることを特徴とする核融合装置の真空容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59279051A JPS61155988A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 核融合装置の真空容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59279051A JPS61155988A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 核融合装置の真空容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155988A JPS61155988A (ja) | 1986-07-15 |
JPH0221353B2 true JPH0221353B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17605712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59279051A Granted JPS61155988A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 核融合装置の真空容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61155988A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7121377B1 (ja) * | 2022-02-18 | 2022-08-18 | 株式会社小川農具製作所 | 植付溝成形装置 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP59279051A patent/JPS61155988A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7121377B1 (ja) * | 2022-02-18 | 2022-08-18 | 株式会社小川農具製作所 | 植付溝成形装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61155988A (ja) | 1986-07-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |