JPH02210070A - 綿タッチのストレッチ織物の製造方法 - Google Patents
綿タッチのストレッチ織物の製造方法Info
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- JPH02210070A JPH02210070A JP1004832A JP483289A JPH02210070A JP H02210070 A JPH02210070 A JP H02210070A JP 1004832 A JP1004832 A JP 1004832A JP 483289 A JP483289 A JP 483289A JP H02210070 A JPH02210070 A JP H02210070A
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Landscapes
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は外観が綿タッチのストレッチ織物の製造方法に
関するものであり、更に詳しくは、ポリエステル系加工
糸と綿の二成分複合糸と綿糸とを製織して得た織物に、
マーセライズ加工と樹脂加工を施すことにより、ストレ
ッチ性能を有する織物を製造する方法に関するものであ
る。
関するものであり、更に詳しくは、ポリエステル系加工
糸と綿の二成分複合糸と綿糸とを製織して得た織物に、
マーセライズ加工と樹脂加工を施すことにより、ストレ
ッチ性能を有する織物を製造する方法に関するものであ
る。
従来、ストレッチ性を有する織物としては、(1)ポリ
ウレタン繊維のような弾性糸を使用した織物 (2)熱可塑性の高捲縮糸を使用した織物(3)強撚に
よるクリンプ・トルクを利用した織物(4)マーセライ
ズ加工によるケミカルストレッチ織物 等が知られている。
ウレタン繊維のような弾性糸を使用した織物 (2)熱可塑性の高捲縮糸を使用した織物(3)強撚に
よるクリンプ・トルクを利用した織物(4)マーセライ
ズ加工によるケミカルストレッチ織物 等が知られている。
然し乍ら、上記のストレッチ織物には、それぞれ下記の
ような問題点がある。即ち。
ような問題点がある。即ち。
(1)ポリウレタン繊維のような弾性糸を使用したスト
レッチ織物は、染色加工時の取扱いが繁雑であり、得ら
れたストレッチ織物もポリウレタン繊維の伸縮性が大き
すぎることに起因する形態安定性が不足する (2)熱可塑性の高捲縮糸を使用した織物は、形態安定
性は良いものの合成繊維が織物の表面に露出するため、
合繊タッチになるのを避は難い(3)強撚によるクリン
プ・トルクを利用した織物はストレッチ性能はあるもの
の、撚り効果によるシボ立ちが生じるばかりでなく、風
合が硬くなる (4)セルロース繊維を使用した織物、例えば綿織物を
マーセライズ加工したケミカルストレッチ織物は、アル
カリによりセルロース繊維が膨潤する性質を利用して織
物を収縮させ、ストレッチ性を付与しているが、(1)
、 (2)、 (3)に比べ、ストレッチ性能が劣る という問題点があるのである。
レッチ織物は、染色加工時の取扱いが繁雑であり、得ら
れたストレッチ織物もポリウレタン繊維の伸縮性が大き
すぎることに起因する形態安定性が不足する (2)熱可塑性の高捲縮糸を使用した織物は、形態安定
性は良いものの合成繊維が織物の表面に露出するため、
合繊タッチになるのを避は難い(3)強撚によるクリン
プ・トルクを利用した織物はストレッチ性能はあるもの
の、撚り効果によるシボ立ちが生じるばかりでなく、風
合が硬くなる (4)セルロース繊維を使用した織物、例えば綿織物を
マーセライズ加工したケミカルストレッチ織物は、アル
カリによりセルロース繊維が膨潤する性質を利用して織
物を収縮させ、ストレッチ性を付与しているが、(1)
、 (2)、 (3)に比べ、ストレッチ性能が劣る という問題点があるのである。
従って、本発明が解決しようとする課題は、上記のよう
なストレッチ織物の問題点を解決すると共に、綿タッチ
のストレッチ織物を製造する為の方法を提供することで
ある。
なストレッチ織物の問題点を解決すると共に、綿タッチ
のストレッチ織物を製造する為の方法を提供することで
ある。
本発明は、上述の課題を解決することを目的として研究
の結果、コアーにポリエステル系加工糸、シースに綿を
用いた二成分複合糸を緯糸に用い、綿糸を経糸に用いて
製織した織物を、マーセライズ加工によりその綿成分を
収縮させ、更にその後、樹脂加工で繊維の形態安定性と
織物組織の結接点での滑りを良くすることによって、外
観綿タッチのストレッチ織物が得られることを知得し、
完成したもので、その構成は、コアーがポリエステル系
加工糸でシースに綿を用いた二成分複合糸と綿糸を製織
して得た織物に、マーセライズ加工を施して綿成分を収
縮させた後、樹脂加工することによりストレッチ性能を
付与することを特徴とするものである。
の結果、コアーにポリエステル系加工糸、シースに綿を
用いた二成分複合糸を緯糸に用い、綿糸を経糸に用いて
製織した織物を、マーセライズ加工によりその綿成分を
収縮させ、更にその後、樹脂加工で繊維の形態安定性と
織物組織の結接点での滑りを良くすることによって、外
観綿タッチのストレッチ織物が得られることを知得し、
完成したもので、その構成は、コアーがポリエステル系
加工糸でシースに綿を用いた二成分複合糸と綿糸を製織
して得た織物に、マーセライズ加工を施して綿成分を収
縮させた後、樹脂加工することによりストレッチ性能を
付与することを特徴とするものである。
以下1本発明について説明する。
・使用糸
本発明において使用される緯糸は、コアーがポリエステ
ル系加工糸、シースが綿より構成される二成分複合糸で
あり、一般的には二層構造糸と呼称されているものであ
って、ポリエステル系加工糸の二成分複合糸全体に占め
る割合は20%以上、50%以下であることが好ましい
。
ル系加工糸、シースが綿より構成される二成分複合糸で
あり、一般的には二層構造糸と呼称されているものであ
って、ポリエステル系加工糸の二成分複合糸全体に占め
る割合は20%以上、50%以下であることが好ましい
。
上記のポリエステル系加工糸は糸の内層を形成するため
、外観は綿100%の形態を有するが、熱可塑性の糸で
あることから、形態安定性とストレッチ性を有する。
、外観は綿100%の形態を有するが、熱可塑性の糸で
あることから、形態安定性とストレッチ性を有する。
また、本発明において使用される経糸は綿糸である。
・マーセライズ加工
I!織された織物の精練、漂白、染色工程は通常のもの
となんら変わることはないが、シルケット加工工程にお
いて、15〜25%の苛性ソーダで処理する際、横方向
に無緊張状態又は無緊張に近い低緊張状態で処理すると
、好結果が得られる。
となんら変わることはないが、シルケット加工工程にお
いて、15〜25%の苛性ソーダで処理する際、横方向
に無緊張状態又は無緊張に近い低緊張状態で処理すると
、好結果が得られる。
一般に綿のようなセルロース繊維はアルカリ処理により
膨潤し、長さ方向に収縮しようとする。
膨潤し、長さ方向に収縮しようとする。
この時、反対方向に張力を加えるのが一般的なシルケッ
ト加工であるが1本発明はこのマーセライズ加工を無緊
張状態又は無緊張に近い低緊張状態で行い、セルロース
繊維のアルカリに対する特性を利用して織物を強制的に
収縮させる。
ト加工であるが1本発明はこのマーセライズ加工を無緊
張状態又は無緊張に近い低緊張状態で行い、セルロース
繊維のアルカリに対する特性を利用して織物を強制的に
収縮させる。
・樹脂加工
マーセライズ加工で強制的に収縮させた織物に、通常使
用される樹脂加工用の樹脂の中から綿タッチを損なわな
い樹脂を適宜選択して使用できるが、中でもグリオキザ
ール系の樹脂とシリコーン系の樹脂を併用して樹脂加工
を施すことが好ましい。
用される樹脂加工用の樹脂の中から綿タッチを損なわな
い樹脂を適宜選択して使用できるが、中でもグリオキザ
ール系の樹脂とシリコーン系の樹脂を併用して樹脂加工
を施すことが好ましい。
その理由は、このグリオキザール系の樹脂を用いると、
該樹脂によりセルロース繊維の架橋が下記構造式のよう
になされて、形態を保持しようとする力が生じ、シリコ
ーン系の樹脂により織物を構成する経糸、緯糸の結接点
の滑りが良くなるからである。
該樹脂によりセルロース繊維の架橋が下記構造式のよう
になされて、形態を保持しようとする力が生じ、シリコ
ーン系の樹脂により織物を構成する経糸、緯糸の結接点
の滑りが良くなるからである。
H
H
尚、グリオキザール系樹脂としては、ジメチロールジヒ
ドロオキシエチレン尿素、ジメトキシメチロールジメト
キシエチレン尿素等が、また、シリコーン系樹脂として
は、ジメチルシロキサン。
ドロオキシエチレン尿素、ジメトキシメチロールジメト
キシエチレン尿素等が、また、シリコーン系樹脂として
は、ジメチルシロキサン。
アミノアルキルシロキサン等が使用できる。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例−1
経糸に綿100%、50/2糸、緯糸にポリブチレンテ
レフタレートC3Y(コア: 50d、PIITウーリ
ー加工糸、シース:綿)30/1糸を用いた組織の粗い
比較的厚手の織物を作成した。この織物は具体的には1
績で、糸の打込密度は、経91本/吋×緯80本1吋で
行った。
レフタレートC3Y(コア: 50d、PIITウーリ
ー加工糸、シース:綿)30/1糸を用いた組織の粗い
比較的厚手の織物を作成した。この織物は具体的には1
績で、糸の打込密度は、経91本/吋×緯80本1吋で
行った。
上記織物を常法に従い、連続漂白、ヒート、染色加工を
行ったが、この時、緯ストレッチ性を付与するため、マ
ーセライズ工程及び樹脂工程は、下記の条件で行った。
行ったが、この時、緯ストレッチ性を付与するため、マ
ーセライズ工程及び樹脂工程は、下記の条件で行った。
マーセライズ条件:
苛性濃度 20%
苛性温度 20℃
苛性浸漬時間 60秒
台 巾 90(樹
脂条件: グリオキザール系樹脂 15% 塩化マグネシウム 4% ポリエチレン系仕上剤 2% シリコーン系仕上剤 1.5%マーセライズ台
巾は原反中123C!lより27%狭い(10aIlと
し、無緊張状態で加工した。加工傷り織物の緯ストレッ
チ性は表−1の通りであり、綿タッチ風合のソフトな織
物が得られた。
脂条件: グリオキザール系樹脂 15% 塩化マグネシウム 4% ポリエチレン系仕上剤 2% シリコーン系仕上剤 1.5%マーセライズ台
巾は原反中123C!lより27%狭い(10aIlと
し、無緊張状態で加工した。加工傷り織物の緯ストレッ
チ性は表−1の通りであり、綿タッチ風合のソフトな織
物が得られた。
表−1
尚、テンシロンは、東洋ボールドウィン株式会社製の張
度計である。(以下同じ) 実施例−2 経糸に綿100%、 100/2、緯糸にポリブチレン
テレフタレートC3Y(コア: 50d、PBTウーリ
ー加工糸、シース:綿)33/1を用いた組織の粗い薄
手の織物を作成した。この織物は平織で、糸の打込密度
は、経109本/吋×緯80/吋で行った。
度計である。(以下同じ) 実施例−2 経糸に綿100%、 100/2、緯糸にポリブチレン
テレフタレートC3Y(コア: 50d、PBTウーリ
ー加工糸、シース:綿)33/1を用いた組織の粗い薄
手の織物を作成した。この織物は平織で、糸の打込密度
は、経109本/吋×緯80/吋で行った。
上記織物を常法に従って、連続漂白、ヒート。
染色加工を行った。加工条件は実施例−1と同様とした
が、マーセライズ台巾は、原反中136allより20
%少ない1101で実施した。加工傷り性能は、表−2
の通りで、上記と同様に緯ストレッチ性のあるソフトな
綿タッチ風合の織物が得られた。
が、マーセライズ台巾は、原反中136allより20
%少ない1101で実施した。加工傷り性能は、表−2
の通りで、上記と同様に緯ストレッチ性のあるソフトな
綿タッチ風合の織物が得られた。
表−2
実施例−3
経糸に綿100%、100/2、緯糸にポリブチレンテ
レフタレートCSY (コア: 50d、PBTウーリ
ー加工糸、シース:綿)40/1を用いて組織の粗い薄
手の織物を作成した。この織物は平織で、糸の打込密度
は、経90本/吋×緯80/吋で行った。
レフタレートCSY (コア: 50d、PBTウーリ
ー加工糸、シース:綿)40/1を用いて組織の粗い薄
手の織物を作成した。この織物は平織で、糸の打込密度
は、経90本/吋×緯80/吋で行った。
上記織物を常法に従って、連続漂白、ヒート。
染色加工を行った。加工条件は実施例−1と同様とした
が、マーセライズ台巾は、原反中1601より30%少
ない1101で実施した。加工傷り性能は表−3の通り
であり、実施例−1,2と同様に。
が、マーセライズ台巾は、原反中1601より30%少
ない1101で実施した。加工傷り性能は表−3の通り
であり、実施例−1,2と同様に。
緯ストレッチ性のあるソフトな綿タッチ風合の織物が得
られた。
られた。
織物は、強力も充分で、実用に耐ええるものである。
本発明は上述の通りであって、次のような効果のあるも
のである。
のである。
(1)ポリエステル系加工糸がコアに使用されているの
で、染色加工工程を経ることにより形態が安定する。
で、染色加工工程を経ることにより形態が安定する。
しかも、表面が綿の二層構造糸であることから、綿タッ
チを損なうことがない。
チを損なうことがない。
(2)セルロース繊維を使用した織物を、マーセラ゛イ
ズ加工により収縮させてストレッチ織物とする方法は、
ケミカルストレッチの手法として公知の技術であるが、
この手法によって得られたストレッチ織物は、ストレッ
チ性能が弱く実用に耐えるものではない。
ズ加工により収縮させてストレッチ織物とする方法は、
ケミカルストレッチの手法として公知の技術であるが、
この手法によって得られたストレッチ織物は、ストレッ
チ性能が弱く実用に耐えるものではない。
然し乍ら1本発明は、マーセライズ加工をストレッチ織
物を得る方法ではなく、織物を収縮させる手段として、
上記(1)の糸が保有する特性と、樹脂加工によるセル
ロース繊維の架橋作用及び織物を構成する結接点の滑り
を良くする作用により、良好なストレッチ性能を得られ
るものである。
物を得る方法ではなく、織物を収縮させる手段として、
上記(1)の糸が保有する特性と、樹脂加工によるセル
ロース繊維の架橋作用及び織物を構成する結接点の滑り
を良くする作用により、良好なストレッチ性能を得られ
るものである。
第1図は市販されている一般的な二成分複合糸(二層構
造糸)の断面形状を示す図、第2図はマーセライズ加工
によるセルロース繊維の形態変化を示す図、第3図は織
物を構成する経糸、緯糸の結接点の滑り状態を示す図で
ある。
造糸)の断面形状を示す図、第2図はマーセライズ加工
によるセルロース繊維の形態変化を示す図、第3図は織
物を構成する経糸、緯糸の結接点の滑り状態を示す図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コアーがポリエステル系加工糸でシースに綿を用い
た二成分複合糸と綿糸を製織して得た織物に、マーセラ
イズ加工を施して綿成分を収縮させた後、樹脂加工する
ことによりストレッチ性能を付与することを特徴とする
綿タッチのストレッチ織物の製造方法。 2 織物を横方向に無緊張状態又は無緊張に近い低緊張
状態にしてマーセライズ加工を施すことを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 樹脂加工に使用する樹脂は、グリオキザール系の樹
脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の方法。 4 樹脂加工に使用する樹脂は、グリオキザール系の樹
脂及びシリコーン系の樹脂であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004832A JPH02210070A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 綿タッチのストレッチ織物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004832A JPH02210070A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 綿タッチのストレッチ織物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02210070A true JPH02210070A (ja) | 1990-08-21 |
Family
ID=11594668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1004832A Pending JPH02210070A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 綿タッチのストレッチ織物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02210070A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030012470A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | (주)재영특수가공 | 방축성 레이온 및 그의 제조방법 |
KR100457680B1 (ko) * | 1997-08-20 | 2005-06-08 | 주식회사 휴비스 | 대전방지성과 흡습성이 우수한 스웨드조 폴리에스테르 직물의 제조방법 |
CN104562498A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-04-29 | 江苏瓯堡纺织染整有限公司 | 一种棉锦包芯纱浅色面料整理加工工艺 |
US20170058437A1 (en) * | 2015-06-11 | 2017-03-02 | CTW Development LLC | Parachute buffer material |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP1004832A patent/JPH02210070A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457680B1 (ko) * | 1997-08-20 | 2005-06-08 | 주식회사 휴비스 | 대전방지성과 흡습성이 우수한 스웨드조 폴리에스테르 직물의 제조방법 |
KR20030012470A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | (주)재영특수가공 | 방축성 레이온 및 그의 제조방법 |
CN104562498A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-04-29 | 江苏瓯堡纺织染整有限公司 | 一种棉锦包芯纱浅色面料整理加工工艺 |
US20170058437A1 (en) * | 2015-06-11 | 2017-03-02 | CTW Development LLC | Parachute buffer material |
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