JPH02206979A - 長時間ビデオテープレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は長時間記録再生が可能なビデオテープレコーダ
（ＶＴＲ）に関する。

（ロ）従来の技術 特開昭６２−１８６６１１１１号公報（）！０４Ｎ５／
９１　）には、ビデオテープレコーダの回転ビデオヘッ
ドの回転速度とビデオテープの走行速度を通常の１／ｎ
に落とし、記録映像信号をｎ倍に時間軸伸張することに
より、ビデオテープの記録フォーマツ）・を外すことな
く互換性をたもって記録トラックを形成するコマ落とし
の長時間記録ビデオテープレコーダが提案され二いる。

この様な装置で記録したビデオテ・−プは通常のビデオ
テープレコーダにてノイズなく再生することが出来、そ
の再生画面はｎ倍速画面となる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 ところで、上記公報中には記録／再生イ８号における水
平同期信号の連続性については、何も記載されていない
。実際のＶＴＲでは、再生時に水平同期信号が不連続で
あると、スキュー歪が発生し、再生画像が見苦しいもの
となる。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明では、通常の場合のｎ（ｎは奇数）倍の記録再生
時間を実現するときに、テープ速度及びヘッド回転速度
を通常の１／ｎに設定する。記録時にはデジタルメモリ
を用いて、時間軸をｎ倍に伸張してｎフィールドに１個
のフィールドを１本のトラックに記録するようにし、再
生時には、再生された１フイールドの信号を単位にして
デジタルメモリに書き込み、時間軸圧縮するとともにｎ
回繰り返して読出すことを行なう、そして、このｎ回の
繰り返し時において、繰り返し周期を（ｎ−１）回目ま
ではＨ期間（水平期間）の整数倍とし、ｎ回目を１フィ
ールド期間とする。

（ホ）作用 すなわち、再生時の繰り返し読出しにおいて、水平同期
信号の不連続が解消できる。

（へ）　実施例 以下、図面に従い本発明の詳細な説明する。

第１図、第２図は動作説明のための波形図、第３図、第
４図、第５図、第６図、第７図は実施例を示す回路ブロ
ック図である。

まず、第３図に従い映像回路の概略を説明する。１は図
示省略したビデオ録再回路からの記録ビデオ信号（輝度
はＦＭ、色は低域変換）の入力端子、２はハイカットの
第１　Ｌ　Ｐ　Ｆ　（７，５Ｍ　Ｈｚ）、３はデジタル
メモリ部１５の入力スイッチ、４は８ビツトＡ／Ｄコン
バータ、５は第１のデジタルメモリ、６は第２のデジタ
ルメモリ、７は８ビツトＤ／Ａコンバータ、８はデジタ
ルメモリ部１５の出力スイッチである。

９は第２　Ｌ　Ｐ　Ｆ　（２，５Ｍ　Ｈｚ）、１０は記
録アンプ、１２はビデオＲ／Ｄヘッド、１３は再生アン
プ、１４は第３　Ｌ　Ｐ　Ｆ　＜２．５Ｍ　Ｈｚ）、５
８は第４　Ｉ、　Ｐ　Ｆ（７，５ＭＨ２）である。

第１及び第２メモリ５．６は、夫々、制御回路も内蔵し
ており、書込アドレス、読出アドレスのリセット信号Ｒ
３ＴＷ、Ｒ５ＴＲ，書込、読出ジノアルクロック５ＷＣ
Ｋ、５ＲＣＫ、書込、読出イネーブル信号ＷＥ、ＲＥが
入力されることにより、動作が制御される。すなわち、
書込及び読出アドレスを作成する夫々のアドレスカウン
タは各シリアルクロック５ＷＣＫ、５ＲＣＫを計数し、
各リセット信号ＲＳＴＷ、Ｒ８ＴＲによってリセットさ
れる。又、各イネーブル信号ＷＥ、ＲＥのアクティブ状
態のときに対応する動作が行なわれ、入出力が実行され
る。

そして、第３図の構成では、夫々のデジタルメモリ５．
６を制御するための上記信号が、端子１６１７．１訳１
９．２０．２１．２２．２３からのＷＲＥＩ、ＷＲＥ２
、ＣＬＫＩ、ＣＬＫ２、Ｒ８ＴＷＩ、Ｒ８ＴＲ１、Ｒ３
ＴＷ２、Ｒ５ＴＲ２信号によって、供給されている。（
尚、第１メモリ用と第２メモリ用の信号は数字で区別す
る。） 又、人力及び出力スイッチ３．８は再生／記録（ＰＢ／
ＲＥＣ）信号（図示省略したシスフンの出力）により制
御される。

第４図はフィールド（ｆｉｅｌｄ）信号の作成手段を示
す、この実施例では、通常の場合の３倍の録画時間を実
現するために、３フイールドに１個のフィールドを記録
する様にしている。フィールド信号はこの記録及び３フ
イールドに１個の割合で記録された情報の再生において
、デジタルメモリ部１５の動作を制御することになる基
本的な信号の１つである。フィールド信号の詳細につい
ては後述する。

フィールド信号作成手段５９には、ＭＣＬＫ（マスター
クロック）信号、ｓｗｔｏ侶号（１０Ｈｚのスイッチン
グ信号）が供給されている。ＭＣＬＫ信“号については
後述するが、４　ｆｓｃの周波数を有する（ｆｓｃはカ
ラーテレビジョン信号の色副搬送波周波数）、　５ＷＩ
Ｏ信号はヘッド回転に同期した信号であり、回転する２
つのヘッドのスイッチングに利用される。つまり、５Ｗ
ｌＯ信号のＨ，Ｌは現在走査中のトラックを示している
。ヘッド回転が異なるため、周波数が相違するが従来の
ＲＦスイッチングパルスと同等の信号である。（記録す
る映像信号の垂直同期信号と同期している）。

ｓｗｔｏ信号の１周期は入力される映像信号の６フィー
ルド分（２６２，５Ｈ（Ｈは水平期間）×６）に均応す
るから、Ｈ（若しくはＬ）レベルの期間は３フイールド
（２６２，５ＨＸ　３　）に相当する。つまり、７８７
．５Ｈ期間に対応する。そしてこの７８７．５Ｈ期間を
３つに分割するフィールド信号の周期は２６３Ｈ１２８
２Ｈ，２６２，５Ｈの様に変化する。つまり、フィール
ド信号作成手段５９はこの動作を行なう様に構成きれて
いる。

フィールド信号発生手段５９は２６３　Ｈ／　２６２　
Ｈカウンタ２８、カウンタデータ切換手段２９．ＯＲゲ
ート３０、第１Ｄ−フリップフロップ（Ｆ、Ｆ）、ｓｗ
ｔ。

信号のエツジ検出手段３２を備える。エツジ検出手段３
２ハ第２、第３Ｏ−ＦＦ３３．３４．４：ＥＸ−ＯＲゲ
ート３５が設けられている。

２６３Ｈ／２６２Ｈカウンタ２８はカウンタデータ切換
手段２９からのデータによって、Ｑ出力周期が２６３Ｈ
と２６２Ｈに変更出来る。このデータの読込みは、ＯＲ
ゲート３０の出力タイミングで行なわれる。つまり、所
定値のカウント動作が終了したとＳ＜ＲＣ出力）及び、
ｓｗｔｏ信号のエツジタイミングである。カウンタ２８
はＭＣＬＫ信号を計数する。

第１Ｄ−ＦＦ３１はに分周動作を行なう様に接続されて
いる。また、５ＷＩＯ信号のエツジタイミング（エツジ
検出手段３２出力）でクリアされる。カウンタデータ切
換手段２９は第１Ｄ−ＦＦ３１のＱ出力がＬレベルのと
きに２６３Ｈ計数を指示するデータを出力する。従って
、ｓｗｔｏ信号のエツジタイミングで２６３Ｈの計数が
指示され、これが終了すると次は２６２Ｈの計数動作と
なる（第１Ｄ、ＦＦ３１のＱ出力がＨレベルに反転する
から）、そこで、Ｓｗｔｏ信号がＨレベル（又はＬレベ
ル）の期間が２６３Ｈ１２６２Ｈ５２６２，５Ｈの期間
に分割されることになる（実際には、フィールド信号の
立下りタイミングが、基準となる）。

エツジ検出手段３２にはＭＣＬＫ信号が入力され、５Ｗ
ＩＯ信号のエラ・ノに対応した幅ｔ／４ｆｓｃの出力が
得られる。

第５図はＭＣＬＫ信号等の作成手段６０を示している。

ＭＣＬＫ信号は４　ｆｓｃの水晶発振器３７かも出力さ
れる。ＭＣＬＫ信号は２回路の切換スイッチ３９及び１
７３分周器３８に供給されている。この切換スイッチ３
９は５ＷＩＯ信号により状態が制御される。切換スイッ
チ３９はＣＬＫＩ、ＣＬＫ２信号として４　ｆｓｃ信号
、その１７３分周信号を交互に選択する。

第６図はデジタルメモリ部１５のアドレスカウンタのリ
セット信号（ＲＳ　ＴＷ　１、Ｒ８ＴＲＩ、Ｒ８ＴＷ２
、Ｒ３ＴＲ２）の作成手段６１を示す、この作成手段６
１には立下りエツジ検出手段４２、立上りエツジ検出手
段４３、第１フィールド信号立下り工・・ジ検出手段（
ｓｗｔｏ信号がＨレベルのときに出、力が得られる）４
４．　＃　２フィールド信号立下りエツジ検出手段（Ｓ
ＷＩＯ信号がＬレベルのときに出力が得られる）４５．
４回路の切換スイッチ４１が設けられている。この切換
スイッチ４１はＰＢ／ＲＥＣ信号により制御される。

そして、Ｒ５ＴＷＩ信号手段（第１メモリの書込み時の
リセット信号）としては、記録時にフィールド信号の立
下りエツジ（ｓｗｔｏ信号ＨＶレベル時、手段４４の出
力）が、再生時にｓｗｔｏ信号の立下りエツジ（手段４
２の出力）が利用される。Ｒ８ＴＲＩ信号（第１メモリ
の茂出し時 のりセット信号）としては、記録時にｓｗｔｏ信号の立
下りエツジ（手段４２の出力）が、再生時にフィールド
信号の立下りエツジ（ＳＷＩＯ信号Ｈレベル時、手段４
４の出力）が利用される。Ｒ３ＴＷ２信号（第２メモリ
の書込み時のリセット信号）としては、記録時にフィー
ルド信号の立下りエツジ（ＳＷ１０信号Ｌレベし時、手
段４５の出力）が、再生時にＳＷ信号の立上りエツジ（
手段４３の出力）が利用される。Ｒ８ＴＲ２信号（第２
メモリの読出し時のリセット信号）としては、記録時に
ｓｗｔｏ信号のｔヒリエツジ（手段４３の出力）が、再
生時にはフィールド信号の立下りエツジ（ＳＷＩＯ信号
Ｌレベル、手段４５の出力）が利用される。

各エツジ検出手段４２．４３．４４．４５．の構成につ
いては、通常用いられるものなので説明は省略する。

第７図は、第１及び第２メモリ５．６の書込み、読出し
イネーブル信号ＷＲＥＩ、ＷＲＥ２の作成手段を示して
いる。これらは、基本的に５Ｗ１０信号が利用される。

Ｗ　ＲＥ　１　（ｉ号としては、記録時にｓｗｔｏ侶号
が再生時に５ＷＩＯ信号の反転信号（インバータ５６に
よる）が利用きれる。ＷＲＥ２イδ号としては記録時に
５ＷＩＯ信号の反転信号が、再生時にｓｗｔｏ信号が利
用される。

第８図はＲＦスイッチングパルスの作成手段部を示す、
７３．７４は１８０度対向してディスク７７に固定され
た記録再生用回転ヘッドである。ディスク７７には他に
回転位相検出のための磁石７５．７６が回転ヘッド７３
．７４に対して所定角度θ先行して設けられている。７
８は回転位相検出ヘッドである。

磁石７５．７６は夫々逆極性に取り付けられており、検
出ヘッド７８からは両極性の出力が得られる。この信号
がヒステリシスアンプ７９により波形整形され、モノマ
ルチ８０．８１に与えられる。夫々のモノマルチは立下
り、立上りでトリガされ、前記０分の補正が行なわれ、
Ｒ８−フリップフロップ８２の出力がスイッチングパル
スとなる。

そして、ヘッドの回転数を変更することにより、スイッ
チングパルスの周波数が変化する。つまり、ｓｗｔｏ信
号や５Ｗ３０信号（通常の録再で使用される）が作成さ
れる。そこで、長時間モードでは、ヘッド回転を通常の
場合の１７３にするため図示省略した速度制御回路の定
数を変更し、基準信号（８４の出力）を１０Ｈｚに変更
して位相比較回路８３に給供してヘッドモータ８５を制
御する。

次に第１図、第２図の波形図を参照して動作を説明する
。５ＷＩＯ信号ＡがＬレベルのときに、第２メモリ６に
４　ｆｓｃのクロック周波数で、書込みが行なわれる。

ｓｗｔｏ信号ＡがＨレベルのときに、１／３クロック周
波数で、第２メモリ６から読出しが行なわれる。実際に
読み出されるのは、最後に書き込まれた（ｎ＋２フィー
ルドの）信号である。（Ｅ参照）、Ｒ５ＴＷ１信号Ｇか
られかる様に、書込みの期間は２６２．５Ｈである。こ
れが、３倍に時間軸伸張されるのでその期間は７８７．
５Ｈとなる。

第１メモリ５では、常に第２メモリと逆の動作が行なわ
れる。これにより、デジタルメモリ部１５の出力として
は、どぎれることなく３倍に時間軸伸張した記録映像信
号が得られる。デジタルメモリ部１５の出力Ｎでは、３
個に１個のフィールドが選択きれる（順序で考えれば、
２フイールドおきのフィールドが選択される）そして、
偶数フィールドＥＶ、奇数フィールドＯＤが交互に選択
されることになる。

この信号が通常の１／３速度で回転するヘッドに供給さ
れ、通常の１／３速度で送られるテープ上に記録される
ことにより、３倍に時間軸伸張された略１フィールド分
の映像信号が１本のヘリカルトラックとして、テープ上
に形成される。又、偶数、奇数のフィールドが交互に形
成される。

再生時には、第２図の如き動作が行なわれる。

５ＷＩＯ信号ａがＬレベルのとき、第１メモリ５！：、
４　ｆｓｃ／　３のクロック周波数で、再生４６号Ｃを
書込む、ｓｗｔｏ信号ａがＨレベルのときには、４　ｆ
ｓｃのクロック信号で読出しが行なわれる。これにより
時間軸が１７３に圧縮されるため、同じ信号を３回読出
す、そして、夫々の読出しの周期は２６３Ｈ１２６２Ｈ
，２６２，５Ｈとなる。

第２メモリ６では常に第１メモリ５との逆の動作が行な
われる。そこで、デジタルメモリ部１５からの出力はｎ
の如くなる。このとき、読出し動作の１回目、２回目は
その期間がＨ期間の整数倍となっており、第１回目、第
２回目、第３回目間のつなぎ目において、Ｈの不連続は
生じない、また、最後〈３回目）の読出し期間は２６２
．５　Ｈとなっており、次のフィールド（偶、奇の種類
が異なる）の読出し信号（出力されるメモリが異なる）
との間でも、Ｈの不連続が生じない。

尚、以上の動作はテープ速度及びヘッド回転速度を夫々
１．／３にしての再生動作である。通常再生と同じ速度
にした場合でも、問題なく再生できるが、再生時間は１
／３となる（３倍速再生と同等である）。

又、ヒ記実施例は記録時間を３倍に設定するものである
が、奇数倍に設定する（例えば５倍、７倍等）にも同様
の考え方で対処できる。偶数倍の記録時間を設定する場
合も考えられるが、このとき、８フイールド（４倍のと
き）に対応する周期を有しデユーティ５０％のＳＷ倍信
号作成し、これに基づいて制御が行なわれる。

鍋数倍の記録時間を実現する場合、一方のフィールド〈
偶数又は奇数のフィールド）だけを記録することになる
。そこで、フィールド信号の周期は例えば、２６３Ｈ，
２６２Ｈ，２６３Ｈ，２６２Ｈ・・・の如（変化するこ
とになる（再生時のみ）、記録時は凹２．５Ｈ分を書込
む様にする。

（ト）発明の効果 以上述べた様に、本発明によれば、再生時の読出し動作
において、水平周期信号の連続を損なうことがな（、再
生画面のスキューを藺止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例の動作を示す波形図、
第３図、第４図、第５図、第６図、第７図、第８図は実
施例を示すブロック図である。 ５．６・・・デジタルメモリ ５９・・・フィールド信号発生手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）テープ速度及びヘッド回転速度を所定の１／ｎ（
   ここでｎは３以上の奇数）に設定する手段と、入力映像
   信号のｎフィールドに１個のフィールドを順次抜き出し
   てｎ倍に時間軸伸張して１本の記録トラックに対応させ
   て記録する手段と、再生時には再生信号をトラック単位
   で１／ｎ時間軸圧縮するとともにｎ回繰り返して読出す
   手段であって、この繰り返し期間を（ｎ−１）回目まで
   は水平同期周期の整数倍とし、ｎ回目を１フィールド期
   間と等しくする読出し手段を備えてなる長時間ビデオテ
   ープレコーダ。