JPH02208342A - 光ディスク基板 - Google Patents

光ディスク基板

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JPH02208342A
JPH02208342A JP1029175A JP2917589A JPH02208342A JP H02208342 A JPH02208342 A JP H02208342A JP 1029175 A JP1029175 A JP 1029175A JP 2917589 A JP2917589 A JP 2917589A JP H02208342 A JPH02208342 A JP H02208342A
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JP
Japan
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substrate
optical disc
base
resin
injection molding
Prior art date
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Application number
JP1029175A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Manabe
真鍋 健二
Masahiro Niwano
庭野 正廣
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、樹脂製光ディスク基板に関する。
特に射出成形により製造され光磁気記録媒体に適用可能
な複屈折の小さい基板に関するものである。
〈従来の技術〉 樹脂材料から成形された光ディスクの基板については、
幾多の提案、実績があり、その材質によって、種々の長
所、短所がある。
米国特許4,373,065号公報については、正反対
の光学的異方性を有するが、完全に相溶する2種のポリ
マーを、その光学的異方性を丁度打ち消しあう組成で混
合し、実質的に複屈折性がゼロになるような光学的に等
方性の樹脂からなる光学的記録素子について開示されて
いる。
更に該公報には、正反対の光学的異方性を有するポリマ
ーとしてポリフェニレンエーテルとポリスチレンを用い
た系について、その光学的異方性が丁度打消される組成
の混合物からつくったフィルムに応力をかけて延伸、配
向させても複屈折を生じないことが示されている。
また特開昭62−240901号公報には、芳香族ビニ
ル単量体を主体とする重合体部分と、ポリフェニレンエ
ーテル部分よりなる光学素子に関し、両者の分子量と組
成を調製することにより、射出成形法によっても、複屈
折の非常に小さい光学素子が製作できることを開示され
ている。
〈発明が解決しようとする課題〉 光ディスク基板としては、複屈折として観測される光学
的異方性が少ないことが要求されると共に、記録再生時
のキャリアー雑音比(以下C/N比という)が充分大き
いことが要望される。
前述した米国特許4,373,065号公報に開示のあ
るポリマー組成物を原料として射出成形法により、光デ
ィスク基板のごとき光学材料を製作した際、該光学材料
の複屈折が著しく小さくなることについては示されてい
ないし、事実、該ポリマー組成物のすべてにわたって複
屈折が著しく小さくなるわけではない。
また、特開昭62−240901号公報には、特定され
たポリマー組成物を原料とし射出成形によりディスク基
板を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 すなわち本発明は、芳香族ビニル単量体を主構成単位と
する重合体部分が50〜70重量部、及びポリフェニレ
ンエーテル部分が50〜30重量部からなる樹脂組成物
を射出成形して得られる光ディスク基板において、該基
板の径方向の平均屈折率をNx、該基板の面に対して垂
直な方向の平均屈折率をNZ、|Nxの方向とNzの方
向との双方に垂直な方向の平均屈折率をNyとした際、 Nx−Ny  |≦2×10−5 Nx−Nz1|≦2×10−’ Ny−Nz1|≦2×10−’ の条件を満たすことを特徴とする光ディスク基板である
樹脂組成物を射出成形して得られる光ディスク基板にお
いて、該基板の径方向の平均屈折率をNx、該基板の面
に対して垂直な方向の平均屈折率Nz、Nxの方向とN
zの方向の双方に得られる光ディスク基板を製作した際
の該光ディスク基板の複屈折性が3次元的に著しく小さ
くなることについては、具体的に示されていない。
また近年、消去・再書き込み可能な光磁気ディスクのデ
ィスク基板をプラスチックで製造する試みが進められて
いる。
このように光磁気方式の光ディスクにおいては、記録さ
れている情報を読みこむ際、偏光されたレーザー光をレ
ンズで記録媒体上に焦点を結び、反射してもどってくる
カー効果によるレザー光のわずかな偏光の旋回を検知し
て情報を読みこむため、斜め方向から入射した光に対し
ても複屈折を生じにくい光ディスク基板を用いる必要が
ある。
本発明はかかる事情に鑑み、射出成形によっても、垂直
入射光に対する複屈折が小さく、また斜め入射光に対す
る複屈折が小さく、ひいてはC/N比が大きく、かつ耐
熱性が高く機械強度のバランスがよく、寸法安定性の優
れた、光垂直な方向の平均屈折率をNyとした際、IN
x−Nylは、該基板面に垂直の入射光に対する複屈折
を表わし、l|Nx−Ni1と1NyNzlは、それぞ
れ該基板面の斜めの入射光に対する複屈折と相関を示す
指標である。
本発明では、1Nx−Ny lは2X10−’以下であ
ることが好ましく、更に好ましくは1×10−5以下で
ある。
Nx−Nylが2X10−’を越えると、レーザー光が
基板に対して垂直に入射した時のりタープ−ジョンが1
.21の板厚のもので24nmを越えるほどにもなるの
で好ましくない。
また、l|Nx−Ni1.1Ny−NZIは両者とも2
X10−’以下であることが好ましい。
Nx−Nz1.1Ny−Nzlが2X10−’を越える
と、基板表面の垂直方向に対し30゜傾斜させた方向か
ら入射するレーザー光に対する、平均的なりタープ−ジ
ョンが20nmを越えるとともに、特にC/N比が低下
することから好ましくない。
本発明の芳香族ビニル単量体を主構成単位とする重合体
部分と、ポリフェニレンエーテル部分とからなる樹脂組
成物とは、これら2つの重合体の混合物、これら2つの
重合体部分からなるブロック共重合体もしくはグラフト
共重合体、またはこれら該混合物、該共重合体の混合物
である。
芳香族ビニル単量体単位を主構成単位とする重合体とは
、芳香族ビニル単量体単独重合体、及び芳香族ビニル単
量体単位を50重量%以上含有する共重合体であって、
芳香族ビニル単量体としては、例えばスチレン、α〜メ
チルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、O−クロルスチレン、m−クロルスチレン、p−ク
ロルスチレン、m−ブロモスチレン、pブロモスチレン
、等が挙げられ、特にスチレンが好適に用いられる。
また芳香族ビニル単量体と共重合する単量体の例として
は、不飽和ニトリル類例えばアクリロニトリル、メタク
リロニトリル;メタクリルまた芳香族ビニル単量体単位
を主構成単位とする重合体の溶融流動性は230℃、3
.8 kg荷重でのメルトフローレート(VFR)が0
.5〜200であることが好ましく、更に2〜100が
好ましい。
200を越えると機械的強度が低下することから好まし
くなく、また0、5よりも小さいと複屈折を低減するの
が困難になることがら好ましくない。
芳香族ビニル単量体単位を主構成単位とする重合体の製
造方法としては、ラジカル開始剤を用いた塊状重合、懸
濁重合、乳化重合、溶液重合のいずれでもよいが、生産
性及び不純物の混入の少ない重合体を得る目的からは塊
状重合または懸濁重合が好ましい。
ラジカル開始剤としてはラウロイルパーオキシド、ヘン
シイルバーオキシド、ジーtert−ブチルパーオキシ
ド、ジクミルパーオキシド等の過酸化物、2,2” −
アゾビスイソブチロニトリル、i、i’  −アゾビス
(1−シクロヘキサ酸アルキルエステル類、例えばメタ
クリル酸メチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリ
ル酸1so−プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタ
クリル酸シクロヘキシル;アクリル酸アルキル類、例え
ばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プ
ロピル、アクリル酸ブチル等が挙げられ、更にメタクリ
ル酸、アクリル酸、無水マレイン酸、無水シトラコン酸
、Nメチルマレイミド、N−フェニルマレイミド等が挙
げられる。
これら共重合する単量体は各々単独もしくは混合して使
用することができるが、芳香族ビニル単量体との共重合
体及びこれとポリフェニレンエーテルとからなる樹脂材
料の透明性を阻害しない範囲で、組合せ及び使用割合を
調節すれば良い。
芳香族ビニル単量体は単量体混合物中50重量%以上で
あることが好ましく、50重量%以下では得られる樹脂
の吸湿性が大きくなることから好ましくない。
ンカルボニトリル)等のアゾ化合物を挙げることができ
る。
また分子量を制御するため、必要であれば、連鎖移動剤
としてter t−ブチル、n−ブチル、n−オクチル
、n−ドデシル及びter t−ドデシルメルカプタン
等を添加すれば良い。
重合温度は一般に50〜150℃の範囲で行われる。
本発明でいうポリフェニレンエーテル部分は、一般式、 (但し、R1、R2、R3、R4は水素、ハロゲンまた
は炭化水素基を示す。) で表わされる繰返し単位を有する重合体部分である。
該ポリフェニレンエーテルはフエ/ −ル頻単量体を酸
化カップリングにより重合した重合体として、銅系また
はマンガン系触媒を用いた公知の方法(例えば特公昭3
6−18692号公報、特公昭47−36518号公報
)により容易に製造されるものである。
このポリフェニレンエーテルの具体例は、ポリ (2,
6−シメチルー1.4−フェニレン)エーテル、ポリ 
(2−メチル−6−エチル−14−フェニレン)エーテ
ル、ポリ (2−メチル6−ブロビルー1,4−フェニ
レン)エーテル、ポリ (2,6−ジプロビルー1,4
−フェニレン)エーテル、ポリ (2−メチル−6−フ
ロム−1,4−フェニレン)エーテル等が挙ケられ、特
にポリ (2,6−シメチルー1,4フエニレン)エー
テルカ好マシイ。
このポリフェニレンエーテルは、エンジニアリングプラ
スチノクとして一般に用いられているものも使用可能で
あるが、より低分子量のものが適している。
つまりポリフェニレンエーテルの平均分子量は、重合体
の極限粘度(クロロポルム、25”C] j ることで容易に判定される。
充分満足される混合状態を得るため、混合温度を高める
、混合時間を延長する、更に剪断力を高めるといった方
法が採用される。
更に溶融混合において再重合体のガラス転移温度を低下
せしめて混合を容易なものとするため可塑剤として有機
溶剤を少量用いることもできる。
有機溶剤としては後述の溶液混合法にて用いられる有機
溶剤を用いることができ、混合終了後、用いた有m溶剤
を蒸発除去すれば良い。
溶液混合法は再重合体を有機溶剤に溶解して少なくとも
1重量%の溶液とし、攪拌混合により均一混合液とした
後有機溶剤も蒸発除去するか、または均一混合液に再重
合体の貧溶剤を入れて、混合された再重合体を析出させ
て得る方法である。
好適な有機溶剤としては、クロロポルム、塩化メチレン
、塩化エチレン、トルエン、ヘンゼン、クロロヘンゼン
等を挙げることができ、までの測定値)で表わして、0
.1〜1.0でも用いることができるが、0.3〜0.
5が良い。
0.3より小さいと光ディスク基板の機械的強度が小さ
くなる。
また垂直入射光に対しての複屈折及び、特に斜め入射光
に対しての複屈折をより小さくするためには、0.5以
下が好ましい。
本発明の樹脂組成物を、芳香族ビニル単量体単位を主構
成単位とする重合体と、ポリフェニレンエーテルを混合
して得るには、溶融混合もしくは溶液混合が適している
溶融混合は、ポリフェニレンエーテルのガラス転移温度
以上にて押出機、バンバリーミキサ、ニーダーブレンダ
ー、加熱ロール等の混合機械を用いて高剪断下行われる
混合度合いは再重合体が互いに約1μ以下にまで分散混
合されることが好ましく、更に分子スケールまで混合さ
れることが好ましい。
混合状態が分子スケールにまで達したかどうかは混合物
のガラス転移温度が唯一のものとな1ま た貧溶剤としては、メタノール、エタノール、プロピル
アルコール、n−ヘキサノ、n−ペンタン等を挙げるこ
とができる。
芳香族ビニル単量体単位を主構成単位とする重合体部分
と、ポリフェニレンエーテル部分とからなるブロック共
重合体あるいはグラフト共重合体は、一方の重合体の存
在下に他方の単量体を重合して得られる。
具体的には、特公昭42−22069号、同47−]、
210号、同47−47862号、同52−38596
号の各公報等に記載された方法等により、ポリフェニレ
ンエーテルの存在下、芳香族ビニル単量体を主体とする
単量体を重合する、または芳香族ビニル単量体単位を主
体とする重合体の存在下に、フェノル類単量体を酸化カ
ップリング重合してグラフト重合体あるいはブロック共
重合体を製造することができる。
芳香族ビニル単量体単位を主構成単位とする重合体部分
と、ポリフェニレンエーテル部分との割合は前者が50
〜70重景%であり、後者が50〜30重量%である。
ポリフェニレンエーテル部分が30重量%未満または5
0重量%を越えると、光ディスク基板の斜め入射光に対
する複屈折が充分低くならない。
その上30重量%未満では、耐熱性も充分でなくなる。
本発明の光学式ディスク暴板を得る成形法として射出成
形法は、一般に樹脂組成物から成形物を生産するのに最
も一般的で最も生産性の高いものとして周知である。
つまりここでいう射出成形法とは、閉鎖している金型キ
ャビティに溶融して流動状態になった樹脂を正大冷却し
、固化した成形品を製造する方法である。
また金型内裏空吸引法や、射出成形中に金型キャビティ
容量を縮小させる射出圧縮法を併用しても良い。
射出成形により本発明の光ディスク基板を製造するに際
しては、溶融可塑化した樹脂温度を金型温度がTg−4
0℃未満では金型表面に設置されたスタンパ−の微細な
案内a(グループ)の転写性が悪くなり、Tg−10°
Cを越えると金型から成形体の離型が悪くなるので好ま
しくない。
本発明の射出成形において射出速度は、例えば厚み1.
.2mmの基板においては、5g/秒以上100g/秒
以下が適している。
好ましくは、10g/秒以上60g/秒以下が適してい
る。
5g/秒未満では、金型内の樹脂の温度分布が大きくな
り、得られる基板の光学的異方性が大きくなり好ましく
ない。
また100g/秒を越えると剪断発熱により樹脂の温度
が上がり樹脂の分解が起こり光ディスクとして用いた場
合、ビットエラーが著しく増加するので好ましくない。
これらの条件は樹脂組成を決めれば、数回の試行によっ
て設定することが出来る。
(実施例〉 270℃以上350℃以下で射出成形することが好まし
い。
特に、本発明の条件を満たずためには、300℃以上が
好ましい。
ここでいう樹脂温度とは、射出成形機内においてヒータ
ー等の外部加熱とスクリューの回転による剪断発熱によ
って可塑化熔融した射出シリンダー内での樹脂の温度で
ある。
樹脂温度が270“C未満では得られる光ディスク基板
のINx−NYIが2X10−’を越え光ディスク基板
として不適当となり、樹脂温度が350℃を超すと、樹
脂が分解し、ヤケ、シルバー等の不良現象が発生し、得
られる光ディスク基板のビットエラーが著しるしく増加
するので不適当である。
この射出成形において金型温度は、樹脂のガラス転移温
度(以下Tgと称す)の−40°C以上−10℃以下が
適している。
ここでいう金型温度とは射出直前の金型キャビティーの
表面温度をいう。
以下実施例をもって詳細に説明するが、下記はもとより
、本発明を限定するものではない。
なお、実施例中の部または%はいずれも重量基準である
また、実施例に示す物性は以下の方法により測定した。
Nx−Nyl  1Nz−Nyl   1NzNxl;
オーク製作断裂ADR−300Bを用い、円板の中心よ
り30mm、40璽璽、501婁の位置で基板面に対し
、垂直方向及び基板面に垂直方向より15°、30°傾
斜させた830nmのレーザー光によりリターデーショ
ンを測定し、計算により求めた。
・吸水率:ASTM  D−570に基づいて23℃蒸
留水中での平衡吸水率を測定した。
・光線透過率:自記分光光度計日立製作所製330型に
て800nmでの試料厚み1.2Nの透過率を測定した
・曲げ物性:ASTM  D−790に基づいて測定し
た。
・耐熱性二線膨張係数法によるガラス転移温度で示した
・重合体の極限粘度:ウヘローデ粘度計を用い、クロロ
ホルム溶媒で、25°Cにて測定、算出した。
・混練、ペレット化は二軸押出し機(日本製鋼株式会社
製、TEX30−30AW−2V型)より行った。
・射出成形機は住友重機工業株式会社製ネオマット15
0/75  (75)ン)型であり、金型は成形体直径
130鶴厚さ1.2111のディスク用金型を使用した
・光磁気ディスク、ディスクへの記録条件回転数 18
00rpm 記録周波数 1. M Hz デユーティ 50% 記録パワー 6mW 記録磁界 3500e 記録時間 10秒間(約300トランク分)・C/N測
定:ナカミチ社製光磁気ディスク評応性スパッタリング
を行い、屈折率2.o、膜厚850人の窒化ケイ素膜を
得た。
更に常法に従いTb、Fe、Coの磁性層をこの上にス
パッタリング法で900人付け、更に上述の窒化ケイ素
を更に850人付け、基板/窒化ケイ素/Tb、Fe、
Go/窒化ケイ素の構造を有する光磁気ディスクを作成
した。
この光磁気ディスクの性能(C/N比)を評価した。
結果をに表−1に示す。
実施例2−4 ポリ(2,6−シメチルー14−フェニレン)エーテル
とポリスチレンの配合割合を表1に示すごとくに変更し
た以外は、実施例Iと同様に行った。 結果を表−1に
示す。
比較例1 光ディスクグレードのポリカーボネート(奇人化成(製
)AD5503)を用い、実施例1と同様にディスク基
板を成形、評価した。
結果を表−1に示す。
価装置0MS−1000を用い、ディスク半径30W1
1の位置を測定した。
実施例】 特公昭47−36518号公報、実施例2、阻9に記載
の方法に従い、塩化マンガン、エタノールアミンを触媒
として2,6−キシレノールを重合して極限粘度が0.
46(クロロホルム中、25℃)のポリ (2,6−シ
メチルー1,4−フェニレン)エーテルを調製した。
このポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン(日本
ポリスチレン製ニスプライト04−62人)に表1に示
した割合にて混合配合し、押出機にて混練、造粒した。
得られたベレットをシリンダー温度320℃金型温度1
10℃にて射出成形し、直径13011、厚み1.2 
鰭のピッチ1.6μのグループ付きの光ディスク基板を
得た。
物性評価結果を表−1に示した。
この基板上に5 X 10−”Torrの減圧下、アル
ゴンと窒素の混合ガス雰囲気中でシリコンの反*:円板
の中心からの距離− 〈発明の効果〉 本発明の光ディスク基板は、低吸湿性で寸法安定性が良
く、耐熱性、機械的強度のバランスの良いうえに、3次
元的複屈折が小さく、一般の光学式ディスク基板のみな
らず、光磁気ディスク基板に適し、大きいC/N値を得
ることができる。
また、本発明のは、複屈折を生じやすいとされる射出成
形法によっても低複屈折の成形が可能であるという長所
を有する。
23完

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族ビニル単量体を主構成単位とする重合体部
    分が50〜70重量部、及びポリフェニレンエーテル部
    分が50〜30重量部からなる樹脂組成物を射出成形し
    て得られる光ディスク基板において、該基板の径方向の
    平均屈折率をNx、該基板の面に対して垂直な方向の平
    均屈折率をNz、Nxの方向とNzの方向の双方に垂直
    な方向の平均屈折率をNyとした際、 |Nx−Ny|≦2×10^−^5 |Nx−Nz|≦2×10^−^4 |Ny−Nz|≦2×10^−^4 の条件を満たすことを特徴とする光ディスク基板。
JP1029175A 1989-02-08 1989-02-08 光ディスク基板 Pending JPH02208342A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7041780B2 (en) 2003-08-26 2006-05-09 General Electric Methods of preparing a polymeric material composite
US7244813B2 (en) 2003-08-26 2007-07-17 General Electric Company Methods of purifying polymeric material

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