JPH058885B2 - - Google Patents

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JPH058885B2
JPH058885B2 JP16611885A JP16611885A JPH058885B2 JP H058885 B2 JPH058885 B2 JP H058885B2 JP 16611885 A JP16611885 A JP 16611885A JP 16611885 A JP16611885 A JP 16611885A JP H058885 B2 JPH058885 B2 JP H058885B2
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fixed station
electromagnetic wave
mobile station
angle
angular
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Tokimec Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動局と固定局を有する通信装置に関
する。
〔従来の技術〕
移動(送信)局から固定(受信)局に、指向性
アンテナ或いは光学機器のような電磁波指向装置
により指向性電磁波を放射する場合、固定局にお
いては、到来電磁波を利用して移動局の方向を自
動追尾する事が可能であるが、移動局ではこのよ
うな追尾の実施は困難である。このため、従来
は、固定局において前述の追尾方式によつて、受
信アンテナの指向方向を電磁波到来方向に向ける
と共に、その指向方向の準備方向(例えば北)か
らの角度Ψを計測して、これを移動局に送り、移
動局はこれを受信して角度(Ψ+180°)を作り、
同じ基準方向(北)から(Ψ+180°)となるよう
にその電磁波指向装置の指向方向を制御してい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の指向制御方式
にあつては、角度信号Ψのビツト数及びデータレ
ートを所要の数値に選定すれば、希望する指向角
精度を得られるが、移動局においてジヤイロコン
パスのような方向基準装置を必要とし、且つ角度
信号送受信のための角度/デイジタル信号のエン
コーダ、デコーダ等も必要となつていたため、装
置は大重量且つ大型となる欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、その手段は、移動局22又は2
3においては回動自由度を持つて移動架台14上
に装架された電磁波指向装置1と、慣性系に対す
る角運動検出装置4と、外部信号により慣性系に
対する角運動の指令装置15,16を備え、上記
電磁波指向装置1は慣性系に対する角運動検出装
置4に追従して移動架台14の角運動に対し安定
化され、且つ指令信号に対応してステツプ状に一
定角度毎の指向方向変化が起るように構成し、固
定局21において該固定局から見た上記移動局2
2又は23の方向変化を一定角度変化毎に信号と
して上記移動局へ送り、該移動局はこれを受信し
て角運動の指令装置15,16により、上記固定
局における角度変化と絶対値が等しく逆方向の角
度変化をその電磁波指向装置1に与える事によ
り、該電磁波指向装置1の指向方向を、移動架台
14の運動に抱らず常に上記固定局21方向に指
向する指向制御方式である。
〔作用〕
上記電磁波指向装置1の指向制御方式によれ
ば、固定局21から送られて来る移動局22又は
23の方向変化に対応する信号を移動局22又は
23で受信し、移動局22又は23の電磁波指向
装置1の指向方向を、電磁波指向装置1が載置さ
れている移動架台14の運動に拘わらず、固定局
21の方向に対向させるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は、本発明の一実施例を示す略線的斜
視図である。
同図に於て、1は移動局の電磁波指向装置とし
ての指向性アンテナ又は光学装置、2は指向性ア
ンテナ1を乗せたジンバルGのアジマス軸、3は
エレベーシヨン、4はアンテナ1に連結した慣性
系に対する角運動検出装置としてのジヤイロ、5
はジヤイロ4のロータ、6はジヤイロ4のアジマ
スピツクオフ、7はその出力を増幅するアジマス
増幅器、8は出力端に接続したゲイン補償器、9
はその出力を受けるアジマス軸2のサーボモー
タ、10はジヤイロ4のエレベーシヨンピツクオ
フ、11はその出力を増幅するエレベーシヨン増
幅器、12はその出力を受けるジンバルGのエレ
ベーシヨンサーボモータ、13はジンバルGのエ
レベーシヨン軸3に設けたエレベーシヨンピツク
オフ、14はアジマス軸2を支持する移動架台、
15はジヤイロ4のエレベーシヨントルカ、16
はジヤイロ4のアジマストルカを夫々示す。
この第1図に示す例に於ては、指向性アンテナ
1は、ジンバルGによりアジマス軸2及びエレベ
ーシヨン軸3の回りに回転自由度を持つて移動架
台14上に装架され、ジヤイロ4に追従する。即
ち、周知の如く、ジヤイロロータ5は高速に回転
しているので、その回転(スピン)軸4a方向
は、角運動量の保存則により、慣性空間に対し一
定方向に保たれている。アンテナ1及びジヤイロ
4のアジマス軸2回りの相対角度は、ジヤイロア
ジマスピツクオフ6によつて検出され、その検出
信号は、アジマス増幅器7、ゲイン補償器8を通
つてアジマスサーボモータ9に加えられ、アジマ
ス軸2を回動し、ジヤイロアジマスピツクオフ6
の出力がゼロに戻るようフイードバツクされる。
即ち、アンテナ1のジヤイロ4に対するアジマス
の追従が行われる。エレベーシヨン軸3について
も同様に、アンテナ1及びジヤイロ4のエレベー
シヨン軸回りの相対角度は、ジヤイロエレベーシ
ヨンピツクオフ10によつて検出され、その検出
信号は、エレベーシヨン増幅器11を通つてエレ
ベーシヨンサーボモータ12に加えられ、エレベ
ーシヨン軸3を回動し、ジヤイロエレベーシヨン
ピツクオフ10の出力がゼロとなるようフイード
バツクされる。従つて、移動架台14がアジマス
軸2及びエレベーシヨン軸3の回りに回転運動を
行つても、アンテナ1の指向方向Dは、ジヤイロ
4のスピン軸4a方向に追従しているので、この
アンテナ1の指向方向Dは、慣性空間に対して安
定化され、アジマストルカ16又はエレベーシヨ
ントルカ15によつて、ジヤイロ4にトルクが加
えられ、ジヤイロ4にプレセツシヨンが生ずる迄
は、アンテナ1の指向方向Dが変化しない。
次に、アジマス軸2回りのコマンドによる動作
について説明するが、これはエレベーシヨン軸3
回りについても同様である。第2図において21
は固定局、22,23は移動前後の移動局、即
ち、22はその初期位置、23は移動後の位置を
示している。初期位置において固定局21と移動
局22の送受信アンテナ31,1を対向させてお
けば、移動後の位置において固定局21と移動局
23との送受信アンテナ31,1が対向している
ためには、 ∠A=∠B の必要がある。
本発明においては、この条件を第1図に示した
実施例に対し下記のように具体化している。
第3図において、固定局21が移動局23の追
尾装置32により追尾する際、固定局21の移動
局22又は23よりの電波を受ける追尾アンテナ
31の回動軸31′に、その一定の角度毎にパル
スを発生する装置、例えばインクレメンタル型ロ
ータリエンコーダ33を取付け、これより、移動
局23の送信アンテナ1の指向性半値角に比し充
分小なる角度ΔA毎に正又は逆方向のコマンドパ
ルスを、加算点37を通つて送信機34より送信
する。尚、ステツプトラツク回路36については
後述する。移動局23は、このコマンド信号Sc
をその受信機35により受信して、エレベーシヨ
ントルカ15に加え、これによりジヤイロ4に一
定トルクTを一定時間Δt間与えれば、ジヤイロ
4のプレセツシヨンによつて、アンテナ1の指向
角ΔBは、 ΔB=(T/H)Δt だけ慣性系に対し回転する。
従つて、 ΔB=−ΔA となるようT,Δt及びH(ジヤイロ角運動量)を
選ぶ事により、第2図に示した固定局21と移動
局23の指向角対向の条件が満足され、コマンド
としては正(右)、逆(左)又はゼロの3値、即
ちビツト数は2以下となり、送信機34に含まれ
るエンコーダ、受信機35に含まれるデコーダは
大幅に簡素化される。
以上の説明の如く、本はジヤイロの慣性系にお
ける性質を利用しているので、地球上においては
地球自転による見かけのドリフトならびにジヤイ
ロ製造上の不完全さによるドリフトも生じ、移動
局23のアンテナ1の指向方向は、固定局との対
向関係から次第にずれる可能性がある。このドリ
フトの大きさは、地球自転角速度(15°/h)と
同程度であり、修正速度は比較的遅くてよいの
で、以下述べる如く固定局21における受信レベ
ルの長期的変動を観測する事により補正する。即
ち、固定局21からコマンドパルスと同様なパル
スをステツプトラツク回路36より加算点37を
通り通常のコマンドパルスと別に送信機34より
送出する。移動局23はこの信号Stを受信機35
で受信して、そのアンテナ1の指向方向を変化さ
せる。従つて、これによつて固定局21の追尾ア
ンテナ31の受信レベルが変化し、これが追尾装
置32により検出され、その検出信号がステツプ
トラツク回路36に入力される。ステツプトラツ
ク回路36は前の値を記憶しており、もし平均受
信レベルが上昇すれば、更に同方向のコマンドパ
ルスを出力し、下降すれば、反対方向のコマンド
パルスを出力する。従つて、これ等コマンドパル
スを受信する移動局23のアンテナ1は、固定局
21の受信アンテナ31が最大受信レベルとなる
移動局23のアンテナ1の指向方向を中心とし
て、指向方向を振り乍ら固定局21の方向に追尾
する。
第4図は本の移動局の他の実施例を示す。この
例においては、エレベーシヨン軸3回りの運動
を、水平面を基準に安定化したもので、エレベー
シヨンコマンドを入れれば、エレベーシヨン方向
もコマンド制御されるが、水平面に対するエレベ
ーシヨン角が一定でよい場合には、エレベーシヨ
ンコマンドが不要という利点がある。尚、第4図
において、第1図と対応して同一機能の部分は同
一番号を付しており、それ等の再説明を省略す
る。
この例では、ジヤイロ4の水平軸4Hには、水
平検知器として液体レベル41が取付けられ、ジ
ヤイロロータ5の回転軸4aが水平面から傾斜す
ると、この液体レベル41はほゞその傾斜に比例
した出力を生ずる。この出力を増幅器7を通して
トルカ9に加え、アジマス軸2を介してジヤイロ
4をその水平軸回りにプレセツシヨンさせ、傾斜
がゼロになるようフイードバツクする。従つて、
エレベーシヨンコマンドが供給される可逆カウン
タ42の出力がゼロならば、ピツクオフ10、増
幅器11及びエレベーシヨントルカ12によるサ
ーボループにより、アンテナ1はそのエレベーシ
ヨン軸3回りに、ジヤイロ4の水平軸に追従し、
水平に保たれる。アジマスコマンドは、第1図と
同じくアジマストルカ15に加えられる。エレベ
ーシヨンコマンドは、可逆カウンタ42に与えら
れる。即ち、受信されたエレベーシヨンコマンド
パルスは、可逆カウンタ42により、例えば正パ
ルスでは増加、逆パルスでは減少方向にカウント
される。従つて、可逆カウンタ42の出力は、コ
マンドパルスの積算値、即ち第2図の角Aに対応
したものとなり、これが加算点43に加わるの
で、そこで前者と加算されるピツクオフ10の出
力は、丁度逆極性の角度となるように、サーボル
ープが作動し、エレベーシヨン軸3に関しても、
固定局21と移動局23との指向角対向の条件が
満足される。
第1図及び第4図は何れも2軸制御の場合であ
るが、移動架台14の水平面からの傾斜が小で、
また固定局21と移動局23との間の直線距離の
変化が少い時のように、アジマス制御のみが必要
で、エレベーシヨン制御が不要の場合がある。こ
の場合も、本発明は容易に適用可能である。これ
を第1図の場合に就いていえば、エレベーシヨン
軸3を固定し、増幅器11の出力を、エレベーシ
ヨンコマンドの代りにトルカ16に入れてジヤイ
ロ4をエレベーシヨン軸3回りに拘束し、サーボ
モータ12、ピツクオフ13は不用とすればよ
く、或いは、2軸ジヤイロ4の代りに1軸レート
ジヤイロまたは1軸レート積分ジヤイロを使用し
てもよい。
又、第4図の場合についても、エレベーシヨン
軸3を固定し、ピツクオフ10、増幅器11、ト
ルカ12、可逆カウンタ42及び加算点43を取
去ればよい。
本発明の更に他の実施例を第5図について第1
図と対比して説明する。第1図の場合、ジヤイロ
4はいわゆるフリージヤイロとして変位角出力を
使用しているが、第5図においては対応するジヤ
イロピツクオフ6,10と、トルカ15,16間
とを、増幅器50,51で結び、ジヤイロ4のロ
ータ5のスピン軸4a方向を電磁波指向装置1の
指向方向Dに拘束する事により、トルカ15及び
16の電流、従つて信号Wa,Wpは、電磁波指
向装置1の慣性空間における角速度に比例したも
のとなる。アジマスコマンドは、加算点52にお
いて角速度信号Waとの差が作られ、その差信号
が比例演算器54、積分演算器55に入り、それ
らの出力は加算点56によつて加算され、その加
算出力が増幅器7、ゲイン補償器8を通つてサー
ボモータ9に送られる。アジマスコマンドがゼロ
の場合は、比例演算器54の出力は、電磁波指向
装置1のアジマス軸2回りの角速度成分、積分演
算器55の出力は同じくアジマス軸2回りの変位
角成分となる。
エレベーシヨン軸3については、(積分演算器
57、比例演算器58、加算点53,59等は設
けられている)ゲイン補償器8がない点を除き、
アジマス軸2と同じであり、従つて第1図の場合
と同じく、電磁波指向装置1は、移動架台14の
角運動に対してアジマス軸2及びエレベーシヨン
軸3回りに安定化され、コマンド信号が与えられ
ると、それに比例した角速度で慣性空間に対し、
アジマス軸2あるいはエレベーシヨン軸3回りに
角運動を行い、第1図と全く同じ効果が得られ
る。従つて、上述の説明ではジヤイロとして機械
的回転型として説明したが、レーザジヤイロ、光
フアイバジヤイロなどの慣性系に対する角運動検
出器を使用しても、本発明の趣旨を変えずに適用
可能である。更に第1図及び第4図の実施例で
は、アンテナ1上に直接ジヤイロ4を取付けてい
るが、ジヤイロ4を移動架台14上に移し、ジヤ
イロ4とアンテナ1との各軸回りの相対角度を通
常のシンクロCX,CT、レゾルバ或いはポテンシ
ヨメータによつて検出する事により、趣旨を変え
る事なく本発明を適用可能であり、この場合の実
施例を第6図に示す。
第6図は慣性系に対する角運動検出器となるジヤ
イロ4を移動台14上に載置し、且つその方位軸
2′回りの1軸制御とした実施例であり、ジヤイ
ロ4の方位軸を2′、その軸回りのサーボモータ
を9′とし、電磁波指向装置1′(この図ではホー
ンアンテナの場合を示している)の方位軸2、そ
の軸2回りのサーボモータ9と区別している。図
に於て、61,62はジヤイロ4の方位軸2′回
りの角運動の、移動架台14に対する角度の検出
器である。ジヤイロ4は第4図の場合と同じ構成
であり、ジヤイロロータ5のスピン軸4aは水平
面内において慣性系に対して一定の方位角に保た
れる。指向正アンテナ1の指向方向は、方位軸2
の回りにジヤイロロータ5のスピン軸4a方向に
追従するが、この場合は、1軸制御なのでジヤイ
ロロータ5の慣性系に対する方位角と指向性アン
テナ1の慣性系に対する方位角とは、必ずしも一
致している必要はなく、一定の角度差を持つてい
てもよい。従つて、角度検出器61,62はイン
クレメンタル型ロータリエンコーダで十分で、例
えば61は、指向性アンテナ1の指向性半値角に
比し十分小さい角度ΔC毎に、その円周に沿つて
スリツト61aをつけた円板であり、62は光源
と光検出器とより成り、このスリツト61aを検
出して、移動架台14に対するジヤイロ4の角度
変化及びその方向を検出し、角度ΔC毎のパルス
を出力する。角度検出器61,62の出力は、固
定局(図示せず)から送られ、受信機35により
受信されるコマンドパルス信号と加算点63に於
加算され、その出力がモータ制御器64に入る。
モータ制御器64はサーボモータ9をステツプモ
ータとして動作させる。従つて、モータ9は、モ
ータ制御器64に与えられるパルスの数及び方向
に応じてステツプ状に指向性アンテナ1を方位軸
2の回りに回転させる。従つて、角度検出器6
1,62から出力される1パルスに対するジヤイ
ロ4の方位軸2′回りの角度及び方向と、モータ
制御器64とモータ9による指向性アンテナ1の
方位軸2回りの1パルス当りの角度及び方向とを
等しくする事により、移動架台14の方位軸回り
の角運動に対し、指向性アンテナ1の指向方向は
慣性系に対し安定化される。
固定局から送られるコマンド信号についても、
第3図の説明において述べた、固定局のアンテナ
に取付けたロータリエンコーダ33から発生する
角度信号の1パルス当りの角度ΔAを、前述のモ
ータ9の1パルス当りの角度、即ちΔCに等しく
取る事により、移動架台14の運動に対し、常に
指向性アンテナ1の指向方向を固定局に向けてお
く事ができる。
〔発明の効果〕
簡単な構成により、移動架台の角運動及び固定
局から見た移動局の方向変化に対し、移動局のア
ンテナ又は光学機器のような電磁波指向装置の指
向方向を常に自動的に固定局方向に向ける事がで
きる。又、固定局の受信レベル変化に対応した信
号を移動局に送り、移動局の電磁波指向装置の指
向角をステツプ状に変えてその平均的な指向方向
を固定局に向ける事により、ジヤイロを使用した
機器に有り勝ちなドリフトによる指向角変化を補
正した小型軽量の移動局を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による移動局の第1の実施例
を示す斜視図、第2図は固定局及び移動局の電磁
波指向装置の相対関係を示す略線図、第3図は本
発明の固定局及び移動局の機能ブロツク図、第4
図は本発明による移動局の第2の実施例を示す斜
視図、第5図は本発明による移動局の第3の実施
例の構成を示すブロツク図、第6図は本発明によ
る移動局の第4の実施例を示す斜視図である。 図に於いて、1は電磁波指向装置、2はアジマ
ス軸、3はエレベーシヨン軸、4はジヤイロ、6
はジヤイロアジマスピツクオフ、9はサーボモー
タ、10はエレベーシヨンピツクオフ、12はエ
レベーシヨンサーボモータ、13はエレベーシヨ
ンピツクオフ、14は移動架台、15はエレベー
シヨントルカ、16はアジマストルカ、21は固
定局、22,23は移動局、31は追尾アンテ
ナ、32は追尾装置、33はロータリエンコー
ダ、34は送信機、35は受信機、36はステツ
プトラツク回路、41は液体レベル、42は可逆
カウンタ、54,58は比例演算器、55,57
は積分演算器、61,62は角度検出器、64は
モータ制御器を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動局と固定局とを有する通信装置におい
    て、上記移動局は、移動架台上に回動自在に装架
    された電磁波指向装置と、慣性系に対する角運動
    検出装置と、上記慣性系に対する角運動検出装置
    にトルクを付与するトルカとを有し、上記電磁波
    指向装置は上記慣性系に対する角運動検出装置に
    追従することによつて上記移動架台の角運動に対
    して安定化されるように構成されており、 上記固定局は該固定局に対する上記移動局の角
    度変化を検出してそれを指示する角度変化信号を
    一定の角度変化毎に送信する送信装置を有し、 上記トルカは上記固定局からの角度変化信号に
    基づいて上記電磁波指向装置にトルクを付与し、
    該トルクによつて上記電磁波指向装置は上記固定
    局によつて検出された上記移動局の角度変化と絶
    対値が等しく方向が反対の角度変化をし、それに
    よつて上記電磁波指向装置は上記移動架台の角度
    運動に拘らず常に上記固定局方向を指向するよう
    に構成されていることを特徴とする通信装置。 2 移動局と固定局とを有し、 上記移動局は、移動架台上に回動自在に装架さ
    れた電磁波指向装置と、慣性系に対する角運動検
    出装置と、上記慣性系に対する角運動検出装置に
    トルクを付与するトルカとを有し、上記電磁波指
    向装置は上記慣性系に対する角運動検出装置に追
    従することによつて上記移動架台の角運動に対し
    て安定化されるように構成されており、 上記固定局は該固定局に対する上記移動局の角
    度変化を検出してそれを指示する角度変化信号を
    一定の角度変化毎に送信する送信装置を有し、 上記トルカは上記固定局からの角度変化信号に
    基づいて上記電磁波指向装置にトルクを付与し、
    該トルクによつて上記電磁波指向装置は上記固定
    局によつて検出された上記移動局の角度変化と絶
    対値が等しく方向が反対の角度変化をし、それに
    よつて上記電磁波指向装置は上記移動架台の角度
    運動に拘らず常に上記固定局方向を指向するよう
    に構成されている通信装置において、 上記固定局の送信装置は更に上記固定局の平均
    受信レベルが増加したときには前回送信した検出
    信号と同方向の検出信号を送信し、上記固定局の
    平均受信レベルが減少したときには前回送信した
    検出信号と逆方向の検出信号を送信し、上記トル
    カは上記固定局からの角度変化信号に基づいて上
    記電磁波指向装置にトルクを付与し、該トルクに
    よつて上記電磁波指向装置は常に最大受信レベル
    の方向を指向ように構成されていることを特徴と
    する通信装置。
JP16611885A 1985-07-27 1985-07-27 通信装置 Granted JPS6226904A (ja)

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