JPH02206046A

JPH02206046A - 光磁気ディスク装置及び光磁気ディスク

Info

Publication number: JPH02206046A
Application number: JP2501089A
Authority: JP
Inventors: Hideki Fujie; 藤惠　英樹; Masatoshi Shinpo; 正利新保
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-02-03
Filing date: 1989-02-03
Publication date: 1990-08-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ディスク両面に信号の記録・再生・消去を行
う光磁気ディスク装置及び光磁気ディスクに関するもの
である。

従来の技術従来の光磁気ディスクの構造は、両面記録ディスクの場
合、両面共にそれぞれの面から見て同一方向のスパイラ
ル構造をしており、データの記録と消去はレーザピック
アップより照射されるレーザビームにより記録磁気膜を
加熱し、さらに光磁気ディスク面に与える外部よりの磁
界の方向を変えて行われている。

従来の光磁気ディスクは裏と表は共に同一方向のスパイ
ラル溝で、データの記録方向が内周部から外周部へと同
一のため表裏での連続なデータの記録又は、再生はディ
スクの回転方向を切り換えるか、光磁気ディスクを一度
装置より取り出して、ディスクを反転ル再度装置内にセ
ットする方式が取られている。この反転を行う手段とし
ては手動とオートチェンジャによる方法がとられている
。

発明が解決しようとする課題しかしながら、前記のディスクを使用して両面に対して
連続的にデータを記録・再生を行う場合、ディスクの回
転方向を変える方法では回転制御機構が複雑になると共
に瞬時に変化出来なく、またディスクを一度装置から取
り出す方法でも、一方の面から他方の面への記録再生時
にデータの時間的連続性が保てなくなるという欠点を有
していた。

又、一方の面から他方の面へ消去を伴う連続データ書き
込みの場合、一方の面のデータ記録を終えた後他方の面
の不用なデータを消去し、その後データを記録する動作
を行うため記録時間を多く必要とする欠点も有していた
。

本発明は、上記課題に鑑みて光磁気ディスクにデータを
記録・再生・消去を行うレーザー光を照射するレーザピ
ックアップをディスクの表裏に一対に配置し、連続的に
切り換えることによりデータの記録・再生の連続性を保
ちながら、尚がっ、一方の面では記録しながら他方の面
では消去を行いデータの記録・消去の効率化を図る光磁
気ディスク装置及び光磁気ディスクを提供するものであ
る。

課題を解決するための手段この目的を達成するために、本発明の光磁気ディスク装
置は、両面記録可能な光磁気ディスクを挟み互いに異な
る磁極を発生し記録・消去磁界を与える電磁石と、表裏
面に連動あるいは、独立に作動する一対のレーザピック
アップにより光磁気ディスクの両面に記録・再生・消去
を行う手段より構成されている。

又、同じ目的を達成するために本発明の光磁気ディスク
は、記録溝が表裏共に同一方向のスパイラル構造をして
おり、一方の面には内周から外周方向の回転方向に沿っ
てデータを記録する第１の複数の記録部を設け、また他
方の面は外周から内周方向の回転方向に沿ってデータを
記録する第２の複数の記録部を設け、アドレス凹凸プレ
ピット信号を第１、第２のそれぞれの複数の記録部の初
めに配置する構成とされている。

又、同じ目的を達成するために本発明の光磁気ディスク
は、記録溝が表裏共に同一方向のスパイラル構造をして
おり、両面共に複数の記録部を設け、アドレス凹凸プレ
ピット信号をそれぞれの複数の記録部の初めと終わりに
同一内容でアドレスの読み出し方向を互いに逆方向にし
て配置する構成とされている。

又、同じ目的を達成するために本発明の光磁気ディスク
は、内周部及び外周部に当たるデータ記録部以外のディ
スク面の反射率を表面と裏面で変えた構成とされている
。

又、同じ目的を達成するために本発明の光磁気ディスク
は、初期磁界は各面共に表面から見て同一方向に磁化さ
れた構成とされている。

作用この構成によって、一方向に回転する光磁気ディスクの
両面のプレピット信号を、表裏別々のレーザピックアッ
プで読むことができ、それにより両面のデータの連動記
録・再生を可能とすると共に、光磁気ディスクに対する
外部磁界を光磁気ディスクに垂直印加することにより、
一方の面にデータ書き込み磁界を印加すると他方の面は
消去磁界となることで特定データを消去することができ
消去の効率化が図れる作用がある。

実施例以下本発明の一実施例の光磁気ディスク装置及び光磁気
ディスクについて図面を参照しながら説明する。尚以下
においては本発明の一実施例の、記録・再生、記録・消
去、連続記録及び連続再生、光磁気ディスク表裏判定方
法について説明する。

まず、本発明の一実施例の光磁気ディスク装置及び光磁
気ディスクの記録・再生について以下に説明する。

第１図は本発明の一実施例における光磁気ディスク装置
のドライブ構成例を示すものである。第１図の１１はデ
ィスクを回転させるスピンドルモータ、１２はデータの
記録再生、消去を行う光磁気ディスク、１３は光磁気デ
ィスクに磁場を与える電磁石、１４はディスクの一方の
面にデータの記録再生消去を行うためのレーザピックア
ップ、１５はディスクの他方の面にデータの記録再生消
去を行うためのレーザピックアップである。

第２図（ａ）　（ｂ）は本発明の一実施例における光磁
気ディスクのセクター構成例を示すものであり、（ａ）
はディスクの表面の構成例を示し、２０は、トラック、
２１は１セクターの構成、２２はプレピット信号部、２
３はデータ記録部である。

（ｂ）はディスクの裏面のセクター構成例を示し、２４
は１セクターの構成、２５はプレピット信号部、２６は
データ記録部である。尚、第第２図（ａＬ　（ｂ）にお
ける図中の矢印はプレピット信号の読み出し方向を示す
。

第３図は本発明の一実施例における光磁気ディスクの表
面あるいは裏面のセクターの構成例を示すものであり、
３はトラック、１は１セクターの構成、３２．３４はプ
レピット信号部、３３はデータ記録部を示す。尚、図中
の２つの矢印はそれぞれプレピット信号の読み出し方向
を示す。

また、第２図と第３図の違いは、プレピット信号の付は
方が異なっており、第２図は、■データ記録部に１つの
プレピット信号が割り当てられ表裏面でプレピット信号
の読み出される方向が異なる構成で、第３図は、１デ一
タ記録部に２つのプレピット信号が割り当てられ表裏同
一構成ででプレピット信号の内容は同一であるが、信号
の読み出し方向が異なる構成を有している。

以上のように構成された光磁気ディスク装置及び光磁気
ディスクの記録と再生について、以下にその動作を説明
する。

まず第２図（ａ）（ｂ）では表裏面のスパイラル方向が
同一であるため、（ａ）のディスク面では、内周部から
外周部に向はトラックに沿ってデータが記録再生され、
（ｂ）のディスク面は外周部から内周部に向はトラック
に沿ってデータが記録再生される。そのためにディスク
の溝につけられているプレピット信号は、（ａ）、（ｂ
）面共に各セクターのデータ記録部の読み出し方向の先
頭部に付加されている。

第３図は各セクターのデータ記録部の始めと終わりに同
一内容でアドレスの読み出し方向が互いに逆方向となる
プレピット信号が配置されており、読み出し方向のいか
んによらずどちらか一方のプレピット信号が読め、その
後、データ記録部が読める構造となっている。

次に、本発明の一実施例の光磁気ディスク装置及び光磁
気ディスクの記録・消去について、以下にその動作を説
明する。

第５図（ａ）〜（Ｃ）は光磁気ディスクの媒体内におけ
る磁化方向を示す図であり、（ａ）は媒体の初期化磁界
を示し、（ｂ）は光磁気ディスクのＡ面へのデータの記
録しを示している。（Ｃ）は光磁気ディスクの８面への
データの記録とＡ面のデータの消去を示している。

第５図（ａ）において、５０は光磁気ディスク、５１は
両面光磁気ディスクのＡ面、５２は８面を示し、第５図
帖）、　（Ｃ）において、５３は電磁石、５４．５５は
レーザピックアップである。

以上のように構成された光磁気ディスク装置及び光磁気
ディスクの記録と消去について、以下にその動作を説明
する。

第１図で光磁気ディスク１２に磁界を印加する電磁石１
３はディスクの表裏にまたがったＵ字構造をしており全
データ記録領域をカバーし、光磁気ディスク１２の面に
対して磁束が垂直に印加される位置にセットされている
。

まずデータを記録する動作について説明する。

第５図（ａ）において、細矢印は磁化の方向を示してお
り初期状態では各面共に表面に対して上向きの同一方向
に磁化されている。

第５図（ｂ）において電磁石５３により光磁気ディスク
のＡ面に記録磁界を与える図中の太矢印は電磁石５３に
より発生する磁界方向を示す。この磁界方向は（ａ）の
初期化された光磁気ディスク５０のＡ面５１と磁化方向
とは異なり、この状態でレーザピックアップ５４により
データに応じて熱を断続に加える事で光磁気ディスク５
０のＡ面の磁化方向を変化できる。

次にＢ面にデータを記録しＡ面のデータを消去する動作
について説明する。

第５図（Ｃ）において、電磁石５３はＢ面にデータを記
録するため（ｂ）と異なる向きの磁場が発生させられて
いる。

まず、データの記録はレーザピックアップ５５により（
ｂ）で説明した方法でおこなわれる。次に、データの消
去は光磁気ディスク５０のＡ面５１での磁場方向が（ａ
）の初期化時と同一方向の磁場と成っているからレーザ
ピックアップ５４でデータ記録部に一定の熱を加える事
でＡ面の記録データが消去でき、その結果光磁気ディス
ク内の磁化方向を初期化時と同じにすることができる。

このように光磁気ディスク５０の８面５２にデータ記録
するために発生させる書き込み磁界はＡ面では極性が反
対の磁界となるため消去磁界となる。

従って表裏で独立に作動するレーザピックアップ５４．
５５のうち一方のレーザピックアップ５５を用いること
で片面、例えば８面５２で記録動作を行っている時に、
もう一方のレーザピックアップ５４は別の面、例えばＡ
面５１の特定のアドレスデータの消去動作も行えるよう
に制御が行われる。この時、データ記録のための各レー
ザピックアップ５４．５５の移動方向は第２図及び第３
図のディスクを使用した場合、一方の面が内周より外周
方向へ、他方の面では外周より内周方向にプレピット信
号を読みながら移動するように制御される。

尚、データ記録部以外のプレピット信号部ではレーザピ
ックアップ５４．５５のレーザパワーを下げることで記
録あるいは消去磁界中でもプレピット信号及び記録済み
データを読むことができる。

次に、光磁気ディスク装置及び光磁気ディスクによる連
続記録または、連続再生について図面を参照しながら、
その動作を説明する。

本発明の光磁気ディスク装置は、第２図及び第３図に示
す新たな構成のプレピット信号により、一方の面、例え
ばＡ面５１の内周部から外周部方向に向けてのレーザピ
ックアップ５４移動によるアドレス読み込みと、他方の
面、例えば８面５２での外周部から内周部方向へ向けて
のレーザピックアップ５５の移動によりアドレス読み込
みが可能となる。

独立に移動、記録、再生、消去の制御動作が可能な一方
のレーザピックアップ、例えば５４により一方の例えば
Ａ面５１が最外周部の記録又は再生中には他方の面、例
えば８面５２のレーザピックアップ５５は最外周の記録
先頭番地で１トラツクジヤンプをしながらＡ面の記録又
は、再生が終了するのを待ち、終了と同時にＢ面の記録
、再生を行うように制御される。この操作により表裏Ａ
面５１．８面５２の連続再生が可能となる。

尚、逆に８面５２からＡ面５１への連続記録、再生も同
様な処理により可能であることは明かである。

最後に、本発明の一実施例の光磁気ディスクの表裏判定
の動作について説明する。

第４図（ａ）（ｂ）は表裏判定の一例を示す説明図で、
（ａ）は両面のうちの一方の面の構成図、（ｂ）は両面
のうちの他方の面の構成図である。４０はトラック、４
１・４２はデータ記録部、４３・４４・４５・４６はデ
ータ未記録部である。

本発明の光磁気ディスク装置では第２図で示されるディ
スクのＡ面、Ｂ面を反対にしてセットした場合、プレピ
ット信号の読み出し方向が反対となるため、レーザピッ
クアップでアドレス信号が読めず記録再生ができなくな
る。

そのためディスクの表裏を判定する手段が設けられてい
る。ここで第４図（ａ）のデータ未記録部４３．４４に
対して第４図（ロ）のデータ未記録部４５．４６は面の
反射率が異なるようなされている。このため、データ未
記録部４３．４４．４５．４６へのレーザピックアップ
の光の照射とその反射光測定では、Ａ面、Ｂ面の反射率
の差が生じ、これを利用してディスクのセット誤りを防
止する事ができる。

発明の効果以上のように構成すれば、光磁気ディスクでの表裏判定
と、特定の回転方向のみでディスクのＡ面、Ｂ面の掛替
えなしに表裏のレーザピックアップでプレピット信号を
読むことができ、それによりデータの連続記録、再生あ
るいは片面にデータを書き込み中にもう一方の面の特定
データを消去することができる、消去の効率化を図るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光磁気ディスク装置
のドライブ構成図、第２図（ａ）は本発明の一実施例に
おける光磁気ディスクで、ディスクのＡ面の構成図、第
２図（ｂ）は、本発明の一実施例における光磁気ディス
クで、ディスクのＢ面の構成図、第３図は本発明の別の
一実施例における光磁気ディスクの表裏の構成図、第４
図（ａ）　（ｂ）は本発明の一実施例における光磁気デ
ィスクの表裏判定の一構成図、第５図（ａ）〜（Ｃ）は
本発明の光磁気ディスクの記録・消去の動作説明図であ
る。１１・・・・・−スピンドルモータ、１２・・・・−両
面記録・再生光磁気ディスク、１３・・・・・・電磁石
、１４・・・・・・レーザピックアップ、１５・・・・
・・レーザピックアップ、２゜３０、４０・・・・・・
トラック、２Ｌ　２４．３１・・・・・・１セクターの
構成、２２．３２．３４・・・・・・プレピット信号部
、２３゜３３、４１．４２・・・・・・データ記録部、
２５・・・・・・プレピット信号部、２６・・・・・・
データ記録部、４３．４４．４５．４６・・・・・・デ
ータ未記録部、５０・・・・・・光磁気ディスク、５１
・・・・・−光磁気ディスクのＡ面、５２・・・・・・
光磁気ディスクのＢ面、５３・・・・・・電磁石、５４
．５５・・・・・・レーザピックアップ。代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名ψ 城

Claims

【特許請求の範囲】

（１）データを両面に記録する光磁気ディスクと、ディ
スクを挟み互いに異なる磁極を有し記録・消去磁界を与
える電磁石と、光磁気ディスクの両面にセットして連動
あるいは独立に作動する一対のレーザピックアップ系で
、一方の面を記録動作中に他方の面の消去動作を行うこ
とを特徴とする光磁気ディスク装置。
（２）光磁気ディスクの記録溝が表裏共に同一方向のス
パイラル構造をしており、一方の面には内周から外周方
向の回転方向に沿ってデータを記録する第１の複数の記
録部を設け、他方の面には外周から内周方向の回転方向
に沿ってデータを記録する第２の複数の記録部を設け、
アドレス凹凸プレピット信号を第１、第２のそれぞれの
複数の記録部の初めに配置することを特徴とする光磁気
ディスク。
（３）光磁気ディスクの記録溝が表裏共に同一方向のス
パイラル構造をしており、両面共に複数の記録部を設け
、アドレス凹凸プレピット信号をそれぞれの複数の記録
部の初めと終わりに同一内容でアドレスの読み出し方向
を互いに逆方向にして配置することを特徴とする光磁気
ディスク。
（４）光磁気ディスクの内周部及び外周部に当たるデー
タ記録部以外のディスク面の反射率を表面と裏面で変え
、レーザピックアップで読むことで表裏の判定を行うこ
とを特徴とする光磁気ディスク。
（５）光磁気ディスクの初期磁界は各面共に表面から見
て同一方向に磁化された構成とされていることを特徴と
する請求項（２）または（３）のいずれかに記載の光磁
気ディスク。