JPH0220516B2 - - Google Patents

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JPH0220516B2
JPH0220516B2 JP56213929A JP21392981A JPH0220516B2 JP H0220516 B2 JPH0220516 B2 JP H0220516B2 JP 56213929 A JP56213929 A JP 56213929A JP 21392981 A JP21392981 A JP 21392981A JP H0220516 B2 JPH0220516 B2 JP H0220516B2
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JP
Japan
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liquid
container
filling
valve
exhaust passage
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JP56213929A
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Hitoshi Ishihara
Kazunori Murao
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は壜詰機、小型樽詰機等の液充填機に応
用できる長い充填管を有する液充填方法に関する
ものである。
(従来の技術) 第1図は従来の容器充填装置の概略構成図、第
2図は第1図の部分詳細図である。第1図、第2
図において容器7がバルブブロツク6に押し当て
られると、エアシリンダ装置19bにより弁15
を開き、カウンタ通路17、充填管18を介して
容器7内に炭酸ガスが流入される。このようにし
て充填タンク2の内圧と容器7の内圧とが同一圧
力になると、エアシリンダ装置19bによりプラ
ンジヤー19cを介して弁15を閉じる。なお、
液タンク1は充填タンク2と排気室3により構成
される。
次いで、シリンダ装置19aによりプランジヤ
ー19dを介して弁11と排気弁13とを開き、
液の充填を行なう。また弁11が開くと、充填タ
ンク2から液管16を介してバルブブロツク6に
液Bが導かれる。そして前記液Bは充填管8から
容器7内に流入し、同容器7内の気体はベントチ
ユーブ9、排気通路12、フロート14、排気弁
13、連通管18を介して排気室3へと流れる。
なお、排気室3は充填タンク2の圧力より低いあ
る一定の圧力に保持されている。
充填管8から流入した液Bの液面が、ベントチ
ユーブ9の下端に達すると、排気通路12に液B
が流入し、フロート14を押上げて排気通路12
を閉鎖する。これにより充填タンク2からの液B
の流入が停止し、充填が終了する。そしてシリン
ダ装置19aによつて弁11、排気弁13を閉じ
る。
次いで図示しないスニフト弁を操作してスニフ
ト通路4を開き、容器7上部の圧力を大気に放出
したのち、容器7を下降させる。この下降中に、
図示しない手段により充填管8の上部を大気に連
通させ、充填管8内の残存液を第2図の如く容器
7内に落下させる。
容器7が充填装置から取り除かれると、弁15
を開いて充填管8内の残存液(付着液)を充填タ
ンク2内の炭酸ガスにより機外へ排出するととも
に、プランジヤー23を操作して、排気室3内圧
力でベントチユーブ9、排気通路12、フロート
14内の残存液をベントチユーブ9から機外へ排
出する。
残存ビールへの掃除終了後、充填をうける次の
容器7がバルブブロツク6に再び押し当てられ、
同様の工程が繰返えされる。
容器が充填装置から取り除かれた後、充填管
8、ベントチユーブ9、排気通路12、フロート
14内の残存液が機外へ排出されるのは、次の容
器7がバルブブロツク6に押し当てられ、再び充
填行程が開始されると、前記部分に残存した液、
特に充填管8内の付着液がカウンタガスにより容
器7内にまき散らされ、充填液の発泡の原因にな
つたり、排気通路12が塞がつて充填不能になつ
たり、前記部分に残存することにより雑菌の発生
の原因となつたりして好ましくないためである。
(発明が解決しようとする課題) しかし従来の装置では、残存液を次の充填行程
に先立つて機外へ排出するようにしているため、
室内に雑菌等が発生するのを完全に防止すること
はできず、作業環境を著しく悪化させる要因とな
つていた。
本発明は液充填後バルブブロツクに容器が押し
当てられている状態で、もしくは容器の下降中
に、充填タンク上部のカウンタガスにより、充填
管、排気通路、フロート内の残存液を前記容器内
に流入させるようにすることにより、次の充填工
程の際の容器への残存液の流入を無くし、また機
外への残存液の排出を無くすようにした長い充填
管を有する液充填方法を提供せんとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、長い充填管を容器の底部近
くまで挿入して液を充填する方法において、容器
への液充填が終了し、液タンクと充填管との間の
液通路が閉じられ、液の充填された容器内上部空
間が大気圧に解放された後、あるいは同上部空間
の減圧時、充填タンクの上部と容器内を連通させ
ることにより排気通路に上昇した残留液を容器内
に押し戻し、かつ充填タンクの上部と充填管上部
を連通させることにより充填管内残留液を容器内
に落下させるようにした方法であり、これを課題
解決のための手段とするものである。
また本発明は、長い充填管を容器の底部近くま
で挿入して液を充填する方法において、容器への
液充填が終了し、液タンクと充填管との間の液通
路が閉じられた後、排気通路を大気と遮断して密
閉し、充填タンクの上部と前記排気通路を連通さ
せることにより排気通路にカウンタガスを閉じ込
め、次いで液の充填された容器内上部空間を大気
圧に解放し、同上部空間の減圧に伴う前記排気通
路内ガスの膨張により排気通路に上昇した残留液
を容器内に押し戻し、しかる後充填タンクの上部
と充填管上部を連通させることにより、充填管内
残留液を容器内に落下させるようにした方法であ
り、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
(作用) 液タンクより容器内への液の充填が進行して充
填液面が上昇すると、液が排気通路の下端より流
入して排気通路は塞がれ、液充填通路にある液弁
が閉止し、容器内のヘツドスペースにはガスが閉
じ込められる。次いで液供給通路の液弁が閉じら
れた後、容器内のヘツドスペースは大気に解放、
あるいは減圧され、液充填タンク内のカウンタガ
スがガス通路上の弁を押し開き、前記排気通路に
流入している液を容器内に押し戻す。また排気通
路の液を容器内に押し戻した後、液充填タンクの
上部と充填管上部を連通させ、充填管内の残留液
を容器内に落下させる。
また本発明の第2番目の発明では、液充填後液
弁が閉じられると同時に排気通路を大気と遮断
し、液充填タンクの上部と排気通路を連通させる
ことによりカウンタガスが排気通路に流入し、排
気通路が液充填タンクと同圧になると、排気通路
にカウンタガスを閉じ込める。次いで容器内のガ
スを通路を絞りながら大気圧に解放することによ
り、容器内ヘツドスペースは減圧される。これに
より排気通路内に閉じ込められたカウンタガスは
膨張し、排気通路内の液を容器内に押し戻す。こ
のように液を容器内に押し戻した後液タンク上部
と液充填管上部を連通させることにより、カウン
タガスが充填管上部に流入し、充填管内残留液は
容器内に落下する。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面について説明する
と、第3図は本発明の実施例を示す充填機の断面
図、第4図は充填機の平面図である。図において
20は充填される容器、21は充填タンク、22
は充填管、23はバルブブロツク50に充填タン
ク21と充填管22間を連通するように形成され
た液通路47を開閉する液弁である。
24はバルブブロツク50と液弁23間に設け
られたバネ、25は充填タンク21の上部空間と
バルブブロツク50に設けられたシール部材40
に、口部をシールされた容器20内に位置するよ
うに設けられたカウンタ通路、26はカウンタ通
路25を開閉するカウンタ弁であり、3個の接続
口を有し、2個はカウンタ通路25に接続され、
他の1つの接続口はカウンタ通路25より分岐す
るようになつている。27はカウンタ弁26の分
岐口とシール部材40に口部をシールされた容器
20の上部空間内の前記位置とは異なる位置との
間を連通するように設けられた排気通路で、途中
にオリフイス100、ブロー弁48、フロート弁
28を設けている。フロート弁28はボール28
a、ストツパ28b、シール面28cを有する。
29は排気通路27のオリフイス100とブロ
ー弁48間の分岐点と、大気に連通する大気解放
タンク30とに連通する通路で、途中に流量制御
弁31、小オリフイス32を設けている。33は
一端がバルブブロツク50に設けられたシール部
材40に口部をシールされた容器20内の前記カ
ウンタ通路および排気通路の位置とは異なる位置
に設けられ、他端は通路29の小オリフイス32
と大気解放タンク30間との間に連通する通路
で、スニフト弁34と小オリフイス32より絞り
抵抗の小さいオリフイス35が設けられている。
36は一端が充填管22の基部に開口し、ブロ
ー弁48の分岐口に他端が接続される通路、37
は流量制御弁31の分岐口と通路33のスニフト
弁34と大オリフイス35間との間を連通する通
路、38は図示されていない手段により上下動さ
れるロツド、39は図示されていない手段により
昇降される容器載台である。
液弁23は常時は充填タンク21内圧力と、充
填管22内大気圧との圧力差により、バネ24の
力に打勝つて充填タンク21、充填管22間を遮
断するように第3図の如く閉じている。なお、
各々の弁は図示しない機械式手段により開閉操作
されるものである。
またカウンタ弁26は、接続口a,b,cが閉
じられた状態、aとbが連通された状態および接
続口bとcが連通された状態に切換えることがで
き、流量制御弁31は接続口d,e,fが閉じら
れた状態、接続口d,e,fが連通された状態、
およびdとeが連通された状態に切換えることが
でき、ブロー弁48は接続口g,h,kが閉じら
れた状態、接続口gとhが連通された状態および
gとkが連通された状態に切換えることができ、
スニフト弁34は開または閉に切換えることがで
きるようになつている。なお、41は割出しスク
リユー、42は入口スターホイール、43は充填
機、44は転送スターホイール、45は打栓機、
46は出口スターホイールである。
次に作用を説明すると、容器20は割出しスク
リユー41、入口スターホイール42を介して充
填機43に送られる。充填機43の周りには、充
填機43のバルブブロツク50に同調して充填機
43の周りを移動する容器載台39があり、容器
20は容器載台39に載置される。また容器20
は充填機の矢印方向の回転とともに移動される間
に液が充填され、転送スターホイール44を介し
て打栓機45に送られて打栓され、出口スターホ
イール46により排出される。
次に充填工程を詳細に説明する。先ず容器載台
39の上昇により容器20がシール部材40に押
し当てられると、カウンタ弁26の接続口aとb
間は連通される。一方カウンタ弁26の接続口a
とc、bとc間、流量制御弁31の接続口d,
e,f、ブロー弁48の接続口g,h,k、スニ
フト弁34および液弁23は閉じている。またカ
ウンタ弁26の接続口aとb間の連通により、充
填タンク21よりカウンタガスがカウンタ通路2
5を介して容器20に導入され、容器20内は充
填タンク21内と同圧にされる。
容器20内が充填タンク21内と同圧にされる
と、カウンタ弁26の接続口aとb間が閉じられ
るとともに、ロツド38が図示しない手段により
持上げられて、液弁23がバネ24の作用により
上昇し、充填タンク21、充填管22間が連通し
液の充填が開始される。
充填開始時の液が容器底に衝突するまでの短か
い間、流量制御弁31の接続口d,e,f間は閉
じられているため、液の流量は容器内ガス圧力上
昇に伴い非常に低く抑えられ、したがつて、容器
底部への衝突時の衝撃は緩和され、発泡、ガス巻
込みは最小限に抑えられる。次に流量制御弁31
の接続口dとe間およびブロー弁48の接続口g
とh間が連通され、容器20内ガスは排出通路2
7の下端よりフロート弁28を通つて通路29へ
と至り、小オリフイス32により絞られながら大
気解放タンク30を介して大気に排出される。
この過程で充填速度は低く抑えられながら進行
し、充填液面が充填管22の下端に到達した後、
ブロー弁48の接続口gとh間は連通されたまま
流量制御弁31の接続口d,e,f間がともに連
通され、容器20内ガスは小オリフイス32およ
び大オリフイス35を介して大気解放タンク30
へと排出されることになる。したがつて、容器2
0内ガスの排出量は大きくなり、充填速度は高ま
る。
次に充填液面が上昇して液が排気通路27の下
端より流入し、フロート弁28のボール28aを
押し上げ、ボール28aがシール面28cに押し
当てられると、容器20内のガスの排出通路は塞
がれ、液の容器内への流入が止まつて容器20内
のヘツドスペースにはガスが閉じ込められる。ま
た排気通路27の下端位置により充填後の最終液
面が決定される。
次いで、ロツド38が押し下げられて液弁23
が閉じられる。なお、液弁23の閉止は、容器3
0内の液中の気泡が上昇するのを待つて(ホール
ド行程)行なつてもよい。液弁23が閉じられる
と同時に、流量制御弁31の接続口d,e,f間
は閉じられ、ブロー弁48の接続口gとh間は
夫々連通のままスニフト弁34は開にされる。こ
のときカウンタ弁26の接続口a,b,c間およ
びブロー弁48のgとk、hとk間は閉じられて
いる。
これにより容器20内のガスは、通路33から
スニフト弁34を介して大オリフイス35により
絞られながら大気解放タンク30より大気に排出
され、容器20内のヘツドスペースは大気圧に解
放される。
容器20内ヘツドスペースが大気圧に解放され
ると、スニフト弁34は開、およびブロー弁48
の接続口gとh間は連通のままカウンタ弁26の
接続口bとc間が連通され、充填タンク21内の
カウンタガスはオリフイス100、ブロー弁48
の接続口gとh間を介してフロート弁28のシー
ル面28cを塞いでいるボール28aをストツパ
28bに押し付けるように押し下げ、排気通路2
7の液を容器20内に押し戻す。
また排気通路27に上昇した液の通路は狭いた
め、排気通路27の両端を大気に解放しても、液
の表面張力により液は保持され、落下しない。こ
の不具合を解消するために本発明は有効である。
排気通路27の液を容器20内に押し戻すと、
各弁状態を保持したままブロー弁48のみ切換え
られ、接続口gとk間が連通され、gとh間、h
とk間は遮断される。したがつて充填タンク21
のカウンタガスは、オリフイス100、ブロー弁
48の接続口gとk間を介して通路36に導入さ
れ、充填管22の液は容器20内に落下すること
になる。また充填管22の液追い出し後、カウン
タ弁26の接続口bとc間は閉じられる。
排気通路27および充填管22の液追い出し行
程による容器20内のヘツドスペース昇圧分は、
スニフト弁34、大オリフイス35を介して大気
解放タンク30より大気に解放される。以上の充
填行程が終了すると、容器載台39は下降し、容
器20は容器載台39の移動により転送スターホ
イール44に受け渡される。
液が排気通路27に流入してボール28aをシ
ール面28cに押し当てた状態では、容器内液面
は排気通路27下端より上昇しており、排気通路
27内および充填管22内の夫々の液の容器20
内への追い出し行程では、液は容器20内の液中
に放出されることとなるが、絞り100を設けた
ことにより、充填タンク21からのカウンタガス
は、絞り100の絞り率に見合つた分だけ供給さ
れるため、液の容器20内の液中への放出は緩や
かとなり、容器20内の液の発泡は低く抑えられ
ることになる。また絞り100に代えて絞り10
0を設けた部分の通路直径を小さくするようにし
てもよい。
なお、排気通路27の液の押し戻しは、容器2
0内ヘツドスペースが前記したスニフト弁34の
操作により大気圧に解放された後、容器20を下
降させながら、容器20内液面が排気通路下端よ
り下つた過程から行なうようにしてもよい。
また液弁23が閉じられ、容器20内ガスが大
気に排出される行程において、カウンタ弁26の
接続口bとc間を連通し、充填タンク21のカウ
ンタガスを排気通路27に導入し、容器20内ヘ
ツドスペースの減圧にともない排気通路27の液
を容器20内に押し戻していくようにしてもよ
い。
一方、ブロー弁48を以上の実施例に追加して
接続口g,h,k間が連通するようにして、充填
管22および排気通路27の夫々の液の追い出し
行程時、充填タンク21のカウンタガスをブロー
弁48の接続口gとkおよびgとhを介して夫々
通路36、排気通路27に導入し、同時に充填管
22と排気通路27の容器20内への液の追い出
しを行なうようにしてもよい。
次に他の実施例として構造は前記実施例と同一
であるが、作用の異なるものを説明すると、液充
填後、液弁23が閉じられると同時に、流量制御
弁31の接続口d,e,f間は閉じられ、カウン
タ弁26のbとc間のみが連通され、カウンタガ
スが排気通路27に流入して、排気通路27が充
填タンク21と同圧になると、カウンタ弁26の
接続口a,b,cは全て閉じられる。
カウンタ弁26の接続口a,b,cが閉じられ
ると同時に、スニフト弁34が開かれると、容器
20内のガスは通路33からスニフト弁34を介
して大オリフイス35により絞られながら大気解
放タンク30より大気に排出され、容器20内の
ヘツドスペースは大気圧に解放される。なお、こ
のスニフト行程において排気通路27内に閉じこ
められたカウンタガスは、容器20内ヘツドスペ
ースの減圧にともない膨張して、フロー弁28内
のボール28aをストツパ28bに押しあて、排
気通路27内の液を容器20内に押し戻す。
排気通路27の液を容器20内に押し戻すと、
カウンタ弁26の接続口bとc間のみが連通する
と同時に、ブロー弁48の接続口gとk間が連通
し、gとh、hとk間が遮断される。またその他
の弁は前と同じ状態を保つている。したがつて充
填タンク21のカウンタガスは、オリフイス10
0、ブロー弁48の接続口gとk間を介して通路
36に導入され、充填管22の液は容器20内に
落下することとなる。充填管22の液追い出し
後、カウンタ弁26の接続口bとc間は閉じられ
る。なお、充填管22内液の容器20内への落下
の行程は、容器20の下降中に行なつてもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されてお
り、容器内への液充填後容器がシール部材に押し
当てられている状態で、もしくは容器の下降中に
充填管および排気通路下端からフロート弁間に残
留する液を容器内に押し戻すようにしたので、発
泡や液詰まりのない確実な液充填が保証され、ま
た液の機外への放出がないため、作業環境の悪化
防止等が可能となり、更に液ロスも防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の容器充填装置の側断面図、第2
図は第1図における要部の詳細図、第3図は本発
明の実施例を示す充填機の縦断面図、第4図は充
填機の平面図である。 図の主要部分の説明、20……充填される容
器、21……充填タンク、22……充填管、23
……液弁、26……カウンタ弁、27……排気通
路、30……大気解放タンク、40……シール部
材、43……充填機、47……液通路、50……
バルブブロツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長い充填管を容器の底部近くまで挿入して液
    を充填する方法において、容器への液充填が終了
    し、液タンクと充填管との間の液通路が閉じら
    れ、液の充填された容器内上部空間が大気圧に解
    放された後、あるいは同上部空間の減圧時、充填
    タンクの上部と容器内を連通させることにより排
    気通路に上昇した残留液を容器内に押し戻し、か
    つ充填タンクの上部と充填管上部を連通させるこ
    とにより充填管内残留液を容器内に落下させるこ
    とを特徴とする長い充填管を有する液充填方法。 2 長い充填管を容器の底部近くまで挿入して液
    を充填する方法において、容器への液充填が終了
    し、液タンクと充填管との間の液通路が閉じられ
    た後、排気通路を大気と遮断して密閉し、充填タ
    ンクの上部と前記排気通路を連通させることによ
    り排気通路にカウンタガスを閉じ込め、次いで液
    の充填された容器内上部空間を大気圧に解放し、
    同上部空間の減圧に伴う前記排気通路内ガスの膨
    張により排気通路に上昇した残留液を容器内に押
    し戻し、しかる後充填タンクの上部と充填管上部
    を連通させることにより、充填管内残留液を容器
    内に落下させることを特徴とする長い充填管を有
    する液充填方法。
JP21392981A 1981-12-29 1981-12-29 長い充填管を有する液充填方法 Granted JPS58125496A (ja)

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