JPH02204523A - 地中連続壁工法及びインタロッキングパイプ - Google Patents

地中連続壁工法及びインタロッキングパイプ

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JPH02204523A
JPH02204523A JP2439289A JP2439289A JPH02204523A JP H02204523 A JPH02204523 A JP H02204523A JP 2439289 A JP2439289 A JP 2439289A JP 2439289 A JP2439289 A JP 2439289A JP H02204523 A JPH02204523 A JP H02204523A
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JP
Japan
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plate
water stop
stop plate
interlocking pipe
concrete
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Pending
Application number
JP2439289A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Ikeuchi
池内 義明
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地中連続壁工法で、特にインタロッキングパ
イプを用いる継手部及びそれに用いるインタロッキング
パイプに関するものである。
〔従来の技術〕
地中連続壁を施工するに際し、継手は連続壁の目的でも
異なるが、コンクリートの廻り込みを防止し、隣接エレ
メントの掘削に支障を与えない構造であること、継手部
に作用するコンクリートの側圧に耐え、変形を起こさな
いこと、施工性が良く、工費が安価であることの条件を
満足させることが要求される。
そして、このような継手部には色々な種類があるが、イ
ンタロッキングパイプを用いる工法が多く採用される。
第7図は、その−例を示すもので、まず掘削4を行い(
a)、次いで壁厚とほぼ同じ径の鋼管によるインタロッ
キングパイプ1をエレメント端に挿入し、また鉄筋かご
2を建込み(b)、掘削溝内にコンクリート3を打設完
了後、該インタロッキングパイプ1を引き抜き(C)、
これによってコンクリート3の壁端に半円形のキーが形
成されるので、次のエレメントの掘削4を行う(d)。
このキーが剪断力に対する抵抗性と止水性を備えた施工
ジヨイントになる。
なお、キーの形状はインタロッキングパイプ1の形状に
より様々なものができ、半円形のものに限定はされない
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記第7図に示すようなインタロッキングパイ
プ1を用いた隣接エレメント間の直継手方式では、イン
タロッキングパイプ1の形状、構造および引き抜き工法
上の制約から、継手部漏水防止用の止水板の建込み・取
代けができない。
すなわち、従来のインタロッキングパイプは、円形もし
もくは矩形断面で止水板を取付けられないものであり、
かつ止水板をロッキングバイブに取付けて建込んでも、
打設コンクリート下部の硬化が始まった時点でこのロッ
キングパイプを徐々に引き抜(ので止水板も引き抜かれ
てしまったり、破損されるおそれがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、止水板の
建込み・取付けを簡単かつ確実に行って、漏水防止に優
れる継手部が得られる地中連続壁工法及びそれに用いる
インタロッキングパイプを提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明は前記目的を達成するため、壁厚とほぼ同じ径の
インタロッキングパイプを工1/メント端に挿入し、コ
ンクリート打設完了後、該インタロッキングパイプを引
き抜き、これによってコンクリートの壁端に接合部を形
成する直継手方式の地中連続壁工法において、地盤側と
コンクリート打設側とで長さ方向に分割して、地盤側を
反力板とし、コンクリート打設側を該反力板に油圧ジヤ
ツキで連結する押圧板とし、また、押圧板のコンクリー
ト打設側に止水板を差し込める空所を設け、ここに押圧
板と油圧ジヤツキで連結する可動部材を配設して止水板
を挟み込み固定可能としたインタロッキングパイプを使
用し、この可動部分で止水板を挟み込み固定し、止水板
付のインタロッキングパイプを建込み、コンクリート打
設完了後可動部分を逆方向に動かしてインタロッキング
パイプから止水板を解放し、インタロッキングパイプの
み引き抜き撤去することを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、インタロッキングパイプはコンクリー
ト打設側にジヤツキによる可動部分を有し、止水板を挟
み込み固定することで、止水仮付のインタロッキングパ
イプとして建込むことができる。
そして、コンクリート打設完了後はこの可動部分を逆方
向に動かしてインタロッキングパイプから止水板を解放
し、インタロッキングパイプのみ引き抜き撤去すること
で止水板だけをコンクリートに埋設して残すことができ
る。
[実施例] 以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の地中連続壁工法及びインタロッキング
パイプの第1実施例を示す平面図、第5図は同上側面図
、第6図は同上正面図である。
先に本発明のインタロッキングパイプ5について説明す
ると、全体が矩形断面のもので、地盤側とコンクリート
打設側とで長さ方向に分割し、地盤側をコ字形状の反力
板6とし、コンクリート打設側をこの反力板6内に一部
挿入して摺動する略矩形断面の押圧板7とした。これら
反力板6と押圧板7とは一本または複数本の油圧ジヤツ
キ8で連結する。
また、押圧板7もコンクリート打設側に後述の止水板9
の約半分を差し込めるだけの空所を設け、ここに可動部
材として矩形断面の鋼管からなる第2の押圧板10を配
設して、該第2の押圧板10で前記空所を閉塞できるよ
うにした。この第2の押圧板10と押圧板7も油圧ジヤ
ツキ11で連結する。
図中12は反力板6内に取付けた接続棒で、内部を中空
としてここに油圧管13を配設し、この油圧管13と前
記油圧ジヤツキ8や油圧ジヤツキ11をジヤツキ操作用
油圧ホース14で接続する。
なお、このような断面形状のインタロッキングパイプ5
は接続棒12と反力板6の部分を利用して長さ方向に必
要本数接続し、所定の長さのロッキングパイプとするこ
とができる。
また、この第1実施例では単純な板体の止水板9に対応
するものとして、押圧板7と第2の押圧板10との接合
面は平坦面としたが、第2実施例として第2図に示すよ
うに十字形の止水板9に対応できるように、第2の押圧
板を10a、10bの二つにし、お互い同士の接合面に
溝15を設けて止水板9の十字部分を取り込めるように
することもできる。
次に、このようなインタロッキングパイプ5を用いて行
う本発明工法について説明する。
■まず、インタロッキングパイプ5の油圧ジヤツキ8、
油圧ジヤツキ11をすべて収縮させ、押圧板7と第2の
押圧板10とは何れも引っ込んだ状態にしておく。
■1本本目建込み後に最下端に位置する)のインタロッ
キングパイプ5の押圧板7と第2の押圧板10との間に
止水板9を挟み込み、油圧ジヤツキ11を伸長して固定
する。
■このようにして止水板9を一部突出するように挟み込
んだインタロッキングパイプ5を掘削溝の所定の位置に
挿入し、上部をガイドウオール(図示せず)上に固定す
る。
■ガイドウオール上に固定されたインタロッキングパイ
プブ5に2本口のインタロッキングバイブ5を接続する
■2本口のインタロッキングパイプ5の押圧板7と第2
の押圧板lOとの間に止水板9を建込み、この止水板9
を先行(1本口のインタロッキングパイプ5に固定され
た)の止水板9と溶接・接続する。
なお1作業の都合上、止水板9の溶接・接続をしてから
インタロッキングパイプを建込んでもよい。
■2本日のインタロッキングパイプ5の油圧ジヤツキ1
1を伸長して止水板9を固定する。
■1木目のインタロッキングパイプブ5とガイドウオー
ルとの固定を解放して、止水板9を挟み込んだロッキン
グパイプを溝中に降下させ、上部をガイドウオール上に
固定する。
■以下、同様に所定の深度に達するまで、■〜■の作業
を繰り返す。
■油圧ジヤツキ8を伸長して押圧板7を押し出す。
[相]地中連続壁の先行エレメントの鉄筋かごを建込む
作業の都合上、鉄筋かごを建込んでから油圧ジヤツキ8
を伸長してもよい。
■地中連続壁のコンクリートを打設する。
@コンクリートの硬化の程度を計測しながら、硬化が開
始した時点(コンクリートの流動が発生しない状態)で
、当該インタロッキングパイプ5の油圧ジヤツキ8や油
圧ジヤツキ11を収縮させ、止水板9と第2の押圧板1
0、押圧板7とコンクリートとの“縁切り″を行う。こ
の場合、油圧ジヤツキ11の収縮を先にし、次いで油圧
ジヤツキ8の収縮を行うこととする。
■最上段のインタロッキングパイプ5までのジヤツキ8
.11の収縮、押圧板7.lOの引き込みが完了したの
ち、クレーン又は引き抜き機でインタロッキングパイプ
5を溝中より引き抜き撤去する。
■連続壁用掘削機で後行エレメントの掘削を行う。
■掘削溝中に後行エレメントの鉄筋かごを建込む。
[相]コンクリートを打設する。
0以上の作業により、継手部に継手部漏水防止用の止水
板9の建込み、取付けが確実、かつ簡単にでき、しかも
インタロッキングパイプ5の引き抜き力を大幅に低減で
きる。
第3図、第4図は本発明の第3実施例、第4実施例を示
すもので、インタロッキングパイプ5は全体を円形断面
のものとした。
すなわち、地盤側とコンクリート打設側とで長さ方向に
分割して地盤側を半円形状の反力板6とし、コンクリー
ト打設側をこの反力板6内に一部挿入して摺動しかつ相
互に合わさって残りの半円部をなす扇形の押圧板7a、
7bとする。
この扇形の押圧板7a、7bは可動部材としての役割も
有し、反力板6と押圧板7a、7bとは油圧ジヤツキ8
で連結する。
また、押圧板7a、7bはコンクリート打設側に止水板
9の約半分を差し込めるだけの空所を設けた。
本実施例では接続棒12は中央に押圧板7a、7bの回
転軸体として設け、内部を中空としてここに油圧管13
を配設し、この油圧管13と前記油圧ジヤツキ8をジヤ
ツキ操作用油圧ホース14で接続する。
第3図に示す第3実施例では単純な板体の止水板9に対
応するものとしたが、第4図に示す第4実施例では十字
形の止水板9に対応できるように、押圧板7a、7bに
は溝15を設けて止水板9の十字部分を取り込めるよう
にした。
このような円形断面のインタロッキングパイプ5を用い
る本発明工法も、前記第1.第2実施例の場合と同様な
ので、詳細説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の地中連続壁工法及びそれに用
いるインタロッキングパイプは、壁厚とほぼ同じ径のイ
ンタロッキングパイプをエレメント端に挿入し、コンク
リート打設完了後、該インタロッキングパイプを引き抜
き、これによってコンクリートの壁端に接合部を形成す
る直継手方式を採用する場合において、止水板の建込み
・取付けを簡単かつ確実に行って、漏水防止に優れる継
手部が得られるものである。
また、インタロッキングパイプの引き抜く力を大幅に低
減でき、施工の合理化を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の地中連続壁工法及びインクロンキング
パイプの第1実施例を示す平面図、第2図は同上第2実
施例を示す平面図、第3図は第3実施例を示す平面図、
第4図は第4実施例を示す平面図、第5図は第1実施例
での側面図、第6図は同上正面図、第7図は従来例を示
す説明図である。 1.5・・・インタロッキングパイプ 2・・・鉄筋かご    3・・・コンクリート4・・
・掘削      6・・・反力板7.7a、7b・・
・押圧板 8.11・・・油圧ジヤツキ9・・・止水板10、10
a、 10b・・・第2の押圧板12・・・接続棒  
   13・・・油圧管14・・・油圧ホース 15・・・溝 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)壁厚とほぼ同じ径のインタロッキングパイプをエ
    レメント端に挿入し、コンクリート打設完了後、該イン
    タロッキングパイプを引き抜き、これによってコンクリ
    ートの壁端に接合部を形成する直継手方式の地中連続壁
    工法において、インタロッキングパイプのコンクリート
    打設側にジャッキによる可動部分を長さ方向に設け、こ
    の可動部分で止水板を挟み込み固定し、止水板付のイン
    タロッキングパイプを建込み、コンクリート打設完了後
    可動部分を逆方向に動かしてインタロッキングパイプか
    ら止水板を解放し、インタロッキングパイプのみ引き抜
    き撤去することを特徴とした地中連続壁工法。
  2. (2)地盤側とコンクリート打設側とで長さ方向に分割
    して、地盤側を反力板とし、コンクリート打設側を該反
    力板に油圧ジャッキで連結する押圧板とし、また、押圧
    板のコンクリート打設側に止水板を差し込める空所を設
    け、ここに押圧板と油圧ジャッキで連結する可動部材を
    配設して止水板を挟み込み固定可能としたインタロッキ
    ングパイプ。
JP2439289A 1989-02-02 1989-02-02 地中連続壁工法及びインタロッキングパイプ Pending JPH02204523A (ja)

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