JPH02204582A - 建造物の制振装置 - Google Patents
建造物の制振装置Info
- Publication number
- JPH02204582A JPH02204582A JP2457289A JP2457289A JPH02204582A JP H02204582 A JPH02204582 A JP H02204582A JP 2457289 A JP2457289 A JP 2457289A JP 2457289 A JP2457289 A JP 2457289A JP H02204582 A JPH02204582 A JP H02204582A
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- JP
- Japan
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- movable body
- building
- dampers
- hydraulic cylinders
- frame
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、ビルやタワー等の建造物の地震等による動揺
を抑える制振装置の改良に関する。
を抑える制振装置の改良に関する。
（従来の技術）
ビル等の建造物の地震による動揺を制振する制振装置と
して、建造物の屋上などに第３図に示すように所定の質
量を持つた可動体（マス）１を水平変位自由に支持し、
この可動体１と建造物２０との間に水平方向に油圧シリ
ンダ４と５を介装したものが知られている。
して、建造物の屋上などに第３図に示すように所定の質
量を持つた可動体（マス）１を水平変位自由に支持し、
この可動体１と建造物２０との間に水平方向に油圧シリ
ンダ４と５を介装したものが知られている。
建造物２０が地震などで揺れると、油圧シリンダ４と５
に作動油が供給され、可動体１は油圧シリンダ４と５の
伸縮により慣性抵抗に抗して揺れと同方向へ駆動される
。一方、油圧シリンダ４と５はこの慣性抵抗により建造
物２０に揺れと逆向きの制振力を及ぼし、建造物２０の
揺れを抑制する。
に作動油が供給され、可動体１は油圧シリンダ４と５の
伸縮により慣性抵抗に抗して揺れと同方向へ駆動される
。一方、油圧シリンダ４と５はこの慣性抵抗により建造
物２０に揺れと逆向きの制振力を及ぼし、建造物２０の
揺れを抑制する。
なお、このようにして駆動された可動体１が建造物２０
と衝突して、建造・物２０や可動体１を損傷したり、建
造物２０に異常な衝撃を及ぼすのを防ぐために、可動体
１に面した建造物２０の壁面にはｉ部用の数多くのダン
パ１０が等間隔で取り付けられる。
と衝突して、建造・物２０や可動体１を損傷したり、建
造物２０に異常な衝撃を及ぼすのを防ぐために、可動体
１に面した建造物２０の壁面にはｉ部用の数多くのダン
パ１０が等間隔で取り付けられる。
（発明の課題）
しかしながら、可動体１に面した建造物２０の壁面全部
にこのように数多くのダンパ１０を取り付けることは、
制振装置のコストを上昇させるという問題があった。
にこのように数多くのダンパ１０を取り付けることは、
制振装置のコストを上昇させるという問題があった。
本発明は、以上の問題点を解決すべく、ダンパの配置を
工夫した制振装置を提供することを目的とする。
工夫した制振装置を提供することを目的とする。
＜７１Ｍを達成するための手段）
本発明は、所定の質量を備えた可動体を建造物に水平変
位自由に支持し、この可動体と建造物との間に油圧シリ
ンダを介装した建造物の制振装置において、可動体の側
面に建造物との衝突を緩衝する複数のダンパを備えてい
る。
位自由に支持し、この可動体と建造物との間に油圧シリ
ンダを介装した建造物の制振装置において、可動体の側
面に建造物との衝突を緩衝する複数のダンパを備えてい
る。
（作用）
可動体の側面に備えたダンパは、ダンパを建造物に備え
る場合と比較して、より少数で同等の緩ｍ機能をもたら
す。
る場合と比較して、より少数で同等の緩ｍ機能をもたら
す。
（実施例）
第１図及び第２図に本発明の実施例を示す。
第１図において、可動体１は正方形の上下面とｍ艮の側
面とを備えた所定の質量を有する六面体で、建造物に固
設したフレーム８の門形に形成された上部から４本の平
行なアーム２により水平に吊り下げられ、その外側を第
２図に示すようにフレーム８の正方形の枠状に形成され
た下部に囲まれる。アーム２の下端は可動体１の上面の
四隅にユニバーサルジヨイント３を介して結合し、アー
ム２の上端は同じくユニバーサルシタインド３を介して
フレーム８の上部に結合する。
面とを備えた所定の質量を有する六面体で、建造物に固
設したフレーム８の門形に形成された上部から４本の平
行なアーム２により水平に吊り下げられ、その外側を第
２図に示すようにフレーム８の正方形の枠状に形成され
た下部に囲まれる。アーム２の下端は可動体１の上面の
四隅にユニバーサルジヨイント３を介して結合し、アー
ム２の上端は同じくユニバーサルシタインド３を介して
フレーム８の上部に結合する。
可動体１と７レーム８との間には油圧シリンダ４と５が
互いに直角をなすように介装される。油圧シリンダ４と
５はいずれもシリンダチューブをフレーム８に、ピスト
ンロッドの先端を可動体１の中心部に、それぞれユニバ
ーサルジヨイントを介して結合する。なお、これらの油
圧シリンダ４と５には別に備えた油圧供給装置から建造
物の揺れに対抗する方向に作動油が供給される６また、
可動体１の各側面には周囲を取り巻く７レーム８の下部
と衝突した時の衝撃を緩衝するためにダンパ１０が取り
付けられる。このダンパ１０は例えばゴムなどの弾性材
で構成され、各側面につき３個ずつ配設される。
互いに直角をなすように介装される。油圧シリンダ４と
５はいずれもシリンダチューブをフレーム８に、ピスト
ンロッドの先端を可動体１の中心部に、それぞれユニバ
ーサルジヨイントを介して結合する。なお、これらの油
圧シリンダ４と５には別に備えた油圧供給装置から建造
物の揺れに対抗する方向に作動油が供給される６また、
可動体１の各側面には周囲を取り巻く７レーム８の下部
と衝突した時の衝撃を緩衝するためにダンパ１０が取り
付けられる。このダンパ１０は例えばゴムなどの弾性材
で構成され、各側面につき３個ずつ配設される。
次に作用を説明する。
建造物が動揺すると、可動体１は慣性力により建造物に
対して相対変位しようとする。これに対して、油圧供給
装置から油圧シリンダ４と５に揺れの方向に応じた割合
で作動油が供給され、油圧シリンダと４と５は可動体１
をこの相対変位に逆らって揺れと同方向に駆動する。
対して相対変位しようとする。これに対して、油圧供給
装置から油圧シリンダ４と５に揺れの方向に応じた割合
で作動油が供給され、油圧シリンダと４と５は可動体１
をこの相対変位に逆らって揺れと同方向に駆動する。
この結果、可動体１は４本の平行なアーム２に規定され
る弧に沿って、水平の姿勢を保ったまま揺動する。また
、油圧シリンダ４と５もユニバーサルジヨイントを回転
させつつ、可動体１の変位に対応して水平及び上下方向
に回転する。
る弧に沿って、水平の姿勢を保ったまま揺動する。また
、油圧シリンダ４と５もユニバーサルジヨイントを回転
させつつ、可動体１の変位に対応して水平及び上下方向
に回転する。
そして、この可動体１の変位に伴い、油圧シリンダ４と
５には可動体１の慣性抵抗に基づく反力が作用し、この
反力がシリンダチューブを介してフレーム８に揺れと逆
向きの制振力をもたらす。
５には可動体１の慣性抵抗に基づく反力が作用し、この
反力がシリンダチューブを介してフレーム８に揺れと逆
向きの制振力をもたらす。
なお、相対変位する可動体１とフレーム８との間の摩ｍ
ａ抗は、アーム２の両端のユニバーサルジョイント３内
部の摺動抵抗のみで極めて小さいため、これらの動作は
応答良く効率的に行われる。
ａ抗は、アーム２の両端のユニバーサルジョイント３内
部の摺動抵抗のみで極めて小さいため、これらの動作は
応答良く効率的に行われる。
このようにして、可動体１は建造物の揺れと常に同方向
に駆動され、慣性抵抗に基づく制振力を建造物に及ぼし
て揺れを抑制する。
に駆動され、慣性抵抗に基づく制振力を建造物に及ぼし
て揺れを抑制する。
ところで、建造物の揺れ具合によっては、油圧シリンダ
４と５に駆動された可動体１が大きく変位してフレーム
８の下部に衝突することが考えられる。これに対しては
、可動体１の側面に配設したダンパ１０がフレーム８の
下部に当接することで、可動体１とフレーム８とが直接
衝突するのを防止するが、平行なアーム２に吊り下げら
れた可動体１は口伝変位を起こすことなく、いずれの方
向へも常に同一姿勢を保って変位するので、可動体１の
側面の３つのダンパ１０も７レーム８の下部に常に同時
に接触する。このため、可動体１の衝突エネルギーはこ
れらのダンパ１０により速やかに減衰し、フレーム８や
可動体１が損傷したり、建造物に大きな衝撃を与えるな
どの不都合を生じる恐れはない。また、ダンパ１０を可
動体１に備えたことで、７レーム８に備える場合と比べ
て少数で同等の緩衝作用が得られる。
４と５に駆動された可動体１が大きく変位してフレーム
８の下部に衝突することが考えられる。これに対しては
、可動体１の側面に配設したダンパ１０がフレーム８の
下部に当接することで、可動体１とフレーム８とが直接
衝突するのを防止するが、平行なアーム２に吊り下げら
れた可動体１は口伝変位を起こすことなく、いずれの方
向へも常に同一姿勢を保って変位するので、可動体１の
側面の３つのダンパ１０も７レーム８の下部に常に同時
に接触する。このため、可動体１の衝突エネルギーはこ
れらのダンパ１０により速やかに減衰し、フレーム８や
可動体１が損傷したり、建造物に大きな衝撃を与えるな
どの不都合を生じる恐れはない。また、ダンパ１０を可
動体１に備えたことで、７レーム８に備える場合と比べ
て少数で同等の緩衝作用が得られる。
（発明の効果）
以上のように、本発明は可動体の外周に複数のダンパを
備えたため、建造物側にダンパを設ける場合に比べて、
同じ機能を得るのに必要なダンバの数が少数で済み、そ
の分制振装置のコストを下げることができる。
備えたため、建造物側にダンパを設ける場合に比べて、
同じ機能を得るのに必要なダンバの数が少数で済み、そ
の分制振装置のコストを下げることができる。
第１図は本発明の実施例を示す制振装置の概略側面図、
第２図は同じく概略平面図である。 また、１＠３図は従来例を示す制振装置の概略平面図で
ある。 １・・・可動体、２・・・アーム、４，５・・・油圧シ
リンダ、８・・・フレーム、１０・・・ダンパ。 特許出願人 カヤバエ業株式会社ｒｌＡ
第２図は同じく概略平面図である。 また、１＠３図は従来例を示す制振装置の概略平面図で
ある。 １・・・可動体、２・・・アーム、４，５・・・油圧シ
リンダ、８・・・フレーム、１０・・・ダンパ。 特許出願人 カヤバエ業株式会社ｒｌＡ
Claims (1)
- 所定の質量を備えた可動体を建造物に水平変位自由に支
持し、この可動体と建造物との間に油圧シリンダを介装
した建造物の制振装置において、可動体の側面に建造物
との衝突を緩衝する複数のダンパを備えたことを特徴と
する建造物の制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2457289A JPH02204582A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 建造物の制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2457289A JPH02204582A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 建造物の制振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02204582A true JPH02204582A (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=12141882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2457289A Pending JPH02204582A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 建造物の制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02204582A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0552060A (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-02 | Kajima Corp | 構造物の振動制御方法 |
| JP2006071095A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-03-16 | Sekisui Jushi Co Ltd | 制振装置及び標識柱並びに照明柱 |
| JP2015199586A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | フジテック株式会社 | エレベータ用動吸振器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63217075A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-09 | カヤバ工業株式会社 | 油圧式制振装置 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP2457289A patent/JPH02204582A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63217075A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-09 | カヤバ工業株式会社 | 油圧式制振装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0552060A (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-02 | Kajima Corp | 構造物の振動制御方法 |
| JP2006071095A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-03-16 | Sekisui Jushi Co Ltd | 制振装置及び標識柱並びに照明柱 |
| JP2015199586A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | フジテック株式会社 | エレベータ用動吸振器 |
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