JPH0220937Y2 - - Google Patents

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JPH0220937Y2
JPH0220937Y2 JP13186283U JP13186283U JPH0220937Y2 JP H0220937 Y2 JPH0220937 Y2 JP H0220937Y2 JP 13186283 U JP13186283 U JP 13186283U JP 13186283 U JP13186283 U JP 13186283U JP H0220937 Y2 JPH0220937 Y2 JP H0220937Y2
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bale
chamber
sensor
diameter
forming
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JP13186283U
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JPS6038546U (ja
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、刈り取つた牧草や藁等の刈り入物
をロール状のベールに成形するロールベーラーに
おいて、機枠内部のベール室で収集物が所定直径
のベールに圧縮成形されたことを検出するベール
成形感知装置に関する。
従来技術 ロールベーラーのベール成形感知装置は、特公
昭57−46806号公報や実公昭58−18692号公報に記
載された構造が知られている。
その構造は、機枠の左右側部へそれぞれ円弧状
に張設した2本のエンドレスチエン間にわたつて
一定間隔で横架した多数の搬送具でベール室の上
部弧状周囲を構成し、ベール室で圧縮成形される
ベールの直径増大によつて、エンドレスチエンの
テンシヨンスプロケツトが移動するのを利用して
ベール成形感知装置を回動させ、作業者がこれを
目視してベールの成形完了を知るようにしてい
る。
考案が解決しようとする問題点 前記構成では、作業者がベール成形感知装置の
目視確認を忘れると、ベールの直径が増大し過ぎ
て、大径のベールをベール室から取り出すことが
困難となつたり、ベール室の周囲を構成する搬送
具が曲がつたりすることになる。
そこで、本考案では、ベール室で圧縮形成され
るベールが所定の径となつたことを作業者に知ら
せるためのベール成形感知装置を、前記のテンシ
ヨンスプロケツトの移動を感知するセンサを設
け、このセンサの感知信号によつてランプやブザ
ー等を作動させてベール成形完了を表示するよう
にしたものであるが、単にテンシヨンスプロケツ
トが所定位置まで移動したことをセンサで感知す
るようにしたものであるので、センサーの信号出
力を知つてトワインをベール室内へ供給して梱包
すると、ベールの直径が梱包によつて小さくなり
テンシヨンスプロケツトが移動しセンサから離れ
て信号出力が断たれてベール成形感知装置の完了
表示機能が停止する。
このようなベールの梱包時にセンサの信号出力
が断たれるのを防ぐ手段としては、センサの信号
出力を保持する自己保持型のリレーを組み込むこ
とが考えられるが、ロールベーラーのような移動
作業車では、エンジンから電気信号用の電源を得
ているために、電圧変動が激しく該リレーが誤作
動する恐れがある。
問題点を解決するための手段 そこで、本考案では次の如く構成した。
すなわち、機枠1の左右側部に張設したエンド
レスチエン3,3にわたつて適宜間隔で横架した
多数の搬送具4でベール室5の弧状周囲を構成
し、ベール室5内で圧縮形成されるベール6の直
径増大をエンドレスチエンを張るテンシヨン7の
移動量で検出すべく構成したロールベーラーのベ
ール成形感知装置において、前記テンシヨン7と
センサ33との間に不安定切換機構9で支持した
感知体8を設け、テンシヨン7側に当接付勢させ
た該感知体8をベール6の直径増大に伴つてベー
ル6の所定径に対応する位置でセンサ33側へ切
り換わつてセンサ33を押すことでベールの成形
完了を検出すべくした。
考案の作用及び効果 ベール室5内で搬送具4によつて回転させられ
ながら圧縮されるベール6の直径が増大すると、
エンドレスチエン3,3を張るテンシヨン7が移
動してベールが所定径に達すれば、テンシヨン7
側に当接付勢させた感知体8がセンサ33側に切
り換わつてセンサ33を押してベールの成形完了
を知らせる電気信号が出るのであるが、感知体8
が不安定切換機構9で支持されているので、その
後、ベール6にトワインを巻き付けてベール6の
径が縮小しても、感知体8がセンサ33から離れ
て電気信号が断たれることがない。このため、一
旦ベール完了表示が表示されるとその表示が持続
されることになる。
実施例 次に、この考案を具体化した実施例を図面を、
参照しながら説明する。
駆動輪10と従動輪11とからなる走行装置1
2上に設けた機枠1は、固定した固定半割室13
とこの固定半割室13に対して上方へ跳ね上げて
内腔を開放可能にした可動半割室14とで構成
し、ハンドトラクタ15の前側に接続している。
固定半割室13の内腔には、第1図に示す如
く、ベール室5の下半部を形成すべく、前下方に
向けて開口した導入口16の下方に、搬入装置1
7と下部束ね用搬送装置18とを設け構成してい
る。この搬入装置17は、固定半割室13の左右
側部に張設したエンドレスチエン20,20に突
起付棒状の搬送具21,21…を適宜間隔で横架
して構成している。また、この搬入装置17は、
導入口16から前方へ延設し、その前端部がピツ
クアツプ装置19の後方に位置するよう配設して
いる。下部束ね用搬送装置18は、前記搬入装置
17と同様に左右に張設したエンドレスチエン
2,2に棒状の搬送具4,4…を適宜ピツチで横
架したもので、ベール室5の左右側を形成する半
割状側壁22,22の外側に敷設した湾曲レール
(図示省略)。にエンドレスチエン2,2が案内さ
れるようにしている。
可動半割室14には、上部束ね用搬送装置23
を設けるが、この上部束ね用搬送装置23は、前
記下部束ね用搬送装置18と同様に、可動半割室
14の左右側部に張設したエンドレスチエン3,
3に棒状の搬送具4,4…を適宜間隔で横架して
構成する。この上部束ね用搬送装置23のベール
室5内周面を構成する部分は、ベール室5の上半
部の左右側部を構成する半円状側壁44,44の
外側に敷設した湾曲レール(図示省略。)にエン
ドレスチエン3,3が案内されるようにしてい
る。また、エンドレスチエン3,3は、テンシヨ
ン7のスプロケツト24で張つている。このテン
シヨンスプロケツト24の支軸25は、第4図と
第5図に示すように、機壁26の孔45から外方
へ突出させ、この突出部を感知体8の長穴27に
遊挿している。
感知体8は、機壁26へ立設した支軸28へ回
動自在に枢着したもので、この感知体8へ突設し
た引掛ピン29と機壁26に突設した引掛ピン3
0との間に引張ばね31を張架している。32
は、テンシヨンスプロケツト支軸25に当接させ
る調節ボルトで、支軸25が感知体8を押すタイ
ミングを調節する。
第4図において、テンシヨン7の支軸50と感
知体8の支軸28とを結ぶ直線Bの近傍に引掛ピ
ン29,30を設け、引掛ピン29が該直線Bを
越えると引張ばね31で感知体8が揺動するよう
にしている。支軸25が調節ボルト32を押しな
がら引掛ピン29が該直線B上に来た位置が、ベ
ール6の所定直径位置となるようにしている。第
4図の状態は、ベール6が所定直径となつて感知
体8がセンサ33側へ揺動した状態であるが、こ
の状態では、スプロケツト24の支軸25が感知
体8の長穴27に当接しない状態となるようにし
ている。
この状態で感知体8がセンサ33を押し続ける
が、ベール6へのトワイン巻き掛けが完了して、
可動半割室14を上方へ回動してベール室5を開
くと、エンドレスチエン3が緩みテンシヨン7が
移動し、スプロケツト24の支軸25が感知体8
の長穴の内周縁に当接して感知体8を元の位置に
揺動復帰させることになる。
上部束ね用搬送装置23は上部カバー34で覆
い、下部束ね用搬送装置18とハンドトラクター
15との間には仕切板35を設けている。
前記上部束ね用搬送装置23の終端側反転スプ
ロケツト36,36の回転軸37は、固定半割室
13と可動半割室14とを連結する枢軸を兼ね、
可動半割室14が、ベール室5を開放してベール
搬出用空間を形成する揺動停止位置C(第3図参
照)まで揺動できるようにしている。可動半割室
14の前方寄り下方には、固定半割室13との間
に引張ばね38を張架して錠止手段39を非錠止
状態としたときに可動半割室14が自動的に上方
へ跳ね上がるようにしている。
錠止手段39は、第3図に示す如く、揺動操作
レバー40の先端に鉤部41を形成し、この鉤部
41に対応する係合部42を固定半割室13に形
成している。
次に、前記実施例における作用状態を説明す
る。ピツクアツプ装置19で拾い上げられた刈り
入物は、搬入装置17の先端部へ供給され、導入
口16を通過してベール室5内へ導かれる。ベー
ル室5内の刈り入物は、下部束ね用搬送装置18
と上部束ね用搬送装置23とでロール状に束ねら
れ、ベール6が所定直径となれば、テンシヨン7
の移動をセンサ33で感知して、ランプやブザー
で作業者に知らせ、その後、機体の走行を停止さ
せ、トワイン収納箱43から引き出されたトワイ
ンでベールが梱包される。梱包が終了すれば、搬
入装置17、上部束ね用搬送装置23と下部束ね
用搬送装置18を停止させた後、錠止手段39を
非錠止状態として可動半割室14を上方へ跳ね上
げてベール室5を開放状態にする。ベール6は、
固定半割室13側へ残つているので、ロール状に
成形されたベール6を作業者が引き上げて側方へ
取り出す。その後、可動半割室14を引き上げて
錠止手段39を錠止させて、次の作業を行えるよ
うにする。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の実施例を示すもので、第1図
は一部を破断した正面図、第2図は一部を破断し
た平面図、第3図は一部の正面図、第4図は一部
の拡大正面図、第5図は第4図におけるD−D断
面図である。 1……機体、3……エンドレスチエン、4……
搬送具、5……ベール室、6……ベール、7……
テンシヨン、8……感知体、9……不安定切換装
構、33……センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠1の左右側部に張設したエンドレスチエン
    3,3にわたつて適宜間隔で横架した多数の搬送
    具4でベール室5の弧状周囲を構成し、ベール室
    5内で圧縮成形されるベール6の直径増大をエン
    ドレスチエン3を張るテンシヨン7の移動量で検
    出すべく構成したロールベーラーのベール成形感
    知装置において、前記テンシヨン7とセンサ33
    との間に不安定切換機構9で支持した感知体8を
    設け、テンシヨン7側に当接付勢させた該感知体
    8をベール6の直径増大に伴つてベール6の所定
    径に対応する位置でセンサ33側へ切り換わつて
    センサ33を押すことでベールの成形完了を検出
    すべくしてなるロールベーラーのベール成形感知
    装置。
JP13186283U 1983-08-25 1983-08-25 ロ−ルベ−ラ−のベ−ル成形感知装置 Granted JPS6038546U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13186283U JPS6038546U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 ロ−ルベ−ラ−のベ−ル成形感知装置

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Publication Number Publication Date
JPS6038546U JPS6038546U (ja) 1985-03-16
JPH0220937Y2 true JPH0220937Y2 (ja) 1990-06-06

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JP13186283U Granted JPS6038546U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 ロ−ルベ−ラ−のベ−ル成形感知装置

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