JP3539516B2 - ロールベーラのベール成形感知装置 - Google Patents
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- A01F15/00—Baling presses for straw, hay or the like
- A01F15/07—Rotobalers, i.e. machines for forming cylindrical bales by winding and pressing
- A01F15/071—Wrapping devices
- A01F2015/076—Wrapping device incorporating sensors
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、刈り倒した牧草や脱穀して地上へ放置した排藁等の収集物を収集してロール状のベールに圧縮して梱包するロールベーラで、梱包するベールの大きさを変更可能にしたものである。
【0002】
【従来技術】
ロールベーラは、機体の走行によって収集物をベール成形室内に取り込み、回転させながらロール状に圧縮する。ベール成形室に収集物が充満し径が増大するのを感知してブーザー等でベールの圧縮が完了したことを示すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のベール成形感知装置は、ベールの成形が完了したらブザーが鳴るが、しばらく放置するとブザーの鳴りが止んだり、一旦ベールの取り出し作業を行った後に再度収集作業を行った際にベール成形完了のブザーが鳴らなかったりすることがあり、確実にベール成形完了を知らせるものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、ベール成形室1で圧縮される収集物の径が増加するに伴って外方から内方へ直線的に移動するスプロケット2と共に動くベール径指示具3を設け、該ベール径指示具3の移動範囲にあって該指示具3が当接すると移動範囲外へ逃げながらセンサ作動位置イへ移動するセンサ作動具4を設け、指示具3が更に内方へ移動している間にセンサ作動具4が元の位置に復帰するのを阻止する復帰阻止手段5を設けてロールベーラのベール成形感知装置。
【0005】
【発明の作用及び効果】
本発明のロールベーラは、ベール成形室1内で収集物が圧縮され径が増加するに伴ってテンションスプロケット2が内方へ移動するのを感知してブザー等を鳴らすようにしたものであるが、そのベール成形感知装置は、スプロケット2と共に動くベール径指示具3を設け、この指示具3が当るとセンサ作動位置へ移動するセンサ作動具4を設けたもので、指示具3がセンサ作動具4に当接してさらにベール径増加方向へ移動しても作動具4が元の位置に復帰するのを阻止する復帰阻止手段5を設けているので、ブザーの鳴りが止んだり、次のベール成形感知作動に支障を与えることを防ぐことができることになる。
【0006】
【実施例】
次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
ロールベーラの全体構成は、図3と図4に示す如く、クローラ10からなる走行装置11を装備した走行機台12の前方にピックアップ装置13を設け、走行機台12上に搭載した固定機枠14と可動機枠15との内部にベール成形室1を形成し、このベール成形室1とピックアップ装置13との間に搬入装置16を設けている。走行機台12上の固定機枠14と可動機枠15との側部には、内部に原動機を搭載した原動枠17を設けている。
【0007】
ピックアップ装置13は横方向に配列した複数の円弧状ガイド環18の各配列間隙から突出させた掻上杆19が下方から前上方へ向けて回動して地上に散在する牧草や排藁等の収集物を上方へ拾い上げるようにしたもので、掻上杆19を枢支した円板90を円弧状ガイド環18の左右両外側部に立設した側枠20に横架した回転軸91に固着し、側枠20を搬入装置16の先端回転軸23に枢支して、掻上杆19の先端が地面に接近して回転する収集作用位置と上方の格納位置との間で全体が上下動するようにしている。尚、ピックアップ装置13の上下動は、原動枠17の側部に設けた昇降レバー24の回動操作によって行えるようにしている。
【0008】
搬入装置16は、前方のピックアップ装置13で地上から拾い上げた収集物を後方のベール成形室1内へ送り込むこので、前後の回転軸23,25の左右側部に取り付けたスプロケット26,27にエンドレスチェン28を巻き掛け、この左右のエンドレスチェン28,28にパイプ状の搬送杆9を密な間隔で横架した構成である。
搬入装置16の上方には、固定機枠14の左右側板間に横架した支軸29に所定間隔で取り付けた押え板30の下端縁と該押え板30の先端に取り付けたピアノ線31とで収集物を搬入装置16上へ押さえ付けるようにしている。又、搬入装置16の前部には、前記ピックアップ装置13の飛散防止板21に取り付けたピアノ線32で収集物を押さえ付けるようにしている。
【0009】
固定機枠14は、走行機台12上に固定し、後部の可動機枠15を上部の枢支軸33で枢支して、固定機枠14と可動機枠15との間に介装した油圧シリンダ(図示省略)を伸長すると可動機枠15が上方へ回動して内部のベール成形室1を開放し、ロール状に圧縮梱包されたベールを後方へ転がり出させるようにしている。
固定機枠14と可動機枠15の内部には、固定機枠14側の取込口34の上方に横架した回転軸35と可動機枠15の後下部に横架した回転軸36の左右側部に取り付けたスプロケット37,38に巻き掛けたエンドレスチェン7,7に一定間隔でパイプ状の搬送杆8を横架し、内腔側を半円状側壁40,41に設けた円弧状のチェンガイドに沿わせて、外周側を2つのガイドスプロケット71,72と1個のテンションスプロケット2によって移動するようにして、ベール成形圧縮装置を構成している。つまり、左右の側壁40,41とベール成形圧縮装置の搬送杆8とで円筒状のベール成形室1が形成されている。
【0010】
テンションスプロケット2は、ベール成形室1内のベールの径が増加するに伴って外側から内方へ移動するので、このスプロケット2の位置によってベール径が判断でき、適宜の位置で収集の取込みを停止してトワインをベールに巻き付けることで梱包したベール径を任意のものとすることができる。
固定機枠14と可動機枠15の外周はそれぞれ覆板42,43で覆って、収集物と一緒にベール成形室1内へ入り込んだ粉塵が外方へ飛散しないようにしている。
固定機枠14の前側で搬入装置16の上方には、トワイン供給装置45を設け、ベール成形室1でロール状に圧縮されたベールにトワインTを供給して外周に螺旋状に巻き付けて梱包する。
【0011】
図1と図2に示すは、テンションスプロケット2の移動機構とベール成形感知装置を示すもので、テンションスプロケット2を軸支した取付ブロック46が、ベール成形室1の中心から放射方向へ向ってスライド可能にガイド枠47に嵌合され、側壁48に形成した長穴49の移動可能範囲で内外へ移動するようにしている。取付ブロック46は、ばね50で外方に向けて弾発されている。ばね50の受座51は、ガイド枠47に枢支した調整ネジ52を回動することで内外に移動して取付ブロック46を押す弾発力を調整できるようにしている。取付ブロック46から側部へ向けて長穴49の長手方向に沿うガイド部56を有するベール径指示具3を突設していて、スプロケット2の移動が分かるようにしている。
【0012】
ガイド枠47の側部には、スプロケット2の移動方向と平行な状態にロッド53を側壁48に支軸90,91で枢支したリンク54,55に枢支して取り付けている。ロッド53には前記ベール径指示具3が当接するセンサ作動具4を嵌合してネジ58で固定位置変更可能に設けている。
一方のリンク55には、上部のセンサ57に向けて延びるセンサ作動片61を突設し、ばね59を側壁48との間に張架し揺動するようにしている。60はリンク55の回動範囲を規制するピンである。
また、可動機枠15の側壁48には、前記リンク55のセンサ作動片61に係合する位置を屈曲して係合部80を形成した六角軸75を取付枠76にスライド可能でかつばね77によって固定機枠14側へ向けて弾発して取り付けている。固定機枠14の側壁78には六角軸75の先端を受ける受台79を取り付け、ベール成形室1を閉じている間は、六角軸75の係合部80がセンサ作動片61から離れており、可動機枠15を上方へ回動してベール成形室1を開くと六角軸75の係合部80がセンサ作動片61に係合してセンサ57を押圧する状態から引き離すようになる。
【0013】
テンションスプロケット2は、ベール成形室1内が空の場合には図1の最外側位置に有って、ベール成形室1内に収集物が入ってロール状のベールに圧縮されベール径が増大するに伴って内方に移動し、ベール径指示具3がセンサ作動具4に当りリンク55を回動してセンサ作動片61がセンサ57に当接し、ブザーを鳴らしてベール成形完了を報知する。
従って、センサ作動具4の位置を外方にするとベール径が小径でブザーが鳴り、内方にするとベール径が大径でブザーが鳴ることになる。
ベール径指示具3のガイド部56は、一旦センサ57を押圧する位置に回動したリンク55が元に戻るのを防ぐ復帰阻止手段5で、センサ作動具4側にこれと平行にガイド部を設けて元に戻るのを防ぐようにすることでもよい。
【0014】
固定機枠14の後下部には、ベール成形室1から転がり出るベールを走行装置11の後部へ案内する案内板65を設けている。
固定機枠14の可動枠17側には隔壁81を設けて原動側から作業者の足などが可動機枠15の回動範囲内に入り込まないようにしている。
原動枠17の後上部には、トワイン供給装置45の駆動を断続するのとベール成形室1を開閉するのを1本で行えるようにした作業・開閉兼用レバー66、左右の走行装置11の駆動を断続して旋回方向を変えるサイドクラッチレバー67,67、走行速度を変える変速レバー68及び走行装置11の駆動を断続する走行クラッチレバー69を設けて原動枠17の後部に位置した作業者が操縦を行えるようにしている。
70は座席、71は足置台である。
【0015】
以上の如く構成したロールベーラで収集作業を行うには、次の如くする。
ピックアップ装置13、搬入装置16、ベール成形圧縮装置4を駆動しながら走行装置11を走行させると、地面上に散在する収集物がピックアップ装置13で搬入装置16上へ拾い上げられ搬入装置16でベール成形室1内へ送り込まれ、ロール状のベールに圧縮成形される。
ベール成形室1内でベールが所定径に圧縮されると、走行装置11を停止してトワイン供給装置45を駆動してトワインTをベール成形室1内へ送り込み、トワインTをベールの外周に螺旋状に巻き付けて梱包する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の部分拡大側面図である。
【図2】本発明実施例の部分拡大側面図である。
【図3】実施例の全体側断面図である。
【図4】実施例の全体平面図である。
【符号の説明】
1 ベール成形室
2 テンションスプロケット
3 ベール径指示具
4 センサ作動具
5 復帰阻止手段
イ センサ作動位置
Claims (1)
- ベール成形室(1)で圧縮される収集物の径が増加するに伴って外方から内方へ直線的に移動するスプロケット(2)と共に動くベール径指示具(3)を設け、該ベール径指示具(3)の移動範囲にあって該指示具(3)が当接すると移動範囲外へ逃げながらセンサ作動位置(イ)へ移動するセンサ作動具(4)を設け、指示具(3)が更に内方へ移動している間にセンサ作動具(4)が元の位置に復帰するのを阻止する復帰阻止手段(5)を設けてなるロールベーラのベール成形感知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20060395A JP3539516B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ロールベーラのベール成形感知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20060395A JP3539516B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ロールベーラのベール成形感知装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0923739A JPH0923739A (ja) | 1997-01-28 |
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Family
ID=16427116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20060395A Expired - Fee Related JP3539516B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ロールベーラのベール成形感知装置 |
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1995
- 1995-07-12 JP JP20060395A patent/JP3539516B2/ja not_active Expired - Fee Related
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