JPH02211213A - ガスの乾燥方法 - Google Patents

ガスの乾燥方法

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JPH02211213A
JPH02211213A JP1028716A JP2871689A JPH02211213A JP H02211213 A JPH02211213 A JP H02211213A JP 1028716 A JP1028716 A JP 1028716A JP 2871689 A JP2871689 A JP 2871689A JP H02211213 A JPH02211213 A JP H02211213A
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JP
Japan
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membrane
water
gas
moisture
sent
Prior art date
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Pending
Application number
JP1028716A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyo Matsumoto
松本 曠世
Shuichi Sato
秀一 佐藤
Hiroaki Matsumoto
浩明 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスの乾燥方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ガス中に極微量成分水分が含まれる場合は、シリ
カゲル等の化学的吸着法を用いて水分を吸着除去してい
た。また、ある程度多量にガス中に水分が含まれる場合
は、まず、大気中から水分を抜き出す凝縮を行うことで
ガス中から水分を取出し、その後、水とガスの二相混在
した液体を気水分離器(遠心分離器)を通すことで、気
体と水を分離し、水を回収している。
この後者の一例を第4図によって説明する。
宇宙実験に用いられるような閉鎖型植物栽培装置では、
大気中に植物の葉より蒸散する水分を何らかの手段でと
り除かなければならない。
そこで従来では、次のような方法を用いている。
第4図に示すように、先ず植物栽培装置4からブロアー
1等により大気を排出する。その排出された大気を最初
凝縮器2に通す。凝縮器2は冷却することで大気中に含
まれる水分を液体の水にする機能をもっている。そのた
め、凝縮器2を通過したあとは、気体と液体の二相混在
の状態になる。ところが植物栽培装置4では空気だけが
必要になることから、ここで気体と液体を分ける操作が
必要になる。そこで気水分離器(遠心分離器等)3によ
って気体と液体とを分離する。気水分離器3を通ったあ
とは液体である水が除去されて気体だけとなり、この気
体は再び植物栽培装置4に戻される。なお、5はポンプ
で、必要に応じて植物栽培装置4に回収水を返送するた
めのものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来法では、凝縮法を用いているため冷却器を必要とし
、これに使用するエネルギーが非常に大きくなる。また
、水分を凝縮分離したあと気水分離として機械的分離法
の遠心分離器が用いられているため、水分除去システム
全体としてはかなり大きくなる。また、凝縮器の排熱、
遠心分離器の振動・騒音などの対策が必要であり操作を
行うのにかなり工夫をしなければならない。
本発明は上記技術水準に鑑み、エネルギーロスが少なく
、操作のよいコンパクトな装置によってガス中の水分を
除去できるガスの乾燥方法を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は相対的に高温の水蒸気を含むガスを、水透過性
の高い膜に直接接触させ相対的に低温の核層の反対側に
液状水分を採取することを特徴とするガスの乾燥方法で
ある。
本発明において使用されろ水透過性の高い膜としでは、
シリコン系膜、ポリイミド膜、ジメチルシクロキサン膜
などがあげられる。
気相中の水分を含むガスと膜の逆側の液相との間には温
度差があり、気相中の水蒸気圧と液相側の水分圧の差が
駆動力となって気相側から液相側へ水分が移動する。
〔作 用〕
本発明では、ガス中からの水分除去を膜による物理化学
的な方法を用いて行うため、従来方式のような冷却器の
必要もなく、使用するエネルギーも少なくてすみ、エネ
ルギーの低減化につながる。さらに本発明によれば、従
来、凝縮、そして気水分離と機械的な方法により二段階
にわたっていた除湿を物理化学的な方法を用いることで
一度に1箇所で処理することを可能にしたため、使用す
る装置類がシンプル化し、系全体もコンパクトになり、
また、操作性も従来方式に比べ向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図によって説明する。
第1図において、各種環境(一般の住宅、実験室等)の
湿った空気(水分子ガス)をブロワ−により、水透過性
の高い膜9を有する膜モジュール6へと送風する。
膜モジユール6中に送風された湿った空気が膜9と接触
すると、ガス中に含まれる水分(H2O(G))は膜9
を透過し、透過水側へ移動して凝縮され、水(H,0(
L))となる。
透過水側に移動し凝縮された水(H,0(L))は、ポ
ンプ8により冷却器7に送られ、再び膜モジュール6の
透過水側へ戻され、必要に応じその一部は排出され、洗
浄水などとして使われる。また、除湿された空気はそれ
ぞれ必要とする環境(一般の住宅、実験室等)に再循環
される。
ここで、本発明を用いた植物栽培装置における除湿装置
の概略図を第2図に示す。第2図において、4は植物栽
培室で、排水された水もこの室4に返送されている点を
除けば、あとは第1図と同じである。
また、第3図は膜モジユール内での水分移動現象の原理
を示す図であり、空気中Aの水分はガス境膜内Bを拡散
し、膜面Cに達し、ここで水分のみが膜面Cに溶解する
。膜9に溶解した水分は膜中りを拡散し、膜9の逆側の
膜面(水面)Eに達し、ここで水分Fに凝縮する。ここ
で、水の移動速度は分圧差(pH,go −PH20*
)に比例する。なお、TI、T2は温度を示し、TI 
>T2の関係にある。
〔発明の効果〕
本発明によって、ガスの乾燥の省エネルギー化が可能と
なり、使用する装置類のシンプル化、乾燥系全体のコン
パクト化が可能となり、かつ操作の簡略化が期待できる
。そのため、宇宙実験に用いられるような閉鎖型植物栽
培にも十分適用することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は本発
明を植物栽培の際の空気の乾燥に適用した場合の説明図
、第3図は本発明のガス乾燥の原理を説明するための説
明図、第4図は従来のガス乾燥態様の一例を示す説明図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相対的に高温の水蒸気を含むガスを、水透過性の高い膜
    に直接接触させ相対的に低温の該膜の反対側で液状水分
    を採取することを特徴とするガスの乾燥方法。
JP1028716A 1989-02-09 1989-02-09 ガスの乾燥方法 Pending JPH02211213A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6517607B2 (en) * 2001-06-04 2003-02-11 Gas Technology Institute Method and apparatus for selective removal of a condensable component from a process stream with latent heat recovery
JP2014004521A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Ube Ind Ltd 高圧乾燥ガス製造システム

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