JPH04259943A - 光磁気ディスクの記録再生装置 - Google Patents

光磁気ディスクの記録再生装置

Info

Publication number
JPH04259943A
JPH04259943A JP4289091A JP4289091A JPH04259943A JP H04259943 A JPH04259943 A JP H04259943A JP 4289091 A JP4289091 A JP 4289091A JP 4289091 A JP4289091 A JP 4289091A JP H04259943 A JPH04259943 A JP H04259943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
disk
layer
reproducing
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4289091A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Udagawa
俊樹 宇田川
Atsushi Fukumoto
敦 福本
Shunji Yoshimura
俊司 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4289091A priority Critical patent/JPH04259943A/ja
Priority to EP96113028A priority patent/EP0747896B1/en
Priority to EP92102089A priority patent/EP0498459B1/en
Priority to DE69231042T priority patent/DE69231042T2/de
Priority to DE69225159T priority patent/DE69225159T2/de
Publication of JPH04259943A publication Critical patent/JPH04259943A/ja
Priority to US08/299,544 priority patent/US5579294A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、再生時、光照射領域
(レーザビームスポット)の一部からのみ、再生信号を
取り出すようにすることによって、高密度に情報の記録
再生ができる光磁気ディスクと、光照射領域のほぼ全域
を用いて再生信号を取り出すの従来方式の光磁気ディス
クとの両方の光磁気ディスクの記録再生が可能な光磁気
ディスクの記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報信号の書き替えが可能な光磁気ディ
スクは、光磁気記録膜を有し、この膜にレーザビームを
照射して加熱することにより、その部分の磁化の方向(
記録ピット)を、記録情報に応じた外部磁界に応じたも
のとして、情報記録を行う。そして、再生は、レーザビ
ームを記録ピットのトラックに照射し、その反射光の偏
光面が磁化の方向によって回転すると言うカー効果を利
用して行う。光磁気ディスクが光磁気膜のほかに反射膜
を有する2層以上の構成の場合には、ファラデー効果も
利用される。
【0003】ところで、光磁気ディスクへの情報の線記
録密度は、再生信号のC/Nによって決められている。 従来の一般的な光磁気ディスク(以下この従来の光磁気
ディスクをMOディスクという)の光磁気記録再生にお
いては、図7に示すように、MOディスク上のレーザビ
ームによる光照射領域であるビームスポット1の領域の
ほぼ全てを再生信号検出領域としている。このため、M
Oディスクの再生可能な線記録密度は、レーザビームス
ポット径により定まる。
【0004】例えば、図7Aに示すように、レーザビー
ムスポット1の径dが記録ピット2のピッチτよりも小
さければ、スポット1内に2個の記録ピットが入ること
はなく、再生出力波形は図7Bに示すようになり、再生
信号は読取り可能である。ところが、図7Cに示すよう
に、高密度で記録ピットが形成されており、レーザビー
ムスポット1の径dが記録ピット2のピッチτよりも大
きくなると、スポット1内に2個の記録ピットが同時に
入り込み、再生出力波形は図7Dに示すように一定とな
り、その2個の記録ピットを分離して再生することがで
きず、再生不能となる。
【0005】スポット径dはレーザ光の波長λと、対物
レンズの開口数NAに依存している。そこで、従来は、
波長λの短いレーザ光を使用し、あるいは対物レンズの
開口数NAを大きくすることによりレーザビームのスポ
ット径dを小さくして、高記録密度化を図る工夫がなさ
れている。しかし、これらは、レーザ光源の問題や光学
系上の問題で限界があり、より高記録密度化するときの
障害となっている。
【0006】また、同様に、トラック密度は、主として
隣接トラックからのクトストークによって制限されてい
るが、このクロストークの量も従来の場合には、レーザ
ビームスポット径dに依存し、やはり高密度記録化への
障害となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本願の出願人は、レー
ザビームスポット径を変更しなくても、読取り可能な線
記録密度及びトラック密度を高くできるようにした新規
な光磁気ディスク(以下、この新規な光磁気ディスクを
MSRディスクという)及びその再生方法を先に提案し
ている。
【0008】その1つは、図8Aに示すように、記録層
3と、中間層4と、再生層5が積層された多層膜を有す
る第1のMSRディスクである。各層は、そのキュリー
温度が、例えば記録層3は300℃のもの、中間層4は
120℃のもの、再生層5は400℃以上のもの、でそ
れぞれ構成されている。
【0009】このMSRディスクの場合、再生前の室温
の状態では、記録層3、中間層4、再生層5は、図8A
に示すように、静磁結合あるいは交換結合の状態で磁気
的に結合しており、記録層3の記録ピットは再生層5に
全て転写されている。図中矢印は、各層における磁化の
方向を示している。
【0010】そして、再生時には、MSRディスクには
、図8Bに示すように、レーザビーム6が照射されると
共に、所定の再生磁界Hreが与えられる。MSRディ
スクには、図8Cに示すように、このレーザビーム6の
照射により中間層4のキュリー点以上の温度になる領域
8が生じる。このとき、MSRディスクは高速で回転し
ているので、この高温領域8は、図8Cに示すように、
照射レーザビーム6の走査スポット7の位置よりも、M
SRディスクの移動速度(線速度)に応じた量だけ回転
方向にずれた領域になる。
【0011】この高温領域(マスク領域)8では、中間
層4の温度がキュリー点Tc以上であるので、図8Bに
示すように、この中間層4の磁性が失われ、この領域8
の部分における記録層3と再生層5の磁気的結合が消滅
し、再生層5の磁化は再生磁界Hreの方向となる。つ
まり、この高温領域8における再生層5の記録ピットは
消去される。そして、走査スポット7の領域のうち、こ
の高温領域8との重なり領域を除く領域9が実質上の再
生領域となる。すなわち、レーザビームの走査スポット
7は高温領域8により一部がマスクされ、マスクされな
い小さい領域が再生領域9となる。
【0012】こうして、レーザビームの走査スポット7
がマスク領域8によりマスクされない小さい再生領域9
からの反射光のカー回転角を検出することによりピット
の再生が行なわれるので、レーザ光スポット7のスポッ
ト径dを小さくしたことに等しくなり、線記録密度を上
げることができる。
【0013】以上の再生方法を、以下、消去タイプの再
生方法と称する。
【0014】また、本願の出願人は、別の方式も提案し
ている。これは、特願平1−229395号に記載され
ている。
【0015】この方式のMSRディスクの光磁気膜は、
原理的には、記録層と再生層との積層膜からなる。この
場合、記録層と再生層とは静磁結合あるいは磁気的交換
結合している。そして、再生層のキュリー点は記録層よ
り低い。室温では、再生層には記録層の磁化が転写され
る。
【0016】この方式では、原理的には、再生前に初期
化磁界をMSRディスクにかけ、再生層の磁化の方向を
初期化磁界の方向に揃え、再生層の記録ピットを消去す
る。初期化磁界Hinの大きさは、再生層の磁化を反転
させる磁界Hcpより大きく(Hin>Hcp)、また
、記録層の磁化を反転させる磁界Hcrより十分小さく
(Hin<<Hcr)選定されている。
【0017】再生は、以上のようにして初期化した状態
で、MSRディスクにレーザビームを照射する。すると
、前述と同様にしてMSRディスクの回転移動速度(線
速度)に応じて回転方向に走査スポット位置よりずれた
領域(図8の領域8に対応)のディスク温度が所定温度
Tsより高くなる。すると、再生層のその領域の保磁力
が小さくなるため、その所定温度Tsより高温の領域だ
けに記録層の記録ピットが転写されて記録ピットが再生
層に浮き出る。そして、その浮き出し領域のうちのレー
ザビームスポットとの重なり領域からの反射光の偏光面
のカー回転角を検出することにより再生を行う。
【0018】この方式の場合には、レーザビームの走査
スポットの領域のうち所定温度Tsより高温の浮き出し
領域以外の領域は、記録ピットが現れない領域いわばマ
スク領域である。そして、浮き出し領域とビームスポッ
トの領域との重なり部分が再生領域となり、この領域は
、スポット径より小さいので、前述の消去タイプと同様
に線記録密度を高くすることができる。
【0019】そして、この方式の場合には、再生領域1
8が、スポット7と、これより小さい浮き出し領域17
との重なり領域であるので、ディスクの半径方向にも再
生領域の大きさがスポット7よりも小さくなる。したが
って、この再生方式の場合には、トラック密度も高くす
ることができる。
【0020】なお、実際上は、再生層の初期化状態を安
定に保持し、また、再生時には記録層から記録ピットの
転写を良好に行うため、図9に示すような4層の光磁気
膜がディスクに形成される。
【0021】すなわち、このタイプの再生方法が適用さ
れるMSRディスクは、記録層11、中間層12、再生
補助層13、再生層14の4層の積層膜を有する。各層
のキュリー温度は、例えば、記録層11は250℃、中
間層12は250℃、再生補助層13は120℃、再生
層14は300℃以上、にそれぞれ選定されている。
【0022】記録層11は、初期化磁界、再生磁界、ま
た再生温度等に影響されずに記録ピットを保持している
層であって、室温、再生温度Tsにおいて十分な保磁力
がある。
【0023】中間層12の垂直異方性は再生補助層13
、記録層12に比べ小さい。このため、再生層14と、
記録層11との間に磁壁を作る際、磁壁が安定にこの中
間層12に存在する。そのため、再生層14、再生補助
層13は、安定に消去状態(初期化状態)を維持する。
【0024】再生補助層13は、室温での再生層14の
保磁力を大きくする働きをしており、このため、初期化
磁界によって揃えられた再生層14、再生保持層13の
磁化は磁壁が存在しても安定に存在する。また、再生補
助層13は、再生時には、再生温度Ts近辺で保磁力が
急激に小さくなり、このため、中間層12に閉じこめら
れていた磁壁が再生補助層13にまで拡がって最終的に
再生層14を反転させ、磁壁を消滅させる。この過程に
より、再生層14にピットが生じる。
【0025】再生層14は室温でも磁化反転磁界Hcp
が小さく、その磁化は容易に反転する。このため、再生
層14は、初期化磁界Hinにより、その全面の磁化が
同方向に揃う。揃った磁化は、再生補助層13に支えら
れて記録層11との間に磁壁がある場合でも安定な状態
が保たれる。そして、前記のように、再生時には、記録
層11との間の磁壁が消滅することにより、記録ピット
が生じる。
【0026】実際の再生に当たっては、再生に先立ち、
図10Aに示すように、初期化磁界Hinにより再生層
14及び再生補助層13の初期化を行う。このとき、中
間層12に磁壁(図10において、横向きの矢印で示す
)が安定に存在し、再生層14、再生補助層13は、安
定に初期化状態を維持する。
【0027】次に、図10B,Cに示すように、レーザ
ビーム15を記録ピットのトラックに照射すると共に、
再生磁界Hreをかける。この再生磁界Hreとしては
、レーザ光照射による昇温後の再生温度Tsにおいて、
再生層14、再生補助層13を反転させ、中間層12の
磁壁を消滅させる磁界以上の磁界が必要である。また、
再生層14、再生補助層13が、その磁界方向を反転し
てしまわない程度の大きさとされる。
【0028】レーザビーム15の照射による温度上昇に
より、MSRディスクには前述と同様に、ビーム走査ス
ポット16に対し、ディスクの回転方向にずれた部分に
再生温度Ts以上の高温領域である浮き出し領域17が
生じる。すると、その浮き出し領域17における再生補
助層13の部分(図10Cで斜線を付して示す部分)の
保磁力が下がる。再生磁界Hreは、記録層11〜再生
層14間の交換結合力より小さいので、その部分では中
間層12の磁壁がなくなり、記録層11の記録ピットが
再生層に転写され、ピットが再生層14に生じる。そし
て、走査スポット16の領域のうち、この浮き出し領域
17との重なり領域18が実質上の再生領域となる。す
なわち、レーザビームの走査スポット16の領域のうち
浮き出し領域17との重なり領域18以外はマスクされ
、この重なり領域18が再生領域となる。
【0029】こうして、レーザビームの走査スポット1
6と浮き出し領域17とが重なる小さい再生領域18か
らの反射光のカー回転角を検出することにより記録情報
の再生が行なわれるので、レーザ光スポット16のスポ
ット径dを小さくしたことに等しくなり、線記録密度を
上げることができる。
【0030】以上の再生方法を、以下、浮き出しタイプ
の再生方法と称する。
【0031】以上のようにして、MSRディスクを用い
、消去タイプ及び浮き出しタイプの再生方法を採用する
ことにより、レーザビーム走査スポットの径を小さくす
ることなく、線記録密度及びトラック密度を高密度化す
ることが可能になる。
【0032】ところで、以上のように高記録密度の記録
再生が可能なMSRディスクの記録再生装置を考えた場
合に、現在、広く普及しているMOディスクの記録再生
ができることが望ましい。すなわち、いわゆる上位互換
が取れることが望ましい。そして、その場合に、記録再
生装置としては、できるだけ両ディスクの記録再生のた
めのハードウエアを共用できるようにして、構成が簡単
な装置を提供できることが望ましい。
【0033】この発明は、以上の点を考慮しつつ、従来
のMOディスクの記録再生も可能なMSRディスクの記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明による光磁気ディスクの記録再生装置に
おいては、消去タイプあるいは浮き出しタイプの再生方
法が適用されるMSRディスクの記録再生時と、MOデ
ィスクの記録再生時とで、少なくともチャンネルクロッ
クを切り換える。
【0035】
【作用】前述したように、MSRディスクの高密度記録
化は、消去タイプ及び浮き出しタイプのいづれの場合に
おいても、レーザビームスポット径を小さくすることな
く実現することができるので、レーザビームスポット径
は従来のMOディスク用のものをそのまま使用すること
ができる。すなわち、MSRディスクにおいては、MO
ディスクの再生用レーザビームスポット径と同じであっ
ても、MOディスクよりも高密度に記録された情報の読
み出しができる。換言すれば、光学系をMOディスク用
と共用化することができる。
【0036】しかし、この場合に、ディスク回転駆動系
を共通化するため、回転速度を、両ディスクで同じにし
た場合、線記録密度の違いから、両ディスクにおいて、
チャンネルクロックが異なる。
【0037】この発明では、MSRディスクの記録再生
時とMOディスクの記録再生時とで、チャンネルクロッ
クが、両ディスクの線記録密度に応じたものに切り換え
られる。したがって、データフォーマット及び記録変調
方式が同じであれば、他の部分を共用化した状態で、M
SRディスクと、MOディスクの記録再生ができるもの
である。
【0038】
【実施例】[第1の実施例]図1は、この発明による記
録再生装置の第1の実施例のブロック図である。
【0039】図1において、20は光磁気ディスクで、
前述した消去タイプあるいは浮き出しタイプの再生方法
が適用されるMSRディスクと、MOディスクが装着可
能である。この例の場合、光磁気ディスク20は、回転
数一定(CAV)の回転駆動が行われるが、MSRディ
スクとMOディスクとで回転数は同じ値、例えば240
0rpmに選定される。また、ディスクサイズも等しく
される。なお、線速度一定(CLV)の回転駆動方式を
採用することもできる。
【0040】ところで、コンピュータの外部記憶などの
データ蓄積用に用いられるディスク媒体においては、デ
ータの取扱易さ、データアクセスのし易さなどの点から
、図2に示すように、ディスク媒体D上のトラック領域
を適当な長さのセクタSごとに区切り、セクタS単位で
データ処理ができるようにしている。そして、各セクタ
SにディスクD上の物理アドレスなどのセクタ管理情報
を記録する。このセクタ管理情報は、エンボス信号とし
て、予めディスクに書き込まれている。
【0041】図3は、WO(追記形光磁気ディスク)/
MO(書換形光磁気ディスク)のISO標準セクタフォ
ーマットである。同図に示すように、1セクタは、ヘッ
ダ部HDと、記録データ部DAとで、構成されており、
上記のようにヘッダ部HDは、光ディスク媒体に予めエ
ンボス信号として記録(プリフォーマット)される。ヘ
ッダ部HDは、セクタ同期部とアドレス部とからなる。 セクタ同期部は、セクタの切れ目を確実に識別するため
のものである。アドレス部には、そのセクタのディスク
上の物理アドレス等のセクタ管理情報が記録されている
。この物理アドレスは、例えば、トラックアドレスとセ
クタアドレスとからなる。セクタについて連続番号を付
したものである場合もある。記録データの記録は、この
ヘッダ部HDのセクタ管理情報に関連させて(この関連
情報はディレクトリの領域に蓄積される)、記録データ
部DAにのみ行われる。
【0042】この例では、ディスクの1トラック当たり
のセクタ数及びセクタフォーマットは、MSRディスク
とMOディスクとで同じにされる。例えば前記ISO標
準セクタフォーマットとされる。そして、ヘッダ部HD
のプリフォーマット部分も、MSRディスクとMOディ
スクとで等しい仕様とされる。
【0043】また、この例の場合、情報の記録変調方式
などのデータフォーマットも、MSRディスクとMOデ
ィスクとで等しくされるが、記録データの線記録密度は
、MSRディスクはMOディスクより高く、例えば2倍
に選定される。しかし、エンボスによるプリフォーマッ
ト部分は、MSRディスクであってもMOディスクの線
記録密度に等しく選定されている。プリフォーマット部
は、エンボス信号であり、前記消去タイプあるいは浮き
出しタイプの再生方法を適用できないからである。した
がって、MSRディスクの場合には、ヘッダ部HDと記
録データ部DAとで記録密度が異なる。
【0044】消去タイプの再生方法が適用されるMSR
ディスクとしては、例えば記録層はTbFeCoで構成
され、中間層はTbFeCoAlで構成され、再生層は
GdFeCoで構成されたものが用いられるものが使用
される。また、浮き出しタイプの再生方法が適用される
MSRディスクとしては、例えば記録層はTbFeCo
で構成され、中間層はGdFeCo、再生補助層はTb
FeCoAlで構成され、再生層はGdFeCoで構成
されたものが用いられるものが使用される。
【0045】ここで、消去タイプの再生方法が適用され
るMSRディスクの場合には、再生層には、従来のMO
ディスクと同様に記録情報が現れているので、中間層が
キュリー温度にならない使用条件であれば、従来のMO
ディスクの記録再生装置においても、このMSRディス
クを、MOディスクと全く同等に取り扱うことができる
【0046】MOシステムのISO標準フォーマットで
は、回転数2400rpm、レーザパワー1.5mW、
記録最内周半径=30mm、環境温度の上限=50℃で
ある。この条件で、例えばMSRディスク(PC/Si
Nの厚さ80nm、前記3層の光磁気膜の厚さ80〜1
00nm、SiNの厚さ80nm)の場合、レーザ照射
による温度は、最高、100℃+50℃(環境温度)ま
で上がる。したがって、中間層のキュリー温度を150
℃以上にすることによって、MSRディスクは従来のM
Oディスク記録再生装置においても使用可能となる。
【0047】前記中間層材料TbFeCoAlの場合、
中間層のキュリー温度は、Alを減らすことにより上げ
られる。また、Coを減らす、あるいはAlを増やすこ
とにより、キュリー温度を下げることができる。なお、
前記中間層材料TbFeCoAlのTbの代わりにGb
,Dyなどを用いることができる。
【0048】なお、MOディスク記録再生装置によって
、MSRディスクの記録再生を行うことすなわち下位互
換を考えなければ、上記のようにする必要はなく、中間
層としては、キュリー温度が150℃以下の、例えば1
20℃程度のものを用いることができる。
【0049】また、この例の場合には、トラッキング用
にプリプルーブがディスクに形成される。このプリプル
ーブもMSRディスクとMOディスクとで共通の仕様と
される。なお、トラッキング方法としては、このプリプ
ルーブによる方法に限らず、周知の種々の方法が適用可
能である。
【0050】そして、この例の場合、MSRディスクと
MOディスクとの識別のため、ディスクカートリッジに
識別用孔が設けられる。
【0051】次に、図1の記録再生装置のブロック図に
ついて説明するに、44はホストコンピュータ、40は
システムコントローラ(以下シスコンという)で、ホス
トコンピュータ44からの指令によりシスコン40が制
御されて、後述するデータの記録再生が行われると共に
、シスコン40とホストコンピュータ44との間でデー
タの授受が行われる。また、43はサーボシステムで、
シスコン40による制御によりフォーカスサーボ、トラ
ッキングサーボなどがなされる。
【0052】また、70はディスク種別識別手段で、前
記ディスク種別識別用孔を検知することにより、記録再
生装置に装填されたディスクがMSRディスクか、MO
ディスクかが識別される。そのディスク識別出力信号は
、シスコン40に供給されている。シスコン40は、こ
のディスク識別出力信号を受けて、MSRディスクとM
Oディスクに応じた制御を行う。
【0053】また、21はレーザ光源で、このレーザ光
源21からのレーザビームが光磁気ディスク20に入射
する。このレーザ光源21のレーザ光の一部は、レーザ
パワーモニタ用のフォトディテクタ22に入射する。こ
のフォトディテクタ22の光電変換出力は、オートパワ
ーコントロール回路23に供給される。オートパワーコ
ントロール回路23では、フォトディテクタ22の出力
と、レーザパワー基準発生回路24からのレーザパワー
設定基準値REFとが比較され、その比較誤差出力がレ
ーザドライブ回路25に供給され、レーザ光源21の出
力パワーが制御される。すなわち、以上の閉ループの制
御により、レーザ光源21の出力パワーが、レーザパワ
ー設定基準値REFに応じた値になるように制御される
【0054】レーザパワー基準発生回路24には、シス
テムコントローラ40からモード切換信号が供給され、
記録時/再生時/消去時とでレーザパワー基準値REF
が変更されると共に、MSRディスクとMOディスクと
でそれぞれに対応してレーザパワー基準値REFが変更
される。この場合、MSRディスクの再生時のレーザパ
ワー設定基準値REFは、レーザ光源21の出力レーザ
パワーが、再生領域9又は18の大きさが所定の最適値
となるような値に予め設定される。すなわち、レーザ出
力パワーが変化すれば、図4に示すように、ディスク上
においてレーザビーム照射により所定のしきい値温度T
θを越える領域の大きさがS1,S2のように変化する
。この領域は前述したマスク領域8あるいは浮き出し領
域17であるので、以上のようにレーザパワーをコント
ロールすることにより、前記再生領域9及び18の大き
さを所定のものとすることができるのである。
【0055】なお、前記のようにMSRディスクをMO
ディスク記録再生装置で記録再生可能なように構成しな
い場合には、MSRディスクとMOディスクとでレーザ
パワー基準値を変更しなくてもよい場合もある。
【0056】また、この例の場合、外部磁界Hreが、
磁界発生コイル51にドライバ52から駆動電流が供給
されることにより発生する。磁界発生コイル51は、光
磁気ディスク20のレーザビームを照射する面とは反対
側の面側において、レーザ光源21と対向する位置に設
けられる。ドライバ52には基準値発生回路53からの
基準値Mref が供給され、磁界発生コイル51から
発生する外部磁界Hreの大きさがこの基準値に応じた
所定の値になるようにされている。
【0057】この基準値発生回路53には、シスコン4
0からモード切換信号が供給され、記録時/再生時/消
去時とで、また、MSRディスクとMOディスクとで外
部磁界Hreの大きさが制御される。すなわち、記録時
及び消去時には、いづれのディスクの場合にも、それぞ
れのモードに適した所定の外部磁界が発生されるように
される。そして、MOディスクの再生時には、この外部
磁界は発生しないようにされる。また、MSRディスク
の再生時には、前述したように、この外部磁界として、
前述した所定の再生磁界Hreが発生するようにされる
【0058】レーザ光源21から光磁気ディスク20に
照射されたレーザビームの反射光は、図示しない光学系
を介して再生用フォトディテクタ31に入射して光電変
換される。
【0059】このフォトディテクタ31の出力信号は、
ヘッドアンプ32を介して信号処理回路としてのRFア
ンプ33に供給されて、これよりRF信号が得られ、こ
れがパルス整形回路34に供給されて、デジタル信号に
変換される。このデジタル信号はPLL回路35に供給
される。このPLL回路35からは、再生信号に同期し
たクロック信号が得られる。PLL回路35には、シス
コン40からの制御信号が供給され、MSRディスクと
MOディスクとの記録密度の違いに応じて同期周波数の
変更がなされる。この場合、この例では、MSRディス
クとMOディスクとのチャンネルクロック周波数は、2
:1であるので、PLL回路の制御は分周比を変更する
だけの簡単な構成でよい。
【0060】パルス整形回路34からのデジタル信号と
、PLL回路35からのクロック信号はデコーダ/エン
コーダ60に供給される。
【0061】このデコーダ/エンコーダ60は、シスコ
ン40によりモード制御され、再生信号中からセクタ管
理情報を抽出し、各セクタの物理アドレスをデコードす
る。また、記録データ部DAから読み出した記録データ
をデコードする。デコードされたデータは、シスコン4
0を介してホストコンピュータ44に送られる。また、
ホストコンピュータ44からの書き込みデータは、シス
コン40を介してデコーダ/エンコーダ60に供給され
て、所定のデータフォーマットのデータに変調される。 例えば(2,7)変調(ランレングスリミテッドコード
)にエンコードされる。
【0062】この書き込みデータは、書き込みパルス発
生回路61に供給される。また、シスコン40からは、
チャンネルクロック発生回路62にディスクがMSRデ
ィスクか、MOディスクかの識別情報に応じた切換信号
が供給される。チャンネルクロック発生回路62は、書
き込みパルス発生回路61に書き込みパルスの発生タイ
ミングを決定するチャンネルクロックを供給するが、前
記切換信号により、この例の場合には、MSRディスク
のときは、MOディスクの場合の2倍の周波数のチャン
ネルクロックを供給する。
【0063】書き込みパルス発生回路61からの書き込
みデータに対応する書き込みパルスは、前記チャンネル
クロックに同期したタイミングでオートパワーコントロ
ール回路23に供給される。記録時には、レーザパワー
基準発生回路24からの基準値REFにこの書き込みパ
ルスが加わった時に、ディスクの温度が記録層のキュリ
ー温度以上にされ、これにより記録層の磁化が外部磁界
Hreの方向に反転されることにより、2値データの記
録がなされる。
【0064】以上のようにして、MSRディスクとMO
ディスクにデータの記録がなされるが、MSRディスク
の場合には、チャンネルクロックの周波数がMOディス
クの場合の2倍であるので、2倍の線記録密度でデータ
の記録がなされるものである。  そして、再生は、前
述したように、MOディスクの場合には、外部磁界Hr
eは零の状態でレーザビームスポット走査により、その
ほぼスポット径の全領域を用いてなされる。このとき、
PLL回路35の出力クロックは、MOディスクのチャ
ンネルクロック周波数に応じた低いクロック周波数とな
る。
【0065】また、MSRディスクの場合には、磁界発
生コイル51から適当な再生用外部磁界Hreを発生さ
せた状態で、ディスク20にレーザビームスポットが照
射されることにより、スポット径より狭い再生領域9又
は18から高密度の記録情報の読み出しがなされる。こ
のとき、PLL回路35の出力クロックは、MSRディ
スクのチャンネルクロック周波数に応じた高いクロック
周波数となる。
【0066】なお、フォーカスサーボ及びトラッキング
サーボ等が次のようにしてなされる。すなわち、ヘッド
アンプ32の出力は、アーボアンプを介してマトリクス
アンプ42に供給される。このマトリクスアンプ42は
、フォトディテクタ31の複数の分割受光部の出力を用
いてフォーカスサーボ用信号及びトラッキングサーボ用
信号を形成する。このマトリクスアンプ42からのフォ
ーカスサーボ信号及びトラッキングサーボ信号は、サー
ボシステム43に供給され、図示しない光学系のフォー
カス用レンズを、例えばアクチエータを用いて位置制御
してフォーカシング制御を行い、また、トラッキング補
正用レンズ及びピックアップの位置を制御してトラッキ
ング制御を行う。この例の場合、サーボ系はMSRディ
スクとMOディスクとで共用することができる。
【0067】なお、以上の例ではMSRディスクとMO
ディスクとの識別は、ディスクカートリッジに識別用孔
を設けて、この識別用孔により識別するようにしたが、
ディスクの識別情報を記録したコントロールトラックを
ディスクに設けておき、システム起動時に、このコント
ロールトラックからの情報の読み出しを行ってディスク
識別を行うようにしてもよい。この場合、上記コントロ
ールトラックはMSRディスクにのみ設けるだけでもよ
い。MOディスクの場合には、識別情報なしにより判別
可能であるからである。
【0068】また、ディスク識別方法としては、予め、
MSRディスクに消去タイプあるいは浮き出しタイプの
再生を行うことにより再生される基準信号等を記録した
領域を形成しておく方法を用いることもできる。すなわ
ち、起動時に、この領域を外部磁界を印加した状態で再
生状態にすれば、MSRディスクであれば前記基準信号
を再生でき、MOディスクの場合には基準信号は得られ
ないことにより、両ディスクの識別ができる。
【0069】また、以上の例では、レーザパワー設定基
準値REFの値を適当な値に設定することにより、レー
ザ光源21の出力パワーをコントロールしてMSRディ
スクの再生時の再生領域9及び18の大きさを最適な所
定値にするようにしたが、外部磁界(再生磁界Hre)
を制御するようにしても、同様の効果が得られる。
【0070】すなわち、例えば消去タイプの再生方法を
考えた場合、前述の図8において、マスク領域8ができ
始める温度は、正確には中間層4のキュリー温度Tc2
ではなく、再生磁界Hreも関与し、再生層5の保磁力
をHc1、再生層5と記録層3との間の交換結合力をH
wとしたとき、 Hc1+Hw<Hre    ……(1)となる温度で
ある。再生層5と記録層3間の交換結合力Hwは、温度
が上がるにしたがい小さくなり、中間層4のキュリー温
度Tc2で零になる。
【0071】Hc1+Hwの温度特性を図示すると、図
5に示すようになる。この図でTc1は再生層5のキュ
リー温度であり、中間層4のキュリー温度Tc2以上の
温度では、再生層5が1層の場合の保磁力と同様になる
【0072】この光磁気ディスクの再生層5の磁化を一
方向に揃えるには、前記(1)式に示したように、Hc
1+Hwより大きい磁界をかければ良い。したがって、
同じ温度分布状態でも、図5で再生磁界HreとしてH
r0をかけた場合には、キュリー温度Tc2以上の範囲
がマスク領域8となるが、再生磁界Hreの大きさがH
r1の場合には、キュリー温度Tc2より低い温度Ta
までの範囲がマスク領域8となり、再生磁界Hreの大
きさに応じてマスク領域の大きさが変わり、この結果、
再生領域9の大きさが変わる。
【0073】したがって、外部磁界Hreをコントロー
ルすることにより、再生領域9又は18の大きさを所定
の大きさにすることができる。
【0074】浮き出しタイプの再生方法の場合にも、同
様にして外部磁界をコントロールすることにより、再生
領域18の大きさを所定の大きさにすることができる。
【0075】また、レーザパワーと外部磁界とを併せて
調整して、MSRディスクの再生時の再生領域9又は1
8の大きさを所定の値とすることもできる。
【0076】以上のように、この例の場合には、ほぼチ
ャンネルクロックを切り換えるだけで、MSRディスク
の記録再生装置において、MOディスクの記録再生を行
うことができ、ハードウエアの共通部分が多く、回路規
模及びスペースの点でも小型にできる。
【0077】[第2の実施例]この例は回転速度やプリ
フォーマットの仕様は、第1の実施例と同様、MOシス
テムと同様にするが、チャンネルクロック及びデータフ
ォーマットは、MSRディスク用システムに最適なもの
を選択した場合の例である。
【0078】例えばMSRディスクに対しては、チャン
ネルクロックを、従来のMOディスクのチャンネルクロ
ックの約2.5倍に選定し、データフォーマットは、M
Oシステムの前記(2,7)変調に対し、MSRディス
クの場合には、(1,7)変調、エッジ記録方式を採用
する。
【0079】図6は、この例の場合の記録再生装置の一
例のブロック図で、デコーダ/エンコーダ60には、M
OディスクとMSRディスクとのデータフォーマットの
違いに応じて、MOディスク用デコーダ/エンコーダ部
60Aと、MSRディスク用デコーダ/エンコーダ部6
0Bとが設けられている。そして、これらのデコーダ/
エンコーダ部60A及び60Bが、ディスク種別識別手
段70の識別出力に応じて、シスコン40によりMOデ
ィスク記録再生時とMSRディスク記録再生時とで切り
換えられる。他の構成は、第1の実施例と同様に構成さ
れる。
【0080】この例の場合には、MSRディスクの線記
録密度を最大限に生かすことができる。
【0081】[第3の実施例]以上の例は、従来、一般
的に普及しているMOディスクのデータフォーマットを
考慮してMSRディスクとの互換性を考えた場合の例で
あるが、将来的には、次世代のMOディスクが登場する
ことが考えられる。
【0082】そこで、この第3の実施例では、この次世
代MOディスクのデータフォーマットとして、MSRデ
ィスクの記録再生に適するデータフォーマットを採用す
るようにする。例えば、前述した(1,7)変調、エッ
ジ記録方式を採用し、このデータフォーマットをMSR
ディスクとMOディスクの記録再生に適用する。なお、
MSRディスクに最適のデータフォーマットとしては、
この方式に限られるものでないことはもちろんである。
【0083】このようにすれば、MSRディスクの高記
録密度化という効能を最大限に生かしつつMOディスク
の記録再生が容易に行えるディスク記録再生装置を、小
さい回路規模で実現することができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、MSRディスクの
高密度記録化は、レーザビームスポット径を小さくする
ことなく実現することができるので、レーザビームスポ
ット径は従来のMOディスク用のものをそのまま使用す
ることができる。したがって、光学系はMSRディスク
とMOディスクとで共通化することができる。
【0085】そして、MSRディスクの高記録密度化と
いう効能を最大限に生かすため、MOディスクと記録密
度を変更したとしても、MSRディスクの記録再生装置
において、少なくともチャンネルクロックを切り換える
だけで、MOディスクの記録再生を行うことができる。 したがって、回路規模を過大に増大させずに、MOディ
スクとの互換性を採れるMSRディスク記録再生装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による記録再生装置の一実施例のブロ
ック図である。
【図2】光磁気ディスクのセクタフォーマットの例を示
す図である。
【図3】1セクタのフォーマットを示す図である。
【図4】この発明による再生方法が適用されたディスク
再生装置の他の実施例のブロック図である。
【図5】レーザパワーを変えることによりマスク領域が
変わることを説明するための図である。
【図6】外部磁界を変えることによりマスク領域が変わ
ることを説明するための図である。
【図7】レーザビームスポット径と、再生可能な記録ピ
ットの記録密度との関係を説明するための図である。
【図8】消去タイプの再生方法及びその光磁気ディスク
の実質的な再生領域を説明するための図である。
【図9】浮き出しタイプの再生方法の光磁気ディスクの
一例を示す図である。
【図10】浮き出しタイプの再生方法及びその光磁気デ
ィスクの実質的な再生領域を説明するための図である。
【符号の説明】
3,11  記録層 4,12  中間層 5,14  再生層 8  マスク領域 9,18  再生領域 17  浮き出し領域 20  光磁気ディスク 21  レーザ光源 22  レーザパワーモニタ用フォトディテクタ23 
 オートパワーコントロール回路31  フォトディテ
クタ 40  システムコントローラ 43  サーボシステム 51  磁界発生コイル 60  デコーダ/エンコーダ 61  書き込みパルス発生回路 62  チャンネルクロック発生回路 70  ディスク種別識別手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録層と再生層とを有し、記録層と、
    再生層とが定常状態で磁気的に結合しており、再生時の
    光照射により所定温度以上に温度上昇する領域の前記記
    録層と再生層との磁気的結合を消滅させ、光照射領域の
    うち磁気的結合消滅領域を除く領域において前記記録層
    に保持された記録情報を前記再生層から読み出すように
    する第1の光磁気ディスクと、光照射領域のほぼ全域を
    用いて記録情報の再生を行う第2の光磁気ディスクとを
    記録再生可能な記録再生装置であって、チャンネルクロ
    ックは、前記第1の光磁気ディスクと前記第2の光磁気
    ディスクとで切り換えて記録及び再生を行うようにした
    ことを特徴とする光磁気ディスクの記録再生装置。
  2. 【請求項2】  記録層と再生層とを有し、再生層の磁
    化の方向を揃えた後、再生時の光照射により所定温度以
    上に温度上昇する領域において前記記録層に保持された
    記録情報を再生層に転写させて浮き出させ、光照射領域
    のうち、前記再生層の浮き出し領域と重なる領域から前
    記記録情報を読み出すようにする第1の光磁気ディスク
    と、光照射照射のほぼ全域を用いて記録情報の再生を行
    う第2の光磁気ディスクとを記録再生可能な記録再生装
    置であって、チャンネルクロックは、前記第1の光磁気
    ディスクと前記第2の光磁気ディスクとで切り換えて記
    録及び再生を行うようにしたことを特徴とする光磁気デ
    ィスクの記録再生装置。
JP4289091A 1991-02-08 1991-02-15 光磁気ディスクの記録再生装置 Pending JPH04259943A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4289091A JPH04259943A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 光磁気ディスクの記録再生装置
EP96113028A EP0747896B1 (en) 1991-02-08 1992-02-07 Magneto-optical recording and/or reproducing apparatus
EP92102089A EP0498459B1 (en) 1991-02-08 1992-02-07 Magneto-optical medium
DE69231042T DE69231042T2 (de) 1991-02-08 1992-02-07 Magnetooptisches Aufzeichnungs- und/oder -wiedergabegerät
DE69225159T DE69225159T2 (de) 1991-02-08 1992-02-07 Magnetooptisches Medium
US08/299,544 US5579294A (en) 1991-02-08 1994-09-01 Magneto-optical medium and recording and/or reproducing apparatus thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4289091A JPH04259943A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 光磁気ディスクの記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04259943A true JPH04259943A (ja) 1992-09-16

Family

ID=12648630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4289091A Pending JPH04259943A (ja) 1991-02-08 1991-02-15 光磁気ディスクの記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04259943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998009285A1 (en) * 1996-08-27 1998-03-05 Quinta Corporation Magneto-optical data storage system with high capacity
US5903525A (en) * 1997-04-18 1999-05-11 Read-Rite Corporation Coil for use with magneto-optical head

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998009285A1 (en) * 1996-08-27 1998-03-05 Quinta Corporation Magneto-optical data storage system with high capacity
US5903525A (en) * 1997-04-18 1999-05-11 Read-Rite Corporation Coil for use with magneto-optical head

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2959586B2 (ja) 光磁気ディスクの再生方法
EP0747896B1 (en) Magneto-optical recording and/or reproducing apparatus
JP3057517B2 (ja) 光記録媒体の信号再生方法
JPH056590A (ja) 光磁気記録装置
JP2771462B2 (ja) 光磁気記録媒体及び該媒体の使用方法
EP0499278B1 (en) Method for recording sector control information on magneto-optical disk
US6535463B2 (en) Method and apparatus for high density recording of data on a disk, and recording medium produced thereby
JPH04259943A (ja) 光磁気ディスクの記録再生装置
JPS61190743A (ja) 光磁気記録方法
JP2000276809A (ja) 光磁気記録媒体、記録再生装置、記録装置、記録方法および再生方法
JPH0482039A (ja) コピーガード機能を有する光ディスクこれを用いた光ディスク装置及び光ディスクシステム
JPH08147779A (ja) 情報記録媒体及びその再生方法
JPH1139803A (ja) 光記録媒体、光記録方法および光記録装置
JPH11273170A (ja) 情報記録媒体のアニール方法及びそれを用いた光学的情報記録再生装置
JP2783774B2 (ja) 光情報記録装置
JP2959589B2 (ja) 光磁気ディスクの再生方法
JP2000276776A (ja) 記録媒体、記録再生装置、再生装置および記録装置
JP2872801B2 (ja) 光磁気記録再生装置
JPH04103047A (ja) 光ディスク
JPH09190669A (ja) 情報再生装置及び光記録媒体の再生方法
JPH10241224A (ja) 光磁気記録媒体の記録、再生方法
JP2001266426A (ja) 光磁気記録媒体および再生装置
JPH11250519A (ja) 光記録媒体の再生装置及びその再生方法
JPH0388127A (ja) 光記録再生方法
JPH0258732A (ja) 記録再生方式