JPH02206Y2 - - Google Patents

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JPH02206Y2
JPH02206Y2 JP18097480U JP18097480U JPH02206Y2 JP H02206 Y2 JPH02206 Y2 JP H02206Y2 JP 18097480 U JP18097480 U JP 18097480U JP 18097480 U JP18097480 U JP 18097480U JP H02206 Y2 JPH02206 Y2 JP H02206Y2
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coin
signal
ejecting
detector
ejected
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JP18097480U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コインゲーム機のホツパ式コイン排
出機からの不正なコイン抜き取りを防止する装置
に関する。
第1図ないし第4図につき、まずコインゲーム
機のホツパ式コイン排出機およびその生じうる不
正手段について説明する。第1図に示すコインゲ
ーム機Cは、コイン投入口1からコインを投入し
てゲーム可能状態とした後、スタートハンドル2
を回して三個の回転体3を高速回転させ、その後
ストツプスイツチ4を操作して各回転体3を停止
させたときの回転体3の組合せ態様により賞コイ
ンを得るものである。5は各回転体の組合せ態様
を見るための透視窓を示す。このゲーム機はした
がつて、いわゆるスロツトマシンと同様の機能を
持つものであるが、本考案は上記したコインゲー
ム機ばかりでなくコインをゲーム媒体とするすべ
てのゲーム機を対象とする。
上記したゲーム機のコイン投入口1は、ゲーム
機Cの前面枠裏面の傾斜したコインレール6に誘
導樋7を介して連通しており、このコインレール
6の中間部分には導入樋8を介してホツパ式コイ
ン排出機9が接続されている。導入樋8より下流
のコインレールはコイン排出機9がコインで満た
されているときの投入コインを滑落させるオーバ
フロウ樋10を形成し、この樋の終端にはコイン
の貯留タンク11が接続されている。
しかして上記ホツパ式コイン排出機9は、コイ
ンを貯留するホツパ12、ホツパ12の底部に回
転可能に設けた送出盤13、この送出盤13を回
転駆動するモータ14および減速機15を備えて
いる。上記送出盤13はホツパ12の傾斜した底
面12aと平行に、該底面との間にコインを挾む
ように傾斜しており、その周囲にはコインを一枚
宛取込む取込穴16が90゜間隔に4個穿設されて
いる。この取付穴16の内縁部には底面12aに
向つて突出する弧状の押出突起17が設けられて
おり、取込穴16内に落下した上記底面12aに
接するコインはこの押出突起17により送出盤1
3とともに回転移動させられる。そしてホツパ1
2の底部の側部一部には底面12aと連通するコ
イン排出口18が突設されており、このコイン排
出口18とホツパ底部12aとの間のコイン通路
19側部に、送出盤13下面に位置するガイド揺
動板20の回転軸21が配設されている。ガイド
揺動板20は復帰ばね21′により常時第3図下
方、つまり矢印方向に回転する送出盤13によつ
て送られるコインに当接する方向に付勢され、コ
インが揺動板20の側縁に当接したときにはコイ
ンに押されつつ該コインをコイン通路19からコ
イン排出口18に案内する機能を持つ。他方、コ
イン通路19のガイド揺動板20と反対側の側部
には、排出コインによつて押圧され一定時間オン
にされる排出コイン検出器22が設けられてい
る。この排出コイン検出器22は、ゲーム結果に
応じた得点信号によりモータ14が駆動され、送
出盤13が回転して上記のようにコイン排出口1
8からコインが排出されると、排出コイン一枚毎
にオンオフされる。そしてこのオンオフ信号は排
出コイン数の計数に利用され、実排出コイン数が
指令排出コイン数に達するとモータ14が停止さ
れる。
しかるに上記構成のコイン排出装置では、最終
コインが排出される前に、例えば遊技者がピアノ
線を使つて排出コイン検出器22をオンにしたま
まの状態を作り出すと、排出コイン数を計数して
モータ14に停止信号を発するために不可欠なコ
イン検出器22のオフ信号が出されないこととな
る。このため送出盤13は回転を続け、ホツパ1
2内のコインが不正に抜き取られることになる。
本考案は、このようなコインの不正抜き取りを
防止するためになされたもので、排出コイン検出
器が排出コインによつてオンにされている時間、
つまりパルス幅が、所定値以下であるか所定値を
超えるかを検出し、所定値以下のときは正常なコ
イン検出信号を発し、所定値を超えるときは非常
信号を発する不正検出手段を設けたことを特徴と
している。
図示実施例について説明すると、第5図におい
て排出コイン検出器22からのパルスとパルス発
振器25からのパルスは第一のD型フリツプフロ
ツプ26に入力され、その出力Q1とパルス発振
器からのパルスは第二のD型フリツプフロツプ2
7に入力される。そして第一のD型フリツプフロ
ツプ26の出力1と第二のD型フリツプフロツ
プ27の出力Q2はアンド回路28に入力され、
該アンド回路28の出力がコイン検出信号とな
る。以上が正常コイン検出回路Nである。
これに対し不正検出回路Uは、上記コイン検出
信号をリセツト信号とし、「0」を検知するとキ
ヤリー信号を出すカウンタ29と、排出コイン検
出器22とパルス発振器25からのパルスを受
け、その出力をカウンタ29に与えるアンド回路
30から構成されている。
第6図A,Bのタイミングチヤートにしたがつ
て上記回路の動作を説明すると、排出コイン検出
器22は、コインが正常に排出されるとき排出コ
インにオンにされて同図Aのように幅lのパルス
を生じる。D型フリツプフロツプ26,27は、
発振パルスを微分する働きを持ち、D入力が
“1”の間における最初のCp入力パルスの立ち上
がりによつて“1”の出力を生じ、D入力が
“0”になつた後の最初のCp入力パルスの立ち上
がりによつて“0”の出力に戻るという特性を持
つているため、第一のD型フリツプフロツプ26
の出力Q11は同図のようになる。これに対し
第二のD型フリツプフロツプ27の出力Q2は、
上記出力Q1をD入力とするため、第一のD型フ
リツプフロツプ26の出力Q11との間に時間
差、つまりパルス発振器25のパルス間隔だけの
時間差が生じる。このため上記出力1とQ2を受
けるアンド回路28は上記パルス間隔の出力パル
スを生じることになる。この出力パルスはコイン
検出信号としてコインの計数およびコイン排出機
9の停止信号に利用される。
一方、不正検出回路Uのカウンタ29は、排出
コイン検出器22のパルスが生じている間、アン
ド回路30によりパルス発振器25の一パルス毎
に1ずつ減じられるが、正常なコイン排出時には
上記コイン検出信号により、繰り返しリセツトさ
れるため、“0”になることはなく、したがつて
非常信号は発しない。すなわち図示例の場合排出
コイン検出器22のパルス幅lの間に生ずる発振
パルスの数は約4パルスであるため、これより多
いパルス、例えば6パルスをカウンタ29にセツ
トしておくと、正常時にはカウンタ29が“0”
になる前に必ずコイン検出信号がカウンタ29を
6パルスにリセツトすることとなる。したがつて
非常信号は発せられないのである。
これに対し不正な手段で排出コイン検出器22
をオンにし続けたとすると、第6図Bのように排
出コインパルスは“0”にならないため、コイン
検出信号は生じない。したがつてカウンタ29は
リセツト信号が与えられないためやがて“0”を
検知し、非常信号を発する。この非常信号はベル
その他の警報信号とし、あるいはコイン排出機9
のモータ14の停止信号とすることができる。
次に第7図は第5図の回路を発展させて、同時
にホツパ12内コインが無いことを検知できるよ
うにした回路を示す。第5図の回路に対して付加
されているのは、第二カウンタ31と、モータ1
4への通電信号とパルス発振器25のパルスを受
けて上記第二カウンタ31へ入力するアンド回路
32であり、第二カウンタ31にはコイン検出信
号がリセツト信号として与えられる。この回路で
は第二カウンタ31に、一回の最高の排出コイン
数に見合うパルス数と余裕パルス数を設定してお
く。例えば現在のコインゲーム機では最高得点は
10点であるため、モータ14の連続駆動時間は、
コインを10枚排出するに要する時間である。よつ
て第二カウンタ31にはコイン10枚分の発振パル
ス数と余裕分、例えば4パルス×10枚+10パルス
=50パルスをセツトする。そうすると、コイン切
れが生じない場合には、必ずコイン検出信号によ
り第二カウンタ31がリセツトされるためコイン
切れ信号は生じないのに対し、コイン切れが生じ
るとリセツト信号、すなわちコイン検出信号が出
ないため、第二カウンタ31はいずれ“0”にな
る。このためキヤリー信号、すなわちコイン切れ
信号が得られるのである。この回路を付加すれ
ば、ホツパ12内のコイン切れ検出器23は不要
になる。コイン切れ信号は管理室に与え、また同
時にモータ14の停止信号とすることができる。
尚、上記した実施例においては、不正検出手段
を各種回路により構成したが、これに限らず、コ
インゲーム機の各種装置を集中的に制御する
CPU(中央処理装置)により行なわせるようにし
てもよく、CPUから出力される非常信号により
警報を発したり、あるいはコイン排出機9のモー
タ14を制御するなど、CPUにより集中的に制
御できるようにしてもよい。
以上要するに本考案は、コイン検出器が排出コ
インによつてオンにされている間生じるパルスの
幅が所定値以下か以上かを判定することにより、
コイン排出動作が正常か異常かを判断し、異常な
場合に非常信号を発するようにしたものであるか
ら、コイン検出器を不正な手段でオンにすること
によつて生じうるコインの不正抜き取りを未然に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコインゲーム機の例を示す正面図、第
2図はホツパ式コイン排出機およびその周辺の正
面図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、
第4図は第3図の−線に沿う断面図、第5図
は本考案に係る不正防止装置の実施例を示す回路
図、第6図A,Bはそれぞれ第5図の回路のタイ
ミングチヤート、第7図は第5図の回路にコイン
切れ信号回路を付加した回路図である。 C……コインゲーム機、1……コイン投入口、
6……コインレール、8……導入樋、9……ホツ
パ式コイン排出機、12……ホツパ、13……送
出盤、14……モータ、16……取込穴、22…
…排出コイン検出器、N……コイン検出回路、U
……不正検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コインゲーム機の得点信号により送出盤が回転
    駆動し、該送出盤の取込穴からコインを排出する
    ホツパ式コイン排出機のコイン排出口に、排出コ
    インにより押圧されてオンとなる排出コイン検出
    器を設け、この検出器からのコイン排出信号を排
    出コインの計数および上記送出盤の停止信号とし
    て用いるコイン排出装置において、上記排出コイ
    ン検出器が排出コインによつてオンにされる間生
    じるパルスの幅が所定値以内のとき排出コイン一
    枚毎にコイン検出信号を発し、上記パルスの幅が
    所定値を超えたとき非常信号を発する不正検出手
    段を設けたことを特徴とするコイン排出装置の不
    正防止装置。
JP18097480U 1980-12-18 1980-12-18 Expired JPH02206Y2 (ja)

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JP18097480U JPH02206Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

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JP18097480U JPH02206Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

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JPS57103783U JPS57103783U (ja) 1982-06-25
JPH02206Y2 true JPH02206Y2 (ja) 1990-01-05

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JP18097480U Expired JPH02206Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

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JP5493200B2 (ja) * 2008-10-27 2014-05-14 株式会社北電子 遊技機、この遊技機に備える取込装置の制御方法及び取込制御プログラム

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JPS57103783U (ja) 1982-06-25

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