JP2003343427A - 往復動ポンプ - Google Patents

往復動ポンプ

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秀明 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固液混合流体を取り扱う往復動ポンプにおい
て、ポンプ停止時の流体の個体成分堆積により再起動不
能となることを防止する。 【解決手段】 大小二つの逆止弁を連ねた2連逆止弁3
8,40を往復動ポンプの逆止手段として用いる。大き
い逆止弁44を下流に、小さい逆止弁42を上流に配置
する。小さい逆止弁42によりポンプ性能を確保する。
大きい逆止弁44は、ポンプ停止時に配管に残留し、重
力により沈降してくる個体成分を受け、小さい逆止弁4
2に堆積することを防止する。大きい逆止弁44は、個
体成分の堆積に対して耐性が高く、再起動不能が防止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体回路に設けら
れ、流体の流れを一方向のみ許容する装置およびこれを
用いた往復動ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】流体回路中において、流体の逆流を防止
するために逆止弁が用いられる。この回路を流れる流体
が、沈降性のスラリ(固液混合流体)である場合、装置
の運転が停止され、流体が流れなくなると、逆止弁上方
のスラリ中の固体成分が逆止弁付近につもり、高濃度と
なる。この状態で、装置を再起動すると、逆止弁近傍に
おいて流路が閉塞するなどの問題を生じる。これを防止
するために、装置の停止前に、スラリの母液などの清澄
な液を送り、固体成分を除去するなどの作業が必要とな
る。
【0003】また、往復動要素の往復運動によってポン
プ室内の容積変化を生じさせ取扱い流体を送り出す往復
動ポンプが知られている。往復動ポンプの吸込管、吐出
管には流れの方向を規制するための逆止弁が設けられ
る。このような逆止弁を用いる往復動ポンプにおいてス
ラリを取り扱う場合、この逆止弁についても前述したの
と同様の問題が生じる。すなわち、吸込側、吐出側に設
けられた逆止弁に配管中やポンプ内のスラリ中の固体成
分が沈降、堆積し、再始動時の吐出不良の原因となる。
また、ポンプ内に固定成分が沈降して、ポンプの可動部
分の運動を阻害する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにスラリを
取り扱う場合、停止前に、固体成分洗浄のための運転を
行う必要があった。また、洗浄を行った後の再始動時に
おいては、流体回路中の流体が所定の成分のスラリとな
るまで準備運転をしなければならないという問題もあ
る。
【0005】本発明は、前述の問題点を考慮してなされ
たものであり、逆止弁へのスラリの固体成分の沈降を少
なくする、または沈降の影響を受けにくくすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明に係る往復動ポンプは、往復動要素の往復
運動により容積変化が生じるポンプ室内につながる吸込
管と吐出管を有し、これらには、取扱い流体の流れを一
方向のみ許容する逆止手段が設けられている。すなわ
ち、吸込管にはポンプ室に向かう流れのみ許容する吸込
側逆止手段、吐出管にはポンプ室から送り出される流れ
のみ許容する吐出側逆止手段が設けられている。これら
の逆止手段のうち、少なくとも一方は、重力を利用して
流路を閉止する、大小二つの逆止弁を直列に組み合わせ
て構成され、取扱い流体の流れの下流側に大きい方の逆
止弁が配置される。
【0007】重力を利用する形式の逆止弁は、流路の所
定範囲を移動可能な閉止片が移動範囲の下方にて流路を
閉塞するように、流路の形状を定めて構成される。この
閉止片の大きさ、閉止片周囲の形状は、ポンプの効率
や、取り扱う流体の性状に基づいてなされる。閉止片の
大きさを大きくすると、流れの向きが変わるときの漏れ
が大きくなるなど、ポンプの効率が低下する傾向があ
る。したがって、ポンプの吐出性能については、小さい
逆止弁を用いることが好ましい。しかし、小さい逆止弁
においては、閉止片周辺の流路断面積も小さく、取扱い
流体中に含まれる固体成分によるつまりが発生しやすい
傾向がある。そこで、本発明においては、下流側、すな
わち重力を利用して流路を閉止する逆止弁を用いる場合
においては、上側に配置される逆止弁には、つまりが発
生しにくい大きなものを用い、固定成分の沈降をここで
くい止めるようにする。
【0008】また、逆止手段の直後の配管を曲げ、配管
内の固体成分が逆止手段に堆積しないようにすることも
できる。前述のように重力を利用して流路を閉止する逆
止弁を用いる場合、逆止手段が設けられた部分の配管
は、鉛直方向に配置されることが多い。逆止手段以降の
配管がそのまま鉛直上方に延びていると、鉛直に延びて
いる部分の配管内の固形成分が逆止手段に沈降、堆積す
る。つまり、逆止手段から鉛直に延びる配管の長さを短
くすることにより、逆止手段に堆積する固形成分の量を
減少させることができる。配管を曲げて、配管の管壁に
固形成分が沈降するようにすれば、逆止手段への堆積量
を減少させることができる。
【0009】また、往復動ポンプを停止する際に、往復
動要素を上死点位置、つまりポンプ室の容積が最小とな
る位置にて停止させるようにすることができる。これに
よって、ポンプ室内の個体成分の量を減少させることが
でき、堆積する量を抑えることができる。また、ポンプ
室内に個体成分が堆積したとしても、堆積した場所は、
往復動要素の可動範囲の外となるので、再始動後の往復
動要素の運動を妨げることがない。
【0010】また、前述した、大小二つの逆止弁を直列
に配置した逆止手段を、往復動ポンプの吸込管、吐出管
に限らず、流体回路の他の配管に配置することも好適で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)を、図面に従って説明する。図1は、
往復動ポンプの一例としてのダイアフラムポンプ10の
概略構成図である。ダイアフラムポンプ10は、シリン
ダヘッド12とシリンダブロック14に囲まれたダイア
フラム室16内に配置されるダイアフラム18の往復運
動によっって取扱い流体を送り出す往復動ポンプであ
る。ダイアフラム18は、ダイアフラム室16を二つの
部分、すなわち取扱い流体で満たされるポンプ室20
と、後述するピストンの往復運動を伝達する作動流体で
満たされる作動流体室22に、分離している。
【0012】作動流体室22は、ピストン24が配置さ
れるシリンダ26内のシリンダ室28に連通している。
ピストン24は、クランク機構30を介してモータ32
により駆動され、ピストン24の外周面とシリンダ26
の内周面とが接した状態で往復運動する。この運動がシ
リンダ室28内に満たされた作動流体を介してダイアフ
ラム18に伝達される。ダイアフラム18は、柔軟な材
料で構成され、その周縁はシリンダブロック14とシリ
ンダヘッド12により固定されるが内側部分はたわんで
往復運動を行い、ポンプ室20の容積変化を生じさせる
往復動要素として機能する。
【0013】ポンプ室20には、吸込管34、吐出管3
6が接続され、それぞれの管には、取扱い流体の流れを
一方向のみとする逆止手段として、2連逆止弁38,4
0が設けられている。吸込側の2連逆止弁38は、ポン
プ室20へ向かう流体の流れを許容し、反対向きの流れ
を阻止する。また、吐出側の2連逆止弁40は、ポンプ
室20から吐出される流体の流れを許容し、反対向きの
流れを阻止する。これによりダイアフラム18が後退
し、ポンプ室20が拡大するとき、吸込管34より取扱
い流体がポンプ室20に供給され、逆にダイアフラムが
進出し、ポンプ室20が縮小するときに吐出管36より
取扱い流体が吐出される。
【0014】吸込側、吐出側双方の2連逆止弁38,4
0は、図示されるように、大小二つの逆止弁を直列に配
置して構成されている。双方とも、取扱い流体の流れに
対して下流側に大きな逆止弁が配置されている。二つの
2連逆止弁38,40の構造は、共通であり、以下、吸
込側の2連逆止弁38について構造の説明を行い、吐出
側の2連逆止弁40については説明を省略する。
【0015】前述のように、2連逆止弁38は、大小二
つの逆止弁42,44を直列に配置して構成される。小
さい逆止弁42が流れの上流側、大きい逆止弁44が流
れの下流側に位置する。それぞれの逆止弁42,44
は、流路を閉止する閉止片としてのボール46,48を
有している。ボールを閉止片とする逆止弁の大きさは、
そのボールの直径により定められており、よって下流側
に位置する逆止弁44のボール48が、もう一方のボー
ル46より大きな直径を有している。ボール46,48
は、流れがないときには重力によって下がり、それぞれ
の逆止弁42,44の下端に配置された閉止リング5
0,52に当接し、流路を閉止する。
【0016】ボール46,48の側方は、ボールガイド
54,56によりガイドされている。図2に示すよう
に、ボールガイド54は、三方より突起58によってボ
ール46をガイドし、突起58の間は、取扱流体の流れ
る側方流路60となっている。ボール46と3個の突起
58の先端との間は所定のクリアランスが確保されてい
る。大きい逆止弁44に関しても、ボール48とボール
ガイド56の構成は、小さい逆止弁42とほぼ同様であ
り、そのサイズのみが異なっている。すなわち、ボール
の直径が大きくなっているのに合わせて、突起先端とボ
ールとのクリアランスが大きくなっている。
【0017】このクリアランスは、このダイアフラムポ
ンプ10の取り扱う流体の性状により決定されている。
ダイアフラムポンプ10が、固液混合流体、例えばスラ
リを取扱い流体とする場合、小さい逆止弁42のクリア
ランスは、スラリの個体成分の最大粒子径の2倍程度と
されている。クリアランスが大きいと、ダイアフラム1
8の運動方向が反転するのに伴って流れの向きが変った
ときの、ボール46の閉止リング50への着座が遅れる
場合があり、ポンプ効率の低下を招く。一方で、クリア
ランスが小さいと、個体成分の粒子が、ここに詰まっ
て、ボール46の動きが固着され、逆止弁42の動作不
良の原因となりうる。したがって、個体成分の詰まりに
よる動作不良を起こさない範囲でクリアランスは小さく
することが好ましい。本実施形態においては、小さい逆
止弁42のクリアランスは、スラリ個体成分の最大粒子
径の2倍としている。小さい逆止弁42により、ポンプ
効率などポンプ特性は確保されるので、もう一方の逆止
弁44は、クリアランスをより大きくすることができ
る。本実施形態においては、クリアランスが個体成分の
最大粒子径の3〜4倍となるようなサイズのボール径の
逆止弁44を選択している。このクリアランスについ
て、吐出側の2連逆止弁40についても同様の構成とな
っている。
【0018】ポンプ10が停止されてスラリが滞留する
と、個体成分が沈降する。前述のように吸込側の2連逆
止弁38は、鉛直方向に配置されており、逆止弁38の
下流側すなわち上方の配管中のスラリ個体成分は、上方
に位置する大きい方の逆止弁44に沈降する。ポンプ1
0は停止しているので、ボール48は流路を閉止してお
り、これによって、配管から大きい逆止弁44に沈降す
る固形成分は、ここでせき止められて、小さい逆止弁4
2上に堆積することが防止される。個体成分が堆積する
大きい逆止弁44は、クリアランスが大きく、個体成分
が詰まってボールの動きを妨げて発生する吐出不良に対
して耐性を高める。一方、ポンプ効率などのポンプの運
転面に係る性能は、小さな逆止弁42にて確保される。
この2連逆止弁の作用は、吸込側、吐出側において同様
である。
【0019】吸込管34および吐出管36は、吸込側お
よび吐出側の2連逆止弁38,40の直後において、屈
曲している。前述のように2連逆止弁38,40は、重
力を利用して流路を閉止する構成を有し、よってこの部
分の流路は鉛直方向に配置されることが好ましい。そし
て、吸込管34、吐出管36ともに、この鉛直部分34
a,36aに続いて水平方向に延びる水平部分34b,
36bを有している。鉛直部分と水平部分の双方の軸線
の交点C(図中吐出側のみ示す)と、2連逆止弁の上端
までの距離は、短いほうが好ましく、本実施形態におい
ては管径dの1〜2倍の値が選定されている。2連逆止
弁の直近の鉛直部分34a,36aを短くすることによ
って、この部分のスラリ固形成分の量を減少させること
ができる。これにより、2連逆止弁38,40に沈降す
る固形成分の量を減少させることができ、この面からも
逆止弁の動作不良が防止される。吸込管、吐出管の水平
部分34b,36bは、この部分の管壁に沈降した固形
成分が、ここに留まり、2連逆止弁へと流れることがな
ければ、必ずしも水平に配置される必要はない。すなわ
ち、上流に向けて下りの傾斜を付けることがある程度は
許容される。また、下流に向けて傾斜をつけることも可
能である。
【0020】本実施形態においては、さらにポンプ10
の停止時において、ポンプ室20の容積が最小となるよ
うに制御を行なっている。すなわち、ピストン24また
はダイアフラム18が上死点で停止するようにモータ3
2の制御を行なっている。このために、上死点を検出す
るための上死点検出センサが設けられている。このセン
サは、例えば、ピストン24とクランク機構30をつな
ぐピストンロッド62に設けられた検出片64の接近を
検出する近接スイッチ66を設けて構成することができ
る。近接スイッチ66がピストン24の上死点を検出す
ると、その信号が制御部68に送られ、ここからモータ
32を停止制御する。また、上死点は、クランクまたは
モータの回転角度に基づき算出することもできる。
【0021】上死点でダイアフラム18を停止させるこ
とにより、ポンプ室20の容積は最小となりポンプ室内
のスラリ固形成分量も最小となる。これにより、ポンプ
室内20への固形成分沈降量を減少させることができ
る。また、ダイアフラム18の可動範囲には、固形成分
が沈降しないので、堆積した固形成分がダイアフラム1
8の動きを妨げることがない。
【0022】以上、本実施形態においてはピストン24
の動きを作動流体を介して往復動要素であるダイアフラ
ム18に伝達したが、ダイアフラムをなくし、いわゆる
プランジャポンプの構成とし、ピストンまたはプランジ
ャにより直接ポンプ室の容積変化を生じさせることもで
きる。
【0023】また、本実施形態においては、ピストン2
4を往復運動させるのにクランク機構30を用いている
が、カムとプッシュロッドにより駆動するようにもでき
る。この場合、駆動用のプッシュロッドとは別に、停止
時にピストンを押して上死点まで移動させるロッドを採
用することも可能である。
【0024】また、本実施形態の2連逆止弁は、往復動
ポンプに組合せて用いるだけではなく、往復動ポンプか
ら独立して、流体回路の逆流を防止する逆止弁として、
特に個体成分を含む混合流体を扱う回路に用いることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のダイアフラムポンプの概略構成
を示す図である。
【図2】 逆止弁のボール周囲の軸直交断面図である。
【符号の説明】
10 ダイアフラムポンプ、18 ダイアフラム、20
ポンプ室、34 吸込管、36 吐出管、38,40
2連逆止弁、42,44 逆止弁、46,48 ボー
ル、66 近接スイッチ、68 制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 義昭 東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号 日機 装株式会社内 Fターム(参考) 3H045 AA02 AA12 AA22 BA07 BA41 CA10 DA04 EA20 EA26 3H075 AA12 BB04 BB14 CC05 CC06 DA09 DB03 DB29 EE08 EE12 3H077 AA14 CC02 CC09 DD02 DD12 EE32 FF12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動要素の往復運動により生じるポン
    プ室内の容積変化によって取扱い流体を上方に向けて送
    り出す往復動ポンプであって、 前記ポンプ室につながる吸込管に設けられ、前記ポンプ
    室への流入のみを許容する吸込側逆止手段と、 前記ポンプ室につながる吐出管に設けられ、前記ポンプ
    室からの流出のみを許容する吐出側逆止手段と、を有
    し、 前記吸込側逆止手段と前記吐出側逆止手段の少なくとも
    一方は、重力を利用して流路を閉止する、大小二つの逆
    止弁を直列に組み合わせて構成され、取扱い流体の流れ
    の下流側の逆止弁が大きいものである、往復動ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の往復動ポンプであっ
    て、 少なくとも前記吐出管は、前記吐出側逆止手段が設けら
    れた位置において、略鉛直方向に配置され、前記吐出側
    逆止手段の下流側の直後で当該吐出管が略直角またはそ
    れ以上の角度で曲げられている、往復動ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の往復動ポンプであっ
    て、 前記吐出管の曲げられている部分の、管の中心軸の屈曲
    点が、前記吐出側逆止手段の後端より、管の内径の1〜
    2倍の位置にある、往復動ポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の往復動ポンプであっ
    て、 前記吸込側逆止手段と前記吐出側逆止手段の双方が、重
    力を利用して流路を閉止する、大小二つの逆止弁を直列
    に組み合わせて構成され、取扱い流体の流れの下流側の
    逆止弁が大きいものであり、 前記吸込管は、前記吸込側逆止手段が設けられた位置に
    おいて略鉛直方向に配置され、前記吸込側逆止手段の下
    流側の直後で当該吸込管が略直角または、それ以上の角
    度で曲げられている、 前記吐出管は、前記吐出側逆止手段が設けられた位置に
    おいて略鉛直方向に配置され、前記吐出側逆止手段の下
    流側の直後で当該吐出管が略直角または、それ以上の角
    度で曲げられている、往復動ポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    往復動ポンプであって、当該往復動ポンプ停止時におい
    て、前記往復動要素を上死点付近にて停止させる上死点
    停止手段を有する、往復動ポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の往復動ポンプであっ
    て、 前記往復動要素を往復運動させるためのクランク機構を
    有し、 前記上死点停止手段は、前記クランク機構の角度位置を
    検出するクランク角検出手段と、前記クランク角検出手
    段により検出された角度位置に基づき上死点位置を判断
    しクランクの回転を停止させる制御を行う制御手段と、
    を含む、往復動ポンプ。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    往復動ポンプであって、当該往復動ポンプが取り扱う流
    体は固液混合流体である、往復動ポンプ。
  8. 【請求項8】 流体回路に設けられ、この回路に流れる
    流体の流れを一方向のみ許容する逆止装置であって、 前記逆止装置は、 流体回路の、流体が上に向いて流れる部分に設けられ、 重力を利用して流路を閉止する大小二つの逆止弁を直列
    に組み合わせて構成され、 流体の流れの下流側の逆止弁が大きいものである、逆止
    装置。
  9. 【請求項9】 往復動要素の往復運動により生じるポン
    プ室内の容積変化によって固液混合流体を送り出す往復
    動ポンプの制御方法であって、当該往復動ポンプを停止
    するときに、前記ポンプ室内の容積を最小とするように
    制御を行う往復動ポンプの制御方法。
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