JPH02207968A - スカーフ溶削量制御方法 - Google Patents

スカーフ溶削量制御方法

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JPH02207968A
JPH02207968A JP3064989A JP3064989A JPH02207968A JP H02207968 A JPH02207968 A JP H02207968A JP 3064989 A JP3064989 A JP 3064989A JP 3064989 A JP3064989 A JP 3064989A JP H02207968 A JPH02207968 A JP H02207968A
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scarfing
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temperature
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Akinori Mori
章徳 森
Takeshi Mori
健 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば圧延工程の途中に設置されたホットス
カーフマシンによるスカーフィング時のスカーフ溶削量
制御方法に関するものである。
(従来の技術) 例えば分塊工場の圧延工程の途中に設置されたホットス
カーフマシンによるスカーフィング時のスカーフ溶削量
は、被溶削材の溶剤時の温度と、鋼種に基づく溶剤スピ
ードと溶剤酸素圧力等のスカーフィング条件等によって
決まることが知られている。従って、目的とする溶削量
を得るには、それらの条件を満足するように制御すれば
良いことになる。
ところで、従来は、溶削量を測定する方法としては、ホ
ットスカーフマシンの前後において、接触式バスによっ
て断面寸法を測定し、その前後の測定結果から溶削量を
算出して目標値と比較し、その差に基づきオペレータが
上記各条件を設定して制御するようにしているものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の制御方法では、測定について
は、測定精度、測定頻度の点で定量的な把握が困難であ
るばかりでなく、被溶削材の断面寸法測定がコーナ部近
傍のみで材料の中央部測定が不可能であった。また、測
定結果に基づく制御についても、オペレータの経験に基
づく感覚によるところが大きく、制御精度を得ることが
困難で、製品の品質の安定化を図ることができないとい
う問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、測定精度を
上げるとともにその測定結果に基づきスカーフィング条
件を自動的に設定して制御可能とし、製品品質を安定さ
せることができるスカーフ溶削量制御方法を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本発明のスカーフ溶削量制
御方法は、スカーフィング時における被溶削材の温度と
、スカーフィング前後の被溶削材の断面寸法をそれぞれ
測定して、これらの測定値を演算器に入力し、演算器で
はこれら入力値と予め入力されている鋼種毎のスカーフ
ィング条件と溶削量の関係を比較するとともに、後続の
被溶削材が目標の溶削量になるような被溶削材の温度と
スカーフィング条件の関係を演算し、後続の被溶削材の
スカーフィング条件を制御することとしている。
(作  用) 本発明は上記した方法によって、スカーフィング時の被
溶削材の温度を測定するとともに、そのスカーフィング
の溶剤の前後の断面寸法の測定から溶削量を測定し、こ
の測定された溶削量と温度から後続の被溶削材を目標と
する溶削量とするための温度及び/又はスカーフィング
条件を演算し、これらの制御を自動的に行うこととなる
(実 施 例) 以下本発明方法の一実施例を示す図面に基づき詳細に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるブロック図を示し
、第2図は本発明が適用される圧延工程の構成図、第3
図は溶削量測定方法の説明図である。
第2図において、1はホットスカーフマシンであり、前
段のブルーム圧延工程2と後段の鋼片圧延工程3との間
において、ライン4上を搬送される圧延された被溶削材
5をスカーフィングによって溶剤するものである。上記
ホットスカーフマシン1の前後には、被溶削材5の溶剤
前後の断面寸法を測定する検出部6及び7を備え、更に
前段検出部6の近傍に被溶削材の温度を測定する温度計
8を設けている。
上記検出部6及び7は同様な構成であり、第1図に示す
ように、4個の非接触式レーザ距離計9a〜9dを有し
て、この各レーザ距離計9a〜9dより被溶削材5の上
下左右の面までの距離を測定するようにしており、その
測定された距離情報は前段検出部6より信号6a〜6d
として、又後段検出部7より信号7a〜7dとして演算
器lOに入力される。この演算器10には、温度計8の
測定情報信号8aも入力され、更に溶剤スピードや溶剤
酸素圧力等のスカーフィング条件の設定値Soがオペレ
ータによって入力される。ここで、演算器10は、上記
検出部6及び7による被溶削材5の距離測定信号の処理
によって溶削量の演算処理を行うとともに、この溶削量
と温度情報8aとスカーフィング条件との一定の関係か
ら、溶削量を目標の値にするために必要な制御をおこな
うべく演算された制御信号S、を制御部11へ出力する
。そして、制御部11は、被溶削材5のスカーフィング
条件としてホットスカーフマシンlの溶剤酸素圧力の制
御、あるいはライン4のテーブルスピードの制御を行う
ようフィードバックされることになる。また、演算器1
0は、上記検出部6及び7の測定結果に基づき、プロフ
ィールデータを作成し、信号S!を出力して被溶削材5
の断面形状を表示部12に表示するものである。
次に、上記演算器10による具体的な演算処理について
第3図に基づいて説明する。ここで、便宜上被溶削材5
について溶剤前を51、溶剤後を5、とし、レーザ距離
計9aと90による各々の被溶削材51.51表面まで
の測定距離をl alsl ats j!clSj!c
zとすれば、両距離計9a−9c間距離り、c(固定)
より、溶剤前の被溶削材51の断面長さ!、c1 と溶
剤後の被溶削材5□の断面長さl ac、は、 lmc+ =Lmc  (Rat +1−cl)−■1
−cz  =L−c   (1,z+1Lz)   −
■であり、溶削量Δl acは Δl mc= l mcl   1 met     
・・・ ■となり、ここでL mcには熱による架台の
歪によって生じる誤差を考慮し、適宜必要に応じ温度補
正を加える。上記0〜0式によって、被溶削材5の左右
方向の溶削量Δ42 mcを求めたが、同様に上下に配
置したレーザ距離計9bと9dによる測定結果に基づき
、上下方向の溶削量Δ!、6をΔl ha= l ha
t   42 bat     ・・・ ■として求め
ることができる(図示せず)。
また、第3図において、レーザ距離計9a、9bのレー
ザビームを角度θの範囲でサーボ機構によって回動走査
させることにより、被溶削材5の左右各々前面にわたる
距離を測定することができる。その測定データを三角関
数による補正で処理することにより、溶剤前後の被溶削
材51.5□の断面形状を得ることができる。そのデー
タが上述の表示部12への出力信号S2として得られ、
上下左右多角度位置のデータを座標合成することにより
表示部12にて表示可能となる。
次に、上述のようにして得られた溶削量と材料温度及び
スカーフィング条件との関係について説明する。
まず、被溶削材5の温度と溶削量との関係について、第
4図に基づき説明する。
第4図は、溶剤ラインスピード:0.8m/S、溶剤酸
素圧カニ 1.7 kg/cdでスカーフィング条件を
固定した場合の材料温度と溶削量の関係を示している。
この関係は、1次関係として表現できるが、同一温度で
も多少のバラツキがある。しかしこのバラツキは、材料
温度15°Cの差で溶削量変動の最大は0.5 l11
m程度である。
次に、溶剤ラインスピードと溶削量との関係について、
第5図に基づき説明する。
この第5図は、条件として、酸素圧力=1.7〜1.8
 kg/cd、材料温度:945°C〜960°Cの範
囲で、テーブルスピードを任意に調整した場合の溶削量
の変化を示すものである。この図から、テーブルスピー
ドと溶削量の関係は、2次関数として表現できることが
判る。
以上のような溶削量と温度及び溶剤条件との関係に基づ
き、制御を行うのであるが、前材料の温度情報と溶削量
情報を演算器10に記憶させ、後続の被溶削材5の温度
情報を新たに入力すると、目標溶削量に最も近づくため
当該測定温度の下における溶剤条件の関係を上記第4図
及び第5図の関係等を設定したテーブルによって自動的
に選択する。ここで、第4図及び第5図の関係等を設定
したテーブルは、順次現状の情報に基づき補正するよう
にしているものである。
ここで、具体例について、従来例による溶削量分布モデ
ル(第6図におけるA)と本発明による溶削量分布モデ
ル(第6図におけるB)を比較説明する。
A曲線の従来例では、目標溶削量:1.4mmに対し、
平均溶削量z =1.43mmでバラツキはa =0.
4mと比較的大きい分布で、正規分布よりF分布に近い
分布であった。これに対し、8曲線の本発明では、溶削
量のバラツキがσ=0.17mmと非常に小さな正規分
布となり、安定溶剤が図れるようになったことがわかる
(発明の効果) 本発明は以上説明したようにスカーフィング時の被溶削
材の温度を測定するとともに、そのスカーフィングの溶
剤の前後の断面寸法の測定から溶削量を測定し、この測
定された溶削量と温度から後続の被溶削材を目標とする
条件を演算し、その演算結果に基づき制御するようにし
たので、溶削量の測定精度を上げることができ、かつ目
標溶削量のための制御条件の自動制御が可能であり、製
品品質の安定に大きく寄与することができる非常に有効
な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明が適用される圧延工程の構成図、第3図は溶削量
測定方法の説明図、第4図は被溶削材の温度と溶削量と
の関係特性図、第5図はテーブルスピードと溶削量との
関係特性図、第6図は従来例と本発明における溶削量分
布モデル図である。 lはホットスカーフマシン、4はライン、5は被溶削材
、6は前段断面寸法検出部、7は後段断面寸法検出部、
8は温度計、9a〜9dはレーザ距離針、10は演算器
、11は制御部。 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スカーフィング時における被溶削材の温度と、ス
    カーフィング前後の被溶削材の断面寸法をそれぞれ測定
    して、これらの測定値を演算器に入力し、演算器ではこ
    れら入力値と予め入力されている鋼種毎のスカーフィン
    グ条件と溶削量の関係を比較するとともに、後続の被溶
    削材が目標の溶削量になるような被溶削材の温度とスカ
    ーフィング条件の関係を演算し、後続の被溶削材のスカ
    ーフィング条件を制御することを特徴とするスカーフ溶
    削量制御方法。
JP1030649A 1989-02-08 1989-02-08 スカーフ溶削量制御方法 Expired - Lifetime JP2650398B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214173A (ja) * 2008-03-13 2009-09-24 Nippon Steel Corp 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の線状マーク防止方法
JP2013035012A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Jfe Steel Corp 集塵ファン制御方法および集塵ファン制御システム
JP2020157307A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 日本製鉄株式会社 被溶削材の溶削方法

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JPS5975110A (ja) * 1982-10-22 1984-04-27 Daido Steel Co Ltd ホツトスカ−フ溶削代測定方法
JPS5978770A (ja) * 1982-10-27 1984-05-07 Daido Steel Co Ltd ホツトスカ−フ装置

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