JPH02210410A - 電動ズーム装置 - Google Patents

電動ズーム装置

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JPH02210410A
JPH02210410A JP3131489A JP3131489A JPH02210410A JP H02210410 A JPH02210410 A JP H02210410A JP 3131489 A JP3131489 A JP 3131489A JP 3131489 A JP3131489 A JP 3131489A JP H02210410 A JPH02210410 A JP H02210410A
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motor
speed
switch
lens
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Takeo Kobayashi
武夫 小林
Takatoshi Nishida
西田 隆勇
Yasushi Tabata
田畑 靖司
Norio Numako
紀夫 沼子
Katsutoshi Nagai
永井 克俊
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] この発明は、主にコンパクトカメラに設けられてズーム
レンズの焦点距離をモータによって変化させる電動ズー
ム装置に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題」電動ズ
ーム装置を備えたカメラは従来から使用されているが、
これらのカメラにおいては、ズーミングのスピードが1
種類であるため、操作性があまりよくなかった。
すなわち、設定されているズーミングスピードが速い場
合には、焦点距離の微小な調節が行い難く、所望のフレ
ームが得られるような焦点距離に正確に設定することが
困難である。
反対に、設定されているズーミングスピードが遅い場合
には、微小な調整には好都合であるが、現焦点距離から
所望の焦点距離までの移動量が大きいと、設定に時間が
かかる。
[発明の目的] この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、
ズーミングスピードを複数選択できるような電動ズーム
装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る電動ズーム装置は、レンズをズーミング
させるズームモータと、ズームモータの正転、逆転を選
択する回転方向切替え手段と、ズームモータの回転速度
を選択する速度切替え手段と、回転方向切替え手段と速
度切替え手段との選択に基づいて回転方向及び速度を選
択し、前記ズームモータに駆動電流を供給するモータ制
御手段とを備えることを特徴とする 請求項2は、ズームモータの起動時のトルクを確保する
ため、速度切替え手段により低速が選択されている場合
にも起動時の一定時間を高速で制御する高速起動手段を
モータ制御手段に設けたことを特徴とする 請求項3は、ズームモータの正転、あるいは逆転の何れ
か一方の駆動停止後に一定時間高速で反転駆動するバッ
クラッシュ除去手段をモータ制御手段に設けたことを特
徴とする 請求項4は、メインスイッチやマクロスイッチ等の回転
方向切替え手段以外の手段からズーミング信号が入力さ
れた場合に、ズームモータを高速で制御する高速制御手
段をモータ制御手段に設けたことを特徴とする。
[実施例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第24図はこの発明の一実施例を示したもので
ある。
まず、第1図〜第3図に従ってこの実施例に係る電動ズ
ーム装置を搭載したカメラの外観を説明する。
第1図において、1はカメラ本体、2.3はズームレン
ズ鏡筒を示している。カメラ本体1の正面側には、第2
図に示すように測距部4、ファインダー窓5、ストロボ
6、受光素子としてのCdS、セルフタイマーランプ7
が設けられ、カメラ本体lの背面側には、裏蓋8、LC
D表示9、モードボタンA5  モードボタンB、クリ
アボタンC、ズームレバー10、緑ランプD、赤ランプ
E、裏蓋開閉レバー11が設けられ、裏晶開閉レバー1
1をその上昇停止位置から下降停止位置に向かって矢印
方向に操作すると裏M8が開かれる。その裏蓋8が開い
ているときには、裏蓋開閉レバー11は下降停止位置に
あり、裏蓋8を閉じると裏蓋開閉レバー11が上昇する
裏蓋8には、デート表示部12、デート切り換えボタン
13が設けられている。なお、カメラ本体1の底部には
図示を略すリワインドボタンが設けられている。
カメラ本体1の上部には、第1図に示すように、メイン
スイッチ14、シャッターボタン15、マクロボタン1
6が設けられている。メインスイッチ14はON位置と
OFF位置との間でスライドされる。
ズームレバー10はワイド側とテレ側との間で矢印r1
.  r2方向に操作される。このズームレバー10は
後述するマニュアルシャッター時間又はインターバル時
間の変更に兼用されているが、これについては、モード
ボタンA1  モードボタンB、クリアボタンCの機能
を説明するときに一括して説明することとする。
次に、上述したカメラの回路格成を第4図に基づいて説
明する。
この制御回路の中心となるのはメインCPUであり、こ
れと並列してシャッター関係の処理を行なうサブCPU
がドライブICを介して接続されている。
メインCPUは、スイッチ等の情報入力手段からの入力
に基づき、以下の制御を行う。
(1)各モータ駆動回路を介してズームモータ、フィル
ムモータを制御する。
(2)測距関係の表示を行う緑ランプ、ストロボ関係の
表示を行う赤ランプ、セルフタイマー関係の表示を行う
セルフタイマーランプ7の点灯、点滅を制御する。
(3)LCD表示9の表示を制御する。
(4)ストロボ回路の充電の制御を行う。
そして、メインCPUに対する情報入力手段としては、
以下のものがある。
(1)メインスイッチ14のスライドレバーをロック位
置にした際にONするロックスイッチLOCK。
(2)シャッターボタン15の一段押しでONする測光
スイッチ5WS0 (3)シャッターボタン15の二段押しで叶するレリー
ズスイッチS踵。
(4)マクロボタン]6を押した際にONするセルフバ
ックのマクロスイッチHCR○。
(5)ズームレバー10をテレ側r2に倒すことによっ
てONするズームのテレスイッチ置E。
(6)ズームレバー10をワイド側r1に倒すことによ
ってONするズームのワイドスイッチWIDE。
(7)ズームレバー10の倒し角が小さいときにONl
、、大きいとOFFする速度切替えスイッチZH)IL
(8)各モードボタンA、B、クリアボタンCを押すこ
とによってONするセルフバックのモードAスイッチh
DA、モードBスイッチMDB、クリアスイッチHDC
(9)フィルムパトローネにプリン1〜されたDXコー
ドを読み取るDX接点。
(10)後述するズームコート入力手段ZCO,ZC1
,ZC2゜(11)裏蓋開閉レバー11を押し下げると
OFFシ、裏蓋8を閉じてレバーがロック位置まで]−
がるとONする裏蓋スイッチBACK。
(12)リワインドボタンを押すことによってONする
セルフバックのリワインドスイッチREW。
ズーム関係の3つのスイッチ置E、WIDE、ZMHL
は、1つのズームレバーによって0N10FFする構成
であり、その接点の配置は第5図に示す通りである。こ
れらの組合せにより、5通りの状態をメインCPUへ入
力させることができ、そのデータはズーム操作において
、あるいはモード設定において利用される。
例えばズーム操作の際には、図中に示したようにズーム
モータの正逆転と、それぞれの回転における高速、低速
の切り換えとの情報をメインCPUへ入力させる。
一方、サブCPUは、オートフォーカスICを介して赤
外LEDとPSDとから成る測距ユニットを制御すると
共に、このオートフォーカスICの出力に基づく測距デ
ータと、CdSの出力に基づいく測光データとをメイン
CPUへ転送する。
ドライブIcは、サブCPUからの指令に基づいてシャ
ッター回路の制御、及びストロボ回路のトリガ信号出力
を行う。
第6図は、上記ブロック図中のズーム関係部分について
の説明図である。
メインCPUからは、モータ駆動回路に対して4本の信
月線MPI 、MP2.MNI 、MN2を介して正転
、逆転指令が出力される。
また、このモータ駆動回路に駆動電源を供給するモータ
電源制御回路は、信弓線MCNTを介してメインCP[
]から入力される速度指令に基つき、供給型L1−を高
低2種類に切り賛える。HCNTがOFFであれば、電
池電圧を直接ズームモータ駆動回路に供給し、ONであ
れば所定の電圧に降圧して供給する。
これらの指令の内容は、後述の第1表に示した通りであ
る。
ズームモータは、正回転時にはカム筒を介して鏡筒3を
突出する方向に駆動して撮影レンズの焦点距離をテレ側
に変化させ、逆転時には鏡筒3を収納する方向へ駆動さ
せて撮影レンズの焦点距離をワイド側へ変化させる。
なお、このカメラにおいては、撮影レンズの焦点距離の
変化、この変化に伴う開放F値の変化、レンズが広角(
ワイド)端にあること、望遠(テレ)端にあること、マ
クロ撮影位置にあること、収納(ロック)位置にあるこ
と等の情報を自動的に検出し、これらの情報に従って各
種の制御を行っている。
そのため、レンズを駆動するカム筒の周面にコード板を
貼着し、ボディ側にこのコード板に摺接するブラシを4
本(各端子名:ZCO,ZCI、ZC2,GND)設け
ている。
4本のブラシの内GNDは共通端子であり、他の3本が
コード検出用の端子である。
第7図はコード板13の展開図と各コードとの対応を示
すものである。端子ZCO,ZCI、ZC2は、図中斜
線で示したコード板の導通ランドに接触している際に「
0」、接触していないときに「1」の信号が取り出され
る。本明細書では、これらの端子の導通関係から検出さ
れる3ビツトの情報をズームコードZCODEと定義す
る。
また、このカメラでは、ズーミングの制御のために上記
のズームコードに基づいてポジションコードPO8とデ
イビジョンコードDIVとを定めている。
ポジションコードPO8は、撮影レンズがワイド端より
ロック位置側にあること、ズーム域のワイド端、テレ端
にあること、ワイド端とテレ端との間のズーム域にある
こと、テレ端よりマクロ位置側にあることの5つの状態
を区別するために用いられ、デイビジョンコードDIV
は、ズーム域を14分割してレンズ位置を示すために用
いられる。図中のDIVはヘキサ表示である。
なお、第7図においては、PO2−4,3の部分も一定
の幅を持って表現されているが、この部分は実際には幅
を持たない点である。すなわち、PO2−4となるのは
、レンズがワイド端に設定される場合、すなわちZCI
が1から0(ONからOFF )となった瞬間のみで、
ワイド端で停止しない場合にはPOSはOから2に切り
替わる。
ところで、この装置では、ロック位置とズーム域との間
及びズーム域とマクロ位置との間は停止禁止域とされて
いる。
しかし、上記の境界の区別を端子のONからOFFへの
変化によって検出する構成であると、本来ONである端
子がブラシ浮きによってOFFと検出された場合には、
ズームモータが停止禁止域で停止してしまう虞がある。
そこで、この装置では、これらの境界を検出するに当た
って所定の端子のOFFからONへの変化を用いるよう
コード板、及びソフトを構成している。
このような構成とすれば、端子がOFFである領域でO
Nと検出されることはないため、ブラシ浮きがあったと
しても停止禁止位置での停止を避けることができる。
一方、ズーム域では、前述したように撮影レンズの焦点
距離に対応して14の区分を行っている。
しかも、端子ZC2はズーム域内ではテレ端検出のため
のみに使用されている。
従って、13の段階を2ビツトで区分しなければならな
い。そこで、この例では、DIV=1〜Eに対応させて
ZC=4.5,6.7を繰り返して対応させる相対コー
ドの構成を採用している。
このような構成をとった場合、静的に検出されるズーム
コードZCODEのみからはレンズの焦点距離に対応す
るデイビジョンコードを一つに特定することができない
ため、端点からのズームコードの変化を動的に検知しつ
つメモリー内に記憶されたデイビジョンコードを逐次書
換えて現在のデイビジョンコードを把握する構成とされ
ている。
次に、モードボタンA、モードボタンBの機能について
説明する。
モードボタンAは、露出方式を設定する機能を有し、露
出方式としては、ここでは、オート(ストロボ自動発光
モード)、ストロボON(ストロボ強制発光モード)、
ストロボ0FF(ストロボ発光禁止モード)、露出補正
、バルブ、バルブ及ストロボONの6種類が準備されて
いる。
第8図には、この各露出方式に対応する表示マクが示さ
れている。なお、オートの場合、無表示である。また、
露出方式に対応して1個のMODEAが準備されており
、MODEArO,はオート、「IJはストロボ開、「
2」はストロボOFF、「3」は露出補正、「4」はバ
ルブ、「5」はバルブ及ストロボONに対応している。
モードボタンAを操作すると、MODEAが変更される
モードボタンBは、撮影方式を設定する機能を有し、撮
影方式としては、ここでは、1コマ撮影、連続撮影、セ
ルフタイマー、ダブルセルフ、多重撮影、インターバル
の6種類が準備されている。この各撮影方式に対応する
表示マークも第8図に示されているが、1コマ撮影のと
きは無表示である。また、撮影方式に対応してMODE
Bが準備されており、このMODEBrOJは1コマ撮
影、「1」は連続撮影、「2」はセルフタイマー、「3
」はダブルセルフ、「4」は多重撮影、「5」はインタ
ーバルに対応している。
モードボタンBを操作すると、MODEBが変更される
。LCD表示には、このMODEAとMODEBとに基
づき、表示が行われると共に、撮影時の制御もこれらに
基づき行われる。
露出方式がバルブ又はバルブ&ストロボONに対して、
第2表に示すマニュアル設定時間が準備されている。こ
こでは、8種類のマニュアルシャッター時間が準備され
、この8種類のマニュアルシャッター時間に対して1個
のMODBLBが4僑されており、こノHODBLBr
O」ハハルフニ対応し、「1」〜「7Jハ各マニユアル
シヤツタ一時間1〜60秒に対応している。この門0D
BLBは後述するモード設定フローにおいて、モードボ
タンAを押してバルブ又はバルブ&ストロボONモード
に変化したときにそのままモードボタン八を押した状態
でズームレバー10を操作すると変更される。なお、バ
ルブ又はバルブ&ストロボONモードのときでマニュア
ルシャッター時間が表示されていないときにモードボタ
ンAを押し直し、ズームレバー10を操作しても変更さ
れる。
撮影方式のインターバルに対して、第3表に示すインタ
ーバル時間が準備されている。ここでは、16種類のイ
ンターバル時間が準備され、この16種類のインターバ
ル時間に対して1個のMODINTが準備されており、
このMODINTの各内容「0」〜「15」は、各イン
ターバル時間10秒〜60分に対応している。MODI
NTは、モードボタンBを押してインターバルモードに
変化したときに、そのままモードボタンBを押した状態
でズームレバー10を操作すると変更される。なお、イ
ンターバルモードでインターバル時間が表示されていな
いときにモードボタンBを押し、ズームレバー10を操
作しても変更される。なお、マニュアルシャッター時間
の初期値はバルブ、インターバル時間の初期値は60秒
であり、これは、モードイニシャライズ又はクリアボタ
ンをONすると自動的に設定される。
次に、LCD表示9の表示内容について第9図を参照し
つつ説明する。モードボタンA、  Hによるモードマ
ークは、その各モードに応じて各表示領域に表示され、
その各マークの意味については既述したので、残余のマ
ークについて説明する。
この第9図において、17はシャッターボタンマク、1
8はマクロマーク、19はズームレバーマーク、20は
電池マーク、21は7セグメント表示部であり、rmm
Jは焦点距離表示のときに点灯する単位マーク、rMs
Jはマニュアルシャッター時間又はインターバル時間を
表示するときの単位のマーク、rEXJは撮影単位を意
味する枚数マークである。
シャッターボタンマーク17はシャッターボタン15が
作動可能なとき表示され、マクロマーク18はマクロボ
タン16を押してマクロ位置に撮影レンズが繰り出され
てマクロ撮影が可能なときに点灯され、測距の結果マク
ロ撮影への切り換えが必要なときに点滅される。ズーム
レバーマーク19はズームレバー10が使用可能なとき
点灯又は点滅され、電池マーク20は電池消耗時に点灯
する。7セグメント表示部21には、撮影枚数、焦点距
離又はマニュアルシャッター時間あるいはインターバル
時間に対応する数値が表示される。なお、時間単位マー
クrMs、において、rH」は分を「S」は秒を意味し
、マニュアルシャッター時間あるいはインターバル時間
の設定された時間に対応してrH,又は「S」のいずれ
かが表示される。
第1表 第2表 第3表 次に、第10図〜第24図に示したフローチャートに従
って上述したメインCPUに格納されたプログラムをカ
メラの作動と共に説明する。
(メイン処理) まず、第10図〜第15図に示したリセット処理、メイ
ン処理から説明する。メイン処理は、カメラの基本動作
を規定するものであり、他の処理は種々の条件に応じて
メイン処理から分岐あるいはコールされて行なわれるも
のである。
電源が投入されるとメインCPUのリセットが解除され
、第10図のリセット処理が開始される。メインcpu
はステップ(以下、S、とする)R8I、R32におい
てメモリのイニシャライズとスイッチデータの入力とを
行い、S、RS3においてモードイニシャライズ処理を
行い、S、R34で第16図に示したズームイニシャラ
イズ処理を行った後、メイン処理に入る。なお、モード
イニシャライズ処理は、前述した各種のモードの設定を
初期値に戻し、ストロボ自動発光、1コマ撮影のモード
とする処理である。
メイン処理では、S、Mllにおいて表示ホールドに用
いる1秒のタイマをクリア、スタートさせる。
S、MI2〜M+4では、測光スイッチsws、レリー
ズスイッチSWR,ワイドスイッチWIDE、テレスイ
ッチ置E、モードAスイッチMDA、モードロスイッチ
M[lB、クリアスイッチMDC、マクロスイッチMC
ROの全てがOFF L、ている場合にスイッチ判定フ
ラグ?5w0FFに1がセットされ、何れかがONして
いる場合には0がセットされる。なお、以下の説明にお
いてフラグ名には、語の頭に「?」を付して他の記号と
区別することとする。
S、MI5〜M+8では、測光スイッチSWS、レリー
ズスイッチS*、  ワイドスイッチWIDE、テレス
イッチ置Hの4つのスイッチが全てOFFであり、かつ
、モード設定において撮影が禁止されるモードの組合せ
が選択されていない場合に測光スイッチ有効フラグ?5
WSEHに1がセットされ、何れかのスイッチがONし
ている場合、あるいは撮影禁止のモード組合せが設定さ
れている場合に0がセットされる。
S、Ml9では前述した各スイッチの状態が入力され、
以下この入力されたスイッチデータに基づいて処理が行
われる。
まず、S、Mlloにおいてリワインドスイ゛ソチRI
ltW力1ONシていると判断された場合番こ明s、M
rttでモードイニシャライズ処理された後、S、Ml
l、2で第12図に示したループ抜は出し処理力<(テ
われる。この処理は、ストロボ回路の充電を停」Lする
S、LOlと、充電表示用の赤ランプを消灯させるS、
LO2との2ステツプから成り、メイン処理力)ら他の
処理をこ分岐する前に必ずコールされる。
ループ抜は出し処理の後、1ノワインド処理をこ分岐す
る。リワインド処理番二つし)て番よ言羊述しなし1カ
タ、フィルムの巻き戻しが終了すると1ノワインド終了
フラグ?REwEunが1にセ・ソトされ、メイン処理
の先頭にジャンプして処理が進められる。
裏蓋が閉じて裏蓋スイ・ソチBACK力(ONシてしす
る場合には、S、M114においてローディング終了フ
ラグ?LDENDの状態からローディングカベ終了して
νする力)否かを判断し、終了してν1なりA場合(?
LDEND=O)tこはS、uX15.nu6のモード
イニシャライズ処理とル−プ抜は出し処理とを経てロー
ディング処理(こ分岐する。終了している場合にはS、
Mll7,118をスキップして処理が進められる。
なお、ローディング処理が終了すると、?LDENDに
1がセットされ、メイン処理の先頭にジャンプして処理
が進められる。
裏蓋が開放している場合には、S、Mll7.旧18に
おいて?LDEND、?REWEllDが共にクリアさ
れる。
第13図のS、Ml 19〜M124では、ロックスイ
ッチLOCKがONシている場合、すなわちメインスイ
ッチが切られた場合の処理を示している。ロック位置フ
ラグ?LOCKに基づいて撮影レンズがロック位置にな
いと判断された場合には、LCD表示上のフィルム枚数
表示を焦点距離表示に切替えた後、抜は出し処理を行い
、後述するズーム逆転処理へ分岐してレンズをロック位
置に引き戻す。レンズが既にロック位置にあり、リワイ
ンド終了状態でない場合には、ループ抜は出し処理を経
て後述のロック処理に分岐する。リワインド終了状態な
らば、第15図に示したメイン処理のrMID、の位置
へとジャンプして処理が進められる。
ロックスイッチLDOKがOFFであり、かつ、S、M
I25においてレンズがワイド端よりロック位置側にあ
る(POS=O)場合には、S、[26,M127にお
いて焦点距離表示を行うと共に、表示ホールドフラグ?
WAITDを1として表示を1秒間ホールドするよう設
定する。
このホールドの処理は、メイン処理の最後に説明する。
その後、S、旧28でマクロ要求フラグ?RQMCRO
に0をセットし、S、旧29で抜は出し処理を実行して
後述のズーム正転処理へ分岐し、レンズをワイド端へ移
動させる。
S、MI30〜Mr36テハ、マクロスイッチMCRO
がONt。
ている場合に、焦点距離表示を行うと共に、表示ホール
ドフラグrwA+TDを1にセットする。そして、マク
ロ位置フラグ?MCROの状態から撮影レンズがマクロ
位置にあるか否かを判断し、マクロ位置にあれば表示ホ
ールド用のタイマをクリア、スタートして第15図のr
HIcJへとジャンプして処理を進める。
マクロ位置になければマクロ要求フラグ?RQMCRO
を1にセットし、ループ抜は出し処理を経てズーム正転
処理へ分岐し、レンズをマクロ位置まで移動させる。
続いて第14図に示したS、MI37〜M+43では、
テレスイッチ置EがONシている場合に、焦点距離表示
に切り換えて表示ホールドフラグを立て、テレ端にない
場合(pos≠3)には抜は出し処理を経てテレ端より
マクロ側にある(PO2−4)かワイド側にある(PO
2−4)かを判断する。テレ端よりワイド側のズーム域
にある場合には、後述するテレ移動処理へ分岐してレン
ズをテレ側に移動させ、マクロ位置側にある場合にはズ
ーム逆転処理へ分岐してレンズをテレ端に引き戻す。
レンズが既にテレ端にある場合(PO2−4)には、表
示用タイマをクリアしてこの時点から再度1秒のカウン
トを行う。
S、HT44〜MI50では、ワイドスイッチWIDE
がONL。
ている場合に、焦点距離表示に切り換えると共に表示ホ
ールドフラグを立て、レンズがワイド端にあればそのま
まS、旧48でタイマーをクリア、スタートさせてメイ
ン処理を進める。ワイド端にない場合には、ループ抜は
出し処理を経てレンズがテレ端よりワイド側にあるかマ
クロ側にあるかを判断する。
ワイド側にある場合には、後述のワイド移動処理に分岐
してレンズをワイド側へ移動させる。マクロ側にある場
合には、ズーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に引
き戻し、テレ端に達してもワイドスイッチWIDEが押
され続けている場合には、ズーム逆転処理からワイド移
動処理へ分岐してレンズを連続的にワイド側へ移動させ
る。
従って、撮影レンズのマクロ位置への設定はマクロスイ
ッチのONによって行い、マクロ位置に設定されたレン
ズをズーム域に戻すためには、ズームレバーをいずれか
の方向に操作すればよい。
第14図のS、MI51〜阿154では、マクロテレシ
フトフラグ?MTSIFTの状態からシフトが要求され
ていると判断される場合に、焦点距離表示処理を行うと
共に、表示ホールドフラグ?WAITDを1とし、ルー
プ抜は出し処理を経てズーム逆転処理に分岐してレンズ
をテレ端に引き戻す。
マクロ撮影の遠距離限界は約1メートルであるため、レ
ンズがマクロ位置にあって測距結果が1メートル以上で
ある場合にはこのままシャッターを切ってもピントのあ
った写真を得ることができない。
そこで、このカメラでは、上記のような場合にレリーズ
ロックをかけ、レンズをマクロ位置からテレ端ヘシフト
させるよう制御している。フラグ?HTSIFTは、後
述するAEAF制御処理内の[、L演算処理において設
定されるものである。
続いてS、MI55では、リワインド終了フラグ?RH
WENDの状態を判断し、リワインドが終了している場
合!、: ハS、M156テLCD表示ニroo EX
J(7)表示を行わせる。このフラグが0の場合には、
S、M157でモード設定処理がコールされる。
モード設定処理内では、S12〜旧4で設定したスイッ
チ判定フラグ?5WOFFをみて前回の入力でスイッチ
が全て0FFl、ていた場合にのみ設定処理に入り、い
ずれかのスイッチがONI、ていた場合には設定を行わ
ずにメイン処理ヘリターンする。
このモード設定処理内でモードの変更があった場合には
、モードチェンジフラグ?MDC)IGが1とされ、変
更がなければ0とされる。
モード設定処理からリターンすると、S、旧58におい
て設定されたフラグの状態を判定し、モードの変更があ
った場合にはS、MI59.旧60で表示ホールドフラ
グを1にセットしてループ抜は出し処理を経てメイン処
理の先頭にジャンプする。
モードの変更がなかった場合には、S、旧61.MI6
2において測光スイッチSWSと測光スイッチ有効フラ
グ?5WSENとの状態を判定し、所定の条件を満たす
場合にS、旧63〜MI65で焦点距離表示を行って表
示ホールドフラグをクリアし、ループ抜は出し処理を経
てシャッター関係の制御を行うAEAF制御処理へと分
岐する。
AEAF制御処理へ分岐するのは、測光スイッチがON
シており、かつ、メモリされたSWS、SWR,置E、
WIDEの各スイッチデータが何れもOFFであり、か
つ、撮影可能なモード設定である場合である。すなわち
、AEAF制御処理に分岐するのはSWSがOFFから
ONに変化した場合のみであり、ズームレバーが操作さ
れていた場合等は分岐せずにメイン処理が続行される。
S、MI66ではストロボ回路の充電制御処理が実行さ
れ、S、MI67〜旧71において表示切り換えの処理
が実行される。
表示ホールドが要求されている場合、例えば後述するズ
ームの処理後にメイン処理において、表示用タイマーの
クリアから1秒経ったか否かが判断される。
タイマーが1秒経過する前には、現在なされている表示
がホールドされる。
表示ホールドが要求されていない場合、あるいはタイマ
ーが1秒経過すると、枚数表示以外の表示がなされてい
る場合には枚数表示を行い、表示ホールドフラグ?WA
ITDをクリアする。
このように、フィルム枚数表示は、−時的に切り換えら
れる際を除いて他の表示より優先的に表示されることと
なる。
そして、S、旧72で125m5処理を停止した後、S
、M173で充電禁止時間処理がコールされ、リターン
後メイン処理のS、旧2へとジャンプして処理が続けら
一茨ト れる。
以上でメイン処理の各ステップの説明を終了し、続いて
メイン処理から分岐するフロー、サブルーチンについて
説明する。
(ズームイニシャライズ処理) 第16図はリセット処理のS、R33でコールされるズ
ームイニシャライズ処理のフローであ□る。
このカメラでは、前述したようにズームコードが相対コ
ードであるため、電池が抜かれてメモリ内容が破棄され
ると撮影レンズが現在どの位置にあるのかをカメラ自身
が把握できなくなってしまう。ズームイニシャライズ処
理は、このような場合に撮影レンズを一部ロツク位置ま
で引き戻すために行なわれる。
まず、S、Zllにおいてコード板に摺接するブラシの
導通状態からズームコードZCODEを入力する。
S、ZI2〜Zr8においては、レンズがロック位置に
なければモータを高速で逆転させ、既にロック位置にあ
る場合には100m5間ズームモータを高速で正転させ
た後に逆転させてロック位置まで引き戻す。
そして、S、ZI9でポジションコードPO8を0、ロ
ック位置フラグを1、マクロ位置フラグを0としてコー
ルされた位置にリターンする。
次に、ズーミング関係の処理、ズーム逆転処理、正転処
理、テレ、ワイド移動処理について説明するが、その前
に、これらの処理内で頻繁にコールされるコードチエツ
ク処理について説明しておく。
(コードチエツク処理) 第17図及び第18図は、ズーミングに伴うズームコー
ドZCODHの変化により、ポジションコードPO8、
デイビジョンコードDrV、ズームコードの変化予測値
ZCFOW、ZCREVを決定する処理である。
但し、ズームコードの一部を相対コードとしているため
、静的に検出されるズームコードのみからはレンズの焦
点距離に対応するポジションコード、デイビジロンコー
ドを一つに特定することができない。
そこで、このコードチエツク処理では、ズームコードが
絶対コードであるロック位置(ZCODE=2)からの
ズームコードの変化を動的に検知しつつメモ−頷− リー内に記憶されたポジションコードPO8、デイビジ
ョンコードDIVを逐次書換えている。
この処理に入ると、まずS、CK1でロックスイッチL
OOK、マクロスイッチMCRO、ワイドスイッチWI
DE、テレスイッチ置E、速度切り替えスイッチZM)
ILの各データが入力される。これらのスイッチデータ
は、後述のテレ移動処理、ワイド移動処理等においてコ
ードチエツク処理がコールされた場合に、リターン後に
利用される。
S、CK2〜CK5では、ポジションコードがワイド端
(PO2−4)、テレ端(PO2−4)を示す場合に、
これらをそれぞれ強制的にズーム域(pos・2)、テ
レ端よりマクロ位置側(PO2−4)を示すコードに設
定する。前述したようにテレ端、ワイド端におけるポジ
ションコードPO8は幅を持たないため、ズームモータ
が動いている場合には直ちに他の値となる。
続いて、S、CK6のズームコード入力処理によってズ
ームコードZCODEが入力され、ズームコードに変化
がない場合にはS、CK7からコールされたステップに
リターンする。
変化があった場合には、ズームモータの回転方向によっ
て異なる処理が実行される。モータが正転の場合には、
S、CK8からS、CK9へ進み、逆転の場合には第1
8図のS、CK25へと進む。
正転の場合から説明する。
なお、S、CK2〜CK5ノ処理により、POS(7)
値は0,2.4の何れかとなる。
レンズがワイド端よりロック位置側にある場合(pos
=o)には、ブラシのZCI端子がONとなるまで、す
なわちワイド端となるまでの間はS、CK10.がらそ
のままコールされたステップへとリターンする。
zciがONとなった場合には、S、CK11において
pos及びDIVを1にセラI−すると共に、ズームモ
ータが正転していれば次の変化後にとるであろうズーム
コードの値(ズームコードの正転方向の変化予測値)Z
CFOWに4をセットしてリターンする。
なお、変化予測値は、第7図の対応表に基づいて定めら
れる。
レンズがズーム域にある場合(PO2−4)には、S、
CK12からS、CK13へ進んでデイビジョンコード
DIVが2より小さいか否かを判断し、2以上である場
合にはS、CK14においてZC2i子の状態からから
テレ端に達したか否かを判断する。
ZC2端子が0となるのは、第7図に示したようにワイ
ド端よりロック位置側とズーム域とマクロ位置との間と
である。従って、理論的にはPO2−4でZC2端子が
0となることは考えられず、S、CK1.3のステップ
がなくともテレ端を検出てきることとなる。
しかしながら、コード板の製造上の誤差により、ワイド
端側でのZC2が0となる領域とZCIが0となる領域
とが一部重なることも考えられる。
そこで、このような誤差があってもZC2端子の信号の
みからテレ端を検出できるようにS、CK13の判断が
設けられている。
テレ端が検出されると、S、CK15.CK16におい
てPOSを3、DIVをEHにセットすると共に、LC
D表示の表示をテレ端の焦点距離表示(70mm)に変
更してリタンする。なお、このフローにはいる場合には
、LCD表示には必ず焦点距離表示がなされている。
テレ端に達していない場合には、S、CK17.CK1
8においてZC2を1とみなしてズームコードZCOD
Eと変化予測値ZCFOWとを比較する。これらが等し
い場合には、S、CK19〜CK22においてデイビジ
ョンコードのカウントアツプ、新たな変化子alQ値の
セットを行うと共に、表示キープフラグ? K P L
 CDが0(表示変更許可)であれば新たなりIVに対
応した焦点距離表示を行ってリターンする。
S、CK9.CK12での判断が共に否定である場合、
すなわちレンズがテレ端よりマクロ位置側にある場合(
PO2−4)には、S、CK23でZCO端子が0か否
かを判断し、0であればS、CK24でマクロ位置フラ
グ?MCROを1にセラ1−すると共に、マクロ要求フ
ラグ?RQMCROをクリアしてリターンする。
モータが逆転している場合には、第18図のS、CK2
5にジャンプして処理が進められる。
ズームコードZCODEの2は糸色対コードであり、 
レンズがロック位置にあることを意味する。この場合に
は、S、CK25から分岐してS、CK26においてズ
ームモータのブレーキをかける。そして、S、CK27
.CK28でPOSを0とすると共に、ロック位置フラ
グ?LO−34〜 OKを立て、スタック処理を経てメイン処理の先頭ヘジ
ャンプする。
レンズがテレ端よりマクロ位置側にある場合(PO2−
4)には、S、CK29からS、CK30へ進み、ZC
I端子が1である間はそのままコールされたステップへ
リターンする。
ZCI端子が0である場合には、レンズがズーム域に入
ったものとしてPOSとDIV、そして逆転方向の変化
予測値ZCREVをセットし、S、CK32において表
示変更が許可されていればS、CK33で焦点距離表示
を新たな値(65mm)としてリターンする。
次に、POSが4でない場合には、S、CK34におい
てPO2−4の場合とpos=oの場合とに処理が別れ
、レンズがワイド端よりロック位置側にある場合(po
s=。
)にはそのままリターンする。
レンズがズーム域にある場合(POS=2)には、S、
CK35〜CK39においてデイビジョンコードがBF
I以下であることを条件にZC2端子が0N(0)であ
るか否かを判断し、0であればワイド端よりロック位置
側にあると判断してPOSを0とすると共に、表示変更
が許可されていれば焦点距離表示を新たな値(35mm
)に変更してリターンする。  S、CK35の判断は
前述したS、CK13と同様にコード板の製造誤差を考
慮したものである。
S、CK40 、CK41では、ZC2端子を1とみな
してズームコードZCODEを検出し、これが変化予測
値ZCREVと等しいか否かを判断する。等しくない場
合にはそのままリターンし、等しい場合にはS、CK4
2〜CK45においてデイビジョンコードを1マイナス
して新たな変化予測値ZCFOW、ZCREVをセット
すると共に、表示変更が許可されていれば焦点距離表示
を新たな値としてリターンする。
上述したように、ロック位置、マクロ位置、テレ端、ワ
イド端の設定は、いずれも端子ZC0,1,2の0FF
(1)から0N(0)への変化によって検出しており、
これによりブラシ浮きによる検出エラーを防止して停止
禁止位置でズームモータが停止してしまう事態を回避す
ることができる。
(ズーム逆転処理) 第19図はメイン処理(D S、H122,H142,
+4r50.HfB2か=36− ら分岐するズーム逆転処理を示すフローチャートである
。この処理は撮影レンズをロック位置まで引き込む動作
及びマクロ位置からズーム範囲まで戻す動作を行なう。
なお、ズーム範囲内で停止する場合にはバックラッシュ
による影響を除去するための正転動作が含まれる。
以下、ズーム関係の処理は第20図に示した動作説明図
と共に説明する。
このフローに分岐すると、まずS、ZRl、ZR2にお
いてマクロテレシフトフラグ?MTSIFTとマクロ位
置フラグ?MCROとをクリアし、ズームモータを高速
で逆転させる。
S、ZR3では、表示キープフラグ?KPLCDを1と
して焦点距離表示の変化を禁止し、S、ZR4,ZR5
ではレンズがテレ端よりマクロ位置側にある場合にはコ
ードチエツクを繰り返す。
レンズがテレ端よりズーム域側に設定されている場合、
あるいはS、ZR5の判断を繰り返す間にズーム域に入
った場合には、S、ZR6でロックスイッチLOCKの
0N10FFが判断される。
ロックスイッチがONI、ている場合には、S、ZR7
において表示キープフラグ?KPLCDをクリアする。
そして、S、ZR8〜ZR13において、レンズがロッ
ク位置に達するかロックスイッチがOFFするまでモー
タを逆転させ、ロック位置に達したらモータを停止して
メイン処理の先頭ヘジャンブして処理が続けられる。こ
の場合の動きは、第20図に符号aで示したものである
ズームモータの逆転によってワイド端を越える前にロッ
クスイッチがOFFシた場合には、S、ZR14〜ZR
23においてスイッチのOFFから70m5逆転させて
50m5正転させ、ここでレンズがズーム域にあればそ
のまま停止させる(第20図の符号すで示した動き)。
正転後にもレンズがワイド端よりロック位置側にある場
合には、ワイド端までモータ正転を継続させ、ワイド端
まで繰り出してからモータを停止させる(第20図の符
号Cで示した動き)。何れの場合にも焦点距離表示を行
ってメイン処理の先頭へとジャンプして処理が続けられ
る。
一方、ロックスイッチが当初からOFF シていた場−
)ト 合には、S、ZR6からS、ZR24へ進み、ワイドス
イッチがOFLでいれば、そのまま後述するワイド移動
処理のrJPWIDEJ端子へジャンプして処理が続け
られる。そうでない場合には、S、ZR25〜ZR30
においてズーム域となってから5Dms経過した後にモ
ータを高速正転させ、レンズをテレ端に設定してメイン
処理ヘシャンブする(第20図の符号dで示した動き)
ズーム逆転処理において、あるいはワイド移動処理のr
sTOPWDJ端子からこの逆転処理に入った場合には
、バックラッシュを除去するため、モータの逆転停止後
50m5間正転させてからモータをストップさせる。従
って、焦点距離表示の変更を禁止していないと一部ワイ
ド側のDIV領域に入ったところで短い焦点距離の表示
がなされ、反転してテレ側のDIV領域に入ったところ
で長い焦点距離の表示に切り換えられる場合がある。こ
のような表示の変化は、焦点距離をワイド側へ移行す・
る動作であるにも拘らず、停止直前でテレ側へ誤動作し
たかのような印象をユーザーに与えかねない。そこで、
この場合には表示キープフラグ?KPLCDを立てて、
表示の変化を一時禁止し、ズームモータが停止した時点
で変更を許可するように構成している。
(ズーム正転処理) 第21図はメイン処理のS、M129 、MI36から
分岐するズーム正転処理を示すフローチャートである。
この処理は、撮影レンズをロック位置からワイド端へ、
あるいはズーム域からマクロ位置へ移動させるものであ
る。
ズームモータ正転の処理に入ると、まず、S、ZFl 
、 ZF2においてロック位置フラグ?LOCKをクリ
アしてズームモータを高速正転させる。S、ZF3〜Z
F6では、レンズがワイド端よりズーム域側にあること
を確認した後、マクロ要求がなければそのままモータを
停止してメイン処理へとジャンプする。これは、第20
図の符号eで示したように、メインスイッチをONI、
た場合にレンズをロック位置からワイド端に移動する処
理である。
マクロ要求がある場合には、S、ZF7〜ZF9におい
てロックスイッチのOFFを条件にレンズがズーム域の
テレ端を過ぎるのを待ち、ロックスイッチがONした場
合にはS、ZFloでモータを停止してメイン処理にジ
ャンプする。レンズがテレ端を過ぎると、S、ZF11
〜ZF13においてマクロ位置フラグ?MCROが立つ
のを待ってモータを停止しく第20図の符号fで示した
動き)、メイン処理ヘシャンブして処理が進められる。
これは、メインスイッチON(ロックスイッチ0FF)
の状態でマクロボタンを押した際の動作である。
」二連のズームモータ逆転、正転処理で示したように、
メインスイッチ、あるいはマクロボタン16での操作に
よるレンズ駆動はすべて高速で行われる。
(テレ移動処理) 第22図はメイン処理のS阿140から分岐するテレ移
動処理を示すフローチャートである。
この処理は、撮影レンズがズーム範囲にあってテレスイ
ッチ置Eを囲することによって実行されるものである。
ズームモータを正転させて撮影レンズを移動させる点で
前述のズーム正転処理と共通するが、ズーミング速度が
高低切り替えできる点で異なる。
テレ移動処理に入ると、まずS、ZTlにおいてズーム
モータを高速で正転させ、S、ZT2で速度切替え用の
タイマーをクリアしてスタートさせる。
S、ZT3〜ZTIOでは、テレスイッチがONしてい
ること、レンズがテレ端に達していないこと(pos≠
3)、ロックスイッチがOFFであることを条件に、起
動時の30m5を高速で駆動し、30m5を経過した後
は速度切替えスイッチの選択に応じて高速、低速を切り
替えてモータを正転させる。
ズーム域でテレスイッチ置EをOFFすると、第20図
の符号gで示した通りの動作となる。また、テレ端に達
した際の動作は、符号りで示されている。
上記の条件のいずれかを満足しなくなった際には、S、
ZTllでモータを停止させ、メイン処理の先頭へと処
理を進める。
(ワイド移動処理) 第23図はメイン処理のS、旧46から分岐するズーム
ワイド移動処理を示すフローチャートである。
この処理は、撮影レンズがズーム範囲にあって、ズーム
ワイドスイッチWIDEのONによって実行されるもの
であり、撮影レンズを収納方向へ移動させる点で前記の
ズーム逆転処理と共通するが、ズーミング速度が切り替
え可能な点はテレ移動処理と共通である。
ワイド移動処理に入ると、まず、S、ZWlにおいてズ
ームモータを高速で逆転させ、S、ZW2でタイマーを
クリアしてスタートさせる。前述のズーム逆転処理のS
、E25から分岐した場合には、このS、ZW2以下の
処理が共通する。
s、zw3〜ZWIOでは、ワイドスイッチがONシて
いること、レンズがワイド端よりロック位置側に入って
いないこと(pos≠0)、ロックスイッチがOFFで
あることを条件に、起動時の30m5を高速で駆動し、
30m5を経過した後は速度切替えスイッチの選択に応
じて高速、低速を切り替えてモータを逆転させる。
ワイドスイッチWIDEがOFF l、た場合には、S
、ZWllにおいてモータの回転を高速に設定した後、
ズーム逆転処理のS、ZR14へと分岐し、バックラッ
シュによる影響を除去するための処理が実行される(第
20図の符号1で示した動き)。
ズーム域でワイドスイッチWIDEをOFF L、上述
した70mgの正転、50m5の逆転が終了した時点で
ワイド端よりロック位置側にあった場合には、第20図
に符号jで示したようにワイド端まで繰り出してズーム
モータを停止する。
レンズがワイド端よりロック位置側に入った場合には、
S、z目2でモータを高速に設定した後、S。
ZW13〜ZW17において50m5待ってズームモー
タを反転させ、バックラッシュを除去しつつレンズをワ
イド端に設定してモータを停止しく第20図の符号にで
示した動き)、メイン処理へとジャンプす。
ロックスイッチがONされた場合には、S、ZWl8で
モータを停止させ、メイン処理に入る。この場合、メイ
ン処理からズーム逆転処理へ分岐してレンズがロック位
置まで引き戻されることとなる。
(ロック処理) 第24図はメイン処理のS、MI24から分岐するロツ
り処理のフローを示したものである。この処理は、ロッ
クスイッチがONされて撮影レンズがロック位置に収納
された際に分岐して実行される処理である。
この処理に入ると、S、LK1〜LK4においてローデ
ィング終了フラグ?LDENDの状態に応じてLCD表
示に枚数表示を点灯、あるいは消灯させ、モードを初期
値に戻す。
S、LK5〜LK13のループは、リワインドスイッチ
REWがOFF l、ていること、裏蓋スイッチBAC
KがOFF L。
ているか、ONL、ていてもローディングが終了してい
ること、ロックスイッチがONしていることを条件に1
25m5のインターバルで繰り返し実行される。
S、LK12.LK13では、メイン処理のS、MI7
3と同様の充電禁止時間処理が行われる。
リワインドスイッチがONした場合には、S、LK6か
ら前述のリワインド処理に分岐する。
裏蓋が閉じていてローディングが終了している場合には
、S、LK9.LKIOをスキップしてループが形成さ
れ、裏蓋が開放されるとローディング終了フラグがクリ
アされると共に、枚数表示が消灯される。そして、次回
のループにおいて裏蓋が閉じられれば、S、LK8から
前述のローディング処理に分岐する。
ロックスイッチLOCKがOFF した場合には、S、
LK14、LI[15で充電スタートフラグ?CHO3
Tと表示ホールドフラグ?WAITDとを1にセットし
てメインヘジャンプして処理が進められる。
[効果コ 以上、説明してきたようにこの発明によれば、ズーミン
グ時のモータの回転スピードを切り替えることができる
ため、必要に応じて移動量が大きい場合には早いスピー
ド、微小な調整を行う最には遅いスピードをそれぞれ選
択することができ、使い勝手がよいものとなる。
また、起動時は高速回転の制御をすることにより、トル
クの低下を防いでズームモータの立ち上がりをシャープ
にすることができる。
バックラッシュをとる動作、あるいはロック位置からワ
イド端、マクロ位置への移動等のズーム=46− レバー操作による以外のズーミングは、低速で行うべき
必要圧がないため、高速で行うことにより待ち時間の短
縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明に係る電動ズーム装置を搭載したカメ
ラを示したものである。 第1図〜第3図はカメラの外観を示したものであり、第
1図は平面図、第2図は正面図、第3図は背面図である
。 第4図は制御回路のブロック図、第5図はズームスイッ
チの接点構成の説明図、第6図はズームモータ制御系の
ブロック図、第7図はコード板の展開図及びコード板と
各コードとの対応図、第8図はモード設定の説明図、第
9図はLCD表示のセグメントの説明図である。 第10図〜第19図及び第21図〜第24図は、この実
施例の電動ズーム装置の機能を示すフローチャートであ
り、第10図はリセット処理、第11.13.IL、1
5図はメイン処理、第12図はループ抜は出し処理、第
16図はズームイニシャライズ処理、第17.18図は
コードチエツク処理、第19図はズーム逆転処理、第2
1図はズーム正転処理、第22図はテレ移動処理、第2
3図はワイド移動処理、第24図はロック処理をボして
いる。 第20図はズーミングの動作を説明するための図である
。 テレスイッチ置E、ワイドスイッチWI DE・・・回
転方向切替え手段 速度切替えスイッチZMHL・・・速度切替え手段メイ
ンcpυ・・・モータ制御手段、高速起動手段バックラ
ッシュ除去手段 高速制御手段 −47〜 −招一 第 図 S、M13 14q117判定1 +511S、SWR,111DF
、置ε、1ID11.11DB、1lDC,l’1CR
Oが全てOFFかどうか?OFFのと書?5LlOFF
−1とする。トシー設定時に使用する。 スイ、、lオフ判定2+5IJS、SL+11.WID
E、TεLεが全てOFFかどうか?第 図 第 図 第 図 (TEIE跪で停止) 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レンズをズーミングさせるズームモータと、該ズ
    ームモータの正転、逆転を選択する回転方向切替え手段
    と、 前記ズームモータの回転速度を選択する速度切替え手段
    と、 前記回転方向切替え手段と前記速度切替え手段との選択
    に基づいて回転方向及び速度を選択し、前記ズームモー
    タに駆動電流を供給するモータ制御手段とを備えること
    を特徴とする電動ズーム装置。
  2. (2)前記モータ制御手段は、前記速度切替え手段によ
    り低速が選択されている場合にも起動時の一定時間を高
    速で制御する高速起動手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の電動ズーム装置。
  3. (3)前記モータ制御手段は、前記ズームモータの正転
    、あるいは逆転の何れか一方の駆動停止後に一定時間高
    速で反転駆動するバックラッシュ除去手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の電動ズーム装置。
  4. (4)前記モータ制御手段は、前記回転方向切替え手段
    以外の手段からレンズ駆動信号が入力された場合に、前
    記ズームモータを高速で制御する高速制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の電動ズーム装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123325A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Canon Inc 撮像装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61273514A (ja) * 1985-05-29 1986-12-03 Canon Inc 電動ズ−ム機構

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