JP2698303B2 - 記録可能なディスクとディスク記録装置 - Google Patents

記録可能なディスクとディスク記録装置

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JP2698303B2
JP2698303B2 JP4326683A JP32668392A JP2698303B2 JP 2698303 B2 JP2698303 B2 JP 2698303B2 JP 4326683 A JP4326683 A JP 4326683A JP 32668392 A JP32668392 A JP 32668392A JP 2698303 B2 JP2698303 B2 JP 2698303B2
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重和 峯近
研示 虎沢
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、再生専用トラックの延
長上に記録可能なトラックを形成するディスクに於て、
その境界の特定を可能にするディスクと、そのディスク
の記録可能なトラックにのみ情報を記録する為のディス
ク記録装置に関する。 【0002】 【従来の技術】特開昭58−114343号公報には、
記録可能な光磁気記録エリアと再生専用の光再生エリア
を1枚のディスクに形成したディスクが開示されてい
る。この様なディスクは、光磁気記録エリアを識別して
情報を記録することができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、再生専用トラ
ックの延長上に記録トラックを形成するディスクを用い
て情報の記録を行う場合、再生専用トラックが途切れて
記録可能トラックに達したことを判別して記録を開始様
構成すると、判別の為の付加手段が必要になるばかりか
記録開始位置を予測できない為に記録開始が遅れること
が予測される。 【0004】そこで、記録の開始位置を事前に検出して
タイミング良く記録を開始する必要が生じる。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクの所
定範囲に凹凸列を形成すると共に該凹凸列の延長上に記
録トラック形成用のガイドを形成すると共に凹凸列の終
了位置又は前記ガイドの開始位置を特定する位置特定情
報を前記凹凸列として形成することを特徴とすると共
に、ディスク記録装置にディスクの所定範囲を情報記録
用の光学系で光学再生して位置特定情報に基づき前記ガ
イドの開始位置以降の範囲に情報を記録することを特徴
とするものである。 【0006】 【作用】よって、本発明によれば凹凸列として形成され
た特定位置情報を再生して、凹凸列の終端位置または記
録トラック開始位置が事前に識別される。 【0007】 【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を説明す
る。図1は情報記録媒体の平面図、図4は斜視図、図2
は記録、再生の条件に関する情報の記録されるフォーマ
ットを示す図、図3、図5は、本発明の情報記録媒体の
利用する情報記録再生装置のブロック図である。 【0008】図1において、1は光磁気ディスク(情報
記録媒体)である。中央部分には透孔2が設けられてお
り、この透孔2が情報記録再生装置にてクランプされ、
ディスク1が回転される。3は光磁気記録部分であり、
その構造は図4に示す様になっている。すなわち、案内
溝4a(この部分が記録トラックとなる)の形成された
プラスチック基板(ポリカーボネイト、アクリル)4に
GdTbFe,TbFeCo等の垂直磁化膜5(ハッチ
ングで示す)が蒸着又はスパッタリングによって設けら
れている。そしてこの垂直磁化膜5上には誘電体による
保護層6が形成されている。 【0009】光磁気記録部分3の内側には記録、再生の
条件に関する情報信号が記録された既記録部分7が設け
られている。この既記録部分7への情報信号の記録方法
は、コンパクトディスクプレーヤの如く、プラスチック
基板4上に凹凸のピット8として記録する方法や、ある
いは、追記型ディスクの様に、垂直磁化膜5を除去する
ことにより記録する方法が考えられる。又、この既記録
部分では垂直磁化膜の代りに、アルミニウム反射膜を形
成していてもよい。 【0010】以上の記録方法であれば、ディスク1から
の反射光量の変化により、既に記録された情報信号を読
み取ることができる。凹凸のピットの形で記録する方法
は、案内溝4a形成時に、ピットを作成することが可能
であり、又、消去されるおそれがないので有利である。
尚、レーザ光はプラスチック基板4側から矢印Aの如く
照射される。 【0011】記録、再生条件に関する情報の記録される
フォーマットとしては、コンパクトディスクも利用でき
る装置においては、コンパクトディスクのサブコードQ
チャンネルのフォーマットを使用する。サブコードQチ
ャンネルのフォーマットは図2に示すものである。この
うち、アドレスの4ビットにおいて0001,001
0,0011はコンパクトディスクにとって重要な意味
のあるパターンであるが、他のパターンはコンパクトデ
ィスクにとっては意味がない。 【0012】そこで、光磁気ディスク1の既記録部分7
には、サブコードQチャンネルのフォーマットのアドレ
ス部分に例えば1000のパターンを記録しておく。そ
して72ビットのデータ部分には、光磁気ディスクの記
録(消去も含む)、再生の条件に関する情報が記録され
る。この情報とは、例えば、記録時、消去時、再生時の
レーザパワー、線速度、バイアス磁界の強さ及び方向に
関するものである。又、特定パターンを記録して光磁気
記録部分3のはじまり(又は既記録部分7の終り)を指
示せしめることもできる。つまり、特定パターンを規準
位置を示す印にしたり、光磁気記録部分の開始部分まで
の回転数、時間のデータを記録する。 【0013】記録、再生に関する条件が必要なのは、次
の理由による。すなわち、光磁気ディスクの垂直磁化膜
の材料としては、前述の様にGdFe,TbFe,Tb
FeCoなどがあるが、組成が異なれば、レーザパワ
ー、バイアス磁界の条件は当然異なってくるし、TbF
eCoを基本とする材料でもCoの割合が増加すればキ
ュリー点が上昇するので記録消去のレーザパワーも大き
くする必要があるからである。 【0014】従い、記録、消去、再生時のレーザパワ
ー、記録、消去時のバイアス磁界の強さあるいは必要な
線速度を既記録部分7に書込んであれば、情報記録再生
装置において、記録材料の異なる光磁気ディスクに対応
できる。又、記録材料が同じであっても、無記録状態に
おける光磁気記録部分の磁化の向きが、規格によって異
なる場合も考えられるので、記録時、消去時のバイアス
磁界の向きを指定する情報が記録されることは有効であ
る。 【0015】次に図3に基づき、上記ディスクを利用す
る情報記録再生装置第1実施例について説明する。図3
において、10はレーザ光源である半導体レーザ、11
はコリメータレンズ、12は第1の偏光ビームスプリッ
タ、13は対物レンズ、14はディスク、15は1/2
波長板、16は偏光ビームスプリッタ、17,18は光
検出器、19,20は光検出器17,18の出力を切換
える切換スイッチ、21は加算器(非差動型再生回
路)、22は差動増幅器(差動型再生回路)、23はデ
コーダ、24はコントロール回路である。又、25はバ
イアス磁界の付与手段である。 【0016】ディスク(情報記録媒体)を装着すると、
このディスクは光磁気ディスクとンパクトディスクの2
つの可能性があるので、情報記録再生装置は光磁気ディ
スクの既記録部分又はコンパクトディスクのリードイン
部の読出し状態となる。すなわち、各切換スイッチ1
9,20はa側に制御され、光検出器17,18の出力
は加算器21のみに印加される。そして、ピックアップ
26は、読取開始位置にあるからディスクからの反射光
はリードイン部又は既記録部分に記録された情報に従い
強弱変化が生じる。光検出器17,18の出力はこの強
弱変化に従って変化するので、各光検出器17,18の
出力を加算することにより再生HF信号が得られる(出
力変化の大きい一方の光検出器を利用してもよい)。 【0017】この再生HF信号をデコーダ23によりデ
コードして、コントロール回路24に供給する。コント
ロール回路24では、読取られた情報信号に従って、装
置を制御することになる。まずサブコードQチャンネル
のアドレス4ビットが前述の様に1000の場合、光磁
気ディスクであると判別され、切換スイッチ19,20
がb側を選択する様に制御される。 【0018】さらに、光磁気ディスクである場合には、
記録、再生に関する情報が読取られ、この情報に応じて
半導体レーザ10バイアス磁界発生手段25、ディスク
を回転せしめるためのスピンドルモータがコントロール
回路により制御される。つまり、既記録部分7から情報
を読取っている期間中は、切換スイッチ19,20がa
側を選択していなければならない。そこで、既記録部分
7の終りの部分に特定パターンが記録されている媒体で
は、この特定パターンを検出することにより、切換スイ
ッチ19,20をb側に切換えれば良い。そして、同時
に、ピックアップ26の位置を示すカウンタの値をクリ
アする。光磁気記録部分3の開始部分までの時間等に関
するデータが記録されている場合には、このデータを読
取って、所定時間経過後、b側に切換れる様にすればよ
い。以上の動作はコントロール回路24(マイクロコン
ピュータ等で構成される)によって容易に実現される。 【0019】情報記録再生装置に光磁気ディスクが装着
されると、まず、上記の判別が行なわれる。そして、再
生動作を指定すると、半導体レーザ10にコントロール
回路24の制御により所定のパワーが供給される。半導
体レーザ10からの光は、コリメータレンズにより平行
光線とされ、第1の偏光ビームスプリッタ12によっ
て、S偏光成分が反射することにより、直線偏光(P偏
光成分)の光になる。 【0020】この直線偏光の光が対物レンズ13により
集光され、光磁気ディスク14の光磁気記録部分に照射
され、記録された情報に従って反射光の偏光面が回転す
る。この反射光は、P偏光成分が±0.3度程度、変化
したものである(すなわち、S偏光成分が発生してい
る)。再び、第1偏光ビームスプリッタ12に入射する
ことにより、P偏光成分は30%程度反射し、S偏光成
分かせ100%反射することにより、回転角の変化ず拡
大される。 【0021】回転角の変化が拡大された反射光は1/2
波長板15で偏光面が回転され、そして第2偏光ビーム
スプリッタ16によって、P偏光成分とS偏光成分に分
離されて、夫々対応する光検出器17,18に入射され
る。そしてこの光検出器17,18の出力が差動増幅器
22に供給されることにより、光磁気の再生HF信号が
得られる。 【0022】一方、光磁気ディスク装着後、記録又は消
去動作が指定されると、そのモードに応じたレーザパワ
ー、磁界の強さ、方向、ディスク回転制御の状態が、読
取った情報に基づいて、コントロール回路により設定さ
れる。又、光磁気記録部分の開始位置が、設定され、以
後のアクセスに利用される。そして、記録、消去動作が
行なわれる。 【0023】サブコードQチャンネルのアドレス4ビッ
トに1000が記録されていない場合にはコンパクトデ
ィスクが装着されていると判断され、切換スイッチ1
9,20はa側を選択したままであり、コンパクトディ
スクのHF信号が加算器21より得られる。尚、以上の
実施例では情報記録媒体として光磁気ディスクを用いた
が、光を照射することにより記録膜の除去又は性質を変
更することにより反射率を変化せしめる、追加型光ディ
スク等に利用しても良い。又、条件に関する情報は、読
取開始部分以外の部分に記録しても良い。 【0024】又、情報記録再生装置の構成を図5(第2
実施例)の如く構成することもできる。 【0025】 【発明の効果】よって、本発明によれば、ディスクの所
定範囲を再生するだけで再生専用の凹凸列の終端や記録
トラックの開始位置を事前に検出でき、記録の開始タイ
ミングに合わせた記録準備が可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のディスクの模式的平面図である。 【図2】本発明のディスクの記録フォーマットの説明図
である。 【図3】本発明の第1実施例に係るディスク記録再生装
置の再生回路ブロック図である。 【図4】本発明の要部切欠斜視図である。 【図5】本発明の第2実施例に係るディスク記録再生装
置の再生回路ブロック図である。 【符号の説明】 1 光磁気ディスク 3 光磁気記録部分 4a 案内溝 7 既記録部分 8 ピット 24 コントロール回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.プラスチック基板の所定範囲に凹凸列を形成すると
    共に該凹凸列の延長上に記録トラック形成用のガイドを
    形成するディスクに於て、前記凹凸列の終了位置又は前
    記ガイドの開始位置を特定する位置特定情報を前記凹凸
    列として形成することを特徴とする記録可能なディス
    ク。 2.プラスチック基板の所定範囲に凹凸列を形成すると
    共に該凹凸列の延長上に記録トラック形成用のガイドを
    形成するディスクに於て、前記凹凸列の終了位置又は前
    記ガイドの開始位置を特定する位置特定情報を前記凹凸
    列として形成する記録可能なディスクに情報を記録する
    ディスク記録装置に、 前記ディスクの所定範囲を情報記録用の光学系で光学再
    生し、位置特定情報に基づき前記ガイドの開始位置以降
    の範囲に情報を記録することを特徴とするディスク記録
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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