JPH02211389A - プランジャーポンプを用いた送液装置 - Google Patents

プランジャーポンプを用いた送液装置

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JPH02211389A
JPH02211389A JP1032438A JP3243889A JPH02211389A JP H02211389 A JPH02211389 A JP H02211389A JP 1032438 A JP1032438 A JP 1032438A JP 3243889 A JP3243889 A JP 3243889A JP H02211389 A JPH02211389 A JP H02211389A
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pressure sensor
plunger
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Shigeaki Fujimoto
滋明 藤本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプランジャーが往復動して送液を行なうポンプ
ヘッドを2台以上有するプランジャーポンプを備えた送
液装置に関するものである。
このような送液装置は、例えば液体クロマトグラフにお
いて移動相を送液するために利用される。
(従来の技術) プランジャーポンプを用いた送液装置には、プランジャ
ーが往復動するポンプヘッドを2台以上有するプランジ
ャーポンプ、このプランジャーポンプ出口につながる流
路に設けられた圧力センサ。
この圧力センサの検出信号を入力し前記ポンプヘッドの
モータ駆動手段を制御する制御部を備えた送液装置があ
る。
(発明が解決しようとする課題) リザーバに収容された移動相などの溶液をプランジャー
ポンプで送液する際、リザーバ中の溶液に溶解していた
酸素や窒素などが気体として出てくると、これがポンプ
ヘッドに入ってくる6例えば、ポンプヘッドが2台並列
に接続されている場合、一方のポンプヘッドが吐出サイ
クルに入るときは他方のポンプヘッドによって出口側の
圧力が保たれた状態になっている。もし、一方のポンプ
ヘッドに気泡が入り、そのポンプヘッドが吐出状態にな
ると、そのポンプヘッド内で気泡が圧縮され、出口側の
弁を開いて送液を行なうことができなくなる。
例えば、具体的な例として、正常なポンプヘッドの送液
により30Kgf/cm”の圧力が生じているとすると
、気泡の入ったポンプヘッドでは気泡を完全に圧縮した
上で30Kgf/cm2の圧力が1行程で発生しないと
、出口側の弁を開いて送液ができなくなる。したがって
、1行程分より大きな気泡が入った場合、そのポンプヘ
ッドでは全く送液ができなくなる。この現象がいわゆる
片肺現象と称されているものである。
本発明は、2台以上のポンプヘッドが並列に接続された
プランジャーポンプを有する送液装置において、一部の
ポンプヘッドに気泡が入って送液できない状態になった
場合に、その状態から回復できる手段を備えた送液装置
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、第1図に示されるように、圧力センサ18
の検出信号に基づいて送液状態が正常であるか異常であ
るかを判断する送液状態判断手段2を設ける。送液状態
判断手段2では、圧力が一定値以下に低下するとその対
応するポンプヘッドの次の吐出サイクルでは、そのポン
プヘッドの出口圧力を低下させるようにモータ駆動手段
3を制御する。4は駆動モータである。
本発明ではまた、ポンプヘッドからカラムに至る流路に
バルブ20を介して開放口を設け、送液状態判断手段2
において圧力が一定値以下になったことを検出すると、
対応するポンプヘッドの次の吐出サイクルではバルブ2
0を開いてポンプヘッド出口からカラムに至る流路の圧
力を低下させる。
(作用) 並列に配置されたポンプヘッドの1つに気泡が入ってそ
の吐出圧力が低下したとき1次のサイクルでは、そのポ
ンプヘッドの出口圧力を低下させることにより、ポンプ
ヘッドに入った気泡は圧縮されずにポンプヘッド出口か
ら出ていく。
気泡が入ってそのポンプヘッドの吐出圧力が低下した時
に、バルブ2oをあけてポンプヘッド出口からカラムに
至る流路の圧力を低下させることによっても、ポンプヘ
ッドに入った気泡は圧縮されずにポンプヘッドから出て
いく。
(実施例) 第2図は本発明を液体クロマトグラフに適用した一実施
例を表わす。
10はリザーバであり、移動相11が収容されている。
12.13はプランジャーポンプの2台のポンプヘッド
であり、移動相11を送液する流路に並列に設けられて
いる。各ポンプヘッド12.13には往復動するプラン
ジャー12a、13aがそれぞれ設けられており、プラ
ンジャー12a、13aからの液漏れを防ぐためにシー
ル12b、13bがそれぞれ備えられている。プランジ
ャー12aの基端部はカム12cと当接し、カム12c
の回転によりプランジャー12aが往復移動する。
他方のプランジャー13aの基端部にもカムが当接して
いるが1図示は省略されている。両ポンプヘッド12.
13のカムは共通のカム軸(図示略)に取りつけられ、
そのカム軸はパルスモータ(図示略)によって駆動され
る。カムを回転させるカム軸にはまた。ホームポジショ
ンを検出するためにセンサ(図示略)が設けられている
ポンプヘッド12の流路の入口側にはチエツクバルブ1
2dが設けられ、出口側にはチエツクバルブ12aが設
けられている。他方のポンプヘツド13でも同様であり
、その流路の入口側にはチエツクバルブ13dが設けら
れ、出口側にはチエツクバルブ13eが設けられている
両ポンプヘッド12.13の出口につながる流路は合流
して1本の流路14となり、サンプル注入器15を経て
カラム16に漂かれ、カラム16から検出器17を経て
排出される。
流路14には圧力センサ18が設けられ、またバイパス
流路19が設けられている。バイパス流路19はバルブ
20を経て開放されるようになっている。
21は制御部であり、圧力センサ18からの圧力検出信
号を入力し、ポンプヘッド12.13のプランジャーを
駆動するパルスモータを制御する。
制御部21は例えばマイクロコンピュータによって実現
される。
次に、本実施例の動作について説明する。
リザーバ10から2つに分かれた流路は、ポンプヘッド
12.13に入り、それぞれのプランジャー12a、1
3aの往復動とチエツクバルブ12d、12e、13d
、13eの作用により、第3図(A)に示されるように
吸入と吐出を交互に行ない、一定流量の送液を行なう、
Aはポンプヘッド12のプランジャー12aの移動速度
、Bはポンプヘッド13のプランジャー13aの移動速
度である。
ポンプヘッド12.13から送液された移動相は圧力セ
ンサ18.サンプル注入器15、カラム16及び検出器
17へと流れるが、カラム16には微細な充填剤が充填
されているので、移動相がカラム16を通るときに圧力
差が生じ、ポンプヘッド12.13に一定の背圧を生じ
させる。
ポンプヘッド12.13に気泡が存在せず、正常な送液
が行なわれている時は、圧力センサ18の検出圧力は第
3図(B)に示されるようにほぼ一定値を示す6 いま、記号Aで示されるポンプヘッド12しこ気泡が入
ったとする。気泡の入ったポンプヘッド12の吐出サイ
クルでは気泡が圧縮されて送液が行なわれなくなるので
、第3図(C)に示されるようにポンプヘッド12の吐
出サイクルで圧力の低下が現われる。そこで1本実施例
では、第3図(D)に示されるように、気泡の入ったポ
ンプヘッド12の吐出を行なう前に、ポンプヘッド駆動
用のモータを一定時間停止させて流路14の圧力を低下
させる。流路14の圧力が低下した状態で駆動用モータ
を再び動作させると、気泡の入ったポンプヘッド12で
は低圧力下で吐出が開始されることになり、気泡は圧縮
されずにポンプヘッド12の出口から出ていく。
本実施例の動作を第4図にまとめて示す。
制御部21では圧力波形が正常であるかどうかをチエツ
クしくステップ1)、圧力が一定値以下に低下する異常
が発生すると、どのポンプヘッドに気泡が入ったかを判
断する(ステップ2)。制御部21はパルスモータを介
してカムを制御しているので、カムの回転角からどのポ
ンプヘッドに気泡が入ったかを判断することができる。
次のサイクルでその気泡の入ったポンプヘッドが吐出す
るときには、一定時間モータを停止した後に吐出を行な
って低圧力下で送液しくステップS3)、その後、送液
を通常状態に戻す(ステップS4)。
このサイクルは気泡がなくなって圧力が正常値に戻るま
で繰り返される。ポンプヘッド内の気泡が出て送液がで
きるようになると、気泡が入る前の状態と同じ送液状態
に戻る。
実施例では気泡が入ったときにその気泡の入ったポンプ
ヘッドの吐出前にモータを止めるようにしているが、そ
の気泡の入ったポンプヘッドの吐出速度を遅くすること
によってポンプヘッド出口側の流路14の圧力を低下さ
せるようにしてもよい。
本実施例の他の動作としては、制御部21によってポン
プヘッド12又は13に気泡が入ったことが検出される
と1次のその気泡の入ったポンプヘッドの吐出サイクル
ではバルブ20をあけて流路14の圧力を低下させる。
その際、ポンプヘッドの坊区動モータの動作は気泡が入
ったか否かに拘らず一定状態を維持する。
(発明の効果) 本発明ではポンプヘッドに気泡が入ると、その気泡の入
ったポンプヘッドの吐出サイクルで出口側流路の圧力を
低下させることにより、気泡を出口側流路に出させるよ
うにしたので、ポンプヘッドに入った気泡を自動的に排
出させて送液動作を正常に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すブロック図、第2図は一実施例を
示す流路図、第3図(A)から同図(D)は一実施例に
おける動作を説明する波形図、第4図は動作の一例を示
すフローチャート図である。 2・・・・・・送液状態判断手段、3・・・・・・モー
タ駆動手段、4・・・・・・モータ、12,1.3・・
・・・・ポンプヘッド、12a、13a・・・・・・プ
ランジャー 16・・・・・・カラム、18・・・・・
・圧力センサ、20・・・・・・バルブ、21・・・・
・・制御部。 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プランジャーが往復動するポンプヘッドを2台以
    上有するプランジャーポンプ、このプランジャーポンプ
    出口につながる流路に設けられた圧力センサ、この圧力
    センサの検出信号を入力し前記ポンプヘッドのモータ駆
    動手段を制御する制御部を備えた送液装置において、前
    記制御部には前記圧力センサの検出信号が一定値以下に
    低下したときに次サイクルの対応するポンプヘッドの吐
    出時にポンプヘッドの出口圧力を低下させるように前記
    モータ駆動手段を制御する送液状態判断手段を備えたこ
    とを特徴とする送液装置。
  2. (2)プランジャーが往復動するポンプヘッドを2台以
    上有するプランジャーポンプ、このプランジャーポンプ
    出口につながる流路に設けられた圧力センサ、この圧力
    センサの検出信号を入力し前記ポンプヘッドのモータ駆
    動手段を制御する制御部を備えた送液装置において、前
    記ポンプヘッドからカラムに至る流路にバルブを介して
    開放口を設け、前記圧力センサの検出信号が一定値以下
    に低下したときに次サイクルの対応するポンプヘッドの
    吐出時に前記バルブを開ける送液状態判断手段を備えた
    ことを特徴とする送液装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507639A (ja) * 2000-08-21 2004-03-11 ウォーターズ・インヴェストメンツ・リミテッド 液体ポンプシステムにおける気泡検出および回復
JP2006126089A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi High-Technologies Corp 送液ポンプ装置
WO2017090184A1 (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社島津製作所 送液装置

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JPS62111176A (ja) * 1985-11-06 1987-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ポンプ装置

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