JPH02212790A - 衛星自動追尾装置 - Google Patents

衛星自動追尾装置

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JPH02212790A
JPH02212790A JP3277689A JP3277689A JPH02212790A JP H02212790 A JPH02212790 A JP H02212790A JP 3277689 A JP3277689 A JP 3277689A JP 3277689 A JP3277689 A JP 3277689A JP H02212790 A JPH02212790 A JP H02212790A
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JP
Japan
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satellite
gyro
automatic
antenna
tracking device
Prior art date
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Application number
JP3277689A
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English (en)
Inventor
Hisao Taniguchi
久雄 谷口
Noboru Kobayashi
昇 小林
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Sohgo Security Services Co Ltd
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sohgo Security Services Co Ltd
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、衛星自動追尾装置に関し、特に、方向保持特
性を有する二個のジャイロ及びビム幅の狭いに、帯衛足
通信におけるパラボラアンテナを用いて静止通信衛星の
自動追尾なイ〕い、前記パラボラアンテナなXY駆動部
によって駆動することにより、パラボラアンテナがどの
方向に向いても駆動用ケーブルの捩れ及び刈払の中断等
を起すことのない信頼性のあ)い装置を得るための新規
な改良に関する。
b、従来の技術 従来、用いられていたこの棟の衛星自動追尾装置として
は、種々開発されているが、その中で代表的な構成につ
いて述べると、船舶のようにローリング、ピッチング及
びヨーイング等の動揺の影響を受ける機台(動揺体)に
指向性の友〉るアンテナを配設し、空間のある一定の目
標に指向させる従来例としては、 (1)  船体等、動揺体の姿勢を検出1−で動揺台(
アンテナの設置台)を姿勢制御し、前記船体前の姿(・
に拘わらす、前NL動揺台の姿勢を目標物に対して一定
に保つようにして当該動揺台の」二にアンテナペデスタ
ルを搭載するようにした、スタビライザ台と垂直ジャイ
ロの組合せ従来例。
(2)  アンプナベデスタルを(&接制御するため、
アンテナ取付架台部にレートジャイロやレートジャイロ
等を搭載して、これらからの角度信号でアンテナペデス
タルを直接制御するようにした、アンテナペデスタル直
接制御従来例。
の二個1が公知である。
C0発明が解決しようとする課題 従来の衛星自動追尾装置は、以上のように構成され゛(
いたため、次のようなa!4題を有していた。
すなわち、前述の二つの従来例のうち、実際に用いられ
たのは第1従来例であり、動揺台を用)7・る方法は4
軸とするものが一般的で、計数機構に代表される信号処
理部(コンピュータ)は簡単であるが、軸数の多いこと
によって構造的な機構が複雑にIよること、重量が増加
すること等によって設置経費が増加したり、機構的に俵
雑となっていた。
また、この従来例では、多くのジャイロが使用され、し
かも、当該ジャイロは、通常、一定期間(約2000時
間)使用する母に交換する必要があることから、保守の
上で問題があると共に、ドリフトも多く性能上も問題が
あった。
さらに、船舶等の場合、重量の増加による亜心位置の変
化を避ける必要があることが多く、アンテナ及びその設
置台の軒数化が要求されるので、この点からみても好適
な構成ではなかつプこ。
また、第2従来例においては、重量の大きいスタビライ
ザ台を除去して、第1従来例を改善したものであるが、
アンテナ取付架台部にレトジャイロやレート積分ジャイ
ロ等を搭載して姿勢制御する必要があり、多くのジャイ
ロを必要とすると共(、・C1保守との面及びドリフト
な伴うことで問題が存在していた。
さらに、AZ、EL駆動方式の第2従来例では、660
度あるいは0度を過ぎて回転する場合は、AZ 駆動台
に接続するり一プルの捩れを防ぐために、660度反転
する必要があるため、途中における通信の一時的中断も
発生していた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、特に、方向保持特性を有する二+mのジャイロ
及びビーム幅の狭いKa 帯衛星通信におけるパラボラ
アンテナを用いて静止通信衛星の自動追尾を行い、前d
ピバラボラアンデナをXYアンテナ駆動部によって駆動
することにより、パラボラアンテナがどの方向に向いて
も駆動用ケーブルに捩れ及び通信の中断等を起すことの
ないiMn性の篩い衛星自動追尾装置を提供することを
目的とする。
41課題を解決するための手段 本発明による衛星自動追尾装置は、車輌等の移動体に設
けたパラボラアンテナを衛星に指向させるものにおいて
、前d己移動体に設(すられ走行中における角度変化を
直接検出するためのディレクショナルジャイロ及びバー
デイカルジャイロと、前d[;ディレクショナル・ジャ
イロ〔7)ドリフト和自Fと1iiT ’m己バーチ・
イカルジーVイロのピンチロールに基づく二重1(X、
Y)変換計算を行うための信号処理部と、i11記信旬
処理部での処理A4i’j果に基づき前記パラボラアン
テナを前記衛星に指向させるためのXYアンテナ駆−1
部とをイ1iMえた構成である。
0、作 用 本発明による衛星自動追尾装置′)qにおいては、移動
体の走行中における角度変化を直接検出するためのディ
レクショナルジャイロ及びパーティカルジャイロと、パ
ラボラアンテナを衛星に指向させるためのX Yアンテ
ナ皐’ilr mとを備えているため、ディレクショナ
ルジャイロが移始体の進行方向をシンクロ出力として出
力し、このシンクロ出力がイに号処坤f(J+、に入力
される。
この信号処理部は、同時に、パーティカルジャイロのピ
ッチ及びロール出力を取り込み、衛星のAZ、ZL値か
らピッチロール角に伴うX方向及びX方向の計算を行う
この計算にあたって、信号処理部はタイマからの時間を
チエツクし、前回のドリフトiの零点規正を行った時間
との時間差よりドリフト補正量を計算し、この1其結果
をデイレクショナルンヤイロのコース出力(方位出力)
に加えて、現時点の方向を示ずディレクショナルジャイ
ロ出力を得ている。
従って、Ail記X Yアンテナ駆動部の駆動方式がX
−Yマウントの二軸だけであるので、パラボラアンテナ
がどの方向に向いても駆動用ケプルに捩れを起すことが
なく、高速度で追尾しなくても十分な追尾を行うことか
できると共に、バツクラツシ誤差の少ない高精度の追尾
動作を得ることができる。
f、実施例 以下、図面と共に本発明による衛星自動追尾装ffの好
適な実施例について詳細に説明する。
第1図から第5図は、本発明による衛星自動追尾装置を
示1″ためのもので、第1図は全体構成を示すブロック
図、第2図は静止通信衛星を追尾する場合のフロー図、
第3図から第5図は、℃・ずれもピッチロールのある場
合のX−Y駆動部の二軸駆動方式による衛星方向を指向
するための1部算式の説明図である。
まず、第1図における全体構成を示すブロック図におい
て、符号1で示されるものは、第4図及び第5図で示す
例えば車輌からなる移動体20のピッチ及びロールを検
出するためのスピン軸(図示せず)を垂1Hにしたパー
ティカルジャイロであり、符号2で示されるものは、こ
の移動体20の方向を検出するため前記スピン軸が水平
におかれたディレクショナルジヤイ02であり、このデ
ィレクショナルジャイロ2により移動体20のコースの
変化を検出している。
前を己パーティカルジャイロ1及びテイレクショナノL
:)−ヤイロ2は、Ail記移動体20上Q・こ載置L
5て設げられたパラホ”ラアンテナ21を子〕するX−
Yアンテナ駆動部22に一体化して収り付げられており
、このX −、−Yアンテナ駆動部22は、X馳駆動部
22a及びY軸部動部22bよりなると共に第4図又は
第5図に示すように取り付けられている。
すなわち、第4図の場合には、X@駆動部22a0)X
軸が移動体20の長手方向と同一方向に配役され、第5
図の場合には、X馳駆動部22aのX軸が移動体20の
長手方向と直交方向に配設されている。
また、前記パーティカルジャイロ1からの検出信号であ
るピッチ出力1a及びロール出力1b並びに、前6ピデ
イレクシヨナルジヤイロ2がらの検出信号であるコース
出力2aは、0変換器6を経てタイマー内蔵構成のCP
Uからなる信号処理部4に入力されている。
MjJ 6ビイ3号処理部4には、受イJ機(図示せず
)からのM)Cで制御された受信人力5、パイロットO
N 信号6及び移動体停止信号7が人力されると共に、
この信号処理部4の処理モードを選択するためのマニュ
アル8、オートサーチ9、スデッグトラッキング10及
びオート[・ラソギング11の各機能を選択的に入力で
きるように構成されている。
さらに、AiJ記信−号処理部4かもの第1出力信号1
2及び第2出力信(316は、J−レ偵変換器14、増
巾器15を経て前記駆MfJJ j−ils 22 a
及び22bに設けられ、た直流モーi+6に送l;)ね
、各直流モータ16の動作によりiiJ Wcj x−
y ゛アンブナ駆動部22 !J、) X軸部41(部
22 、:+及びY蜘1駆動部22■)が口1]転され
、パラボラアンテナ21の追尾角度を変化させるように
構成さ才じ(いる7、M1J記各直流七−Jimには、
その回転角度を検出゛するためのシャフトエンコーダ1
7か第4図及び第5図に示すように設けられ、これらの
シャフトエンコーダ17の出力Wm M + 7 aは
1iiJ記(ia号処理部4に入力さJlて(・る、1
前記信号処理部4からは、Fr’l 14r’、シャフ
トエンコーダ17の指示値に基く)いて実際にパラボラ
アンテナ21が向いている方向なAZ  及び計4値に
換算して角度表示48月18に出力すく)。
また、前記移動体20のピッチロールに基づくX−Y方
向の清算は、CPUよりなる信号処理”AIS 4で演
算され、不発1itJでは軸数が二軸であるためピッチ
ロールに伴う計算がやや抜雑であるθ・、E4Gの構成
に較べると、バツクラソシ等により生する誤差分を減少
させることができる。
本発明による衛星「j動追尾装置は、Af7述1〜だよ
うに構成されており、以下に、前記X1−Y″アンテナ
座iJL!l1jli20による二軸駆動方式で、ピッ
チロールの、1あった場合のIJl有を715場合につ
いで、肩13図から第5図を用いて説明゛)る。
衛星は方位角AZ 、仰角EL で与えられるものとす
る5、車輌の進行方+i=」をAZCとし、ピッチロー
ルを生じた場合の量は七−れぞれPc、Reとする。ま
た、αは車輪前の移動体の衛星方向からの偏角を示す7
、但し、ピッチ角Pc  は坂道を登る1局合を(−、
ロール角Rc  は右=−Vがりを十とする。第6図に
16いてロールに伴う表示がないが、東輌とX−Yマウ
ントの位置関係を第4し] i7)よ5プエ関遂と1れ
ば、ロールにfギう関係式はX方向への変化の1部と見
做せるので、y方向に関する関係式の後にロールに伴う
関係式を検社・すする。
今、車輌から衛星までの長さOB をj十上位長と考え
ると、 ノ〜B=CO37ELsinZα AC= BD =sin/EL QC=cuy二’ELωS/α 従って、 そこで、 となるので、ピッチのある場合のxl、)rは、/−y
0二DO8−”  (QC) ==t’、O8−’  
(C1137””l弘(O87−α)どして、ピッチが
00場合’) :(0、YOか計算できる。ピッチが図
のように−PCi生じた場合は、:<、、A OC= 
l e oにピッチ角PCを加霞−するので、先ずe、
をt+−n−する。
と計算される。
xl  は車の水平時のXOK対してP c  により
生じた実際の駆動角であるが、xo  をRCと読3ツ
メ、変化ると、同じく聞 により発生ずる実際駆!l1
jl角王(の関係が次のようにでてくる。
Xo  をλ・ と読み変えてもLzl(・刈(山は、
XjLjlの同転Xp  で衛星に回けるのと、車を傾
げて(1−リングゴシ・・  で向けるのとは同じだか
らで’ji、H)。
AB 、、、、、、、、−5in、< EL tan、
−::m Re1疋・′)で、東の11−ルによるX方
向の関係式は、XニーXI  −R と計算できることになる3゜ Xと1.”〔は、天頂からの角Ltで考えてきたが、y
ど同様水圧からの角度とすれば、史に、XニX1=11
+−90゜ として表−1ことができる。
これまでの1糎は、第4図のようにXの回転軸を車の進
行方向と同じとしてきたが、第5図のように車の進行方
向と直角に設置する場合もあるので、この場合の計算式
は単に二(y tg入れ換えたものどなる。何故なら、
例えば、車の進行方向から衛星に向けての仰角は、第4
図の場合はyであったものが、第5図の場合はXとなる
のみで、Xとyのどちらを先に向げたかの関係でしかな
いからである。
これらの計算は、前記信号処理部4内のマイコンにより
計算処理される、 第11ン1において、各ジーヤイロ1及び2からのピッ
チ出力1a、ロール出力1b及びコース出力2aに関す
るシンクロ角度出力は、S/D変換器6にてデジタル景
に変換される。信号処理部4で削り処理されたデジタル
出力は、D/A変換器14にてアナログ蒙に変換されて
増幅器15で増幅された後、直流モータ16に供給され
゛C1衛星追尾アンテナ(図示せず)が駆動される。
また、移動体である車輌の道路走行時における角度変化
は速いので、この急漱な角度変化に対応できるように、
これらの計算速度は充分速いものでなげればならず、車
輌の振動を含んだ機械系の振動を最高j OH7,とじ
、これに対して遅れの無視でき7.)+ Om、s (
iooH,、、)程度を、ジャイロの諸元の読込み、駆
動アンプへの出力命令等を含んだ計算ループの所要時間
の目標値どする。
また、この計算ループ内には、ml記ディレクショナル
ジー’i’−1口2のドリフト補i1Eも含まれていな
ければならず、このトリットには、地球の自転により発
生ずるドリフトと、ジャイロ固イ]のトリットがバりる
が、いずれも次のような経過時間の1次式で近似できる
ψ:ψ1−(ψr十ψD)t。
ψ:真方位 ψ1:デイレクショナルジャイロ(2)の指示値を:時
間ドリフト(分当り0.25度)ψD:固有ドリフト 従って、前述のように、経過時間の1次式として示され
るので、前記信号処理部4のマイコンは、タイマー内蔵
形とし、所定時間の経過により補正を加えていくように
している。
前、尼デイt/クショナルジャイl:+2は、軸止を加
えると、しばらくの間は、方向の基準となり得るが、温
度によるドリフトM:の変化、僅少のランダムドリフト
等のために補正誤差が&Xされてくる。
従って、例えば、1度以内にブイレクショナルジャイロ
2の確度を保持したい場合は、60分に119」程度の
割合でパラボラアンテナ21を正しく衛星に指向させ、
零点規正を行う必袂がある。その1つとして、車輌が交
差点の信号等で停止中にステップトラッキング10を行
い、衛星を正しく捕捉し零点規正を行う方法がある。
この場合衛星方向が開けており、衛星からの電波が受信
できることの他に停止中の10秒間程度の間にステップ
ドラッギングを完了させる必要がある。また、EL 方
向(高低角)のステップトラッキングは、南北方向に大
きく移動しない限りあまり変らないので、省略すること
ができる。車輌走行中の方法として、現在指向中の衛星
方向を基準に数分間ステップトラッキングを行い、方位
基準並びにドリフト係数の再設定を行う方式がある。デ
ィレクショナルジャイロはドリフトのため累積誤差を生
ずるものの、数分間の間は分(s / b o度)オー
ダの11めいイ1゛O′度の方向を維持するので、現在
指向中のブ1向を基準に数分間に亘り衛星のステップト
ラッキングを行い、平均入力電界を算出し、衛星人力の
畠い方に順次方位基準を再設定する。衛星を真中に捕捉
できたらこの方位を基準力位()\瓜EL)とし、方位
補止のためのドリフト係数も方位誤差を経過時間で割っ
て設定1〜直−ず。
前述の実施例の他に、こオlらの各ジャイo1及び2を
一時的基準として利用する衛星の自動捜索があるが、前
述の動作の応用例であり、いずれも、信号処理部4の内
軟マイコンによって制御を行うことができる1゜ 前述の制御フローを示すと、第2図の庖1)であり、初
期設定後、マニュアル8で目標である静止衛星に衛星自
動追尾装置を指向させ、■似か捜索できなかった場合は
、オート・ザーチ9として目標を捕らえる7、この場合
、磁北センサを+′1」用1イ)か、前回止まった位置
を基準にしても良い。
この1佑;を捕捉した後は、ステップトラッキング10
により1]標をiEL<標準し、零点規正を行う。この
零点規正が終了すると、この回りにオー))ランキング
11が可能となる。
なお、デイクシコナルジャイロのドリフト補iE値は、
最初はマニュアル8でンリセツトするが、第2回目から
は、オートトラッキング11経過後のステップトラッキ
ング10に続く零点規正で、実時m]によるドリフト袖
止値か河1算され、自動区にブリ十ッ卜される。
ステップトラッキングによる零点規正(・マ、車輌の停
止中に行う方法と走行中に行う方法があるが、走行中に
行う方法は、車の変化に対する駆動系の遅れ、伝搬路の
影響(電柱、ビル反射波等)があるので、数分illの
入力電界の平均値を9出する方法となる。
次に、+Mi1.6のメートトラッキング11ば、本発
明による衛星自動追尾装置の特徴とするところて゛ある
のて、そのフローを以下に詳述」る。
まず、車輌に取り付けられたディレクショナルジャイロ
2は、車輌の進行方向をシンクロ出力として出力し、1
3、・′D変換器6でデジタル量に変換し、信号処理部
4内のマイコンに印加される。
また、パーティカルジャイロ1のピッチ1εI及びロー
ル1bも、S/D変換器6を介して信号処理部4に印加
され、ピッチロール角に伴うX方向及びY方向の計%i
を前述の11算式によ−って計算する。
この場合、前述のマイコンはタイマーからの時間をチエ
ツク、M回のドリフトmの零点規正を行った時間との時
間差からドリフト補正pを割算、これをデ・イレクショ
ナルジャイロ2のコース出力2(方位出力)に加えて、
現時点の方向を示すディレクショナルジャイロ川力とす
る操作を行う。
前述のδI−7?、式のkid力はデジタ、刀敬である
ので増幅器15に入力する前にD / A :′変換さ
れる5、。
但し、駆動量を決定するために、埃任、パラホラアンテ
ナ21が向いている方向と比較する必要があり、XとY
駆動系(図示しない)は、それぞれのシャフトエンコー
ダ17からの出力(デジタル量)と計算結果をマイコン
内で差分演算を行う。前記増幅器15の出力は直流モタ
16(・で人力され、追尾装置のパラボラアンテナ21
を衛星方向に向けることになる。
前述の信号処理部4における演算、入出力処理、状態監
視等の一連の計算ループは、前述の直り車輌の江1路走
行中の変化に対応するため、11分対応できる速U 1
0ms  程度を目標に設計する。
また、前6己パラボラアンテナ21のX及びY駆動部2
2a及び22bも充分な応答速度で動作することができ
るように直流モータ16を採Jfi t、ており、この
直流モータ16も車輌の道路走行中のような速い変化に
駆動系が対応できるように増幅器15によって電力増幅
されている。
なお、前述の実施例においては、移動体を車輌と(−1
走行間の通信衛星自動追斤を意し′](−て説〔ν](
できたか1.4鳴、り体ケ車縣1.1に限ることなく、
例えば、船舶あるいは航空機に適用してもl−J様のf
1用効平を得ることができる。木兄tνjによる衛星内
1追11′装置Nは、むしろ由4.りきの源しい移動体
に適用した場合に、船に著し℃・効果を発揮すシ)こと
かできる。すなわ(−〕、[」橡のt自−4妥七農痔1
・で(,1なく、自装筐1内のジャ・イロる−・−1j
基イ盾とす/″)ため動きが急であってもし」標を一4
+!、失うことかない。
また、本発明による装置は、本来、7゛ヤ、10を41
1用−?る目11指向装置であ)るので、相手が静止し
ている固定1」標であれは、静止通伯衛足ある℃・は放
送衛星である会友はなく、地上の1点に設けられノ、−
ロ標を指準−する場合であっても前述と同様の作用効果
が得られる。
但し7、本発明による衛星自動追に、装置は、1時間に
最大1良程度の指向誤差(ドリフト)を生じる可能性が
あるので、静止衛星を使わない場合は、同じ場所に戻っ
て速力の回−[″、);を標準、零点規止を行う。ゼ・
要があイ)1つさらに、信号処理部゛・4にCMIを使
用して(・るために、単に方向計算のみならず、*J御
倍信号アラーム信号処理等に使用するほか、例えば、磁
北センサ(図示ぜず)と組合わせることにより、スイッ
チを入れるだけで衛星捕捉、初期設定、自動追尾等の一
連の動作を自動で行わせることも可能である。
g1発明の効果 本発明による衛星自動追尾装置は、以上のように構成さ
れているため、次のような効果を得ることかできる。
1)ハラポジアンテナのマウント方式がX−Yアンテナ
駆動部で構成されているため、パラボラアンテナがどの
方向に向い”Cも駆動用ケプルに振れを起すことがなく
、従来のAZ、E■、マウント方式のように回転リミッ
トに伴う反転及び通信中断を完全に防止することができ
る。
また、高仰角の衛星の追尾の場合に、従来のAZ、 E
Lマウン)・方式では、AZ 方向に速い回転速度が必
要であったが、本発明にょるX−Yマウント方式では、
X軸とY軸方向の駆動を組合せてパラボラアンテナを駆
動するため、特別に高速駆動をする心太もはく迅速な追
尾動作を得ることができる。
(2)  従来のAZ−EL  マウント方式に比較J
ると、機構が簡単であるため、保守作業が容易で、人i
゛使用するには好適である。
(3)  パーティカルジャイロ及びディレクショナル
ジャイロを構造が簡単なX−Yマウント方式に組込んで
構成しているため、軸数が二軸と少なく、ピッチロール
に伴う計算処理がやや複雑となるが、二軸等の構成に較
べ、バックラツシ等により生ずる誤差k・その分だけ減
らすことができ、面精度の追尾動作を祷ることができる
(4) 演幻、入出力処1(1j、状態監視等の一連の
計算ループは、移動体の走行中の変化に対応できるよう
に、充分に速い速6肛(10ms)で処理することがで
きるため、1jtlぎのf+ Lい状態ひ充分な追イ肪
力を有することができる。
(5)  二個のジャイロによって構成することができ
るため、全体構造が機構的に極めて簡略化され、車輌等
の小形移動体に用いる場合に極めて好都合となる。
【図面の簡単な説明】
図面は木兄り1」による衛星自動追尾装置を示すための
もので、第1図は全体構成を概略的に示すブロック図、
第2図は信号処理部により衛星を追尾する場合のフロー
図、第6図から第5図迄は、ピッチロールのある場合の
X−Yアンテナ駆動部による衛星方向を追尾するための
計算式の説明図であり、第6図は計算式用説明図、第4
図はX−Yアンテナ駆動部のX軸を車輌の長手方向すな
わち進行方向に一致させた状態を示す構成図、第5図は
X−Yアンテナ駆動部のX軸を車輌の進行方向に対し、
で直交させた状態を示す構成図である。 1はバーブ1′力ルジヤイo  2はブーイレクショナ
ルジャイロ、4は伯+J処理部、20は移動体、21は
パラボラアンテナ、22はX−Yアンテナ駆動部である
。。 萄許出翫j人

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌等の移動体に設けたパラボラアンテナ(21
    )を衛星に指向させる衛星自動追尾装置において、 前記移動体(20)に設けられ走行中における角度変化
    を直接検出するためのデイレクシヨナルジヤイロ(2)
    及びバーテイカルジヤイロ(1)と、前記デイレクシヨ
    ナルジヤイロ(2)のドリフト補正と前記バーテイカル
    ジヤイロ(1)のピンチロールに基づく二軸(X、Y)
    変換計算を行うための信号処理部(4)と、前記信号処
    理部(4)での処理結果に基づき前記パラボラアンテナ
    (21)を前記衛星に指向させるためのX−Yアンテナ
    駆動部(22)とを備え、前記変換計算を行いつつ走行
    中の方位の確度を保持し、衛星通信を行うようにしたこ
    とを特徴とする衛星自動追尾装置。
  2. (2)前記X−Yアンテナ駆動部(22)のX軸は、前
    記移動体(20)の進行方向に対して同一の方向に配設
    されていることを特徴とする請求項1記載の衛星自動追
    尾装置。
  3. (3)前記X−Yアンテナ駆動部のX軸は、前記移動体
    (20)の進行方向に対して直交する方向に配設されて
    いることを特徴とする請求項1記載の衛星自動追尾装置
  4. (4)前記移動体(20)の停止時間において、ステッ
    プトラッキングを行い、前記デイレクシヨナルジヤイロ
    のドリフト係数及び方位基準等を自動的に再設定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
    載の衛星自動追尾装置。
  5. (5)前記移動体(20)の走行中に数分間に亘り衛星
    をステップトラッキングし、方位基準又はドリフト係数
    等を再設定するようにしたことを特徴とする請求項1乃
    至6の何れかに記載の衛星自動追尾装置。
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