JPH0220537Y2 - - Google Patents

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JPH0220537Y2
JPH0220537Y2 JP16181985U JP16181985U JPH0220537Y2 JP H0220537 Y2 JPH0220537 Y2 JP H0220537Y2 JP 16181985 U JP16181985 U JP 16181985U JP 16181985 U JP16181985 U JP 16181985U JP H0220537 Y2 JPH0220537 Y2 JP H0220537Y2
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JP
Japan
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fitting
circumferential surface
inner circumferential
seal ring
guide cylinder
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JP16181985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は排水口を閉塞する止水栓の改良に関す
るものである。
(従来の技術) 周面が円錐形の栓は周知であるが、その栓が受
口のテーパ面と密に嵌合してしまうと、水密上は
好ましい反面、栓を抜くときに大きな力を必要と
し、特に水中にあるものでは水圧と摩擦に抗して
開栓する必要がある。そのため出願人はさきに、
密嵌した栓を、てこの利用により容易に開栓する
技術を開発し、出願した。本考案は、それと異な
り、栓の密嵌を防ぐことにより同様の目的を達し
ようとするものである。
(技術的課題) 即ち本考案の目的は、栓本体をシールリングに
よりその受金具に支持させることにより両部材が
密に嵌合するのを防止し、かつ栓本体が受金具に
安定に嵌るようにした止水栓を提供することにあ
る。
(技術的手段) 前記目的を達する本考案は、栓本体1とその受
金具2とから成り、受金具2の口部にテーパ内周
面3に設けた止水栓であつて、前記テーパ内周面
3に沿つて環状に溝4を形成し、そこにシールリ
ング5を嵌着するとともに、テーパ内周面の下部
に小径のガイド筒部6を形成し、一方栓本体1の
下面に前記シールリング5と密接する嵌合部7を
弧状に形成し、その下部にガイド筒部と僅かな間
隙gを存して嵌合する挿入管部8を形成したこと
を特徴とする止水栓である。
(考案の作用) 栓本体1は、受金具2に、その内周面3に嵌着
したシーリング5によつて受支えられ、かつ栓本
体下面の上部は弧状の嵌合部7となつているた
め、栓本体1がテーパ内周面3と密接する状況は
殆んど起らず、接しても嵌合部7の弧状によりテ
ーパ内周面3とは一部で環状に接するけであるか
ら摩擦は大きくなることがない。また弧状の嵌合
部7により栓本体1が傾くおそれは僅かな間隙g
を存してガイド筒部6と嵌合する挿入管部8の構
成により除かれる。
(実施例) 図示実施例により説明すると、栓本体1を嵌め
る受金具2は口部にテーパ内周面3を一定寸法内
方まで設けてあり、その面の中位置に断面円形の
溝4を内周を一周して形成し、そこに弾力材より
成るO−リングがシールリング5として嵌着させ
てあり、テーパ内周面3の下端は段弧状部9を介
して、より小口径のガイド筒部6へ続き、該筒部
6の下端にはストレーナ10を載せる段部11が
設けてある。
栓本体1は下面に、シールリング5に接する嵌
合部7と、ガイド筒部6に遊嵌する挿入筒部8を
有し、嵌合部7は凸円弧状の断面に形成すること
によりテーパ内周面3と接したとしても線状に接
するだけで済むようになつており、挿入筒部8は
基部で前記段弧状部9の径以下の外径を有しかつ
下端に向うテーパ状に形成され、故に、ガイド筒
部6との間は常に僅かな隙間gが生ずる。
12は本体上面に凹設した凹部、13はそこに
固着した吊金具、14は鎖を取付ける吊輪で凹部
12は吊輪14が突出しない大きさに設けられ、
それにより足指等を引掛ける危険をなくしてい
る。また15は受金具2の接続部、16はその外
周に嵌合させたツバリング、17は排水管で、接
続部15との間にはコーキング材18を充填する
のが良い。本管が詰つたときの漏水を防ぐためで
ある。19は受金具2の外周縁に突設した突片を
示すが、従来は栓を引上げるとき鎖が切れる程の
力を要し受金具2の負担もそれだけ大きかつたの
に対し、本考案では全くその心配はない。しかし
原因を別にしても、受金具2が容易に外れては困
るため設けたものである。
(考案の効果) 従つて本考案によれば栓本体1はシールリング
5によつて受支えられ、受金具2とはその弧状嵌
合部8でテーパ内周面3と接するのみであるから
上からの荷重により圧しつけられても受金具に密
嵌してしまうことがなく、開栓に際しては栓本体
と水圧にのみ抗すればよいから作業が容易であ
り、また下部は僅かな間隙gを存してガイド筒部
6に遊嵌されるから傾いて栓がされることもな
く、構造的にも簡易であるから製造が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る止水栓の一実施例を示すも
ので第1図は縦断面図、第2図は平面図である。 1……栓本体、2……受金具、3……テーパ内
周面、4……溝、5……シールリング、6……ガ
イド筒部、7……嵌合部、8……挿入管部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 栓本体1とその受金具2とから成り、受金具2
    の口部にテーパ内周面3を設けた止水栓であつ
    て、前記テーパ内周面3に沿つて環状に溝4を形
    成し、そこにシールリング5を嵌着するととも
    に、テーパ内周面の下部に小径のガイド筒部6を
    形成し、一方栓本体1の下面に前記シールリング
    5と密接する嵌合部7を弧状に形成し、その下部
    にガイド筒部と僅かな間隙gを存して嵌合する挿
    入管部8を形成したことを特徴とする止水栓。
JP16181985U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0220537Y2 (ja)

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JP16181985U JPH0220537Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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JP16181985U JPH0220537Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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JPS6269669U JPS6269669U (ja) 1987-05-01
JPH0220537Y2 true JPH0220537Y2 (ja) 1990-06-05

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JP2022134967A (ja) 2021-03-04 2022-09-15 株式会社フジミインコーポレーテッド 粉体、フィラー、組成物、フィラーの製造方法

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JPS6269669U (ja) 1987-05-01

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