JPH02213535A

JPH02213535A - 配管ユニットの前面被覆方法

Info

Publication number: JPH02213535A
Application number: JP3320089A
Authority: JP
Inventors: Isamu Ishiguro; 石黒　勇
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1989-02-13
Filing date: 1989-02-13
Publication date: 1990-08-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は前面に小便器を連設したエンクローズド型配管
ユニットの前面被覆方法に関する。

（従来の技術）エンクローズド型配管ユニット、つまり、配管枠の外側
を適宜な被覆材で覆い、外観性を向」ニさせて、室内設
置に適応せしめた構成の配管ユニットは、その前面に小
便器を連設する場合、対象となる領域を複数区間に縦分
割し、これらの分割区間を、外側から小便器及び関連機
材が着設され従って実質的に取外しの利かない機塁設備
用の前面パネル（説明の便宜上、これを第一のパネルと
する）と、しばしば取外して内側を点検する為の前面パ
ネル（これを第二のパネルとする）とにより一区間一パ
ネルの割合で被層するようにしている。

即ち、利用できるパネルの幅寸法を勘案して５図面上に
縦分割位置を定め、それに合せて、配管枠の前側縦フレ
ームの割付けを行ない、これに第一パネルを出若し、一
方、第二パネルは適宜な横フレーム或いは縦フレームを
利用して係着するようにしているのである。

然るに、従来は、第一パネルを重視する余り、第二パネ
ルがこれに押しのけられた形となり、その位置及び寸法
が現場次第となっていた。

（発明が解決しようとする課題）この為、分割区間によっては、点検に苦労する結果とな
り、また第二パネルの標準化が円滑に進まず、コスト面
での負担ともなっていた。

本発明は斯かる従来の配管ユニットの前面被覆方法にお
ける問題点を有効に解決すべく為されたもので、その目
的とする処は、いずれの分割区間でも点検に困らず、し
かも、第二パネルの標準化を円滑に進めることが可能な
配管ユニットの前面被覆方法を提供するにある。

（課題を解決するための手段）Ｅ足口的を達成すべく未発明は、分割区間を一つおきに
第一パネルで被覆して、残りを第二パネルで被覆するよ
うにし、更に、第二パネルな幅寸法に付きモジュール化
するようにした。

（作用）上記手段によれば、いずれの第一パネルも第二パネルと
隣接し、従って、点検に困らず、また、使用枚数が多く
なり、しかも、モジュール化により、大量生産が可能と
なって、標準化を進め易い、この点、第二パネルは、点
検時のアクセスを許容できれば良いことから、幅を大き
くする必要がなく、その寸法も人間工学的に決まる。

（実施例）以下、本発明を壁式プレファブトイレの小便器付配管ユ
ニットに適用した二つの実施例に付き、添付図面に基い
て詳細な説明を行なう、尚、両実施例を通じ、同様な部
材は同じ参照番号で表し、説明の重複を避ける。

先ず、第１図及び第２図を参照して、第一の実施例に係
るプレファブトイレ及び配管ユニットの説明を行なう。

第１図は配管ユニットの正面図、第２図はトイレ要部の
要因である。

第２図中、Ｔはトイレの全体を示し、トイレＴは５所与
の屋内空間中に、更に、主体構成用の塩ビ鋼板装壁パネ
ルＰｗ・・・を連設して周壁Ｗｓを形成することにより
、所要のトイレスペースＳｔを囲繞画成し、その一部Ｓ
ｔｌの壁Ｗｓ沿いに小便器Ｕｒ付配管ユニツ）Ｕｔを設
置して、こ〜Ｓｔｌを、小便所としたもので、防水下地
タイル仕上の床Ｆｔと不図示の組天井を備えた構成とな
っている０図中、Ｏｄは汚垂石、Ｐｆｌは周壁沿いの床
輻木である。

配管ユニッ）Ｕｔは、所要管路を収容保持する不図示の
配管枠を上方から覆う上面被覆材として擬石製トップカ
ウンターＣｔを備え、前面領域Ａ全体を覆う被覆材とし
て前面板１０を備えた所謂エンクローズドタイプのもの
で、前面領域Ａ下縁部に汚垂石Ｏｄとの間を見切る幅木
Ｂｄが設けられている。

前面板１０は、ユニット前面領域Ａを適宜幅で縦分割し
て得られる複数区間Ａ　ｉ　　（ｉｍｌ、２，３．・・
・）を、夫々、対応した幅寸法の長方形パネルＰｉで被
覆していった構造のもので、これらパネルＰｉの集合体
として定義される。

パネルＰｉの内、磁器質スクウェアタイルＴｌで外装さ
れたものは、その外面に小便器Ｕｒが着設され、小便器
Ｕｒ上方に人影センサーＳｎが配設されている。

本実施例では、以上において、配管ユニットＵｔの前面
領域Ａを被覆するに鳥り、第１図に示すように、その縦
分割区間Ａｉ（ｉｍ１〜１１）を。

一つおきに、対応する幅寸法ｗｆ　ｍ履のタイルＴｌ外
装パネル１１で被覆し、残りを、これに対応した幅寸法
ｗ２　ｍ■、　ｗ３　ｍｔａの塩ビ鋼板ｓｈ外装パネル
１２．１３で被覆するようにしている。

即ち、偶数番目の区間Ａｉ　　（ｉｗ２に；ｋ・１，２
，３，４゜５）を、いずれも、ｗ１幅として、夫々、前
記小便器Ｕｒ付のタイルパネル１１で被覆し、奇数番目
の区間Ａ　ｉ　　（ｉ＝２に＋１　；　ｋｓＯ，ｌ、２
，３，４．５　）を、ｋ−１゜２．３．４の場合ｗ２幅
、またに−０，５の場合ｗ３幅に設定し、鋼板パネル１
２．１３で着脱自在に被覆するようにしている訳で、こ
れによれば、いずれの区間も１点検時、容易にアクセス
でき、しかも、隣合うパネルＰｉ、Ｐｉｌ１間の目地線
整合に気をもむ必要がない。

また、本実施例では、上記幅寸法ｗｌ、ｖ２．ｗ３間に
ｗｌ≧ｗ２＞ｗ３なる関係を持たせて、省スペース化を
期す一方、各タイルパネル１１・・・のタイルピッチを
ｐ　　ｍｌに統一し、更に、ｗｌ　、　ｗ２及び（２ｘ
ｗ３）が、実質的に、ｐ／２の自然数倍（好ましくは偶
数倍）になるように寸法法めしてモジュール化を図って
おり、これによれば、各パネル１１−１３の標準化を進
め易い、ｐ／２を基準としたのは、タイルパネル１１の
（両）側縁に上記タイルＴｌの半割物を用いる方が、縦
目ｉ！＃Ｌ線ＪＹの関係で。

パネルや器具のセンター取りに便利な場合があることに
よる。この点、ｐを基準とすることは勿論差支えない。

以上において、好ましくは、小便器Ｕｒの正面幅寸法ｕ
　ａｍと、タイルパネル１１の幅寸法ｗ１とを、実質的
に、Ｏ≦（ｗｌ−ｕ）≦ｐ　／　２なる関係におき、パ
ネルＰｉの納まりを良くする。

特に、　　ｐ＝１００　、　ｕ＜　５００の場合、ｗｌ
≧５００、ｗ２≧２００、ｗ３≧１５０として、点検上
の便宜を図ることが望ましい。

その際、幅寸法ｗ２　、　ｖ３間に、出来るだけ、ｗ２
＝２ｘｗ３の関係を維持させて、前面板ｉｏＨ輻Ｗｔの
調整をし易くする。

例えば、ｕ　＝　４８０で、ｗｌ＝５００としたと！！
＝ｗ　ｔ　＝　７００なら、　ｗ２＝２００　、　ｗ３
−１５０　　：Ｗ　ｔ　＝　７５０なら、　ｗ２＝２５
０　、　ｗ３＝１５Ｑ　　；ｗ　ｔ　−ｅｏｏなら、ｗ
２＝　３００　、　ｗ３　＝　１５０　　；Ｗ　ｔ　＝
　８５０なら、ｗ２＝　３５０　、　ｗ３　＝　１７５
　　：ｗ　ｔ　＝　ｓｏｏなら、　ｗ２＝４００　、　
ｗ３＝２Ｑｏ　　；ｗ　ｔ　＝　ｓｓｏなら、ｗ２　＝
４５０　、　ｗ３　＝２２５　　；ｗ　ｔ　＝　ｔｏｏ
ｏなら、ｗ２　＝　５００　、　ｗ３＝　２５０　とい
った具合に設定する。

尚、小便器Ｕｒより上方に配置する上センサーＳｎに換
え、下センサーＳｎ”を用いることは差支えない。

次いで、第３図及び第４図を参照して、第二の実施例に
係るプレファプトイレ及び配管ユニットの説明を行なう
。

第３図は配管ユニットの正面図、第４図はトイレ要部の
要因である。

本実施例に係る配管ユニｙ）Ｕｔ’は、前面板２０を構
成するパネルＰ　ｉ’　（ｉｌｌ〜１１）の内、小便器
Ｕｒｃ７）付いた偶数番目のもｃ７）　Ｐ　ｉ’　（ｉ
＊２ｋ　；　？＋１゜２．３．４．５　）　、即ち、機
器設備用前面パネル２１が、奇数番目のものＰｉ”（ｉ
＊２に◆１　、　ｋ−０，１，２，３，４゜５）、即ち
１点検用前面パネル１２．１３同様、塩ビ鋼板ｓｈ外装
となっている点で、第一実施例に係る配管ユニッ）Ｕｔ
と異なっている。

つまり、各前面パネル２１，１２．１３の幅寸法ｗｌ、
ｗ２．ｖ３は変わらず、前記同様にモジュール化されて
おり、より一層の標準化を期し得る。

尚、両実施例を通じ、奇数番目のパネルＰｉ又はＰｉ’
（ｉ＊２に◆１　：　ｋ−Ｑ、１．２．３，４．５　）
を、タイル外装としても構わないこと明らかであろう。

ところで、以上の実施例では、点検用パネル１２．１３
に、出来るだけ、　ｗ２　＝　２宜ｗ３の関係を保持さ
せるようにしているが、これは、幅寸法ｗ２　、　ｗ３
を、機器設備用パネル１１．２１との会合数（即ち、２
・両側か、１−片側か）に比例させて１点検時のアクセ
スに至便ならしめる為であること、容易に理解出来よう
。

（発明の効果）以上の説明により明らかな如く、本発明によれＩｆ、配
管ユニットの前面領域を複数区間に縦分割して、これら
の分割区間を、外側から小便器が着設される第一のパネ
ルと、内側を点検する為の第二のパネルとにより一区間
一パネルの割合で被覆するに当り、上記分割区間を一つ
おきに第一のパネルで被覆して、残りを第二のパネルで
被覆するようにし、更に、第二のパネルを幅寸法に付き
モジュール化しておくようにしているので、いずれの分
割区間でも点検に困らず、しかも、第二パネルの標準化
を円滑に進めることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の二つの実施例に係るトイレの小便器付配
管ユニットに付いてのもので、第１図と第２図は夫々第
一の実施例に係る配管ユニットの正面図とトイレ要部の
要因、第３図と第４図は夫々第二の実施例を示す第１図
及び第２図同様な図である。尚、図中、１１はタイル外装パネル、１２゜１３．２１
は塩ビ鋼板外装パネル、Ａはユニット前面領域、Ａｉ　
　（ｉｓｌ〜１１）は縦分割区間、Ｐはタイルピッチ寸
法、Ｔｌは角タイル、Ｕｒは小便器、Ｕは小便器の幅寸
法、ｗｌ　、　ｗ２　、　ｗ３は縦分割区間の幅寸法、
Ｕｔ、Ｕｔ’は配管ユニットを表している。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）配管枠の前面領域を複数区間に縦分割し、該分割
区間を、外側から小便器が着設される第一のパネルと、
内側を点検する為の第二のパネルとにより一区間一パネ
ルの割合で被覆して成る配管ユニットの前面被覆方法に
おいて、前記分割区間を一つおきに第一のパネルで被覆
して、残りを第二のパネルで被覆し、該第二のパネルを
幅寸法に付きモジュール化して成る配管ユニットの前面
被覆方法。
（２）前記第二のパネルに、前記第一のパネルとの会合
数に比例した幅寸法を持たせて成る請求項１に記載の配
管ユニットの前面被覆方法。
（３）前記第一のパネルも幅寸法に付きモジュール化し
て成る請求項２に記載の配管ユニットの前面被覆方法。