JPH0333237Y2 - - Google Patents

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JPH0333237Y2
JPH0333237Y2 JP11702786U JP11702786U JPH0333237Y2 JP H0333237 Y2 JPH0333237 Y2 JP H0333237Y2 JP 11702786 U JP11702786 U JP 11702786U JP 11702786 U JP11702786 U JP 11702786U JP H0333237 Y2 JPH0333237 Y2 JP H0333237Y2
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JP
Japan
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machine frame
bale
movable
side wall
bale chamber
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JP11702786U
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JPS6323943U (ja
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、脱穀装置で脱穀された排藁や刈り倒
した牧草等の収集物をロール状に圧縮梱包するロ
ールベーラに関する。
従来技術 ロールベーラとして、特開昭59−196012号公報
や特開昭60−30617号公報等に記載された構造が
知られている。
これらの構造は、収集物をロール状に圧縮成形
するベール室を、固定機枠と可動機枠との内部に
形成し、ベール成形が完了すれば可動機枠を外方
へ回動してベール室を開放し、露出したベールの
一部を持つてベールを引き出すようにしている。
考案が解決しようとする問題点 前記のロールベーラで、圧縮成形が完了したベ
ールをベール室から取り出すのは、困難である。
この原因は、ベールが膨らんでベール室の左右
側壁間に挟み込まれているためである。
そこで、ベール取出の際に側壁が外方へ移動し
てベールの取り出しを行い易くする考案が実公昭
57−45792号公報に記載されているが、側壁を外
方へ移動するための構造が複雑である。
本考案では、ベール室の側壁が固定のままで、
ベール成形に支障が無く、ベール取出が容易に行
えるようにするものである。
問題点を解決するための手段 このため、本考案では、収集物をロール状に圧
縮成形するベール室5の左右側部を形成する側壁
20,26を、固定機枠16側に取り付けた固定
側壁20と、可動機枠17側に取り付けた可動側
壁26とに分割し、可動機枠17と共に可動側壁
26を外方へ移動してベール室5を開放すべく構
成したロールベーラにおいて、固定側壁20と可
動側壁26とのそれぞれの左右間隔が、両側壁2
0,26の分割側端縁27に向つて順次幅広くな
るよう構成した。
考案の作用及び効果 ベール室5へ取り込まれた収集物は、両側部に
固定した側壁20,26間で、束ね装置による回
転圧縮作用を受けるのであるが、両側壁20,2
6の左右間隔が分割側端縁27に向つて順次幅広
くしているので、側壁20,26に対して強く接
触するのが部分的で収集物のベール室5内での回
転が円滑になり、分割側端縁27に働く側圧が他
の周縁部よりも弱くなるため、ベール室5を開放
した際に、ベールが側圧の弱い分割側端縁27に
向けて移動し易く、ベールの取出が容易になるの
である。
実施例 次に、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
クローラー1からなる走行装置を装備した機台
2の前方にはピツクアツプ装置3を、機台2上に
はピツクアツプ装置3に連ねて搬送装置4を設け
ると共に、収集物をロール状に圧縮成形するベー
ル室5を搭載する。又、機台2上には、ベール室
5の側方に原動機6を搭載し、操縦部7を設けて
いる。
ピツクアツプ装置3は、回転ドラム8からクラ
ンクフインガー9が出没して収集物を拾い上げる
ようにしている。10は、その覆枠である。
搬送装置4は、左右側部において前後の回転軸
に取り付けたスプロケツト11,12に巻き掛け
たエンドレスチエン13,13に棒状の搬送具1
4と突起付棒状搬送具15とを一定間隔で横架し
ていて、ピツクアツプ装置3によつて拾い上げた
収集物をベール室5内へ送り込むようにしてい
る。この搬送装置4の後部はベール室5内へ入り
込み、束ね作用をするようにしている。
ベール室5は、前側の固定機枠16と後側の可
動機枠17との内部に形成したもので、固定機枠
16側に、取入口18と前記搬送装置4の後部側
及び該取入口18上方に設ける二本の束ね用ロー
ル19,19と、左右側部に固定の半円状側壁2
0,20とでベール室5の前半部を形成し、可動
機枠17側には、左右側部において上下の回転軸
21,22へ取り付けたスプロケツト40,41
に巻き掛けたエンドレスチエン23,23に一定
間隔で搬送具24を横架し内腔側が弧状に湾曲し
た束ね装置25と、左右側部に固定の半円状の側
壁26,26とでベール室5の後半部を形成して
いる。
可動機枠17は上方の回転軸21で固定機枠1
6に枢着していて、前後の半円状側壁20,26
の分割側端縁27から分離して上方へ回動しベー
ル室5を開放するようにしている。
28は覆枠で、開閉用の取手29を取り付けて
いる。
束ね装置25の搬送具24は、第5図の如く、
棒状のパイプからなる棒状体30とコ字型に屈曲
させた板状体31とを一体的に固着した構造、あ
るいは、第6図の如く、板状体31の一部をパイ
プ状に丸めて棒状体30を形成した構造で、ベー
ル室5から収集物が漏れ出るのを防止している。
半円状側壁20,26は、第4図に示す如く、
周縁部32から分割側端縁27に向かつて左右間
隔を広げている。
可動機枠17の下部には、クローラー1の上を
覆いベール室5からベールが転がり落ちるのを案
内する案内板33を設けている。
34はベールへ巻き付けるトワイン、35はト
ワインの供給装置である。36は、覆枠である。
ピツクアツプ装置3によつて拾い上げられた収
集物は、搬送装置4に引き継がれて後方へ搬送さ
れ、取入口18からベール室5内に供給される。
ベール室5内に供給された収集物は、搬送装置
4の後端部、束ね装置25、束ね用ロール19,
19の送り作用によつて矢印イ方向へ回転させら
れながらロール状に圧縮成形され、トワイン供給
装置35から繰り出されるトワイン34によつて
梱包される。
成形ベールを取り出す際には、取手29を持つ
て可動機枠17を回転軸21を中心に上方へ回動
させると、ベール室5の後下方部分が大きく開口
されて成形ベールが案内板33上を転がりながら
放出される。この際に、側壁20,20が後方へ
向かつて順次拡開されているので、成形ベールの
取出が容易である。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は側断面図、第2図は平面図、第3図は背
面図、第4図は第1図におけるA−A断面図、第
5図は一部の斜視図、第6図は別実施例を示す一
部の斜視図である。 5……ベール室、16……固定機枠、17……
可動機枠、20……固定側壁、26……可動側
壁、27……分割側端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収集物をロール状に圧縮成形するベール室5の
    左右側部を形成する側壁20,26を、固定機枠
    16側に取り付けた固定側壁20と、可動機枠1
    7側に取り付けた可動側壁26とに分割し、可動
    機枠17と共に可動側壁26を外方へ移動してベ
    ール室5を開放すべく構成したロールベーラにお
    いて、固定側壁20と可動側壁26とのそれぞれ
    の左右間隔が、両側壁20,26の分割側端縁2
    7に向つて順次幅広くなるよう構成したことを特
    徴とするロールベーラ。
JP11702786U 1986-07-29 1986-07-29 Expired JPH0333237Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11702786U JPH0333237Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11702786U JPH0333237Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323943U JPS6323943U (ja) 1988-02-17
JPH0333237Y2 true JPH0333237Y2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=31002167

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JP11702786U Expired JPH0333237Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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JPS6323943U (ja) 1988-02-17

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